みんなのシネマレビュー
眉山さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1251
性別

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
616263
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
616263
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
616263

761.  幸せへのまわり道(2019) 《ネタバレ》 大人向けの童話、という感じですかね。フレッド・ロジャースという人物についてはまったく知りませんでしたが、きっと絵に描いたような善人だったのでしょう。 しかし正直なところ、童話ならではの薄気味の悪さも感じました。人相の悪い人が少しでも善行をすると過大に評価されることの裏返しで、善人と評されている人が少しでも善を怠ればたちまち叩かれるのはよくある話。善を全うし続ける人生というのも疲れるだろうなあとか、そのストレスを微塵も感じさせないあたりが怖いなとか。 そう思っていたら、最後の最後にピアノバーン!ですよ。驚くとともに、ちょっとホッとしました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-02-13 02:12:11)《改行有》

762.  ブロンコ・ビリー パワハラとセクハラとパターナリズムのてんこ盛り。半世紀前の〝理想〟のリーダー像ですね。 とはいえ、おそらくイーストウッドの映画にしては珍しく、すべての登場人物が最後まで生き永らえた点はよろしかったんじゃないでしょうか。元靴屋とか元銀行員などという設定も、列車強盗のシーンもけっこう笑えます。ダラダラ感は否めませんが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-01-31 01:08:51)《改行有》

763.  遠い夜明け たぶん私の不勉強のせいですが、アパルトヘイトの実態がわかるようでよくわからない。単に警察による嫌がらせや弾圧みたいなシーンばかりで、その目的が判然とせず。「斬り捨て御免」の世界のようでありながら、黒人も法廷に立つ権利はあるようで。その差別の温度感が伝わってこないのです。 結局、警察が映画的にわかりやすい悪役として描かれるだけ。彼らには彼らなりのロジックやメリットがあるはずで、そこを掘り下げて描いてくれたら、もっと問題の根深さがわかって、もっと絶望的な気分に浸れたような気がします。 また他の方も指摘していますが、後半の逃亡劇はオマケ的な感じですね。さして緊張感があるわけでもなく、感動があるわけでもなく。 まあ今なら原稿もメールに添付ファイルで匿名を条件に米英メディアに送るとか、SNSで発信するとか、いくらでも方法はあるわけで。混迷だとか戦前だとかいろいろ言われていますが、われわれはけっこういい時代に生きているのかもしれません。この作品を見て、あらためてそう思いました。[インターネット(字幕)] 5点(2023-01-15 02:01:46)《改行有》

764.  バーニング・オーシャン 事故のことはまったく記憶にありません。やたらと派手に炎上していましたが、何がどうなってこうなったのか、状況がよくわからず。まあ要するにマルコヴィッチが悪いということなのでしょう。 危機に直面すると人間の本性が出るもので、その点においてマーク・ウォールバーグは必要十分にカッコよかった。パニック映画の定番的な活躍ぶりですが。 で、作品ではまったく描かれていませんでしたが、気になるのはその後のメキシコ湾の様子。どの程度環境汚染が進んだのか、生態系にどれだけ影響が出たのか、経済産業への打撃はどうなのか。いずれもゼロではないでしょうが、あまり大々的に報じられることもなかったように思います。 もちろん懸命な浄化作業などもあったのでしょうが、もしかしたら、地球の自浄作用のようなものが相応に働いたのかなと。そこに期待するようなことを言ったら、一部の方々に猛烈に怒られそうですが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-12-09 01:30:58)《改行有》

765.  ドライブ・マイ・カー 原作は未読。しかし昔何冊か読んだ村上春樹的な世界観を、見事に映像化しているなぁという印象。登場人物がいずれも浮世離れして、セリフがいちいち小賢しくて、なぜかだいたい「死」がテーマで、現実を描いているようでおとぎ話だったりする。何かこう、地に足が着いていない感じというか。おそらく格調高い作品ではあるでしょうが、私には今ひとつでした。 だいたい昨今のハリウッド映画にしろ韓流映画にしろ、1秒たりとも観客を飽きさせないことに執念を燃やしているような感じがます。その是非はともかく、この作品は真逆でした。ほぼ会話だけの展開の上に長尺で観客に忍耐を強いて、結局登場人物たちの微妙な心の動きを追体験するのみ。さながら「おしん映画」といったところでしょうか。[インターネット(邦画)] 5点(2022-12-05 23:43:23)《改行有》

