みんなのシネマレビュー |
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41. 光の旅人 K-PAX 前半はケビン・スペイシーの宇宙人然とした(←ってちょっと変かも)演技にファンタジックな展開を楽しむこともできたが、後半の催眠治療以降がすごく地味で退屈。展開もガラリと変わってしまっていて違和感を覚えた。現実的なクライマックスとうやむやなラストは個人的にマイナス。「結局何が言いたいねん!?」って気がしてしょうがなかった。5点(2002-09-19 00:01:14)(良:1票) 42. マルホランド・ドライブ 実は「ストレイト・ストーリー」以外のリンチ作品は未体験なぼくとしては、リンチ・ワールドは極めて不可解。ストーリーの大筋はわかるんだけど、BGMや演出が地味ですごく退屈。謎の多い人物とかシーンも意味不明で150分近くまであるのもよくわからない。そこだけ食い入るように観てしまったレズシーンに+1点(激爆)5点(2002-09-16 01:08:58) 43. ロック・スター いかにもベタなバンドのメンバーとストーリーが若干マンネリ気味で“正直ハズレかも…”と思ったけど、オープニングに練習してたレインボー(まさか映画で聴けるとは思わなかった)とスタッフロールのNG集でNGを連発してたキャスターとマーク・ウォールバーグの最後の最後での一言(「ヘビメタは…」が個人的にツボ。“だからこんな映画が…”って感じで(笑))で+1点。そういえばマーク・ウォールバーグ自身がラッパーだったんですよね?だったら口パクじゃないかも!?5点(2002-09-15 00:24:19) 44. マジェスティック(2001) 150分を超える長尺にもかかわらず退屈することなく最後まで観せられたのは、フランク・ダラボンの手腕とジム・キャリーの熱演によるクオリティの高さにあると思う。僕は赤狩りを企む国に立ち向かう強い意志にではなく、希望を失った人々に生きる力を与えるのはやっぱり人であることと、今という時代があるのは平和と理想を求めて倒れていった先人達のおかげであることに深い感動を覚えた。9点(2002-09-15 00:10:50) 45. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ 思ってたよりもテーマがめちゃくちゃ深くてちょっと面喰らったけど、劇中で歌われる珠玉のロック・ナンバーがとにかく感動。歌詞で泣きそうになったし、愛について考えるとちょっとブルーになってしまったし(謎)ジョン・キャメロン・ミッチェルのオカマっぷりも完璧。ただ作品として観ると、結末のない抽象的なラストはマイナス。7点(2002-09-11 23:54:48) 46. ココニイルコト 真中瞳主演の人間ドラマ。大阪人のポジティブな一面がフィーチャーされていて、観ていて笑えるトコは笑えたしポジティブになれた。作品に出てくる小物などの演出も、ストーリーとしっくり来ててよかったと思う。ただ、ラブロマンスとも人間ドラマともつかない中途半端ストーリーとキャラ設定はマイナス。7点(2002-09-09 01:38:27) 47. キリング・ミー・ソフトリー なんといっても、まさに体当たりの演技だったヘザー・グラハムに尽きる!(爆)ストーリーは、サスペンスにしては薄っぺらだし、演出も地味で物足りない。セリフで進む謎解きも消化不良。となると、見せ場は前半の濃厚な官能シーンだけ?…でもいいや(爆)5点(2002-09-09 01:26:34) 48. リリイ・シュシュのすべて 暴行シーンがあまりにも不快だったので、先に観た友人に意見を聞くとどうやら「築き上げた友情が壊れる悲しいストーリー」とのこと。確かにそう言われると切ない気もするけど、リアルというより生々しいだけだし、全編がネガティブで閉塞感が息苦しいムードにとても疲れた。リリイ・シュシュの過剰な信仰も正直不可解。個人的に「バトルロワイヤル」よりも問題がある作品だと思うんだけど…。4点(2002-09-09 00:58:22) 49. サウンド・オブ・サイレンス(2001) サイコ・スリラーかと思ったらアクション・サスペンスでちょっと肩透かし。しかも前半の展開がすごくダルいし見せ方も古くて眠気を誘った。それでもあわただしく動き出す後半は緊張感があったし、お決まりのエンディングを除けば見せ場も十分。精紳障害を患った女性の演技はバツグンにいい。それにしても…なぜ邦題が「サウンド・オブ・サイレンス」?7点(2002-09-03 23:45:52) 50. Dr.Tと女たち 良くも悪くもロバート・アルトマンらしいって感じ。相変わらず人物描写がうまくておもしろいのに、ストーリーにインパクトがなく肝心の見せ場までがかなりダラダラしてるのも相変わらず。しかも異性にモテモテの医者になんてとても感情移入できないし。