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プロフィール
コメント数 1766
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。
※2024.2.28ニックネーム変更「ぽこた(ぺいぺい)」→「タコ太(ぺいぺい)」

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741.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 何だか口煩いおねーさんと同行のカメラマンが事件現場に潜んでいた謎の男にアッサリ片付けられてしまう。そして、その3日前…という語り出しと、本編突入後にいきなり死亡フラグ乱立の悪ノリ大学生グループのクルマが、脇から突然現れた不気味な男たちが乗るピックアップに抜かれて行くあたりの雰囲気は「これってコメディ?」という感じ。 ところが直後には、実は不気味に見えた二人は良い人オーラ大放出の凸凹コンビで、学生グループのリーダー格の方が実はアブナイっぽいというあたりを早々に種明かし。 基本コメディなんですから、この種明かしタイミングは正解だと思います。コミュニケーションの不成立から誤解が誤解を生むことの恐さという結構真面目な軸を中心に据えて、次から次へと誤解と先入観の深みにハマって、あるいは自らの自発的行動ではないままに無意味に死んでいく若者たちをブラックユーモアを添えて描いていく。 何にしても命の扱いが軽い。いくらなんでも可哀そうと思えなくもない死に方も続出。ところが観ていてそのあたりに違和感を感じない、と言うか普通に笑えてしまう。学生グループには感情移入出来ないからですね。と言うか、逆に主人公側に思いっ切り感情移入してしまうからかも知れないです。 ハッピーエンドもいいですね。普通に考えたら二人がアッサリ無罪放免になる訳ないし、アリーの抱えたトラウマは尋常じゃないはず。更にはチャド生きてるし。でも、そんなもの全部お構いなしにハッピーエンド。あくまでもこれはコメディ。ホラーじゃありませんから、という〆ですね。 ちなみに邦題の副題。「史上最悪の〇〇」みたいな定型パターンってありますけど、この作品の場合には特に必要ないような気が…。確かにツイてないと言われればツイてないのですが、ツイてないが故の展開でもないような気がします。[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-03 00:37:34)(良:1票) 《改行有》

742.  YUMMY ヤミー 《ネタバレ》 まず、爆乳に悩むが故に乳房縮小手術を恋人同伴で郊外の専門病院に向かう(正確に言えば恋人にクルマで送らせた?)ヒロイン、という馬鹿馬鹿しい設定からして尋常ではない。しかも、二人に付き添うヒロインの母親がヒロインを凌駕するほどの爆乳で更に美容整形に依存しているという設定でダメ押し。とんでもないゾンビ映画です。更に、何というタイトルのネーミングセンス?!このセンスにドハマりしてしまいました。 そして、確かにコメディなんですが、コメディ的表現は概ねブラックユーモア。膝を叩いて大爆笑というよりも只管苦笑に次ぐ苦笑。かなり見る者を選ぶ作品ですね。一般的な視点で観れば相当に趣味は悪いと言わざるを得ません。 ただし、ゾンビ映画としての基本を押さえた生真面目と言っても良いような作り込みは、決してゾンビ映画先進国とは言えないベルギー映画界への期待を膨らませてくれます。 結局全員死亡フラグという衝撃のラスト?には、妙に安心させられてしまいました。これで良かったんだ、みたいに。その原因は、そこに至るまでに登場人物一人ひとりのキャラを十分に刷り込まれてしまった証しなのかも知れません。 静かに転がるエンゲージリングが、虚しくアーティスティックで印象的でした。[インターネット(字幕)] 8点(2022-08-01 22:48:14)(良:1票) 《改行有》

743.  エスケイプ・フロム・トゥモロー 《ネタバレ》 何とも表現し難い作品。ホラーなのかコメディなのかSFなのか哲学なのか…?多面性のあるプロットには興味を惹かれますが、どうにもバラツキ感が強くて冒頭からの30分以上は只管退屈していました。 家族旅行の初日に、電話で理由も示されず解雇を言い渡される。幼い我が子によってバルコニーに締め出されてしまうのも、社会からの隔絶をイメージしたものなのか。 普通なら家族を残して出社し、状況の修復に奔走するだろうに、この主人公はアッサリ受け入れてしまい、あとは息子と手を繋ぎ、娘を抱き上げているにも拘らず、性的妄想に憑りつかれた行動に走り続ける。 解雇通告で全ての殻を脱ぎ捨ててしまい、夢の国のアトラクションから通常は感じることのない負のエネルギーを浴びてしまう。その段階で今日から続く明日と決別し、あとは今日からは繋がらない新たな明日を目指すのみ。 後悔する場面は幾度となくあるものの、結局は後悔先に立たず。気付けば死を受け入れ招かれるままに新たな明日がやって来る。そんな感じでしょうか? 全編モノクロ、違和感を感じるハメ込み映像、時代感や年代感が不明瞭な登場人物たち。好意的に見れば、作り手はおそらく芸術性豊かな表現によって現代社会や文化を批判したかったのでは?と思えないこともありませんが、結果的には不快さばかりが記憶に残り、B級ダークホラーに留まってしまったように思えます。 ゲリラ撮影という飛び道具に頼ることのない監督の次回作に期待することとします。[インターネット(字幕)] 3点(2022-07-26 09:45:27)《改行有》

744.  ガーディアン24 《ネタバレ》 予備知識なしに作品の宣伝コピーだけを見て、最強ヒーローが暴れまくるクライムアクションかと思い鑑賞。ところがまさかのコメディでした。 ゴランという狂暴そうなリーダーが率いる5人の強盗団ですが、どうにも締まりがないと言うかお間抜けと言うか、リーダーとあと一人ぐらいが緊張感の中で作業を進めていても、残りの三人はまるでダメ。なんでそこにいるのか理解してない。 そんな設定の中で繰り広げられる小ネタ(ギャグ)の数々は自分的にはイマイチ楽しめず(フランス映画のコメディはあまり得意ではないので)、奥さんも心配している主人公の超絶狂暴ぶりも意外とおとなしめ。悪党を片っ端からタコ殴りかと思いきや、軍隊仕込みの知識と技術で即席の火炎放射器をぶっ放すのだけれど、アンタお店焼いてどうするの?それじゃ強盗防いでも結果オーライにならないし。あ、そうか、奥さんが心配してるのは悪党を殺してしまうとかじゃなくて、何もかもぶっ壊してしまうことだったのか、と妙に納得。 強盗団の目的が本当はお隣りの宝石店だったなんてのは作品的にどうでも良くなってますね。そもそもメンバーのみならずプラン自体が甘すぎるようだし。 という訳で、期待が外れてしまい4点献上です。[インターネット(字幕)] 4点(2022-07-25 12:49:44)《改行有》

745.  ランニング・デッド 《ネタバレ》 ゾンビ、と言うかこの場合は感染者と言った方が適当かも知れませんが、アドレナリン全開的にトップスピードで激走し超絶狂暴に非感染者に襲い掛かるという設定は既に数多くの作品で描かれているものの、ゾンビは動きが遅いから逃げられるというかつての常識に反した姿はいつ見ても恐ろしいものです。 ちなみに感染者とも違うのかな?キモイ虫みたいな生物に寄生されてるようですが、そのあたりの説明はほぼ皆無です。 それにしても、妻や娘に対する態度や言動が超ウザいこのお父さん、どうにも感情移入出来かねるキャラですが、それはそれとして兎に角お父さん強過ぎ。今まで観て来たゾンビ映画の主人公の中でも、素手で戦う強さと強運は最高レベルです。 途中から具合悪そうな素振りも見せますが、特に感染が確定しているような描写はありません。 そして、娘もまた超強運。大勢の感染者に囲まれ追われても無事で怪我一することなく、絶体絶命の場面でも上着を感染少年に奪わせた隙に逃げおおせた様子。更にはその足で山に登って狼煙を焚く逞しさ。 要するに、危機また危機の絶体絶命なのに主人公は勝ち続けるという安心して観ていられるゾンビパニック作品です。 細かいところを見ていくと?マークが大量発生してしまいますが、B級以下の作品がひしめくゾンビ映画の中にあって、作りは粗いもののなかなかの良作かと思い7点献上します。[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-25 12:21:34)《改行有》

746.  ウィリーズ・ワンダーランド 《ネタバレ》 予備知識なしで鑑賞。オープニングロールから一瞬目を離した隙に「主演ニコラス・ケイジ」を見落としてしまい、結構物語が進むまで「よく似た俳優を起用したもんだ」的に理解してしまいました。サングラスに髭面、台詞はほぼ皆無。なかなか御本人だということに確信が持てなかった訳で、ニコラスファンの皆様御免なさい。 で、肝心の作品内容ですが、賛否両論があるのも解るような気がします。そもそもホラーなのかコメディなのか、カテゴリだけでも意見が分かれそうです。 冒頭からニコラスさん演じる謎のドライバー(ツーリスト?)がパークに閉じ込められるまでは悪魔系ホラーかなと思えるのですが、彼の極めて真面目に極めて丁寧に清掃をする姿で何となく可笑しみが感じられ始め、呪われたアニマルロボットをあっさりぶっ壊すキレっぷりに笑いが漏れ、彼が大量に所持するエナジードリンクを定時に飲み干す姿で大笑い。その段階で、これってコメディ?と思うに至ります。 そして、その段階でこの作品がニコラスさんありきの作品なんだなと、改めて知る訳で、彼がクールに謎めいて登場すれば何やら不穏な雰囲気、カードやATMが使えないことに文句ひとつ言わず清掃を請け負うところで何者?という疑問、ロボットをタコ殴りして破壊しつつ規則正しく栄養ドリンク飲みながらピンボールに熱中するイカレっぷりに妙に納得。 死亡フラグを掲げて登場する若者たちはともかくとして、惨事からの生き残りの少女リヴや強面の女性保安官ルンドなど、曲者系の脇役などお構いなしにニコラス劇場が展開します。 という訳で、理屈抜きにハマってしまいました。面白いです。個人的に大いにツボだったので8点献上します。[インターネット(字幕)] 8点(2022-07-25 12:09:02)(良:1票) 《改行有》

747.  カウントダウン(2019) 《ネタバレ》 どんなに逃れようとしても決められた運命からは逃れられないという設定は、何だか非常に既視感を感じてしまいますが、スマホのアプリによって死期が宣言されるというところが時代に合わせた新たなアイディアといったところでしょうか。 ヒロインが霊安室で素手で遺体の瞼を開けてまでアプリをインストールしてしまうところを始め、そこでそんなことする?みたいなお約束感に満ちた展開だらけですが、全体的にスピード感がありますし、ヒロインが超美形ですし、強運に恵まれたというかこれまたお約束的にコメディ感たっぷりの助っ人が登場したりもして、思った以上に楽しめました。 クライマックスでのセクハラ医師との闘いや、おそらくは医療的な知識のないだろうヒロインの妹が、いきなり注射してヒロインが速攻で息を吹き返すあたりは、いくらなんでも都合が良過ぎに思えるし、死神(悪魔?)も流行りものには乗っかるの?とか思わないこともありませんが、適度な尺のノンストップホラーに6点献上します。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-18 00:03:32)《改行有》

748.  世界沈没(TVM) 《ネタバレ》 大西洋の島が海中に没したことで発生した150メートルを超える巨大津波がニューヨークを飲み込み、街を瞬く間に壊滅させる。地球に衝突する軌道にある小惑星に対し人類は核ミサイルによる迎撃を試みるが、小惑星は粉砕して複数の巨大隕石となりベルリンに降り注ぐ。航空機の乗客が持ち込んだ殺人ウィルスが凄まじい勢いで流行し、イギリスで過去に例を見ない多数の犠牲者が発生する。ある企業の先進的実験により地球上にブラックホール状の現象が生じてしまい、やがて全てを飲み込んでしまう。 4つの異なる大災害(少なくともひとつは完全に人災)による人類滅亡の物語が、4つ目の物語に登場する主人公をキーマンとして順番に語られるという構成は、フィクションに寄ったモキュメンタリ―とでも言いましょうか。流石のBBCさん、TVMですが劇場版にひけを取らない迫力とスピーディな展開で、飽きさせることなく一気に語ってくれます。 感染症の大流行や突然の天変地異、予期せぬ戦乱等々。混沌とした今日だからこそ、それぞれの物語が真実味をもって伝わって来ます。ただし、4話目は少々SF色が強めで違和感を感じてしまいますけれど。 本国でのTV放送の際にはもうひとつ火山のエピソードがあったということですが、インターネット配信版(DVD版)ではカットされています。折角制作したのですから全編配信して欲しかったところです。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-17 23:40:24)《改行有》

749.  太陽の舌、波打つ熱芯 《ネタバレ》 登場人物はエミリアとラミロの若い夫婦、それに隣人のアンヘルさんという3人だけ。舞台となっているのはマンション(?)の一室と屋上及びそこに繋がる階段だけ。 まるで舞台劇のようなコンパクトな空間と数少ない登場人物で物語は進みます。 意味深とも受け取れる邦題と冒頭のセックスに関わる二人の会話、惜しげもなく映し出される二人の裸身からすると、地球最期の日に我を忘れ只管に性に溺れる男女の話に思えてしまいますが、テーマそのものはもっと深遠なものとなっています。 地球最期の日、逃れられない死を自ら迎え入れるべきか、死が訪れるからこそ新たな生命を求めるべきか、哲学的とも言えるような重いテーマですね。 明日には、いや今日にも死んでしまうであろう男女が、最後に交わすセックスで求めるべきものは何なのか?多少チープな作りの作品ではありますが、大真面目なテーマに向き合って製作された良作と思います。 邦題の後半は不要なのでは?[インターネット(字幕)] 7点(2022-07-17 13:52:35)《改行有》

750.  プラン9・フロム・アウター・スペース 《ネタバレ》 総天然色版をアマプラで鑑賞。何故令和の時代になって総天然色版が公開されたのかの経緯は知りませんが、モノクロとは別の新たな味わいになって帰って来ましたね。 最低映画とか○ソ映画とか、とかく悪評というものは尾鰭を付けつつ独り歩きしますが(良い評価もしかり)、1959年という製作年代を考えれば、特撮や特殊効果といったところは特に酷評されるものでもないでしょう。 この作品と同年代に製作された名作と称される作品を含む数々のSF映画と比べてみても、予算の多寡による差はあったとしてもクオリティが極端に低いとまでは言えないと思います。 役者の演技や矛盾に満ちた台詞の数々も、あくまでも一部分であって全てではありません。そして、正すことなく公開してしまったのは、エド・ウッドさんの遺作ならではの、遺されたスタッフたちの思いの丈が成したものとも受け取れます。 という訳で、非常に楽しく鑑賞しました。正直なところ、半分コメディとして観てしまったのは、亡きエド・ウッドさんや彼の映画愛に共感する人々に対して失礼かも知れませんが、観ていて楽しかったです。 こういった古き良き時代(この言葉自体、人ぞれぞれだとは思いますが)の作品を楽しめる感性もまた、映画鑑賞には必要なのかなと思っています。[インターネット(字幕)] 6点(2022-07-14 10:52:55)《改行有》

751.  ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 《ネタバレ》 「呪怨」のテイストを受け継いだ鉄板的幽霊屋敷怨霊憑りつかれ系ホラーですね。 脚本が清水崇氏ということで、短めの尺ながら丁寧にコンパクトに「呪怨」の世界を描き込んでいると思います。 が、しかし、ビジュアル的には見応えを感じるものの、全編を通じてほぼお約束どおり、意外性のない展開になっています。先読みが出来てしまうので、恐怖描写によるショックや驚きが感じられません。 4つの関連するストーリーが時間軸を入れ替えながら展開していくあたりは、綺麗に纏まっていてオリジナル「呪怨」を髣髴させられるのですが、意外性のなさが足を引っ張ってしまっているような気がします。 ハリウッド版「呪怨」シリーズのリブート作品という位置付けのようですが、「リメイク」ではなくて「リブート」ならではの新たなエッセンスが欲しかったところです。 それにしても、日本の怨霊がなんで海を渡って付いて来てしまったのでしょう?冒頭に出て来る日本の家屋に憑いている怨霊だったら、足を踏み入れた者に付いて行くのではなくその場で憑りついて帰国させないんじゃないかなぁ?怨霊が海外出張して他国で営業して販路拡大ですか?なんだかなぁ…。[インターネット(字幕)] 5点(2022-07-02 00:45:49)《改行有》

752.  BAD CGI SHARKS/電脳鮫 《ネタバレ》 超自虐的に自ら○ソ鮫映画と認める作品。ここまで開き直ると何でもありの世界ですね。進行役として登場する自称映画監督のウザさ加減(最後まで続きます)には辟易とさせられ、冒頭にて視聴断念しかけましたが、気合で最後まで鑑賞。(途中でやめるのは性に合わないので) 基本的にコメディなので作品全体にギャグが散りばめられているのですが、ことごとく面白くない。笑えない。コテコテのドタバタ系洋画コメディには、日本人的感覚(あくまでも個人的感覚ですが)だと全然可笑しくないシーンがちょくちょく登場しますが、この作品は概ね全てがそういうギャグです。 登場するCG鮫は極端にクオリティが低いとは思えません。(三匹の子分はアニメっぽいけど出自が出自なので良しとします)けれども、街中空中遊泳シーンであえて作成時の軸線を残したり、PCと同期するシーンでは安っぽく電飾したりします。 すべて、「敢えてそう作っているのだ!」ということなのでしょうね。 あくまでも低予算だからなのか、それとも本気で○ソ鮫映画と評価されたくてなのか、答えは不明ですが多分その両方によるのではないかと。 観る者を選び過ぎる作品。作者のサメ映画愛を信じての1点献上です。[インターネット(字幕)] 1点(2022-06-28 11:44:22)《改行有》

753.  激突! 2015 《ネタバレ》 リメイクの難しさは此処にあり!といった出来栄え。原作をほぼなぞってしまったのが最大の失策でしょう。全てにおいて原作より小ぶりなんだから(おそらくは低予算故)、せめてオリジナリティ溢れる味付けをして欲しかった。 原作未見であればそこそこに楽しめるのかも知れませんが、まずは主演の女子二人組が感情移入不能なキャラ。物事に対しての反応がことごとくウザい。言動も行動も最低レベル。これだけ危険な目にあっているのだから、もう少しまともになれないもんだろうか? 原作との決定的な違いはそこにあると思います。ともすればレッカー車の方に感情移入してしまいそう。原作の主人公には最初っから感情移入出来ました。演技力の違いもさることながら、あくまでもキャラの違いですね。 そしてラストシーン。これ、要りますか?被害者のクルマが並んでいるのは、仮にレッカードライバーが生きていたとしても物理的におかしいでしょ?しかも彼女ってレズリーですよね?生きてたの?? ショボCGとは言え、レッカー車が崖から転落したところで終わらせていいじゃないですか?それともレッカードライバーが不思議な力を使って即座に復讐に走ってるんでしょうか?[CS・衛星(字幕)] 3点(2022-06-27 23:13:13)《改行有》

