みんなのシネマレビュー |
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622. ヒンデンブルグ 《ネタバレ》 70年代はパニックものの映画が多かったですが、これは実在の事故を題材にした作品。 そのせいか、そこまでサスペンスフルな感じでもなくある種こじんまりしてます。 模型を使った特撮などは上手く出来ていたと思いますが、爆発とおっちゃんを重ねるシーンはちょっと残念でしたね。 終盤は当時のフィルム映像を使っているからか、全編モノクロになります。 モノクロの方が悲壮感みたいなのは出ているかもしれませんが、見応え的に不満な人は多いでしょう。 爆発後でも、結構な人がああだこうだとやりあって飛び降りたりしていて、そんな時間あったんかいなと思っちゃいましたが、 調べてみると死者数は36人で生存者は62人もいたんですね。その史実に驚きました。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-05 18:18:55)《改行有》 623. 愛と喝采の日々 《ネタバレ》 おばちゃん二人が散々言い争って取っ組み合いの喧嘩をした挙句、笑いあって抱きしめ合う展開は正直笑ってしまいましたが、 何やかんやと溜め込んでるだけよりは健康的なのかなと思いました。 バレエシーンがふんだんにあるのでバレエ好きならより楽しめるかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-03-05 18:02:59)《改行有》 624. シンデレラマン 《ネタバレ》 夫婦のやりとりが主軸で、強く共感できました。 あなたがほどほどに怪我をして、無事に引退することを神に祈っていた、みたいな嫁さんのセリフが印象的。 ベアとの一騎打ちは見ていて力が入りました。 戦ってる時のボクサーの感情、ボクサーの奥さんの気持ち、そういうところに想いを馳せることのできる作品でした。 ボクシング映画としてはストーリーが王道そのものですが、ロン・ハワード監督ですからね。 穿ったりせず王道をそのまま楽しもう、ということです。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-04 19:59:51)《改行有》 625. 張り込み(1987) 《ネタバレ》 なかなか楽しかったです。80年代のコメディらしく、何とも言えない緩さと憎めない世界観。 犯人と対峙し、自分を犯罪者と偽り、助けに来た相棒は自分を捕まえにきた刑事だと小芝居をするラストが実に愉快。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-03-04 19:54:41)《改行有》 626. シャイアン 《ネタバレ》 確かに、全体のトーン考えるとダッジ・シティのシーンは違和感ありますね。 ただまあ、シャイアンから逃げるジェームズ・スチュワートやご婦人方のあの活劇のシーンは これぞ西部劇って感じで、ああいうシーンはやはり無いといかんなと思います。 ちょっと残念やったのは、和解して葉巻分け合う終盤のシーンが完全に合成丸出しだったという点。 もうちょっとなんとかならんかったのかなぁと思います。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-26 21:19:55)《改行有》 627. リンゴ・キッド 《ネタバレ》 終盤のどんぱちはなかなか賑やかで良かったですね。しかも特大の爆破シーンまでついてました。 勧善懲悪でスッキリと楽しめる。延々と大口叩いてた敵が眩しさに目をやられてさっさと撃ち殺されるラストは実に間抜けでした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-26 19:34:48)《改行有》 628. フィラデルフィア 《ネタバレ》 エイズを題材にしてますが、法廷では同性愛に対する話題が多く、ああ実際はそういうものなのかなあと。 特に昔ほどそういう風潮だったのかもしれませんね。 不満もないわけではないですが、いずれにせよウイズを題材にした初めての映画だということで、 そういった意味では意義は大きいと思います。 難しい役柄でしょうがトム・ハンクスは見事演じ切りました。 90年代の彼は、まさに演技派俳優としてぐんぐんと駆け上がっていった頃でしたね。 オペラで感極まりながら解説するシーンは色々と記憶に残りました。 アンドリューは理知的で控えめなキャラなので、映画としてはああいうところで魅せていく必要があったのかもしれませんね。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-26 18:21:50)《改行有》 629. 暁の用心棒 《ネタバレ》 う〜ん、あまりにも淡々としていてどうにも合いませんでした。 ガトリングとかも音は派手だけど画がついていってないみたいな。 いろんな人のコメント見てると、予算の問題なんですかね。にしても台詞は少ない。 おばはんの鞭打ち拷問だけが変な意味で印象深かった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-26 18:11:22)《改行有》 630. ワーテルロー 《ネタバレ》 今だったらCG使って軍隊の人数を増やすのでしょうが、当時は全て揃えてたわけですからねぇ。 いや〜すげぇなぁと思いました。こういう物量がものすごい映画は、今後は作られることはないのだろうなぁ。 白いお馬さんたちが勇ましく駆ける軍隊列は映えますな。 どうやってタイミングよく馬を転ばせてるんだろう、どうやって寝かせたままにしてるんだろうと感心しました。 戦いの後の物悲しさもよく表現されてました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2019-02-12 19:26:51)《改行有》 631. スリーメン&ベビー 《ネタバレ》 見る前から想像はついてましたが、やっぱり想像通りの内容。 