みんなのシネマレビュー
Yuki2Invyさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1617
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81

581.  ポーキーズ 《ネタバレ》 『アメリカン・パイ』とかって個人的には結構好きだったりするのですケド、確かにその原型とゆーかごくおバカ下ネタをメインコンテンツとしている映画に見えます。そのおバカ下ネタのバカさ加減は決してアメパイにも負けず劣らずなレベルに見えました(=まずまず笑える)。酒でも飲みながら観る分には、男性ならワリと世代問わず楽しく観れるのではないでしょーかね。 ただ一つ残念なのは、アメパイに比べてもやや青春映画としての要素は薄いし、ゆーて全体的にもお話としてはかなり取り留めの無いヤツだったという気がします。普遍的な脱童貞物語かと思いきや、中盤からはストリップ小屋のチンケな小悪党との対決が主になってゆき、クライマックスもその仕返しがメインという…結論、やっぱ酒でも飲みながらボンヤリ眺める…くらいが丁度好い作品かと思えますね(好い大人なら特に)。[DVD(字幕)] 5点(2022-03-24 21:43:48)《改行有》

582.  ターミネーターX<OV> 《ネタバレ》 安直なタイトルですが、観てゆくと少なくとも終盤までは『ターミネーター』つーよりは明らかに『マトリックス』に近い感じ(モチロン「どちらかと言えば」の話ですよ)なのですね。年代的なコトもあるのでしょう。ただし、ラスボスは明らかにターミネーター(のバッタもん)ぽいし、終わり方もソッチ寄りですかね。まあ、どっちにしろ元ネタに比肩する…なハズも全然無くて正にC級!というレベルのクオリティです。例えばホラーとかなら、このレベルの低予算でもやり方次第ではナンとかなるコトも(稀に)あるのかも知れませんが、これがSFとなるとやっぱチョイとキビシイ…というよーにも思います(どーしたって世界観とか、或いはコミュニティ全体のパニック感とかでボリュームを感じさせないと雰囲気が出ない…て場面が出て来がちで)。 主人公その他も決して好くはないですが、おそらくモーフィアスのポジションな黒人の兄ちゃんがまたちょっと酷かったすね。ナニを言ってるのかも終始分からんし、謎の人物感もまるで無いし、見た目的にもモーフィアスつーよりはむしろ『ブレイド』の方だったですかね(んでもってオーラスでも弱くてまるで役に立たないし)。[DVD(字幕)] 2点(2022-03-22 00:00:15)《改行有》

583.  プロジェクトV 《ネタバレ》 ジャッキー・チェンが民間の国際軍事会社「ヴァンガード(Vanguard)」の社長なので、プロジェクト「V」なのです。そしてジャッキーもまだまだ闘ってくれてますケド、メインは若手の男のコ女のコに任せてる感じですかね(でも川下りのシーンで間違って落っこちてプチ騒ぎになる等、まだまだ体張ってるらしいすよ!)。その若手は男女どちらもかなり眉目秀麗で率直に好かったです(特に第一主役の男のコはかなりのアイドル的イケメン)。 かつてのカンフー映画(そーいうのもまだまだ探せば最近も在りますケドね)とゆーよりは、コレもより総合的アクション作品とゆーか、まずは徒手格闘よりだいぶガンアクションの比率が高めではありましたし、またドローンその他の最新テクノロジー的なギミックも多々盛り込まれていました。ただ、全体的に相当にCGを多用している感じでもあり、かつそれらのシーンは少し早送り+コマ落ちな感じも無くはなかったのですね(=ハリウッドのA級と比べると少~し違和感があるカモ…的な)。また、ストーリーもごく単純でアクションを眺めてゆくのがほぼメイン…という作品でしたが、アクション自体は量はかなり豊富でバリエーションもあったので、概ね満足は得られたかと思います。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-03-20 22:52:14)《改行有》

