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721.  グラディエーター 《ネタバレ》 3~4回観ました。清廉潔白で人望も厚い、だけど正直すぎて不器用な男の復讐劇。 オープニングのクロウのアップの表情が素晴しい。内容はとても単純でわかりやすいので、やはりラッセル・クロウとホアキン・フェニックスの善と悪を代表するようなキャラクターと俳優自身の魅力が大きなポイントだったのでは? 戦うシーンのクロウのかっこよかったこと!感情を抑えられず実父を殺してしまう狂人のようなホアキンの不気味だったこと!紅一点のコニー・ニールセンの美しいこと! できればマキシマスとルッシラの過去を知りたかった。恋仲にあったのは間違いないですね。そう、この作品の最大の欠点は主要人物の背景が描かれてないことでした。史実とは違う内容だから、あえてそうしたのかしら?多くは想像しなければいけなかったのが残念です。 ただね、ここに出てくるコモドゥスは体は大人でも精神は子ども。皆に愛されるマキシマスが妬ましくて目障り、他のことでも自分が受け入れられないと全て人のせい。こんな幼稚な人間のために命を落としてしまうマキシマスが哀れでした。 余談ですがマキシマスの妻役の女優は性格が悪くてイヤな女と噂の当時のリドリー・スコットの恋人。どおりで度々アップで出てきたわけね。でもラストのアップはクロウにしてもらいたかった。長さを感じないハリウッドらしい娯楽大作。[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-07-02 20:23:36)《改行有》

722.  ディナーラッシュ まず、おいしそうでした。昔ながらの味を守っていきたい父、ヌーヴェル・キュイジーヌで勝負したい息子、腕はいいのにギャンブルで身を崩しそうなシェフ、どんなクイズにも答えてしまうバーテン。そして様々な客たち。それぞれ、個性的で登場する人物を見るだけでも楽しめました。ダニー・アイエロがシブイ!全てはアイエロの手腕、才覚で一気にカタをつけてくれました。さすが![CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-02 20:22:35)(良:1票)

723.  恋は邪魔者 古き良きアメリカ最後の年のN.Yが舞台。 とにかくセットと衣装が滅茶苦茶かわいい!50~60年代ファッションが好きな方にはお勧めです。 物語の方もちょっとしたオチがあるし、軽い映画を楽しみたい方にいいのでは?レニーとユアンもあの時代の雰囲気にハマってたと思う。 「キム・ノヴィク?」「キム・ノヴァク?」「oh~バーバラ・ノヴァク」ととぼけるユアンに笑った。キャッチャー・ブロックという名前もなんかおかしい。 タイトルロールのアニメも楽しいし、エンドロールでのユアンとレニーの歌とダンスも得したな~という気分です。[映画館(字幕)] 7点(2009-07-02 20:21:56)(良:1票) 《改行有》

724.  評決 地味な作品だと思う、しかし役者がシブイ。良かったのかそうじゃなかったのか、というラストもいい。 人生を諦めたような人間が何かをきっかけに「一念発起」。こういうのは響くのもがあります、こういった映画を観るとどうしても「生きる」を思い出す。 ポール・ニューマンはこれでオスカーを獲得すべきだったと思う。それも人生のジレンマなのかな。[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-04-08 22:58:41)《改行有》

