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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. バルジ大作戦 ドンパチを描きたいのか?人間ドラマを描きたいのか?戦略・戦術を描きたいのか?がイマイチハッキリしない作品。ロバートショウ演じるドイツ将校には存在感はあったと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-09 13:42:36) 42. パリは燃えているか 全体的には「フランス万歳」のオメデタイ出来事として描かれているため少々薄味。この件は詳しくなかったので、歴史の勉強程度には役立った。もっとフランス側の権力闘争とか、ドイツに魂を売った裏切り者の話が見たかったが、自国でそれを製作するのは無理があるのかな。パリはメデタク開放されたが、東京は空襲で焼野原で、10万人以上が殺されてるし、占領されてもオトナシクしてたし、この支配・被支配の違いは何なのだろう?と考え込んでしまう作品でもある。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-08 13:01:02) 43. 悪名(1961) 東映任侠に比べると、見劣りするな。役者に魅力を感じない。女優は悪くは無いけど、男優がダメだな。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-05-27 12:09:22) 44. ウエスタン 雰囲気とか音楽とかは悪くないんですけどね。ちょっとテンポが悪くて退屈かな。ウエスタンが性に合わないんだろうな。やっぱ自分は東映任侠かな。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-04-07 10:16:22) 45. 座頭市地獄旅 このシリーズはちゃんと見た事ないのだが、世界観や雰囲気やキャラは悪くない。おちゃらけ脇役だと思っていた成田三樹夫の存在感もある。が、皆さんご指摘のようにストーリーや人間関係の変化がよくわからない。これはいかがなモノかと。[CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-04 10:01:21) 46. 椿三十郎(1962) 前作に比べると、心理戦にコメディー要素もあり、洗練されてるな。ちょっとフザケてるがいい塩梅ではある。と思ったが、ラストが不要というか、ラストで台無し。折角いいテイストで流れてきたのに、説教クサイ台詞でぶち壊した。最後までコメディーで貫いて欲しかった。[DVD(邦画)] 4点(2016-03-24 16:03:12) 47. 用心棒 《ネタバレ》 期待しすぎたかな。マンガ的で幼稚な復讐合戦で子供向けという印象。中年以降になって見るのは少々ツライ。娯楽作品としては悪くはないので、もっと若い頃に見たら楽しめたのかも。かと言って、学生時代は三船敏郎には興味がなかったので仕方ないか。映画は見るタイミングが大事だな。内容的には、あれだけ痛めつけらといて、ラストの復讐時にはスッカリ元気回復して暴れまわってるのが不可解。[DVD(邦画)] 4点(2016-03-24 13:22:57) 48. 秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 50過ぎて同窓会に来られる人ってのはある程度の人生の成功者なわけで(来られない人にこそ様々な人間模様やドラマがあるのだろうが、この監督はそういう事には興味はないのかもしれない)。そんな中にも若い奥さんもらった同級生がいたり、恩師が行き遅れの娘と同居してラーメン屋やってたりと、いろいろと違いや差が出てくる。主人公は艦長まで勤めたエリート軍人なのだろうが戦争には負け、妻を早くに亡くしているが、子供3人には普通に育ち、孫は居ないが1人は結婚してるし、そんなに悪くもない人生。それでも他人が気になって、あわてて娘を嫁に出したものの迷いがあったり、他方バーの若い女が気になったりと、結局は他人との比較でしか自分の人生の良し悪しを測れない高齢者入りする戸惑う男の哀しみは程よく描かれている。自分の社会的引退と共に高度成長入りしていく社会とが調度交錯していく時代の変わり目の一瞬を切り取った作品であり、50年以上経過した日本の価値観や時代背景、視聴者の世代や環境によっては中々理解し難い所もあるのかなとは思う。[DVD(邦画)] 6点(2016-03-08 14:12:22) 49. カトマンズの男 中身のないただのドタバタコメディーなのだが、笑うというよりも、よくやるよなあと呆れるというか感心するというか。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-03-04 10:58:11) 50. 小早川家の秋 《ネタバレ》 「ああもうこれでしまいか、もうしまいか」については最近よく考える。どんな生き方をしようとも、これが人間最後の本音だろう。「ついに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」の世界観。娘たちが好きなように生きていく事を決心するラスト。父親の精神は受け継がれている。死んだらしまいではあるのだが、受け継がれるモノがある事が救いではある。[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-03-01 11:24:08) 51. 奇跡の人(1962) 親は子供を甘やかす。障害者なら尚更。負い目もあるだろうし。他方、他人だからこそできる、そして同じ障害者としての矜持による厳しい教育。ヘレンを取り巻く各々の大人達の対応が興味深い。他人の子供を教育するって結構難しいからね。相当な覚悟と信念を持って鬼にならないと。親も先生をよく受け入れたと思う。他人にここまで厳しくされたら、普通ならわが子可愛さで我慢できずにクビにするだろう。 作品としては、ヘレン役の子は演技が過剰だし、施設に入って突然改心してしまったり、先生を受け入れていく過程の描き方に不自然さを感じた。もう少し長尺で丁寧に描いてもよかったのではないか。[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-02-10 10:59:43)《改行有》 52. でかんしょ風来坊 銀座の次郎長シリーズは他のシリーズに比べマイナーなのでよく知らなかった。主演男女は魅力あるし、テンポもいいのだが、その分ストーリーが軽薄で中身がない。が、アキラのシリーズモノは見れ見るほど中毒化していく事があるので、他作を見るに従って評価も変わるのかもしれない。[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-01-19 09:37:42) 53. 放浪記(1962) 高峰秀子の熱演は認めるのだが、脚本が端折っているのか、林芙美子の人生や人間性を描ききれていない。これならドキュメンタリーを見た方がよい。[DVD(邦画)] 4点(2016-01-11 17:47:24) 54. 切られ与三郎 《ネタバレ》 本人に野心とか欲がなく流されて生きているのが主人公の魅力であり、ただ単に色男故に只管女難に巻き込まれる逃亡者的展開で、最後も優しさ故の行為がオカシナムードになってきて、てっきり妹に刺されて心中するのかと思ったら、流石にそこまでヒドイ話でもなく救いのあるラストではあった。ちょっと雷蔵があっけらかんとした善人過ぎているので、怨念とか陰みたいのが欲しかったな。それにしても女には気をつけないとね。150年以上も前の話ですけど「しがねえ恋の情けが仇」ってのは現代でも無数にあるのかと。[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-01-06 12:51:02) 55. 黒い十人の女 リアリティーが無さ過ぎて、サスペンスにもコメディーにもなってないし、中身がない。昔の女優カタログとして見る分にはよいのだろうけど、それだけの作品でしかない。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-12-11 14:46:49) 56. 秋日和 「世の中なんてキレイなものじゃない!」男女の恋愛だの、結婚なんてのはドロドロしたものでありかつ面倒なものでもあり、決してキレイなものじゃありません。幸せになれるとも限りません。という、生涯独身監督の揶揄や諦観も感じられるのだが、3人オヤジのパロディー色が強くなってしまい、肝心の母娘関係の描き方が中途半端になってしまったような。[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-12-10 13:45:46) 57. ハタリ! 現在では撮影不可能であろう50年前ならではの荒々しさには少々見応えはあるが、所詮は子供向けの動物映画で中身はない。女優陣は魅力的だったけど。[CS・衛星(字幕)] 4点(2015-12-02 11:14:26) 58. ドクトル・ジバゴ(1965) 《ネタバレ》 現実主義で俗物の弁護士と、理想主義の革命家、そして医師としての職業倫理は高いが色に溺れて右往左往してしまうノンポリの不倫詩人。まあ、3者3様の生き様にはどれも共感できませんが、非難もできません。激動の時代に翻弄されながらも各々の生き方を貫き、そして人間は生きたようにしか死ねないという事を痛感させられました。結局「俺たちはみんな汚れてるんだ!」という叫びにつきるのかと。それでも生きていく人間の逞しさは伝わってきました。[DVD(吹替)] 7点(2015-11-27 13:05:48) 59. おとうと(1960) 自伝的小説が原作のようなので仕方ないのだが、話としてあまり盛り上がりもなく、心情描写もイマイチ。もうちょっと長尺でじっくり描けばよかったのに。役者もミスキャストなのか、年齢的な無理もあり苦労する女子学生の姉には見えないし、弟の演技はヒドイし。両親はまあまあかなという気はするが、姉弟の話が中心なので存在感がいまひとつ。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-11-18 16:28:01) 60. ぐうたらバンザイ! 労働倫理クソ食らえ!的な仏版「寅さん」で粋ではないが皮肉たっぷりで面白い。村人と関係構築できない自由人の生きる難しさと開き直りを見事に演じている。まあ、所詮は大地主のカネ持ちだからこそできる生活ではあるんだが。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-11-02 11:46:16)
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