みんなのシネマレビュー |
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41. ラットレース なんとなく見はじめたら結構面白くて得した気分になった1本。ナチスがらみが一番面白かったかな。ゆるく笑いながら見たい時などにいいかもしれません。7点(2004-03-09 21:20:27) 42. トッツィー 《ネタバレ》 展開はそんなに凝ったものではないけれど、プロットが上手に練られていて、飽きさせずに最後まで見れる。最後の種明かし場面は見ていてニヤリとさせられます。名前だけ知っていたけど、この作品であらためて思い知らされたダスティン・ホフマンの見事な演技にプラス1点。7点(2004-03-09 19:31:56) 43. スタンド・バイ・ミー 原作は未読です。が、残念ながら原作つきの映画にもれなくつきまとう散漫さと希薄さは今作でも健在でした。原作自体がこんな感じなのかもしれませんが、各個のエピソードの素材自体は質の高く印象にも残るですが、いくつか削ってでもそれぞれをもう少し膨らまし、情感を込めて撮ったほうが良かったのではないでしょうか。また、ゴーディとクリス以外の二人の友人も添え物的に描かれるだけですので、ラストのテキストがいまいち活きてきません。さらに個人的には後味の悪い結末は好かないので原点1です。ただ、「死体」を「そばにいて」に変えたのはすばらしい。印象がだんぜん違います。[地上波(字幕)] 6点(2005-05-02 01:53:33) 44. ワイルド・ワイルド・ウエスト レトロなとんでも発明とスタイリッシュな西部劇の絶妙な組み合わせ。惜しむらくは物語的盛り上がりに欠ける点。それでもエンターテイメントとしては十分に及第で、正月に見る映画にぴったり。6点(2005-01-02 18:43:14) 45. ポリス・ストーリー/香港国際警察 添え物のシナリオが所々で破綻してるのはご愛嬌。ジャッキー・チェンの映画を最初から最後まで見たのは初めてでしたが、スラップスティック+カンフーベースの体術を駆使してのコメディは最後まで飽きさせずに見せます。エンターテイナーに拍手。6点(2004-10-22 19:46:58) 46. 少林寺2 綺麗どころのヒロインや、ともすれば冗長な功夫の絵もいいですが、やっぱり相変わらず主役リー・リンチェイを食ってるユエ・ハイの笑顔が最高。6点(2004-10-14 22:02:28) 47. リング(1998) 全体の薄暗い映像や、生理的な嫌悪を感じさせる映像など怖いというより、どちらかというと気味が悪い、ですね。何も考えず、ちょっとビビりたいなあ、というときにはぴったりかと。…らせんを録画し忘れたのが気になります。6点(2004-08-30 17:07:35) 48. エリン・ブロコビッチ 実際にあった出来事、というのは大体平凡で退屈なものです。だからこそ日常から離れるために小説があり、映画があり、漫画があるわけです。でも、これ実話なんですよね。ある程度ドラマティックに編集してあるとは思いますが、社会悪と戦う正義の味方の話。かっこいいです。義を見てせざるは勇なきなり」は「言うは易し、行うは難し」です。普段の生活を省みれば、なかなかそんなこと出来ていません。「が、気がつくとどうしてもジュリア・ロバーツの胸の谷間ばかり追いかけてしまっている自分に気づきます。…なんだかなあ。6点(2004-07-05 23:40:25) 49. 天国の口、終りの楽園。 《ネタバレ》 途中までのたまらなくハイで、馬鹿馬鹿しい、青臭さと若気の至りとセックスとが混濁したロードムービーの雰囲気が好きだったんですが、突きつけられるラストが「終わりの楽園」であるとすれば、そこに至るまでの過程が「天国の口」であり、それは決して永続するものではない。二人の関係の崩壊を語るナレーション、景色も自然的背景から都会へと鮮やかに対照されたラスト数分の二人の会話は語っていること以上に重く感じられます。ただ、個人的には最後まではっちゃけた馬鹿映画でいってほしかったようにも思います。6点(2004-06-04 10:16:39) 50. スパイダー パニック! 小難しいメッセージ性や、斬新な見せ方などを追求するのではなく、B級映画らしさを追求したのではないか、と思わせる作り。のっけからその後の展開が読めてしまいますが、そこそこ笑えますし、なかなか見せます。2時間のあいだ退屈もしないんじゃないでしょうか。安心して楽しめる1本だと思いますが、蜘蛛が嫌いな人には勧められない。6点(2004-05-10 23:47:05) 51. 抹殺者 日本人にとってはなかなか理解しがたいところのある真摯な信仰。ユダヤ、キリスト、イスラムの三つの宗教の聖地の近くで、信仰を基底から揺るがしかねないものが発見される。たしかローマ・カトリックは地動説を認めたと記憶していますが、それでもキリストの遺骸が見つかったら天動説・地動説どころの騒ぎではないでしょう。イエス個人による内的な信仰が、教会という権力体制に回収されることで発生する歪が浮き彫りにされているのではないでしょうか。面白かったです。ただ、ストーリーとしてはちょっと盛り上がりに欠けるからこの点数。あと、この邦題は駄目でしょう。反則です。6点(2004-05-08 01:59:07) 52. 蘇える金狼(1979) ラストの空港のシーンはいいですね。あそこだけはものすごく印象に残ります。あとはちょっと冗長に感じます。6点(2004-05-01 17:15:39) 53. 用心棒 んー、三十郎の男っぷりは格好いいし、シナリオ展開も奇抜なところもありつつ、ツボを押さえていて、面白いんですが…。全体としてちょっと盛り上がりにかける気がします。台詞が聞き取りにくいのは残念。6点(2004-04-28 15:02:12) 54. から騒ぎ もともとは舞台装置が十分でなかったころの台詞だから、どうしてもくどくなってしまうのは仕方ないですね。でも、やり取りなんかはウィットに富んでいて楽しいです。筋はそれほど複雑でもないのだけれど、キアヌ・リーブスが捕らえられるのはもう少し前にずらしたほうが、まとまりが良くなるのでは、と思いました。300年以上前に人に言っても仕方ないのですが…。6点(2004-04-23 05:19:23) 55. クルーエル・インテンションズ 前半の退廃的な匂いが好み。弟がデカダンスから回復する後半も筋としては良かったです。ただ、回復する引き金となる恋愛描写にあまりパワーが感じられなかったのが残念。結構さらりと更正してしまいます。ここが一番の見せ所だと思うんですが…。6点(2004-03-22 13:20:49)(良:1票) 56. ビッグ ビリー少年の言うように、あくまでもジョッシュは「とてもラッキー」なやつであって、「世の中そんなに甘くない」と見てしまいました。ただ、あの幕引きからすると作中での彼の体験は全的に肯定されているというわけではなく、「いずれ色褪せゆく若き日の思い出のひとつ」と位置付けられてるのかな?ちょっとよくわかりませんでした。気楽に見るには面白くて切ない佳作だと思います。6点(2004-03-21 19:47:14) 57. 耳をすませば(1995) 青臭くて、思い出すのも気恥ずかしくて、口にするともっと恥ずかしい青春。現実のくだらなさも醜さも知らずにいられたころの、純粋に夢を見ていられたころの、人生の甘い蜜月と、そのころの甘酸っぱいにおいとが、見るたびに喚起される。再放送しているとついつい見てしまいます。ところでタイトルの『耳をすませば』ってどういう意味だろう?6点(2004-03-12 23:45:03) 58. ゾルタン★星人 ものすごい脱力感と浮遊感。2人組みの主人公がかなりおばかで、ゆる~い空気の漂った映画です。脳味噌蕩けさせたいときに見ると、とろかしてくれます。ゾルタン!6点(2004-03-12 21:48:30) 59. ロード・オブ・ザ・リング 三部作ということでストーリー的にはまだ導入と複線といった感じですが、とにかくすごいですね特撮が。光と暗がりを使った演出が巧みで、ファイナルファンタジーみたいなゲームの世界が現実に再現されていて、素直に度肝を抜かれました。6点(2004-03-12 00:34:42) 60. 太陽に灼かれて 牧歌的な前半とは対照的に、後半一気に収束されていく権力に圧殺されていく人間たちの肖像。われわれの世界はのんきだが、ある条件下ではこういうことも出来るのが人間、ということでもある。6点(2004-03-09 19:57:59)
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