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41. ジョーカー 評価が高かったので見たけど、暗くてキモくて残虐で不愉快でした。どこまでが現実でどこまでが妄想なのかわかりません。私の理解を超えていました。[インターネット(字幕)] 2点(2020-10-09 18:34:22) 42. 楽聖ショパン ほかの方々のご指摘どおり間違いが多いし、ストーリーが単純化されすぎている。だけど、1945年のアメリカ映画ならば、これ以上を期待するのは酷かと。1945年に日本がどういう状況だったかを考えると特に。俳優さんがショパンのイメージにまったく合わないが、ピアノが弾ける俳優さんがほかに見つからなかったのかも。ピアノもちゃんとプレイエルのピアノを使ってるみたいだし、がんばって作ったのでは。[インターネット(字幕)] 6点(2020-10-03 11:34:06) 43. 七つの会議 《ネタバレ》 池井戸作品と知らずに見ていましたが、役者さんたちもノリも半沢直樹そっくりで、おかしいなと思っていたら東京中央銀行が出てきたので、池井戸作品と気づきました。 ミッチーがネジの強度偽装にたどりついたところでは、あまりのおもしろさに、「この映画はとんでもない傑作かもしれない」と思いました。野村萬斎がボロアパートで別れた妻子と写った写真を前に泣く姿を見たときは、てっきりイスが壊れて我が子を亡くしたのかと思いました。が、それはミスリードで、後半の展開は今ひとつでした。半沢直樹のようにスッキリした終わり方ではありません。でも現実はこんなふうにスッキリと終わらないものなのでしょうね。 現実といえば、ほかの方々も書いているように、あの会社のブラックさやパワハラは現実離れしており、滑稽です。また、最後の野村萬斎の長台詞は、どんないいことを言ってくれるのかと思ったら、長いだけで全然心に響かず、かえって興ざめでした。半沢直樹の長台詞は、明日から仕事がんばろうという気になるのですがね。 半沢直樹と同じようにミッチーがいい味出してますが、後半は野村萬斎の活躍で影が薄くなります。[インターネット(邦画)] 7点(2020-09-01 18:08:02)《改行有》 44. 女神の見えざる手 《ネタバレ》 【ネタバレ注意】敵の行動を先読みし、すべて計算ずくで先回りして予想外の罠をしかけておく主人公。周囲が彼女を攻撃するネタを探し回りますが、やっと見つけた小さな違法行為で彼女を聴聞会にかければ、実はその違法行為自体が彼女のしかけた罠。彼女はそれを逆手にとって、大逆転します。 彼女は決して好感の持てる人物ではありませんが、自分のプライバシーとキャリアを犠牲にし、無報酬で働き詰め、実現不可能と思われた法案を通した。どうしてそこまでできるのか? 友だちは誰もいなそう。彼女は正義の味方なのか。それとも狂人なのか。勝つことにとりつかれた異常者なのか。薬の依存症ではあるけれど、刑務所では薬物が手に入らないのに、彼女は彼女だった。何が彼女をそこまで突き動かしていたのか。不思議でした。 【ネタバレ注意】印象的だったのは、彼女を雇うことに大反対し、彼女を大嫌いだった法務の人。聴聞会の最後の証言で、彼女の真意を察知したときの彼の表情、刑務所で面会したときの表情がとてもよかったです。もう彼女を嫌いではなく、もしかして彼なら友だちになれるのかもと思いました。彼女は友だちとは思っていないようですが、面会を受け入れたのは、仕事の話だったからという理由だけではないような気がします。 【ネタバレ注意】すべてを先読みする彼女にとっての想定外だったのはフォードの行動。初対面のときはどう見てもいけすかない信用できない男といった印象。聴聞会に現れたとき、彼女を破滅させに来たのかと思ったら、偽証罪になるのに彼女をかばう証言。そして出所したスローンが、誰かに気づいたところで映画が終わりますが、フォードが迎えに来ていたのでしょうか。このあと、スローンにはどんな未来が待っているのか。そう想像させるラストでした。[インターネット(吹替)] 7点(2020-06-06 14:37:05)(良:2票) 《改行有》 45. インターステラー 《ネタバレ》 長かった~。見終わって、どっと疲れた。ほかの人のレビューにあるように、たしかに引き込まれるように見たが、理論の意味がよくわからんかった。どうしてそう都合よく助かる? どうしてそこで終わる?[インターネット(吹替)] 6点(2020-06-04 17:26:43) 46. ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 《ネタバレ》 前作よりCGが大幅に進歩している。