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41.  第十七捕虜収容所 《ネタバレ》 いわゆる戦争モノが苦手なアタシ、この映画もずっと敬遠してたんだけど…そんな必要なかったわね。 アニマル&シャピーロのコンビには終始笑ったし、男どもが手に手を取り合ってダンスしてるシーンなんてとっても微笑ましくって。 …スパイもジェームズ・ボンドみたいのだったらステキだけど、プライスみたいに人の信用を裏切って平気な顔してるフレネミータイプは…ホント勘弁してほしいわ。 大体プライスってアメリカ生まれのアメリカ育ちなのにドイツ系移民だからってことでナチスに寝返ったんでしょ? アメリカにもちょっとくらい恩義があるんじゃないの??とか思っちゃうアタシが甘っちょろいのかしら…。 ところであのスパイ、『スパイ大作戦』のピーター・グレイブスだったのね! そう言われれば確かに面影あるわ、ウン。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-20 15:02:09)

42.  ルパン三世 東方見聞録 ~アナザーページ~<TVM> 《ネタバレ》 今回のルパンはお話もよくまとまってて案外面白かったわ。 最近の独特な絵柄と女性キャラの妙なアニメ声はアタシ的には若干キモチワルイんだけど、タイプライターの音と共に文字が打ち出されるあのタイトルコールを聞くと、やっぱりなんだかワクワクしちゃうのよねー。 最後は結局財宝見つからず不二子ちゃんプンプンみたいなオチは、ここ最近のルパンでは鉄板になっちゃってる気がするけど、アタシとしてはちゃんと宝石とか金塊とか盗んでハッピーエンドってのも久しぶりに見たいわ。 まあ盗みをあんまり美化するわけにもいかないとか、いろいろとオトナの事情もあるだろうから仕方ないんでしょうけど…なんだか最近のルパンって慈善事業家みたいで…ねえ? まあでもアタシは楽しめたわ。[地上波(邦画)] 6点(2012-11-18 07:40:33)

43.  アビス/完全版 《ネタバレ》 この映画ってこんなにガッツリ宇宙人出てきたっけ?? ずいぶん久々に見たもんで全然覚えてなくって…。 海の底で得体の知れない生物に助けられてハイ終わりみたいな感じじゃなかった? それともあれは『グラン・ブルー』だったかしら?? でも『グラン・ブルー』は確か最後に死ぬんだったわよね!? …ダメだわ、いろいろチャンポンしちゃってる…。 意外にSFとか未知の世界とかが大好きなアタシ、この映画も途中までは大興奮だったんだけど…最後の説教臭さがやっぱりちょっと残念ね。 深海イカ?エイ?みたいな発光体との遭遇にワクワクしたり、憎ったらしいコフィ大尉との対決にハラハラしたり、リンジー蘇生に泣いたり…とせっかくイイ感じで来てたのに…最後にこれだけ単純な反戦メッセージを持ってこられるとねえ…。 そりゃ、戦争には反対だけど…みたいな。 でも映像はすごいし、やっぱりエポックメイキングではあると思うので…7点かな。 それにしてもジェームズ・キャメロンって軍隊が嫌いなのかしらね?? 『アバター』のクオリッチ大佐もひどかったし。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-17 17:44:13)

44.  クラッシュ(2004) 《ネタバレ》 自由の国アメリカが抱える闇の部分を全部並べて見せたようなこの映画、もちろん見てて心地いいワケはないんだけど…案の定、かなりホロ苦な後味で。 もちろん終盤にかけて「良心」もちゃんと描かれてて希望もわずかに感じられはするんだけど、実際長くロサンゼルスに住んでたアタシとしては、あんなもんじゃ到底ホンワカした気分にはなれないわ…。 怒りや憎しみは感染力の強い病気みたいなもの、世の中にはイヤなことも理不尽なこともたくさんあるけど、だからってみんなが憎しみをバラ撒いてたら…みんな感染しちゃってサンドラ・ブロックが言ってたように「毎朝、起き抜けから機嫌が悪い」ってことになっちゃう。 映画の中では善意の伝播も描かれてるけど(TVプロデューサーが車泥棒の黒人少年をかばう→黒人少年が密入国したアジア人を解放する)、いかんせん善意は憎しみほど感染力が強くないのよね…。 いいことあったから皆さんにおすそわけ!ってより、ムカつくことあって八つ当たりしちゃった…ってことのほうが断然多いもの(アタシだけ??)。 …聖人のように清く正しくってわけにはなかなかいかないけど、あんまり人にイジワルしてたらバチが当たるから自重しなきゃね。 憎しみの連鎖を積極的に断ち切ろう!とは言わないけど、蔓延のお手伝いだけは避けたいわ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-11-13 18:03:42)

