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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. トゥー・ウィークス・ノーティス ラブ・ストーリーとしては面白味に欠けます。ですが、コメディとしてはとっても楽しめました。H・グラントとS・ブロックの持ち味を、最大限に発揮した映画です。2人とも得意な役柄でした。この2人のコメディは、当たり外れはあるものの、割と安心して見ていられます。まるで漫才のような掛け合いが、とても笑わせてくれます。[DVD(字幕)] 6点(2010-03-20 23:47:57) 42. アバター(2009) SF版「ダンス・ウィズ・ウルブズ」ですね。終盤の戦闘シーンはとっても見応えがありました。ああいうところは、さすがJ・キャメロンと言いたくなります。映像も凄いです。ただ、最近は映像だけでは驚きが少なくなりました。何でもできるようになりましたから。批評家の渡辺祥子さんも言ってましたが、ストーリーは弱いと感じます。「タイタニック」の時もそう思いました。プロの脚本家に任せとけば良かったのにと思います。[映画館(字幕)] 7点(2010-03-19 21:59:24) 43. しあわせの隠れ場所 実話に基づく感動作として、大分宣伝していましたが、感動度数はそれ程でもありません。割と淡々と物語が進んでしまいます。この映画に出てくる人々は、もっと泣いていいし、もっと怒っていいし、もっと喜んでいいと思うのです。物語を丁寧に綴っているうちに、大切な感情表現を忘れてしまったようです。しかしながら、その境遇を考えて見ていると、とても応援したくなるのです。[映画館(字幕)] 6点(2010-03-12 18:25:05) 44. インビクタス/負けざる者たち スポ根は大好きなので、試合のシーンなどは目が釘付けでした。ですが、映画としては薄味のような気がします。国を一つにまとめよう、国民を団結させよう、という熱い想いは伝わりますが、個々の登場人物の絆が深められたようには思えないのです。「偉大なマンデラ」ありきで、マンデラに感銘を受けたラグビー選手がいる。そんな風にしか思えませんでした。それならば、M・デイモンを主役にした物語の方が、よほど面白くなりそうな気がします。[映画館(字幕)] 6点(2010-03-05 23:01:28) 45. フローズン・リバー 子供以外はほとんど笑顔を見せない登場人物たちによる、ものすごい緊張感溢れる映画でした。ドキドキ感は満載です。ただ、ワクワク感は少なめ。重苦しい雰囲気を味わうには最適かも。[映画館(字幕)] 6点(2010-02-18 22:02:45)(良:1票) 46. グラン・トリノ イーストウッド監督作品は苦手な私ですが、この映画も最後は無情を感じます。運命を変えようと歯を食いしばって頑張っても、神はまるで何もなかったように、人生という筋書きのまま、人々に過酷な運命を課すのです。まるでアメリカン・ニュー・シネマのようなラストでした。[DVD(字幕)] 6点(2010-02-07 15:00:02) 47. ラブリーボーン 叙情的な映像が多いので、それが受け入れられるかが気に入るかの分かれ目になると思います。映画の解説を読んで、こういう物語だったのかと初めて気付かされた部分もあり、映画として良くできているとは言いづらいのですが、S・ローナンの演技が本当に良かったので、他の人にも見て欲しいです。[映画館(字幕)] 7点(2010-02-05 20:03:08) 48. (500)日のサマー 青春コメディ映画を真似たようなシーンがいくつかありましたが、それら秀作へのオマージュとして見れば、微笑ましく思えます。学生ほど淡くなく、結婚適齢期ほど重たくない、20代半ばの恋愛観を面白おかしく見せてくれました。カップルが出てくると、どうしても彼より彼女に目がいってしまいます。Z・デシャネルは美人ではありませんが、ちょっとエキセントリックなところが役にピッタリです。[映画館(字幕)] 8点(2010-01-29 21:46:12) 49. ウェイトレス おいしい人生のつくりかた 主人公がウェイトレスなんですけど、この物語は主人公が違う職業でも成り立ちますし、パイ作りが得意である必要がないんですよね。一応笑えるところもあって、それなりに後々の展開が期待できそうなストーリーになってますが、特に驚くことなく結末を迎えてしまいました。[DVD(字幕)] 5点(2010-01-10 23:36:33) 50. ティンカー・ベルと月の石 ティンカー・ベルを始めとするキャラクター達の愛らしさが、この物語の肝であると思います。前作での長所をそのまま継続し、物語に活力が生まれています。時折挿入されるコメディ要素も楽しみの一つです。短気でオッチョコチョイなティンカー・ベルに親しみと情が湧き、一生懸命な姿を応援したくなります。残りの2作も、とても楽しみです。[映画館(吹替)] 7点(2010-01-08 20:45:42) 51. マイケル・ジャクソン/THIS IS IT 完成しているパフォーマンスはとても迫力があり、見応え聞き応えがありました。