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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
41. クール・ランニング 脚色はあるにしろ、実話なのが良いです。常識を打ち破る勇気と心意気に拍手を送りたい。勝負には負けても、観客の気持ちを打った「勝利者」として、記憶に残っていくはずです。オリンピックならではのストーリーで、選手がマジになり、世界が注目する大会であるからこその感動なのかもしれません。世界の国のトップ・アスリートが技を競うオリンピックは、今回も、予想を超えたドラマを見せてくれることでしょう。8点(2004-07-22 20:34:22) 42. リング(1998) いやあ、確かに怖かった。日本映画としてはまれに見る恐怖を感じる演出が光っている。マジでそう思っているが、途中、一時的とは言え寝てしまった自分の感覚が解らないと言うか、違う意味で恐怖と言うか。よりによって、あの場面だし。7点(2004-07-22 19:59:54) 43. ツイスター 竜巻のすさまじさは、良く出ていました。それにしても、牛が飛んでいる映像はなかなかのインパクト。あの牛の目が、「何でオレがこんな目に・・」と訴えているようで。スターになるという事は厳しいものなんだよ、牛くん。6点(2004-07-17 08:32:51)(笑:2票) 44. ライフ・イズ・ビューティフル 映画を構成する重要な要素にテーマがあります。この作品のテーマは、どんな状況下でも決して希望は失うな、と最後まで父親でいられるか、だと感じました。主役と監督の自己中心的演技と演出をどう感じるかで評価は別れるのでしょうが、息子を救うために父親を演じきった主人公の生き方には、感動しました。何もホロコーストを題材にしなくとも、と言うよりは、たとえホロコーストの状況でも、と言うべきでしょう。息子を助けるためなら何でもする父親の姿に、かっこ悪さや、わざとらしさはありません。父親の責任と愛情の美しさを感じました。9点(2004-07-13 19:31:56) 45. スリング・ブレイド 淡々と静かに進んでいくが、人生の影と人間の悲しさが随所に表現されており、静かな感動が広がっていく。優秀と言われる人間ほど計算高く、自分を不利な状況に追い込む行為は行わないものだ。君子危うきに近寄らず。また、それを非難する者はいない。しかし、打算や損得を超越した、人間としての純粋な思いに勝る美しいものはない。少年と彼の家族の善と悪を考え、その悪を排除するために自分が悪になる。犠牲とか愛というより、それを知った一人の人間として、友人としての当然の行為のように。8点(2004-07-13 19:19:30) 46. セブン たしかに一度観ると、この逃れようの無い空しい雰囲気と、後味の悪さはこびりついてしまいます。ブラピの刑事役もひとつのスタイルを作っていて、良い味出てます。と、一応真面目にレビューしておいて、今日の作品は、これしかないですよね。賢明な諸君はもう気付いているかもしれない。え?、7月7日でスリーセブンだろうって?、甘い!7点を加えてフォーカード。さらに、何と、昔、私はマイルドセブン吸っていました。(だから何なんだ)7点(2004-07-07 18:23:34) 47. おもひでぽろぽろ 思ったよりよかったです。淡々と進む展開がアニメのわざとらしさを無くしているのが、結果的に、すんなり受け入れられました。少女時代の屈折した感情やこだわりから、大人になってようやく解き放たれる過程が感動的に表現されていました。都会と田舎の対比は特段の意味がないし、むしろ逆効果ではと感じました。紅花の話は良かったけど。音楽もいい。8点(2004-07-03 00:03:58) 48. 羊たちの沈黙 レクター博士とクラリス捜査官が対面するシーン。博士の知識を犯罪捜査に利用しようとする捜査官と、彼女の生い立ちを引き出してまで心理的揺さぶりをかける博士との駆け引きによる対決は、思わず手に汗握る最高の場面。ここだけでも、傑作サスペンスの評価に値する。ジョディ・フォスターのはまり役とも思え、主役二人のイメージを確立したかに思えたが、残念ながら続編からはレクター博士のシリーズに。9点(2004-06-13 22:01:47) 49. エアフォース・ワン 大統領にもしもの事があって、副大統領が大統領になるのではないかとハラハラした。良い人なんだけど、豹変するような気がして。何かがトラウマになってるかもしれない。7点(2004-06-09 00:04:41)(笑:1票) 50. ピアノ・レッスン ピアノを習っている娘の最近の練習曲が、この曲。早くレビューしろと言ってるようで。言葉を持たない主人公の心の拠り所がピアノであったが、結婚を機に、男性との関わりを通じて、女性としての自分を見つける課程を描いていると感じました。男は、女性に気を使うより、感情をぶつけるべきなのかなあ。優しさと強引さ、欲望と理性、相手の感情を敏感に感じないと妻を失うというのも酷だなあ。縁がなかったで片づけるられる状態でもないし。相性が悪かったと言うことなら多少理解できます。言葉のない役を演ずるのは難しいだろうなと感じました。オスカー受賞は納得です。8点(2004-05-30 23:07:30)(良:1票) 51. 不滅の恋/ベートーヴェン 天才と凡人の違いは何なのかを感じました。ひらめきを実現しようとする妥協しない強い意志があるか否かなのかと。エジソンの言葉にも通じますね。天才である本人自身が幸せになるかは、時代に合わせようとしない分だけ、可能性が低くなるのかな。ベートーベンはどうだったのだろうか。しかし、彼らの残したものは、後世の人たちを、間違いなく豊かにしています。7点(2004-05-30 13:05:15) 52. トゥルーマン・ショー もしかしたら、自分の人生は仕組まれているのでは?なかなか面白い発想です。視聴率取るためなら何でもするTV業界だし、他人の人生の生中継を観るのも確かに興味をそそる。CM入れる場面や、ばれそうになるのを何とかくい止めたりする場面は笑えました。人生は筋書きはあるけどアドリブが一杯のドラマ、という感じかな。6点(2004-05-29 23:26:39) 53. デトロイト・ロック・シティ 私の周りにもけっこうキッスファン多いです。私よりちょっと下の年齢層ですけど。ファン心理をよく描いて、笑いもあり、本物も出てるし、タイトルもナイス、と言うかそのまんまだ。役者としても活躍のジーン・シモンズは私もファンです。エンターテイメントに徹したパフォーマンスは感心してます。昔、彼が「いつ死んでもいいように、悔いが残らないよう今日精一杯生きるんだ」と言っていたが、いい言葉だと手帳に書き留めてました。先日、素顔でテレビ出てたけど、けっこうな歳になったな、お互いに。7点(2004-05-29 07:48:59) 54. ロビン・フッド(1991・ケビン・レイノルズ監督作品) ショーン・コネリーやアラン・リックマンといった名脇役達により、けっこういい雰囲気の作品になっています。題名が「ロビン・フッド」となっているから、かろうじてロビン・フッドの話とわかるけど、そうでなければ、完全に別物ですよね。主役はタイツはいてないし。タイツを拒んだ本当の理由はわからないけど、何となく気持ちはわかる。想像したくない。7点(2004-05-27 00:13:37) 55. 遠い空の向こうに 自分が父であり息子であるからなのだろうか、父と息子の関係を描いた作品には特別な感情を持ってしまう。意見が対立しても、次第に歩み寄り理解し合えるのは、男同士だからなのか。照れや愛情を隠してぎこちない父の表情。息子の安心してちょっぴり誇らしげな表情。脚色はあるのだろうが、最後の実際の映像により、実話の持つ重みと説得力が一気にはじけて胸が熱くなった。今度帰ったとき親父と何を話そうか。息子は、今、何か悩み事はあるのだろうか。8点(2004-05-22 01:03:45)(良:3票) 56. 101 す、すみません。2、3日前から考えていました。わかる人だけわかって下さい。(追加)グレン・クローズ様には、大変お世話になっております。見た目と違ってすごく良い人です(結果的に)。副大統領もやってます(だから?)。今後とも私のブレーキ役をよろしくお願いします。これも、わかる人だけわかって下さい。7点(2004-05-14 21:13:13)(笑:1票) 57. 悪魔のような女(1996) これぐらい悪い女は、けっこう世の中にいるんじゃないかな。世間を騒がせて、運悪く捕まったやつだけでも、マスコミを通じて何人か知ってるし。捕まってない悪魔のような女は、その何十倍もいるに違いない。悪魔のような女がうじゃうじゃ。いかん、自分で書いてて気持ち悪くなってしまった。6点(2004-05-12 18:36:47) 58. ベートーベン2 動物が主役の映画は、人間以上に演技させるのが難しいんでしょうね。セントバーナードみたいな利口な犬でも、何となく想像がつきます。悪役のおばさんや間抜けな相棒とギャグの要素は揃っておりますので、笑えました。それにしても、犬を飼うのは大変ですね。猫どころではないや。6点(2004-05-09 07:53:45) 59. テルマ&ルイーズ どっちがテルマで、どっちがルイーズか判らない上に、「何で殺す必要が?」「何で死ぬ必要が?」と疑問だらけだったのですが、ひとつ重要な教訓がありました。マグマやガスは、時々抜いておかないと、突然爆発するということです。周りが、マグマの蓄積を気づかずにいると、その時、慌てふためき、被害者になりかねません。えーと、かみさんの趣味は、・・(汗)。6点(2004-05-06 17:53:05) 60. BODY/ボディ 後に、ウィレム・デフォーはマドンナとのからみを結構興奮して語ったらしいのですが、マドンナは全然興奮しなかったらしいです。マドンナの貫禄勝ち。観た後、男だったら、自分だったらと想像して興奮するのでしょう。はい、私もその一人です。6点(2004-05-01 00:08:10)(笑:1票)
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