584.  エースの中のエース 《ネタバレ》 これも実に楽しいですね。感情移入のし易い題材ですがともすれば重くもなりそうなトコロ、全体としてごくコミカルに明るく纏めてあるので非常に観易かったです(子供や動物もそーいう雰囲気の醸成には効果的でしたね)。かつ、コメディにしてもアクションにしても割かしアイデア豊富でその意味でも面白く観てゆけました。特にアクションはよく見ると結構に高度で(航空アクションにせよカーチェイスにせよ殴り合いにせよ)正直思いのほか楽しめましたですね。年代を考えても中々完成度の高い娯楽アクションでした。オススメ。[DVD(字幕)] 7点(2022-03-20 19:03:00)

585.  THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 ダークで重厚なヒーローものとしてのメインのお話に、思ったよりも多めに(コレも)重苦しいサスペンスのお話を覆い被せて、更にサイコ系スリラー・アクション・ほのかながらにはロマンスも…と色々な要素をミックスしたサービス精神旺盛な娯楽作ですね。そのうえで、バットマン自体もリアリティ重視で大袈裟に強すぎず、サスペンスも無暗に複雑すぎず、サイコ系と言っても(レイティングがかかるホドに)グロくなくヴァイオレントでもなくエロも特になく…とごくバランス・大衆性の方を重視してつくられた作品かと思います。ともすればパンチ不足(+突出した特長不足)だと感じる方も居るかと思いますが、個人的には(あくまで娯楽映画としては)かなり完成度の高い作品だと感じました。私としては、映画館で観て好かった…とは確実にそー言えるトコロですね。 とは言え、全体的にも終始かなり暗めのお話で、また同様に画面もずーっと結構に暗いのですよね(あとは天気も終始グズつき気味で)。だから単純明快に楽しく・明るく…という娯楽映画ではないのも確かにそーです。ただ、特にアクションシーンではその暗さを活かした照明的な工夫が中々に優れている箇所も多く見て取れましたし、そーいう暗め一辺倒で来たからこそオーラスの朝の光はソレこそバットマンが辿り着いた「夜明け」の象徴とゆーか、シンプルに好い演出だったと思います。一点、相当に長尺なのが気に掛かっている方もまた多いかとも思いますが、全体のテンポは(好いか悪いかで言ったら)率直にコレもやや重めですかね(お話の密度自体は十分だと思うのですケド)。個人的にはさほど気にならないレベル(むしろこーいう色々と重い映画としてはまま適切な方)かとは思ったのですが、そんなに重くて長いのは疲れちゃいそう…という方は配信やDVD・ブルーレイを待った方が好いかも知れません。[映画館(字幕)] 8点(2022-03-20 17:30:25)《改行有》

586.  ジャン=ポール・ベルモンドの 道化師/ドロボー・ピエロ 《ネタバレ》 うーん…全体を通しても確実にコメディタッチではあるのですよ。特に冒頭からのシーンは割とコテコテにコメディ風で、ココで出て来たミレッラ・ダンジェロという女優さんも(あんま聞いたコトない人ですが)パッと目を引く美人だったりで、この娘とベルモンドがあっちゃこっちゃで詐欺師稼業を(ごくコミカルに)働いていく…てな話かと思ったら然に非ず。彼女と別れて以降はまるで007のバッタもんかの様なスパイ映画的なお話になってってしまうのですね。一方で前述どおりコミカル風もコミカル風なままで継続してゆくのですが、中で結構バタバタと人は死んでゆく(のであんまし笑えない)し、目まぐるしい展開!とゆーよりは支離滅裂なドタバタ劇!で話は正直頭にスッと入ってこないし、諸々とどーも纏まりがイマイチな…と感じてしまうのですね。他方、アクションは特に終盤は比較的派手で、ソコから見てもやっぱスパイもの系統の映画として製作されたヤツなのは間違いないのでしょーな。確かに、ベルモンドの名物キャラとしてのアクション・シリーズなんて一つくらい有っても好さそうなモン…とも思いますが(まあ、ベルモンド自身がもはや名物キャラなのかも知れませんケドね)。[DVD(字幕)] 4点(2022-03-19 21:56:00)

