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41.  フリーダム・ライターズ 《ネタバレ》 およそ学園モノというと、パターンはだいたい決まっています。中には嘘くさくて見るに耐えない作品も少なくありません。しかし、この作品は良かった。「ホロコースト」の意味さえ知らなかった生徒たちが、「アンネの日記」に出会って世界を知り、意識を変えていくあたりは、なかなかリアリティがあります。たしかに本には、そんな効果があるかなと。それと、やっぱりH・スワンクがいい。リング上で闘っていたときより、ずっとイキイキしていました。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-28 23:51:24)(良:1票)

42.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 興行的にはダメだったそうですが、けっこう楽しめました。途中までは「マッドマックス」と「トムとジェリー」を合わせたような感じ。ビルの70階から落下して無傷ってのがすごい。しだいに明らかになる壮大なスケール感は、さすが米国映画です。 しかし、何より興味深いのは「その後」。クローンたちが解放されてハッピーエンド風に終わっていますが、大変なのはこれからでしょう。世の中の事情を何一つ知らない彼らが、どうやって生計を立てていくのか。おそらく生活保護を受けるしかないでしょうが、ただでさえ貧困層に冷たい米国社会の議会が、果たしてそれを認めるでしょうか。それに、彼らが社会に散ったことが知れ渡れば、各地で「こいつはクローンか生身の人間か」という疑心暗鬼が始まります。とんでもない社会不安を巻き起こすでしょう。 しかも、発注元がセレブというのもやっかいです。おそらく彼らにとっては、迷惑な存在でしありません。そこでセレブだけに、いろいろ手を使って保身を図ろうとするはず。そのあたりから「彼らを人間として認めるべきか」という議論が沸き起こり、いっそ殺処分…。とサンデル先生ばりにいろいろ考えさせてくれたという意味で、たいへんおもしろい作品でした。ぜひ「アイランド2」に期待したいところです。[CS・衛星(字幕)] 8点(2012-07-09 15:32:58)《改行有》

43.  恋するトマト 秀作でした。ギャラの高い美男美女なんかいなくても、あるいは壮大なセットや誰かが壮絶に死ぬようなシーンがなくても、地に足のついた脚本さえあれば十分におもしろい作品になるということを、見事に証明している気がします。けっして万事解決せず、問題は問題として残したまま終わる点にも、作り手の良心を感じます。名前ばかり先行し、リアリティのカケラもない浮ついたシナリオばかり書いている脚本家は、この作品を見習うべき。まずは畑仕事からやりなさい。[CS・衛星(吹替)] 8点(2012-06-13 14:47:40)

44.  少年メリケンサック クドカン映画はハズレが多いのですが、これはアタリ。ストーリーの強引さなどは、この際どうでもいい。小ネタのキレがけっこういい感じです。それにしても、佐藤浩市はいろんな映画に幅広い役柄で出ていますが(「男の真ん中」をマークXで疾走するスーパーエリートからこういうアウトローまで)、どうもいま一つ印象に残らないのはなぜなんでしょう。個人的には、テルヤ様の「アンドロメダ~」が頭にこびりついて離れません。スピンアウト作品を期待したいぐらいです。[インターネット(字幕)] 8点(2012-01-04 19:43:33)

45.  ミュンヘン 久々に観る怪作です。この一連の事件を映画として取り上げた時点で、もう脱帽。グーの音も出ません。事件当時、子供心に感じた激しい戦慄が、にわかに蘇ってきました。ラストのWTCビルが印象的ですが、たしかに昔から今日まで、報復の応酬の図式はまったく変わっていないんですよね。それに映画としても、どこぞの国のお涙頂戴映画とも、かの国のドンパチ礼賛映画とも一線を画し、血なまぐさい話にも関わらず格調の高さを感じさせてくれました。途中、“同宿”を余技なくされたパレスチナ人青年と、ラジオの選局を競って最終的に折り合うシーンがあります。全編にわたって絶望的なストーリーではありますが、ただ唯一、このシーンにだけは、かすかな希望が込められていた気がします。[DVD(字幕)] 8点(2006-11-06 03:15:35)

46.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード 前作は観ていませんが、それでも予想以上に堪能できました。何よりシナリオが面白い。単なる復讐物語に終始しそうなところですが、そこにJ・デップが絡んで三つ巴(元FBIも入れれば四つ巴?)になることで、ストーリーも、登場人物もグッと立体的になりました。悪の親玉がW・デフォーでその側近がM・ロークなんて、怖すぎてカッコよすぎます。ただM・ロークの役柄は、今日の彼の映画界でのポジションを象徴しているようでした。[DVD(字幕)] 8点(2006-05-04 23:07:42)

47.  ヒトラー 最期の12日間 秀作でした。誰の目にも破滅が明らかになる中、人々が見せる冷酷さと優しさ、頽廃と忠誠、緊張と弛緩。そのコントラストが見事です。特に気に入ったのは、ヒトラーの死を知った将校たちが一斉にタバコに火をつけるシーン。些細な描写ですが、この一服はさぞかし微妙な味だったことでしょう。米人はこれを優越感と興味本位で観るでしょうが、日本人は共感を抱きつつ観ることができると思います。[DVD(字幕)] 8点(2006-04-16 17:38:45)

48.  ジョゼと虎と魚たち(2003) ジョゼの孤独には胸が締めつけられます。カナエの悔しさもわかります。ツネオの悩みや最後の嗚咽も痛いほど伝わってきます。とりたててサプライズがあるわけではないのですが、いい映画だと思います。[地上波(字幕)] 8点(2005-12-31 23:59:21)

49.  リプレイスメント 陳腐なスポ根ものかなと思っていたんですが、意外におもしろい。てんこ盛りの「そんなアホな」と思わせるシーンのおかげで、ありがちなクサさが消えていました。「てるてる家族」に通じるものがあると思うのは、私だけでしょうか。8点(2004-04-19 16:44:25)

50.  スコア 単純におもしろかった。けっこうハラハラドキドキしたし。それに、この手の話にしては珍しく、一滴の血も流れなかったところがいい。よくできた痛快娯楽映画といったところでしょうか。8点(2004-03-01 01:09:42)

51.  ドラゴン・キングダム 2大スターの初共演だそうで。逆になぜ今まで共演していなかったのか不思議です。いろいろ大人の事情があるのでしょうか。 それはともかく、いかにも「吊ってます」「CGです」という感じが心地よい。2大スターが同じ画面で存分に暴れてくれれば十分でしょう。それぞれ2役ずつというのもよくできてます。[CS・衛星(吹替)] 7点(2023-06-13 02:04:17)《改行有》

52.  カリブの白い薔薇 若いころのアナ・デ・アルマスを拝みたいという、ただそれだけの理由で見たのですが、けっこう味のあるお話でした。冒頭に裏切った男が海に投げ込まれるシーンが終盤の伏線になっているというのも、よく練られています。夜中にむっくり起き上がったアナ・デ・アルマスがキッチンに行き、なぜか置いてある巨大な肉の塊にかぶりつくなんて、誰が想像できるでしょうか。しかも女主人に見つかって水をぶっかけられたら、いきなり全裸になって女主人にビンタで逆襲ですからねぇ。なかなか予測不可能です。他にも若い女性はたくさん出ていましたが、やはり次元が違いました。 タイトルからわかるとおりB級感満載で、稼業の背徳感も男尊女卑も甚だしい作品ではありますが、終始ニヤけた主役の男主人が魅力的。ラストシーンは、往年の名画「U・ボート」を見ているようでもありました。[インターネット(字幕)] 7点(2023-04-02 23:14:28)《改行有》

53.  ゲット スマート この手の作品はストーリーがどうのこうのというより、随所に散りばめられた小ネタをどれだけ楽しめるかだと思います。個人的に好きなのは、序盤で「自分のほうが成績は上」と誇ったり、終盤で「大統領は忙しい」とネタ振りしておいて幼稚園で童話を読ませたり、またそれを園児に「下手くそ」と言わせたり、その子をSPがちょっと遠ざけたり。ただし主人公の肥満ネタは不発だったような気が。 それと、この作品におけるアン・ハサウェイは天使ですね。[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-08 23:22:17)《改行有》

54.  コーヒー&シガレッツ 《ネタバレ》 特に何が起きるわけではないけれど、微妙な人間関係とか、言葉の綾とか、本音と建前の緊張感みたいなものを楽しめれば十分かなと。喫茶店で他者の会話を盗み聞きするような感覚でしょうか。 個人的に好きなのはケイト・ブランシェットのパート。こういう会話は本当にありそう。お互いにズレや格差のようなものを感じつつ、体面を保とうとしているところが面白い。おそらくこれは1人2役でしかあり得なかったでしょう。相手役は誰が演じてもイヤなヤツにしかならないので。 もう1つ、スティーブ・クーガンのパートもいい。いつの間にか立場が逆転し、ものすごく気まずい空気のまま終わるあたりがリアル。人間関係はこうやって壊れていくんだなということがよくわかります。 ただし、肝心のコーヒー(紅茶)はどのパートも不味そう。アメリカンな薄くて苦いだけのテイストを想起しました。モノクロの映像と、ちょっと古びた舞台設定と、いずれも素直には笑えない会話と、今ではあまり見かけない紫煙がそうさせているのかもしれません。[インターネット(字幕)] 7点(2022-08-04 01:28:11)(良:1票) 《改行有》