未完成のパフォーマンスはどのように作り上げていくのかが見られて、興味深いものがありました。長いミュージック・ビデオのようで、もし、彼が生きていたらどんなステージになったか、期待せずにいられません。ただ、ドキュメンタリー映画としては、何も訴えるものがありません。ファンでないと2時間は辛いかも。[映画館(字幕)] 6点(2010-01-03 17:03:58) 52. once ダブリンの街角で 《ネタバレ》 音楽が最高に格好良く、この映画の要であることは言うまでもありません。基本的なストーリーは至ってシンプルで、まるで初恋の物語のように、淡い気持ちが見え隠れしています。登場人物を限定し、役名を付けないことで個の意識をなくし、見ている者に2人の主人公と気持ちが寄り添えるようにしています。映画館で見逃したことが悔やまれる映画でした。[DVD(字幕)] 8点(2009-12-29 23:50:41) 53. ジュリー&ジュリア なんてもったいない映画なんでしょう。前半があれだけ可笑しく楽しく見られたのに、後半は失速してしまいました。ノーラ・エフロン復活かと期待しましたが、もう少し頑張って欲しかった。お腹が空いているときに見ると、目に毒となるでしょう。[映画館(字幕)] 6点(2009-12-25 22:31:11) 54. カールじいさんの空飛ぶ家 《ネタバレ》 これまで見てきたピクサー製ディズニー映画はとても楽しめましたが、この映画だけは全く楽しめませんでした。予告編は最高の物語を想像させたのに、本編にはそれ以上のものがありません。子供と動物は観客に人気があるからといって、無理矢理登場させなくても良かったんではないでしょうか。妻との思い出はどうでも良くなってしまったんでしょうか。[映画館(字幕)] 4点(2009-12-18 23:40:59) 55. 戦場でワルツを この映画は完全にドキュメンタリーなんでしょうか?20年前の戦争を掘り起こしていますが、何が善で何が悪か、一言も触れずに、ただその時の出来事を観客に知って欲しいと訴えかけています。見る前は、『失った記憶を探し求める感動作』なのかと思っていたので、少しビックリしました。アニメにしたことで、テーマの深刻さを和らげ、証言者達を守っているように感じられます。[映画館(字幕)] 6点(2009-12-14 15:37:32) 56. イングロリアス・バスターズ 《ネタバレ》 どこを切ってもタランティーノ映画。火薬と血しぶきが好きじゃないと、見ていられません。基本的な物語は面白いと思うのですが、集団で銃を打ち合うところなど、他の映画と代わり映えしません。教訓めいたものも感じられません。先にも書いたとおり、火薬と血しぶきでドキドキしたい人には勧めます。[映画館(字幕)] 5点(2009-12-04 16:51:04) 57. スペル いずれこの映画を見ようと思っているなら、絶対に映画館で見るべきです。家庭の明るい電灯の下で見ても魅力半減。映画館の真っ暗な中、バカでかい音響で見れば、映画の世界に没頭できます。A・ローマンは怖がっていたり不安になったときの顔が良くて起用されたんでしょう。[映画館(字幕)] 6点(2009-11-16 16:59:34) 58. きみがぼくを見つけた日 この映画には凄く駄目なトコロもありますが、凄く良いトコロにだけ注目すると、とっても純粋なロマンスであることが分かります。見る人によっては、凄く駄目なトコロが気になって、つまらなく感じるかもしれません。けれど私には、凄く良いトコロが胸に響きました。"時"という障害にも臆することなく、愛を深め確かめ合う姿は、年齢という年輪を幾重も重ねた身には、感慨深いものがあります。[映画館(字幕)] 8点(2009-11-06 20:38:22) 59. トワイライト~初恋~ 《ネタバレ》 あからさまに怪しげな青白い肌と赤い唇、ミステリアスにするためのモノトーンに近い映像、これまでの常識と違い物語を作り出すために考えられた吸血鬼の特性、などなど。映画としてはあまりにも御都合主義的に思えます。しかし、そこら辺のことを差っ引いても、お釣りが余りほど、得体の知れない魅力があります。古今東西、老若男女の違いなんか簡単に乗り越えてしまう、恋する感情や大切な人を守ろうとする気持ち。これらのテーマを単純に観客へ訴えているから、この映画は面白いのだと思います。[DVD(字幕)] 6点(2009-11-01 18:43:41) 60. パイレーツ・ロック ロック好きにはたまらん映画でした。出演者達のDJぶりが堂に入っていて、ラジオの前で踊り出してしまう、当時の人達の気持ちが、よ~く分かります。けれど、映画自体は今一つでした。エピソードの一つ一つが些細なことばかりで、ショート・フィルムをつなげているかのようでした。R・カーティスが監督・脚本だからって、「ラブ・アクチュアリー」を期待して見ると、肩すかしを食らいます。[映画館(字幕)] 5点(2009-10-26 16:56:39)
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