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プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678
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41.  マイ・ビッグ・ファット・ウェディング これって別にギリシャに限った事ではないなぁ、と楽しみつつ見てました。別にスペインでもイタリアでも成立するのだと思うけど、敢えてギリシャなのがまた滑稽に見えるんだろうね。でも、日本だって名古屋の嫁入りとかあたしの住んでいるとこみたいな田舎に感覚が似ているんじゃないかな。(笑)そう思うと余計に楽しかったですね。まぁ、表現としてちょっとばかり行き過ぎている感がしないでもないけど、これは映画なんだからOKでしょう。主演の女優はこれがまた演技が物凄く上手いなぁと思いました。凄く自然に見えて不自然な雰囲気を出したり、その逆を見せたりとこの辺の上手さは舞台出身者に多い気がすると思って調べてみたら、「セカンド・シティ」に所属してたっていうじゃないですか。なんとなく納得でした。大当たりする映画じゃないですけど、コメディとしてもちゃんと誰が見ても判る作りをしてあって、良質な映画だと思いますね。8点(2003-08-05 19:41:19)(良:1票)

42.  戦場のピアニスト ユダヤ人ネタとしては本当は比較してはいけないのだけれど、あたしは「シンドラーのリスト」よりはるかに上をいっているのではないかと思う。ユダヤ人の中の可哀想な面を見せるだけでなく、狡猾な面を見せる事で、戦争の狂気というのを見事に見せつける事に成功したのではないかなぁ。戦争映画好きとしては7.5cm歩兵砲(だと思うが)の射撃のシーンなんかはかなりしっかりと作られているようで感心したのだけど、自動拳銃の音が異様に大きかったりして、これって演出として音を大きくしたのかな、なんて思ってます。あと、これは映画への問題でなくて、邦題の問題なんですけど、ちょっと映画に合っていないような気がします。「戦場の~」という付け方で戦時下のユダヤ人ピアニストの生き様を見せつけようとしてるのだろうけど、実際のピアノを弾く場面はあのドイツ将校の前での1度で肩透かしを喰らったような感じが否めないです。8点(2003-05-23 18:44:12)

43.  AIKI/アイキ いや、良い邦画をみせて頂きました、って感じですね。障害者の気持ちは健常者にはわからない、そういう間隔でどうしても障害者をメインにした映画ってのは作られやすいのだけど、これって基本的に立場に関係なく、青春映画に出来上がっているんですよね。青春している青年がたまたま障害者だったっていう感じかな。加藤晴彦の演技ってテレビドラマでしか見たこと無かったのでこれ見たとき正直”ドラマと違うじゃん”って感じが強くて(笑)、感心していました。あと、ともさかりえには本当にびっくりでしたね。どうも彼女の演技は上手く表現できないのだけど、中途半端感ってのがあって、それがあたしは好きではなかったのだけど、この映画に関して言えばそういうところはまったく感じられませんでしたね。あと、なんと言っても石橋凌、なんかすっかりおじさん役が堂にいってました。これがオドロキかな。~推薦といった映画にあまり良い映画は少ないけど、これは少ない方の映画のひとつでしょうね。普通に青春映画として見て頂くのが一番良いと思います。8点(2003-05-14 20:03:33)

44.  ピンポン やっぱり、好き嫌いがはっきりと分かれる映画かもしれない。あたしはこの映画は非常に好きな方ですね。あたしは窪塚があまり好きではないけど、彼の演技力ってのは評価されてしかるべきものだと思います。予想外に良かったのが大倉孝二かな。中村獅童も良かったよね。ARATAは演技は稚拙なんだけど流石モデルというか、非常に画になる動きを見せているのが面白いですね。どれも高校生というにはちょっと無理があるキャスティングなんだけど、あのへんは意図的なんだろうね。あと、あたしが声を大にして言いたかったのが、CGの使い方。これはうまいと思ったなぁ。この映画なら、キャラクターも判り易いし、日本が海外に送り出しても十分に通じるだけのエンターテイメント性を持っていると思うなぁ。8点(2003-03-08 02:28:27)

45.  オールド・ルーキー 派手な内容でも無く、それでいて話的にはまとまりがありました。ちょっとデニス・クエイドは老け過ぎてたね。別に気にすることではないけど。逆にレイチェル・グリフィスが妙に若々しくて色っぽいのが気になっちゃいました。(笑)あたしはMLBでジム・モリスの投げるシーンを何度もみましたけど実はかなり投球フォームをデニス・クエイドが真似してるんだけど似てない。でもそこに不思議と実際のジム・モリスがダブりましたね。これはもしかしたら、本物が投げてたのを見ていた者だけの特権でしょうか?カメオでモリス本人が出ていたのはあたしはすぐにわかって嬉しかったですね。8点(2003-02-21 20:24:07)