それでも豪華な女優陣(特にリブ・タイラーとケイト・ハドソンあたり(爆))を堪能できたので+1点(激爆)6点(2002-09-02 00:15:18) 51. 化粧師 メイクアップを通じて人々に活気を与えることが、こんなに素晴らしいものとは思わなかったし、女優陣の演技もよく最後まで高いクオリティだったと思う。だけどストーリーは勧善懲悪の古臭い時代劇で少々マンネリだったのが気にかかったし、椎名桔平演じる小三馬のキャラクターが掴みづらく感情移入できなかったが残念。7点(2002-08-28 00:49:46) 52. ローラーボール(2001) リメイクものらしいんだけど…なんでリメイクしたのかよくわからない。まず肝心の「ローラーボール」の球技(?)自体がよくわからないし、全世界が熱狂するほどの魅力も感じられなかったし。ストーリーはもはやグダグダで不毛。結局何が言いたかったのか不可解。オリジナルは観たことないけど、これを観てオリジナルに対する興味がかなり失せてしまった。2点(2002-08-26 00:45:04) 53. アメリ まさに「現代のおとぎ話」。ヒロインのアメリだけではなく、登場人物がみんなキャラクターが濃くて面白いエピソードもふんだんにあったのが好感。アメリの行動がとにかくおかしく、味付け程度のCGも効果的な演出になってたと思う。サントラがファンタジックな作品によりメルヘンな印象を与えてくれたし、思ったより感動はしなかったけど何度も観たくなるほど「いい」脚本だと思った。10点(2002-08-26 00:38:17) 54. パニック・ルーム オープニング・ロールや随所に散りばめられたハッとさせられるカメラワークがフィンチャー節全開で、閉塞した空間で繰り広げられる駆け引きが大いに盛り上がってたと思う。登場人物がややベタだったけど双方に感情移入できるつくりになってたし、フィンチャー作品としてはかなりわかりやすい展開だったのも観やすくてよかった。ジョディ・フォスターは思ってた以上にハマリ役。8点(2002-08-23 00:38:35) 55. 陽だまりのグラウンド 良いとは言えない家庭環境に置かれる子供たちが、唯一生き甲斐となっている野球にひたむきに打ち込む姿がとにかく美しくて印象的。野球モノとしてはちょっと物足りなかったり(例えば子供たちの野球が上達する過程がなかったり)するけど、人間ドラマとしてなら十分見応えがあった。ともすればベタで安直とも取れるストーリーも感動しやすい要因になってるんだと思う。8点(2002-08-23 00:22:34) 56. ソウル(2002) ストーリーはわかりやすいしアクションも悪くないレベルなんだけど、ところどころで笑いに走ってるところがどうも無駄なように思えてならない。だけど日韓の関係が少しでもいいムードになっている中において、この作品は評価できるんだと思う。あと、↓同じく翻訳係の女優がよかったってことで(爆)6点(2002-08-23 00:13:28) 57. ぼくの神さま 子供たちの姿を追うことで戦争の悲惨さ自体は伝わってくる。ハーレイ君をはじめとした子役の演技もなかなかのもの。ただ、ストーリーはひたすら重くて起伏がないし、細かいことを考えれば意味が分からなかったのも多い。特にトロの行動が不可解。だから感動どころか“悲惨やな~”程度にしか思えなかった。6点(2002-08-19 00:27:19) 58. アメリカン・スウィートハート ストーリーはシンプルなラブコメだけど、豪華なキャストが盛り上げてくれるので時間はあっという間。ブラックな笑いは個人的に歓迎。クリストファー・ウォーケンの登場にビックリさせられた。だけど肝心の恋愛模様はエピソードが少ない分感情移入しにくかった。だけど…こういうカップルがアメリカの“スウィートハート(理想の恋人)”??6点(2002-08-18 00:13:11) 59. アトランティスのこころ いかにもスティーブン・キング原作らしいファンタジック・ドラマ。もともと時代背景にもピンとこなくて感情移入がしづらかったんだけど、それでもクライマックスまでのストーリーに起伏がなくてダラダラと過ぎてる印象。だからラストも思ったより感動が薄かった。それでもあの50年代のアメ車のフォルムが好きなんで+1点(謎)6点(2002-08-15 00:33:28) 60. 愛しのローズマリー ↓僕はファレリー兄弟モノということでもっとおバカで下ネタが満載だと思っていただけにちょっと肩透かしを食った感じ。それでも前半はギャップが面白くて笑えたんだけど、後半がごく古典的でマンネリなラブコメになってしまっていてかなり残念。それにしても、以前は個人的にちょっと苦手だったグウィネス・パルトロウが今はなんかすごくイイ感じに(爆)6点(2002-08-11 00:10:58)
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