725.  クラッシュ(2004) ひっさびさに出会えました。まさにこれは「映画」です。この作品をひと言でいうと「厳しい、けれど可能性はゼロじゃない」かな。それぞれのエピソードを観ていくうちにこの作品において「人種差別と銃」の問題はアメリカを語る上であって当然、無きゃおかしいというシチュエーションにすぎず、メインテーマではないと感じた。人種も立場も地位も違いながら皮肉な巡り合わせで繋がっている登場人物たち、唯一共通しているのは、皆いつもイライラして怒っている、心の安堵がないということ。けれど不条理で複雑な世の中で安堵を求めて必死に生きている。求めていることは人間みな同じ、それを手に入れるためには正しいことばかり言ってはいられない、悪いこともしてしまう、そんなことが浮かびました。そういう意味でこれはアメリカに限った事ではないとも思う。 ”「価値観の違い」「人それぞれ」はあったりまえ。それに拘る人は一生言ってればいい。そのかわり一生信頼も安堵も手にできない、独りよがりの勘違いだと気付かない” アメリカという国はそれを語るには充分すぎるくらいの下地があるのです、わかりやすいのです。 困難な日々にふっと訪れるひとときの幸福感、それはそれまでの苦悩を帳消しにする威力があり、次への希望になる。人の一生はそれの繰り返しなのかもしれない。黒人の幼い娘がエンジェルならペルシャ人の娘は聖女でしょうか。ふたりの娘は希望と安らぎを感じる存在でした。綿密な脚本と構成、選曲とその使い方も洗練されている。素晴らしい! [CS・衛星(字幕)] 9点(2009-04-08 20:39:18)《改行有》

726.  アメリカン・ビューティー ここに出てくる対照的な二組の家族は極端に描かれてはいましたけど、もはやアメリカだけの問題ではないですね。人間にとって基本となる基盤となる最小組織である家族が機能していない、すでに崩壊してしまっているのですね。表向きは両親と子、住みごこ地のよさそうな小ぎれいなマイ・ホーム。しかしそこに住む人間たちは無気力な夫と見栄っ張りな妻。国粋かぶれの暴君の夫と自己主張できない妻。そしてその娘と息子はこの夫婦の子ならこうなるだろうなあと、妙に納得してしまいました。その現状に疑問を持っているのがレスターとクリス・クーパーの妻。知らず知らず「こうすることが普通、幸福」と信じきっているより、何か違うと疑問を持つことの方が正常のような気がする。登場人物の中でいちばん屈託無く、表と裏を感じることなく、自然体で幸福そうなのはゲイのカップルだった。このあたりがかなり皮肉ですね。何かに目覚めたようにレスターがトレーニングを開始するあたり、それまでとうって変わってギラギラしてくるのが可笑しくもあり、突き刺さってくるものがある。忘れていた情熱ですかね、ファンタジーといってもいい。けれど現実に気づき一気に我にかえる。もうね、リアル過ぎて辛くなってくるの。 クーパーの妻は息子を父親から離すことを選ぶ。けれどあの娘と息子はラスト、レスターのあの姿を見ても悲鳴ひとつあげず、淡々と珍しいものを見るような態度である。この子らもかなりの重症だ。この感覚が子孫へ受け継がれていくかもしれないと思うと恐ろしい。20世紀はひたすら物質欲を追求した時代だったように感じる。21世紀は精神性を追求する時代になることを望む。 タイトルの「アメリカン・ビューティー」これはアメリカ作出のバラの名前です。一般的にバラといって思い浮かぶものは改良に改良を重ねた品種でしょう、美しいけれど本来の姿ではないのです。見せかけの美しさ、美しさのために無理をしていると言ってもいいかもしれません、そんな意味がこのタイトルにはあると私は勝手に解釈しています、自分でも気づかない闇、病んでいる部分をリアルに描いたシニカルコメディ、人ごとじゃありませんね。[CS・衛星(字幕)] 10点(2009-03-25 11:05:12)(良:2票) 《改行有》

727.  エリザベス:ゴールデン・エイジ 前作のドロドロ感はなくなりましたね。続編というのはいつも華やかさが増し重厚感が減るように感じる。どちらかというとエリザベスの人物像中心、だからなのかスペインとの海戦シーンもなにかあっさりとしていた。見せ場は女王として、一人の女としての葛藤でしょうか。ケイト・ブランシェットは見事に演じきったと思います。 クライヴ・オーエンもハマリ役、ジェフリー・ラッシュ演じるウォルシンガム、優秀な側近、策士、いいですねぇ。 ただラストへ行くにつれて見せ方が唐突といいますかイメージの世界のようになっていったのが残念。[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-02-27 18:18:43)《改行有》

