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41.  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 《ネタバレ》 いいねぇ!ケン・チョン。だぁーい好き♪ トランスフォーマー(Dark of the Moon)でもアタリ役もらって、良い感じだし。 で、肝心な内容だけど、パート1より面白く感じた。やっぱりラスベガスだと「この街ならでは」の予定調和で、いささか先が読めすぎたけど、タイだと流石に前後不覚以降の経緯がマジでミステリー。おぉ、そうくるかといつものエンドロール♪ でも…エンドロール3分間で成立するこのフォーマット、流石に3作目は辛いだろうなぁ。でも、やっぱパート3ありそうだなぁ…?[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-06-30 21:38:46)

42.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 《ネタバレ》 見たいモノを見せてくれるのが優れた映画だとすれば、これは非常に優れた映画だとおもう。きっと物理エンジンを刷新したのか、車を飛ばしたり潰したりのシーンでディティールが濃くて、感心することしきり。 以前より、誰が誰と戦っているのかも判りやすくなったし…。 で、ちょい先行して始まったSuper8が、既にガラガラなのを横目に封切りした本編、メルセデスSLS AMGとシェビー(カマロ)が同等にどーだ格好良いだろ!ってー見栄を切るのは、やっぱし正真正銘なアメリカな映画。前作(ら)とうって変わって人間模様を、特に主人公をちょびっとダメ人間、というかヒーローではないただのリエゾンじゃん?と描き、その対局に知的でスーパーモデル然とした彼女と、次々に出てくる癖者たちをそれなり時間を掛けて描写して、あぁそーそー♪ちなみにここでもケン・チョン最高♪それになんだよ、このジョン・マルコビッチって具合に結構ぶっ飛んでる構成で、更には、シェパード先生扮する悪役さえも適度に「ちっちぇえ人間」にして、色んなドラマを描き出そうとしているうちに、あれれ尺がこんなに長くなっちまった…と。 つまりポップコーンはマックス大きめ、ドリンクはラージな映画。[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-06-30 21:34:20)

43.  SUPER8/スーパーエイト(2011) 《ネタバレ》 レビューアーさん、概ね一致の意見ですが「スピルバーグの文法で書いたエイブラムス作ET」ってのがアタリなんでしょう。でもハレーションも使っているし(駅で深夜シーンの背景がディストーション起こす)、エイブラムス君ならではのシグネチャー・シーンもちゃんとある。なんというか、プロデューサーとディレクター、つまりSSとJJがラッシュ見ながらニヤニヤ、あるいは手を叩いて「そーそー!やったやったこの撮り方、俺、こー言うフレームの切り方、好きなんだよ♪」とか「お、新しいねぇこれ、いいじゃん♪」「でしょう?」とか言いながら楽しんでいたのが判るような。 で、この映画の一番好きなのは70年代後半の雰囲気再現の忠実性。 家の中、ファッション、田舎町を走る車の種類、ちらっと映るサウスランド時代のセブンイレブンの看板などなど、町並みの細かいところまで手を抜かずに作り込んでいる。 これはビッグピクチャーを撮れる映画人にとって根性の見せ所だとおもうし、ディティール小ネタにかなーりの執着心を感じるのが好き、いや大好き。 それにフィルムの空気感、これはまるで「シュガーランド・エクスプレス」(続・激突!←なんじゃこのタイトル)。劇中、もしかしたらどっかのシーンでゴールディー・ホーン、カメオ出演してるかしらと期待させるくらいの70年代風味たっぷり。これはデジタルで撮って後処理かしら?夜のシーンなんかフィルムじゃないシャープさもあるんだけど、これも意地なんでしょね? こーいう映画人のこだわり、好きです♪ で…、皆さん下げ気分のストーリー いや、こらーもう確信犯でしょーねぇ。 制作者たちにとってストーリーはあくまでも画面を作り込みする状況設定であって、いわゆる巨匠と旬の映画人がコンテ作成中に好きなように楽しんで、「あれやろう」「これやろう」とこさえた脚本だろうから、そら薄っぺらくても仕方ない。「ジョーズの頭が海から飛び出すあのシーン入れたいね?」「いんや、ボクはデュエル(激突!)ブーツかバックミラーのシーンが好きですねぇ…!」「じゃ、その辺、全部乗せ!いれちゃおうか?」みたいな…(笑) なので私はそれに好意的、でも物語としては大して面白くはない、これもあきらかに事実、よって6点。[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2011-06-27 10:03:44)