46.  助太刀屋助六 いや、いいよ、岡八!!近年のリアル路線よりも軽快な娯楽時代劇として上手くまとめてる。話はこじんまりしてるけど、話をそれ以上に展開させないやりくちなんか巧妙だとあたしは思いました。【ちっちゃいこ】さん、この面子でこのメンツで「おぼこ」やらの話なんだけど、昔の時代劇の役者に比べりゃ若いっスよ。あの演技を今の「おぼこ」にやらせようたって、そうは出来ない。(笑)あと、問題は方言だね。上州弁がどうしても鈴木京香はずうずう弁っぽくなってるし、岸田今日子もそれに引っ張られてる感が強かった。真田も信州訛らしきものがちらほら、いちばん上手かったのは小林桂ニでこれは群馬出身だから当然、で次が村田雄浩なんだけどこれがハッキリしていて映画的にも方言的にもよかったかな。あたしの見ている周りは殆どお年寄だったけど、実に楽しそうでした。こういう映画をもっと作って欲しいものです。8点(2002-03-04 12:55:16)(良:1票)

47.  グリーン・デスティニー アメリカみたいにデジタルなアクション(特撮)でなくあくまでもアナログ的なアクションであそこまで見せたのは正解だったと思う。ワイヤーアクションが嫌いと言う人には仕方ないけど、じゃぁCG無しであそこまでの映像を撮れって言っても絶対に無理でしょ。アメリカの特撮=リアルと感じるのは単にアメリカの映像に慣らされただけの話ですよ。ワイヤーを使った跳躍の表現とか浮遊感は今のハリウッド映画では出しにくいと思う。ファンタジーとしても出来が良いし、出てくる役者も実に表情が良くてあたしは好きです。ストーリーの重きの置き方が判りにくいのは確かにマイナスの要因になりますが、あれはいかにも中国のお話にありがちなシナリオなので仕方ないかなぁ。これを契機に「封神演技」をこの監督には映画化して欲しいなぁ。8点(2001-11-15 20:06:59)

48.  タイタンズを忘れない この映画は3つの見方が出来る。ひとつはアメフト映画として、ひとつは人種差別問題の映画として、もうひとつは時代の世相を捉えた映画としてだ。アメフト映画としては実は描写が以外に少なくて残念だが、ちょっと玄人好みのプレイ(戦術)が出てきたり、なかなかの見所のある映画になっている。人種差別問題の映画としては、実に冷静に当時の状況を捉えていると思う。当時の背景が酷い時代だった事を考えると、敢えて差別を控えめに表現したのはチームの対立で表現させたかったのだと思う。映画全篇にわたる映画の音楽は当時の学生達が聞いていた音楽で纏め、合間には8ミリか16ミリで撮ったフィルムを重ねた表現というのは最近ではあまり見かけない表現だが、それがかえって当時を再現する良いものになっていたと思う。8点(2001-11-07 16:07:50)(良:1票)

49.  リプレイスメント 「メジャーリーグ」のアメフト版と言い切ってしまえばそれまでなんだけど、アメフトをちゃんとやっているキアヌ・リーブスとか、プレイなんか綺麗でエンターテイメントとしては上出来だったと思います。チアガールとのロマンスはご法度と言う事を知っているNFLファンにはちょっと強引な設定なんですが、実はそれを十分にわかっているアメリカ人は結構これ見て喜んだとか。しかし、あの元相撲レスラーの頭は何とかならんのか。関取の髷と結い方が違うぞ(笑)8点(2001-08-22 18:38:50)

50.  それでもボクはやってない 物凄く淡々とした出来事の中で起こる冤罪というのが観ていて怖かったです。[DVD(邦画)] 7点(2011-10-11 20:40:16)

51.  華氏911 ドキュメンタリー映画としては構成の上手さが際立っているとおもう。但し、前作の「ボウリング・フォー・コロンバイン」と比べると、どうもブッシュ叩きの為に急いで作ったのか、あまり深い掘り下げが無く、この映画が公開される前に色々と情報が伝えられたあたしには物足りなさが残りました。多分、アメリカ人向けとして考えれば、これで十分なのかもしれないけどね。 [映画館(字幕)] 7点(2011-02-06 18:03:22)(良:1票) 《改行有》

