みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
61. 荒馬と女 《ネタバレ》 キャメロン、グウィネス、リーズのお三方が現代の“キューティ・ブロンド”となってますが、“キューティ・ブロンド・クイーン”がマリリン・モンローでござる。あの顔だけじゃなく、胸、お尻、足、腰……どこを取ってもセクシーかつチャーミング。男がバッタバッタとノックアウトされるのは当然で、女でさえもマリリンの魅力にはやられてしまいまする。ラケット(ボールがヒモでついているやつね)をポンポンとリズミカルにつくシーンなんて、バストとヒップがぶるんぶるんって揺れて、目がくぎ付けになるし、乗馬のシーンも不自然にも見えるお尻のアップ!ほほほっ、かわいらしい。ストーリー自体はたいしたことありませんが、とにかくかわいらしいマリリンと“キング”クラーク・ゲイブルのワイルドさ(ちゃんとマリリンにメロメロになっているあたりもよい)を堪能した作品です。ただ馬狩りに行くとき、マリリンが「馬を殺すのはいや~っっ」ってダダをこねるんですが、それだけは許せない。あんた人の商売なんだと思っているんだ!偽善者じゃないか。とか思ったりもしたけれど、修理工のおっさんを悪者にすることで、マリリンへの嫌悪感も柔和されてしまう。ちなみに、私はマリリンの離婚調停人役のイザベル(セルマ・リッター)がお気に入り。「77回目の離婚調停だから縁起がいい」とか「離婚記念日には毎年、黄色いバラをもらっている」などという彼女に自然と微笑みが。中盤以降、イザベルが登場しなくなって、会話にテンポがなくなってしまった。6点(2003-10-26 17:13:41) 62. ハスラー 何といってもミネソタ・ファッツ。ビリヤードの腕はよくても、精神的に幼いところが目立つエディとは対照的に我慢強い人だなぁ~。ビリヤード勝負で負けがこんできたとき、顔を洗って爪を整え、胸にカーネーションをつけて戻ってきたミネソタ・ファッツに威厳を感じた。私も何か勝負をするときは、ちゃんと爪を切って身だしなみを整えて挑もうと思う。さて、私の人生でそんな時がくるのかどうかはわからないけれど。8点(2003-10-26 04:12:38) 63. パリで一緒に なんでイマイチだったんだろう。ホールデンにヘプバーンなのに……。脚本家のホールデンが締切2日前になって、慌ててヘプバーン演じる派遣のタイピストに清書をさせるが、まだタイトル(“エッフェル塔を盗んだ娘”というタイトル)しか決まってなく即興で作っていく話なんですが……劇中で語られる映画のストーリーがダメすぎた。本当に思いつきで作ったようなドタバタストーリーに付き合わされてしまった、そんな印象しか残りませんでした。しかもそんなダメ脚本でヘプバーンは感動の涙を流しているのに、しらじらしさが。【へちょちょ星人】さんのコメントを読んで『アンリエットの巴里祭』を観たくなりました。4点(2003-10-24 00:34:42) 64. 明日に向って撃て! 《ネタバレ》 とにかくエッタにジェラシー感じまくり。2人に囲まれた彼女があまりにも羨ましかったので「へんっ!キャサリン・ロスってあんま美人じゃないよね。(私でも大丈夫だよねぇ~ん)」なんて暴言をはいてしまった。本当に申し訳ない。深く反省をしております。何が羨ましいって、この際サンダンスの恋人っていうのは置いておくとして、ブッチにまで甘い言葉を囁かれているところよ!! いや、お互いに恋愛感情がないのは解っている。あくまで友人なんだけれど、かっこいい友人に「一緒に自転車に乗ったら結婚してるのも同じ」って感じの言葉をもらえるなんてぇ~っっ。ゼーゼー。ちょいと取り乱してしまいました(汗)。まぁ、最終的には彼らと別れなければならない運命だったので許してあげます。彼女は、ボリビアに行くときの約束「あなたたちの死は見ませんからね」を決行したんですよね。ああ、辛すぎる。結局、「畑仕事はできない」し「牧場はつらい仕事」だと言う彼らに泥棒稼業を辞めるなんてことはできなかったわけだし。エッタを引き留めなかった彼らにもわかっていたんでしょう。ただ悲観的になることはなかった。最期まで“今回は逃げ通せる”と信じていたんだから。ははっ、もしかしたら生き延びたかもしれないし、ネ。なんて、そう思いたくなるくらい彼らが魅力的なんですよ。つまるところ。9点(2003-10-17 06:23:27)(笑:2票) (良:1票)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS