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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  アパートの鍵貸します ↓【まぶぜたろう】様、こんにちは。確かに、ビリー・ワイルダーって赤川次郎系ですよね。(えっ?そんなこと一言も書いていないって? 失礼しました)でも、私は好き。赤川次郎はあまりにも冊数が多く、小中学の頃ですでに飽きてしまいましたが(好きで読み漁りすぎたというのもあります 汗)、幸いなことに映画は本数が少ない。私の単純な脳は、まだまだ“しつこいくらいのお約束”を欲しているのです(笑)。この欲求を満たすためには、三谷幸喜さんテレビドラマよろしくお願いします!って感じですが。またまたそれてしまいましたね。この『アパートの鍵貸します』は“映画は娯楽”という精神に徹しています。登場人物の動きひとつとっても、普段、何だかウキウキと楽しい気分のときについつい真似てしまっている自分がいます。「ライト、レフト、ライト、レフト、ワン、ツー、ワン、ツー」とかよくやってますねぇ~。場面はS・マクレーンが睡眠薬で自殺を図った後の場面なので、本当は深刻なはずなのに、むちゃくちゃ明るい。J・レモンが会社で鍵のやりとりをするため、メッセンジャー・ボーイに封筒を渡すという、どうってことない場面でも楽しくなってしまうのです。バドの喜怒哀楽に一緒になって、浮かれたり、ハラハラしたり、挙げ句は風邪気味なのに寒風にさらされるのまで、追体験しそうになっています。『ハリーの災難』ではちょっと野暮ったかったS・マクレーンもめちゃくちゃ可愛くなっているしね。そうそう、この映画で彼女にメロメロになった男性の皆様、S・マクレーンのアイドル映画ともいうべき『凡ては夜に始まる』という作品もご覧あれ! 反則なくらいカワイイ(くれぐれもストーリーを本作と比べてはいけませんよ)。ひとつ、そちらのほうもよろしくお願いします。<2004.1.30追記>↑【りく&あん】様、もう1本の本作品と同年製作S・マクレーン主演映画に興味を持っていただいてありがとうございます。マジかわいいっス(笑)。レンタル屋さんにあるといいですね。9点(2004-01-30 11:59:39)(良:1票)

42.  チキ・チキ・バン・バン オンボロ車だったチキチキバンバン号。実は、かつてグランプリレースで優勝した経歴の持ち主だったのです。冒頭で、華々しい過去が描かれていますね。どうも私はその時点で、チキチキバンバン号に感情移入をしていました。やはりこの作品に出てくる子供と同じレベルと言いますか思考回路は同程度なんでしょう(汗)。まっ、ともかくチキチキバンバン号は、往年のビッグレースを勝ってきた強者なんですよ。静かな余生を送らせてあげたいじゃないですか。できれば再度活躍する場なんかが与えられて、みんなから尊敬を受けてもいい立場なんです。だから、溶鉱炉行きが決まったときは焦りましたね。なんとかあの貧乏発明家にお金を作ってもらいたくて応援しましたよ。さてさて、この作品の楽しいところを挙げるとキリがないのですが、キャラに限定すると、発明家のお父さん(子供たちからみるとおじいちゃん)のキャラが愛らしいです。外国に行くといっては、自分の小部屋(電話ボックスのようなもの)に入り込む彼がとてもかわいらしい(笑)。また、製菓会社の社長さんだって笛キャンディーを吹いて喜んでいる。その娘さんだって、子供たちと一緒に海岸ではしゃぎまくっているし、敵国のずっこけスパイ二人組だって、悪者なのに憎めない存在。歌や踊りだけでなく、こういった楽しいキャラクターがいっぱいいるのがいいですね。また、発明家のお父さんがいいのです。子供心がわかって一緒に遊んでくれるお父さん、妙なものも発明しては自分で実験して失敗しているお父さんなんて、ホントにいいなぁ〜って思いますもの。それから、発明家のウチにはお約束的な感じですが、朝食をつくるベルトコンベアーのようなもの(目玉焼きを作ったり、パンを焼いたり)が出てくるのってさらに楽しいですよね♪8点(2004-01-27 10:46:27)(良:2票)

