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プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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721.  グランド・ブダペスト・ホテル 監督?の作家性がよく出た映画であり、この監督の世界観とか映像とかが好きな人にはおそらくたまらない映画なんだろうな、と想像します。 僕自身は、映画は第一にストーリーを重視するタイプなので、雰囲気重視のこの映画は全く肌にあわず終始退屈なだけでした。せめて話が面白ければまだよかったんですが…。好きな方にはもうしわけありません。[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-15 17:56:49)(良:1票) 《改行有》

722.  エンダーのゲーム 《ネタバレ》 よく「映像化不可能と言われた小説をついに映画化!」みたいなキャッチコピーがついた映画があります。 で、こいつはまさに典型的なそれ、なにしろ原作はSF小説界のマグナムオーパスの一つ。日本のコミック界で例えれば「北斗の拳」とか「ジョジョ」クラスに位置する小説なだけに、非常にハードルが高いわけです。 しかも原作読んでる人はわかるんですが、あんまり映画向きじゃないんですよね。天才少年の成長と葛藤を描いていて2時間の映画ではなくむしろ半年放送の連続ドラマに適した感じなんです。 SF少年で原作大好きな私としてはこの映画にはもう不安しかなかったわけですが、実際に観てみると結構無難にまとまっていてびっくりしました しかし(ある意味しょうがないのですが)全体に淡々としすぎじゃないでしょうか。 あの厚い小説を2時間にまとめたためにキャラの背景や心の動きがめちゃくちゃ浅くなっていたのはしょうがないとしても、最後の大戦争、卒業試験と見せかけて実は人類の存亡を賭けた戦闘の指揮をとらされていたというオチは「うわ、そうだったのか」って感じでこの作品最大のカタルシスポイント。そこまで淡々と進めておいて、そこで「ええ!」と観客をびっくりさせる作りなのかな?と思ってたんですが、なんとその肝心のオチも淡々と処理されていて「あぁそうだったんですか、まぁやりそうですよね」くらいで終わらせちゃってるから、非常になんか残念な感じになっちゃってます。 わざわざあの名作を映画化してこれでは、なんか非常にもったいないと言えます。 てかSFの名作小説と言えば「スタータイドライジング」あたりが「エンダー」なんかよりはるかに映画向きの傑作だと思うんですが、なぜか映画化の話聞きませんよね。ふしぎー。[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-08-15 17:40:08)《改行有》

723.  陽だまりの彼女 《ネタバレ》 ここ数年の日本の大衆小説界では「きみの膵臓を食べたい」とか「僕は明日昨日の君とデートする」とか、軽いタッチの泣き系恋愛小説(旧来の小説好きからは毛嫌いされる)が流行なんですが、この映画の原作、つまり小説「陽だまりの彼女」はその軽いタッチの泣き系恋愛小説ブームを代表する1作で、映画好き以前に本好きの僕も当然読んでいるわけです。 で、こういう「原作付き」の映画の場合、原作小説を読んでいるかどうかでだいぶその感想は変わってくると思うんですよね。 というか大半の映画は原作付きなわけで、どうしても原作と比較しての評価が避けられないわけです。 なかには「スタッフ、絶対原作読んでないだろ」みたいな映画も多数あるわけですが、しかしこの映画に関してはわりと原作の雰囲気は残せていて、観ていてそれほど違和感はありませんでした。 細かい注文はたくさんありますが、この映画で論評すべきは、原作とは異なるヒロインの解釈と意味深なラストにあると思います。 原作ではヒロインは猫のまま転生して主人公の前に現れます。つまり主人公はこれから猫と添い遂げるわけです。 「それってハッピーエンドなの?」と一部で言われるゆえんですが、しかし「お前ブライアン喰ったろ」というセリフの後「にゃ」だけで終わる原作のラストシーンのキレはなかなか素敵なものがありました。 しかしこの映画版では原作ではそこで終わる「お前ブライアン喰ったろ」から後の尺が長いわけです。小説を読んでから映画を見ている人としては「むむむ」となっちゃうわけですね。ラストは完全に違ってますし。 個人的には原作の方が完成度は高いと感じますし、そういう意味ではこの映画には不満も残るのですが、しかし映画のスタッフが「原作よりもっと普遍的なハッピーエンド」を目指した事はわかりますし、まぁそれもいいのかな、と思います。 なにしろ原作のラストは猫好き以外には「ハッピーエンドじゃないよね!」と言われていたわけですから。 そりゃ新婚の美人妻が猫になってかえってきてこれから一生とりつくわよみたいな空気出してるのをハッピーエンドって言われてもねw[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-08-15 17:33:29)《改行有》

724.  シュガー・ラッシュ 《ネタバレ》 このサイトで2010年代のランキングを見るとかなり上位に入っている映画ですが、僕はこの映画がそれほど面白いと思えないんですよね。何しろいままでレビューも書いてなかったくらいなわけで。 映画を思い出しながら書いてみます。 トイストーリーに代表される「人間が知らないところで実はこんな世界が!」というタイプの作品群の中で、こいつはゲームセンターのゲーム内キャラ)を扱った作品。 しかし残念ながら、個人的にはこの映画は面白くも楽しくもなかったのです。 いやCGアニメはむしろ好きなジャンルです。「モンスターズインク」や「ラプンツェル」など大好きな傑作も多数ありますし。 しかし、この映画は本当に全然面白くなかったんですよね。 その最大の理由は主人公であるラルフの性格。 普通、映画を観るときって主人公の行動原理を理解共感し感情移入する事でその映画に入り込みストーリーの中で喜怒哀楽を感じていくわけですが、僕はこの映画の主人公ラルフには全然共感できず感情移入ができないんです。 もともとゲーム内で不遇でその結果性格的に多少捻くれてるのはしょうがないのですが、メダルとっちゃる!という自分勝手な行動はただのわがまま放題の悪人にしか見えません。 ぶっちゃけ嫌いな奴です。リアルでいたら絶対仲良くなれそうにないタイプです。 そして、主人公が嫌いであれば当然映画に感情移入できるわけもなく、そうなると映画を観ていても楽しさや高揚感を感じる事はできません。 それでも脇役陣のキャラが魅力的であればいいのですが、たとえばフェリックスはただのアホだし、どうやらヒロインらしいレース少女もリリカルすぎて魅力にかけ… この手のCGアニメにおいては、何より「キャラクターの魅力」こそが重要ですから、そこに(個人的にですが)全く魅力を感じないとなると、興味を持てないキャラどうなろうとぶっちゃけどうでもいいわけですから映画を面白いと思う事ができず、もっとおもしろいCGアニメが多数ある中で、どうしてこの映画の評価が高いのか個人的には全然理解できない映画です。[CS・衛星(吹替)] 4点(2016-08-15 17:30:19)(良:2票) 《改行有》

725.  宇宙人ポール 《ネタバレ》 「ショーンオブザデッド」の2人による「SFオタクロードムービー」 (私はそれを知らずにこの映画を観て「こいつらかよ!」と思ったわけですが) この映画の魅力は映画全体を包むロードムービーならではのゆるい空気感と何よりも愛、そしてイギリス風のちょっと捻ったユーモア。 劇中、いろんなSF映画(特にスピルバーグ)への愛が半端なく(だから当然対宇宙人といえばシガニーウィーバーなわけで)それだけでもSF映画好きがこの映画を嫌う事は不可能。 そして、登場人物への愛も主人公たちだけではなく脇役にまでちゃんと降り注いでいて、映画を観ている途中で頬が自然に緩む映画です。 「大傑作」「超名作」なんてタイプの映画ではありませんが、映画愛、SF愛、人類愛に溢れた小粋な名品だと言えます。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-15 16:37:28)(良:1票) 《改行有》

726.  ベスト・キッド2 《ネタバレ》 日本人なら「あれ、オキナワってどこの国にあるんだっけ?」と一瞬悩んでしまう日本(オキナワ)描写ですが、部分的には努力のあとが見えて、この映画の30年後に撮影された「ウルヴァリン:SAMURAI」で描かれる日本あたりと比較すればむしろがんばってる方だと言えなくもありません。 昔の映画であっても「007は2度死ぬ」や「ブラックレイン」のように日本ロケをした映画ならともかく、あくまでアメリカで撮った日本ならこんなもんでしょう。 とはいえ、たとえば夏目漱石の札束(夏目漱石の札束ってのがそもそも変なんですが)をああいう風に数えて渡す人は日本人にはいないわけで(アメリカの映画では見かけるけど、日本人はあぁいう風にお札を数えない)やはり日本人が観ると随所にひっかかりを感じます。 …なんて書きましたけど、これはあくまでも日本人だから思うローカルな感想。 この映画は基本的にアメリカ人を対象にアメリカで撮られた映画なので、たとえば「残念だけど沖縄にはバレースクールは無いの」という、沖縄の人が聞いたら「沖縄なめんなよ!」と思うようなセリフであっても単なる映画の都合による設定に過ぎないわけで映画の本質的にはどうでもいい事なのです。浴衣と着物の区別がついてないのもよしとしましょう。 という事でそういう日本人だけがおかしいと感じるような点を除いて素直な気持ちで映画を観れば… 初めて訪れる日本?の街(村)で、朝、泊まった家から出て数メートル道を歩いただけで「漁村だって聞いたけど誰も漁をしてないね」と師匠に尋ねる主人公。 「いや、そこまだ普通の住宅地の中だよ!!」 「周りに海も見えてないのになぜそんな事がわかるんだよ!エスパーか!」 …突っ込まないわけにはいきません。 日本とは関係ないところでも結局突っ込み放題なので、残念ながらその程度の映画なのでしょう。 クライマックスを盛り上げるために?唐突にやってくる台風やその台風の中で意味もなく柱に上って困ってる子供、覚えてろよーと言いながら台風の中を走りだすライバルのチンピラ等々かつての大映ドラマを思い出させるような強引かつドラマチックな展開も、残念ながら突っ込み待ちのギャグシーンにしか見えないのが残念なところです。 ところで、やはり格闘ものですから主人公には必殺技がかかせません。 パート2という事で1作目の(どういう効果があるのか全くわからない)鶴のポーズと同じじゃいけませんから2作目は「でんでん太鼓殺法」です。 クライマックス、倒れた主人公にカツを入れるため祭りに来ていた客の全員がふとことからでんでん太鼓を取り出し打ちならしはじめます。 こわ! こえーよ! もうほんと、ホラーなのかギャグなのかはっきりしてほしいところです。 ちなみにこのシーンの主人公の殴り方は、まるではじめの一歩のデンプシーロール。 なるほど、でんつながりですか。 意外と理にかなってるわけですね、でんでん太鼓殺法。 余談ですが、映画導入部で展開する前作から直接つながるシーン。 これは前作でいったん撮影されたものの蛇足だからと言う事でカットされたシーンをそのまま流用したもの。 エコだね!![DVD(字幕)] 3点(2016-08-13 01:01:37)《改行有》