ゲーム参加者の1人がゲームに20年閉じ込められていたという流れは前回と同じ。おもしろいことはおもしろい。なのになんでだろう、前作ほど心に響かない。ボードゲームがなんでTVゲームになっているのかもよくわからない。ジャングルの中で、アラン・パリッシュがここにいたと木に書かれているのは良い。 たぶん、前作の場合、ゲーム参加者全員がとても悲しい悲惨な人生だったが、ゲームが終わったら全員の人生が好転し、死んだ人も生き返っているという心温まるラストとなり、ゲームの前後の落差が大きいのに対し、今作ではゲームの前に、アレックス以外のみんなの人生に悲惨さと悲しさが足りないからだと思う。 あと、キスシーンや子どもには説明しがたい性的な現象などが出てきて、前作のように子どもと安心して見られる作品でなくなっているのも理由のひとつ。主人公のうち4人が高校生なので、高校生受けをねらったのか。[インターネット(吹替)] 6点(2020-05-12 20:34:00)《改行有》 47. 映画ドラえもん のび太の宝島 《ネタバレ》 宝探しの話かと思ったら、奇妙な方向に話が展開し、大人も子どももついてゆけない。親子愛で感動を誘う設定も空回り。藤子先生抜きでの映画作りももう限界でしょう。構想が貧弱すぎます。のび太の両親の服装も昭和すぎて、昭和生まれの私が見てもゲンナリする。[インターネット(邦画)] 5点(2020-04-24 20:23:10) 48. ジュマンジ 《ネタバレ》 最初のイジメのシーンが見ていてちょっとつらいですが、そこをガマンすれば、大爆笑シーンの連続です。今見るとCGがしょぼいですが、それはご愛敬。こんなに腹の底から笑った映画は久しぶりです。 Amazonで見たら、効果音と声のボリュームのバランスが悪く、声が聞こえるボリュームだと効果音がうるさすぎるのが難点でした。[インターネット(吹替)] 9点(2020-04-16 13:24:43)《改行有》 49. ペット2 安心して子どもと見られる、無害でそこそこ笑える映画。ペットたちがさまざまな困難に立ち向かい、成長していくという、ありがちなストーリー。大人にとってはどうということもない映画。だが。コロナウイルスによる緊急事態宣言のさなかに家で見ていると、またいつニューヨークにこんな平和な日々が戻って来るのだろうと思うと、たまらない気持ちになる。[インターネット(吹替)] 6点(2020-04-11 10:28:18) 50. 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 《ネタバレ》 ほのぼのしていて良い映画です。評判どおりに泣けるかどうかを基準にして最初からハードルを上げて見たらかわいそうだと思います。過度な期待を抱かずに、無心で見たほうがいいです。いい作品ですが、これをお金払って映画館で見るかな?と思いました。[インターネット(邦画)] 6点(2020-03-30 13:45:52) 51. 翔んで埼玉 《ネタバレ》 ばかばかしすぎておもしろい!こんなに大笑いして楽しく見られた映画は久しぶりです。こんなばかばかしい映画を本気で作っているのがすごい。GACKTと京本政樹が魔夜峰央の世界観にはまりすぎ!はなわのエンディングテーマがおもしろくて、エンドロールも最後まで見られました。 きょうは日曜日ですが、コロナウイルスの感染防止のため、東京に外出自粛要請が出ています。金曜日に職場(都内)で同僚と、「月曜はどうなっているかな」「東京に入れなくなってたりして」と話してて、同僚が「あたしは埼玉県民だから途中で止められるかも」と言うので「翔んで埼玉みたいに通行手形が必要になったりして!」と言ったら、翔んで埼玉を見た人どうしで大盛り上がり。ウイルスのニュースで沈んでいた雰囲気がなごみました。[インターネット(邦画)] 8点(2020-03-29 13:17:01)(良:1票) 《改行有》 52. 復活の日 《ネタバレ》 新型コロナウイルスのパンデミックで世界中がパニックになっている今、まるで予言のような映画があったと聞き、見てみました。 公開当時、自分は子供でした。角川映画として話題になったのは覚えています。たぶんテレビ放映したときに見たと思いますが、内容は全然覚えていませんでした。全然身につまされなかったのだと思います。今見ると、すごくこわいですね。特に前半のウイルスのシーンが。 内容はツッコミどころ満載ですので、あえて書きません。でも、公開当時、自分は商業主義の角川映画に良い印象を持っていなかったけれど、今では考えられない内容とキャストを見て、このチャレンジ精神は称賛に値すると思いました。