55.  シルミド/SILMIDO 《ネタバレ》 要するに壮大なハシゴ外しということで。かの国は〝素材〟が豊富ですね。 映画と事実との間にはいろいろ違いもあるようですが、映画として見た場合、ミッションの消滅は仕方がないとしても、だからといって全員を抹殺しようという発想がよくわからない。たった31人ぐらい、バラバラにしてどこかの部隊に編入させれば済むような気もします。このあたりの説明がやや足りなかったかなと。また終盤になって教官と〝心の交流〟が生まれるのも唐突感があって不自然。最終盤の〝バス旅〟に至っては、浪花節すぎて逆に冷めます。 さて、わずかながら明らかになった事実によれば、抹殺云々ではなく待遇改善を求めた反乱だったとのこと。それらの経緯をすべて闇に葬ろうとした政権の判断のほうが、抹殺よりも恐ろしい気がします。もう真相究明は難しいかもしれませんが、もし新たな事実がわかれば、また新たな映画にもなりそう。ぜひそちらにも期待したいところです。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-29 22:51:34)《改行有》

56.  マンマ・ミーア! 要するにABBAの数々の名曲をつなぎ合わせた、やたら贅沢なプロモーションビデオということで。これだけハッピーを強く押し出されると多少は嫌味に感じそうなものですが、そうはなりません。こちらも自然にハッピーな気分になれます。聞き慣れた曲と現実離れしたストーリーのなせる業でしょうか。しかし007が歌い出すと急に現実に引き戻されてヒヤッとします。無理してる感じが伝わってくるので。 エンドロールとともに流れる「Dancing Queen」「Waterloo」「Thank you for the music」の3連発もなかなか聴き応えがあります。 しかし、メリル・ストリープが「悪魔」を演じたのはこの2年前なんですよねぇ。芸域が広いようで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-06-10 22:56:12)《改行有》

57.  エリザベスタウン オーランド・ブルームぐらいのイケメンになると、CAさんのほうから声をかけられるのね。これが「ティファニーで朝食を」の「ユニオシ」みたいな典型的日本人だと、完全に無視されるんでしょう。 それはともかく、ある種の夢物語のような、ほのぼの映画でした。たしかにこういう葬式もいいなと。いくら悲しんでも帰ってこないんだから、いっそ盛大に送り出してやろうみたいな。それにキルスティン・ダンスト演じるヒロインは、多くの男が思い描く理想像でしょう。なんだかよくわからないけど近づいてきて、手取り足取り世話を焼いてくれて、いろいろ慰めてくれて、それでいてベタベタしない。あまりに絵に描いたような理想像なので、夢オチなんじゃないかと疑ったほどです。 まあ典型的日本人には縁のないお話ですが。[CS・衛星(吹替)] 7点(2022-05-12 02:04:58)《改行有》

58.  ワイルド・バレット 間違いなくA級とは言えないが、B級と呼ぶには惜しい感じ。いろいろ盛り込んでいて飽きません。終盤はもう子供と奥さん以外は全員敵というわけのわからない展開で、彼の人生は一体何だったのかと同情していたら、何重もの妙なオチ。最後まで「そんなアホな」と思いつつ堪能させてもらいました。 途中、まったく別作品のような児童虐待夫婦のシーンも秀逸。ここだけ唐突に主役になったヴェラ・ファーミガが、抜群にカッコよかったです。 「ワイルド・スピード」以外のポール・ウォーカーを初めて見ましたが、同作よりずっとワイルドで厚みがあってちょっと陰影があって、存在感が際立っていたように思います。今ごろはもっと幅広い役で活躍していたはず。惜しい人を亡くしたものです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-01-19 03:09:18)《改行有》

59.  3時10分、決断のとき 《ネタバレ》 クリスチャン・ベールとラッセル・クロウありきの作品という感じ。まあ2人がカッコいいだけで十分なんですが、ストーリー的にいささか無理がある気がしないでもありません。特に最終盤、ホテルから駅へ逃げながら走るラッセル・クロウは、なんだか身体が重そうで、それまでの凄腕の悪党のイメージとはちょっと違います。それにこのとき、当人はどういう決着を予想していたのか、すべて想定どりなのか、ぜひ聞いてみたい気もします。 ただ、イラストにまつわる前フリと回収は、ベタとはいえいいシーンだったなと。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-09 02:03:08)《改行有》

60.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 今さらながら、「007」シリーズをおそらく初めて見ました。さすが激しいですね。命がいくつあっても足りない感じ。しかし「Mission Impossible」とほとんど同じような気が。主役とテーマ音楽さえ変えれば、そのまま流用できそう。 面白かったのは前半、航空会社の株を大量に空売りした後で航空機にテロを仕掛けようとするあたり。たしかにひと昔前の銀行強盗とか誰かを騙したり脅したりしてカネを奪うより、もっとも最小限の犠牲で巨大な利益を得られるかもしれません。反資本主義とか富裕層に鉄槌を、といった大義名分も立つし。しかしテロに失敗すれば巨大な損失を被るわけで。またその損失をカジノで取り戻そうというのも、なかなか健全というか短絡というか。 ただ最終盤、敵だか味方だかが急にゴチャゴチャしてきて混乱します。エヴァ・グリーンはなかなか魅力的でしたが、あんな展開を用意しなくてもという気がしないでもありません。[インターネット(字幕)] 7点(2021-10-02 03:38:21)《改行有》

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