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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 524
性別 女性
ブログのURL //www.jtnews.jp/blog/22089/
年齢 52歳
自己紹介 点数表記にむちゃくちゃムラが・・・。

9点以上 特別
7~8点 面白かった(人に基本的におススメできる)
5~7点 面白かった(人様におススメするのはちょっと・・・)
3~5点 そこそこ(なんとか)面白かった(でも難あり)
1~3点 むぅ・・・
↑上記例外あり(見直すのも面倒なのでこのまま)

3点とか5点、7点が重なっているのはご愛嬌。
細かな点数の上下は、そのときの気分ってことで。
こう見ると、なにげに3段階で点数つけてるよーな気が。

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61.  めまい(1958) 《ネタバレ》 タネ明かしがされてからのストーリーが好き。私にとって前半(といっても90分もありますが)は前振りです。後半のキム・ノヴァックはいじめられてますねぇ~。グレーのスーツを着させられたり、髪を染めさせられたり。まるでスコティも最初からマデリンと同一人物だってわかっていたかのような苦しめ方。ただ単に依頼人と愛人関係にあったという推測のもと、嫉妬していただけなのでは~?と感じるまでの子供っぽさ。まぁ、彼も精神を病んでいたんでしょう。サスペンスとしては完璧ともいえるストーリーなのに、前半は眠くなってしまう。やっぱり間がゆったりしているので、特に話を知った後に観ると、さっさと進んでくれって思ってしまいます。ただ、映像のバランス美は相当なもの。どの場面を切り取っても、絵画のような構成が見られ、すばらしいなぁ~と思います。が……やっぱりテンポがゆっくりすぎるのよぉ~。じらし上手のヒッチコック殿、どうも私はじらされるのは苦手なようです。あと、キム・ノヴァックがあまり好みではないので、それが残念っちゃあ残念。[DVD(字幕)] 8点(2005-09-03 22:46:23)

62.  遠い空の向こうに 《ネタバレ》 私が理系に進み、その道に挫折したからでしょうか。胸の奥からじーんとこみ上げてくるものがありました。何度も何度も打ち上げ実験に失敗する。それを、何度も何度も改良して、再挑戦することの繰り返し。コミカルにテンポよく描かれていて、とても楽しい雰囲気なのですが、この苦労といったら並大抵のものではありません。実際に実験なんかやらなくても、同じような苦労は多くの人がなさっていると思います。特にこの就職難の折り、何度面接に行っても就職までたどりつかない……私もはじめての就職活動でン十回と面接を受けました。それで、なんとかギリギリ希望の職種に滑り込んだわけです。話とはまったく関係ありませんが、そんな想いがよぎってきて、ジワジワと感動してしまいましたね。実際問題、私はふるさとから都会に出て、それなりに好きな職に就くことができました。もちろん故郷(父や母のところに)戻りたいと何度も思いました。街を捨てたところなんて、この物語の主人公と同じです。親とのいざこざもありました。だって、私は大学生になるまで地元を離れないつもりだったんですもの。地元で学校の先生になるっていうのが高校生までの目標だったはずなのに、親からみると裏切られたような感じだったでしょう。でも、一生懸命やりたい気持ちをみせて努力するとわかってくれるんだ!って、なんか自分とオーバーラップしちゃって……困ったものですね。30歳を超えた人間のノスタルジックというか、自己投影ってホントにみっともないものなのに、なんだか涙が出てきてしまうのです。炭坑の街で、街とともに生きる親を含めた大人たちに敬意を感じることができてはじめて、少年たちの夢は周りの人々にも応援してもらえるんですよね。私も地方を支える父親、母親たちの生き方に尊敬の念を送りながら、自分の道を進んでいけたらと思っています。もっと早い時期、そう大学生の頃に観たかった映画のひとつです。映画ひとつで人生が変わるなんて思いませんが、若い頃の私にはこういう作品が必要だったような気がして、しょうがありません。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-03 22:44:47)(良:3票)

63.  ミンクの手ざわり モテモテで困った困ったしている求職中のドリス・デイ(どうも必ず社内の人に一方的に惚れられるらしい)と超大金持ちの実業家でハンサムなケイリー・グラントのすれちがいロマコメです。主人公二人の変なキャラに、周りの脇役陣もちゃんと変で、同じネタを二度、三度とくりかえすことでベタな面白さを感じることができる、60年代ロマコメの金字塔といった映画。この登場人物の中で、私のお気に入りはドリス・デイのルームメイト(独身・女)。食堂に勤める彼女は、職がないルームメイトのために上司に内緒で料理を提供。男に連れて行かれたときけば、包丁を手にのりこもうとする。そして、彼女が鼻持ちならない実業家(独身男だけれど)の愛人にされそうになったら、ちゃんと諭そうとする。そして、最後にルームメイトの恋を応援するためにひと芝居をうつことを考える。そんな彼女の言葉は「女は独身が長くなると、みんな哲学者になる」。そう、この言葉に賛成1票。私の友達をみていてもそう感じます。哲学者になってしまったドリス・デイのルームメイトはとても魅力的でした……。頼りがいのある女性です。ただ、この魅力を男性がわかってくれるかどうかはわかりませんが……。きっと彼女は結婚なんてしなくても幸せなんだと思いますが、幸せになってほしいなぁ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-03 22:43:45)(良:1票)

64.  マイ・ラブリー・フィアンセ 《ネタバレ》 『クリスティーナの好きなコト』で、フェイクの胸をつけていたよきアネゴ役のアップルゲイトが出ている新作だったので、思わずレンタル。時空もので、ロマコメという好きな要素があったのも好印象でした~。ただ一抹の不安はジャン・レノ。あの人のコメディはホント、注意が必要だ。中世ヨーロッパの騎士であるジャン・レノが魔術によって現代のニューヨークに現れる。ヨーロッパとニューヨークの空間移動は、ジャン・レノの部屋がNYの博物館に展示されているので、違和感なく受け入れられますが、ジャン・レノの解ったような解らないような、現代に対応しようとしているのに、頑なに受け入れない部分もあって、ちょっと辛かったかなというのが正直な感想。でもね、クリスティーナ・アップルゲイトはかわいかった~。彼女はいいね。変な男にダマされたりしているけれど、そこのところがどう破綻していくのかに興味津々。ラストにはちゃんとよさげな青年と出逢い、幸せそうな未来が待っていそうなところもいいです。ただ、ジャン・レノが元の中世に戻るとき、彼女が先祖である姫にたくした髪飾りに、当のお姫さまがあんまり嬉しそうな反応を示さなかったのがマイナスポイント。そりゃあ素晴らしい宝石たちに囲まれた生活をしているのでしょうけれど、何かを感じてもらいたかったなぁ~。どうせなら、もっと喜んで欲しい。あれじゃあ、すぐに無くしてしまいそうだよ。とまぁ、ちょこちょこ不満が残る設定でした。従者役の人のはちきれ具合、魔術師のおっちゃんの出で立ちなんぞは、とてもよかったので、惜しいなぁ~と思っております。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-03 22:41:12)

65.  ファンダンゴ 数日後にはベトナム戦争に出兵しなくてはいけない青年たちが、800キロ(だったかな?)も離れた土地に車でシャンパンを探しに行く旅。道を間違えたり、ガス欠を起こしたり、野宿したり……計画なんかあったもんじゃない。およそ直接的な意味なんかないし、生産性は皆無。そんな刹那的な行動が、後々すごくいい思い出になるんだよなぁ〜と、三十路を超えた私にはとても羨ましく感じられました。私自身、学生のときにそこそこ無茶なことをしてきたつもりですが、もっともっと無茶で体を酷使するアホでバカなことをやりたかったなって思います。すごく説教臭くなるかもしれませんが、学生の皆さん、アホでバカなことを積極的にしてみてくださいね。意味ないことかもしれないけれど、大きな大きな財産になるはずです。人に話すことができるエピソードがあるっていうのは、それだけで財産になっていると思いますね。大人になった彼らと話をしたいと強く感じました(笑)。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-03 22:39:16)(良:1票)

66.  イルカの日 《ネタバレ》 イルカに英語を教える姿を見たとき、なぜ、こんなむごいことをするのだ!と思いながら観ておりました。講演を終えて研究所に帰ってきた研究者を、その奥さんは不安そうな目でみています。もちろん彼女はイルカ研究のパートナー。イルカを愛しているし、ご主人も愛している。研究者の尋常ならざるイルカへの愛情(執着)を応援しながらも、なにか整理しかねるとまどいを持っているのではないかと想像しました。無邪気に片言の英語を話すイルカ。その声がかわいらしいだけに、より切なくなってしまいます。中盤で、イルカの秘密が外部にもれたとき、奥さんが「あなたのせいじゃない」と言いました。その言葉に対して、研究者がなんと答えるのか。それは「私が間違っていた」という言葉。その時、私のもやもやした気持ちが、少し和らいだように思います。「私がイルカ語を話せばよかったんだ」。そうだ、その通りだよ。それからどうなってしまうのかは、こちらには書きませんが、私にとってこの夫婦のやりとりが、この作品の一番の山場だったのですよ。この作品は、人間があまりにもバカで嘘つきなので、ただしんどく、切なく、心が痛くなってしまいました。実はですね、これを観た印象っていうのが『シザーハンズ』と同じなんです。私にとって。あちらは、ステレオタイプのどうしようもない人間が、シザーハンズを追いつめていく。なんだか同じような胸の痛みを感じてしまったのですね。両者とも何度も観たいとは思いません。だって心が痛いんですもの。私は、なるべくしんどいこととか辛いことから逃れようと思っている、心の弱い人間なので、あまり人間の嫌な部分を見ていたくないのです。それを痛感した映画でした。それにしてもラスト、イルカたちが無事でなによりです。これで、悲劇だったら本当に救いがありませんからね。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-09-03 22:38:39)(良:1票)

67.  ジーグフェルド・フォリーズ 何と言ってもアステアとジーン・ケリーのタップ! この夢のスター共演だけでも観る価値はあります。(他の作品で2人が共演するのは『ザッツ・エンタテインメントPart2』のみ。だが、もうこの時代になると年のせいかくたびれてしまっています←失礼)ストーリーは、ブロードウェイミュージカルの名プロデューサー、ジーグフェルドが、天国でショウの構想を練るといったオムニバス形式。さまざまなダンスナンバー&コントを、豪華なスター陣が演じてくれています。天国のジーグフェルドを演じるのは『巨星ジーグフェルド』でも、ジーグフェルドを演じたウィリアム・パウエル。冒頭で彼が登場したとき、「あっ、ジーグフェルドだ」とつぶやいてしまいました。だって同じ顔なんですもの。『巨星~』ファンとして、これは嬉しい。彼が演出した“ジーグフェルド・フォーリーズ”を回顧する場面は人形劇で進行しますが、芸人たちが『巨星~』と重なって、とても楽しく観ることができます。私はどうしても『巨星~』のイメージでこの作品を観てしまうので、豪華さと徹底した群舞に欠ける部分が目についてしまうのですが、こちらには大スターが目白押しというお得さがあります。でも、それにしては物足りないなぁ~というのも事実。ダンスナンバーの間をコントで繋ぐのではなく、ジーグフェルドが出てきて口上してくれれば、良かったのにと残念に思います。ダンスに比べてコントの方はどれもイマイチなんですが、レッド・スケルトンのTVCMのコントには笑ったなぁ~。それからチャイニーズ系ダンスナンバーではアステアがニコリとも笑わないのに違和感。でも、普段あまり見ないようなシーンがたくさんあるので、楽しめましたよ。もう一度繰り返しますが、アステアとジーン・ケリーのタップが見物です!![地上波(字幕)] 5点(2005-09-03 22:35:47)(良:1票)

68.  黒いジャガー 夜にバックグラウンドムービーとしてつけていると、けっこういい感じかも。効果音がベタベタなのがいいですね(笑)。ストーリーも、黒人探偵シャフト(←名前だけでクスリと笑える)の行動も、一応ハードボイルドのお約束的ベタ加減をちゃんと踏んでくれているので、そこそこ楽しめます。ガンアクション、逃走、お色気ショットなどなど、ちゃんとポイントは押さえているのですが……展開が強引といいますか(笑)。くどいようですが、ベタさを楽しんでくださいませ。慣れ親しんだ、刑事ドラマや探偵ドラマのような臭いがプンプンしています。けっこー気に入りました(笑)。[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-09-03 22:34:55)

69.  Be Cool/ビー・クール 期待どおり変なキャラはいっぱい出てきたが、どうも最近のトラボルタは、めっきり“いい人”になってきているよーな。いや映画の中では、そんなにいい人ってわけでもないんだが…小娘の歌とスター性にほれ込んで、あんなことやこんなことをやるっていうのがどーもねぇ。年なのかなぁ。どーせだったら、しょっぱなにヤラレタやつみたく、「自分がのし上がるために」とか「女をゲットするために!」とか、もっと「自分が、自分が」ってやってくれたほうが、楽しかったよーな。結果論だけれど、小娘を売る(ひいてはプロデュース料ががっぽり入ってくるんだけれど)ってのが、中途半端にいい人っぽくてヤダなぁ。でも、ユマ・サーマンのファッションには、相変わらず楽しませてもらったし、適度なギャグも満載で、笑えることには笑えた。煮え切らないコメントでスマヌ。[映画館(字幕)] 5点(2005-09-03 21:51:01)

70.  ショウほど素敵な商売はない ドナヒュー一家の人数がどんどん増えていくあたりが一番おもしろかった。これからどんなのがはじまるんだろうと、ワクワクしていたのに……ドナルド・オコナーの踊り、もっともっとスゴイのを期待していた。マリリンだって、もっとチャーミングなはず。期待感が大きすぎたのか。ただ、ティムの穴を埋めるため、かあちゃんが代役を見事やってのけたあたりは、家族(一座?)の結びつきの強さというか、芸人根性があって、スゴイ!と思った。それから、アービング・バーリンの音楽はさすがで、それを耳にしただけで、楽しい気分になれます。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-03 21:09:21)

71.  奥さまは魔女(2005) さんざん「面白くない」と聞いていたので、観に行く前は微妙な盛り上がりだったのですが、私は楽しかったですよ。ダーリンはイマイチ君ですが、役柄もビミョーだし(笑)。実際、目が中心にギューっと寄っている人は、あんま好きくないんですけれど、さえないダメ男設定があっているというか…まっ、ダーリンはこのさいどーでもよくて、イザベル(キッドマン)がかわゆい。カッとなって魔法を使っては、すぐに反省するところがなんともキュートで、「してやったり顔」も「どーしよう顔」も、全部かわゆい。一昔前のメグ・ライアンのよーな可愛さです。全身緑色だったり(←「あなただけ今晩は」のイメージ)、全身紫色だったりするジュディ・オングスタイルのS・マクレーン、いろんなところに現れる(特にオリーブ缶になっている)マイケル・ケインの二人の恋が気になるところ。やっぱりS・マクレーンの登場シーンにはやられちゃいます![映画館(字幕)] 7点(2005-09-03 11:33:53)(良:1票)

72.  サーカスの世界 ジョン・ウェインのスター性でもっている映画のよーな。サーカス団の座長、ウェインは、自身の出し物で駅馬車強盗をやる。首に黄色いリボンをまいて、ライフルを手に、サーカステントの中を馬に乗ってぐるんぐるんと駆けめぐり、的を撃つ。このシーンだけでも、けっこう喜べます。あとは、サーカス団員たちの人間模様というか、芸というか、そこいらあたりをいろいろと想像しながら観ていくと、けっこう楽しい。多少強引なところはありますが、ご愛敬ということで。ちょっと哀しげな音楽もまたよろし。[DVD(字幕)] 6点(2005-09-01 22:16:57)

73.  夢見る頃を過ぎても なんともすごいのは「キャシー・ベイツがかわゆくみえる(正確には、かわゆくみえないこともない)」ところ。家事を完璧にこなす。本気で完璧で、家には塵ひとつなく、いつもピカピカの皿が並んでいる。料理は上手で、人に対して心も広い。そんな彼女が離婚を宣告?されるところからストーリーがはじまります。えーーっ、より正確にいえば、“大大大大大~~好きな歌手”のテレビ収録見学に応募するところからはじまるのですが(笑)。ひとりの主婦の「生き方を少し積極的にすれば、ホラ素敵なコトがいっぱい!」的映画で、彼女のやることなすことが最終的にはプラス方向に進む。『ベスト・フレンズ・ウェディング』でボロカスになった主人公、ジュリア・ロバーツの心の支えでゲイの親友であるルパート・エベレットを、我らがキャシー・ベイツも親友にしてしまいます。ルパートは、『ベスト~』のレビューでも“最高の友人!”と、一番人気でしたよね。多少?強引な展開ですが、ちょっぴり幸せのエッセンスをもらうことのできる、映画でした。ヤっぽい人に強引に「お茶」に連れ去られた彼らの行方がちょっと気になる、、、。[DVD(字幕)] 7点(2005-08-27 10:41:44)

74.  間違えられた男 《ネタバレ》 ジリジリしていた。まず最初。「これは実話だ」とヒッチコックが我々に告げる。その時点ですでに疑いが……。「実話って言っているだけじゃないの?」「またまた観客を騙して~」とか思った私は、もう素直さというものを忘れてしまい、汚れてしまったのかもしれない……。で、結局のところ実話なの? どっちでもいいといえば、どっちでもいいのだけれど、ヒッチコックがホントのことを言ったのか、私たちをかついだのかが気になって、ね。そして最後。「ぜんぜん似てねーじゃん!」ってのが感想。[DVD(字幕)] 4点(2005-08-24 22:59:43)(笑:1票)

75.  がちょうのおやじ 《ネタバレ》 時は第二次世界大戦中。イヤイヤながらも、軍に(おちゃめ?に)脅され、とある島で日本軍の飛行機の監視をしている(実際は島の各所に隠された酒がほしくて、日本軍の情報と引き替えに隠し場所のヒントを与えるという、くだらなくもありがちな設定)ケイリー・グラントがひょんなことから女生徒+引率の女教師を拾っちゃうところから、騒動がはじまるんですよね。年齢がさまざまな女生徒がワラワラいるので、姦しいってもんじゃない。彼女らからは、汚らしいおっさんとして扱われるケイリー・グラント。この男が、かつてさまざまな映画で色男(コミカルだけどね)を演じ、歴代のハンサムボーイに名を連ねているとは……(笑)。ただ、もと?スターだけあって、タマにみせる姿が非常に男らしかったりするわけで。基本的には、彼女らをうっとうしく思いながらも、手をあげることができず、たたきのめされるナヨナヨグラントもなかなかです。ただ、女教師にだけは、ある箇所で手をあげるんだけれどね。でもそれは、また別の意味があるわけで。クスクス。話を戻して、女性たちと闘い、迫害されてくやしがるケイリー・グラントの気持ちはよくわかるし、次第に女生徒たちと心を通わせるハートフルなストーリーもなかなかです。[ビデオ(字幕)] 7点(2005-08-17 00:25:47)

76.  マダガスカル 《ネタバレ》 動物園スターご一行が、マダガスカルに着いた後、ライオンはこの地を“Hell”だと感じて落ち込み、シマウマは“Paradise”と感じて飛び跳ねる。そして“動物園派”と“自然派”に分かれ(実際は砂浜に境界線をひいてあっちとこっちに分かれるだけだけれど)て、ライオンは他の2頭を引き込んでシマウマに「ここが楽しいなんていうヤツなんか仲間じゃねぇ。こっちくんなよ!」というようなことを言う。……が、シマウマが楽しそうにしているのをみて、キリンとカバの2頭はシマウマ君のほうに行く。ひとりぼっちのライオン。どうするのかなぁと思って観ていると、あっさり「そっちの仲間に入れて」とシマウマたちのテリトリーに入れてもらうのだ。そう、最初は意地をはっていても、仲間に戻っていくのはけっこう単純で「そうだよな、簡単なことなんだよな、ちょっと見習おう」とか思った次第であります。いろんなところに他の映画をパロっているシーンがあるので、モトネタを知っているシーンにあたると「おっ」と思います。ただ、終わり方があっさりしすぎていたのが残念。オチがもう一押し足りない![映画館(字幕)] 6点(2005-08-16 23:51:58)

77.  宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式 《ネタバレ》 この2人の結婚→出産によって地球の侵略は免れた……と考えると、本当は人類みんなで応援してあげなくてはいけなかったんだろうなとつくづく思う。ってことは、あの田舎町の雑貨屋のばーちゃん、ナイスフォロー。っていうか、あのばーちゃんは実は宇宙人なんだっけ。あのドキュメンタリーを制作しているのは、侵略反対派なんだろーな……とか、どーでもいいことを考えるのに丁度いい映画だ。精子ランナーたちがタバコをふかし、カードをして暇つぶししているところでプププときました。カメラワークの勝利!![DVD(字幕)] 7点(2005-08-13 19:58:51)(笑:1票) (良:1票)

78.  ロボッツ ロボットの世界の男の子(主人公)と女の人(ヒロイン)そして女の子(お友達?)が出てきますが、三角関係にはなりません。好きだ嫌いだ、愛している、愛していないといった恋愛部分が排除されているお子さま映画です。ストーリーは、普通なんですが、このロボットの世界のインフラがとても楽しく、ウキウキします。ボール状の乗り物に乗って、いろんなところを飛んでいったり、ドミノ倒しがあったり、いろんな仕掛けをみるだけでも、けっこう満足でした。[映画館(字幕)] 6点(2005-08-13 19:42:45)

79.  燃える昆虫軍団 やけにリアルな虫が、かなり気持ち悪い。ゴキちゃんはもちろん鈴虫を見ても、この虫たちを思い出してしまう。鈴虫がリーン、リーンとなくのは、羽をこすって摩擦しているからなんだよなぁ~って漠然と思うと、この摩擦熱で……発火……オソロシイ。と連想するわけで(汗)。まっ、それはいいとして、虫たちの団体行動(なんなのかは秘密ね)を観られただけでも、けっこう満足だったりして……。[ビデオ(字幕)] 4点(2005-08-11 23:15:19)

80.  SF巨大生物の島 《ネタバレ》 いろんな要素がてんこ盛りでお得な映画。南北戦争中、捕虜収容所からの脱出劇あり、嵐を乗り越えて未知の世界へやってくるという冒険があり、タイトルどおり巨大生物との闘いだけでなく海賊との闘い?、そしてロマンスがあり、そしてネモ船長とノーチラス号がでてくる。こんな福袋のような映画もそうそうないだろう。すべてが中途半端といえば中途半端だが、シーンが移るごとのワクワクドキドキ感がたまらない。はじめは北軍と南軍、軍人と従軍記者などが対立するのかと思いきや、そんなそぶりを見せるのは最初だけで、特に説教くさくもなく自然と協力している。グループの中には、黒人もいるのだが、南軍の人が黒人を嫌がるそぶりもまったくない。いたって平和的で健全なストーリーなのだ。終わってみれば、そんなにドキドキしなくてもよかったよーな気がするけれど、かといって肩透かしというわけでもない不思議な空気が漂っている。島に棲息する巨大生物の動きが、どこかのんびりしてなごむ。[DVD(字幕)] 7点(2005-07-31 23:05:38)(良:1票)

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