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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 63
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/Naoki_Tohdo
自己紹介 京都の片田舎に住んでいます。アキ・カウリスマキ、小津安二郎、黒澤明、ジョン・カサヴェテス、F・W・ムルナウ、ジャック・タチ、ロイ・アンダーソン、テオ・アンゲロプロス、などが好きです。

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評価順1234
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41.  アカルイミライ 《ネタバレ》 この作品は日本映画史上最高の青春映画のひとつではないでしょうか。50歳を越えた監督がこれだけ自然に若者の感覚を描けるということにまず驚きました。序盤、おしぼり工場社長宅での食事シーンの気まずさや、社長がテレビのスポーツ中継を見て「ニッポン、チャチャチャ!」とひとり盛り上がる様子をドッチラケの表情で見ているふたり、などの描写がとても繊細で感心しました。ちょっとヴィンセント・ギャロの『バッファロー'66』を彷彿とさせるようなひりひりした感覚です。あの社長、徹底的に醜悪に描かれていて、そりゃ殺されるわな、という感じの描き方でしたね。それに対して藤竜也さんはものわかりの良い理想的な旧世代として描かれていて、私のような若い世代の人間から見ると「こんな理想的な人、いねえよ」という感じもなきにしもあらずでしたが、彼がオダギリジョーさんを「私は君を許す」と言って抱きしめる場面はとても感動的でした。猛毒のクラゲが川にあふれる場面はとても爽快でした。ラストもタイトル通り爽やかで後味が良かったと思います。作品全体的には、黒を強調した絵が見やすくて、テンポもよく、非常にポップな映画に仕上がっていました。[DVD(邦画)] 9点(2006-05-23 11:02:16)

42.  野良犬(1949) 《ネタバレ》 三船敏郎さんが手がかりを求めて延々とずっと闇市をさまよい歩くシークエンスが素晴らしい。台詞なしで、映像と音だけで、こんなに吸引力のある場面を作り上げられるなんて、なんて映画的な、素晴らしいセンスだろうと感激しました。音楽の対位法的な使い方(緊迫感のある場面にノーテンキな音楽が聞こえてくるとか)も冴え渡っていて、ラストの犯人との対決の場面とか、非常に効果的だったと思います。[DVD(字幕)] 9点(2006-02-12 03:27:58)

43.  欲望という名の電車(1951) ビビアン・リーの迫真の演技、ブランチのキャラクターが痛々しかったです。「そんなに必死に取り繕わなくてもいいよ、そんなに喋らなくてもいいよ」と言いたくなるような感じで、観ていて苦しくなりそうでした。ブランチ的な虚飾というのは、我々の中にも確実にあるもので、その嘘を容赦なく暴いていくスタンレーのケモノ的な強さが恐ろしかった。マーロン・ブランドは登場シーンから圧倒的な存在感で、翻弄されるブランチの様子が痛々しくてはらはらしました。傑作です。でも心が疲れる。9点(2004-01-31 14:52:12)(良:1票)

44.  或る夜の出来事 ヒッチハイクの場面は誰もが物真似したくなるんじゃないでしょうか。笑いました。ちりばめられたジョークも楽しいし、テンポもいいし、これでもかと畳み掛ける展開もいいです。9点(2004-01-30 12:07:34)

45.  ニノチカ 展開が多少強引だったり、ロシアの描き方が少し乱暴だったりするところもありますが、そんなことが全く気にならなくなるほど細部が優れていると思います。ガルボの美しさと、粋な台詞の洪水にクラクラしました。価値は細部にこそ宿る。ルビッチの映画を見るといつもそういうことを感じます。9点(2004-01-28 10:58:52)

46.  シェルブールの雨傘 ミュージカル好きの私にはたまらない映画でした。主題歌のメロディがあまりにも美しく、この映画はこの旋律のためにあるのではないかとさえ思えました。9点(2004-01-26 12:21:18)

47.  浮き雲(1996) 《ネタバレ》 穏やかで、心優しい作品です。犬が可愛らしい。静かに描かれる夫婦の絆がとても愛しい。後の『過去のない男』に繋がっていくような作風だと思います。9点(2004-01-25 11:13:39)

48.  過去のない男 全体的にポップに撮られていて、カウリスマキ監督が開かれた作品を撮ろうと意識して作ったのだろうなということが感じられます。色彩もとてもカラフル。ギャグも冴えていて劇場は笑いに包まれていました。物語にも動きがあり、とても見やすいです。ただ、普通の映画っぽい方法論を導入していることで、カウリスマキの強烈な個性はやや薄まっているような気もしました。でもステキな映画です。9点(2004-01-25 11:09:41)