44.  マイティ・ソー 《ネタバレ》 これアベンジャーズなんだよなぁ…?と思いながら映画館を後にした。 ナタリーポートマン、ブラックスワンはそりゃぁ素晴らしいけど、こっちの役の方が素直に彼女の可憐さを味わえてヨシ。で、マーベルの一連の作品との絡みで言えば、守護神?なんですかね?あのロボット君?が活躍しているときに端役が言う台詞でも「おい?あれってスタークの新型か?」ということから、きっとRDJとか、誰か知った顔が出てくるんだろうと思いながら、結局は最後まで「スーツの人」だけだった事にちょっとガッカリしながらも、ガールフレンドや友達とワイワイ見るにはとても優れた映画だったです、はい。 え?浅野なんちゃら? ええ 出てます 一応…。[映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2011-05-14 07:48:56)

45.  ノルウェイの森 《ネタバレ》 原作は未読、ってかこの映画を観たから余計に読む予定無し。一編の映画として空気感もあるし決して駄作でないとおもいます。いや、必ずや秀作だと思います。 が、しかしスクリーンの向こう側で展開する世界が、いわゆる「お病気」な人たち満載状態で、しかも映像と台詞でその「お病気状態」を二重にくどくど説明されるのでそれはもう、鑑賞していることが僕には苦痛でした。本を読んでいるんじゃないんだから、己の気持ちや心の痛みなどをブツブツ語られても、そんなの僕には嫌だ。 だからもう、海のシーンくらいからエンド・ロールを待ち焦がれた…。 これは原作の世界が僕の肌に合わないのか、あるいは原作の世界を、登場人物達の心象を、きっちり説明しようと努力した監督の善意が僕の肌に合わないのか? だからこそ、ハツミさんがレストランで見せる眼力シーン以外は、引きつけられるモノが無かった。しかしまぁ、鑑賞した事をこうやって「語れる映画」であることは間違いないので、そこに敬意をもって4点。[映画館(邦画)] 4点(2011-01-24 07:58:34)

46.  インセプション 《ネタバレ》 イームス(トム・ハーディ)がイイ(^_-)-☆(笑) で…本篇の評価。ええ中1日おいて二回観ましたよ。だって監督の意地悪というかいたずらで、ビジュアルや意味深な台詞回しの迷路に嵌められて、まるで押井守の映画を観ているように観客を置いてきぼりにするが、「ミスター・チャールズ」辺りから一本道で相当に雄弁に現況を語る映画になる。で、気になったのがサイトーを救出するためにカブが海辺で目覚める4層目。導入部のシーンがきっとラストに繋がるだろうとこは初見の時でも薄々想像ができたが、2回目は「えーと?これってどっちの夢?」と…。「そろそろサイトーが落ちてくるはずだ」とカブの台詞から、あぁ、そーかそこってカブの夢?でも違う気がするし。あそこはサイトーのlimbo世界なのか?どちらなのか理解しようとしたがわからんかった。うーむ…。と言うことで良作は観客を「あちら側」に引き込むべしと持論に従い10点。 ちなみに、字幕では虚無としていたが、limboはちょっと違うんでねぇか?ということでご参考まで:《名-1》辺獄,未洗礼の人の死後の地,地獄の辺土,キリスト教において,洗礼を受けていない死者が行く場所,地獄と天国の中間的な場所,【参考】limbo infantum ; limbo patrum,《名-2》拘留所,刑務所,監獄,拘禁,《名-3》忘却,【@】リンボー,【分節】lim・bo[映画館(字幕)] 10点(2010-07-26 06:32:03)

47.  プレデターズ(2010) まじっすか?これ… あ、安直すぎる (ノ△・。)シクシク[映画館(字幕)] 2点(2010-07-24 08:16:10)

48.  アバター(2009) 半廻り年上の異性の友人と行った。この数ヶ月で何本も一緒に映画を鑑賞した人だ。 普段は文芸作品を好み、ドンパチ物を好まないその人は、アバターの予告編を観て「怖そうだし…」と尻込みしていた、その人を連れて。 当然、3Dで鑑賞した。そして映画が終わったその帰り道、その人は言った。『もう一度、今度はIMAXで観たい』と。と…謂う訳で、こりゃー10点だ(笑) 【追加】で二度目を観た、約束通り、件の友人と川崎まで出かけてIMAXで。 座席の位置により大きなハンデキャップのある出来損ない109シアターの評価は別段に譲るとして・・・。鑑賞後、再びの興奮冷めやらぬ友人が曰く『ねぇ、あの俳優さん達ってどうやってあのナヴィの人たち一緒に演技できるのかしらね?』と。私の友人は再びファンタジーの世界を存分に楽しんだようだ。そう、色々なご意見はあるとおもうが、この映画は「あちら側」に行ける純真さひたむきを持ったお方向け。 そうね、確かにどっかの話に似てるのなんの、君らの蘊蓄を語ればそれもファンタジー(笑)。自分が何時までもファンタジーを楽しめる心の持ち主でありたい願いを込めて変わらず10点献上!❤[映画館(字幕)] 10点(2010-01-11 14:10:13)(良:1票) 《改行有》

49.  スター・トレック(2009) むっちゃくちゃ面白いやん!♪[DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2009-11-22 18:38:23)

50.  ハゲタカ 《ネタバレ》 できれば5点以上を付けたかった。 というか、そう言う期待を持って映画館に臨んだ。映画には映画としての「お約束」がある。そしてこの映画(のようなもの)を作った人々はそのお約束を忘れているのではなく、たぶん「知らない」のだ。 映画が映画として存在するには強烈な「理由」が必要だ。この映画(のようなモノ)にはその「わけ」が無い。[映画館(邦画)] 3点(2009-06-10 17:02:33)(良:1票)

51.  ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 【最後の抱擁シーンに関して追記】ボブのセリフを何回も何回も、ボリュームを最大にして聞いてみた。聞こえそうで、判りそうで…でも聞こえないし判らない。 心にある寂しさや後悔、偽りや憮然が消えて、二人の表情に忽然と未来が充満してくるあのシーン。ソフィア、教えてくれ!【追記以上】 北米文化で熟成途中の意識(ソフィアのイマジネーション)が、北米文化のしかもメインストリームで無いセクターを意識して製作したフィルムなんだから日本のメインストリームの意識(民度)に迎合しないとしても不思議ではない。 東京は舞台であり、日本や日本文化はその“装置の一部”であると理解できれば、必要以上に「書き割り」がどう描かれているか・・・?は気にならない筈。 なぜなら舞台は観客の視点デフォルメされなければ、それらしく見えないのだから。 それよりもポイントはボブの視点で観るかシャーロットの視点で観るか? 角度が違うことでフィルムの印象が変わる。 東京という今、この瞬間に存在する現実で袖を触れあう、主人公の二人は、共に人生のトランジッションで少しだけ「ロスト」している。 有能なカメラマンと結婚した聡明な美女。ピークは過ぎたと言え、今でも稼げる有名俳優。 隣の芝生から見れば「幸福な人生」に間違いない二人の『今』も、何故自分が「此処」に居るのか? それが納得できない。 此処では無い何処か(「東京で無い何処か=今の自分ではない何か」)を無意下に抱える二人が、淡く、ほのかに惹かれあう。 此処ではない何処かへ再び足を運び出す二人が、その意識を表すのは軽い抱擁とお別れのキス。俺だったら、もっと強く抱きしめる♪ でも、それで良いじゃないですか?渡辺淳一ではなくてメルヘンなんだから(笑) それにしてもボブはシャーロットの耳になんて囁いたのであろう?[インターネット(字幕)] 9点(2009-02-09 18:18:54)《改行有》

52.  ザ・ムーン これが本当の「20世紀少年」なんではないでしょうか?(笑) いつものことだけど折角の意味深長な原題をなんで上手に表さないんだろう? 確かコリンズのモノローグにあった一節 "I was in the shadow of the moon..."と つまり地球を遠く離れて、地球を望むこともできない月の裏側を周回する時に、孤独、誇り、栄光、そして死の恐怖など、およそ人間が体験しうるすべての極限感情をもって淡々と人類の歴史にページを刻んだ「彼ら」をぼくは称賛する。[映画館(字幕)] 8点(2009-02-07 11:39:16)《改行有》

53.  幸せになるための27のドレス 欧州路線で鑑賞。ハイグル姉さん、どうやってもイジーに見えてしまう。 ふんわりとして優しい物語。 でも、それだけかぁ~…。 [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2008-05-18 23:52:48)《改行有》

54.  犯人に告ぐ 《ネタバレ》 原作は未読。でも、以前に原作の評判を聞いて記憶に留めておいたことから映画を鑑賞した。構成、編集ともに無駄の無い作品だったので好感は強くあるが、ストーリーを追っていく楽しみに少し掛ける嫌いがある。ご当地映画(横浜・川崎北部)として掘り下げても面白みが深まったのでは?冒頭から神奈川の地名を明らかにして、ストーリーを進めていくのだから、特に捜査の大詰めにおいて、市が尾周辺をローラー捜索する所では、明確に地理設定に拘り『日常の景色の中に凶悪犯が潜み、その邪悪を警察(主人公)があぶり出していくプロセス』に劇場型犯罪の妙味、つまりサスペンス映画としてのピークをもってくるのが正しかったような気がする。それと、気になったのは時代のディティールの甘さ。 プロローグでは2000年の暮れが映し出されるが、不用意に撮影しているのが気になる。トヨタのプロボックスが一瞬映るが、その車は2002年になるまで発売されていない。こう言うのは映画的にとても×だ…。[DVD(邦画)] 7点(2008-05-07 07:10:05)

55.  砂の器 《ネタバレ》 約30年ぶりにこの映画を観た。 初見は今は無き渋谷パンテオンで、学校(高校)の学校全体での映画鑑賞行事として観た。シルエットで見えた島田洋子の小振りな胸に歓声が上がった。 この映画では、役者の誰もが若い。嗚呼、昭和という時代よ!。 其れはさておき・・・。記憶というモノは曖昧で、何故かこの映画のオープニングで子供時代の英良が海辺で「砂の器」を造っていたと思っていた。 実際に、そのシーンはオープニングにあり「砂の器」は水と風に崩れていくシーンが光る海をバックに長廻しされていた様に覚えていた・・・。その記憶が強い。何故なのだろう? きっと、当時、高校生の自分の感性でこの作品の全体印象をそう捉えていたからなのだろうか?あらゆる努力を施しても、風化と浸食には致し方ない、いや受け入れななければならなかった人間の「宿命」という作品テーマを、記憶の中にワンショットしてイメージしたのだろうか??  それにしても島田洋子の胸は「昭和」だった・・・。[DVD(字幕)] 8点(2008-04-20 11:45:43)《改行有》

56.  ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記 《ネタバレ》 映画自体のレベルは普通・・・。 撮影も恙ないし編集だって悪くない。 でも、この手の映画(レイダース、ツームレイダーなど)を見るといつも思うのだが どうして遺跡の仕掛けは何百年経っても動くのに吊り橋やハシゴは腐っているのか? 苦労して奥へ進むのに、いざとなると出口はすごく近くにある・・・。 こっちの方がよっぽど謎で映画に集中できない。 それと、↓の方も仰っているが戸田大先生の誤訳、というか手抜き訳が気になる。 Let's make some noise ! は 「この音はどうだ!」 ではなくて 「ど~れ、ひと騒ぎ起こしてやるか?」じゃないかねぇ~??スターさん達の来日会見 では、えらく丁寧な訳をするのに本業はもしかすると弟子任せでチェック無し?[映画館(字幕)] 5点(2007-12-24 11:46:53)《改行有》

57.  ボビー 《ネタバレ》 欧州に向かう機内で鑑賞。時代は68年、かくいう評者が小学校に半ズボンを履いて通っていた頃。偉大なアメリカは未だ月に人間を送り込んでおらず、当然、公民権運動は政治の春を夢見る人々にとって宇宙の開拓と同じくらい重要なテーマだったその頃。映画のタイトルとなったボビー(ケネディ)もアンバサダーホテルも、「その時代」を表す符丁でしかない。いや、符丁だからこそ後生になって意味を携える。 実像としての「ボビー」はこの映画に、実は出てこない。 ボビーが描いた理想の国アメリカ。そして、そのアメリカという実験国家がボビーという理想の姿を通じて深層心理では望んでいた方向性である「ケネディー」というベクトルを完全に否定したその一瞬をこの映画は映し出そうとしながら、しかし本質としては40年前も現在も、西海岸的文化価値は揺るぎの無いほどに変化していないという事実。ヘレンハント演じるところの“オールアメリカン・スイートハート”も、見かけだけの靴を履いた痛みに苦しんでいる。 嗚呼、貴方が何者であるかより、貴方が他者にとって何者であるかが全て・・・。アメリカを、そして西海岸を、そして彼らの文化を、彼らのジレンマを、知らなければこの映画はつまらない。 評者と同世代のエミリオ・エステベスが描きたかったのは、「それ」と、かなりあからさまに「グランドホテル」。日本の某喜劇系映画監督(脚本家)の「それ」よりは足下が確りしているが、それでも映画を些か悪のりを散見するので-1点。それにしてもシャロンストーン、良い味の老け役だ・・・。[DVD(字幕)] 9点(2007-06-14 12:17:09)《改行有》

58.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 ん~、久しぶりにここの評価を見てDVDを借りて視聴した。大きな期待とともに。 が、しかし高得点を与えることは何とも難しい。 まずアニメーションの肝である動画連続性のクオリティーが異常に低い。 何とか許容できるクライマックスの時間が止まるシーンだけで、絵が動かないから。 脚本的にも「時間を操作することで運命が変わり、自らもその流れに翻弄される」と いうタイムパラドックスものの王道を行かんとしながらも、ネタが小粒で・・・。 詰まるところ、主人公のたまき(だっけ?)にあまり魅力を感じないからか? ちなみに・・・ 時をかける少女の映像化はなんと言っても浅野真弓のNHKバージョンを基礎としたい。 いかに可憐で美しい中学生(役)であったことか [DVD(字幕)] 4点(2007-06-05 06:54:50)《改行有》

59.  燃ゆるとき THE EXCELLENT COMPANY 《ネタバレ》 見るだけ時間の損です。またこれだけ豪華なキャストをそろえた事への冒涜にも等しい。それでも取りあえず映画の体裁をしていると言うことで1点。キャスティングが充実していると言うことでもう1点。でも許せないほどに「デティール」がいい加減で、中途半端という言葉も成立しないほどにチープな制作姿勢には疑問を通り越して憤りを感じてしまう…。 北米ロケを敢行出来ないならこの映画は造るべきでなかった。全くリアリティーゼロの工場全景、社屋内景(瞬間湯沸かし器がアメリカにあるとは知らなかった)、オレンジカウンティー?どこがよ??実際の施設がつかえるのだからhttp://www.maruchan.co.jp/toyosuisan/business/kaigai.html なぜ、ストーリーの舞台となった実在の会社から協力を得なかったのだろう? あほくさ! [DVD(字幕)] 2点(2006-08-12 14:59:01)《改行有》

60.  クラッシュ(2004) 少し迷った末に10点。 最近鑑賞した他の2本(スパングリッシュ/ディックアンドジェーン(復讐は最高))にも共通するけれどこれらの映画に共通するベースノートは西海岸アメリカ的神経症(とでもいうのだろうか?)物質世界と精神世界のせめぎ合いに折り合いを付けられずに崩れていく自我を自虐的に、でも快活に笑い飛ばすウイットだと思う。 「これ」を皮膚感覚的に受け入れて、これらの映画を楽しめる為には彼の地で、そこに根っ子を張って数年以上生活している人達にしか出来ないと思う。 人種差別が前面に出ているように見えるかも知れないが、それは東京の「今」を描写する為には殺人的ラッシュ時の電車車内風景をモチーフにしていることと変わらず、彼岸から見れば「ひどく非人間的な光景」も、それはそこに住まう人々にとっては「今、そこにある事実」なだけで、必ずしも唯一無二的に問題視している訳ではない。それよりも、いつも自分の心の中にある不安やせめぎ合いを色々な「自分の心にある以外の理由」に転嫁して生きようとしている自らを、少し笑って、少し反省して、でも何となくながされている日常として描き出し、自分だけではないんだ…すこしホッとする、そんな映画だ。 ちなみにペルシャ人(イラン人と言うことか?}の雑貨屋店主が娘に、自分の天使を見たから救われた、と話したときの笑顔はこの映画でもっとも秀逸な演技。[DVD(字幕)] 10点(2006-07-27 01:55:29)

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