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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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721.  マダム・イン・ニューヨーク インド映画らしい明るくて前向きでハッピーな気持ちになれる素敵な作品。 ストーリー自体は真新しさを感じないのに、主人公の女性がとても魅力的で引き込まれる。苦手な英語を習得するため密かに英会話学校へ通いつつ、人間としても成長していくというストーリーは凄く元気を貰えた。 インド映画らしく、歌に乗せて一気に見せてしまう場面やダンスシーンもあり見応えたっぷり。 主人公を演じた女優は50歳になる大御所とは思えないフレッシュな演技でとても好印象。他の出演作品も見てみたくなった。[DVD(字幕)] 8点(2015-01-14 14:59:26)《改行有》

722.  チョコレートドーナツ 《ネタバレ》 ストーリーの持って行き方が上手く、気付いたら全力で主人公を応援してしまっている。 なんて、優しさに満ちた良い話なんだと思った。 最初、マルコを引き取ろうとする所で、なぜそこまで入れ込むのか不思議に思ったのだが、自分と同様に差別や偏見を受けている彼に、少なからず同情というか、何処か奥深くで繋がるものを感じたからじゃないだろうかと思った。 それだけに、ラストは涙無しには観られなかった。 裁判のシーンのやり取りも非常に見応えがあって、法廷ものが好きな人にもお勧めできる。[DVD(字幕)] 8点(2015-01-14 05:12:15)《改行有》

723.  チェブラーシカ(2010) 良くも悪くも子供向け。 オリジナルの古臭さが無くなり、映像がとても綺麗。 チェブラーシカもオリジナルでは薄汚れていたのに、洗濯したみたいに新品同様。 声が大橋のぞみになり、ちょっと狙いすぎかと思ったが、見てる内に慣れたので良しとしよう。 ストーリーがイマイチ面白くなかった。キャラクターの魅力に頼りすぎちゃったね。[DVD(邦画)] 6点(2015-01-08 20:47:59)《改行有》

724.  海月姫 《ネタバレ》 この手の漫画原作ものは漫画を読みすぎると先入観に囚われ、まともなレビューが出来なくなる事が多々あるので、コミックスの1巻だけを読んでいざ出陣。 これは…正月早々地雷を踏んでしまったか。 たしかに、登場人物の造形やクラゲに対するこだわり、天水館などはよく再現されていたと思うが、如何せんストーリーがベタすぎる。アパートを取り壊しから守る為に反対しよう、とか安易に総理大臣とかが身近に絡んできたり、突然童貞の格好いいお兄さんに告白されたり、漫画では許せるけど、こんな手垢の付いたようなベタベタな展開を実写で見せつけられるとさすがに辟易してしまう。 ファッションショーに関しては失笑しか湧いてこなかった。皆で一つの目標に向かって頑張ろうとするのは見ていて感動的なはずなのに、果たしてあれで目標を達成できるのかという疑問しか湧かない。全体的に登場人物が皆自分勝手に自分の好きな事をがやがややってるのをただ見せつけられた感じ。 能年ちゃん目当てで観た自分としては、ストーリー1点、音楽1点(セカオワの歌が合ってないと思う)、能年ちゃん8点で、総合的に4点を献上致します。[映画館(邦画)] 4点(2015-01-06 09:05:14)(良:1票) 《改行有》

725.  ブエノスアイレス恋愛事情 タイトルからもわかるようにオシャレ系映画です、はい。アメリとかの影響も見受けられるね。 モノローグの多用ぶりはウォンカーウァイを超えるほど。 回復恐怖症の男は引きこもり 群集恐怖症の女はウォーリーを探せが愛読書。うぉーりーさえ見つからないのに、見知らぬ相手とどう知り合うのかと言う。 恋愛とは無縁の2人が奇跡的に出会った。そこから始まるラブストーリー。 映像センスはなかなかだが、彼らの恋愛事情にはさほど興味を感じられなかった。全然ドキドキしない。全体的に乾いた空気感で、ラブストーリーとしては弱い。冒頭の色々な建築物を見せるシーンが良くて期待したが、蓋を開けてみればよくありそうな映像に頼りきりのリアリティに乏しい物語だった。[DVD(字幕)] 4点(2014-12-21 18:19:25)《改行有》

726.  今日子と修一の場合 波瀾万丈な人生を送る今日子と修一。 2人に接点はないが、地震によって偶然にも同じ場所へ行く事になる。すれ違いであるが。 物語はひたすら暗く、そこへ追い打ちをかけるように地震が襲う。 こういう暗く絶望感を感じる映画はあまり好きじゃないけど、主演の2人の演技が凄くて終始引き込まれた。 無表情で解体する安藤サクラ、無表情でラーメンを食べる柄本佑が目に焼き付いている。[DVD(邦画)] 7点(2014-12-21 18:15:03)《改行有》

727.  かぐや姫の物語 《ネタバレ》 映画館で見そびれてしまい、DVD化されるのをひたすら待っておりました。 観終えて一言。ああ、なんでこれを映画館で観なかったんだ…。 とにかく、そのアニメーションのクォリティーが半端ないよ。 筆絵のようなタッチで描かれた繊細な画。日本独特の色使いの美しさ。そこに『となりの山田くん』を思わせるわざと空白だらけの背景が非常に合う。観る者の想像力を掻き立てるのに成功していると思う。 8年もモチベーションを保ってこんな傑作を作り上げた高畑監督は凄いとしか言いようがない。豊富な資金のある大手だからこそ出来た業だと言えるが、ほぼ回収不能な莫大な制作費を惜しみなく注ぎ込むその姿勢こそ素晴らしいと思う。 物語そのものは誰もが知る竹取物語だし、そこまで新しい解釈を盛り込んでもいない。正直、なんで今更これを映画化したんだろうとも思えた。しかし、見終わってからもいつまでもこの映画の事が頭から離れない。そして、翌日もう一度観た。やっぱり傑作。 ここのレビューを見てもわかるように、人それぞれ色んな解釈ができる作品ではないだろうか。 最後の別れを死と捉えるか、旅立ちと捉えるか…。 とにかく、一人の女性の成長物語として、彼女の一挙手一投足に目が離せなかった。その感情のあまりの真っ直ぐさにひたすら胸を打たれた。人生は辛いことばかりで、思うようにならない事ばかりだ。しかし、それでも希望はあるという事をこの映画は訴えたかったんじゃないだろうか?思い通りにならないからこそ楽しかった思い出がいつまでも光り輝く。最後、月に浮かぶ幼い少女の笑顔を見ながらそんな事を考えた。[ブルーレイ(邦画)] 10点(2014-12-18 22:47:01)(良:1票) 《改行有》

728.  るろうに剣心 京都大火編 2時間以上も費やしてまだ志々雄との決着付かないんですね。 あまりに長くて途中で爆睡し、気付いたらループしててまた同じ所から始まりました(笑)約2時間も眠っていたのか…。おっと、ちゃんと全部見たので削除は御勘弁を(^-^; 殺陣シーンはいっぱいあって面白かったんだけどね、もうちょっと短くまとめれば1つに収まったんじゃないかな。なんか無駄なシーンが多かったような気がする。ラストの福山雅治には驚いた!なんて中途半端な所で切るのか…早く続きを!続きが観たい!続きはいつレンタルされるんだい? あと、武井咲はヒロインなのにどんどん影が薄くなりますね。今回のヒロインは完全に土屋太鳳でしょう。「鈴木先生」のヒロイン・小川さんが豪快なアクションシーンの連続で大活躍します。NHKの朝ドラもやるみたいだし、今後目が離せないですね。[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-12-17 19:40:11)《改行有》

729.  トランセンデンス(2014) 《ネタバレ》 なんという無理矢理なハッピーエンド! 散々暴走して実は人類の味方でしたってか(笑) その前の人類との戦うシーン要らなくね?なんと、一人も殺してない!とか驚いてたけど、驚くのはこっちだよ! あまりに抑揚のない展開だったから、最後にちょっとだけアクションシーンを盛り込みましったってのが見え見えなんだよ!騙されないぞ! こんな御都合主義満載の映画作りやがって!最後に愛は勝つ!?キャラクターの掘り下げが甘いから全くラブシーンに感動できねぇよ!ジョニデの魅力も全く引き出せていないからな! あーすっきりした。[DVD(吹替)] 1点(2014-12-17 13:30:36)《改行有》

730.  ゴーン・ガール 《ネタバレ》 この手のジャンルの映画ってハッピーエンドにしろバッドエンドにしろ、解決すれば一定の安堵感とか余韻に浸れるものじゃないですか。しかし、この映画に限っては全くそういった感情を抱く事がなく、むしろ解決してからが本番であって…画面が暗転しても尚余韻に浸れる余裕などなく、ただただエンドクレジットを呆然と見送りながら"その後"の展開に思いを馳せていた。こういう終わった後も色々想像して楽しめる映画は好きですね。観た人それぞれに色んな結末があると思います。 映画が終わって近くに座っていたご老人が呟いた「なんかホラーみたいだな」 全くその通りだと思った。下手なホラー映画よりよっぽど怖い![映画館(字幕)] 8点(2014-12-13 18:35:18)《改行有》

731.  インターステラー 《ネタバレ》 ここでの評価が高いので慌てて観に行って来ました。ただ、危惧するべきは3時間という長さ故途中で寝てしまわないかということ。というのも同監督の『インソムニア』『インセプション』は途中で寝てしまっていた為だ。なので夕方の回を観に行くのを諦め、2時間の仮眠をとってから夜の回を観に行くという周到ぶり。勿論、途中で催したら困るので上映中飲み食いはしない。かくして万全の態勢での鑑賞となったのだった。 結果としては覚醒率100パーセント、空席率98パーセント(笑)で無事に完走。 観終わって一言。いやー面白かった! 『ゼログラビティ』を観ていたので、宇宙空間で衝突事故を起こしたらいかに恐ろしいかという事が分かっていて、余計に主人公達が置かれた状況の絶望さ等を感じとる事ができた。 圧倒的な映像体験。心揺さぶる人間ドラマ。全編を貫くサスペンス。そういったものが幾重にも絡み合い迫ってくるので、全く眠る所の騒ぎじゃなく最後まで物凄い集中力で観れました。 あと、個人的に気に入ったのが長方形のロボット"CASE"だ。ただでさえ狭い宇宙船内にあんなごついの邪魔だし、デザインもなんか古臭い。等と馬鹿にする事なかれ!いざという時には変形するし、機敏な動きをして助けてくれるのだ!侮ってゴメンね。なんて愛すべきキャラクターだろう。 ただ、若干疑問に思わない事もない訳ではない。なんで23年経過した時すぐ生存を知らせてあげなかったのか?そりゃあ、溜めて溜めてラストに感動の再会!ってやった方が盛り上がるのはわかるけどさぁ…。あと、プランBを本気で推し進めたいなら家族の居ない天涯孤独の奴に行かせるべきでしょう。他にもちょっとだけ無理矢理感動させようという演出もありましたが、とにかく、これは映画館で観て良かったなぁと素直に思えた。ここのレビュワーの皆様に感謝です。[映画館(字幕)] 9点(2014-12-09 18:39:55)《改行有》

732.  清須会議 人の心を掴む天才、藤吉郎を演じた大泉洋がとにかくはまり役。これに尽きる。 何故これほど人を引き付ける事が出来るのか、その魅力を存分に体現しており説得力があった。 会議ってぇと大人数でワイワイやってるのを想像したが、こじんまりとしていたのが意外だった。 会議そのものはあまり面白くないが、そこに至るまでの裏の駆け引きこそが面白く見応えあった。 ただ、無理矢理引き延ばした感も見受けられ、やや冗長だったのが残念。 [DVD(邦画)] 6点(2014-12-06 23:23:09)(良:1票) 《改行有》

733.  父の秘密 《ネタバレ》 悪く言うとかったるい映画。 良く言うとリアリティ溢れる映像が織り成す緊迫のドラマ。 音楽を排し、どこまでも現実的で落ち着いたその映像こそこの映画最大の魅力なんじゃないだろうか。 あまり登場人物に感情移入できないのは、ひたすら客観的に捉らえたカメラと演出によるものだろう。狙いとしては良く分かった。 ただ、これは好みの問題なので、そこまで引き付けられるストーリーだったかと言うと微妙な所だった。 照明を当てない薄暗い海のシーンと、ひたすらボートを走らせ続けるラストシーンが心に残った。映像が途切れても音だけがいつまでも鳴り響く…[DVD(字幕)] 6点(2014-12-06 20:59:36)(良:1票) 《改行有》

734.  人類滅亡計画書 1話目のアレは厳密にはゾンビではないですよね?なんか理性を失って本能のままに暴走してしまっている状態?まあ面倒だからゾンビでいいや(笑) そんな些細な事などどうでも良い。 まず、終末的世界を描いた1話、ロボットが悟りを開く安っぽいSFな2話ときて隕石襲来の3話。 どれもチープな展開と子供騙しな映像で、ペ・ドゥナ目当ての私はひたすら彼女の登場を待つ事でどうにかモチベを保っていたわけですよ。 もうね、待ちくたびれて死ぬかと思った時、やっと登場したと思ったら上映終了の10分前ですよ。 パッケージにデカデカとペドゥナを登場させておいてそれかい! なんか騙された気分…。 ラストのペドゥナの笑顔に3点献上![DVD(字幕)] 3点(2014-12-06 18:51:36)《改行有》

735.  寄生獣 原作は10年以上前からの大ファンで、本棚には日焼けして大分劣化したコミックが今尚鎮座しております。故に相当ハードルが上がった状態での鑑賞でしたが、それを上回る位の期待通りの出来だったので安心した。ここでの評価が芳しくないので一瞬観に行くのを躊躇ったが、本当に観に行って良かったと思える作品だった。どれだけ改変されちゃってるのか危惧したが、重要なシーンは原作そのままだし、母親と息子の愛情の描き方は原作以上に丁寧で、だからこそしっかり感動させてくれた。その辺は本当に原作の良さをわかってるなという感じがしてとても安心して観ていられた。あと、この映画最大の魅力はやっぱりミギーを演じた阿部サダヲだ。チャーミングだし、そのコミカルな動きは観ていてとても楽しかった。やっぱり日本で実写化して正解。 もし、ハリウッドで実写化されていたら大変でぃした。主人公は白人、彼女はパツキンで、まず2人がプロムへ行く所から始まったりなんだりして、敵の女ボスはガチムチだし、後藤は黒人のマッチョに変更されるでしょう。主人公はミギーそっちのけで銃を乱射して寄生獣を倒すというね。当然寄生獣側も銃を持ってるでしょうから画的には普通に銃撃戦ばかりのアクションものになり下がるというね。ラストはナタの代わりに手榴弾で決着が着いたりしてね。 そんな寄生獣やだ(笑)[映画館(邦画)] 8点(2014-12-03 21:49:47)(笑:2票) 《改行有》

736.  そこのみにて光輝く 『海炭市叙景』と同じ原作者ですか。なるほど、映画全体から漂う閉塞感と暗さは共通のものを感じた。ただ、今作品の方が微かながら救いを感じさせる部分があるのでとっつきやすかった。物語もメインのキャラクター3人に焦点を当てているので分かりやすく、より感情移入しやすくなっている。ストーリーは、簡単に説明すると、社会の底辺でうごめく若者が、そこから脱しようともがいたり、或いは何も目的を見出だせずにただ惰性で日々を送っていたり、何ともやるせない感じが実にリアルに描き出されていた。池脇千鶴のすれた感じも良かったが、特に良かったのは菅田将暉だ。暗い物語の中でも唯一、前向きに行動する愛すべきキャラクターだった。汗をかきながら笑顔で美味そうにカレーを食べるシーンが何故か心に焼き付いている。かと思えば次のシーンでは感情を剥き出しにして狂気を見せつけてくる。その触れ幅が1番大きい役を彼は本当に自分のものにしていたように思う。[DVD(邦画)] 8点(2014-12-03 01:08:13)

737.  かしこい狗は、吠えずに笑う 《ネタバレ》 下の方に完全同意。私も予備知識全く無しにみたのでびっくりした。これは何も知らずに見た方が良い。なのでここから↓は未見の方は読まない方が楽しめます。 まず、普通に女子高生2人の青春ものかーと思って気楽に観ていたら、不意打ちでいきなり途中から園子温の映画を見せられた感じ。急な恐すぎる展開に一気に目が離せなくなった。お弁当を食べるシーン辺りから徐々に不穏な空気を感じさせておいて、この平穏な日常が突如として地獄に落ちる展開が見事。気づいたらもういつもの日常には後戻りできなくなっているという凄い恐怖。この不意打ちこそ計算された演出であり、観客をも巻き込んでしまうという点において功を奏していると言える。 ただ、主人公にあまり感情移入できないのが残念な所。どうせなら"反撃"する場面もしっかり描写して欲しかった所。でも、あえて見せない事で観客に想像させるという狙いも理解できるが…。でもきっと園子温ならくどすぎる位にそこにこそ力を注ぎ込むんだろうな。血糊の量もMAXで。[DVD(邦画)] 7点(2014-12-03 00:44:58)(良:1票) 《改行有》

738.  莫逆家族 バクギャクファミーリア よくあるヤンキーもの(ってどんなだ?)。『クローズ』とか『ドロップ』とか?全く観たことないけど、あーゆう如何にも熱血だとか、青春だとか、友情だとかそういうものを期待した人にはこの映画はハズレかもしれない。熊切監督の映し出したこのヤンキー映画はそういった表向きの"明"の部分よりも"暗"の部分を全面に押し出している。ヤンキー達をただ格好良く見せることよりも、その裏の部分。ひたすら暗く、厳しい生活部分を描き出している点が素晴らしく、説得力を感じさせた。もちろん友情や熱血だとかの要素はあるんだけど、そこにカタルシスはあまり感じられない。スカッとするというよりはズドーンと打ちのめされる感じ。徹底したリアリズムこそがこの映画の魅力だと思う。ただ惜しいのは主人公を演じた徳井が、凄く役作りを頑張っているんだけど、やや存在感に欠けたかなという事。でも、演技力はなかなかだと思いました。[DVD(邦画)] 7点(2014-12-02 20:40:11)(良:1票)

739.  TOKYO TRIBE 《ネタバレ》 全編を貫くテンションの高さがヤバい。開始5分でテンションがMAXになり、そのまま折れ線グラフが下がることなく最後までノンストップ。なんというパワー。ただ、ひたすら音と映像の洪水に圧倒されっぱなし。 ストーリーはかなりツッコミ所満載だ。真面目な人はあまりのハチャメチャな展開に怒りを覚えるかもしれない。この映画を構成しているものは主に3つ、ラップと暴力とパンチラ。 あとは濃すぎるキャラクターのオンパレード。中でも一際輝いていたのが清野菜名。キレのあるアクションとクールな佇まいにヤラレた。そして、鈴木亮平のあの肉体。殆ど露出狂(笑)というより前日に『HK変態仮面』を鑑賞した為。それを思い出して終始変態にしか見えなかった。変態といえばやはり竹内力。あのイッちゃってる演技は最高。奴が出てくるだけで大笑い必至! あと、なんの伏線も無くボディを透明にするマシーンが登場して邪魔なキャラ共を一気に消し去ったり…これには呆れを通り越して大笑いするしかなかった。監督自身、自由で面白ければなんでもいいと言ってる通り、ここまで徹底してやってくれればもう文句なし。 園子温の映画はおもいっきり非日常的な体験ができるから好きなのだが、この映画もまさにそれ。この作り物の狂った世界は最高に非日常な体験だった。 【追記】 初見ではあまりの勢いに圧倒されてしまいただ手放しで褒めたが、2回目を冷静に観た結果、ちょっと物足りない所が目についたので追記したい。 それは、TRIBE同士の抗争があまり描かれていないこと。冒頭で他のエリアに入ったらBUKKOROSU!とか散々煽っていたのに、メラと海の対立が描かれるくらいで、シンジュクやシブヤや練マザファッカー達はラップを披露したあとは出番が少ない。TRIBE同士の抗争をしっかり描く事でクライマックスのTRIBE全員集合がアツい展開となるはずなのに、あれじゃちょっと弱かったかなと思う。 それと、そんなに喧嘩強くなかった海が急に強くなったり…。目の前で自分のリーダーを殺されたのに、メラに対する怒りが弱い。もっと復讐に燃えても良かった。 あと、HANDSの巌。戦車まで出動しといて、殴り込みに行く時は徒歩って一体…。あれで攻めこんだ方が圧倒的に有利でしょう。109の看板を壊したかっただけ? そして最後に、大司祭の出オチ感・・・。[映画館(邦画)] 9点(2014-12-01 23:30:40)《改行有》

740.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 林業という、この映画を観なければ全く知ることの無かったであろう世界を、ほんの上っ面かもしれないが学ぶことができて良かった。本当にあんなスケールのでかい祭が行われているのかは謎だが、その迫力に圧倒された。 一人の青年の成長物語としてはやや盛り上がりに欠けたけど、最初はチャラ男だった主人公がいつの間にか真剣に林業に向き合っていて、凄く応援したくなった。何故あんなに頑張れるのか?それは長澤まさみが居るからなんですねぇ。田舎にあんな可愛い子が居たらそりゃ帰りたくなくなりますよ。でも、地味な見た目と裏腹にバイクを乗り回すし気が強い。そのギャップが良い! あと、エンドロールの最後の最後まで観ることをオススメします。[DVD(邦画)] 7点(2014-11-27 20:54:49)《改行有》

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