728.  アルマゲドン(1998) この無理無謀な設定を巨額を投じて映画にしちゃうんだからハリウッドというところは不思議なところです。でもこの作品は大自然を相手に知恵と技術でもって必死に戦うというものなので、ガンバレ合衆国、世界のために!と素直に応援できるところがよいです。しかし、ビリー・ボブが出てるのにはびっくりいたしました。そのビリー・ボブにみんなの条件として「ケネディ暗殺の犯人を教えろ」だの「違反を帳消しにしろ」だのブルースが読み上げるとこは笑った。とっても小市民的な条件がよろしいです。 何年かぶりで昨夜観ました。再見してこれはコメディなんだと確信しました。 これはこれでいいんじゃないかなあ、これといってとってつけたようなメッセージ性もないし、あからさまじゃないおバカ映画だと思う。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-02-01 14:42:07)《改行有》

729.  エデンの東(1955) 何回観たかわかんないほど観てる映画のひとつ。とてもシンプルな物語ですよね。こういうのを観ていつも思うことは、長男と次男のちがいなんですね。彼女がキャルに惹かれるのはこれはもう仕方のないことでしょ。お兄ちゃんは事務的なの、でも弟は人間味、情があるのね。この選択も非常にシンプル。前になにかで書いたと記憶してるけど、家族、親子が再生するには当事者の誰かが死んだり、倒れたりしなきゃ駄目なのかというのがなんとなく寂しい。 この世で最も柔軟性、適応性に乏しいのは人間だと思う。「価値観の違い」など理由にならないのにそれを全面に持ってきて選択肢を増やすから複雑でややこやしくなる。世の中も人間もこの映画のようにシンプルになってほしいわね。[CS・衛星(字幕)] 10点(2008-11-30 17:58:23)(良:1票) 《改行有》

730.  ドッグヴィル 映画とひとことでいっても色んなジャンル、タイプがあるわけで、表現の自由っていうある意味やっかいなモノもあるわけで・・・でもあえて言わせてもらうならコレは映画じゃないでしょ、なにも映画にしなくてもどっかの小劇場でやればいいんじゃないの? 「人間の本質」とか「集団」なんでしょうけど、映画にするなら映画らしくしてほしい。 ある程度のキャリアを築いた役者にとっては、是非やってみたいと思う作品なのかもしれないですけど。たぶんニコール・キッドマンが出ていなかったら観る人も減っていたんじゃないかな、だって「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の後だもの(私はあの映像とビョークに耐えられず30分でギブアップしました) ラース・フォントリアーという人、物凄い変わり者のドSなんじゃないの?そして女の私が感じるのは、彼は絶望的に女にモテない人。 この人ってワケあり、薄幸な女をさらに痛めつけどん底に叩きつけるのが好きなの??そんなもの人に見せてどうしたいのよ。コレって続編もあったんじゃない?もういい加減にしてほしい。人間の邪悪で残酷な部分を見せるだけ見せて、だからなんなの?その矛先がいつも女なの、暴力的なセックスをさせるの、なにそれ。人間に対する希望も愛もない、ただただ人間を否定し信じない人に何ができるというのか。 芸術的才能はあっても人間性に疑問有り過ぎと感じる人です。[CS・衛星(字幕)] 0点(2008-11-26 20:08:42)(良:2票) 《改行有》

731.  スウィート・ノベンバー 《ネタバレ》 おかしいなぁ、かなり前に投稿したはずなのになくなってた。間違えて自分で削除したのか、削除されたのかどっちだろう?そんなヤバイことは書いてなかったはずだけど・・・ ひとことで言ってファンタジーですね。「シャーリーズのようなとびきりの美人」これが必須条件なんだと思う。回復の診込みのない難病を抱え、生きているうちにまだ元気なうちに美しい思い出を作りたい、キアヌ以前の相手にも病気のことは内緒だったんだろう、相手も中にはただのスケベ心だけなんていう男もいたかもしれない。そういったことを差し引いたとしてもかなりの自己中でなんか共感はできませんでした。毎月相手が違う一か月だけの疑似恋愛、それでほんとに満足なんだろうか。そうじゃないから最後にキアヌに出会ったんだと私は思いたいです。 シャーリーズの美しさ、ファッション、サンフランシスコの風景、キアヌの下手くそな歌、エンヤの音楽、これが見所の映画。エンヤの音楽だけを流してあとの音声はナシで観るといいんじゃないでしょうか。[映画館(字幕)] 5点(2008-11-25 20:22:22)《改行有》

732.  太陽がいっぱい 私の洋画人生の原点といっていい作品です。初見は6~7才のころだったと思う。字幕、ノーカットで観たのはずーっとあとになってからです。 親の財産で遊んで暮らす放蕩息子、友達といいながらトムを決して対等の友達とは扱っていないフィリップ。魚料理を食べる時のトムのナイフの持ち方をわざわざ指摘する情の無さ。このような数々のエピソードが語られることによって単なる物欲ではないことが理解でき切なさ、悲哀が増す。原作とはこのあたりが違うみたいですね、非常にうまく脚色したと思います。アラン・ドロンのあの美貌とハングリーな目もなくてはならなかったでしょうね。そしてニーノ・ロータのあの音楽、生涯私のベストワンです。[地上波(字幕)] 10点(2008-11-25 13:02:32)《改行有》

733.  ジェニファー8(エイト) セピア調の映像が大変美しいです。風景もすばらしい。盲目の少女を演じたウマ・サーマンがよかったわね。ナイーヴな感じが彼女にぴったりでした。アンディ・ガルシアがもうほんとにセクシー。 連続殺人事件の犯人を追い詰めていくその経緯はよいのですが、ラスト、なんでああなっちゃうの?ここはガルシアがケリをつけてくれなきゃあねえ。ウマの入浴シーン、残念ながらあれは吹き替え、ボディ・ダブルってやつです。 あの施設の分厚いメガネの人がマルコヴィッチに見えたのは私だけでしょうか? [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-11-22 23:19:18)《改行有》

734.  ホット・ロック 初見は確か中学生、今日再見しました。 面白い!レッドフォードかっこいい!!足が長いっ!!! そう、「アフガニスタン・バナナスタン」これね、この映画は。こういう奥の手を使ったのは後にも先にもこの作品だけかなあ、私の記憶では。物凄く印象に残ってます。[CS・衛星(字幕)] 8点(2008-11-20 00:23:55)《改行有》

735.  明日に向って撃て! やっぱりこれは名作でしょ。なんといってもセリフが粋だし、余裕を感じるウィットに富むシーンが随所にあるのね。最近のCG使いまくり、無駄な音響効果に頼った娯楽作品とは比べ物にならない。ただねえ、邦題なんですけどー私はこの邦題にはセンスのかけらも感じないんですよ、それが惜しいわね。「雨にぬれても」のシーンが印象的、でもあのラストだわ、私としてはすごい衝撃でしたね。観終ってもしばらく動けなかったです。強盗は悪いことなんですけどね、わかっていながらも客観的にひたすら男のロマンを語った映画。[地上波(吹替)] 10点(2008-11-17 12:12:05)

736.  幸福の条件(1993) 「キレイに見せようとする下品な内容の映画」これはその見本として貴重である。「幸福の条件」というタイトルもなんかヘンじゃない?条件なんてあるんだろうか・・・ そしてなんだか落ち着きの無いガサツで浅はかな夫婦という感じで最初から不快感。 あんまりよく覚えてないけど、つまり家だのライフスタイルだの表面的なことばかりに一生懸命になり経済状態の危機をギャンブルで穴埋めしようなどと考え、欲出した揚句にっちもさっちもいかなくなり、こともあろうに100万ドルにつられて一晩のお相手になる奥さん、それを止めず後になって嫉妬に狂う亭主という、どうにもならんアホ夫婦に「幸福とはなにか」を荒療治で教えた富豪の人生の達人ってことでしょうか? こういう夫婦は実際にいそうだけど、レッドフォードが演じたような人間はまずいない。しかし、男としては最高です。それでもあの亭主のところに戻るのを好意的に受け取れるような人物かなぁあの夫婦。だってそれまでの経緯があれだもの。 エイドリアン・ラインの作品てその映像美に対して内容が下品、薄い、たいしたことないっていうのが多いような感じ。[CS・衛星(字幕)] 2点(2008-11-13 14:12:44)《改行有》

737.  エリザベス 時代劇、しかも16世紀イングランドのお家騒動のようなお話しですからね。ただでさえ、ややこしい人間関係、馴染みのない因習や風習に宗教が絡んでくるわけなので、ヘンに奇抜、風変わりな作品よりも、このような正統派時代劇にしてもらった方が私としては入り込みやすいです。作品としても退屈など全くしない出来のうえ、魅力的な役者の演技もすばらしい。ジェフリー・ラッシュとジョセフ・ファインズは「恋に落ちたシェークスピア」より断然こっちがいい。特にラッシュ演じるウォルシンガムは秀逸。仕事のできる男はやはりいい!そしてファニー・アルダンはなんともエロチック。悩ましげな最期でありました。オスカーは”シェークスピア”に持っていかれてしまったけど私にとってはこっちのほうがはるかにおもしろかった。[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-11-12 19:25:46)

738.  グロリア(1980) グロリアといえばジーナ・ローランズ。もう~とにかく鳥肌がたつほどかっこいいジーナ。ヒールの高いサンダルで銃をぶっ放すのはこの人にしか似合わない。決して子どもにベタベタと甘くなく、それどころかいちいちキツイ。そこがまたよいです。男が惚れる男がジョン・カサヴェテスなら女が惚れる女はジーナ・ローランズです。[CS・衛星(字幕)] 9点(2008-11-12 19:24:11)(良:2票)

739.  リトル・ダンサー あのお父さんがすばらしい、一番印象に残りました。アタマの固いガンコ親父、けれど自分の息子にとってどうすることがいちばんいいのか、ちゃんと答えを出している。物事の本質がわかっている人なんだなあ、きっと。「シャイン」のお父さんとは逆ですね。イギリス映画は労働者階級の人々を描いた作品が素晴らしい。サッチャーの政策によって、労働者階級に失業者を増やし、貧乏悲惨系イギリス映画が目立っていたころの作品の中で、これと「フル・モンティ」は私にとって別格です。最初はバレエに反対していた父さんだけど、やがてビリーは一家の、友人、知人たちの希望の星となる。 これはイギリスという階級社会であればこその映画。だからビリーのような何年に一人出るか出ないかの逸材が出現する、ハングリーから生まれるエネルギーは凄い。 願わくば成長したビリーを演じたアダム・クーパーの男だけの「スワン・レイク」のダンスシーンがもっと見たかった。ラストの設定もいいわね。AMPの「スワン・レイク」を踊るということはビリーは世界的なダンサーになったということなのね。よかった、よかった。[映画館(字幕)] 9点(2008-11-11 21:55:07)《改行有》

740.  ブレイブ ワン この手の話しの映画を観るのは、その昔チャールズ・ブロンソン主演の「狼よさらば」が最初だと思う。以来何度となく個人で悪を制裁するという映画は観たわけで、自然と被害者(遺族)から加害者に変わってしまうという主人公に対してそれなりに肩入れしながら観るものの、ラストではやっぱり救われない主人公に複雑な想いを持ち観終わるわけです。復讐は正義にはならないでしょ、やっぱり。しかも殺人ですよ、究極というか最悪の個人的恨みのはらし方だと思う。そんなことより監督はニール・ジョーダンですか、なんかがっかりだなぁ。「クライング・ゲーム」は好きなんだけど。 そして最近のジョディ・フォスターなんですけど、知性派から肉体派に変わっちゃったの?どうしたんでしょうね。 正直、話の展開は読めたしラストに期待することもなく、ただひたすらテレンス・ハワードに見惚れていました。ほんとにハンサムで素敵だわ。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-10 11:14:03)《改行有》

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