52.  小さな村の小さなダンサー 《ネタバレ》 面白いですね。かなり丁寧な作り方をしていて、特に中国での撮影に関して言えば、物凄く細かい感じがあります。バレエに関してはあたしは全くの素人なんであまり大層な事は言えませんが、ちゃんと作られてますよね。ラストのバレエの一幕なんて、あれ、全編を流すじゃないですか。ロングショットという訳ではないかもしれないけど、あの部分は編集の上手さもあって、盛り上がりとしては非常に良かったと思います。 惜しむらくは、アメリカ部分の撮影。 街中のクラブでダンスを見せるシーンが2箇所あるのだけど、ひとつ目が、ディスコブームの頃の音楽で、これが80年代前半、2度目がMC.ハマーの曲を流しているのだけど、これが確か88年なんだけど、主人公のリーがの研修期間は3ヶ月の筈ですよね。勿論年代に関係なくこうしたダンスミュージックは掛かっているのかもしれないけど、映画を観ている人はそうした事情なんてわからないだろうから、あたしみたいに変に聞き込んでいる人間には非常に違和感がある訳です。こうした時間の流れが全く伝わらないので、リズとの離婚や、両親との再会、ラストでリーが村に戻ってくるまでの期間に時間の流れが全く見えてこないのが非常に残念です。[映画館(字幕)] 7点(2010-12-06 19:18:24)《改行有》

53.  鬼が来た! 物凄く脚本が練れてると思います。ステロタイプというか、かなりプロパガンダが含まれていると思うのだけど、どうもスタッフがそのプロパガンダを利用してかなり皮肉めいたものを出しているという所も感じられますね。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-12-05 10:40:49)

54.  ZERO:9-11の虚構 《ネタバレ》 以前、テレビか何かで、紹介されていて観たかったのですが、漸く見ることが出来ました。 登場していた人の中には、CNNドキュメント等でも紹介されていた人も数名登場していたので、この映画の方向性は承知していた筈ですが、あらためて観て面白いな、と感じました。 あの事件に関して言えば、あたしも結構疑問があって、その意味でこうういうドキュメントを出されると、全て信じてしまいそうで怖いですね。まぁ日本では結構制限されている情報…というか、マスコミもあたし達も調べないだけなんだろうけど、結構知らなかった事の多さはありますね。取り上げられている内容の中には、判断の付きにくい部分があるのも事実で、正誤の判断は容易には出来ませんが、 こうした視点を変えた見方というのはあって良いと思います。但し、こういう映画の問題でもあるのだけど、基本的に一方的な見方しか見せないというのは、やっぱり問題では無いかと考えてしまいますね。 例えば、この映画の中でWTCの崩壊原因をテルミットによるものでは無いかと言っている訳だけど、確かケロシンの燃焼温度も十分にテルミット並みの高温になると思ったのだけど、そういう反論めいた物は一切出てこないし、飛行機の機体のアルミでテルミットの効果があったのかもしれない訳で、この辺はある意味巧みではあるけど、映画としての誘導が非常に上手いと思います。 911関連のドキュメンタリーは幾つもありますが、この映画と「華氏911」を観ると、共通に照らし出される部分があるのも、非常に興味深い所です。[映画館(字幕)] 7点(2010-11-22 12:21:26)《改行有》

55.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 マイケル・オーアにはホント良い様にラインバックが抑えられてしまって、只でさえ有力チームであるレイブンズにああいう選手がいると、他のチームを応援しているあたしとしてはいつも苦々しく・・・って何の話だっけ? 実在のNFLの選手(しかも1年目から活躍している)の実話という事で、アメフト好きとして観た訳だけども、思った程アメフトには特化していなくて、その分アメフトを知らなくても楽しめると思います。サンドラ・ブロックは強気な女性役が本当に良く似合うね。実際のリー・アンもかなりの豪傑だそうだけど、なんかそのイメージが想像出来る姿で面白いと思います。構成的にはかなり原作をいじっているのが想像できるし、オーバーな脚色もしてると思うけど、日本ではこういう実話を奇麗な感じで表現がなかなか出来ないんだよね。実際、アメフトのシーン等、オーアの得意とするパスプロテクションみたいなものは流石に出来ないけど、タックルのプルアウト等は奇麗なあたりをみせていて、あたられる側は本当にキツいんだよね。 また、カレッジフットボールの本当のヘッドコーチが出てくるなんて所はいかにもアメリカらしい発想なんだけど、これがまた妙に演技が上手いのも良いよね。大学への勧誘もああいう風にやっているんだろうな、とヘンな納得をしながら観ていました。 話題になっている邦題なんだけど、やっぱり付け方がヘタだね。ブラインドサイドって【としべい】さんが解説してくれているけど、「死角」という意味もあって、その死角に隠れているものこそがオーアだったという事をいいたいのかな?彼がブラインドサイドのタックルであるという事を考えれば、彼の守るブラインドサイドに何があるのか?というのが直接的な意味になる筈だから、それを「隠れ場所」と表現するのはちょっと違うんじゃないかな?[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-11-21 03:18:50)(笑:1票) (良:2票) 《改行有》

