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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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41.  特攻大作戦 ラス前までけっこう面白かったんですが、やっぱりあの“ホロコースト”がねぇ…。「ナチス憎し」が嵩じて「対ドイツ人なら何をしてもかまわない」になった感じ。これじゃあ、アウシュヴィッツと何ら変わりません。しかも、ミッション後のお咎めもなし。民間人の頭上に原爆を落とし、何の罪もない数十万人を一挙に殺戮し、なおかつ「正義」を振りかざして平然としている米人の人間性が、この映画からも垣間見れます。その意味では、どんな恐怖映画よりも怖かった。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-10 11:32:43)

42.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》 音楽もダンスもいいんですが、どうしても気になる点が一つ。アニタは最愛の人を殺された上、殺した男を助けるために危険を冒し、さらにレイプされかかってしまうわけですよね。彼女はこのドラマの最大の犠牲者だと思います。しかも、その後のフォローもなし。ひどすぎる。ヒロインさえ輝けばいいのか? 彼女は絶対にPTSDになっちゃうと思うんですが……。[DVD(字幕)] 6点(2005-07-25 02:07:07)

43.  暴力脱獄 《ネタバレ》 邦題のイメージとは裏腹に、中盤過ぎまで一貫してほのぼの系。ある種の修学旅行のノリで、2泊3日ぐらいなら体験入所してみてもいいかなと思えるレベル。 だからこそ、終盤の主人公の行動がよくわからない。なぜ何度も脱獄を繰り返すのか。自由がどうのこうのと言ってましたが、冤罪ならまだしも、自分から器物損壊しておいてその理屈はおかしいだろうと。しかも微罪で懲役2年とか。獄内もけっこう自由なんだから、それぐらいガマンしろよという印象しかありません。 いくつかの解説によれば、ベトナム戦争の泥沼化で蔓延していた反政府・反権力的な思想を反映しているそうで。しかし仮にそうだとしても、脱獄は正当化されないでしょう。それとも、自暴自棄の末の自傷行為と捉えたほうがいいのかな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-11-05 22:25:36)《改行有》

44.  現代やくざ 与太者の掟 「仁義なき戦い」の前に、菅原文太にはこういう出世作があったんですね。なかなか豪華キャストで、ストーリーもそれなりにあって、まあまあ楽しめました。志村喬とか若山富三郎とか、ものすごく贅沢な使われ方のような気がします。 それはともかく、1960年代末の新宿の街がいかに暗くて汚くて貧乏くさかったかがよくわかります。当時の学生たちが暴れ回りたくなった気持ちもわからないでもありません。こういうのを「歴史ハラスメント」と言うのかどうか知りませんが、こんな時代に生まれなくて良かったとつくづく思います。感想はそれぐらいですかね。[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-10-14 23:24:44)《改行有》

45.  雨のニューオリンズ 《ネタバレ》 もう60年近く前の映画ですが、結局人間の営みというのは何も変わらない(進歩しない)ようで。当時から会社にはクビ切り屋がいて、それなりに辛い職業だったんですね。 しかしこれ、ロバート・レッドフォードとナタリー・ウッドの会話がどうも表層的というか薄っぺらいというか。急に恋仲になる理由も、美男美女だからということ以外に見出せません。ルッキズムかよと。それに親しくなったなら、もう少しお互いに歩み寄るとか信頼するとかあってもいいと思うんですが。 特に終盤のチャールズ・ブロンソンとの結婚云々の話、もしレッドフォードが怒り心頭に発するとか愛想を尽かすとかだとしたら、あまりに度量が狭すぎるんじゃないかと。そこまでして追いかけてきたのかと惚れ直すのが筋じゃないかと。それに最後の「肺炎」というのも、あまりに伏線なしで唐突な感じです。雨の中を駆け出したから? それまでけっこう裸の背中を晒すシーンが多かったから? 安直なハッピーエンドが多い中、こういうネガティブなお話も嫌いではないのですが…。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-14 02:27:26)《改行有》

46.  パリは燃えているか 「パリは燃えているか」といえば今では加古隆の曲のほうが有名だと思いますが、なんとも大味な映画でした。前半はレジスタンス内の対立みたいなものを描いていたと思うのですが、後半はただ単にナチスを追い出して歓喜する姿ばかり。アラン・ドロンとかどこに行っちゃったんだろうという感じ。自国の歴史を誇りたい気持ちはわかりますが、他国人には飽きます。 ただ着目すべき点は2つ。1つは、パリを支配するナチスの将軍が偉かったということ。この事実は知りませんでした。もう1つは、オーソン・ウェルズが演じるスウェーデン領事の存在。ナポレオンの時代以来ずっと中立を貫き、あの第二次世界大戦時でさえ独仏の調停に入るほどだった同国が、昨今のウクライナ戦争を機にとうとう約200年ぶりにその方針を撤回し、NATO加盟に舵を切ったわけで。第二次大戦より今のほうが、危機感はより大きいということかもしれません。そう考えると、どんより重い気持ちになりました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-27 02:02:23)《改行有》

47.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 超久しぶりに再見。しかし終盤の銃殺場面を含め、まったく覚えていませんでした。記憶力の欠落を棚に上げて言わせてもらえば、とりたてて印象的なシーンがなかったことも一因かと。 お話としてはあまりにも有名ですが、インポな主人公の〝成長〟物語として見れば感動的でもあり、悲劇的でもあります。ただ本筋より気になったことが大きく3つ。 1つ目、当時のクルマは本当にあれほど簡単に盗めたのか。かなり高価なはずですが、野ざらし状態が多々。しかもキーとかロックとかもない様子。無防備すぎないか。 2つ目、やっぱり犯行の動機がよくわからない。当時は大恐慌時代で仕事もカネもなく、一攫千金を狙ったのはわかります。しかし偶発的とはいえ複数の殺人まで犯しながら、まったく反省することなく犯行を繰り返す心理が不明。もはやカネの問題ではなく、犯罪のスリルそのものを楽しむような描き方でした。だとすれば単なる異常者であり、少なくとも「義賊」ではありません。 3つ目、これは史実とないまぜですが、こういう主人公たちをもてはやす社会の風潮が恐ろしい。クソマジメなことを言いますが、どれほど自分が社会から虐げられたと感じていたとしても、銀行員や警察官を殺していい理由にはなりません。そんな当たり前のことを忘れさせるほど、大恐慌による不景気や社会不安は苛烈だったということでしょうか。 さて、好むと好まざるとに関わらず「成長」が止まったままの日本。大恐慌とまでは言いませんが、全員が貧しくなっていることは間違いありません。「俺たちに明日はない」のは、まさに今の若い日本人ではないかと。彼らがボニーやクライドにならないこと、またその登場を待ち望むような社会にならないことを願うばかりです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-08 03:28:28)(良:1票) 《改行有》

48.  引き裂かれたカーテン 本来なら胃がキリキリするような状況のはずですが、またそういう場面を「これでもか」と言わんばかりに盛り込んでいますが、終始一貫ユルいんですよねぇ。オリバー・ストーンとかがリメイクしたら、グロくて怖くて息もつかせぬサスペンスになりそう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-06-07 01:27:16)

49.  座頭市海を渡る 《ネタバレ》 シリーズをすべて見たわけではありませんが、本作はちょっと毛色が違う感じ。いつもは被害者になるはずの村民・農民が曲者だったり、悪代官が登場しなかったり、ヒロインと恋愛に発展しそうになったり。しかし例によって座頭市は無双だし、寂寥感漂う夕暮れのラストシーンも健在。 結局、いかにも悪そうな山形勲一派はあっさり全滅させられ、ずる賢く立ち回った小市民が最大の恩恵を受けるというのは、なんともひねくれています。世の中なんてそんなもの、ということでしょうか。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-23 02:30:31)《改行有》