[インターネット(字幕)] 7点(2020-03-16 18:08:02)《改行有》 53. マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 いろいろツッコミどころのあるストーリーですね。それはほかの方々がいろいろ書いているので書きません。 高嶋政宏ってこんな品のないクレーマー役をやるんだと思いました。最近は仕事がないのかな。松たか子もこんな役をやるんですね。しかも「年増」と自分のことを言わせちゃうとはびっくり。木村拓哉と長澤まさみは好演だったと思います。 でも、これだけ豪華キャストを揃え、これだけ予算をかけて、この出来かな~と思います。わざわざ高いお金を払って映画館まで足を運びたいと思いますかね。犯人がわかっちゃえば、もう一度見る気にはなれないし。せいぜい友情出演の明石家さんまがどこに出ていたかを確認するために見直すくらい(役名が大竹というのが笑える)。 最後の仮面舞踏会のシーン、最後の食事のシーンは、何のためにあったのかわかりませんでした。[地上波(邦画)] 6点(2020-01-11 23:11:40)《改行有》 54. インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 名作のシリーズものなので見ましたが、がっかりでした。前半がつまらなかったという人もいますが、前半のほうがこのシリーズっぽくておもしろかったと思います。後半のSFオカルト的な展開にはついていけません。あと、2008年の作品なのに作りが古くさい。舞台が1957年だから古くさいのではない。SFオカルトシーンが三流の低予算映画を見ているような感じがした。 ショーン・コネリーとハリソン・フォードの親子関係と比べて、今作で突然現れた息子とハリソン・フォードの親子関係は魅力に乏しい。最近の映画には詳しくないんですが、インディの息子役のシャイア・ラブーフって有名な俳優さんなんですか?私にはただのチンピラにしか見えなかったのですが。 この作品が公開されたころ、ルーカスがシャイア・ラブーフ主演で次回作を作る計画を語っていたのですが、その後どうなったのでしょうね。[CS・衛星(吹替)] 6点(2020-01-11 20:16:19)《改行有》 55. 映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS 《ネタバレ》 エンマ大王の誕生秘話が語られた作品。先代エンマ大王にぬらりひょんが忠義を尽くしていたのもわかりました。 この映画ってターゲットはどの年代なのでしょうか。幼児にはおそろしいシーンも多く、小学生にとっても天涯孤独になったシンが橋から身投げをしようとするなど重たい内容が多く、さりとて中学生以上には子どもっぽい気もして、どの年代にも中途半端に思えます。 主要な登場人物は知らない人ばかり、妖怪も主要な妖怪たちはほとんど出てきません(脇役たちや、ぬらりひょん、先代エンマは出てきますが主役級ではありません)。ウィスパーにそっくりの謎の不気味な執事の臼田、ジバニャンにそっくりで声優も同じのかわいいネコ妖怪の猫又は出てきますが、主要キャラではないので、全然違う話を見ているようです。 大人が見るとそこそこおもしろかったのですが、上述のようにどの年代の子どもにも向いていないような気がするので、子どものいる家庭に安易に勧めることができないと思いました。[インターネット(邦画)] 7点(2019-12-30 20:31:23)《改行有》 56. スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け 《ネタバレ》 レイの正体をネタバレされたくなくて、公開直後に見てきました。レイの正体がわかり、フォースが強力な理由を納得しましたが、意外な人物が親でした。 人がいっぱい死んで悲しいとか、そういうスターウォーズのお約束的なツッコミどころをすべて除外して感想を言うと、とにかくよくできた映画です。 昔からのスターウォーズファンやコアなファンが楽しめる映画です。死んだジェダイマスター、俳優が死んでるはずのレイア、ジェダイじゃないのに死んでも出てくるハンソロ、太ったランド・カルリシアン、そして懐かしいエンドア。昔を思い出しながら、あのタトゥイーンの美しい双子の太陽でラストを迎えます。 レイ、フィン、ポーの3人が、かつてのルーク、ハンソロ、レイアの3人と同じように絶妙な掛け合いを見せてくれます。3人ともすごく成長したなと思います。個人的には、揺れ動く気持ちを秘めたカイロ・レンが好きでした。 息子は、「途中でゴーストが出ていたよ!」(スピンオフアニメの「反乱者たち」に出てくる船)と興奮気味に話していました。きっと細かく見ればいろいろな隠しネタがありそうでした。 「スカイウォーカーの夜明け」の意味は最後の最後でようやく明らかになります。 昔ながらのスターウォーズファンとしては、エピソード7~9は、悪との戦い、そして圧倒的に不利な反乱軍の勝利という、昔からのテーマの焼き直しであり、映画の作り方はかつてのルーカスのスターウォーズとは別物のディズニー映画ではあるけれども、それでもやっぱり傑作と思います。[映画館(吹替)] 8点(2019-12-22 18:14:09)《改行有》 57. パディントン2 《ネタバレ》 前作同様、すごくよかった!! パディントンはブラウン家にいようと刑務所にいようと、周りの人みんなをハッピーにしてくれます。明るい気持ちになる映画です。お子様でも安心して見せられます。 類まれなユーモアや巧妙なストーリーと伏線も前作同様絶好調。息子と前作を見たときに、伏線が豊富なことを学習したので、今回は「これって伏線?」と予想しながら見たり、「そっちかー!」と意表を突かれたり、とにかく楽しめました。 前作はニコール・キッドマンが悪役だったけど、今作はヒュー・グラント! 大物が悪役をやるお約束なんですね。次回作は誰が出るのかな? それにしても、ヒュー・グラントは「落ちぶれたナルシストのかつての名優」という役がとってもはまっているけど、本人は抵抗なかったのでしょうか? あの役をヒュー・グラントにオファーする制作者は度胸がありますね。[インターネット(吹替)] 7点(2019-11-26 18:41:06)《改行有》 58. パディントン 《ネタバレ》 お子様向けのしょうもない映画と思って全然期待しないで見たら、細部まで工夫された大人も楽しめる作品でした。前半に出てきた無意味と思っていたシーンの数々が伏線として丁寧に回収されていき、時には「わー」とか「あー」とか思わず歓声や悲鳴を上げてしまうワクワクドキドキ感のある映画でした。 それにしても、ニコール・キッドマンは異常な美女という役柄がはまり過ぎです。[インターネット(吹替)] 7点(2019-11-24 13:13:11)《改行有》 59. トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 トイストーリーを1、2、3、4と比べていくと、CGの進歩がすごいなと感じます。 迷子のおもちゃを救出して、持ち主の元に戻ってめでたしめでたし、いつものパターン、と思ったら、マジですか、このラストは。あの完ぺきだった3の次回作を作るとなると、いつものパターンではない変化球が必要なのでしょうね。でもこれは賛否が分かれるでしょうね。 ディズニーの最近の傾向として、もはや王子様の来るのを待つじっとお姫様のような女性像を描くのではなく、スターウォーズのレイのように強く成長していく女性像を描くようになったのでしょうね。本作ではボーが勇敢な女性として描かれるのに対して、ウッディはボーの計画をときに台無しにしてしまうマヌケさを見せ、最後にはウッディは持ち主と仲間たちに別れを告げてボーを選びます。ディズニーの意向によるストーリー展開と推測します。[インターネット(吹替)] 7点(2019-11-23 14:56:39)《改行有》 60. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 《ネタバレ》 びっくりするくらいつまらなかった。途中何度も見るのをよそうと思いながら、がんばって最後まで見たけど、やっぱりつまらなかった。登場人物に魅力がなさすぎる。また、どうしてスキャマンダーとコワルスキーが友情を感じるようになったか、なぜコワルスキーと女性(名前覚えられず)が愛情を感じるようになったのかの説得力もない。 端役でジョン・ヴォイトが出てたので、ひょっとして後で重要な役になるのかと思ってたら、その後は出てこず、町が元に戻っても、ジョン・ヴォイトの息子が生き返ったのかはわからず、もやもやした感じ。 ハリポタ好きの子どもが楽しんで見られるような映画ではありません。たぶん退屈すると思います。ハリポタマニアなら好きかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-09-23 13:03:10)《改行有》
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