45.  ウォール街 《ネタバレ》 前に見たのがウン十年前…細部まで覚えてなかったせいで今回も十分楽しめたわ。 金融業界にはどうもアレルギーのあるアタシ、就職活動のときも節操なくあらゆる分野を受けた割に金融(と食品)だけは避けたくらい。 なぜかしら??って思ってたけど、昔見たこの映画のせいだってやっとわかったわ。 人様のお金を右に左にと転がして儲ける金融マンが、汗水流して一生懸命稼いだ他人のお金をしゃぶりつくす吸血鬼みたいに思えてねえ。 …純情だったのね、アタシ。 オホホ。 …今回見てはじめて気づいたけど、かなりの豪華キャストだったのね、この映画。 中でもマーティン・シーンと息子チャーリーの共演はやっぱり感慨深いわよね。 エミリオはどうしてんのかしら??とか思ったりして。 って違うか。 まあでもよくまとまってて面白かったわ。 ちなみに食品業界を避けたのは、なーんか太りそうって思ったからよ(←単純)。 オホホ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-12 13:42:47)

46.  マイ・フェア・レディ 《ネタバレ》 すっごく長いのね、この映画。 前半は下町出身の花売り娘が偏屈な音声学者によってレディに変身するザ・シンデレラ・ストーリーだけど、後半はよくある男と女の価値観の違いがテーマになってるみたいね。 前半だけでも映画として十分成立するし、オードリーの可憐なドレス姿をもうちょっと足して、舞踏会で大成功したとこでスッキリ終わっても良かったようなもんだけど。 せっかくオードリーが主演なのに、アスコット競馬場でのゴージャスな白黒リボンドレスと舞踏会でのシンプル・エレガントな刺繍ドレスだけだなんてもったいない! アタシとしてはレディに変身後の美しく着飾ったオードリーをもっと見たかったわ。 でも…蛇足っぽい後半もアタシは嫌いじゃないのよね、実は。 イライザは「よく頑張ったね。君のおかげで大成功だよ。」っていう労いの言葉が聞けたらそれで満足だったのにねえ。 ヒギンズ教授も腹の中ではもちろん思ってるんだろうけど、こっ恥ずかしくてちゃんと言葉にできないのかなんなのか…。 これって「アタシは家政婦!?たまにはちゃんと「アリガトウ」とか「愛してるよ」とか言ってよね!!」っていう夫婦喧嘩と本質的には変わらない気がするわ。 ラストは結局、強情っぱりなヒギンズ教授のためにイライザが大人になって戻って来てあげるわけだけど…いずれはちゃんと言葉に出して愛なり感謝なりを伝えないと、きっとまた出てっちゃうわよー。なーんて。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-11-03 15:28:23)

47.  甘い生活 《ネタバレ》 あまりにも有名なこのステキなタイトル、実はキョーレツな皮肉だったのね。 ローマのセレブ社会に溺れて自分を見失っていく作家志望の男を中心にストーリーは展開していくわけだけど…正直アタシには難解すぎたわ。 序盤はアヌーク・エーメとアニタ・エクバーグの驚異的な美貌にアタシもウキウキしてたんだけど、ダラダラと続くエピソードの羅列にだんだんダレてきちゃったっていうか。 途中ステイナーの親子心中あたりで若干持ち直すものの、その後の自暴自棄になったマルチェロが見るに耐えなくて…なかなかキツいエンディングだったわ。 …巨匠フェデリコ・フェリーニの作品は、まだアタシには早すぎるってことなのかしら?? ちなみにアタシが一番度肝を抜かれたのは、ヘリコプターで運ばれるキリスト像の影が白いビルを駆け上がるシーン!ではなくて、それを見てたプールサイドの美女たちの腋毛!!なんだけど。 ヨーロッパの人は剃らないって聞いてはいたけど…それ、いいの!?みたいな。 オホホ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2012-11-02 14:55:05)

48.  めがね 《ネタバレ》 うーん、前作の『かもめ食堂』がメチャクチャ良かっただけに、ちょっと期待しすぎちゃったかなー。 テーマも雰囲気もしっかりアタシ好みなんだけど、なんか全体的にあざとい感じがしちゃって…。 タエコさんが「たそがれる」ことを覚えてハマダでの生活に順応する様子なんかは、リモワのスーツケース置き去りにさせたり編み物させたりして案外わかりやすく描いてる割に、主要キャストのバックグラウンドは一切語らず「南の島のマッタリした雰囲気にせわしない日常の空気感はいらないから、そこはあえて描きません!」みたいな計算高い感じが若干鼻についたっていうか…。 バランスって大事ね。 まあでも世界観はやっぱり好みだし、ユージ(光石研)にヨモギ(加瀬亮)と男性陣がとってもかわいかったから、アタシはそれなりに楽しめたけどねー。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-26 13:53:22)

49.  セント・オブ・ウーマン/夢の香り 《ネタバレ》 いやー、綺麗にハッピーエンドでスッキリしたわ。 頑固で偏屈な盲目の退役軍人を演じたアル・パチーノが、ホントに何も見えてないんじゃないの?ってくらいの素晴らしい演技で…アタシはなんとなく『レインマン』のダスティン・ホフマンを思い出しちゃったわ(張り合ってたんじゃ??とか思っちゃうイジワルなアタシ)。 クリス・オドネル演じる、ちょっと気が弱いけど、どこまでも真っ直ぐで健気なチャーリーも良かったわよー。 フランクに銃を渡すよう説得しながら、綺麗な青いお目目から流す大粒の涙がホントに印象的で…。 イマドキ滅多にいないわよね、こんなに純粋な高校生。 タイトルは「女性の香り」だけど、フランクは盲人特有の鋭い嗅覚で、チャーリーが本当の意味で信頼に値する青年だって、最初から嗅ぎつけてたんじゃないかしら??なーんて思っちゃったわ。 ところで…アタシがチャーリーの立場なら、さっさと3人の名前ゲロッちゃうわね。 だってそもそもアイツらが悪いんでしょ? さして親しいお友達って感じでもなかったし…。 とか思っちゃうあたりがアタシも立派に薄汚れた大人ってことよね…反省します。 オホホ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-10-21 18:50:47)

50.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004) 《ネタバレ》 オリジナルを見たのがずいぶん前なもんで実はあんまり覚えてないんだけど…結末は違ったのね? 竹中直人の役とか、えらい忠実にリメイクしたのねーとか思って見てたんだけど…ラストだけはアメリカ人にウケがいいようにハッピーエンドに変更ってことなのかしら?? 今回アタシがこのハリウッド版を見るにいたったのは、アメリカ人の友達に「オリジナルのほうが絶対イイ!」って力説されたからなんだけど…オリジナルを覚えてないんじゃ比較のしようがないわね。 ホホ。 アタシがこの映画で一番興味を惹かれたのは、実は奥さんの気持ちだったりするのよね。 別に浮気してるわけじゃなし、ダンナが熱中できる健全な趣味を見つけてイキイキしてるのは、奥さんにとっても喜ばしいことなはずだし、そういう意味では奥さんがキレるのは理不尽な気もするわけだけど、自分だけ蚊帳の外ってのがなんか不満っていうか…。 自分にも見せたことないような幸せそうな表情を、自分の知らないところで赤の他人に見せてたってのがなんかムカついて、自分でも大人気ないってわかってるけど、つい不貞腐れちゃうみたいな。 これまで何十年と続けてきた「幸せな」日常に、実はダンナは空虚感を抱いてて、しかもそれを自分のまったく知らない世界で、自分には秘密で埋めてたってのが…ある意味、奥さんからしたら一夜かぎりのアバンチュールよりショックかも。 ま、ダンナの「社交ダンスしてるなんてこっ恥ずかしくて言えねーよ」って気持ちもわかるんだけどさ。 その点、ジョン・クラークが最後にとった行動は、奥さん目線で見ればパーフェクト! そりゃ冷めかけた恋の情熱ももう一度燃え上がるわってなもんで。 で杉山さんは最後どうしたんだっけ? …早いうちにオリジナル再見しなきゃ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-10-14 11:40:03)

