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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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41.  アンモナイトの目覚め イギリス映画らしい、1800年代を舞台にした文芸映画。 抑揚も台詞も少なく、音楽も最小限にしか使われていません。 その分、波の音や風の音や生活音のみならず、 2人の息遣いまで伝わってくるかのような繊細な空気感がある。 目ヂカラの強さ、意思の強さを感じさせるケイト・ウィンスレットと、 全く対照的な存在感を見せるシアーシャ・ローナン。 2人が心の機微を表現する静かな作品の世界観の中にあって 時に互いを求めあい感情を露わにする情熱的なシーンが効いている。 最後まで多くを語らない、大英博物館で2人が見つめ合うラスト。2人の表情も印象的です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-12-20 12:24:05)《改行有》

42.  おくりびと 先月、父を見送りました。 父の葬儀の丁度1週間後にBSプレミアムで放送していました。 その時は見る気になれなかったけど録画しておいて、今日ようやく見ることができました。 父の体を綺麗にしてもらって、父のお気に入りだった服を着せてもらって、棺に納めてもらった。 その心のこもった仕事に感謝しかなかった。 公開時、あるいは数年前とかに見ていたらどんな気持ちで本作を見たのだろう? そのタイミングで感じ方が全然違うんだろうなと改めて感じさせられる。 「死」の重さが感じられつつも、作品にはいい意味で重くなりすぎないユーモアや空気があり、 演出や演じる主要キャストの演技の、その匙加減もとても良かったと思います。 父の「儀式」を思い出しながら、落ち着いた静かな気持ちで見させてもらいました。 こういうタイミングで本作を見ることができたことに感謝です。[CS・衛星(邦画)] 8点(2022-12-03 15:13:26)《改行有》

43.  閉ざされた森 誰が本当のことを言っていて、誰が嘘をついているのか。 本当は誰と誰がつながっていて、誰と誰が敵対関係にあるのか。 そして信じられるのは誰なのか・・・? 繰り返される関係者への尋問と証言、その証言の再現シーン。 最後に大どんでん返し付きの正統派ミステリーにしたかったのだと思うけど、 とにかく話を二転三転させることに忙しい作品になってしまいましたね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-11 13:10:22)《改行有》

44.  世界で一番しあわせな食堂 フィンランド北部、ラップランドの小さな村。 人々の暮らしのすぐそばにトナカイが住む森があり、 釣れたらすぐに店に出せる魚が取れる美しい川や湖がある。 生活圏のすぐ隣にある豊かで美しい森と水とを背景に登場する人物は全て善人。 そんな村にある小さな食堂を舞台に、料理が人々の心と体を癒していく。 そんな徹底的にゆるい世界観の中、大したことは何も起こらない日常を綴っていく。 監督はミカ・カウリスマキ。カウリスマキ兄弟のお兄さんの方。 特に本作は冒頭からほんわかしたハッピーエンドのラストまで、寡黙な弟アキとは異なる空気がある。 この小さな村に現れた中国人の父と幼い息子と、地元の人々の交流が軸となっていきますが、 互いの異なる文化を受け入れ、少しずつ心の距離を埋めていくゆるい描写が心地いい。 たまにこういう静かでゆるい映画が見たくなる。 特に今回は色々あって、いいタイミングでこういう映画を見ることができたことに感謝。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-11-01 13:14:47)《改行有》

45.  ラ★バンバ 《ネタバレ》 好きな映画なので、これまでに何度か見ているのですが、 初めて見る時は見ようかどうしようかちょっとためらった作品です。 リッチー・ヴァレンスが主人公。 ということは結末はあの「音楽が死んだ日」になる訳なので・・・。 そこは最後にラジオのニュースでスッと伝える程度にしたのは良かった。 でも、時々挿入される飛行機事故の夢は辛かったな。 飛行機に乗る直前のコイントス、あれは実際にあったエピソードなのかな。 だとしたら、運命という他無かったのだろうか。 作品としてはロックスターの素養を持った一人の高校生が見いだされ、 少しずつスターへの階段を駆け上がっていくサクセスストーリーに、 家族愛と全く性格が異なる男2人の兄弟愛モノに、青春ラブストーリーを コンパクトに巧く絡めていると思います。 ルー・ダイアモンド・フィリップスを一躍スターに押し上げた作品でもありますが、 そりゃ、そうだよな、と納得の爽やかなカッコよさ。 また、一瞬しか登場しませんがストレイ・キャッツのブライアン・セッツァーが登場のサプライズも。 エディ・コクラン役、出番はごくわずか。しかし流石のパフォーマンス、カッコよさを見せてくれます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-10-18 22:32:56)《改行有》

46.  ゴルゴ13(1983) これだけの長い歴史を持つゴルゴ13ですが、劇場版やアニメ版って意外と少ない気がする。 声の無い、テーマ曲や音楽も無い無音の紙媒体の中のゴルゴ13が全てのような感覚もあるので 変な違和感はありますが、依頼人の仕事をこなした後に更に展開していくストーリーは面白かった。 劇場版アニメならではの、ゴルゴの敵にあり得ない登場人物が出てきたりもしますが、 ベッドシーンやバイオレンス描写などは原作と変わらない世界観であり、 劇場版アニメではあるのですが、そこはしっかり大人向けのハードボイルドとなっています。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-10-18 17:27:32)《改行有》

47.  さらばバルデス イタリア製西部劇なんですが、監督はアメリカの巨匠スタージェス。 1973年製作ということなのでマカロニ末期の作品。主演はブロンソン、お馴染みの奥様と共演、 あまりマカロニの空気や世界観を感じさせない作品です。 僕の好きな西部劇のパターンの1つに、正体はよく分からないけど凄腕。 そんな男とそんな男にあこがれを抱く少年との心の交流モノがあります。 10点を付けた僕の大好きな西部劇、「シェーン」も当てはまるパターンです。 ブロンソン演じる男は、他の作品でも同じような役を演じていますが、先住民の血を引く男。 西部劇らしい対立の構図もありますが、少年との心の交流、先住民との交流など、印象に残るのはこちらの方です。 アクションは控え目ですが、それでも寡黙で強いブロンソンはやはりカッコいいですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-10-10 11:18:25)《改行有》

48.  アオラレ 《ネタバレ》 主人公および関係者に常に危機が迫り、ダレる時間が無い。 尺も短くテンポもいい。しかし・・・。 このあおり運転に関係の無い人が何人犠牲になりました? これはもうあおり運転の次元を超えてしまっている。 スピルバーグの「激突!」のように、 路上での当事者同士の対決や心理戦に重きを置いた方が良かったと思う。 そしてなによりも、冒頭で主人公のキャラ付けを失敗しているので、 特に前半はこういう映画に必須の、文句なしに「主人公ガンバレ!」という気持ちになりにくい。 感情移入できないというやつです。 それでも、ラッセル・クロウ演じる敵役があまりにも酷いキャラなので、 途中からはそういう気持ちも忘れてしまいましたけどね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-30 19:32:20)《改行有》

49.  アン・ハサウェイ/裸の天使 アンさん、全く裸にならないということでもないんだけど、 久々に見事に邦題トラップに引っ掛かりました。天使っていうような役でもないしね。 この頃からスターへの階段を一気に駆け上がっていったアン・ハサウェイですが、 こんな役を演じていたとは知りませんでした。まあ、今となっては貴重な作品かもしれません。 作品としては出てくる人間がことごとくロクでもないようなのばっかりで 青春モノとしても犯罪モノとしても面白くないので85分がとっても長く感じる作品でした。 どっかで見た顔だな・・・。と思ったら、マイケル・ビーンが登場。 もの凄く久しぶりに見た気がする。誰がやってもいいような、アンのお父さん役で登場。 長いこと映画を見ているとたまにこういう時の流れを感じるキャストに出会うこと、ありますよね。[CS・衛星(字幕)] 4点(2022-09-27 16:39:06)《改行有》

50.  秘密への招待状 《ネタバレ》 リメイクだとは知らず、オリジナルの知識も全く無い状態での鑑賞です。 原題「After the Wedding」、邦題「秘密への招待状」のどちらもなるほどと思えるお話ですが、 前半の結婚式が終わるまでは、この辺りの事情は全く掴めません。 事情が分かってからも、全ての登場人物の心がすれ違い続けるので、 このままでは誰も幸せになれないんじゃないか・・・?という展開が続く。 最後にもう1つの重い秘密が明かされるも、 その重い事情のその先を克明に見せなかったのは良かったと思いますが、 2人の主人公が分かり合い、その後を託し託される姿は見たかった気もします。[CS・衛星(吹替)] 6点(2022-09-20 19:54:18)《改行有》

51.  ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝 世界観から音楽に至るまで、まあ「レイダース」なんですがこういう映画、たまにありますね。 頭の良くない登場人物が多くてめんどくさい時間帯も多いんですが、 テンポもいいし、こういう映画の中では面白い映画になってるんじゃないですか。 ジョーンズ博士の代役、リチャード・チェンバレンが大健闘。 チェンバレンと言えば「タワーリング・インフェルノ」のバカ娘婿役が真っ先に思い浮かびますが、 本作のチェンバレン、なかなかカッコいいじゃないですか。シャロン・ストーンも可愛かったですしね。 この頃は「ポリスアカデミー」シリーズに出てみたり、 シャロンもどういう路線で行くかまだまだ固まってなかった頃でもあったのかな。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-15 15:21:08)《改行有》

52.  キング・オブ・シーヴズ 《ネタバレ》 昔、一緒に無茶をやった仲間が年老いて再会し、 若い頃を思い出して再び無茶をやる的な爺さん再結集モノとでもいうべきコメディが近年増えてきたなあと思う。 本作もその路線の映画かと思っていたのですがさにあらず。多少のユーモアはあるものの、 地味で抑揚の少ない作品ではあるのですがサスペンスとして真面目に作られています。 度々犯罪の舞台になり、映画の舞台にもなってきたハットンガーデンを舞台にした実話モノでもあります。 本作のじいさんたちもまた、本当かよというような大胆な手口で無茶をやり、一旦は成功したかに見える。 しかし、その犯行後にたっぷりと時間を使う構成が以外でもあり面白かった。 仲間割れや、自分は裏切られるんじゃないかといった疑心暗鬼を演じるベテラン俳優達がそれぞれにいい味を見せる。 彼らの動きと並行して、一切の台詞を省きながらも確実に捜査の網を狭めていく警察の動きの見せ方も面白い。 ラスト近くにさりげなく挿入される、ベテラン俳優たちのキャリアに捧ぐリスペクトがなかなかに粋です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-15 15:17:15)《改行有》

53.  夕陽に立つ保安官 町に流れ着いた謎の凄腕ガンマンに、悪に立ち向かう美人で勇敢なヒロインに、ちゃんと悪役の西部の無法者もいる。 西部劇のフォーマットをきっちり抑えながらも緊張感が微塵も無い、とことん無邪気なコメディ・ウエスタン。 「荒野の決闘」あたりを元に徹底的に遊んでみました、的なパロディとしても楽しい作品となっています。 余裕しゃくしゃく、飄々とカッコいいジェームズ・ガーナーのいい味が出まくっている。 ジャック・イーラムとブルース・ダーンもガーナーに負けないくらいいい味を出しまくっている。 線が引かれただけの牢屋が最高!笑わせてもらいました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-09-11 17:41:16)《改行有》

54.  どん底作家の人生に幸あれ! 《ネタバレ》 前作では、スターリンの死後の権力闘争を、 なかなかぶっ飛んだコメディにしてしまったイアヌッチ監督。 そして本作では文豪ディケンズの自伝的小説を基にしたコメディとなっています。 ディケンズの原作を読んだことはありませんが、 原作にはない空気がかなり盛り込まれているんじゃないかと思います。 特に、バラエティに富んだ様々な人種の登場人物。 19世紀の文学の世界観を、社会が多様化する21世紀の現代に持ってきてもこんなに面白い。 イアヌッチの、文豪ディケンズへのリスペクトのカタチでもあったのでしょうか。 主人公の人生も、多くの魅力いっぱいの登場人物の人生も、まさに波乱万丈。 しかし悲観的ではない。誰もめげない、陽気な人生賛歌。 主人公を演じた、本作の世界観を象徴するかのようなデヴ・パテルがあまりにも素晴らしかった。[CS・衛星(字幕)] 8点(2022-09-11 16:26:57)《改行有》

55.  愛と哀しみの果て アフリカを舞台にしたこの種の映画としては、 ことさら白人がアフリカに乗り込んで植民地化し・・・。 といった批判的な視点は前面には押し出さず、 メリル演じるデンマーク人女性と、彼女の傍にいた男たちと、 先祖代々この地で暮らしてきたアフリカに生きる民たちとのドラマ。 ほとんどすべての時間、メリルが出ずっぱりの作品ですが、 故郷から遠く離れたアフリカの地で農場を切り盛りし、力強く生きていくデンマーク人女性と、 この頃のメリルが醸し出す繊細さと強さを併せ持った存在感が見事に相まって 本当に長いんですが、見応えのある作品となっています。 雄大なアフリカの大自然を映し出す際に、 これも欠かせない作品のピースとして存在感を出すジョン・バリーの音楽もまた素晴らしい作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-09-04 17:56:01)《改行有》

56.  最高の花婿 アンコール 《ネタバレ》 前作と同じく、人種や宗教や多様化する価値観をこの家族に落とし込んだ、フランスらしいコメディです。 しかし続編にはよくあることなんですが、話題を広げすぎていて前作よりゴチャゴチャした感じになっています。 台詞の中にトランプやタリバンといったワードが登場したり、 タリバン絡みで前作以上のブラックユーモアもありますが、このくだりは必要だったかな?と思います。 それでも多様化する社会を反映するかのように、前作と同じく新たな家族を迎えるにあたり、 いがみ合いや紆余曲折の末に、最後はそれらを受け入れていく家族の姿が変わらずいい作品です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-08-19 17:06:33)《改行有》

57.  最高の花婿 敬虔なカトリック教徒にして、保守的なフランスの夫婦。4人の娘にも恵まれた。 しかし、上から3人の娘の結婚相手がアラブ人とユダヤ人と中国人。 そして末っ子の結婚相手は・・・という家庭内騒動を描くコメディ。 人種や宗教といった難しいテーマを扱いながら作品には常に無邪気な空気がありつつも、 常に1つ間違えばどうなるか分からないという微妙な空気も漂わせる。 その匙加減が絶品。この家族の騒動を通して、 長年この世界が抱える問題を軽妙な空気にのせて見せる、実にフランスらしいコメディです。 4人の美人姉妹に、アラブ人とユダヤ人と中国人の婿に、この家族に加わることになる末っ子の結婚相手に、 何より末っ子の結婚相手の父と、四姉妹の父、2人の親父さんのキャラが最高![CS・衛星(字幕)] 8点(2022-08-17 16:13:43)《改行有》

58.  ザ・ローリング・ストーンズ/レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー 映画館で公開されたストーンズのライヴ・ドキュメンタリーとしては、 マーティン・スコセッシの「シャイン・ア・ライト」の方が有名かもしれないし、 スコセッシがストーンズを好きなことも、それまでの彼の作品を見れば凄く分かりやすい。 本作の監督はハル・アシュビー。本作では1981年のツアーを取り上げています。 ストーンズがこれまでにどれだけの数のツアーをこなしてきたのか分かりませんが、 今にして思えば、このツアーはストーンズの歴史の中でも重要なツアーだったし、 今となっては本当に貴重な映像だと思います。 ビル・ワイマンがいる。イアン・スチュワートもいる。ファンにとってはたまらない映像です。 余計な映像をほとんど挿入せず、まだ若く躍動するストーンズが堪能できます。 ほとんどストーンズ・ファン限定の作品ですが、ストーンズ・ファンにとっては十分な作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-08-12 18:27:08)《改行有》

59.  ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 グレタ・ガーウィグ。2010年頃からの僕の注目の女優さんの1人でしたが、 2010年代の終わりには、こんなに素晴らしい映画を撮る監督さんになっていました。 19世紀という時代を生きた姉妹の物語である「若草物語」。 戦前、戦後、そして今に至るまで、これまでに何度も何度も映画化されてきましたが、 生きる喜びや、時に訪れる悲しみ。彼女たちの物語は、時代やその時々の世相、価値観を問わず 人々を感動させ、人々の心に響く普遍的な要素がたくさん含まれているということなのでしょう。 本作はアカデミー賞では衣装デザイン賞を受賞したとのことですが、 映像の美しさと共に作品の時代を感じさせる衣装や美術も素晴らしかった。 最も印象に残るのはやはりシアーシャ・ローナンでしたが、 4姉妹に、ローラ・ダーンのお母さんに、メリルのおば様に、女性が中心の作品にあって、 いつも姉妹の傍にいた、クリス・クーパー、ティモシー・シャラメらが演じた男たちも良かった。 控え目ながらも、作品の中でしっかりとした存在感がありました。 「悩みが多いから、私は楽しい物語を描く。」 鑑賞後、冒頭で引用された原作者オルコットのこの言葉を思い出しました。 まさにこの言葉通りの、いい映画でした。[CS・衛星(字幕)] 9点(2022-07-02 22:33:50)《改行有》

60.  武士の家計簿 実在した武士のドラマとしては、後の世にその名を残す侍が主要登場人物にいない、 下級藩士とその家族を主人公とした時代劇。 それゆえ、幕末という激動の時代を舞台としながらも淡々と時が過ぎていく。 特に終盤は2時間越えの作品にしてはかなり足早に時が過ぎていきますが、 それでも中盤までは当時の名もなき下級藩士の生活が垣間見える、 1人の下級藩士とその家族のホームドラマとしてみれば味わいのある作品となっています。 特に猪山家を支えた女性を松坂慶子と仲間由紀恵がいい。 ドラマの中の猪山家だけでなく、本作もまたこの2人の好演に支えられた作品であったと思います。[CS・衛星(邦画)] 5点(2022-05-16 17:23:34)《改行有》

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