みんなのシネマレビュー |
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641. パリ、テキサス ロードムービーの傑作。娯楽性がほとんどない作品なのに、見事に惹き込まれた。人生ってこんなもの。有り余る幸せは長続きはしない。トラビスの行方は如何に。8点に近い7点を献上。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-29 20:12:53) 642. 続・少林寺三十六房 《ネタバレ》 前作「少林寺三十六房」にいたく感動し、楽しみにしていた口。第1部となる労働者搾取のやりとりに辟易しながら、第2部少林寺編を楽しみにしていたところ、なんとカンフーの修行をさせてもらえずに終わってしまい、大ショック!残りの房の修行をみせてくれるものだとばかり思っていたのに。。。気を取りなおし、第3部復讐編では、足場の修行を生かした主人公の立ちまわりを楽しんだが、「この強さはありえない…」との疑問は残った。だいたい和尚にぼこぼこにやられて追い出されたのに、実はこんなに強くなってたのよ、と言われても。前作では修行を終えてから無敵の強さを身に付け、それをみせつけてくれた。厳しい修行の過程を見て、見ている自分も修行をした気分に浸れ、悪人を叩きのめす、そんな魅力が半減どころか大幅に減っては点数を下げずにはいいられない。でも、少林寺で石を使った井戸のエピソード等思わずにやりとしてしまうのは良かった。軽快な音楽と「ハーーーァッ!」という掛け声のなか、頭を振りまわして水洗いする名シーンは、おそらく一生忘れないだろう(笑)[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-05-26 09:42:17) 643. LOVE SONG 青春群像としてうまく作っているのだろうけど、心に響いてくるものがない。ひとつひとつの台詞が、重みをもっておらず、淡々とした雰囲気が生かされていない。北海道でのオープニングではなかなかだと思ったのだが、東京へ来て魅力が半減してしまった。もう見る機会はないだろう…。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-24 21:00:41) 644. ペイチェック 消された記憶 一言でいえば、よくできた映画。洗練され、知的要素が高い。記憶を扱った映画では「メメント」が有名で評価も高いが、この映画も負けてはいない。一見おもちゃやがらくたにしか見えない20のアイテムを使うところがポイント。これがまた、要所要所でうまい具合に働くものだから、見ているほうとしても、分かってはいながらニヤリとしてしまう。もちろんアクションも目を見張るものがある。最後まで目が離せない展開で、この種の「巻き込まれ形サスペンス映画」としては高い評価。[DVD(吹替)] 7点(2005-05-20 21:44:48) 645. 異人たちとの夏 ファンタジーっぽいけど、じつは怪談チックな要素が強い映画。 死者との不思議な交流を描いた、同じ大林作品の「あした」のように感情移入することができなかった。 浅草で交わされる原田家での団欒。江戸っ子の父と明るい母の会話が古き良き下町の昭和を見るようで良く、すき焼き屋では切ないシーンもあるけれど、見返してみたら「キュウリ食べていくでしょ」とか平凡なセリフが多いのはちょっと残念。 何より、その他が微妙すぎ。美人な名取裕子が白いドレス姿で家に上がり込んでくるとかリアリティーなさすぎる。演出や映像も微妙。脚本ももう少しうまくできたのでは。 「愛した分だけ死に近づく」というキャッチコピーは好きだけど、たぶんもう見ない作品。[地上波(邦画)] 4点(2005-05-18 12:19:56)《改行有》 646. 釣りバカ日誌イレブン このシリーズ最初の作を見て予習をしてからの鑑賞。あれから12年の時間が経って、登場人物たちがずいぶん変わっていたのに驚いた。ハマちゃんのお腹が出ていたのは当然だとして(笑)、スーさんの老衰ぶりは何としたことか。昔のオーラが無くなっているのではないか。奥さん役の人が変わっていたことも違和感を覚えた。キャラは変わらずとも、普通のいまどきのおばさんとしか思えず。今回は、南国情緒溢れる沖縄の魅力と、ウサギをめぐる(?)恋が焦点。会社のリストラという重いテーマを扱いながら、テーストが軽くコミカルなのが良い味を出している。それでも、突然意味もなく踊り出したりするハマちゃんにはついていけないところも。。。沖縄久米島の美しいビーチが出てきて、癒されたのは収穫。[地上波(字幕)] 5点(2005-05-12 21:14:16) 647. ミッドナイト・ラン どうしてこれほど点数が高いのでしょうか。ジャックとマデューカスのやりとりや、それを取り巻く登場人物たちのどぼけぶりを除き、それほどこの映画には魅力を感じませんでした。登場人物が多すぎたり、出てくる台詞が四文字単語ばかりだったせいでしょうか。期待していただけに、残念です。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-05-11 16:39:17)(良:1票) 648. 少林寺 ストーリーも分かりやすいけど、なにより演武の完成度がものすごく高い。「少林寺三十六房」は人を楽しませ、この映画は、本物の少林寺の指導を受けているらしいから、それだけリアリティが強いのだ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-05-11 16:30:58) 649. デスペラード 「エル・マリアッチ」に少しだけ魅力を感じての鑑賞。思っていた通りの4点止まり。こっちのほうが何倍も金かけているのに、魅力少なし。なんでも「弾丸8000発を撃ちまくり」「10秒間に一人を葬る復讐のショウタイム」っていわれても、かっこいいともなんとも感じない人にはピンと来ないだけ。仲間のマリアッチ、特にロケット弾を発射する人には趣向が凝っていて良かったのだが…。こういう映画を見てスカッとできる人が羨ましい。[DVD(吹替)] 4点(2005-05-06 18:11:34) 650. 少林寺三十六房 いやー、面白い!今までのカンフーアクション映画の中で一番の出来。 ブルース・リーやジャッキー・チェンを見てきましたが、こんなにワクワクして先が見たくなったのは初めて。 少林寺の修行がこの映画の最大の魅力。三十六房というのは、修行を行う房の数。第一房がいちばん簡単だと思ったら、第三十五房から始まる。それぞれの房は、一見簡単そうに見えて、それをマスターするのは至難の技。それを陰の根性で次々に突破していく痛快さがたまらない。それを乗り越えて、在家に下って勧善懲悪を為すというのも痛快極まりない。実際にこんな修行があったのか、とても気になる。 というわけで、9点に近い8点を献上。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-05-05 23:05:08)《改行有》 651. ブルース・リー/死亡遊戯 前半は少しひどい出来です。相手の組織といい、どろどろしたストーリーといい、痛快なアクションが封じ込められたアクション映画は緊迫感がありません。しかし、後半からラストシーンへ至るところ、特に塔内でのシーンは、ほぼ完璧。これぞブルースリーの面目躍如で、魅力が存分に楽しめます。子供の頃、この映画をみた直後にヌンチャクらしきものを振り回すなど(笑)、そうとう影響を受けまくった覚えがあります。[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-05-05 10:00:14) 652. 釣りバカ日誌 気軽に見られて笑える、数少ない邦画のひとつ。登場人物たちが若若しい。石田えり演じる妻が明るく陽気で、楽しそうな浜ちゃんをみているだけでこちらも温かくなってくる。シリーズ化には賛成。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-05 09:44:45) 653. ピンチランナー ここでのレビューで散々な言われ方をしていますが、一度はみても悪くないのでは?確かに演技に不慣れな素人娘を出演させたり、「ドラマとドキュメントが合体した前代未聞の映像」の演出からして、失敗作なのは火を見るより明らかですが、製作スタッフの努力はある程度感じ取れます。しかし、駅伝で手を振るシーンだけは呆れました。[ビデオ(字幕)] 3点(2005-05-04 15:19:20) 654. 解夏 同じ原作を題材にした「愛し人よ」というテレビドラマがあった。その第6話は長崎を中心に話が進み、映画に近い雰囲気だったとある関係者が言ったらしい。私はその第6話が大好きであった。果たして、この「解夏」も同じように、長崎の情緒溢れる風景を織り交ぜながら、主人公とヒロインの葛藤がうまく描かれ、心の深いところでの感動を与えてくれた。TVドラマにはない「解夏」と主人公の運命を重ね合わせるあたりは、この映画ならではの魅力。下で【TANTO】さんが指摘されるような疑問点や長崎の方言の不自然さも感じないわけではなかったが、プラスの評価をしたいと思う。[地上波(字幕)] 7点(2005-05-03 12:53:44) 655. いつか晴れた日に ものすごく長く感じました。タイトルのイメージは、貧乏でも明るく元気にたくましく生きる、みたいな青春映画を想像させましたが、実際はイギリスの奥ゆかしい恋愛物語。200年前のイギリスが舞台なので、今は誰も使っていないような奥ゆかしい英語が出てきます。とにかく振られては泣くシーンばっかりで、気がめいりました。もっと楽しい気にさせてくれる映画かと勝手に思っていました。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-04-29 21:24:17) 656. アラジン(1992) 子供向けアニメ、または若者向け。いい歳した大人が見るべき映画じゃない。 全体的に、はしゃぎすぎでテンション高すぎ。 まるで、トーストを塗ったパンの上にジャムを塗りたくっているという表現がぴったり。 素材そのものが美味しいのに、味を殺してしまっている。[地上波(吹替)] 3点(2005-04-23 14:17:34)《改行有》 657. やかまし村の子どもたち 基本的には【C・C・バクスター】さんと同じ感想。自分もこんな子供時代を過ごしてみたかった。見ているうちにだんだんと味わいが出てくる映画。[地上波(字幕)] 6点(2005-04-22 11:20:34) 658. ダンス・ウィズ・ウルブズ 期待通りの対策だった。全編を通じて流れる、落ち着いた雰囲気がたまらない。雄大な風景、壮大な男の生き様、インディアンとの交流等々。とくにインディアンサイドを好意的に描き、成功を収めたのは素晴らしい。3時間と上演時間は長いが、一気に見られる魅力に溢れている映画だ。ビデオに付いているメーキングも見たが、インディアンにとって「動物」という言葉は存在しないらしい。なぜなら、彼らにとって人間と他の動物は一体であるからだという。[ビデオ(吹替)] 7点(2005-04-20 13:16:38) 659. グッバイガール 恋の発育不全である女と冴えない謎男のラブストーリー。残念ながら私は感動できませんでした。後半に期待したのですが、それもロマンティックな演出のディナーが目を引いたぐらいで、最後まで主人公の女性にはいらいらさせられっぱなし。ラストの曲はとてもいいのですが、電話での会話は意味が分かりません。こんな私はまだ大人になりきれていないのでは?と少し心配になりました。[地上波(字幕)] 5点(2005-04-16 23:33:33) 660. コリーナ、コリーナ 娘のモリーが言葉を取り戻していくくだりは素晴らしいが、後半になるにしたがってひとつひとつのエピソードが際立たなくなってしまった感がある。白人と黒人の問題を持って来たり、父親とコリーナの衝突を描いてみたり。。。それがなければ、魔法のようなお話。信号機に向って必死に魔法をかけようとするモリーの姿が印象的だった。[ビデオ(吹替)] 6点(2005-04-11 08:58:29)
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