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621.  ヤッターマン(2008) もうサイテー! 100円だったから軽い気持ちで「子供が楽しめて、大人は懐かしんで」というつもりでレンタルしたけど、ヤッターワンがボインメカの前で鼻血出してからどん引き! この程度のくだらんものは家族で楽しめる安全圏でまとめておいてくれ~! それにマンガのノリにはほど遠いテンポの悪さ。もっとシャキッと編集しなさい! 100円じゃなかったら怒ってた。個人的には、ものすごくボヤッキーを笑福亭笑瓶さんで見てみたかった。[DVD(邦画)] 1点(2009-12-11 20:28:07)(笑:1票)

622.  JAWS/ジョーズ 公開当時小学生だった僕はとても観たかったんですが、怖い映画を嫌がる家族の圧倒的票差で「メリー・ポピンズ」を・・・ああ、悲しい思い出。その後何故かテレビでもお目にかかれぬまま三十数年経て、やっと初見です。正直な感想を言うと、とてもガッカリでした。サメが作り物っぽいのは覚悟の上で観たけれど、つまらなかったのはそれだけではない気がします。なんなんでしょう、いまいちスリルや緊迫感がなく、それほど演出がうまいとも感じないんですよね。同監督の「激突」は我が子も「ひどい!」と大声出してまで引き込まれていましたが、「ジョーズ」は関心を持続できずに漫画を読み始め、最後まで観たのは僕一人。全く違う映画ですが、白黒映画の「恐怖の報酬」は字幕にも関わらず小学生の息子が引き込まれていました。この差はどこから来るのか??? 思うに「ダメダメ、それはマズいよ!」と登場人物に声かけたくなるようなシチュエーションがなかったような・・・。登場人物は気づいてなくて危険に近づき、映画を観ている者は待ち受ける危険を知っている、そういうハラハラがなくて、突然ことが起こるような趣の方が多かった気がします。[DVD(字幕)] 2点(2009-11-10 19:03:00)

623.  サスペリア(1977) 《ネタバレ》 映画そのものより「決して一人では見ないで下さい」のキャッチが印象的でした。公開当時は全く興味がわかず、数年後のテレビ放送を一度観たきりです。話しの内容もほとんど覚えてないし、ラストシーンで空港のドアを通る主人公が見せる笑顔の意味も「乗り移られた?」「解放された笑み?」と疑問に思う不明瞭なオチでした。けれど、強烈に印象に残したことが一つだけあります。ある女性が刃物で刺されるのですが、僕がそれまで観たものだと、たいてい一回刺されたらすぐ倒れて動かなくなっちゃうんですけど、この映画では刺されても元気よく腕を振り回して抵抗したんですね。実際に人が刃物で刺されたら、どんなリアクションになるか分かりませんが、一刺しで倒れたり死んだりするより、必死で抵抗しようと激しく動くのがすごくリアルに感じて、生理的に耐え難いものがありました。よく考えてみると「サイコ」のシャワーシーンでも刺されながら抵抗しますが、「サスペリア」のそれは段違いにリアルなものを感じました。それを初めて見たときのショックに対して5点。[地上波(吹替)] 5点(2009-11-10 18:26:22)

624.  ファントム・オブ・パラダイス そんなに「傑作」とか思ってるわけではないけれど、不思議と「また観てみようかな」という気になってしまいます。もし映画館で見てたら「サイコ」をパロったビーフのシャワーシーンは声出して笑ったかも。「どこかで見たことある」と気になっていた美人女優は「サスペリア」のジェシカ・ハーパーで、カーペンターズを思わせる懐かしい感じの歌声を披露します。それ以外の主要人物はクセのある(クセになる)人ばかり。エレキギターを煩く思ったり「ただのカッコつけ」と思ったり、あまり好きでなかった僕が、この映画のなかのコンサートでビーフが演じるパフォーマンスや音楽にえも言われぬ奇妙な印象を残し「音楽は聴くだけのモノじゃない」と初めて感じたものです。ロック・ミュージックとか全く興味なかったのに、この映画のサントラは欲しくなりました。ポール・ウィリアムスという人も、この映画で知っただけですが、彼の音楽の緩急のアレンジが僕にはスゴく心地よいものでした。ビジュアルもじんわりクセになる何かがあって、見てない人にどう言えばいいか難しいですが「これをティム・バートン監督が料理したらどんな美術になる?」という興味を持つような、センスの良さと悪趣味が同居する独特の雰囲気です。[DVD(字幕)] 7点(2009-11-10 17:58:00)

625.  機械じかけのピアノのための未完成の戯曲 《ネタバレ》 高校生の頃、たまたまNHKで放送されて観たのが最初です。上流階級が退屈な日常を延々と綴るつまらなさ。同監督の「オブローモフの生涯より」も、つまらない人間の日常を淡々と綴るけれど、「機械じかけの~」はその無駄な時間を共有した後にこそ得られるものがあります。ラストに主人公の感情が爆発する様に共感でき、夫婦ふたりの画が胸を打ちました。[地上波(字幕)] 6点(2009-11-03 21:42:19)

626.  惑星ソラリス 《ネタバレ》 面白いとは思いません。下手に他人に勧める映画でもないと思います。けれど、僕はこの映画を見たときのショックをずっと忘れることができません。映像では表現されない「ソラリスで見たもの」を語る飛行士がネクタイを緩めるシーンから引き込まれました。何か気味が悪く、そしてとても淋しい気持ちに襲われる映画です。そんな世界からやっと帰還した主人公を取り巻く地球の自然の景色に、とても心が癒されて、織田裕二と同じセリフを言いたくなるのだけれど、最後の最後にどうしようもなく鬱になりそうなほどのラストパンチをもろに受けて立ち上がれなくなる感じでした。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-03 01:46:08)

627.  おくりびと 《ネタバレ》 やっと観ることができました。黒澤映画以外の邦画はいまひとつ重量感がなくて軽い気持ちでしか付き合えないんですが、自然に笑えたり泣けたのは良かったです。「アカデミー賞穫れて良かったね!」の気持ちとともに「これで穫れるんだ・・・」との思いもなくはないですが良作だと思います。家族友人知人も自分自身も、いつかは必ず死んで誰かのお世話にならなきゃいけないことは分かり切ったことなのに、あんな差別的な態度を取る人が実際にいるとは信じられません。この映画を一緒に観た妻が「旦那の職業にいちいち不満言うよりも、黙ってチェロに大金はたいたことを騒げよ」と言ってましたが、その通りだ。[DVD(邦画)] 5点(2009-11-02 19:15:58)(笑:1票)

628.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 この映画を見た頃、「世界に一つだけの花」という歌がヒットしていました。大嫌いな歌でした。「もともと特別なオンリーワン」なんて気の抜けた冗談。あの歌が嫌いな理由を、インクレディブル家の長男がズバリ言ってくれました。「じゃあ誰も特別じゃないってことだ」。このセリフ一つでグンと高得点に。運動会でみんな仲良くゴールインだとか、学芸会ではみんな仲良く主人公だとか、おかしくなった教育現場は日本だけではないのか? 出る杭は打たれるのも日本だけではないのか? とアメリカの現状を考えてしまいました。それとも日本が最も映画ビジネスの鴨なのか? これまでのアメリカらしからぬ、とても日本的な内容だと感じました。面白かったけれど、持てる力を存分に発揮することを良しと出来ないラストの運動会は、ちょっといただけませんでした。[映画館(吹替)] 8点(2009-08-08 03:32:52)(良:2票)

629.  激突!<TVM> 《ネタバレ》 昔はトラックの運ちゃんって、親切で男気ある感じだったけど、今時のトラック運転手はほんとにこの映画みたいな人いますね。ものすごくムカついて、時間が許すならとことん着いていって車降りたところを殴ってやりたいと思ったことがあります。そういう体験をして初めてこの映画を見ました。「ジョーズ」と一緒に見たのですが、「ジョーズ」より格段に良いです。ドライバーの姿が見えないことと、ジョーズの姿が見えないことをよく取り上げられますが、この作品でドライバーの姿が見えないことは恐怖を増幅するだけではなく、正体がバレないことをいいことにイタズラ電話したりネットで荒らしをする連中と同じイラつきとムカつきを演出できてる気がします。窓から出る手の憎たらしいこと。大型トラックとしょぼい自家用車の戦いは「ターミネーター」に似た絶望感。それでも大型トラックが不利になる「坂道」って味方があった。なのに、そこでアクシデント。よく出来た脚本だと思います。[DVD(吹替)] 9点(2009-08-08 02:43:46)(良:1票)

630.  マジェスティック(2001) 《ネタバレ》 これを観るずいぶん前にデニーロ主演の「真実の瞬間」を観て、赤狩りの酷さを知りました。多分、その映画のおかげもあって、この作品はとても感動できました。ジム・キャリーが墓地で抵抗しきれない現実を訴えるシーンがとても好きです。ずらりと並ぶ墓を見て「こんなふうになるんだ」と言い放つシーンがあるからリアリティーが与えられたと思うし、その人たちが死と引き換えに護ったものの尊さに焦点が当たるクライマックスが光ります。「造反」という言葉のトリックを使って思想信条を束縛した日本のむちゃくちゃ政治の時期にこの映画を見て、ちょっと嬉しくなったのを思い出します。[DVD(吹替)] 8点(2009-08-08 01:58:59)

631.  グリーンマイル 《ネタバレ》 まだDVDが普及していない頃、妻に勧められたものの、ビデオ二巻の長尺に長くスルーし続け、この度ようやく観ました。私にはトム・ハンクスのお涙ものがどうも苦手のようだと確信した次第です。ダラボン監督の映画は好きですが、この作品では看守たちがコネ持ちの問題児以外は皆まともな善い人ぞろいで不自然に感じてしまいました。監獄ものって、意地悪かったり冷たかったり悪に感化されやすかったりする看守さんがもっと存在するイメージを持ってしまっていたもので、善い人ぞろいが気味悪く感じたほど。トム・ハンクスの老後の姿は似ても似つかず無理があってラストのセリフに入り込めませんでした。別の役者ではなく、メイクで老けさせてくれた方が良かったのでは? ダンカン演じるコフィーは世の中に絶望していて死ぬことを望んでいたようですし、愛を利用した殺しがたくさんあると言っていたけれど、そういうところが今ひとつ心に響いてこない感じでした。コフィーの超能力で二人の悪人が始末されるシーンも「ミスト」のカルトおばさん銃殺に比べたら「ふ~ん」でした。人生を大事にして生きようとする力を見せない善キャラが死んでも、それほど切れ者でも影響力大でもなさそうな小物悪キャラが始末されても、あまり響きません。長尺の割に薄っぺらく思いました。[DVD(吹替)] 4点(2009-08-08 01:18:56)

632.  ブタがいた教室 《ネタバレ》 以前、この映画の元となった授業のドキュメンタリーを見ていたので、興味があってDVD借りました。たくさんの映画を見てきたし、歳もとったし、ちょっとやそっとじゃ感動しなくなっていたはずなのに、涙腺全開でした。こんなふうになったのはこの映画が初めてです。泣けたのは、子供たちの真剣さです。全く興味関心のなかった妻夫木さんの演技も自然だったし、最後の決意表明のとき頬が震えるのも感心しちゃいました。ただ、二度目見た時はなぜかまるで泣けませんでした。「なんかちがうような~?」という気がして。確かに生き物の肉を食って生きているわけですが、やり始めた以上の責任のこともありますが、それと「情」の問題を同じ天秤で量っている気がします。たとえば「ロボットに感情があっても、結局はただの機械なのか?」というのと同じ。山でひょっこり出くわした鹿やイノシシを撃ち殺して食べたり、特別な情もなく何十頭もの牛や豚を飼育して出荷することと、この問題を一緒にしてしまっていいのだろうか? ニュースで知らない誰かが殺されて「他人事」で「ひどい事件だね」と呟くことと、身内が同じ目に遭うことは違う。そこに人間が持つ「情」の重さがあるし、それがあるからこそ友達が出来たり、身分や人種や信条を越えて分かり合える出来事があったりするのじゃないだろうか? たとえば大昔、闘技場で猛獣と殺し合わせる為に奴隷(人間)を養うという(神様に捧げるという大義名分付きの)話だったら、それでも最後の決断は???・・・と考えたりできたのだし、この映画は「正しい意見も間違った意見もない」と多くの考えを引き出していく大きさがあったわけだから、初見の感動をそのままに10点です。子供が魚を残さず食べるようになったと語るピエール瀧さんのシーンが我が子にも伝わっていたら良いなと思います。[DVD(邦画)] 10点(2009-08-07 22:58:56)(良:1票)