50.  座頭市二段斬り 《ネタバレ》 結局、「二段斬り」というのは悪人2人を同時に成敗するという意味? 一方で三木のり平&小林幸子をいっさい咎めないあたり、越えられない壁のある格差社会を見せつけられている感じ。もっとも、この2人まで「二段斬り」していたら、その後のシリーズはなかったかもしれませんが。 例によって座頭市は無双状態ですが、唯一対抗できそうな加藤武にもう少しがんばってほしかったかなと。[CS・衛星(邦画)] 5点(2020-06-03 02:12:21)《改行有》

51.  突撃隊 《ネタバレ》 よく知らない野球チームの試合を3回から8回まで見たような気分になります。前半はコメディかと思って見ていたのですが、後半からピンチな場面が多くなり、終盤は続々と〝選手交代〟があって試合終了を待たずに番組終了という感じ。ちょっと印象には残りにくいですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-29 02:11:42)

52.  マーニー 若い頃のショーン・コネリーって、まったくイヤミ(特徴)のないイケメンですねぇ。別に褒めているわけでもけなしているわけでもないですが。 それはともかく、ヒッチコックの作品ってこんなにヘビーでしたっけ。大事件は起きるけど、比較的気楽に見られるサスペンスというイメージだったのですが、本作はまったく逆。なぜか窃盗を繰り返すという、わりとどうでもいい犯罪が前半に描かれて、終盤の謎解きでズシンと重い真相が待っていました。昨今、似た境遇の事件がよくあるだけに、ちょっと目を覆いたくなります。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-22 02:43:28)《改行有》

53.  グレートレース 《ネタバレ》 場面を壮大に展開しながらも、とにかくナンセンスに徹している点はすばらしい。しかしワンパターンなので飽きます。だいたいニューヨークからパリって、フェリーで大西洋を横断するだけじゃないかと思ったのですが、まさかのユーラシア大陸横断ルートだったんですね。それだけでもゲンナリします。しかも復路も走るそうなので、ご苦労様としか言いようがありません。 それと、乱闘シーンや転落シーンはかなり乱暴でした。リアルに怪我人が続出したんじゃないかと心配になります。ただし、音楽だけはA級でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-01-06 10:01:36)《改行有》

54.  わが命つきるとも 《ネタバレ》 1960年代の映画でありながら、16世紀前半を見事に表現していて、その点は素直にすごいと思いました。これが文化の厚みというものでしょうか。 しかし、宗教心というものをカケラも持ち合わせていない私としては、主人公の言動がまったく理解できず。要するに信念を貫いたということなんでしょうが、家族まで不幸にしてしまう信念っていったい何だろうと。結局、「頑固者だけが悲しい思いをする」わけですね。彼はカトリックの権威だったようですが、そんなに勉強が好きなら、『論語』も読んでおけば人生が変わったかもしれません。曰く「学べば則ち固ならず」。[CS・衛星(字幕)] 5点(2017-03-18 22:49:09)《改行有》

55.  荒鷲の要塞 《ネタバレ》 古いせいもあるのでしょうが、全体的に話の展開がもっさりしているというか。デフラグでもしたい感じです。 他の方も指摘しているとおり、大量に登場するドイツ兵がショッカーのように弱くて興醒めです。まるでシューティングゲームのファーストステージのよう。これならミッションも楽にクリアできそうです。 しかし秀逸なのは、裏切った仲間たち。ドイツ兵を前に無双の強さを誇る主人公2人を目の当たりにしながら、なお最後に抵抗する彼らの精神状態はどのようなものだったのか。これぞ軍人の鏡と呼ぶべきでしょう。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-12-21 00:08:24)《改行有》

56.  サウンド・オブ・ミュージック スタンダードの原曲をいろいろ聞けた、という意味では楽しめました。が、「名画」と呼ばれるほどですかねぇ…。とりわけ7人の子どもたち、年齢差はありますが個体差はありません。それに冒頭に笛一つで整列していたときと、後半に舞台で杓子定規に踊るときとでは、いずれも「マリオネットみたい」という意味で本質的には変化していません。つまり、マリアの家庭教師としての資質には疑義を抱かざるを得ないわけで。それに「ラはソの次の音」って…。もう少し考えてあげてもよかったんじゃないでしょうか。 だいたい「Sound of Music(音楽の音)」というタイトル自体、主張がなさすぎます。「腹痛の痛さ」みたいなものかと。そりゃ痛いでしょう。 ただ余談ながら、同じく修道院を描いた『天使にラブソングを』の謎が1つ解けたような気がします。修道女さんが「社会奉仕」の一環としてクルマを整備するシーンがありますが、「なぜわざわざそんなことを…」と疑問に思っていました。それは、この映画へのオマージュ(もしくはパロディ?)だったのかと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-02-18 18:42:06)《改行有》

57.  ニッポン無責任時代 実際の昭和30年代がどうだったかは知りませんが、普通に資本の論理で企業が買収されたり、ホステスのねえちゃんが株で得した損したと騒いだり、気に入らない社員を簡単にクビにしたりと、今よりずっと真っ当な資本主義が描かれていることに驚き。一方、社屋の屋上に全社員が整列して集会を開いたり、無能な社員が組合結成を画策したり、いかにも安普請な文化住宅が登場するあたりは、貧しさと社会主義臭さを感じます。この入り交じり感が、チョンマゲ&洋服姿、あるいは鳥居の奥の寺院を見るような強烈な違和感と相まって、なかなか見ものです。 ストーリーも、それなりによく練られています。少なくとも、『無責任野郎』よりはずっとロジカルで鑑賞に耐えます。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-10-27 04:53:19)《改行有》

58.  砲艦サンパブロ スケール感がすばらしい。CG技術などないであろう時代に、よくぞこれだけ壮大かつレトロな映像をつくれたものです。これに比べると、ひと昔前を扱った昨今の日本のドラマや映画は失笑するほど貧弱。技術の進歩も資本力にはかなわないということでしょうか。 ただし、映画としてはイマイチ。「退屈」というほどではないが、とても3時間が必要な内容とは思えません。何より、登場人物たちの印象が薄い。一つ一つのエピソードが弱いし、個々人の意思表示も薄弱で、あらゆる人間関係の描写も薄味。マックイーンの映画の中で比較的地味なのは、このあたりに原因があるのかも。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-10-17 23:44:42)《改行有》

59.  スパルタカス(1960) 紀元前のローマの話なのに、妙にアメリカンなところが笑えます。スパルタカスのきわめて今日的かつ民主的なリーダーぶりとか、米軍海兵隊のような訓練とか、遊園地のアトラクションのような剣闘士養成施設とか。この手の米国映画はいくつもありますが、軒並み薄っぺらさが否めません。歴史が浅いせいか、それとも米人そのものが浅薄なのか…。[CS・衛星(字幕)] 5点(2007-12-09 19:52:20)(良:1票)

60.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 昭和40年代初期、つまり東京五輪直後あたりの東京や田舎の風景がわかるという意味では、なかなか貴重な作品だと思います。その代わりというべきか、ある程度予想できるとはいえ、日本人の描き方はひどいもんです。ニンジャの訓練@姫路城とか妙な強制的合同結婚式とかはまだしも、2人の「ボンドガール」が気の毒で気の毒で。 1人目はいわば自分の身代わりで死んだのに、1ミリの感傷もなし。最初からヤリ逃げする気満々だったようです。2人目はなぜかビキニ姿のままで夜間の登山と下山。服ぐらい着せてあげればいいのに。当時のイギリスから見た日本人というのは単なる野蛮人で(最初と最後のタイトルバックから察するに、おそらくインド人との区別さえついていない)、この程度の扱いで十分と思われたのかなと。文句言えよ丹波と。 それはともかく、チャチな宇宙船とか、火山の下の秘密基地とか、まるで「サンダーバード」そっくり。同国だし、ちょっとマネしてみたんじゃないですかね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-07-18 23:22:50)《改行有》

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