727.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 33年前に庵野秀明が監督した自主製作特撮映画「帰ってきたウルトラマン」を観た事がある方はいるだろうか? その映画のあらすじはこうだ。 「突然地球に降ってきた隕石がしばらくすると動き出し街を破壊しはじめる。その正体は最強と言われる宇宙怪獣バグジュエル。MATの攻撃は全く歯がたたず、ついに熱核兵器を使用する事が決断される。しかし、市街地にはまだ多数の生存者が…」という内容であり、そう!話の骨格は今回のシンゴジラと同じなのである。 「三つ子の魂百まで」とは言うけれど、今回のゴジラは33年前に撮った自主製作映画「帰ってきたウルトラマン」を(意図してか知らないけど)下敷きにして、怪獣を今までの怪獣ではなく一個の巨大自然災害として再解釈し、それに力強く立ち向かっていく日本人を描いている。 実際エンドロールを確認すると多数の取材対象の中に東日本大震災当時最前線で対応していた枝野や、女性防衛大臣経験者である小池百合子の名前が上がっており(つまりあの女性防衛大臣のモデルが誰かは明らか)、当事者に対し真剣に取材を行いリアリティのある日本の行政対応を描こうとした事がよくわかるし、実際「未曽有の巨大災害のときの政府の中はこんな感じなんだろうな」と納得させてくれるだけのものが描かれていた。 逆に言えば今までわりと国際的なコンテンツだったゴジラを、今回は完全に「日本人専用」と割り切った内容になっていて、それは国際的なゴジラはもうハリウッド版があるし、日本では日本人のためのゴジラを創ろうぜ!なんて意図があったんじゃないだろうか? 今回のシンゴジラは日本国内での高評価もあってか海外100以上の国での配給が決まったらしいけど、こんな日本国内用に特化した作品を向こうの国の人が観て面白いなんて思うわけがなく「けちょんけちょん」に言われる事は目に見えている。 しかし、それがいいのだ。 日本人のためのゴジラ。いろいろな問題がある中で日本人が改めて前を向いて進んで行きたくなるゴジラ。 それがこのシンゴジラなわけで、改めて新しいゴジラ像を提示した本作が、東宝社内の事前評判を覆すように高評価されヒットしているのを観るとなんとなくうれしくなるのだ。 一方で、社内試写会でこの映画をけちょんけちょんに言っていたと噂される東宝の幹部の方は…上がそんなセンスしか持ってないから日本の特撮娯楽映画は…と悲しくなってしまうわけだけど。 で、この映画は最終決戦をいきなりアゲアゲにしてくれた爆笑列車爆弾(最高ww)など庵野というクリエイターの色が随所によく出た映画で、そのせいもあって「エヴァじゃん!」と言われる事が多いわけだけど、別に庵野はエヴァしかないわけではないし、巨大な無敵生物を描いたときに同じクリエイターであればどうしても似ちゃう面があるというだけの事だと思う。てかみなさんこの映画についてエヴァエヴァ言い過ぎ。どんだけエヴァ好きなんだ。 一部で「使徒じゃん!」と物議をかもしている意味深な最後のしっぽのシーンは、ゴジラを神と解釈して「神は自分に似せて人を作った」という言葉をそのまま表現してるだけなんじゃないかなぁ、と個人的には思った次第(だから人っぽい姿のものとゴジラっぽい姿のものが入り混じってる) もう一つ書けば、劇中重要なポイントでかかる伊福部のゴジラ音楽の数々。涙が出るくらい素敵な事に、なんとオリジナル版じゃないですか。いまどき劇伴がモノラルとかもう最高!そしてあそこでかかる怪獣大戦争マーチは「もうこの曲しかない」という選曲であって、誰がなんと言おうとこの映画が「ゴジラである」事を高らかに宣言してくれるのだ。庵野と同世代であり東宝チャンピオン祭りでゴジラに親しんだ世代の自分はもう昨日は一日中ずーっと怪獣大戦争マーチの鼻歌が止まらなかったわけだけど、実は今日もそのブームは続いていて、いつ曲が止まってくれるかはまさに神のみぞ知るところなのです。[映画館(邦画)] 9点(2016-08-10 11:02:48)(良:6票) 《改行有》

728.  GODZILLA ゴジラ(1998) 《ネタバレ》 ゴールデンラズベリー賞で最低リメイク賞を受賞してしまってるわけですが、「ゴジラ」なんて名前を付けちゃうからそうなるわけで、プロデューサーが言ってるようにこの映画は本来「原子怪獣現わる」のリメイク。資金を集めるために「ゴジラ」の名前を借りちゃってるだけなんだから、そりゃそうなっちゃいます。 「名は体をあらわす」で「ゴジラ」なんてタイトルじゃなく昔の「恐竜が都会に現れちゃいました」的B級映画だとしてみればごく普通に見られる映画です。 まぁとりたてて褒める要素もなく「ごく普通」以上の評価は出来ないですけど。 そしてそんな映画であっても製作予算は日本のゴジラ映画の10倍以上の1億3000万ドル。 そのおかげで映像表現だけは日本のゴジラじゃ全然太刀打ちできないレベルなんですよね。 その予算でほんとのゴジラを撮ってくれれば…という思いはこの10年以上後に実現するわけですが。 ちなみに、この映画のゴジラの最大の見せ場はこの映画ではなく「ゴジラFINAL WARS」です。 本家ゴジラへの当て馬として戦わされて瞬殺。北村一輝に「マグロを食ってるような奴はダメだな」と言われてしまうギャグ要員。 輝いてるぅ![地上波(吹替)] 5点(2016-08-03 15:02:32)(良:1票) 《改行有》

729.  ゴジラ(1984) 《ネタバレ》 「ゴーストバースターズ」「グレムリン」との3G決戦と喧伝された1984年当時、できたばかりの有楽町マリオン(この映画中にも出てますが)で観た映画です。 「シンゴジラ」の公開にあわせて久しぶりにテレビで放送されていて、30年ぶりくらいに観たのですが…「こ、こんなに酷い映画だったけ?」とびっくりしました。 1分毎に突っ込みと感想が書けてしまう酷さのため逆に何も書けないレベルなんですが、本当にこれはひどいです。いいところが何もありません。 一言で言ってセンスがなさすぎ。 これで「このころの特撮日本映画は酷かったからね」と昔話にできていればいいんですが、最近の「テラフォーマーズ」だの「進撃の巨人」だのを観る限り実は今もほとんど何も変わってないのでは?と思わざるをえません。よく「予算」が言われますが、どうにも「予算」だけの問題じゃないと思うんですよね… しかしそんな中「シンゴジラ」はめっさ評判がいいようなので。これから観るのが楽しみです。とはいえ、「シンゴジラ」、監督脚本をアニメ畑からまるっと持ってきての映画なわけで、「結局、日本の特撮娯楽映画は全部アニメで作ればいいよ」って事にしかならないんじゃないか?と。初代ゴジラが世界の最先端だったことを考えればちょっと残念な話です。[映画館(邦画)] 2点(2016-08-02 15:58:35)《改行有》

730.  ゴースト・オブ・ガールフレンズ・パスト 《ネタバレ》 クリスマスキャロルのプレイボーイ版。一貫して大きく外さない地味な展開で最後まで予定調和の範囲…と思ってたら、最後の30秒のあれは何? 予想の斜め上すぎる唐突すぎる乱入者が話を持って行って終了。 そこまで地味だっただけに唐突に意味不明なサプライズで唖然とさせてもらいました。 てか日本人のはずのこの人の日本語がめちゃくちゃ片言なんですけど!! それからストーリーとは全く関係ない事ですが、劇中で「指圧」の事を出演者たちが「シアーツ」「シアツ」とそのまま発音してるのを見て「指圧」ってそのまま英語になってるんだな、という事を初めて知り、一つ賢くなる事ができました。 それからどうでもいい些細な事ですが、マイケルダグラスは相変わらずアゴが割れてます。[地上波(字幕)] 6点(2016-07-30 18:28:21)《改行有》

731.  ザ・ディープ(1977) 《ネタバレ》 今現在50歳以上の方ならご記憶にあるかと思いますが、公開当時は印象的なポスター含めてかなりの話題作でした。 1975年のジョーズ以来、海洋ものはちょっとしたブームでこの映画もそれに便乗した感じで宣伝されていたと記憶しています。 ポスターもなかなか怖い感じだったんですよね。海の底で何があるんだろう?的な感じで。 だが、しかしここのレビューを見てもわかる通り、この映画で話題になるのは乳、乳、おっぱい。濡れT透け乳!の話題ばかり なにしろ映画冒頭からノーブラTシャツ透けビーチクなオッパイがさく裂するため、その後のストーリー展開が地味な事もあって、結局映画を観た後に「冒頭の透けTエロすぎだろ!」しか記憶に残らないという。 「こんな映画だとは思ってなかった」的な一種の肩透かし感が相当な映画でした。 当時多くの青少年に「着エロ」「透け乳」というフェチ要素をトラウマとして植え付けた罪作りな映画だと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-23 14:49:45)《改行有》

732.  ラストスタンド 《ネタバレ》 何これ?結構面白いじゃん!的な。 最後の橋のシーン、当然早撃ちかと思いきや、ここではじまる怒涛のプロレス展開、バックドロップに絞め技…って、なんでこの人たちここで銃もってないの??的な。 老人賛歌的な。 最初と最後を町長がさらっていく的な。 観る前はもっとハードな映画かと思ってたんですが、ほっこりコメディ要素を適度に詰め込んだ見事なB級娯楽映画になっています。 副保安官やら人質になるFBIやら、出てくる女性がなかなかの美人ぞろい。 僕の一押しはダイナーのクリス! キミの一押しは誰?[地上波(吹替)] 7点(2016-07-23 14:38:42)(良:1票) 《改行有》

733.  男と女の不都合な真実 《ネタバレ》 ごく普通でオーソドックスな恋愛コメディ映画です。 普通に点つけたら6点くらいかなぁと思いながら、でもお目当ての男との作戦に成功してヒロインがはしゃぐシーンが妙にかわいいのと、ホテルでの二人の「あぁ、あるある、わかるわかる」という男女の心の動きが(あぁいうときはイケそうだと思っても、なっかなか勇気が出ないんですよね、特に本気の相手には失敗できないから本当にそうなのよ)非常によかったのでプラス1点。 ところで、この映画を観ていてマツコデラックスを思い出しました。 東京ローカルの東京MXの夕方帯番組「5時に夢中」のコメンテーターとして起用された当時無名のマツコデラックスが、そのコメントが面白いと評判になり、そこからキー局へ出演。そして今のような全国区の視聴率王の地位を手にいれたわけです。 しかしどんなに忙しくなってもマツコは今も5時夢に毎週出続けています。ギャラは他より格段に安いそうなのですが「この番組があったから今の私がある」という事でこの番組が最優先。多分降ろされたり番組が終わる事でもない限りこの番組だけはマツコは出続けるのではないでしょうか。[地上波(字幕)] 7点(2016-07-21 11:07:11)《改行有》

734.  パーフェクト・ゲッタウェイ 《ネタバレ》 レビューを読んでると誤解があるようなのですが、あの2人は「その夫婦に『なりきる』」事を楽しんでるので、途中で本気で怖がったり逃げようと相談するのも全部そのロールプレイであって彼らにとっては当然必然の行動なのでぎりぎりアリなのです。 まぁ、それはいいんですが、たぶんあそこにくるまでの間に連続殺人を繰り返してきてるはずのあの二人が、すでにカップル連続殺人鬼として国内で話題になってないのがそもそもおかしいってのがまず気になります。 あと、この映画で致命的なのは、カップルが3組あって、そのうちいかにも怪しいカップルが2組いたら、普通に考えて犯人は残りの1組です。 それに犯人って普通ある程度知名度の高い人がやる事が多いわけで、そうなると必然的に…ね、だってスティーヴザーンっていうキャステイングがいかにも犯人やりそうじゃん? まぁ可能性としてみんなが疑心暗鬼になったあげく全然関係ないカップルが真犯人として出てくる(しかも途中で会った男でゲイカップルだった、とか)とかいう展開あたりも予想しつつ見ていると、ビデオカメラを手にとるところで「はい、きたビンゴ」で、そこからの展開もまぁまぁ及第点。 しかし、映画的に重要な真相を明らかにするロールバックシーンがいただけない。 こういうシーンってコンパクトかつ印象的に畳みかけるように「あぁ!あそこはこういう意味だったのか!」と観客に思わせなきゃいけないのに、変におしゃれでだらだらと長くてカタルシスがないっていうね。 肝心の種明かしシーンがこれじゃぶち壊しだよ!!と。 個人的には全編ややダルーっとした感じでいまいち乗り切れなかった映画です。 それにしても真主人公、頭にチタン入ってた事でヨタ話のかなりが本当だったらしい事を暗示してますが、そうなるとお前は何者なんだよ、とw[地上波(吹替)] 6点(2016-07-21 10:55:36)《改行有》

735.  アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅 《ネタバレ》 アリスのマッチポンプ映画 自分で問題を起こして自分で解決するっていう、いやそれ人として最低限の責任とっただけですから!的な。 映画全体が、「○が問題だ!」→「それいけ!」→「今度は○○だ!」→「それイケ!」→(以下同文)と、全編単なるお使いアドベンチャーになっていて、派手な映像と慌ただしい展開に観てて飽きはしないものの、じゃぁ面白いか?と聞かれば「特に面白くはない」としか… この映画で個人的に一番印象深かったのはエンディングでアランリックマンへの謝辞が出たときです。ちょっとホロリとしました。これが遺作だったんですね。[映画館(字幕)] 6点(2016-07-15 14:11:15)《改行有》

736.  ドライブ・アングリー3D 多分これっていわゆるニコラスケイジ映画なんだろうな、と思って内容を知らずに観てみれば間違いなくいわゆるニコラスケイジ映画である本作は、えと、あ、それで映画の説明終わりですね… クライマックス付近のシーンで、あぁこれ豪華版死霊の盆踊りなんだな、と思いました。 もしこれからこの映画を観ようかどうか迷ってこれを読んでる人がいたとしたら、その人へ言える事は一つだけ。 この映画を見ずにもし一生を終えたとしても決して後悔する事はありません。[地上波(吹替)] 5点(2016-07-01 23:21:21)(笑:1票) 《改行有》

737.  レオン(1994) 《ネタバレ》 面白いもので、有名な監督なりアーティストの代表作、最高傑作というのは本人がそれと意図しない作品だったりする事が多い。 この「レオン」も監督が本来撮りたかったのは「フィフスエレメント」であってその製作費を稼ぐために作ったという話も聞くけれど、本命であるはずの「フィフスエレメント」がしょーもない駄作に終わってる一方、この「レオン」は本来B級娯楽映画監督にすぎないリュックベッソンが偶然撮ってしまった第一級の名画になっている。まさに奇跡。 彼の撮る映画は、脚本構成に矛盾だらけで突っ込み放題のB級娯楽映画のオンパレードなのだが、この映画だけは、なぜかまぎれもない名画特有のオーラが映画全体からあふれ出していて、ホントにこの映画だけどうしちゃったの?と思わず聞いてみたくなるくらいだ。(ちなみに僕はグランブルーが大嫌いだからアレはなかったことになっている) たとえば、最後にレオンが脱出できそうな雰囲気を醸し出しつつ後ろから撃たれて自爆するまでの流れ、スタンスフィールドが「やられた」と諦観してつぶやくまでの一連のシーケンスは完璧で、ここは何度見ても、上手いな~と思ってしまう。 このシーンなどは完璧に名画のそれで凡百のB級映画にはこの絶妙の空気感は断じて出せないと思う。 この映画について、冷酷な暗殺者であるレオンがたかが女の子相手に身を持ち崩すのはおかしいという感想を聞く事もあるけれど、そもそも「女子供は殺さない」を連呼してる時点で、実はレオンがそれなりに心が優しい人物である事は明白。 しかもこの映画に出てくるマチルダは、大人でもない子供でもない、あるいは子供でありながら大人の女でもある、絶妙な年齢だからこそ可能な独特の妖しい魅力に満ち溢れていて、ぶっちゃけ、目の前にこんな子がいたら恋に落ちないのはよほどの熟女趣味かゲイか性的不能者だけ。 しかも、根は心優しい少年のままのレオンなんだから、女性に対する抵抗力なんかあるわけもなく、当然のようにマチルダに手の平の上でコロコロと転がされてしまうわけである。 これはもうどうしようもない。しかもマチルダは子供故に無自覚な悪女っぷり。これはいかん、いかんですよ、奥さん。こんなのもう無敵じゃないですか。 さて、世の中のおじさんには、実はこのレオンのような「根は少年」みたいな人が結構いる。 マチルダならずとも危ない女の子にもてあそばれたらほとんどのおじさんはイチコロだ。 女子学生のみなさんにおかれましては、このマチルダのようにおじさんを操ってひどい目に合わせないようにしていただきたい、と切にお願いする次第なのだが、しかし一方で、破滅するくらいこんな女の子に弄ばれてみたいという気持ちも確実にあるわけで、げに女は魔物である。[DVD(字幕)] 9点(2016-07-01 23:16:55)(良:1票) 《改行有》

738.  インビジブル2 《ネタバレ》 「透明人間になったらエッチな事をしたい!」 標準的な男子ならそう思う人も多いと思います。っていうかちょっとそういう事考えてしまうのが男子ってものです。 前作ではまさにそんな男子が想像するようなシーンがあり、「うんうんそうだよね、わかってるね」って感じのシーンがあったんですが 今作ではあろうことか、透明人間が「服を脱げ」と女性に自分で服を脱ぐように命じます。 女性が自分で服脱ぐってそれじゃお風呂とかといっしょです!! お前!!何もわかってないじゃん!! それ透明人間である意味ないじゃん!! どうしてこういう「わかってない」映画が作られてしまうのか本当に理解に苦しみます[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-06-24 15:56:24)(笑:1票) 《改行有》

739.  パーフェクト・ワールド 《ネタバレ》 テレビで放送してるのを見て、そういえばこの映画について何も書いてなかった事を思い出しました。 この映画の事を書いてなかった理由は簡単で、個人的に特におもしろいとは思わず映画自体の存在を忘れていたからです。 当時はおもしろいと思わなかったんですが、今見たら違うかも…と思って再見してみたのですが、印象変らずで、個人的には残念な映画だとしか言えません。 この映画、ストーリー自体は極めて単純なヒューマンドラマなわけですが、「ヒューマンドラマ」というからにはその登場人物なりシチュエーションなりに対して観ている人が感情移入してはじめて面白いと思うものなわけです。 そして、ハロウィンなんか縁がないしとりたてて宗教に縁もないし父親も健在で家族構成もごく普通だった…つまりごく普通の日本人の僕としては、この映画は何の面白みもないただかったるいだけの映画以上のものにはどうしてもならないんですよね。 二人の関係性で最後は感動させる方向の映画なわけですが、しかし道中いい感じにみせていてもブッチは悪人。 不良が仔猫助けてるのを偶然見かけて「こいつ意外とやつかも!」と思っちゃうのと基本は同じですからねぇ… 丁寧に作られているしっかりした映画だとは思うのですが、個人的には全くおもしろくなかったし記憶にも残らなかった映画という事でこの点数です。[DVD(字幕)] 4点(2016-03-17 15:26:26)《改行有》

740.  G.I.ジェーン とにかくこの映画を見たときは、悪い意味でびっくりしました。 まさか、軍隊の男社会に放り込まれた女性がただただ根性でがんばって周りに認められていく…ただそれだけで何の捻りもない話すぎたから。 もう、ほんとにそれだけの話。芸がなさすぎです。   そもそも、オリンピック競技が全て男女別になっている事からも明らかなように、基本的に運動能力では男性が女性を上回ります。 これは差別とかそういう話じゃなく、単なる事実。 で当然、体力勝負の特殊部隊には男性しかいないのも当然の話。 そこに女性が加わる場合、そこには女性が入る事のメリット、女性である必然性がなくてはならないわけです。 たとえば「女性を救助するような任務のときに女性隊員が必要だ」とか、そういう必然性。 で、この映画の中で、最初に潜水艦勤務を女子トイレがないからって拒否されて怒ったって話がありますが、それは当然の話なのです。 狭い潜水艦内にわざわざ女性用の設備を用意してまで女性を乗せるメリットがないですから。ただそれだけの話。 なのに、「そんなの許せん」と特殊部隊の訓練を受ける主人公ですが、結局彼女が選んだ道は、男性以上にムキムキマッチョな男になる事でした。 だってもう劇中完全に男なんだもん。 んーー、でもさ、それってなんか違うんじゃない? この映画、女性の社会進出あたりをテーマとして扱った映画かと思いきや、その結論が「(ほぼ)男になればいい」だとすると、結局何を描きたかった映画なのかが僕には本当にわかんないのです。[DVD(字幕)] 4点(2016-01-19 23:16:14)《改行有》

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