まぁ、微笑ましい作品なので良しとしますか。 この作品は霊が映ってるだのと言われて有名な一本ですが、 少年はよく見るとなんだか薄っぺらいパネルのようにも見えますね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-02-12 19:22:51)《改行有》 632. ラビリンス/魔王の迷宮 《ネタバレ》 摩訶不思議、奇想天外なファンタジー映画。 もちろん、いま観れば特殊効果に荒さはありますが、当時はCGなんてないわけですからね。 それを考えると実によくできてると思います。特にクリーチャーたちの動きや表情など、とても活き活きしてましたね。 終盤の、エッシャーの絵をモチーフにしたであろう映像もボウイのPVみたいで印象的だった。 ただ、一番印象に残ったのはボウイのピチピチスパッツだったかもしれません、、。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-02-04 21:04:45)《改行有》 633. 皆殺し無頼 《ネタバレ》 ぺぺ可哀想でしたね。銃撃戦での敵がけっこう間抜けやなと思いました。 リアルよりコミカルさを取ったのかしら。勧善懲悪のストーリーで普通に楽しめます。 あのラストは予想してなかった。砂漠で水無しは命取りやね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-22 18:51:28)《改行有》 634. ハード・ウェイ(1991) 《ネタバレ》 自身のパロディ化という感じでしょうかね。 シュワちゃんもラストアクションヒーローなんて映画をやってましたが、 マイケル・J・フォックスもこういう作品をやっていたとは。 BTFが終わってまもない、本当にアイドルらしいキラキラさがあって、 とても懐かしさを覚えました。ジェームズ・ウッズも意外と良かった。 終盤のシーンは日本企業の広告がたくさんだったなぁ。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-15 20:02:36)《改行有》 635. ストレンジャー・ザン・パラダイス 《ネタバレ》 若者たちが、ただ暇つぶしをしているだけの作品(笑)。 ダウン・バイ・ローと続けてみましたが、あっちの方が好きかな。 わざと王道を裏切っていくかのような、退屈さを提供していくかのような、 稀有なアウトロー映像作家なんだなと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-15 17:46:07)《改行有》 636. ダウン・バイ・ロー 《ネタバレ》 結局のところ何が言いたかったのか、空っぽじゃないかとも思いますが、 不思議な魅力が漂ってます。やはり阿呆な奴らは見ているだけで面白いい。 驚くほど簡単に脱獄して「アメリカ映画みたいに脱獄できた」なんていうあたり、 わざと外したユーモアを作っているんですかね。 運命の人に出会ったりしても実にあっさり描いてる。 そう、起伏が全然ない。退屈を面白く見せる、みたいな、そんな映画。[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-15 17:05:44)《改行有》 637. 遥かなる山の呼び声 《ネタバレ》 これは北海道の雄大な自然が舞台だと言うのが大きいですね。 北海道が舞台じゃなかったら、このなんとも言えない清々しさはでないだろうなぁ。 耕作さんと民子の涙のラスト。良い人情映画です。[CS・衛星(邦画)] 7点(2019-01-07 19:28:17)《改行有》 638. ちはやふる 結び 《ネタバレ》 三作目も安定の面白さでした。台詞や展開が少し予定調和かなと思ったりもするんですが、 青春ものとして実にクオリティが高く、恋と進学とかるたの間で揺れ動く葛藤が巧みに描かれていたと思います。 ニコニコの画面は個人的にはいらんかなと思いましたが、大人の事情ですかね。 1000年前の歌が読み継がれる。カルタは過去現在未来の人の思いを受け継いでいく。 そう言う面がアニメーションで紡がれるのもまた素敵でした。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2018-12-30 20:30:08)《改行有》 639. 息子(1991) 《ネタバレ》 リアルタイム社会派のテーマを扱っていて、親子の話としても感動的なんですが、 周りの人たちの愚痴が多くてそれが直接的なのが好きじゃないです。 もうちょっと隠喩的に表現してほしいなと思います。[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-12-30 20:23:30)《改行有》 640. ファントム・スレッド 《ネタバレ》 映像的には格調高く、実に見応えがありました。 ダニエル・デイ=ルイスは私は心の底からすごい俳優さんだなと思う人物の一人で、 やはり安定の演技を見せつけてくれましたが、アルマ役を演じたヴィッキー・クリープスに驚かされました。 彼を見つめるあの瞳が印象的で脳裏に焼き付いてます。 そして姉のシリル役を演じたレスリー・マンヴィルの冷たい目もまた同様に脳裏に焼き付きました。 この3人の素晴らしい演技でグイグイと引き込まれます。 ただ、この愛は私にはちょっと異形すぎてついていけず、、、(笑)。 なんちゅうこっちゃ、、、、と思わず呆れてしまいました。 いわゆる共依存関係となった二人ですが、そういえばキノコも植物と共存関係を形成して成長しますね。 何かしらメタファーのような意味合いがあるのかもしれませんね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2018-12-24 22:21:41)(良:1票) 《改行有》
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