51.  紅の豚 《ネタバレ》 ポルコ・ロッソがひたすら渋い!! オトコはやっぱ顔じゃなくて中身よねー。 ダンディズム満載のこういう映画って、ともすると単なるオトコの自己満足に終わっちゃうもんだけど、この映画は主人公がブタさんっていうひねりのおかげか、アタシも最後まで置いてけぼり食らわずにすんだわ。 とは言ってもアタシはやっぱり終始マダム・ジーナ目線で「ホント男っていつまでもガキよねー」みたいな感じだったけど。 でもそのマダム・ジーナも結局ポルコ・ロッソの少年性に惹かれてるんだろうから…男と女は堂堂巡りね。 それにしてもブタさんの声の渋いこと! この映画は森山周一郎のダンディなお声ナシでは考えられないわ。 そしておトキさんの艶やかな歌声! アドリア海の至宝、誰もが惚れる大人のイイ女マダム・ジーナの声をアノ加藤登紀子がやるってのもある意味斬新だけど、しっとりした歌声はさすが! とってもステキだったわー。 …観客に想像の余地を残したラストだけど、元に戻ったブタさんのお顔もアタシはちょっぴり見てみたかったなー。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-31 15:23:39)

52.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 この映画のブリジット・バルドーはホント超絶カワイイ!!!!! 体のライン丸出しの真っ赤なドレスに白いグローブで大公を誘惑したかと思ったら、キャメル・ワンピースにメイドエプロンでダンナをギャフンと言わせたり。 で挙句の果てにラストのウインク!!あれは反則よねー。 まさにキュート&セクシーの奇跡のコラボ!前世は絶対ネコだったに違いない!! ってことでブリジット・バルドーを見れただけでも大満足なんだけど、アタシはなにげにテンポのいいストーリーも気に入ったわ。 浮気癖アリのダンナにもちょっとくらいヤキモチ焼かせてやりたい!っていうブリジットの動機もカワイイし、それに翻弄されるオトコ共もお茶目でステキ。 どうしても高橋英樹に見えちゃうシャルル・ボワイエ(渋い声と眉毛がねえ)の軽めな演技も良かったし、ブリジット・バルドーの魅力を思う存分堪能するには最高の映画!かもね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-08-27 14:15:06)

53.  パットン大戦車軍団 《ネタバレ》 この映画はパットンという軍人の面白さに尽きるわね。 豪胆でカリスマ性があって、でも欠点も人間臭さもタップリっていう。 兵士殴打事件で好感度は一旦ずいぶん下がっちゃうけど、再び戦地に戻ると兵士たちにはやっぱり人気だし、彼の有言実行っぷりは確かに敵兵ドイツからも一目置かれるだけはあるわよね。 ただ…三度のメシより戦争が好き!!みたいなこういう人は、いくら人間的魅力に溢れてても結局大迷惑なんだけどさ。 …なんかわかんないけど惹かれちゃう!みたいなこういうタイプの人って実は演じるのがほんとに難しいと思うんだけど、その点ジョージ・C・スコットは完璧! 戦争モノが苦手なアタシにとっちゃ無駄に長くて残酷な戦場のシーンとか、コマ切れでよくわかんないエピソードとかも、彼の真に迫った演技のおかげであんまり気にならなかったもの。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-08-23 14:44:23)

54.  女優マルキーズ 《ネタバレ》 何気に生真面目な典型的日本人のアタシにとって、フランス人の自由奔放っぷりは永遠のミステリー! 特にこの時代の節操ない感じはチンプンカンプンで、もちろん感情移入なんて全然できなかったんだけど、カツラの下はハゲ散らかしてる(失礼)太陽王ルイ14世のウ○コをお付きの人たちが匂い嗅いだり触ったりしてるの見て、「絶対君主制は終わるべくして終わったのねー」なんて思ったりして…って違うか。 でも当時の様子や慣習を知るには面白い映画だったわ。 アタシ的な見どころはやっぱりソフィー・マルソーの圧倒的な美貌!と、付き人マリーの見事な乙部のりえっぷり!! 舞台の上で自ら命を絶つマルキーズに最後はまんまとおいしいトコ全部持ってかれちゃうあたり、ほんと乙部のりえっぽかったわー。 ステキ![CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-30 14:45:01)

55.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 アタシったら「ジェイコブかわいいわー」とか思ってたら、これってヒース・レジャーだったのね!? 『ダークナイト』とはえらく違ったんで全然気がつかなかったわ。 ってか声も違うわよね? このままいけば第二のジョン・マルコヴィッチ的カメレオン俳優になってたかもしれないのに…つくづく惜しい人を亡くしたわね。 さて鬼才テリー・ギリアム監督の作品にしちゃ中途半端な感じがしなくもないこの映画、実際お気に召さなかったって人も多いみたいだけど、アタシはけっこう楽しめたわよ。 ラプンツェルが実は美貌のためならなんでもする邪悪な鏡の女王と同一人物だったり、生贄の少女たちにガラスの靴を履かせたり、カエルがキスしても道案内しかしてくれなかったり…とストーリーは有名童話のつぎはぎみたいでメチャクチャなんだけど、やるんだったらとことん荒唐無稽なほうが「そう来たか」的な楽しみ方もできてアタシとしては気持ちいいわ。 ただ…全体の雰囲気をドタバタコメディにするのか、童話特有の不気味な感じにするのか、完全子供向けにするのか、その辺が中途半端だった感は否めないわね。 欲張って全部狙った結果、どれも外しちゃったっていうか。 それにしてもモニカ・ベルッチの美しさ!!! 出演時間は少ないけど、まさに物語から抜け出したかのような彼女の美貌は必見!ね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-29 16:51:50)

56.  ミセス・ダウト 《ネタバレ》 ロビン・ウィリアムス全開でちょっとお腹一杯って感じがしないでもなかったけど、まあ楽しめたし良かったんじゃないかしら。 でもラストはアタシ的にはけっこう意外だったわ。 お互い憎くて別れたわけでもないし、「ダウトファイア夫人」のおかげで二人とも相手の長所を改めて見つめ直すことができたんだから、この際ちゃんとヨリを戻しても良さそうなもんだけど…。 離婚前のダニエルは仕事は続かないわ騒動は起こすわで、ダンナというよりはでっかい長男みたいだったからミランダが匙を投げるのもわからなくはないんだけど、「ダウトファイア夫人」になることでダニエルも成長したと思うのよね、ダンナとして父親として。 だったら問題解決!もう一回やり直せば??ってアタシなんかは思っちゃうんだけど…まあそんなに単純じゃないわよね。 ただ…男性が女装して家政婦として自分の家に入り込んで…っていう言わば絶対にありえない奇想天外ハチャメチャコメディで終盤まできてたのに、ラストで突然現実的になるのはちょっと違和感があるっていうか。 …離婚家庭が当たり前になってる現代のアメリカでは、「両親ともに揃ってる家庭=ハッピー」っていう描写はかえって社会的に受け入れられにくいのかもしれないわね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-26 14:19:51)(良:1票)

57.  赤と黒 デジタルリマスター版 《ネタバレ》 己の美貌を最大限に利用してのし上がろうとする美男子ジュリアン・ソレル…ステキねー。 オンナどもが彼の美しさに目が眩むのはまあ当然としても、ジュリアンがすごいのは男たちまでもしっかり魅了しちゃうとこよね。 自分がどうにかしてやらないとこの若者はダメになっちゃうんじゃ…って結局みんな手助けしちゃうっていうか。 たまにこういう人いるけど、これって前世から培った人徳かなんかなわけ?? もちろんジュリアンが才気あふれる好人物だったからってのは言うまでもないんだけど。 聖職者だろうと軍人だろうとなんでもいいから、とにかく下流階級から抜け出したいっていう野心を抱いた美青年ジュリアン、彼にひとつ落ち度があったとしたら、それはきっとオンナを本気にさせすぎたことね。 もちろん原作は貧困生活から脱出しかけた青年が結局ギロチン送りになる姿を描くことで、いくら頑張っても階級の壁を越えることはできない当時のフランス社会を批判したのかもしれないけど、この映画ではただただジェラール・フィリップの美しさが印象的で…。 あ、ダニエル・ダリューの思いつめた熟女っぷりがとってもステキだったのは言わずもがなよ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-23 15:18:49)

58.  黄金(1948) 《ネタバレ》 言わんとしてることはよくわかるんだけど、アタシは小心者ドッブスの疑心暗鬼っぷりにドン引きしちゃって、終始ドッブスに対する嫌悪感しか感じなかったもんで…名作なのにちょっと点数低めでスミマセン。 まあ大金持つとロクなことにならないってのは本当なんだろうし、アタシだったら絶対もっとえげつないことしてると思うけど(←自信持って言うことでもないわね)…もうちょっとドッブスの心境の変化が丁寧に表現されてても良かったような気がするわ。 宝くじで儲けたお金をポンと出すほど太っ腹だったドッブスなのに、いきなり猜疑心たっぷりの卑怯者に豹変しちゃうから同情の余地がないっていうか。 ところでカーティンはその後、ダラスの果樹園で幸せに暮らしたのかしらね? なんかコーディの奥さんを狙ってる感じだったけど…イヤイヤそんなに上手くはいかないでしょ!?って思わずテレビにつっこんじゃったわよ、アタシ。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-19 14:59:43)

59.  となりのトトロ 《ネタバレ》 今まで何十回と見たことあるのに、まだレビューしてなかったのね…。 今回久しぶりに見直してみたけどやっぱり最高! コンパクトによくまとまってるし、ファンタジー度合が絶妙でキャラクターもそれぞれ立ってるし。 アタシ的にはこの映画には3つの号泣ポイントがあって、1つ目は米研いでるおばあちゃんにサツキが不安をぶちまけるとこ、2つ目はカンタが池に浮いてたサンダルの話をサツキに伝えるとこ、そして3つ目はサツキがトトロにメイを探してほしいって涙ながらに訴えるとこなんだけど。 入院中のお母さんの代わりに弁当作ったりメイの面倒見たりと精一杯努力してるサツキ、ほんとはサツキだってまだまだ子供なのに自分がしっかりしなきゃって頑張ってる姿がほんと健気で…。 お母さんのセリフじゃないけど、ホント聞き分けがいいだけに余計かわいそうなのよね。 もちろん井戸のとこでおばあちゃんに慰められてるサツキを見て一大決心するメイもいじらしいんだけど。 病院のお母さんにとうもろこしを届けようとメイが決めたのは、お母さんに早く良くなってほしいからってのはもちろんだけど、お姉ちゃんを泣かせたくないからってのもあったと思うのよね。 お姉ちゃんもほんとはツライんだ、じゃあメイがこのとうもろこしで早くお母さんを治してあげよう!的な。 …奇妙な生物が出てくるだけのファンタジーアニメじゃなく、ちゃんとした人間ドラマが根底にある作品だからこそ、24年も前の映画なのに今も多くの人の心を鷲掴みにしてるんでしょうね。[地上波(邦画)] 9点(2012-07-14 21:01:41)(良:4票)

60.  レインマン 《ネタバレ》 メチャクチャ久しぶりに見たわ。 全然覚えてなかったからとっても新鮮な気分で見れたわよ。 ホホ。 この映画はまずなんといってもダスティン・ホフマンの迫真の演技よね。 もう途中からそういう人なんだとしか思えなくなっちゃうもの。 そして弟役のトム・クルーズ。 実はアタシ、どっちかっていうとトム・クルーズは苦手なんだけど、この映画に関しては彼の無謀で生意気な青二才っぷりがよく活かされてると思うわ。 人を利用して成功することしか考えてないっぽい最低なオトコが、自閉症の兄との交流を通して精神的に成長していく様子が、イキってる感じのトム・クルーズだからこそうまく表現できてるっていうか(ホメてんのよ)。 それにしても当時ダスティン・ホフマンとトム・クルーズが兄弟役!?と思ったもんだけど、背の低さといい鼻のデカさといい案外よく似てるわよね。 横顔とかけっこうソックリよ。 …どうにも煮え切らないラストだけど、アタシはあれで良かったと思うわ。 現実問題チャーリーがずっと付きっきりでレイモンドの世話をするのは不可能だし、施設で生活するのがレイモンドにとって一番安全よね。 シンシナティとロサンゼルスだと遠すぎて、おいそれと会いに行けないのがちょっと淋しいけど…。 コミュニケーション能力の欠如が特徴の自閉症だけど、実は自閉症患者以上に自分のことしか考えてなかった弟チャーリーに、人を愛し尊重することの大切さをしっかり教えたレイモンド…さすがお兄ちゃんよね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-07-03 14:36:27)

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