43.  噂の二人 《ネタバレ》 ストーリーは悪くないのかもしれません。ただ、たかだかレズの噂が流れたからって、あそこまで白い目で見られなきゃあいけないのか!という痛々しさがありまして……。また、あの子供。憎ったらしいウソつき少女が、あまりにも憎ったらしくて、正視できませんでした。あの憎ったらしさは、最近では『ファインディング・ニモ』のダーラ(あの歯列矯正をしている女の子ですよ)と張るかも。いや、こっちの方が憎たらしさは数倍上だな。うんうん。あの子の言うことを信じる周りの奴等も一体何考えているんだか……。さらに終わり方がいけない。シャーリー・マクレーンあなたに不幸は似合わない。どんな状態でも明るくニッコリ笑ってくれないと、私はなんだかやりきれなくなってしまうのです。また、ヘプバーンの婚約者(ジェームズ・ガーナー)がいい人っぽいくせに、どうにもこうにも頼りない。やっぱり普段ヘラヘラしていても、大事なときにシャンとしてくれる男の人っていうほうがいいですよね。この逆をいっているので、どうも……釈然としないのです。あの子供の言葉を信じて、ヘプバーン、マクレーンを追い込んだ金持ち婆さんだって、やっぱり最後に救いが欲しかったはず。日本人気質の強い私としては「罪を憎んで人を憎まず」映画に惹かれるのです。ああ、救いが欲しいよぉーー(涙)。5点(2004-01-25 07:50:51)

44.  いつも2人で 現在、関係の冷え切った夫婦が、昔話(回想なのか実際に過去に ストーリーが動いているのかは謎)をすることで、いつの間にやら初心を取り戻していく映画……のように思えました。要するに、若い頃はお金がなくても幸せだったけれど、今お金ができて何か失ったものはない?という提言だったのかもしれません。これを観る側の心境として、「現在お金を持っているが、愛を感じられない夫婦」「お金を持っていても愛情いっぱいの夫婦」「お金はないが愛情いっぱいの夫婦」「お金はなくて愛も冷めた夫婦」「あんまり関係ないじゃない夫婦」といったパターンが考えられますが、第3の生活を送っている私にとっては、なんちゃ魅力的には感じられませんでした。あっ、でももしかしたら私たちは「お金がなくて友情いっぱいの夫婦」という特殊な例だったから、あんまり身近に感じられなかっただけかもしれませんが……。あしからず。3点(2004-01-25 07:30:53)《改行有》

45.  恋人よ帰れ ユアンとレニーちゃんの『恋は邪魔者』の元ネタの一つです。もう片方も、ドリス・デイとロック・ハドソンの『夜を楽しく』なので、カラフルな色合いや、勘違いからくる諸々の恋愛コメディが好きなら、この前に取り上げた2作品に本作を加えた3作品を併せて御覧になるといいかもしれません。顔だけでみると決して可愛いとは言えないドリス・デイがキュートな衣装で登場すると、不思議とかわいらしく見えるのが不思議です。役柄にぴったりはまっているっていうことなんでしょうね。広告会社のやり手プロデューサであるロック・ハドソンがノーベル化学賞を受賞された高名な学者に間違えられ、ライバル広告会社のドリス・デイがロック・ハドソンを接待するという内容。毛嫌いしているロック・ハドソンにドリス・デイが惹かれていく様がなんとも面白いのです。ラストの展開は、かなり強引ですが、こういうのもアリって楽しめる自分が大好きです。受け付けない人は、まるっきりダメでしょうね(汗)。7点(2004-01-22 03:47:39)

46.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 有名なシャワーシーンはそんなに怖いとは思いませんでしたが、そこに至る過程がジワリジワリときました。まるで蜘蛛が巣を作って蝶が舞い込むのを待っているような、そんなおどろおどろしさがベイツ・モーテルにはあります。やっぱり鳥の剥製が並んだ応接室の不気味さといったら……。剥製に囲まれたノーマン・ベイツがマリオンに「君って鳥みたいだね」と言うシーンには、ホント鳥肌ものです。実際はつぶやいただけなんですが、どうも舌なめずりをしているような空気が伝わってきて、それだけで固まってしまいました。また、怖さの演出という点においては、鼓膜を裏返されるような効果音がすばらしいですね。音楽だけでも神経が逆撫でされて、冷静ではいられなくなってしまう。しかも舐めるようなねちっこい映像とからまって、ゾーッとするような恐怖感が(汗)。マリオンが街から逃げるため、豪雨の中、車を走らせる場面も緊迫感がありました。これが映像だけだったら、フロントガラスに叩き付けられる雨をワイパーが猛スピードで拭い、視界は極度に悪く、たまに対向車のヘッドライトが見えてめまいを起こしそうになるっていう単調な場面なんですよね。あのキーキーとした効果音に、見事にやられてしまいました。他にも些細なシーンでゾゾッとした怖さ、皆さんも仰っていますが、日常の中の狂気のような怖さ、アンソニー・パーキンスの好青年っぽさが怖かったりとかしますよね。ただ、不満なのがラストシーン。ラストに余計な説明が入っているのがちょっと蛇足気味で、もったいないような気がしますが、多重人格物がメジャーでない時代、説明的な台詞が必要だったんでしょうね。8点(2004-01-21 06:26:27)(良:1票)