633.  プレステージ(2006) 《ネタバレ》 ラストで言われなくても、何でもコピーマシンが出てきた時に「騙された」と悟りました。あんなマシーンを手に入れたら、セコい復讐など忘れてお金とかたくさんコピーしちゃう。それでも復讐したいなら、自分をコピーするより敵をコピーして生活めちゃくちゃにした方が良くないですか? こんなSFネタを堂々と繰り出して、マジシャン同士のスケール小さなお話に終始。阿呆らしすぎ。こんなのが堂々と公開されるのなら「セロは実は宇宙人なのだ!」みたいな話を真面目に作った映画を見た方が面白そう。 アンディ・サーキスはゲイリー・シニーズとどこか似てる気がした。[DVD(字幕)] 2点(2009-07-01 18:03:49)(笑:2票)

634.  幸せの1ページ チラシの解説を読んで興味を持った。ジョディ・フォスターが出てるならいいかもと思った。「300」のジェラード・バトラーはどんな雰囲気に変わるのかも期待した。・・・騙された・・・。完全に子供向けの内容。でも、子供だって面白く思わないと思う。[DVD(吹替)] 2点(2009-06-28 03:15:55)

635.  インクレディブル・ハルク(2008) 子供の為に借りたからいいけれど「こんなストーリーじゃ脚本段階で面白くならないのが分かりそうなのに、演技派そろえて撮っちゃいましたか」という感想。登場人物たちの愛憎や葛藤の描写は薄っぺらく、ハルクの強敵となるティム・ロスのキャラも危ない感が足りない。CG感もろ出しのCGはげんなりするし、クライマックスの怪物対怪物の戦いも、街の一角でのこじんまりした範囲内の格闘技に終わった。それも一匹は軍人で「戦いてぇ~!」と飢えているキャラだいうのに、格闘技ファンを唸らせるようなシーンもない。巨大オス2匹が死闘を繰り広げて街一つダメにしないなら、スティーブン・キングの少女キャリーの方がよほど怪物。エドワード・ノートンはその気になれば「アメリカン・ヒストリーX」の時のようにマッチョになれるのに、そういう体型にしなかったのは必要ないと判断したからかもしれないけれど、ハルクに変身後とは顔立ちから何もかも違いすぎて全くの別人過ぎます。「アイアンマン」につなげたラストだけが印象に残った。[DVD(吹替)] 3点(2009-06-28 02:47:15)(良:1票)

636.  イーグル・アイ 《ネタバレ》 つかみが非常に弱くて引き込まれないし、ダラダラ。何の理由でどこまで行くのか分からないまま映画に付き合っていくうちに「こんな計画がこんなにトントン拍子にうまく行くなんて、おかしい!」と思わずにいられなくなり、いくらハイテク社会でもここまでゆるゆるに誰かのやりたい放題に操れる有様だとリアリティなさ過ぎです。謎の正体がコンピュータと分かる段階では、驚きではなく落胆が襲いました。ハイテク社会のリアルな恐ろしさはどこにもありません。しかもアニメ「FREEDOM」で見たようなデザインのボス・コンピュータは実写で見るとなんかすごく古くさく感じます。シャイア・ラブーフは存在感ある若手と思っていましたが、彼が出てる作品で良いものに出会ったことがないです。彼はもっと作品を選ばないと、彼の出演と知っただけで駄作と思ってしまいそうです。ラストのクライマックスはブライアン・デ・パルマ監督のスローモーションで観たら見応えあったかも。[DVD(吹替)] 3点(2009-06-20 21:13:29)

637.  大いなる休暇 どの程度の作品か少々不安な気持ちでレンタルしましたが、借りてよかったです。島の人々を演じた役者さんたちになかなか存在感がありました。彼らが出演している別の映画も見てみたい気分になりました。[DVD(字幕)] 6点(2009-06-20 20:10:04)

638.  銀河ヒッチハイク・ガイド(2005) 《ネタバレ》 ビデオ屋のオススメゾーンに並んでいたので、借りてみました。そんなに面白いというわけでもないのに、印象に残って離れないシーンもあります。スーパーコンピューターが示す究極の疑問の答え、落ちていくクジラには笑えました。これらのシーンに笑いながら「人生あっという間、楽しまなきゃ」と思ってみたり、神が舞い降りたかのように喜ぶカニがあっけなく潰されるのを笑いながら「短絡的でもなぁ」と思ってみたり。何度か見るうちにきっともっといろいろ発見があるんだろうなという気がします。ラストでなかなかのセリフが出た後、ネズミが「くだらねぇ!」と反応するところも気に入ってます。観た翌日、冒頭のイルカの歌を子どもと一緒に歌ったのは、やっぱり「つまらない」と捨てきれない何かの魅力があったからだろうなと思います。[DVD(吹替)] 6点(2009-01-31 07:45:24)

639.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 あの恋愛劇に単純に感化されたかのように誤解されるのがイヤで、なかなかシンプルに「いいよね」と言いづらい雰囲気がありますが、これまでで一番感動した作品です。『アビス』で完全にキャメロンの虜になり、予告を見る前から必見と決め、予告編では「あの絵のモデルは私よ」と言うおばあちゃんにワクワクし、劇場公開で期待以上の出来に大興奮しました。何度か見るうちに非常に冷めてしまったのは、斧で手錠を切るあまりに軽くラッキーなシーンくらいで、それ以外はとりたてて突っ込む気になりません。恋愛劇としては、かなりベタな話と思っていますが、この作品が問いかけて来る「安全に永く退屈に生きるか、安泰はなくも人生を楽しめているか」といった部分に心を動かされました。欲を言えば、子どもっぽく見えない骨太な男と、も少し線の細い女性を主人公に観てみたいと思いますが、主人公格に満足いかずとも、のめり込めるほど作品自体に力があるのだと思います。[映画館(字幕)] 10点(2009-01-31 06:48:38)

640.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 素直に感動したのですが・・・見終わってしばらく経つと、なんだか自分の中にザラついたものが残ります。映画の作りそのものについては、前半かなりゆるいので、言論の自由が奪われた世界の陰鬱さをもっと力強く描いてほしかったです(仕事を干されて自殺に至るまでの登場人物の成り行きなど)。物語については、ヴィースラーがなぜドライマンを守り始めたのか感情の変化に説得力がなく、多大な自己犠牲を払わせるほど人を変える曲が本当に存在するものか現実的に考えにくい。時間が経過するとラストの感動が薄れてしまったのは、ドライマンはヴィースラーに対面せず、本人に直接告げるべき言葉を「売り物」にしたからだ。ヴィースラーはもともと何の見返りも期待せず己の信念から犠牲を払ったろうが、ドライマンのやり方は現実的に観ると商魂を感じて冷める。女性の死はヴィースラーよりもドライマンの睨みによる所が大きい気がするので、それも重い。数年で本を書いて自分の顔を大刷りするほど立ち直れるものだろうか? ヴィースラーの「善き人」ぶりに比べてドライマンが「いい気なもんだ」と思えてしまう。[DVD(字幕)] 6点(2009-01-05 00:18:04)

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