56.  ローラーガールズ・ダイアリー ローラーゲームなんて懐かしすぎるね。面白い所にバリモアは目を付けたな、という感じがあります。 バリモア初監督作なんだけど、やっぱりキャリアのせいかな?やたらと撮り方が老獪な感じがあって、意外なんだけど、非常に安心して観れました。役者の演技そのものはちょっと荒い所もあったと思います。でも、それが返って田舎臭さを出すのに貢献しているかもしれません。 ローラーゲーム自体のシーンはカメラワーク等、面白いと思うのだけど、全然スピード感が伝わってこなかったのが残念だったですね。ダブルレッグホイップのシーンなんて見せ場のはずなのに、全然その迫力も無くて、ちょっとがっかりでした。[映画館(字幕)] 7点(2010-09-21 12:50:10)(良:1票) 《改行有》

57.  ヤギと男と男と壁と これ、なんといったら良いのかが、非常に微妙な気がします。ほぼ実話だというのだけど、やっぱり観ている側はギャグに見えたり、不思議な感じがすると思うんだよね。演出の感じが非常にモンティ・パイソンに良く似た、イギリスのコメディ映画のテイストを含んでいるから、余計にそう思うのだろうけど、全く実話らしくないというのが率直な所でしょう。出ている役者もかなり豪華なのが驚きですね。特にジョージ・クルーニーとジェフ・ブリッジスの演技の軽妙さとか、ちゃんと見せている所も好感です。[映画館(字幕)] 7点(2010-09-17 15:17:35)

58.  SR サイタマノラッパー 《ネタバレ》 長編自主制作映画としてはあたしの見た中では久々のヒットかなぁ。 最初はかなりだらだらとした進行で、心配したのだけど、TKDのサンプル曲が流れるあたりからグンと映画に引き込ました。ラストのライムバトルは本当に凄かった。ラップ自体あまり詳しくは無いのだけど、そんなあたしが素直に感動してるんだよね。やっぱり、日本語でラップをする方が言語的に素直に心に響くのだろうね。この感覚って同じラップを扱った映画「8マイル」では味わえなかったので、物凄く良いと思いました。 [DVD(邦画)] 7点(2010-08-11 12:41:22)《改行有》

59.  しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 落語好きとしては映画の内容以上にネタが気になるのですけど、前半と後半で噺の表情を演じ分けていた国分には素直に感心しました。ネタのうまさではあの子役の枝雀のコピーの方が完璧だったけどね。伊東四朗は演技で落語をやっちゃったって感じがあって、上手いのだけど残念って感じがありました(てんぷくトリオを知ってるだけに余計です)。ネタ的にはいくら映画とはいえ、枕の扱いが雑な感じが否めないです。映画だから長々と尺を使えないのはわかるのだけど、二つ目ならもうちょっとうまくやると思うのだけどね。物語の内容は結構淡々としているけど良くできてるんじゃないかな。最近の落語ブームにこうした映画が手を貸してくれれば、落語好きとしてはこれほど嬉しい事はないし、落語初めてという人でも分かりやすいネタなんで、すんなり受け入れられると思うからね。ラストについては皆さんがお話しなさってるので今更言う事はありません。 ものすごく気になったのは国分の利き手の事。古典落語の噺家役をやるのなら、必要かもしれないが、中途半端に見せるのであれば、映画なんだから、別に利き手は左手でも良かったと思います。その辺が脚本や演出に残念だな、と感じさせる箇所でした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-09 03:12:05)《改行有》

60.  ラーゼフォン 多元変奏曲 これって、「勇者ライディーン」のオマージュ作品なのかな、と見て取りました。 (知ってる人すくねぇよなぁ) TV版を全く見てないので変な勘繰りもせず見る事が出来たので、その点は良かったかな、と。 でも話の展開的にはテレビの構成からのよりぬきのせいなんだろうけど、次の展開が読みやすくて、初めて見るのに先が読めちゃうってのはちょっと辛い所があります。 ネタ的にエヴァンゲリオンにかぶる事がかなりレヴュアーには引っ掛っているみたいですけど、それを言ったらエヴァ以降のロボットアニメは引っかかるものが多すぎるから、この際考えないようにした方が見ていて楽しいんじゃないかと思いますね。[DVD(邦画)] 7点(2007-07-20 12:34:21)《改行有》

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