47.  花は贈らないで! ロック・ハドソンの薬依存症&精神的病弱思想がスゴイ。胸が痛くて心臓病の医師に検診を受け、なぜか自分は2週間の命しか残っていないと思い込む。あとは、死ぬまでの時間をどう過ごすかっていうところに焦点が当てられるのですが……(笑)。な、なんと残される(予定の)妻(ドリス・デイ)の行く末を案じて再婚相手を探すのです。基本的に勘違いが起因のスクリューボール・コメディなのですが、随所にじーんとくるようなシーンがあり楽しいのです。特に遺言をテープに録音して聞く場面では、ホントいい人だなぁ〜って思いましたもの。ウンウン。また、隣りの家に住む友人(トニー・ランドール)がいい味を出してまして、死期の近いロック・ハドソンに悼辞を書いたり、一緒に哀しんで酒を飲んだりします。病気が勘違いだとわかった後は、ちゃんとストーリーをごちゃごちゃにする役まで引き受けてくれていますし(笑)、脇役ってやっぱり大事ですよね。とっても楽しめた映画ですが、テンポはややゆったりめ。のんびりめの気持ちで観るほうがいいかもしれません。7点(2004-01-17 05:59:30)

48.  暗くなるまでこの恋を 《ネタバレ》 先に、『ポワゾン』のほうを観てしまっていたので……。純粋に映画を楽しむというよりも、リメイク作との違いのほうに、目がいってしまったのが、ほとほと残念。あとは、どういうラストを迎えるか、というのに興味があったのですが……。あの後、二人はどうなっちゃうんでしょう? 夫は助かるのでしょうか? 妻はもう離れていかないのでしょうか? ああ、諸々の問題が残ったままラストを迎えてしまったので、想像力を逞しくするしかないんですね。 【やましん】さんの仰るように、愛の形が示されているとは思いますが、このまま二人が幸せに暮らしましたというのは、どうも……。ドヌーブはキレイだけれど、ちょっと踊り子をしているなど、イメージに合わなかったですね。でも↓の方々のコメントを読んで納得。役どころ、間違えていたんですね(笑)。私としては、『ポワゾン』の濃いコンビのほうが好きです。リメイク成功か!?5点(2004-01-09 02:20:23)《改行有》

49.  ミニミニ大作戦(1969) 《ネタバレ》 出てくる車がかっこいい~♪ オープニングから山道を車が滑走する映像。車のCMかと思いましたよ。さらに、後半にミニが出てきてからも、商店街を走るミニに、やっぱりCM?って思ってしまいました。キレイなんだけれど、あんまり迫力が感じられなかったってことかもしれません。私好みの車がたくさん出てきていたため、途中で、彼らの車がイタリアンマフィアによって潰されるシーンに絶句。しばらくして、「ぎゃぁ~、やめてよ~」という呟きが……。あんなキレイな車になんてことしてくれるのよ!と心が痛かったです(涙)。肝心のフィアットの金塊強奪作戦ですが、チームプレーも満足にできず、予想外のことが起こる穴ばかりの展開。お粗末な計画としか言いようがありませぬ(汗)。呆然としてしまいます。あれで、完璧だったのでしょうか? 山道で、イタリアンマフィアが待ちかまえているのかと思いきや、単にバスの運転ミスで危機になるというだけ……。ただ、ラストの映像は、ちょっと『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルス』のようで、シクシクおかしかったです。 5点(2004-01-02 03:19:26)

50.  リバティ・バランスを射った男 《ネタバレ》 東部で法科大学を卒業し、西部にやってきた弁護士ランスと、西部の屈強な牧場主トム、折り紙付きの悪党リバティ・バランスの西部劇。拳銃が法に勝つ西部に法律書を持ち込み、正論と理念のみに駆られてやってきたランスに、言葉足らずではあるが(というより明らかに喧嘩を売っているような感じ)西部の生き方を教えるトム。ランスは理解しながらも反論。情熱を理解し応援するけれど、生き方を変えるわけじゃあないんだな、トムは。言葉には出さないけれどランスもそれが解っている。まったく、男の友情って素直じゃないねぇ~。対するワルのL・バランス、これが本当に憎たらしい。こいつを成敗することが、町の人々の望みなんです。でまぁ~ランスとL・バランスが決闘。悪者を倒してメデタシメデタシ……でもなぜ銃がヘタっぴな彼が早撃ち名人のワルに勝てたか?ちゃんとカラクリがありますが、それは後の話。とにかくランスが一躍有名になる。“リバティ・バランスを射った男”として。それで議員に当選。名士としての人生を歩むわけですが、本当のところワルを倒したのはトムなんですね。一人の無名の男が。しかも恋人(候補?)の美女はランスになびくし……。いいことないんですが、トムはランスの立候補を影ながら後押し。ランスの複雑な心境はラストの車掌の言葉「あなたはリバティ・バランスを撃った方ですから」に集約されています。正義感の塊のようなランスは複雑だったでしょう。でもトムのことを胸に刻んでいたからこそ、30年もの長い間、健全な心で政治活動を行えたのかもしれません。また、トムの死を機に本当のことを新聞社に話すランスに対して、記者は「伝説は伝説のまま残しましょう。これが西部です」と言ってメモを破り捨てる。西部の男たちの男気というものを堪能できました。ところで、L・バランスの手下の一人って、もしかして彼の悪行を少なくするために手下になっているんじゃないのか?と思う場面がありました。ランスや新聞社のピーボティをムチで打つ時、「もう死んでいる」(←実際は死んでいない)と言って、彼を止めていましたから。考えすぎだとは思いますが。付け足しでささやかなお笑いシーンを一つ。議員選出会場にトムは両開きの扉(酒場にあるような扉)を開けて、勢いよく閉めるんです。普通のドアならバタンと音がなってかっこいいんですが、前後にゆれるだけ。かすかに慌てた感じのトムが愛らしかったです。 8点(2003-12-30 22:45:14)(良:1票)

51.  戦う幌馬車 まず邦題に一言。これ、幌馬車じゃないでしょう(笑)。装甲馬車?馬戦車?←こんな名詞があるのかは知りませんが、出てくる悪い奴等の馬車がコレ。それにしても、ジョン・ウェインとカーク・ダグラスのコンビはいい。お互い足りないところを補い合う名コンビともいえるだろう。例えば、インディアンのキャンプ地を聞き出すための行動が違う。ジョン・ウェインは男に酒をやって情報を得ようとするも成果なし。一方のカーク・ダグラスは女に近づき、打ち解けてあっさりゲット。しかもこの二人は友情で結びついているのではない。お互い金のため。実力を認め合っているからだけにすぎないところが、なんとも映画チック。現実ではこんなことないから、妙に憧れてしまう。できる男とできる男の繋がり……かっこいいねぇ~。ところで、カーク・ダグラスはどうしてアゴに窪みがあるのか知ってます? 答えはこの映画を見ればわかるよ~(笑)。7点(2003-12-08 21:51:41)(笑:1票)

52.  ティファニーで朝食を 《ネタバレ》 あたしはミッキー・ルーニーの日本人(名前はユニヨシ、どんな漢字なんだろう?)、けっこう好きです。職業はカメラマン。いつも照明(提灯みたいなやつね)に頭をぶつけている……。要所要所でホッと一息。単調なストーリーにアクセントをつけていてくれましたよ。次はどんな格好で出てくるんだろう?ってね。“ムーンリバー”がプラスのアクセントなら、ミッキー・ルーニーは(もしかしたら)マイナスのアクセントかもしれませんが(爆)。もっと大きく関わってくれたら良かったのに。無意識に二人の橋渡しをしちゃっているとか。隠し夫に何かやらかすとか。結局、中途半端だったから、皆さんお腹立ちなんでしょう。ウンウン。なんてことを言いながら、あたしったら原作とか読んでいない、いいかげんな人間なんで、そういう人物がもともといたのか、何かを狙って新たに設定されたのかはわかりかねます。そこまで責任は持てないのよ(【ぐるぐる】さん、教えて)。ところでところで、いくらホームパーティ好きのアメリカ人といえども、あの満員電車のようなぎゅうぎゅう詰めのパーティって楽しいのか? まっ、出演者たちは楽しんでいるようなので、余計なお世話だと思います。すみませんm(_ _)m。そうそう、ティファニーでおもちゃの指輪にネームを入れてもらってましたよね。私はそれより電話のダイヤル廻し器のほうが気になるぞ。 ヘプバーンのファッション1点+ムーンリバー1点+ミッキー・ルーニー2点!(←ウソでしょぉ~)で、4点とさせていただきたいと思います。 追記 同監督なら『ペティコート作戦』を観ましょう。ヘプバーンなら『麗しのサブリナ』を観ましょう(笑) 4点(2003-12-07 06:17:44)(笑:1票) 《改行有》

