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プロフィール
コメント数 2146
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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641.  ツインズ ダニー・デヴィートとシュワちゃんが双子の兄弟なんて、誰が考えたんだろう? 好青年シュワちゃんと、煮ても焼いても食えそうに無いいつも通りの濃いキャラのダニー・デヴィート。 なかなかの名コンビぶりでした。行動を共にする姉妹を演じたクロエ・ウェッブとケリー・プレストンも好演。 ラストも絵に描いたようなハッピーエンド。 いつも通りの持ち味発揮でチョコチョコ動き回るダニー・デヴィートのコミカルな存在があってこそのコメディですが、 シュワちゃんもとても楽しそうでしたね。シュワちゃんのベストムービーではないけど、 こういう無邪気なシュワちゃんも結構好きだったりします。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-08 21:09:15)《改行有》

642.  Re:LIFE リライフ ヒュー・グラントも気がつけば50代半ば。久々に見た彼の新作。年取ったなと思うけど、いい味が出てきましたね。 かつては1作だけですが、全米から絶賛された映画の脚本を書いたこともあるけど、 今ではハリウッドで完全に仕事が貰えなくなってしまったダメ脚本家。 ハリウッドを干され、聞いたこともない田舎の大学で脚本のゼミを担当することになるというのが本作の役どころ。 年齢を重ねると共にパターンが変わってきてはいますが、本作も典型的ヒュー印のラブコメとなっています。 ストーリー自体はよく見られるものでありますが、ハリウッドへの皮肉とハリウッド愛が同居するような作品の空気がいい。 ジェイン・オースティンを研究する堅物女性教授に「好きな女性作家は?」と聞かれ、 ヒュー教授は「エレイン・メイ」と。僕が割りと彼女の映画が好きなのもありますが、いいですね。こういうの。 脚本指導の中でヒュー教授に「なぜ、英語の映画にわざわざ字幕を入れる?」と聞かれた学生が 「台詞とは違う本音を表現するため」うんうん、ウディ・アレンのお好みのパターンだな、と思っていたら、 ヒュー教授、「それはアニー・ホールでウディ・アレンが使った手法だ。」映画ファンにはこんなやり取りが実に楽しかったりします。 自分の得意とする役どころでのびのびと持ち味を発揮している。ヒューさんには、50代後半になっても還暦を過ぎても、 いつもどこかフラフラとしていて、頼りなくも憎めない男を飄々と演じ続けてもらいたいなと思います。[DVD(字幕)] 6点(2016-06-05 12:43:03)《改行有》

643.  父/パードレ・パドローネ 《ネタバレ》 作品には終始、ネオリアリズモのような空気がありながらも、 イタリアの地方の風土やそこで厳しくも力強く生きる人々を描く。本作もタヴィアーニ兄弟らしい、いい映画です。 ストーリーが動き出すのはガビーノが大人になってからですが、学校に父が迎えに来る冒頭から 時間をとって描かれる少年時代の描写が最後まで効いています。 ガビーノにとってはパードレ(父)でありパドローネ(主人)である粗暴な父を演じた、 タヴィアーニ兄弟の映画の顔とも言える名優、オメロ・アントヌッティがあまりにも素晴らしい。 父と息子の関係でありながら主従関係のようでもあった2人。幼少期からその関係を維持してきたのは父の暴力。 学校にも通わせてもらえず、文盲であったガビーノがその境遇を乗り越えていく様が感動的。 家を出て本土に行くことを決意するが、旅支度に欠かせない鞄は父の部屋にある。 その鞄を父の部屋にとりに行くシーンが印象的です。もう父は息子を服従させることができない。 無言の地味なシーンですが、それは息子が父の支配を乗り越え、自分の人生を歩みだす瞬間でもありました。 こうして家を出た後、彼は努力の末、言語学の博士にまでなる。 彼自身の自伝に基づく作品ですが、今では再び故郷の島に戻ってきているという。 彼は実在の人ですが、彼のこんな人生もタヴィアーニ兄弟の映画の登場人物らしくていい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-05 12:39:46)《改行有》