49.  白い花びら 《ネタバレ》 序盤、夫婦の生活をほのぼのと描いている場面は思わず微笑んでしまうような雰囲気。ところがどんどん悲劇的になっていってそのまんまラストまでいってしまいます。ラストは「灰とダイヤモンド」へのオマージュなんでしょうか。ああ悲しい・・・。カウリスマキでは『マッチ工場の少女』系なんでしょうね。でもとても美しい映画です。[映画館(字幕)] 9点(2004-01-25 11:04:42)

50.  コントラクト・キラー 《ネタバレ》 役者の顔があまりにもいい。カウリスマキ作品の中ではテンポも良くて初めての人でも見やすいのではないでしょうか。ジョー・ストラマーが頑張っているところが見られるのも嬉しい。色使いも綺麗。[映画館(字幕)] 9点(2004-01-24 12:33:09)

51.  ロッキー・ホラー・ショー とにかく曲がどれも素晴らしい。ギャグも気が利いています。タイムワープの歌からフランク登場までの流れは圧巻。ビデオでノックアウトされて劇場での上映会にも行ってしまいました。観客がみんな劇中人物と一緒になって踊っているのに圧倒されました。でも楽しかった。9点(2003-07-07 18:01:29)

52.  読書する女 《ネタバレ》 私は小説を先に読んだのですが、映画の方も色彩豊かな画面が印象的な、とても洒落た感じの作品で好感を持ちました。場面の中に赤とか青とか、常に鮮やかな色のモノが配置されていて、監督の強烈なこだわりを感じました。皆さん書いておられるように全体的に描写が官能的でどきどきしますし、ところどころ散りばめられたユーモアも楽しいです。私がもっとも印象的だったのは車椅子の少年に朗読を聞かせる場面です。少年は朗読を聞きながらずっとマリーの脚を注視している、マリーも脚を見られていることを意識して徐々に服の裾を上げて脚を露わにしていく・・・・・・見ている/見られているという緊張感がエロティックで印象的でした。原作でもこの場面は非常に官能的に描かれています。あと、マリーの服装や佇まいが素敵にお洒落なのもいいですね。8点(2004-11-12 19:44:48)

53.  アダムス・ファミリー(1991) コメディとしてはかなり秀逸な部類に入るんじゃないでしょうか。基本的に最近のハリウッド言語で創られている映画はあまり趣味ではありませんが、この作品はネタがブラックだったりする分観やすかった気がします。アンジェリカ・ヒューストンの色気にやられました。8点(2004-01-31 15:03:18)

54.  エド・ウッド 作品全体に映画への愛情が溢れていて好印象でした。才人なのかただの変人なのかよくわからないエドのキャラクターも味わい深かった。俳優ではジョニー・デップがやはり良いですね。魔女っぽい女優さんもよかった。ああいう系統の色気とても好きです。8点(2004-01-31 14:41:48)

55.  アタック・オブ・ザ・キラートマト 冒頭のテーマ曲、最高です。全体的にアホらしすぎてなんというか腰砕けになりそうです。制作者たちはさぞかし大笑いしながら創ったんでしょうね。万人に受け入れられる作品とは言い難いでしょうが、こういう映画を作ってしまった人々の心意気は大好きですねえ。くだらないことを一生懸命やるってステキです。8点(2004-01-31 14:31:58)

56.  ドンファン(1995) いつも思うんですけど、ジョニー・デップが映っているだけである程度成立してしまっているところがすごい。稀有な役者だと思います。このドンファン役も非常に当たり役なのではないでしょうか。太った親父のマーロン・ブランドもいい感じです。ロマンチックでユーモラスでエレガントで、後味のとても爽やかな映画だと思いました。8点(2004-01-27 21:26:58)

57.  マッチ工場の少女 全体的に暗いですが、笑いどころは笑えます。かなりブラックなネタもかまされていて好印象です。カティが好きな人にはたまらん映画でしょうね。こんな初期作品でも厳然とカウリスマキ・スタイルがあってその点は感心します。8点(2004-01-25 17:00:58)

58.  真夜中の虹 マッティ・ペロンパーが面白いです。登場場面からいきなりぶっ飛んでいます。カウリスマキ作品の中では印象薄めな感じを抱いたんですが、ペロンパーが面白いので良しとしましょう。8点(2004-01-25 16:58:54)

59.  カラマリ・ユニオン 《ネタバレ》 全体的に意味不明ですが、展開のテンポはいいですし、ギャグは冴えていて笑えます。カウリスマキ作品でおなじみのメンツの役者たちの佇まいが格好いい。とりわけ、スタンド・バイ・ミーを演奏する場面がステキです。8点(2004-01-25 16:56:27)

60.  パルーカヴィル 《ネタバレ》 ヴィンセント・ギャロが良いです。あと皮肉の効いたラストが印象的です。冴えない男たちの小さな青春物語、なかなか上質な作品なんじゃないでしょうか。8点(2004-01-25 11:19:51)

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