766.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 見たことのない役者だなと思っていたら、見た後に本人たちだったと知って驚き。こういう柔軟な発想をできるところがすごい。まったく違和感なく自然に演技していたように見えたのですが、では役者という職業とは何なのかと思わざるを得ません。案外誰でもできるものなのか、だとすれば売れる・売れないの境界線はどこにあるのか、などと考えてしまいました。 しかしそれはそれとして、作品としては今ひとつ。もちろん他者にはできない立派な行動であることは間違いないのですが、それまでのエピソードがどれも冗長かつ断片的かつ表面的で、それぞれ面白くありません。むしろ本人たちを出演させたため、健全にしか描けなかったのか。結局、単に称えるだけで終わっている感じです。ほんの数分で片付いた事件を映画の尺に引き伸ばすのは、そもそも無理があったような。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-15 22:38:15)《改行有》

767.  雨のニューオリンズ 《ネタバレ》 もう60年近く前の映画ですが、結局人間の営みというのは何も変わらない(進歩しない)ようで。当時から会社にはクビ切り屋がいて、それなりに辛い職業だったんですね。 しかしこれ、ロバート・レッドフォードとナタリー・ウッドの会話がどうも表層的というか薄っぺらいというか。急に恋仲になる理由も、美男美女だからということ以外に見出せません。ルッキズムかよと。それに親しくなったなら、もう少しお互いに歩み寄るとか信頼するとかあってもいいと思うんですが。 特に終盤のチャールズ・ブロンソンとの結婚云々の話、もしレッドフォードが怒り心頭に発するとか愛想を尽かすとかだとしたら、あまりに度量が狭すぎるんじゃないかと。そこまでして追いかけてきたのかと惚れ直すのが筋じゃないかと。それに最後の「肺炎」というのも、あまりに伏線なしで唐突な感じです。雨の中を駆け出したから? それまでけっこう裸の背中を晒すシーンが多かったから? 安直なハッピーエンドが多い中、こういうネガティブなお話も嫌いではないのですが…。[インターネット(字幕)] 5点(2022-11-14 02:27:26)《改行有》

768.  クロッシング(2009) たしかに「クロッシング」はしていません。せいぜい袖擦り合う程度。全体として殺伐とした雰囲気はいいのですが、3つの話それぞれに深みがないというか。1+1+1で3になるというより、1×1×1で1のままという感じ。「ブルックリンの警官はそれぞれに悩みながらがんばってますよ」というのが唯一のメッセージでしょうか。あまり見たことのない、枯れすすきのような悲哀を感じさせるリチャード・ギアだけ、ちょっと面白かったかな。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-05 23:17:37)

769.  3人のゴースト 《ネタバレ》 個人的なツボは前半、クリスマスプレゼントとして(パイオニア製の)ビデオデッキとバスタオルのどちらを贈るか峻別するあたり。妙にリアルで笑えました。しかし、その後はとにかく悪辣ぶりを発揮するばかりでインパクトなし。それからゴーストが現れていろいろ見せられて、すっかり改心しておしまい。ビル・マーレイは熱演でしたが、道徳の授業を受けているような白々しさと居心地の悪さを覚えます。結局、あまり印象には残らないかなと。 それよりも驚いたのは、ほんの一瞬だけマイルス・デイビスが登場していたこと。そっくりさんがジョークとして演じているのかと思ったら、本人らしい。駆け出しの頃ならともかく、1988年といえばもう十分に「帝王」だったはず。しかもその横にはデビッド・サンボーンがいて、ラリー・カールトンもいて。しかもビル・マーレイに「下手くそ」とか言わせているのがすごい。どういう経緯で出演に至ったのか、ぜひ知りたいところです。個人的なつながりとかですかね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-11-04 20:18:30)《改行有》

770.  パリは燃えているか 「パリは燃えているか」といえば今では加古隆の曲のほうが有名だと思いますが、なんとも大味な映画でした。前半はレジスタンス内の対立みたいなものを描いていたと思うのですが、後半はただ単にナチスを追い出して歓喜する姿ばかり。アラン・ドロンとかどこに行っちゃったんだろうという感じ。自国の歴史を誇りたい気持ちはわかりますが、他国人には飽きます。 ただ着目すべき点は2つ。1つは、パリを支配するナチスの将軍が偉かったということ。この事実は知りませんでした。もう1つは、オーソン・ウェルズが演じるスウェーデン領事の存在。ナポレオンの時代以来ずっと中立を貫き、あの第二次世界大戦時でさえ独仏の調停に入るほどだった同国が、昨今のウクライナ戦争を機にとうとう約200年ぶりにその方針を撤回し、NATO加盟に舵を切ったわけで。第二次大戦より今のほうが、危機感はより大きいということかもしれません。そう考えると、どんより重い気持ちになりました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-10-27 02:02:23)《改行有》

771.  アトミック・ブロンド シャーリーズ・セロンは、とにかく「闘う女」「強い女」を演じるのがお好きなようで。それも銃でさっさと片付けてくれればいいものを、多勢に無勢の格闘に持ち込んで痛々しいことこの上なし。百年の恋も一瞬にして冷めそうですが、そもそも男など必要としていない感じです。 それはともかく、最初は軽い感じで始まったのでコメディ風かと思いきや、さにあらず。妙にスタイリッシュではありましたが、それ以上に殺伐としていました。かといって特に緊張感があるわけでもなく、やはり痛々しいだけ。ベルリンの壁崩壊の裏側という舞台設定は面白かったんですけどね。[インターネット(字幕)] 5点(2022-10-02 03:25:12)《改行有》

772.  バニラ・スカイ 《ネタバレ》 見どころはベネロペ・クルスの美しさと、キャメロン・ディアスが今をときめくトム・クルーズを思いっきり蹴飛ばすところでしょうか。夢オチ系の作品は多々ありますが、こちらは説明が比較的丁寧なことと、技術の進歩を前提に無理やり合理性を持たせようとしているところが特徴といえば特徴かなと。 個人的には夢に逃げず、二代目ボンボン社長と熟練老獪な取締役集団との攻防劇みたいなものをもう少し見たかった気がします。こんなことを言っては身もフタもありませんが。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-28 02:22:15)《改行有》

773.  心の旅 実際にこういう症例ってあるんですかね。頭の打ちどころが良かったのか悪かったのか、記憶を失うとともに性格まで善人に変わるなんてことが。それにだいたい、どっちが〝本性〟なんでしょうねぇ。むしろ記憶が飛んだからこそ、知力も自信も失って大人しくなったとも言えるし。あるいは優秀で善良な弁護士が記憶を失ってダークサイドに落ちるようなドラマも見てみたかったかなと。結局、もっとも不自然で地味な展開だったような気がします。不倫とか寄宿学校とか起伏を作ろうとしているようですが、無理やり感を否めず。 ただし、あの子犬の演技力はすごい。いったいどういう調教をしたらあれほど思い通りに動いてくれるのか。後半はそちらに意識が飛んでしまいました。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-09-03 23:02:38)《改行有》

774.  評決のとき 本筋とは関係ありませんが、「私はできる女よ!」臭をプンプン匂わせるサンドラ・ブロック(が演じている役)が、私はどうも苦手。今どきこんなことを言うと怒られますが、こういうキャリア系の女性、多いんですよね。妙に肩肘を張って、自己中な正義感を振りかざし、周囲の他人をマウントしないと気が済まない感じ。しかも男なんか簡単に奪えると思っているフシがあるので、本当にタチが悪い。 それはともかく、やたら気が滅入る事件から始まりながら、お話としてはずいぶん浅い感じ。実際はどうなのか知りませんが、姑息な法廷戦術で有罪と無罪がコロッとひっくり返るようなことがあっていいんですかねぇ。こういう面倒くさいことを避けるために、かの国では警官が容疑者を現場で容赦なく撃ち殺すのかな。[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-01 23:51:37)《改行有》

775.  フレンチアルプスで起きたこと なんともナイーブなお話で、しかしどう考えてもダンナが悪いよなぁ。奥さんの怒り、落胆、不信感が痛いほど伝わってきます。だからといって第三者の前であげつらうのもどうかと思いますが。でも実際、さまざまな災害や事件・事故の現場で、こういうことは起きているかもしれません。身体的にはお互いに無傷だったとしても、心の傷は残りますね。 それはともかく、基本的にほぼ静寂の中で進行しながら、ときどき神経を逆撫でするようなBGMが大音量で流れます。これも演出の一種なのでしょうが、少々辟易しました。それからラストのバスのくだり、何か意味はあるのでしょうが、浅薄な私のアタマでは読み取れず。 ついでに言うと、連日ユニークな映画をノーカットで放送してくれるBS松竹東急さんには感謝するばかりですが、本作を含め、邦画であれ洋画であれオッパイのシーンにはことごとくボカシを入れておられます。とりたてて見たいわけではありませんが、ちょっと不粋だなあという気がしないでもありません。これもコンプライアンスですかね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-30 03:50:49)《改行有》

776.  俺たちに明日はない 《ネタバレ》 超久しぶりに再見。しかし終盤の銃殺場面を含め、まったく覚えていませんでした。記憶力の欠落を棚に上げて言わせてもらえば、とりたてて印象的なシーンがなかったことも一因かと。 お話としてはあまりにも有名ですが、インポな主人公の〝成長〟物語として見れば感動的でもあり、悲劇的でもあります。ただ本筋より気になったことが大きく3つ。 1つ目、当時のクルマは本当にあれほど簡単に盗めたのか。かなり高価なはずですが、野ざらし状態が多々。しかもキーとかロックとかもない様子。無防備すぎないか。 2つ目、やっぱり犯行の動機がよくわからない。当時は大恐慌時代で仕事もカネもなく、一攫千金を狙ったのはわかります。しかし偶発的とはいえ複数の殺人まで犯しながら、まったく反省することなく犯行を繰り返す心理が不明。もはやカネの問題ではなく、犯罪のスリルそのものを楽しむような描き方でした。だとすれば単なる異常者であり、少なくとも「義賊」ではありません。 3つ目、これは史実とないまぜですが、こういう主人公たちをもてはやす社会の風潮が恐ろしい。クソマジメなことを言いますが、どれほど自分が社会から虐げられたと感じていたとしても、銀行員や警察官を殺していい理由にはなりません。そんな当たり前のことを忘れさせるほど、大恐慌による不景気や社会不安は苛烈だったということでしょうか。 さて、好むと好まざるとに関わらず「成長」が止まったままの日本。大恐慌とまでは言いませんが、全員が貧しくなっていることは間違いありません。「俺たちに明日はない」のは、まさに今の若い日本人ではないかと。彼らがボニーやクライドにならないこと、またその登場を待ち望むような社会にならないことを願うばかりです。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-07-08 03:28:28)《改行有》