587.  ムッシュとマドモアゼル 《ネタバレ》 この原題にこの邦題てのは若干よく分かりませんが(そもそも原題もイマイチピンと来ませんが)要は主役の男女ふたりの映画だよ!(=話の内容は、知りません!)てな感じなのかもな~と思いますね。このふたり、一言で言うと確かにルパン三世と不二子ちゃん…ですかね(言わずもがな)。内容は結構コテコテのコメディですが、中でこのふたりは両人ともにかなり頑張っている様に思いました。ベルモンドは相変わらず実に品好くコミカル+底抜けに陽気で、観てるだけでコッチもいつの間にかに楽しくなってしまいますね。かつ、今作ではアクションにも意外なホドに体を張っており、流石に一世を風靡したスターだなと感じました(ガタイも結構にご立派で)。ラクエル・ウェルチも実にゴージャスなルックス&プロポーションがまずは素晴らしかったですし、豪快な中にも女性らしさを垣間見せる演技も中々に魅力的でした。この楽しい映画の雰囲気にピッタリとマッチしたノリの好い音楽も最高すね。相当な掘り出し物ですわコレ(フランス映画恐るべし)。[DVD(字幕)] 7点(2022-03-19 15:50:23)(良:1票)

588.  デイ・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 うーん…大昔に観た時は、もうチョイ面白かった気がすんだケド…(やっぱココまで大暴れなゾンビは当時は衝撃だった) これもある種、この頃完全に流行になっていた高速系ゾンビで、そしてかつその強力なゾンビとの戦闘描写にごく見ドコロを集約したアクション系ゾンビ、とも言えますかね。その上に、原題を借りてきたロメロ三部作『死霊のえじき』からは「人間性を(薄く)残した」ゾンビ、という要素も取り込んでいる、というヤツです。シンプルでコンパクトでやりたいコトのハッキリした娯楽ホラーだと思いますし、そのコンセプトの面も含めてワリかし好く出来ている方の作品だという認識は再見しても変わりませんでした(特に今回、製作費のワリには…とゆーのを再認識したのです)。 ただ、やっぱり今になって観直して思うのは、全体的にまあまあ派手だけどチョイとちゃっちい感じもするなあ…というコトですかね。ゾンビ自体の造形なんかもやはりまずまず派手にデロデロしてるのですケド少し安っぽい感じもするし、何より撮り方(=画面の総合的な出来・観易さ)の部分が最近の同系統の(A級)ゾンビものと比べるとだいぶ型落ち感があるな、と。アクションってホラーに限らず映画としての陳腐化が速いジャンルだとは思うのですが、ことホラーに関しては近年は製作費の高騰も著しい(気もする)ので尚更…というコトにも思えますね。 重ねて、アクションはまあまあ派手ですし終盤の展開も諸々分かり易く面白みもあり、ラストもスッキリで、全体として決して嫌いではないです。ミーナ・スヴァーリが超・魅力的なのも含めて(思い出補正もありますが)観る価値はまあ十分かと。暇なら是非。[DVD(字幕)] 6点(2022-03-15 23:09:34)《改行有》

589.  余命10年 《ネタバレ》 非常に典型的な病気もの映画なのは確かにそうで、中でも系統としては高度に『ある愛の詩』的なヤツ…と言いますか。今作における人間性の描き出しとゆーのは、男性には成長、女性にはそれを包み込む母性的なモノを求めてゆく…という作品である様に(私には)見えましたです。ただ、今作の小松菜奈は冒頭から自分の運命をある程度受け容れた状態にあって、その意味では(設定年齢以上に)より大人であるとゆーか、そういった母性的な愛情を命ある限り周囲の人々に振りまいてゆこうという崇高な人にも見えたのですね。そしてそれは恋人となる坂口健太郎との関係性においても尚更にその様に見えるとゆーか、彼が(正直思いがけないホドに)人として未成熟なコトも相まって、コレはもうこのジャンルの映画としては少し風変わりな質感だな、とすら感じられたのですね。ズバリ、コレって「恋愛」なのかな?(少なくとも「恋」ではないのではないのかな?)とすら感じた…とでも言いましょーか。 ただ、そーいった「人の出来た」小松菜奈が時折溢してゆく悲しみや悔しさといったモノは、それこそ(我々男性にとっては特に)愛おしい「泣きドコロ」だったと思いますし、全体としても菜奈さんは物凄く気合・魂の入った演技をされてた様に思います。また、前述どおりやや情けない健太郎くんの成長ぶりも、コレも(特に女性にとっては)堪らない見ドコロにはなるべくモノだろうと思いました。もう一つ、織り込まれる四季の映像とゆーのが、どれも実に凝っていて非常に美しかったですね。結論、やはりシンプルでオーソドックスな作品ではありますが、完成度とゆーのは決して低くないと思いました。興味のある方は是非。[映画館(邦画)] 7点(2022-03-14 21:15:24)《改行有》

590.  野のなななのか 《ネタバレ》 姉妹作『この空の花』に引き続いてややファンタジックな内容も含みつつ、製作当時の社会情勢の描き出しと反戦への強いメッセージを備えるのもまた同様である。意図的に(あるいは予算的な都合で)比較的「簡易」なCGで背景と俳優の演技を合成する場面を多用するなど、演出の独特さも前作から引き継いでおり、これまたユニークでまま面白い空気感になっている作品でもある。加えて、とにかく今作は台詞の量がのっけから膨大であり、特に中盤までは早口の台詞の洪水が引っ切り無しに押し寄せる…てな感じでもあって正直ちょっと面喰らったのもまた事実である。結論、コレも「合わない人には合わない」方の映画なのは間違いないか、とも(個人的にも、アレほどの言葉の奔流をこれだけの長時間すべて聴き漏らさない、とゆーのはもう無理かと)。 内容(=テーマ的なモノ)は、家族(あるいはそれに類する人々)の人生・命・記憶の「繋がり」を描き出すコトだろうか。ただし、その中核たる主人公の品川徹の人生にはとにかく戦争が暗い影を落としており、そのこと自体から発せられるメッセージとゆーのもまたテーマと並んで本作のメインディッシュとなっている(と言わざるを得ない)という感じでもある。率直に、その部分のストーリーと、それを「語る」品川徹の朗読的な演技こそが個人的には最大の見せ場であったと思うのだし、これも率直にそれ以外の諸々はもはや中々に幻想的とでもゆーか雰囲気映画的なナニかだった…とも感じられたのですね。重ねて、2時間経過した頃から「語り」始まる品川徹の過去のお話が一番面白かったですね。全体としても決して観た感じの印象は悪くはない…のですケドも。[DVD(邦画)] 6点(2022-03-14 16:56:16)《改行有》

591.  この空の花 長岡花火物語 《ネタバレ》 複数のストーリー&数多くの登場人物に加え、現実・非現実や過去・現在が文字通り綯交ぜに入り混じった複雑な構成を擁している。そして、長尺ながら終始一定した早めのテンポ、随所で盛り込まれる絵本か紙芝居の様な映像エフェクト、個々の演技や劇中劇の雰囲気等も含めて、演出も極めて独特である。確実に通常の劇映画とはかなり質感の異なる映画なのだし、ドキュメンタリともファンタジーとも言えないこの質感自体がもはや唯一無二と言っても好いユニークなモノだとも思う。一方で、また極めてメッセージ性の強い作品であるのも間違いなくて、ただその「主旨の明確さ」こそがこのある種混沌とした映画をバチっとひとつに束ねる強力な「箍」であるとも思うし、また本作を鑑賞する最大の価値でもある、とも思うのですね。まずはその主旨に十分に共感できたこと、そしてこのユニークな作品世界が個人的にはごく心地好く感じられたことも含めて、私としては今作、完全に観て好かったとは思ったのであります。 ただ、そもそもの今作のコンセプトとゆーか、こーいう伝えたいメッセージの明確な映画(取り分け、そのメッセージは特に子どもや若者に広く伝わって欲しい…と言えるかの様な作品)を、こーまで「取っ付きにくく」つくってしまうとゆーのは、やはりちょっと本末転倒とゆーかチグハグな感じも覚える…のが正直なトコロなのです。まずはやはり単純に長すぎると思うのですし、演技の感じや字幕の多用もそれこそその方面への分かり易さを重視したモノなのでしょーが、分かり易い・分かり難い以前に全く「観易くない」映画だ…とゆーのも確実にそう思われるのであって(例えば私が教師だったとしても、コレを小・中学校で生徒に観せたら多分みんな寝ちゃうな…と思ってまう、つーか)。重ねて、監督の個性に共感できる「映画ファン」としては喜ばしい作品だとは思うのですが、その辺の部分には疑問もまた感じられる…という作品ではありましたです。[DVD(邦画)] 7点(2022-03-14 16:55:37)《改行有》

592.  愛なのに 《ネタバレ》 今泉×城定という異色?のタッグ企画。当然の如くに恋愛映画だが、前半はほぼ完全に今泉テイストとゆーか、まま繊細な恋愛感情の「もつれ」的なモノを主として2組分並べて描いてゆく…ので(セックスシーンを城定監督らしくしっかりつくってはあるものの)ワリとマジメでちょい文学的てな感じの今風の恋愛映画かな~と思って観てたんだけど全く然に非ず。中盤以降、2つの片っぽのさとうほなみ・中島歩のお話はシンプルにヒジョ~に下世話でかつアホみたいな大オチを迎えてってしまうのですね。その意味では、この構成自体が実に壮大なフリオチだったとも言えるし、そのコメディの大仕掛け自体はまた実に見事にキマってたとも言えるし、そして何より実に完璧極まる映画的コンセプトの具現化だったとも言って好いでしょう(=コレ以上の無い今泉×城定の50/50だったかと)。 ただし一方で、瀬戸康史と河合優実ちゃんの話の方は正に対照的に非常に清々しく終わってゆく、その余韻はまた特大に爽やかだし、そして重ねて監督一流のセックスシーンの出来も確かに素晴らしく艶めかしかったです。この部分に関しては、女優さんが2人なかなか頑張ってたな~と思いましたね(特にさとうほなみさんは気合が入ってたよーに見えてとても好印象でしたです)。結論、色々とごく多様な好さがあって、かなりオススメできる作品でした。本企画のもう一作品の方にも期待です。[映画館(邦画)] 7点(2022-03-09 13:07:43)《改行有》

593.  Ribbon 《ネタバレ》 予告編の感じは結構重そう?な映画だったし、ド初っ端もワリかしシリアスな雰囲気…なのですケド、そこから1時間弱はコロナの自粛で暇してる美大生のんちゃんのぐーたら日常コメディが続いてゆく、そのコト自体にはやや意表を突かれたと言っても好いかなあ、と。あと、このコメディ時間帯ってのはコメディの中でもちょっと相当におバカ系寄りとゆーか、特に主人公とその家族(とりわけ父・母)はかなりエキセントリックなキャラ揃いで、結論的には後半がやっぱしかなりシリアスでマジメな展開になってゆく作品としては少しだけ雰囲気はアンマッチかも…とも思いましたかね。もう一つ、コレも少しだけですが脚本が稚拙な部分も在るっちゃあ在る…とゆーか、例えば特に母親の振舞い(いくらナンでもあーゆーのを捨てねーだろ)とか、中盤の内定取消しの唐突な電話(コレもあんなのはもう流石に非常識だろ)とか、率直にチョイ不自然かな…と思う箇所も無くはなかったのですよね。 でも、個人的には今作、正直メチャクチャ気に入りました。やはり描きたいモノがしっかり在るって映画はイイですね!(だから前述のとおりに垣間見える若さ・拙さとかだってむしろ逆に好い様に作用してる…とすら思えましたよ)コロナ禍で人々が受けた傷と、そこからの再生…確かに、それは誰しもに(基本的には)平等に訪れたモノかとも思いますが、そこにも多少の濃淡とゆーか、やはり年齢で言えば若い学生のかた・職業で言えばアートやエンターテインメント業界のかたの方がより困難に直面されたものかとも思います。ある種、誰しもが感情移入できるだろうテーマなのも確かでしょうし、中でその主人公に仮託された思いとゆーのはソレこそ「皆辛いんだ…と思うが故に言えなかった叫び」なのだとゆーのもまた痛いホドに理解できるのですよね。中盤以降はとても共感度の高い映画だったと思いましたし、それをごく明るく爽やか・かつアートでオシャレなラストで締めくくったのも(それこそまだまだ"ままならない"状況が続く中では)ごく適切で嬉しい終い方だったと思います。初監督で主演・脚本も務め上げ、こんな素晴らしい作品を完成させたのんちゃん(+スタッフの方々)には最大の賛辞を!(→1点プラスしておきます) ※追記:本作は「初・劇場長編作品」で、初監督は『おちをつけなんせ(2019)』なのですね(配信もの)。勘違いしました→そのうち観ます。[映画館(邦画)] 8点(2022-03-09 13:02:49)《改行有》

594.  驟雨 《ネタバレ》 あまり広く観られている映画でもないのかも知れないのですケド、今作ってマジでスゲー面白いのですよね(大昔にたまたま観れた時にもチョー意外だったのですケドね)。でも、コレが何故にこんなに面白いのか?てのは正直言って私にも好くは分からないのですわ。そもそも、雨が降ったら旦那を駅まで迎えに行く貞淑な細君にせよ、七面倒臭いご近所付合いにせよ、少なくとも往年の世代にとってさえソレはもはやノスタルジイと化しているのでしょうし、我々世代にとってはソレはもうファンタジーでしかないのでして。しかしながら重ねて、とにかく全編メチャクチャ面白いですし(私なんか)終盤はもうゲタゲタ笑って観てましたのですね(何年振りかの再見でさえ)。皆さんも機会があれば是非。 多分に時代的な要素を含みつつも、決して全く普遍性の備わらない映画ではないとも思いますが、少しだけ気になっているのは(前述どおりの)今作の捉え方についての世代間差異だとか、或いはコレって海外の視聴者には「刺さる」のかなあ…なんてコトですね。国内でももうチョイ観易くなるとイイな…と思いますし(DVDのレンタル取扱いは未だになさそうだし)、なんならカンヌクラシックスとかで上映されたら尚イイな…なんて思ったりも。[インターネット(邦画)] 8点(2022-03-06 00:09:23)《改行有》

595.  ガール・イン・ザ・ボックス 《ネタバレ》 実話ベースと言うか、実際に起きたキャメロン・フッカー事件の内容・経過を比較的事実に則ってごく淡々と辿ってゆくという作品で、劇映画とも言い切れないドキュメンタリ的な(=実録再現ドラマ的な)質感だとも感じられます(確認したらTV映画なのですがソコには「やっぱりな」という感じも少し覚えましたね)。見かけに反してホラーやスリラーとかっていう娯楽系統のジャンル映画では確実にないので、ソコは勘違いして鑑賞するとあまりイイ結果にはならないと思われます。ご注意ください。 ただし、その事件自体は極めて深刻で陰惨なモノであるので、まずはそういう事件がかつて実際に発生した、という事実を知るコトのみにでも確実に価値が在るものだと思いますし、本作の真の意図も実はソコに在る…とも十二分に感じ取れるトコロです。その意味では、暴力やレイプの描写はおそらく実際のソレよりも総じて穏便に描かれているものと思われ(少なくとも作中で何度も何度もそのシーンが描かれるワケではない)、むしろ描写としての主眼は被害者がどのような洗脳の状態にあったのか、というトコロにあるものかと感じます。その反面(とゆーか)まずは単純に被害者が受けた暴力・レイプの「酷さ」というのが(量的にも質的にも)鑑賞者に十分に伝わり切ったのか、という面にはやや疑問も残りますし、あとは加害者側の人物像(そもそもの犯行動機や、加害者と被害者・または加害者2人の関係性が変化していく様子など)の描き出しもやや浅かった、とも(少しだけ)感じました。 とは言え重ねて、衝撃度はナチュラルに非常に高度な映画です。個人的には観て損は全くしなかったですね。[インターネット(字幕)] 6点(2022-03-05 20:13:00)《改行有》

596.  女渡世人 おたの申します 《ネタバレ》 続篇ですが、藤純子さんの役柄は(中身はともかく)前作とは別人で太田まさ子、人呼んで「上州小政(女小政)」たァ、中々に威勢の好い通り名で御座いますな(元祖は若くして死んでるんだから、縁起でもねェとも言えるケド)。 しかしコレ、前作よりも格段に出来がイイですわ。基本的な内容は(また)だいたい同じなのだけどドコが違うかと言って、ひとつはやっぱし「渡世人」をチャンと描いてる、というコトに思えます。ただただ善玉な任侠が悪いヤクザを退治する…だけだと、ハッキリ言って『水戸黄門』の類になっちゃいます。が、本作では渡世人の仁義の価値観や心意気、或いはそれ故の因果な身の上なんかがしっかりと描き込まれ、それが任侠ものの面でも人情ものの面でも両面からお話に深みをもたらしています。あと単純に前作よりも全体のテンポが整ってた、とも思いましたかね(緩急自在…といった感じ)。役者もこれまた前作より多彩で、かつそれぞれ上質な役割の果し様でした。島田正吾のとっつぁん・三益愛子のおっかさん、今作のコメディリリーフは爽やかお調子者・南利明、待田京介は一見はいっぱしの任侠風ながら実はアコギな敵役で、かつどーも女に弱いらしい、と。あくどい親分役だって(あの)金子信雄に加えて前作から引き続きの遠藤辰雄とで二枚揃えと、コレも中々にゴージャスです。 しかし、何と言っても今作は(これまた)菅原文太でしょ。登場シーンはさほど多くなく、かつどれも静かなお芝居(修羅場は別にして)。でも、だからこそ伝わる熱い想い…とでも言いますか、今作は実は優れた恋愛映画でもあったのだ!とすら思いますな(最早)。『緋牡丹博徒』シリーズ屈指の名シーン・雪の今戸橋に倣ったか、今作でもまずは2人のそのシーンでは雨が降っている(ひとつ傘の中でしっぽり濡れる2人の艶やかさ・切なさ…と来た日にゃア!)。そしてオーラスのカチコミ前に菅原文太は言います「姐さん、アタシも一緒に、死なせてください」ああ、あはれ日本人てのは「愛と云うは死ぬ事と見付けたり」てなモンなのでしょーかね(「君のためなら死ねる」だのナンだの)。[DVD(邦画)] 8点(2022-03-04 13:27:51)(良:1票) 《改行有》

597.  女渡世人 《ネタバレ》 あ、これこの人死ぬな…と思った次の瞬間には、鶴田浩二は実際に修羅場の真っ只中に放り込まれており、一転、夜汽車に揺られる女渡世人の藤純子は、その鶴田浩二の一粒ダネを亡くなった妻の実家に届ける旅路に就いている…ところが、辿り着いた先の温泉宿とゆーのがこれまたヤクザにちょっかいかけられており、んでそのヤクザのカミさんてのがなんと藤純子が探してた実のおっかさんだ…と前半は率直に矢鱈とテンポが好い。それに比べれば後半は(特に終盤)ちょっと妙にモタモタしてる感もあるものの、全体としてはヒット作『緋牡丹博徒』のフォーマットを結構まんま流用していることもあってそこそこ面白く観れるし、義理人情溢れるドラマシーンの出来も悪くはなかった。個人的にはかなり楽しめましたですね。 藤純子は美貌も正に全盛期、そして『緋牡丹博徒』で完成させた任侠な雰囲気&殺陣アクションもまずまずで、実に手堅いクオリティではあったかと思う。ドラマ面でのポイントゲッターは鶴田浩二と木暮実千代の名優ご両人だが、こちらも流石の堅実な仕事。悪役でも、大ボスの遠藤辰雄もこれまた実にあくどくて憎々しい(けどどこかコミカルな)風情が出色。一点だけ、前作における若山富三郎の要素を担うべく芦屋雁之助は、ちょっと存在感が薄くて少しだけ残念だったかも。 もう一つ、藤純子さんは今作でも主題歌『女渡世人』を熱唱してますよ!(こちらも少しだけ、なんかウマくなってる様な気も…)[DVD(邦画)] 6点(2022-03-01 22:49:39)《改行有》

598.  アンチャーテッド 《ネタバレ》 ゲーム原作とのコトですがソッチはやったこと無いです。映画としては、あまりお話に中身があるタイプのアクションでもなくて基本的にはアクションシーンをただ眺めてゆくというシンプルな娯楽作ですかね。んでアクションの中身としては、序盤~中盤は謎解き系でややチマチマした感じですが、終盤はそこそこ派手(とゆーか如何にもゲーム的な…という感じのチョイ荒唐無稽な質感)でユニークさ・面白みはある程度備わっているかと。全体としてその分量も悪くはないので、まずまず手堅い方の作品かと思いました。 他に好かったと思われる点は、まずはシンプルに役者のクオリティ。トムホ君は相変わらず爽やかでしたし、何よりやっぱアクションに「精一杯頑張ってる」感が出てくるのが好いですね(ごく素直に応援してゆけるとゆーか)。彼もまたナチュラルにコミカルな雰囲気を纏っている俳優さんかなあ~とも感じるのですが、相方のマーク・ウォールバーグも今作では常にどこか素っ惚けているとゆーか、彼ら2人のおかげで作品全体がごく微笑ましい(可笑しみの在る)悪くない雰囲気に仕上がっていたとも思われます。悪役では、まずアントニオ・バンデラスは個人的には今作でも好みの雰囲気だったのですが(ネタバレすると)チョイ無駄遣いでソコは少しだけ無念です。でも一方で、ラスボスのタティ・ガブリエルさんは(初見でしたが)ごくユニークなルックス+存在感も中々で率直に素晴らしかったと思いますね(今後に期待ですかね)。[映画館(字幕)] 7点(2022-02-26 21:12:15)《改行有》

599.  ナイル殺人事件(2020) 《ネタバレ》 『ナイルに死す』は、ポアロものでは一番好きですね(クリスティ全体では『ゼロ時間へ』が一番好きなのですケド)。 結論から申し上げますと、まずまず悪くない映像化かと思えました。今回の映画化では若干ながら登場人物の設定・相関関係や展開運びに調整が入ってはいるものの、大まかな流れは原作どおり、特に最大の見ドコロをトリックの複雑さではなくて(=トリックはごくシンプルなモノのままで)実に「意外」ながら実に「納得のいく」真犯人・動機(むしろ何故我々は最初からこんなシンプルなコトに思いが至らなかったのか、というレベルの鮮やかさ)に置いているトコロは原作ファンとしては嬉しいですしまた適切だとも思います。そして、前作『オリエント急行殺人事件』ではとにかくケネス・ブラナーのポアロが喧し過ぎて大いに興ざめてしまったトコロ(出自が舞台俳優とは言え限度があるだろ、と)今作はその面もそれほど気にならなかった、とゆーか、むしろまあまあ好い雰囲気に仕上がったかとも思えました(とは言え、かのデヴィッド・スーシェのハマり様には到底及ばないという認識は変わりませんケドも)。 前半のゆったりさに比して、後半はややハイテンポ(→ホントはもう少し長尺に撮りたかった?的な)で少しだけ(サスペンス的な)余韻が心地好いとまでは言えませんが、シンプルな娯楽映画なのも勘案すればまあ許容範囲かと。事件ものが好きなら尚オススメですね(流石の名作なので)。[映画館(字幕)] 6点(2022-02-26 18:12:48)《改行有》

600.  ライフ・アフター・ベス 《ネタバレ》 正直言って、ナニがしたかったのか分からない、という類の作品かと。根本的には「死者が蘇る」お話で、最初はまだしも終盤はやっぱりバケモノと化してゆくので結局は殺すしかない話ですし、なので「蘇った死者」という意味ではゾンビに近いとも言えますケド本質的には一般的なゾンビとは異なる存在なのに、これも終盤は雑にゾンビ・アポカリプス風の話にしてしまってる(そしてソッチの話も随分とナアナアに終わらせてしまってる)コトを含めて、死者蘇生・ゾンビ・コメディをエラく雑にごた混ぜたケド、よく見るとそれぞれにアイデアは皆無…という感じですね。マジで、今どきよくこの脚本に予算が付いたモンだなと。 一つだけ(他より)好かった点を捻り出すなら、主演のオーブリー・プラザは演技的にも総じて熱演だったと思いますし、終盤のヴィジュアルには少しだけユニークで面白いモノもあったかと。これも率直にイマイチ(最初から)可愛くないことも含め、ある種ハマり役だったかも知れません。[インターネット(字幕)] 4点(2022-02-23 17:19:55)《改行有》

040.25%
1120.74%
2191.18%
3905.57%
420312.55%
528017.32%
637523.19%
732319.98%
823414.47%
9704.33%
1070.43%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS