みんなのシネマレビュー |
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42. デスペラード アントニオバンデラスとギターケースからの銃弾。それはかっこよくていいが、エルマリアッチの方がまだストーリー性があるし、色んな面で楽しめた。ただ、後味の悪さをかき消してしまうかのようにラストがかっこよすぎるので+1点。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-21 01:46:20) 43. 許されざる者(1992) とても味わい深い、心に染み入るような作品。描かれている世界はけして大きくはないが、これぞヒューマンドラマという良作。淡々としながらも重厚感のあるストーリーで、中盤からドンドン引き込まれてしまう。ただ、町を去るクリントイーストウッドがカッコ良すぎた。それでいいのかもしれないが"許されざる者"の去り方ではない。無論、ラストの字幕がそれをフォローしているかのようにも思えるが、やはりそれでもまだまだ、いやそれだからこそ尚、カッコ良すぎてしまうのである。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-19 06:18:13) 44. 逃亡者(1993) ストーリー自体が逃亡できて初めて成り立つことは重々承知の上なのだが、逃亡者にとっていくつものプラス要素が無理矢理にも継ぎ足されていることも承知の上なのだが、正義を貫き通し、逃げ、そして真相解明に全力を尽くす主人公に引き込まれてしまう良作。アクション的要素も多いが、軸にあるのはサスペンス、謎解きであり、とてもスリリングかつヒューマニズムに溢れている作品。ラストはとても清々しく、"逃亡者"が"追撃者"を助ける状況などは感動的ですらある。ハリソンフォードもトミーリージョーンズもハマリ役で好印象。[DVD(字幕)] 8点(2008-10-19 04:16:37)(良:1票) 45. トランスアメリカ 性同一性障害モノは感情移入が難しいことがよくあるが、これは嫌気もなく、ほのぼのとしたロードムービーに仕上がっていると思う。もちろん、劇中、この2人は父子なんだよなぁとしみじみ思ったりするところもあるが、明確なストーリーが序盤で頭に叩き込まれているため、最後まで退屈することはなかった。良作だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-18 02:26:35) 46. インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 結局感想は、そんな物語もありかもね?ただこれに尽きるという作品。見ていて引き込まれる部分もあるが、真実味は全くないので、どこか冷めた目で見てしまう。タイトルがそのまんま過ぎて拍子抜けしてしまったのも覚えてる。娯楽作としては楽しいのかもしれないが、やはり大作でも感動作でもない。まして問題作ですらない。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-17 05:10:31) 47. シックス・センス 途中でラストが読めてしまったのはもったいない。もう少し、脚本は練れただろうし、もっと精巧にエンターテイメントとしての"騙し"を演出することもできたと思う。確かにおどろおどろしいまでの描写もさることながら、抑揚がないようで、何かあるのではと見入ってしまう展開は悪くない。ただ、惜しい。その一言につきる作品。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-17 03:45:25) 48. エル・マリアッチ 人違いから発展していく物語。どこか安っぽさを感じてしまうが、物語としては興味深い。ただ、もう少し細かな状況説明のシーンを多く撮っていれば違ったかもしれないが、よく言えばスピーディ、悪く言えば中途半端である。あ、もう終わっちゃうんだ?あ、そんな簡単な終わり方なんだ?的ラストは味わい深いものではない。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-17 01:45:36) 49. アヒルと鴨のコインロッカー よくできた映画だと思う。犯罪者を目撃してしまったがために起こる悲劇が軸だが、メッセージ性も強大であり、スタイリッシュな脚本であり、真実がわかっていくあたりは爽快でもある。使えないボンクラ警察にイライラしたのは、自分が相当感情移入していた証だろう。表現方法として的確かはわからないが、ヒューマンドラマとしてもとても味わいのある映画である。見て損なし。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-14 04:39:48) 50. ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM> 映画としては評価しにくい。ジアが撮らなかったビデオを撮った感じだろうか?実在の人物は知らないが、ありがちな展開にさえ思えてしまうので、伝記としては残念なモノとしかいいようがない。同性愛、ドラッグ、共感する点は少ないが、社会的メッセージ性は確かにあるだろう。それだけに、ラストの微笑みは気に入らない。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-13 06:36:07) 51. フィッシャー・キング ヒューマンドラマとしての背景、設定はとても引き込まれただけに惜しい気がした作品。序盤がよくて中盤からダレてしまう映画というのは自分の中では珍しい部類。最終的には妄想か、幻覚か、ファンタジーか、なんだかよくわからなくなってしまう。ラストは爽快感もあるが、この描き方、凡人にはわからない。。ついでに助演女優賞?わからない。。 [DVD(字幕)] 5点(2008-10-13 05:04:00)《改行有》 52. ダイ・ハード4.0 アクションの王道で突っ込みどころ満載だが、それがまたいい。映像も作りこまれてる感があったし、ハッピーエンドはわかっていても色んな面で楽しめる映画。最後にはひ弱な"同士"と友情さえ芽生えたかのような感覚は悪くない。ただ、犯人側のボスが弱い。一番強かったのは車に轢かれても死なない女、あんな女、いやあんな人間いない笑。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-13 03:53:53) 53. ホリデイ 不快感なく見れた恋愛モノ。恋愛に正解もなければ、答えなどない。この作品のラストは、この作品の導入部へと繋がることを案じてるのかもしれない。少し変な感じがするのは、2人の恋愛に見放されたかのような女は外見もさることながら、内面も言うことナシの出来すぎた女であること。ただ、そんな冷めた見方をしては何も始まらないし、映画として、楽しめたのだからこれでいいのだろう。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-10 05:45:16) 54. 007/カジノ・ロワイヤル(2006) 最初はグイグイ劇中に引っ張られていく感じだったが、やや尻すぼみ?的な印象。二転三転することが予想できすぎて、興ざめする面も。007シリーズに詳しいわけではないので、過去の作品と比べてではなく、一作品として、この評価。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-09 05:21:31) 55. バティニョールおじさん 全体的には一人のお肉屋さんが奮闘する様は冷酷なる人権問題を背景にしながらも、穏やかでハートフルで頼もしさすらある。後味は悪くないが、たびたび訪れる危機を乗り越えていく様がどうしてもわざとらしく感じてしまう。一貫して無償の善に走ってしまう主人公は愛すべき存在だろうが、及第点には及ばない印象。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-09 03:40:08) 56. プリシラ(1994) 差別するわけではないが、感情移入が困難で内容がどうしても薄く感じる。ロードムービーとしても中途半端な気がしてしまった。もっと確固たる軸があれば違ったかもしれないが、オカマ3人の旅行記を見せられたという感想しかもてない。[DVD(字幕)] 5点(2008-10-09 03:32:48) 57. 羊たちの沈黙 推理を軸としながらも、おどろおどろしさを絶え間なく描き続けた秀作。後味は最悪の部類に入るし、この作品を観た時のショックは大きかった。何度も見たい映画には到底ならないが、俳優、ストーリー含め、印象深い作品。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-07 04:23:02) 58. 天使のくれた時間 「もしも」を軸として、大切なものを見つける一人の人間。もちろん、有り得ないストーリ設定ではあるが、名声より選ぶべきものに気付き、見つけ、やり直しがきくなんて羨ましい。後味の良さがありえない展開さえも微笑ましく思わせてくれる。意外な役のドンチードルを発見、興味深かった。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-07 02:54:05) 59. 女はみんな生きている 人生って何なのかねぇって考えさせられるという点では、メッセージ性もあったのだろう。ただ、儚いというか切ないというか後味はいいようでよくない。ただ、サスペンス的要素を織り交ぜ、思わず引き込まれてしまう展開の中に、確固たるヒューマンドラマがあったと思う。また見たいとは思わないかもしれないが、期待以上。[DVD(字幕)] 7点(2008-10-07 01:04:24) 60. ファイト・クラブ 簡単に言えば、脚本の中だけで暴走するストーリーの軸が安易。何だかよくわかんなくなってしまうほど、よく練られたモノなのかもしれないが、スッキリしないものがある。なりたい自分と実際の自分、描きたいモノは結局「物語」だったのだろうか?こういう話作ったよ。面白いでしょ?的映画は苦手。[DVD(字幕)] 6点(2008-10-07 01:00:40)
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