みんなのシネマレビュー |
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41. 冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 開き直った時(=自分に嘘を付いていない状態)の人間のパワーは、凄い。人は普段、法律や倫理といったものに規制されて、抑制されながら生きてる。それが普通。でもその殻を破って生きてしまったら、そして生き延びていたら、それは生物として凄いパワーの持ち主だ。[インターネット(字幕)] 8点(2014-05-23 23:48:25) 42. エレファント・マン 《ネタバレ》 悪趣味でゲテモノな映画を観てみよう、という歪んだ気持ちで観始めたんだけど、実際観てみるとちょっと違った。自分の道徳心、倫理観に訴えかけてくる。ちょっとハートウォーミングなところもある。普通の映画ではないことは確か。下の下の世界。[DVD(字幕)] 8点(2014-02-07 19:10:49) 43. ウディ・アレンの重罪と軽罪 《ネタバレ》 ウディ・アレンは、悲観的で皮肉なコメディばかりだと思っていたけど、この作品は少し違った。道徳心とか信仰心が題材となっている。この映画を観てて退屈に感じる人もいそう。モヤモヤは、モヤモヤのまま。悩みってずっと考え続けると、こじらせて自分でも良く分からなくなっちゃうんだよな~。ウディ・アレンが演じた男の行末が心配です。可哀想だ。[DVD(字幕)] 8点(2014-01-24 21:01:27) 44. ハンナとその姉妹 《ネタバレ》 かなりドロドロした関係が、浮世離れしてるけど、面白かった。ファッションセンスも素晴らしい。長尺な台詞回しも楽しい。最後はハッピーエンドだったのが何だかホッとしました。人は歳をとっても恋愛するのでしょうかね~。[DVD(字幕)] 8点(2014-01-24 20:56:46) 45. ロジャー・ラビット 《ネタバレ》 今観ると、合成の完成度が低く見えてチープに感じますが、そこは時代の流れだから仕方ありません。率直に面白かったです。テンポもいいし、何だか良くわからないけどハラハラドキドキするのは、流石スピルバーグだなって感じました。大人も子供も楽しめます。[DVD(字幕)] 8点(2014-01-17 18:21:50) 46. エクソシスト ディレクターズカット版 《ネタバレ》 何となく知ってたけどちゃんと観たことがなかったので、しっかり観てみた。とても良く出来た作品。張り詰めた緊迫感をよくここまで作ったなと思う。勿論、今観ると時代性を感じるような古い演出はあるが、そこは全く減点対象にはならない。後世に語り継がれる古典ホラーとして恥じることのない作品です。[DVD(字幕)] 8点(2014-01-10 19:54:32)(良:1票) 47. アニー・ホール 《ネタバレ》 面白くもあり悲しい映画でした。恋愛を通して、人間の矛盾する感情が浮き彫りになっています。下世話なんだけどどこかファッショナブルな雰囲気を壊さずにいるところは流石です。相思相愛って、奇跡的なことなんだなって思いました。[DVD(字幕)] 8点(2013-12-30 20:49:50) 48. 未知との遭遇 《ネタバレ》 結局何だったんだろう・・・。神秘体験だ。好奇心旺盛で攫われた男の子がいるが、あれはスピルバーグを投影してるんだろうなと思った。[インターネット(字幕)] 8点(2013-03-18 21:06:10) 49. ヒックとドラゴン 《ネタバレ》 ヒックは片足を無くしたけど、代わりに凄く大きなモノを得ましたね。感動しました。単純明快で子供向けな話ですが、侮れません。なぜドラゴンが村を襲うのか、その理由がしっかり描かれているので、世界観がグッと深まっています。[インターネット(字幕)] 8点(2013-02-22 16:51:46) 50. グラン・トリノ 《ネタバレ》 ウォルトの性格は相当悪く見えるが、これは強烈な愛国心の裏返しでもあり、また寂しさを隠そうとしてる裏返しでもある。報復は報われない。一人で幸せにはなれない。そんな事を老後のウォルトを通して痛烈に感じた。クリント・イーストウッド自身の映画界への思いのようなものが詰め込まれているように感じた。世代交代という意識と、次世代の人々に期待する意識と、俺を超えれるか?という大層な自信(笑)[インターネット(字幕)] 8点(2012-08-26 23:36:15) 51. 愛が微笑む時 《ネタバレ》 展開がスピーディーで、笑いと感動が交互にやってくる。全く退屈無く楽しめた。女性の霊が取り憑いた時のロバート・ダウニー・Jrの演技は必見です。爆笑します。「君がいないとダメなんだ、何もやる気が起きない」「一番の恥は挑戦もしないことだ」など、心に残る台詞があった。最後はみんな笑顔になる。観て良かった作品です。[インターネット(字幕)] 8点(2012-08-24 23:53:16) 52. 座頭市物語 《ネタバレ》 最初の丁半博打で一気に引き込まれた。想像以上にイカした作品だった。見事。勝新太郎の演技をしっかり観たのは初めてかもしれない。座頭市の男気が際立っていて、おたねが惚れるのも分かる。万里昌代が美人だった。