644.  愛すれど心さびしく 《ネタバレ》 聾唖者で自分の思いを言葉にすることができない、若かりし頃のアラン・アーキンが演じるシンガー。 アラン・アーキンは「リトル・ミス・サンシャイン」の偏屈じいさん役でで念願のオスカー初受賞となりましたが、 何故「リトル・ミス・サンシャイン」が初受賞だったのだろう?と思わざるを得ない素晴らしい演技でした。 彼と同じ障害を抱えるギリシャ系の親友。バーで出会った、仕事もせず酒を飲んでは客に絡む事しか出来なかった男。 彼が下宿していた家の娘。南部の地で白人を恨み続けて生きてきた黒人の医師。 事情は様々ですが、みんなシンガーによって心が救われてきた人たちです。 シンガーは彼らの話に親身になって耳を傾ける。そのアラン・アーキンの表情が見る者の胸を打ちます。 しかし1人また1人、彼の元を去っていく・・・。そんな彼の孤独は親友の死でピークに達してしまう。 ギリシャ系の親友とのやり取りなど、彼の手話に一切字幕をつけない。 途中は2人の表情や手話のやり取りから何となく読み取れているような気もしていましたが 2人はどんな話をしていたのだろう・・・?彼はどんな思いで人々の言葉に耳を傾けていたのだろう・・・? 鑑賞後は様々な思いが胸の中を交錯します。手話に字幕をつけないことで見る者に何かを問いかけ訴えかけているようです。 「愛すれど心さびしく」。シンガーの胸の内を見事なまでに表した素晴らしい邦題です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-06-05 12:36:07)《改行有》

645.  アレックス・ライダー 《ネタバレ》 結構な豪華キャストです。予備知識無く、このキャストに惹かれての鑑賞。 しかし主役級のユアン・マクレガーがまさかあの時点であんなことになってしまうとは・・・。 中学生が一流スパイ顔負けの大活躍をする、微妙なコメディタッチでマンガのような映画なので、 実は叔父さんは生き延びていて、ラストの大ピンチに助けにやってくる。 そんな展開もあるのか・・・?と思いましたが、さすがにそこまでは無かったですね。 この中学生を演じたアレックス・ぺティファー、この時の実年齢は分かりませんが、 美少年にしてキリッと締まった面構えもなかなか様になっていました。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-05-15 20:06:13)《改行有》

646.  ダーティハリー5 《ネタバレ》 ハリー・キャラハン、最後の戦い。 スクープが欲しい、いいネタになりそうなら泣き崩れる人にも平気でカメラを向ける。 過熱する報道のあり方への言及のようにも感じられましたが、メインはハリー自らも標的にされた殺人ゲーム。 ラジコンを使ったカーアクションなど楽しめる時間帯もありましたが、 このシリーズの出来としては平凡に最終作になってしまったという感じです。 最後は豪快に犯人を串刺しにしての決着でしたが、最後はやっぱりハリーの代名詞のマグナムで締めて欲しかったですね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-05-06 15:52:01)《改行有》

647.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 このシリーズを見るのは一体いつ以来だろう?何度も見ている。でも、何度見ても面白い。 アクション、アドベンチャー、ロマンス、サスペンスに ユーモアの挿入に作品のスピード感に高揚感が増すテーマ曲まで申し分無し。 映画のお楽しみがいっぱい詰まっている。 最後はどうなるか分かっているけどやっぱり面白い。初見ならもっと楽しめる冒険活劇の傑作ですね。 鑑賞後は「面白かったなあ!」という感想が素直に出てくる。そしてこういう映画はそれだけでも十分だと思うのです。[CS・衛星(吹替)] 9点(2016-05-03 23:53:09)《改行有》

648.  冬の嵐 《ネタバレ》 邦題の通り猛吹雪の中、周りから隔絶された屋敷が作品の舞台ということもあり、 終盤までの登場人物は3人と言ってもいい、限定された空間に限定された登場人物が巧く機能する監禁系スリラー。 中でも見た目まで別人になり3役を演じきったメアリー・スティーンバージェンの熱演は見事。 他の映画でも演じていますが執事とか、そういう役が似合うロディ・マクドウォールもはまっている。 屋敷に新たな登場人物が加わる終盤までは彼女を監禁する2人の男の目的は何かというミステリに サイコサスペンス的な要素も加わる。いかにもという強面ではなく、表面上は穏やかで紳士的な2人の男と 時には正面から戦い、時には心理戦を演じる1人の女。この3人による終盤までの静かなサスペンスはなかなかの緊張感と面白さがあります。 ただ終盤からラストにかけての展開にはかなり無理があるし、最後の決着方法も残念。 全て終わってから登場するのではなく、夫をもう少し有効活用できなかったかと思います。 1987年の作品ですが、作品のテイストは70年代の映画という感じがする作品です。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-30 13:16:14)《改行有》

649.  みじかくも美しく燃え 《ネタバレ》 妻子あるスウェーデン軍の将校とサーカスの綱渡り芸人の女性の悲しき恋の逃避行のドラマ。 冒頭の字幕で本作のストーリーは1889年に実際に起こった実話であることと、バッドエンドを宣言する。 森や小川を照らすやわらかな陽光と、その中にいる2人の姿。その全てが美しくも儚げに見える。 本作にとって冒頭のこの字幕の持つ意味は大きく、これが無ければ2人の姿は全く違って見えていたでしょう。 やがて2人の逃避行は最後の時を迎える。美しくも儚げ、静かにして強烈な余韻を残すラスト。 美しいクラシック音楽の使い方もまた素晴らしい作品でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-04-29 20:22:07)《改行有》

650.  赤ちゃん泥棒 《ネタバレ》 少々シリアスな事情も含みつつ、湿っぽい方向に行ってもおかしくない内容ですが、 常に小気味いいノリの笑いドコロとアクションがあり、飽きが来ない展開となっています。 まだ若く髪もあるニコラス・ケイジ。この頃の彼の醸し出す胡散臭さ、小物感、憎めない感が絶妙にマッチしている。 彼のムショ仲間達もそうですが、この手の犯罪コメディにはこういうキャラクター設定は必須です。 最後は強引にハッピーエンドにもって行きましたが、ラストの未来の夢は良かったんじゃないでしょうか。 この夫婦のこれからの人生に希望を抱かせてくれる夢で作品を締めくくってくれたのは良かったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2016-04-26 00:31:22)《改行有》

651.  デビルズ・ノット 《ネタバレ》 有名な事件のようですが、本作で初めてこの事件のことを知りました。 保守的で宗教色が濃いアメリカ南部の州アーカンソーの小さな田舎町で起こった、少年が被害者となった殺人事件。 悪魔崇拝者とされた10代の若者が容疑者とされる。異端と見なされると徹底的に偏見の目で見られ排除されてしまう。 捜査も裁判も町の人々も社会全体で結論ありきの空気が出来上がっていく恐ろしさ。 そんな空気が作られていく事件から捜査を経て中盤以降の多くの時間を占める裁判の過程が 抑揚も無く淡々としていますが、じっくりと描かれていきます。 主演コリン・ファースが演じる私立探偵。この裁判の時間帯は1人の傍聴者でしかなく、 これは仕方がないところもありますが、彼が機能していない時間帯が多くなってしまっているのは残念。 南部の閉鎖的な小さな町にあって、イギリス人俳優ファースの存在は違和感がありますが、 その彼の存在は、この状況で1人事件に正面から向き合う、孤立した探偵の姿と巧く重なり合います。 ラストの字幕で語られる、事実上真犯人を名指した事件のその後の顛末に何とも言えない恐ろしさを感じる告発映画です。[DVD(字幕)] 6点(2016-04-23 20:20:26)《改行有》

652.  オーバー・ザ・トップ 《ネタバレ》 父と、何らかの事情で離れて暮らしていた子どもが再会し、一緒に旅に出る。 定番のロードムービーの始まりですが、この息子が父と打ち解けていくのにさほど時間は必要としない。 アームレスリングで見せられた父の強さ。トレーラーを運転させてもらった時の息子のワクワクした表情。 そして「人生は向こうからはやってこない」という教えと息子自身のアームレスリングの勝利。 ベタベタではあるのですが、父とまだ幼い息子が打ち解けていく2人旅の姿がいい。単純明快なアメリカ映画の良さが出まくっています。 「ロッキー」第1作では最後にロッキーはアポロに負けてしまった。しかしエイドリアンの心をガッチリ掴んだ。 一方本作は親父の強いところを息子の目の前でしっかりと見せて勝利を掴み、息子の心もガッチリ掴んだ。 どちらも本当によく分かる。どちらのスタローンも絵になっている。 父と息子が歓喜する姿を遠巻きに眺める祖父のどこか納得したような表情で全て終わらせるのも良かった。 出来れば父と母と息子の3人で人生を再出発できれば一番良かったんだけど・・・。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-17 15:10:56)《改行有》

653.  黒猫・白猫 冒頭からとにかくクストリッツァ・ワールドが全開。 動物がいっぱい出てきて、人々がフィドルやギターやアコーディオンを奏で陽気に歌い踊る人生賛歌。 この人の映画は2時間を越える長いものが多いのですが、 その間ほとんど隙間が無いというか、テンションが緩まずホッと一息つく間もない。 常に登場人物が楽器を奏で歌い踊り、動物も人も常に大勢がワイワイガヤガヤとやっている。 鑑賞後は彼の映画の独特の世界観にお腹一杯になる。でも、それがこの人の映画の魅力でもあると思う。 クストリッツァの映画には彼の祖国の歴史を語る時避けて通れない内戦が背景にあるものが多いですが、 政治や内戦とは対極にあるようなドナウ川と動物達と共にあるジプシーの暮らし。 賑やかな音楽とギャグも満載に陽気にワイワイガヤガヤと描かれる彼らの暮らしからは平和の尊さも感じずにいられません。 そして時代や国にかかわらず、やっぱり「カサブランカ」のボギーは男の憧れの姿の1つなんだなあ・・・。[DVD(字幕)] 8点(2016-04-16 21:47:00)(良:1票) 《改行有》

654.  人生スイッチ 《ネタバレ》 どこかで人生のスイッチを押し間違えてしまった人々。 自業自得もあり、ちょっとお気の毒なケースもありの6話からなるブラックユーモア満載のオムニバス。 10分程度にまとめられた第1話の飛行機のお話は本作の掴みとしてとてもよく出来ています。 第3話の2人のドライバーが追い越しを発端に怒りがエスカレートしていくお話も面白い。 スピルバーグの「激突!」にインスパイアされたストーリーと思われますが、 「激突!」の2人のドライバーがもし至近距離で対峙していたなら本作の2人のようになっていたのかも。 みんな何かしら不満や怒りを抱えながらも、それらを抑え込んで人々が生きている現代社会。 それでも一旦スイッチを押し間違え、間違ったスイッチが入ってしまったらこんなことになってしまうのかもしれない。 描き方はかなり極端ですが、生きづらい現代社会に皮肉を込めて。 「人生スイッチ」という邦題は本作をなかなかうまくとらえていると思います。[DVD(字幕)] 7点(2016-04-15 23:23:22)《改行有》

655.  フランシス・ハ 全く予備知識もなくそれ程期待して見たわけではなかったのですが、これが実に面白い映画でした。 夢と現実の狭間で悩みながらも日々を精一杯生きる27歳のフランシス。 少々不器用で喜怒哀楽が実に分かりやすい。何度も挿入される、彼女が走っているシーンが印象的。 フランシスの一生懸命が小細工無しにガツンと伝わってくるかのよう。 そんな躍動する彼女と一体感がある音楽もとてもいい作品です。 ちなみに本作はモノクロ映画です。僕は現代のモノクロ映画も結構好きなのですが、 彼女の衣装に部屋に、ポップでカラフルな色があっても良かったかなという気もします。 演じるグレタ・ガーウィグがとにかく魅力的。彼女を見ているだけでも飽きない。 これからももっと色んな映画で色んな個性的な役柄を演じる彼女が見てみたいですね。[DVD(字幕)] 9点(2016-04-13 23:13:30)《改行有》

656.  ディボース・ショウ 誰よりもデキる男の役が似合うジョージ・クルーニー演じる敏腕弁護士とあまりにも美しいゼタ。 立場は全く違えども結婚と離婚を”仕事”とする男と女のラブゲーム。 このラブゲームに興じる2人が時にコミカルに、時に真剣勝負を演じる。 まさに美男美女。主演の2人がとにかく豪奢で見栄えがする作品。 それゆえこの騙し合いのラブゲームに洒落た白黒をつけて欲しかったところですが 誰もが普通に考えつくような落としドコロに落ち着いてしまったのが残念です。[DVD(字幕)] 4点(2016-04-11 21:01:20)《改行有》

657.  荒野の決闘 《ネタバレ》 ワイアット・アープとドク・ホリデイ。クレメンタインとチワワ。 復讐劇をストーリーの軸としながらも、男と男。女と女。男と女。その生きザマ、友情、ロマンス・・・。 西部の人間模様をそれぞれの感情を豊かに描き出した傑作だと思います。 本作を知らない人でも耳にしたことがあるであろう、 ”Oh,My Darling, Oh,My Darling,Oh,My Darling,Clementine♪” このメロディが流れるオープニングの古きよき雰囲気からたまりません。 弟が殺された後自らこの町の保安官になるワイアット・アープ。その後のホテルでのオールドマンとの再会。 互いの立場を自覚しながらもその感情を抑えた静かなる感情のぶつかり合い。 以降は時折銃声が轟きハッとさせられますが、特に休日の町の描写に代表されるように、復讐劇を一旦忘れそうになるような 西部の人間模様に何ともいえない味わい、この時代への郷愁のようなものを感じる作品に流れる雰囲気がたまらない。 男達だけでなく、東部から来た女クレメンタインと西部の地に生きる女チワワの人物描写も素晴らしい。 特にクレメンタインの可憐さ。 原題よりも邦題の方が圧倒的に西部劇らしいのですが、印象的な主題歌もあり、 やはり本作はリバイバル版でつけられた「いとしのクレメンタイン」が似合っているなと思うのです。[DVD(字幕)] 9点(2016-04-09 14:27:51)《改行有》

658.  鷲は舞いおりた 原作未読です。原作を読まれた皆さんのレビューを見ると、原作に触れているかどうかで評価が変わる典型的な作品でしょうか。 冒頭の連行されている途中のユダヤ人女性を助けようとするシーンが効いている。 任務遂行にあたり、ポーランド軍に偽装しているが、その下にドイツ軍の軍服を着込んでいる。 ドイツ軍将校である軍人としての誇りと、1人の人間としての高潔さを併せ持つドイツ軍将校を演じるマイケル・ケインがいいんです。 この冒頭のユダヤ人を助けようとする際の部下達のとった行動からも、シュタイナーの人間性がよく分かります。 彼らがドイツ軍であることが発覚するきっかけとなる出来事もまた、シュタイナーと彼の部隊をよく表していました。 人質を解放した時点で彼も覚悟を決めたのだろうし、彼の運命もまた見えてしまうのですが・・・。 ケイン以外のキャストも素晴らしい。IRAの活動家を演じた曲者ドナルド・サザーランドの存在感が際立っている。 出番は少ないですがドナルド・プレザンス。スタージェス監督の代表作「大脱走」では収容所の良心というべき男を演じていた彼が 何とヒムラーを演じているのですが、これが驚くほどヒムラーに似ているではありませんか。 ジェニー・アガターもまた印象的でした。「美しき冒険旅行」から5年経ち、あの少女もすっかり大人になっていました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-04-05 23:13:27)《改行有》

659.  ソフィー・マルソーの愛人〈ラマン〉 《ネタバレ》 ソフィー・マルソー演じるマリ・ドーと、彼女の夫と彼女の浮気相手の三角関係コメディ。 しかし修羅場になるようなことは全く無く、彼女をめぐる2人の男が仲良しになってしまうというほのぼのムードが漂う。 フランス映画らしい軽妙さ、洒落た雰囲気とエスプリが効いたラブコメです。 三角関係がストーリーの軸になっているので、その内の1人は残念なことになるのは仕方がないのですが、 1人息子がいることもあり、最後はサラリとユーモアを効かせながらこれしかないというハッピーエンドとなりました。 ソフィー・マルソーと言えば、彼女が一気にブレイクした「ラ・ブーム」の印象が強く、 この頃の彼女の映画を見る機会も少ないのですが、出演作が途切れることも無くコンスタントに映画に出続けているようです。 「ラ・ブーム」の頃の面影も少し残しながらいい年齢の重ね方をされていると思います。 本作もそうですが、日本では未公開の映画が多いのが残念ですね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-04-02 21:19:42)《改行有》

660.  恐怖分子 登場する様々な人間関係に内在する不安定さ。作品はあえて説明や台詞を極力抑えていますが、 登場人物の行動を追う、作品に貫かれる冷徹な描写は時に見る者をドキッとさせるものがあります。 壁に大きく貼られた少女の写真が部屋に舞い込む風に揺られてめくられていくシーンが印象的。 芸術的でもありますが、何ともいえない脆さや危うさのようなものを感じます。 その一方で窓から差し込む強い日差しやフル作動する扇風機。台湾の気候と共にそこで生きる人間の熱も感じさせます。 個々の関係が希薄な都会。それぞれの持つ孤独、不満。それらがやがて悲劇へと結びついていく。 今の社会にも通じる日常に潜む恐怖を徐々に浮かび上がらせていく巧みな話術に驚かされた作品でした。[DVD(字幕)] 8点(2016-03-31 22:18:59)《改行有》

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