53.  許されざる者(1960) 《ネタバレ》 ヘプバーン唯一の西部劇ですねぇ~。観る前は、あの都会派女優が西部女なんてできるのかぁ~?といぶかしんでいたんですが、けっこう様になっているので一安心。でも……ストーリーが進んでいくと、なんとヘプバーンがインディアン(確かカイオワ族だったような)の娘であることが判明。しかも顔にペイントまでしてくれております(すんごいサービス精神ですね 笑)。西部劇としては異色中の異色。なんたってヘプバーンがいる、なんてったっけなぁ~あの家族の名前、とにかくヘプバーンが育てられた家族がヒドイ。友好の印をかざしているインディアンを狙撃するは、真実を語っているサーベル爺さんを処刑するはの自分勝手さ。タイトル通り“許されない家族”なのであります。後味は最悪に近いかも。ただ、ヘプバーンのお母さんを演じたリリアン・ギッシュ(←この人はとっても気丈なんです)を中心に見どころはあるので、そこそこ楽しめた作品ではあります。キリスト教徒じゃないけれど「アーメン」。(注)ちなみにイーストウッドの同名作品とは何の関係もありません。 5点(2003-12-04 07:59:15)

54.  特攻大作戦 『めぐり逢えたら』で、トム・ハンクスとその友人が“男が泣く映画”として涙するのが、この『特攻大作戦』。女性陣が涙する『めぐり逢い』に対抗しているわけですが、やはり後者のほうに軍配が上がるのではないでしょうか。(私が女性だからかなぁ~、そうじゃないような気がするんだけれどなぁ~、どこが泣き所だったのか知りたいなぁ~)この映画、作戦勃発(勃発というのは変だが、この場合は勃発って感じ)→人集め→訓練→実行という基本的な流れでストーリーが進む。この中で一番楽しいのはやはり、訓練部分だろう。“地獄の訓練”といっているクセに、どこかのんびりとした訓練。普通、ドロドロになるまで身体を酷使したら、寝床に入ったら泥のように眠るわけだが、ここではみんなけっこう元気。無駄話をしてて看守に「早く寝ろ」と怒られたりしている。人の訓練中も他の人はダラダラ座って見ているし、けっこうなめているところはある。訓練は楽しげに進むのに、作戦実行になると、ドイツ人は男も女も皆殺しという汚さ。↓の方々も指摘されていますが、本当に汚い。最初、作戦を告げられたとき、リー・マービン扮する少佐は「この計画を考えた上層部には狂人がいるとしか思えない」と言っていた。まさしくその通り。できればリー・マービンの裁量でなんとかスマートなものにしてもらいたかったなぁ~。 7点(2003-12-02 13:11:02)(良:1票) 《改行有》

55.  殺しの分け前/ポイント・ブランク フラッシュバックが多くて、一度観ただけじゃ訳わからない。かといって、現在のところビデオorDVD発売されていないので、確認のしようがないのが辛いところです。キャストにリー・マービンの名前があったので、テレビの深夜枠でうっかり観てしまったのがフラストレーションのはじまりでした。話が理解できれば面白そうな雰囲気があるので、もう一度観たい。輸入版のレーザーディスクを購入された【みでじゃ】さんの気持ちもわかります。……が、私にゃぁ、英語を聞き取るなんて力は微塵もないのよぉ~。この映画で一つ勉強したのが、“2、3日中に”を“couple days”というのかぁ~と思った程度。テレビ局様(地上波orNHK衛星)、どうかもう一度放送していただけませんか?5点(2003-11-05 15:57:48)

56.  オリバー! 《ネタバレ》 およそ自らの意志というものを感じさせないオリバーにイライラしっぱなし。売られた先の葬儀社を逃げることだけは自分で決行していましたが、その他のことはすべて流されるまま。彼に関わった人の多くが(彼が直接の原因ではなかったにしろ)あまり幸せになれていないのがひっかかります。それでもミュージカルのシーンは見応えあり。特にナンシーが酒場全体を巻き込んで歌い踊るシーンはいい感じでした。……が、オリバーを逃がした後、彼女は殺されてしまうのです。スリ集団のボスのじいさんは、何年もかかって貯めた宝物を泥地に落としてしまい、一からやり直し(でもこのじいさんはけっこうたくましい)。悪者役のおっちゃんは、飼っていた犬にまで裏切られちゃうし……。最終的に幸せになるのがオリバーだけってのは納得できません。基本的にハッピーな話ではないので気分が滅入ってしまうのが難点。やっぱりミュージカルでは楽しい気分になりたいものですね。 4点(2003-10-31 09:09:34)

57.  凡ては夜に始まる とにかくシャーリー・マクレーンを堪能するための映画。ストーリーは、亡くなったばかりの大会社社長の愛人に、シャーリー・マクレーンが間違えられて、ディーン・マーチン演じる新社長及び重役たちにゆすりを働くのでは……と怖がられるといったもの。誤解が誤解を生み、ドタバタしたまま話が進んでいきます。ストーリーはともかく、シャーリー・マクレーンの言動&お色気ショットがこの映画の最大の見どころなので、『アパートの鍵貸します』でシャーリー・マクレーンに恋した皆さんにオススメです。 6点(2003-10-31 07:43:43)

58.  秋刀魚の味(1962) 《ネタバレ》 元海軍将校のお父さんのお話を伺いたい。この人の醸し出す空気に触れてみたい、そんな気持ちになりました。どうも私は品のある老人に弱いようです。お年寄りで話す機会があるのが、ウチのばあちゃん(←私にはむっちゃ甘いけれど基本的にワガママ)&じいちゃん(←学はあるんだけれど話が通じず)だけなもので。司馬遼太郎氏の「街道を行く」(三浦半島編)で、海軍将校たちの上品さを読んでいたからか、元海軍将校と聞くとそれだけで憧れの対象になってしまいまする。娘の結婚式の後、フラフラッと立ち寄ったあのバーで「あの曲いきましょうか」とママに言われたとき、本当は軍艦マーチ自体はどうでもよかったのかも。ただ、元気がなさそうに見える彼を気遣った、その思いやりをありがたく受け取ったように見えたのは私の深読みでしょうか。それはそうと、当時の(良家の)結婚ちゅうものは難しいですね。まず家族のほうに打診しなくちゃいけないというのもまどろっこしい。じれったくて、ちょっとイヤだな。そういえば、私も22と若かった頃、ちょうど彼もいなかったし見合いというのに興味があったので、親に「見合いしたい」といったら「上手くいかなかったときに責任転嫁されるのはイヤだ」ととりあってくれなかったっけ。さすが親だ、私の性格をよく知っている。7点(2003-10-29 06:25:46)(良:1票)

59.  恋人よ帰れ!わが胸に 《ネタバレ》 あれじゃあ、ジャック・レモンってただのアホやんか。出ていった奥さんに未練たらたらで、写真を見ては涙ぐみ、ウォルター・マッソーにニンジンぶらさげられて重症を装い……。彼女も戻ってきたと思ったら保険金目当てかい。ろくな人に囲まれてないなぁ~。というより付き合う相手を選べよ。あんなに人のいいアメフト選手を騙して、何やっとんじゃい(怒)! という感じで観ていたため、まるで縮んだバネが飛ぶようなアクロバティックな動きには、少~しだけ感動した。6点(2003-10-28 07:19:54)

60.  タイム・マシン/80万年後の世界へ 《ネタバレ》 タイトルに「80万年後」とあったので、一体どうなってしまうんだろうとドキドキしていた。まぁ~未来に行く過程で溶岩に包まれてしまうため、それが地表に出るまではそれくらいかかるかなぁ~と、妙に納得。80万年後は不思議な世界で、意思のない人間が、ただ生きているだけ。なぜか未成年者しかいない世界だし。理由は、地底人に食料として養殖されているから……って凄い設定です。でも、さもありなんと思うところもあり、話についていけている自分にビックリ。ただそれよりも近未来に立ち寄るところのほうが面白いですね。やっぱり。未来で友達が主人公の邸宅を保存するように息子にいいつけていたりするくだりは、友情っていいなぁ~と感じました。ショーウィンドウのマネキンの衣装が季節の移り変わりとともに次々と変わっていったり、太陽がすごい早さで動いたりと、時の早送りがとても楽しかったです。7点(2003-10-27 01:35:46)

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