[インターネット(字幕)] 8点(2012-08-13 19:04:19) 53. 仁義なき戦い 広島死闘篇 《ネタバレ》 千葉真一と北大路欣也の怪演っぷりが見事だった。前作と本作を観て思ったのは、トップに君臨する親分の心中が、誰にも増して非道であること(山守組の山守、村岡組の村岡)。山中の死は、前作の坂井鉄也の死を思い出させるが、この2人は全然性格が違う。やれやれっていう表情をする広能昌三を観ると、一層やるせなさ感が漂う。相変わらず、セリフの半分くらいは何言ってるか聞き取れなかった。[インターネット(字幕)] 8点(2012-08-04 16:17:06) 54. 日本のいちばん長い日(1967) 《ネタバレ》 こんな悔しい気持ちで聞く君が代は初めてだ。胸が苦しくなった。クーデターを起こした軍人の気持ちは、閣僚も重々分かってるはずだ。ただこればかりは、負けを認めなければならない。皆の悔し涙を観て、涙しました。[インターネット(字幕)] 8点(2012-08-03 19:36:49) 55. ものすごくうるさくて、ありえないほど近い 《ネタバレ》 もし、急にドラえもんが居なくなったら、のび太は肩を落として絶望を感じるだろうな。[インターネット(字幕)] 8点(2012-07-30 16:32:57)(笑:1票) 56. 異人たちとの夏 《ネタバレ》 やるせない。生きている人も死んでいる人も、人恋しいんだ。仕事ばっかりしてると、大事なものを見失う。親子の絆は深い。[インターネット(字幕)] 8点(2012-07-17 00:11:19) 57. 告白(2010) 《ネタバレ》 大切な人の命は重要に感じるが、他人の命は軽く感じてしまう。命の重みに差はないのに...。結局人は、他人の事を心底理解することなんてできない。森口先生の復讐劇を通して、そうした人間の悲観的な原則を目の当たりにした。[DVD(邦画)] 8点(2012-07-01 23:54:41) 58. イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 《ネタバレ》 「あいつ、結局カネかよ。ビジネスの才能あるかもしんないけど、ホントはあいつ、アートの才能なんて無いよ。」と嘆くBanksy。要するにBanksyがMBWをdisってるお話だ(よくHIPHOPの世界でもあるよね、こういういざこざw)。MBWとBanksyのどちらが勝者かというと、貨幣経済から見るとMBWの勝ちだ。まるでMBWはホリエモンのようだ。Banksyは、全ての価値はお金ではないと論す。しかし世の中は違う。観客は、その作品の目的がアート志向なのか/ビジネス志向なのかよりも、「その作品に触れて自分の心がどう揺さぶられたか」が重要なのだ。作者の意図は得てして伝わらないものだ。感想は受け手の自由だ。ただし、MBWのようなビジネスアートは短命そうだし、価値はその時代がジャッジするだろう。もしくは本当の意味で才能が開花し、Banksyをも超える奇才になる可能性だってある。MBWにオリジナリティがあるのかどうかを問い始めると、だったらBanksyは全てがオリジナルなのか?1%もコピーやサンプリングのないアートが現代に存在するのか?という面倒な議論になってくる。。。Banksyは、みんな粛々と意義をもってやってるのに1人だけビジネスライクにアートを安売りしてる事に腹が立ってるんだろう。その気持ちは理解できる。自分がBanksyだったら、きっと同じ事を思うに違いない。 ただし、日本人は昔からMBWのようなモノマネで食ってきてるからなぁw[DVD(字幕)] 8点(2012-05-25 23:36:40) 59. トイ・ストーリー3 《ネタバレ》 出会いがあれば、必ず別れがある。人間は成長していく中で、これを繰り返す。反面、おもちゃは成長しない。おもちゃには、適材適所に流れていく道しか救いが無い。人間とおもちゃで共通しているのは、他者から必要と思われたい欲求。この欲求を共感した瞬間から、おもちゃ達がグッと身近に感じ、愛おしくなってくる。このおもちゃ達との出会いは、楽しかった。[DVD(吹替)] 8点(2012-05-11 21:03:29)(良:1票) 60. アーティスト 《ネタバレ》 ジョージは、サイレント映画をずっと肯定し続けていました(→頑なにサイレント映画に固執してる)。よって失敗しました(→自殺まで追い込まれた)。 このサイレント映画は、サイレント映画を否定しています(→サイレント映画は終わったという内容だよね)。よって成功しています(→アカデミー賞とった)。 結果の前には、必ず原因があります。「ジョージが落ちぶれた」結果には、「時代の流れが変わった」のと「プライドを曲げれなかった」のが原因にあります。 ジョージを教訓にすると「時代の流れに逆らわず、時としてポリシーを変えれる柔軟さを持とう」と考えることができる。 過去というのは、それが華やかであればあるほど、とても良い物に感じます。だけど、未来も良い物なんだよね。ただ誰も知らないだけで、良い物だったりするんだよ。そう思わせてくれる映画でした。[映画館(字幕)] 8点(2012-05-11 13:02:28)《改行有》
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