754.  ゆれる人魚 《ネタバレ》 可愛らしい主演の二人が、冒頭からいきなり惜しげもなく全裸(一部魚的に加工)を披露するのでビックリ。 でも、考えてみたら何といっても「人魚」なので、裸身そのものは決してエロティックなものではなく、しかもミュージカル的な演出が前半ではかなり強く、人魚が主演の異色の青春ラブストーリーかなと感じます。 しかし、中盤以降はホラー色が濃くなり、姉は人間に恋をし妹は人肉食の記憶を忘れられず苦しみます。 決して過激なホラーに走ることなく、シンプルに人魚の嘆きを描いた作品。感情移入して涙するということもないのですが、結末はある意味感動的なものでした。 独特な音楽性と台詞回しが醸し出す雰囲気で、作品全体が決して暗く陰惨なものではなくポップでサバサバとした印象に仕上げられていているところは好感が持てました。 舞台となっている1980年代のポーランドは、ソ連崩壊前の共産圏の社会。全体的に暗いトーンで纏められているのは、社会の閉塞感が表れているからなのかな?[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-27 00:40:57)《改行有》

755.  テスター・ルーム 《ネタバレ》 ポルターガイストが教授の研究対象かと思いきや、それは過去のフィルムの中でしか出現せず、少女ジェーンのサイコキネシスによって起きる現象が研究対象なのですね。 教授の自説では、それらは人間の負の感情から生じる現象であって超自然現象ではないということですが、それこそが超自然現象なんじゃないかな?と思った時点で、この教授のマッドサイエンティストぶりには裏があるなと感じました。 愛息を実験上のミスで死なせてしまい後悔の念から逃れられない一人の男が、自説の証明によって自らの罪を晴らせるという妄念に憑りつかれ、ひとりの少女を亡き愛息にオーバーラップさせて狂気に走る。ところがその少女は強大な負の力(悪霊?)に支配されていて、教授の妄念などひとたまりもなく吹き飛ばされてしまう。というお話ですね。 音や映像でひたすらに恐怖を誘うタイプのホラーではなく、どちらかと言えばストーリーを楽しめる作品でした。かなり直球勝負で意外性に乏しいストーリーではありますが。なので、正直なところ物足りなさを感じてしまいます。 そもそも原題も邦題も今一つしっくり来ない。原題は誰のことなのか?邦題はテーマとズレてしまっているような…。 ちなみに、主演のオリビア・クックさん、美少女ですね。この種のオカルト系ホラーの憑りつかれた少女役としては、もう少し不気味な雰囲気を醸し出すタイプの少女(少年)の方が良かったかもしれません。[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-23 22:43:15)《改行有》

756.  クレイジーズ 42日後 《ネタバレ》 邦題の「42日後」に何となく既視感を覚えつつ観始めると、何やらチープな雰囲気のオープニングタイトルとそれに続く若干のサービスカット。そして事態が始まった後の主人公の妙に速やかな現状把握ぶりと唐突なパニック状態。もしやトンデモ映画か?!と思いつつ観進めると、決して斬新ではないストーリーながら、これから一体どう展開していくのかという期待感もあり結構作品世界に入り込めました。 冒頭のシーンが中盤で登場しますが、勿論そのままお亡くなりと言う訳もなく、寧ろそこからが「Alone」からの脱出。殆どアパート内で物語が進むのでスケール感はいまひとつながら、適度な緊張感をもって楽しめました。 そして突然のドナルド・サザーランドさん登場!ささっと登場し、お約束通りの展開で退場。語る言葉には重いものがありますが、作品全体の中での重要性を思えば、何だか勿体ないような…。御本人は納得して受けたキャスティングなのでしょうか? 途中、唐突に登場し(目の前に住んでるんだから元々知らなかったの?彼女の方はチェックしてたのに)、主人公を「Alone」から解放してくれるエヴァ。命からがら合流した二人がこれからどうなって行くのか?続編はないでしょうけれど、ウィルス蔓延による世界崩壊とまではなっていないようですし、お先真っ暗という結末ではありません。人は皆一人では生きていけないのだよ、ということなのですね。 ちなみに、Netflixオリジナルの韓国映画で「#生きている」という作品が本作と同一年に公開されていて、同一脚本で製作されているとの情報があります。そちらの作品は未見ですが、ネットでいろいろ読んでみると確かにほぼ同内容のようであり、本作について数多くの酷評が見受けられますね。 リメイクなのかとか同時製作なのかとか、事の経緯を知らないのでここではノーコメントにしておきます。 (追記)それにしても何と言う国内版DVDのジャケ写!いや、ジャケ写どころか書かれているコピーが概ね中身と違う!ジャケ買いしたら怒りそうです。更に下の方(帯?)に描かれている絵が本作と関係ないだけではなく類似邦題の別作品と酷似!配給元もDVD販売元も違うのにこれって大丈夫?他人事ながら心配になるレベルです。そもそも、邦題からして既視感×2ですしね。[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-23 22:31:53)《改行有》

757.  残酷で異常 《ネタバレ》 アマプラで見つけて予備知識ないままに鑑賞。あらすじ紹介でイメージした内容とはだいぶ違いました。 失礼ながら、邦題(原題直訳)から見てトンデモ映画を期待して観始めたのですが、これまた失礼ながら主な出演者さんたちが概ね見覚えのない役者さんたちばかりなので、作品世界に入って行くまでに少々退屈してしまいました。 ところが話が進んでいくにつれ、なんとも好みの設定と展開、思いもしなかった秀作との出逢いでした。ストレートな邦題(原題)にもある意味納得です。 追っかけ皆さんのレビューを読ませていただくと、あの建物は地獄であり、地獄で追体験をさせられることで永遠に苦しみ続けることになる、という解釈は理解出来ますが、自分なりには観終えた時点でタイムパラドックスをテーマにしたミステリー作品なのかなと思いました。 ただ、タイムパラドックスばかりに拘ってしまうと、ループしていること自体の理由や、自分の死をもってしてループを止めることについて今一つ重みが感じられないかも。 そう考えると、少なからず宗教的な意味合いを含めつつ、地獄で心から反省し懺悔し、身をもってその心を表せば愛する者は救われるといったことなのかな、と思えてきます。 なので、カテゴリ的には「SF」を追加かな?と思っていましたが自粛します。 ひとつだけ気になるのはラストシーン。主人公が例の部屋で平然と過ごしているように見えるのは、どんなに自らの行いを悔い改めようとも、自ら命を絶ったことは決して拭い去ることの出来ない罪であり、彼がそれを認め受け入れているからなのでしょうか? それとも、自らの死をもってループを止めることで愛する妻の命を救ったことに満足し、そもそもの反省の意識は忘却の彼方へと飛んで行ってしまい、結局コイツはダメ!とばかりに地獄送りになったのでしょうか? いずれにしても、妻の命は救えても自らの罪は決して消し去ることは出来ないということなのでしょうね。[インターネット(字幕)] 7点(2022-06-18 14:32:39)(良:1票) 《改行有》

758.  ウィッチサマー 《ネタバレ》 人を食らい永くに渡って生き続けて来た魔女がテーマの作品とのことですが、全体的にそのあたりの説明が殆どなくスッキリとしない展開。1時間半ほどの作品ですが、4分の3ぐらいは核心部分がはっきりしないまま進んでいきます。特に冒頭からしばらくは、場面ごとの繋がりが見えにくく非常に流れが掴みにくかったという印象です。 クライマックスに来て一気に事の真相が判明するのですが、魔女が住み着く古家と森の中に忽然と現れる老木との関係がいまひとつ解りにくいとか、寄生している人間から這い出す魔女がありがちな造形のクリーチャーだったりとか、ラストシーンで死んだはずの魔女がちゃっかり触れてもいないマルに憑りついてたり、全てが終わってからもやっぱりスッキリしない印象ばかりが残りました。 冒頭の車中シーンで隣席の老婦人がベンに向かって「小さいのに上手ね」と話しかけるのに違和感を感じましたが、そこは唯一の伏線だったのですね。 マルに憑りついた魔女が、そのまんまだと近くの花を枯らしてしまって存在がバレちゃうからって、事務所の花を造花に変えてカモフラージュしてますが、千年とか生きて来て今までその知恵なかったんかいっ!と突っ込みたくなりました。 だいたいからして、魔女は憑りついたり寄生したり生の人間食ったりしないんじゃなかったっけかと?てか、本当に魔女なの?悪魔とか悪霊化した木の精とか宇宙から来た寄生体とかじゃないの?などと、やっぱりスッキリしない作品でした。[インターネット(字幕)] 4点(2022-06-15 10:20:18)《改行有》

759.  アパートメント:143 《ネタバレ》 ポルターガイストを扱った作品は多々ありますが、亡くなった妻の怨念が原因と思わせつつ、実は妻の死には裏の事情があり、家族の間に生じた修復不能な歪みが原因だったというサスペンステイストに振り、その解明によって一件落着と思いきや結局は霊的な存在が根本にあった、というドンデン返し要素の籠められた作品。短い尺に随分と詰め込まれてますが、流れとしては楽しめました。 ただ、所謂モキュメンタリ―風にアレンジされた映像の効果がいまひとつ伝わらない。監視カメラやハンディカメラの映像を多用していますが、特にドキュメンタリー感は感じられず、製作者がモキュメンタリ―として撮ったのであればそりゃ違うかな?と思いました。どっちつかずの雰囲気が音や特殊効果を寧ろ邪魔とかわざとらしさの強調にしてしまっているような印象で、全体的なクオリティを下げてしまっているきらいもあるような…。 そして調査隊のリーダーである精神科医さんが、妙に達観したイメージのキャラなのが気になりました。人物紹介が殆どない中で全てを知り尽くしているかのような振る舞いは、緊迫感を損ねているように思えました。 決して駄作とは言えない作品ですが、あと少しのところで勿体なさを感じ6点献上です。[インターネット(字幕)] 6点(2022-06-12 11:00:39)《改行有》

760.  (r)adius ラディウス 《ネタバレ》 不条理系SFスリラーかと思いきや、ベースにはサイコサスペンスが隠されていたとは?!何という力技でしょうか。 サイコの方は無くていいのでSFの方をしっかり作り込んで欲しかったですね。宇宙からの謎の強力な電磁波?で双極に対峙していた二人の男女が正と負の制御不能な性質を帯びてしまった。男に近付く者は脳を破壊されて即死。しかし女が傍に居れば中和されて破壊力は発揮されない。無関係な者たちの理不尽な死を回避すべく、二人は常時行動を共にするよう努力するが、女の生命の危機から離れ離れにならざるを得ない状況に陥り、結果、男は生きることを放棄する。 (ここからは個人的な妄想です) 男の正のパワーが消え去ったことで女の負のパワーは行き場を失う。 仮説1 男の周囲の者が死んでいたのは実は女の持つパワーが男に向かって強力に放射されていたためだった。男が吸収しきれず溢れ出たパワーが周囲に死を齎していたのだ。しかし、男が死んだことで女の持つパワーは行き場を失い暴走し、より広範囲に死の世界を創造してしまうのだった。 仮説2 正と負は切り離すことの出来ない一対の存在。男の死は即ち女の死でもあった。銃声を聞いた女は手術室に向かうストレッチャーの上で静かに死を迎えるのだった。 仮説3 正と負は絶対的な一対の存在。男は死を選ぶが女の命が絶えない限り男に死が訪れることがなかった。銃創は瞬く間に治癒し、同時に男の周囲に居た者たちには瞬く間に死が訪れるのだった。 稚拙な仮説で失礼しました。要は、SFスリラーとして完結して欲しかったということで、サイコサスペンスのサイドストーリーは不要だったのではないでしょうか?まあ、二人の出会いの蓋然性を高める上では必要かも知れませんが…。 中盤までは結構集中して鑑賞していたのですが、サイドストーリーが見えた段階で意気消沈してしまった残念な作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2022-06-08 00:24:58)(良:1票) 《改行有》

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