777.  ちょっと今から仕事やめてくる 《ネタバレ》 パワハラ上司やピリピリ職場はそれなりにリアルな表現なのでしょう。吉田鋼太郎とか黒木華とかは〝出損〟というか、薄っぺらな造形で残念でした。もう少しドラマがあってもよかったような気が。 結局、ストーリーはかなり強引でしたが、わざわざバヌアツまで行かなくても、制度的に「ヤマモト」を生み出すことは十分可能だと思います。逆説的ですが、会社都合による解雇を自由にすればいい。今は簡単に解雇できないから、採用はものすごく保守的で少人数で、しかも職場は閉鎖的になってパワハラだのセクハラだのが横行するわけで。 解雇自由になれば採用枠も広げられ、それは社員側から見れば転職しやすくなるということ。会社を辞めるハードルは思いっきり下がるはず。イヤな上司がいるなら、とっとと辞めてしまえばいい。何社も転々としていれば、そのうち相性のいい職場や仕事も見つかるでしょう。それが当たり前の社会になればいいなと思います。要するに雇用流動化というヤツです。これこそ「ヤマモト」の決定版かなと。 一昔前に比べれば、今はずいぶん流動化しているはずですが、主人公の〝決死の覚悟〟が逆にちょっと気になったので。たかが仕事、そんなに深刻に考える必要はないよと、相応に経験を積んだ社会人の1人として思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-16 23:06:18)(良:1票) 《改行有》

778.  バラ色の選択 予想どおりのお気楽なお話で、一服の現実逃避剤としてそれなりの出来かなと。 ただ唯一、「いくらなんでも…」と思ったのはガラス板による〝プロジェクション・マッピング〟のシーン。目線が1センチずれるだけで台無しになるはずで、これは改造車で過去だの未来だのを行き来するより、ある意味で難しいんじゃないかと。まあガブリエル・アンウォーが可愛かったので、すべて許す。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-27 20:26:38)《改行有》

779.  裏切り者(2000) 《ネタバレ》 タイトルからして、転落人生を悪魔的に楽しめそうな予感。たしかに序盤から中盤にかけては、何か怪しくて危なっかしくていい感じ。主人公はどこまで沼にハマっていくのかと期待させてくれました。 しかし沼は案外浅く、いつの間にか帰ってくるし、その後の隠遁生活もヌルいし、最後はあまり緊張感もないまま〝いい人〟になっちゃうし。まあ正義が勝ってよろしかったんじゃないでしょうか。[CS・衛星(吹替)] 5点(2022-05-26 02:01:36)《改行有》

780.  フロントランナー 《ネタバレ》 最初のうち、素性の知れない人がいろいろ出てきて早口で言葉の断片を喋るので、いったいそれが話の本筋なのか枝葉なのか区別がつかずに混乱します。その時点でハズレの予感。 ヒュー・ジャックマンが出てきて少し落ち着きますが、結局ものすごく薄味のままラストを迎えてしまいました。話としては単純で、公人とプライベートの問題、清廉を売りにしてきた政治家が些細なことで失脚することの是非、下世話と報道の境界線みたいなことを問いたかったんだと思います。小さな油断が大炎上に発展し、みたいなプロセスを期待しましたが、最後までボヤ程度で終わった印象です。 ただ唯一、リークした女性に対し、女性選挙スタッフが親身を装いつつ〝報復〟するシーンは心底ゾッとしました。こういうことは日常的にやってそう。 しかしリークした女性は、なぜリークしたんですかねぇ。そこもあまり描けていなかったような。「ゲイリー・ハート」と言われても日本ではほぼ認知されていないので、なおさら受けないでしょう。もっとソースとかケチャップとかドバドバかけてほしかった。[CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-16 21:11:50)《改行有》

040.32%
1110.88%
2453.60%
31098.71%
414611.67%
519815.83%
624019.18%
722417.91%
820616.47%
9574.56%
10110.88%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS