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61.  サイコ(1960) 《ネタバレ》 すごくハラハラしちゃったわー。 昔見たことあるのに。 ホホ。 これって話の意外性とかオチの斬新さとか、そういうので売ってる映画じゃないと思うのよね、アタシ。 特に精神異常を扱った映画が氾濫してる今では、そこまで目新しい感じもしないだろうし。 でもね、内容がわかってても思わずドキドキさせられちゃう、それがスゴイと思うの。 ヒッチコックって人は人間の心理ってものをよく知ってたんだろうなあって思うわ、アタシ。 こんなに思い通りに観客の心理を手のひらで転がせる監督さんが今はたしてどれだけいるかしら? 人間の心理ってものに鋭い感覚と強い興味を持ってた彼だったからこそ、こんな昔にすでに二重人格なんていう精神の異常を題材に扱った作品を作れたんじゃないかしら。 それに彼は観客の目線てものをよく知ってたんだと思うわ。 たとえば「4万ドルはどうなったの!?」って思ってると、必ずあの新聞紙にくるんだお金を映してくれるの。 まるで自分があの部屋にいて、実際に自分の目で見てるみたいに。 だからこそ余計に映画の中の世界にのめりこんじゃって、結果としてさらにドキドキさせられちゃうんじゃないかしら。 あとアタシ、ヒッチコックってきっとすごく怖がりだったんじゃないかなあと思って。 だってけっこう日常的な短いシーンひとつとってもドキドキさせるじゃない? 監督自身がすごく怖がりだから、見てる人にとって日常の中のなにが怖いかってのが手に取るようにわかるんじゃないかしら。 もちろんそれがわかっただけじゃダメで、それを映像化する技術も必要なわけだけど、ヒッチコックはその技術と恐怖に対するセンスとをバランスよく持ってたのかなあ、と生意気にも考えてみたりして。 でも…どうでもいいわね、そんなこと。 とにかくハラハラドキドキさせられたわ。 それで十分ね。[地上波(字幕)] 8点(2004-01-21 00:23:44)(良:1票)

62.  禁じられた遊び(1952) 《ネタバレ》 なんか…まだ「死」というものがなんなのかさえわかっていないような(両親の死さえよく理解できないような)幼い子供の人生が戦争によって狂っていく過程が、本人が状況を理解できず無邪気なままだからこそ余計に…悲しい? 切ない? なんかアタシの語彙力では表現しきれないわ。 とにかく、なんか心臓を素手でつかまれたみたいに苦しくって…見事にやられました。 でもね、アタシはそんなにイカニモな「反戦映画」って感じはしなかったわ。 きっと二人のホントに淡ーい恋(ともまだ呼べないわね、きっと)の様子とか、なんか微笑ましい要素も若干あったせいね。 ミッシェルなんてポーレットの気をひこうと必死だし、ポーレットもなんか妙な色気さえ感じさせる名演よ(不謹慎かしら)。 それにしてもこの二人は、ホントに演技なの!?ってくらい、スゴイわね。 名優だわ。 …アタシ戦争映画ってどっちかっていうと苦手なんだけど(反戦映画も、もちろん戦争を美化してるような映画も)、この子供二人のおかげでイヤにならずに見れたわ。 皆さんもおっしゃってるように、銃撃戦の様子とか延々見せられるよりこっちのほうがはるかに戦争について考えさせられるし。 それにしても、ポーレットのような身よりのない子供が一体どれくらい戦争によって生みだされるのかしら? それだけ考えても、「戦争=悪」ってわかりそうなもんだけど…人間ってバカね。[地上波(字幕)] 8点(2003-12-18 21:17:10)(良:2票)

63.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》 《ネタバレ》 インディかっこいい! 久々に見たけど、改めてホレたわ。 この映画は、ハラハラドキドキな冒険はもちろんなんだけど、やっぱりハリソン・フォードのやんちゃな悪ガキっぽい表情で魅力倍増な気がするわ。 ハリソン以外この役は考えられないもの。 ステキだわ。 内容は…小さいころテレビで見たときはホントに興奮しまくって、そのとき点つけてたらたぶん文句なしに10点だったと思うけど、アタシも年取ったのよ…。 危機につぐ危機にちょっと疲れちゃったわ…ってことで、欲を言えばもう少し緩急をつけてほしかったっていうか。 最後のCGについてはアタシは文句ないわよ。 時代を考えるとよくできてるほうだと思うわ。 あの顔がとけるシーンなんていまだに怖いし。 あー、でもこれこそエンターテイメントね。 ホントにおもしろかったわ。 20年たってもこれだけ楽しめる映画って、それだけで貴重だと思うわ。 インディLOVE。 フフ。[ビデオ(字幕)] 8点(2003-12-09 18:50:29)(良:1票)

64.  パリのレストラン 《ネタバレ》 切ないけど温かい、とってもいい映画だったわ。 なんか日本人にも感情移入しやすい話よね。 頑固親父ぶりといい、陰で支える妻ぶりといい、papa, je t'aime.という言葉を恥ずかしがって隠す息子といい…そのまま日本に置きかえたって通用するわ。 これがアメリカならDADDY, I LOVE YOU!!なーんて声高に言っちゃって、ちょっと住む世界が違う感じだけど。 出てくるさまざまな登場人物のそれぞれがいろんな欠点を抱えてる、でもいい所もある、要するに普通の人たちなんだけど、そんな彼らのレストランにまつわる普通の思い出。 おそらく彼らは今後会うことも無くなってくるだろうけど、そんな彼らを結んでた大切なレストランがやむなく閉店するってのが、なんか人生の縮図みたいで切ない。 けど、なんか温かい。 なんでだろ? 大切な思い出としていつまでも残るってことをみんな心の奥底でわかってるから? アタシは、すごく仲が良くていつも一緒だったのに、小学校を卒業して次第に連絡を取り合わなくなった友達のことを思い出したわ。 ひさしぶりに連絡とってみようかしら。[地上波(字幕)] 8点(2003-12-06 21:11:21)(良:1票)

65.  花嫁はエイリアン 《ネタバレ》 アタシ、この映画大好き!! 十年ぶりくらいにあらためて見たけど…やっぱりおもしろいわ。 ほんっとバカバカしいんだけど、とっても幸せになれるの。 とにかくキム姐さんが最高! あんな演技、普通の人だったら恥ずかしくってなかなかできないわよー(声もとってもカワイイの)。 キムの驚異的な美しさとファッションを見てるだけでも十分なのに、コメディに徹した軽快なストーリーも最高で…文句ナシよ。 ほんとに貴重な正統派ラブコメディだわ。[ビデオ(字幕)] 8点(2003-11-12 18:47:44)

66.  美女と野獣(2014) 《ネタバレ》 ヤダ、CG駆使しちゃってフランス映画にしてはかなりお金かけてるじゃないのー。 それがイイ方向に働いてるかどうか??は別問題だけど、アタシはけっこう楽しめたわよ。 特にベルが着こなすドレスの数々と、荒れ果てたお城の醸し出す頽廃的な美しさにはウットリ! さすが芸術の国おフランス、この美的センスはなかなかハリウッドには真似できないわよー。 ただ…黄金の女鹿のお話はどうなのか…。 お伽噺に真実の愛は1つでいいと思うのよね、アタシは。 愛する女との約束を破ったあげく殺してしまって呪いをかけられたんなら、一生野獣のままで慎ましく暮らして罪を悔い改めてほしいわ。 二度目のチャンスがあるなんて甘すぎるわよ! 女鹿もパパ(森の王)もちょっと物わかりが良すぎじゃない??なーんて思っちゃうアタシの心が狭いのかしら。 …傲慢な王子様は暴虐のかぎりを尽くしてたので呪いで野獣に変えられちまいましたってコトだったらすんなり楽しめたのになー。 とか言いつつ点数が高いのは「ウットリ代」よ! オホホ。[映画館(字幕)] 7点(2014-11-17 14:24:47)

67.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 ヤダ、あんまり期待してなかったのに案外面白かったわ。 お話は終始お気楽だけど、それが妙に心地いいっていうか。 これもみんな主人公エルの魅力のなせるワザよね。 何不自由なく育ったお金持ちのお嬢サマ特有の毒の無さっていうか天然ボケっていうか…とにかく真っ直ぐな感じがカワイイの。 正直最初は「このコ…大して可愛くないわよね!?」って思ってたアタシでさえ、後半はついつい応援しちゃってたくらいだから…リース・ウィザースプーンって案外イイ女優さんなのかもね。 でもなんだかんだ言ってアタシが一番驚いたのはラクエル・ウェルチご登場だったりするんだけど。 ホホ。[DVD(字幕)] 7点(2013-12-19 14:21:38)

68.  チャーリーズ・エンジェル(2000) 《ネタバレ》 テレビなんかで見る機会は何度もあったんだけど、ちゃんと通して見たのは今回がはじめてかも。 アタシは大好きよー、こういう映画。これだけ真面目にエンタテインメントに徹した娯楽作って最近なかなかないし、なによりエンジェルたちの魅力的なこと! メチャクチャ強いセクシー3人娘が大活躍っていう意味ではアタシの大好きなキャッツアイに通じるものがあってほんとワクワクしたわー。 実は3人とも超絶美女ってわけじゃなかったりするんだけど(ルーシー・リューって女子バレーの竹下佳江に似てない?)それぞれキャラが立っててイキイキしてるのが魅力的よねー。 フルスロットルもちゃんと見てみなきゃ![CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-13 11:34:36)

69.  ネバーエンディング・ストーリー 《ネタバレ》 随分ぶりに見たわよー。 昔はホントよくテレビでやってたわよね? 読書好きだった子供の頃のアタシにはとっても夢のあるお話で、何回見てもワクワクドキドキしたものよ。 もちろん今になって見返したら粗も目立つんだけど(ファルコンとかけっこう気持ち悪いし)、イイ意味で手作り感満載っていうか…なんかホッコリできてアタシはいまだに嫌いじゃないわ。 でも…「パパとか先生とか相当心配してるだろうから早くお家に帰んなさい!」とか思っちゃったアタシはもう立派にオトナなのね。 当たり前だけど。 ホホ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-12-12 15:08:55)

70.  エリジウム 《ネタバレ》 「あの」ジョディ・フォスターが出演してるってだけで見るコトにしたんだけど…まあまあってトコかしら。 未来を舞台に身分格差や移民問題に社会保険制度と、現代のアメリカが抱える問題をまとめて描いた作品なワケだけど…もうちょっと面白くできたような気もするっていうか。 そもそも最終的にマックスの前に立ちはだかるのがあのアホっぽいクルーガーってのがねえ。 どうせなら極悪非道だけど頭脳明晰なデラコートと、体力だけには自信があります!みたいなマックスの対決をクライマックスにすれば良かったのになーなんて。 あんなに早くジョディを殺すのももったいないし、大体防衛庁長官がボディガードも付けずにクルーガーに会ったりするかしら?? それに…あんなにスゴイ医療ポッドがあるのに、地球の人には使わせずにエリジウムの住人だけで独占しちゃうって…人間ってそんなに性悪かしらね? 医療ポッドの治療人数に制限があるとかならわからなくもないけど、ラストで大量の医療用シャトルを地球に飛ばしてるトコを見るとそんな感じでもないし。 大体あんだけの技術があるなら、地球もエリジウムみたいな快適な世界にすればいいのにねえ。 あんな無敵な医療ポッドが開発できるなら、環境汚染ぐらいどうとでもできそうなもんだけど…。 とか身もフタもないツッコミを心の中で入れつつも、けっこう楽しんだアタシが一番気になったのはジョディの老け具合…。 アレ?エリジウムでは老化もしないんじゃなかったっけ??とかイジワル言うのはやめましょ。 ホホ。[映画館(字幕)] 7点(2013-09-29 09:21:06)

71.  アップサイドダウン 重力の恋人 《ネタバレ》 とっても不思議な世界観と御伽話のような美しい映像にアタシはウットリ! 身分を超えた恋ってのは恋愛モノの定番だけど、そんなベタなお話でも設定次第でけっこうイケるわねーって妙に感心したり。 まあそもそもの設定からしてツッコミどころ満載ではあるんだけど、そこはもうアイデアの勝利ってことで。 こういう類の映画は力技でねじ伏せられてあげたほうが見る側もきっと心地いいっていうか。 なので「自分の星の重力だけに引っ張られるなんてアリエナイ」とか、「逆物質は熱を持つっていう設定は主人公にバタバタさせるためだけでしょ?」とか野暮なコトは言わないわ。 でも…後半の急展開はさすがにかなり雑だと言わざるをえないわね。 もうちょっと上手にやれば後半にかけてもっとハラハラドキドキ盛り上がれたような気がするんだけど…ペース配分がおかしいのよ、ウン。 まあでもこういう映画、アタシは意外にキライじゃないわ。 ただ…ヒロインはもうちょっとキレイな子でも良かったような。 アタシどうも苦手なのよね、このキルスティン・ダンストとかグウィネス・パルトロウとかマギー・ギレンホールとかみたいな華のない女優って(ファンの皆さん、ゴメンナサイね)。 映画の中くらいは人間離れした超絶美女が見たいわー。[映画館(字幕)] 7点(2013-09-14 22:32:03)(良:1票)

72.  華麗なるギャツビー(2013) 《ネタバレ》 冒頭の「In my younger and more vulnerable years...」っていうトビーの台詞を聞いて、学生時代に読んだ原作がフラッシュバックのように蘇ったわ。 昔はアタシも若かったから、一途な愛を貫いたギャツビーとその彼をいとも簡単に裏切る悪女デイジーっていう印象だったけど、今回この映画を見て結局は階級の違う二人はどうしたって結ばれることはない運命だったのかな…と。 ギャツビーのデイジーに対する盲目の愛は一見純粋で美しいものに思えるけど、実は貧しい幼少期を過ごした彼にとってのデイジーは上流階級への強い憧れの一部に過ぎなかったのかも。 病的なまでの富への執着とデイジーへのストーカー並に強引な愛情はほぼイコールな気がするっていうか。 愛のない結婚生活に疲れたデイジーは、自分を猛烈に愛してくれるギャツビーに確かに惹かれてはいたと思うけど、ギャツビーが待ってくれって言ってたのに無視して金持ちのオトコとの結婚を選んだようなオンナだもの、どうあったってあの脳ミソ筋肉オトコと別れたりしないわよ。 上流階級の彼女がそんな体裁の悪いことするわけないし。 …ようやくデイジーから電話が来た!って思った瞬間に撃たれるラストはもちろん悲劇ではあるんだけど、ギャツビーにとってはある意味一番幸せだったのかも。 身分相応で満足するってホント大事なことね。[映画館(字幕)] 7点(2013-07-07 08:38:47)

73.  アフター・アース 《ネタバレ》 これは…SF映画でもアクション超大作でもなくって、ただのスミス家の思い出作りね! 完全にパニクっちゃってお猿さんに石投げるわ、アホみたいに走りまくるわの息子(ラッキィ池田にクリソツ!)にアタシはイラッ…いくらなんでもちょっと気が小さすぎじゃない?アンタ、もうちょっとしっかりしなさいよ!ってなもんで。 しかも!後半はパパ復活→息子救出に駆けつけて二人で力を合わせてクライマックス!みたいな展開なのかと思いきや、案外アッサリ息子も悟りの境地に達しちゃって、まさかコレで終わり!?みたいな。 ウィルったら結局ずっと横になってただけよね?? だけど…子供がある程度成長したら親ができるのはただただ見守ることだけ、いくら危なっかしいと思っても横から手出しはできない、子供を信じるしかないんだってことを意図してのストーリーだったとしたら…まあそれはそれでアリかなと。 この地球、全然まだ住めそうじゃない?とか、恐怖のみを感じとって攻撃してくる敵って…ずいぶん都合いいわねー!とかいろいろツッコミつつも、よその家の思い出作り映画を延々見せられた割にけっこう楽しんだアタシ…ジェイデンくん!いいオトコになってねー(完全に親戚のオバチャン目線ね、ホホ)。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-22 20:33:56)(良:2票)

74.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 トム・クルーズがどうも得意じゃないアタシ、「さすがに老けたわねー」とかイジワル思いながら見てたけど…まあ思ってたよりは面白かったわ。 …敵の宇宙人はなんで海水を欲しがってたのかしらね? サリーって呼ばれてたあのゾワゾワしたヤツが飲むのかしら??なーんて。 でも敵の意図とか目的がよくわかんないから、わざわざ地球人のクローンを作って監視させる必然性が見えなくって…正直アタシはちょっと気が散っちゃったわ。 海水が欲しいだけなら地球人なんて皆殺しにしといて好きなだけ吸い上げればいいんじゃ…みたいな。 それからあのラストは…どうなのかしらね?? ジュリア(オルガ・キュリレンコって真木よう子に似てない?)は49号じゃなくて52号でもいいのかしら? ってか彼が52号ってことは…他にも50人はクローンがいるわよね、きっと。 毎年のようにあの山小屋にジャック・ハーパーが現れたらどうすんの?? とかどうでもいいことが気になったりしつつも、まあアタシはけっこう楽しんだわ。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-15 20:57:26)

75.  インデペンデンス・デイ 《ネタバレ》 アラ、案外みんな評価低いのね。 確かに「アメリカのアメリカによるアメリカのための映画!」って感じではあるけど…王道の娯楽作品としてちゃんと成立してるし、ドキドキワクワクも感動もしてアタシは純粋に楽しんだけど? まあ地球のコンピューターウイルスがそのまんまUFOで使えるってのはどうなのかとか、テレパシー使って会話するような宇宙人のUFOが地球の戦闘機と大して変わらない操縦方法なのはナゼ??とかツッコミどころ盛り沢山!ではあるんだけど、たくさんいる登場人物それぞれにそれなりの見せ場を与えて、ちゃんとエンタテインメント作品に仕立て上げてるのはサスガ!っていうか。 ところで冒頭の宇宙船が地球の大都市上空に現れるシーンは、懐かしのアメリカSFドラマ『V』にソックリでちょっと笑っちゃったわ。 いっそダイアナが出てきたら面白かったのに!なーんて。 ホホ。[DVD(字幕)] 7点(2013-05-16 12:30:02)

76.  オズ/はじまりの戦い 《ネタバレ》 よくできてたんじゃないかしら? アタシ的には、オズの国に到着した途端カラーになる演出とか、黄色いレンガの道が渦巻き状になった広場とか、遠くから見たときの景色が前作とほぼ同じエメラルドシティとか、1939年の『オズの魔法使』へのリスペクトが随所に感じられたのが一番うれしかったわ。 逆に言うと1939年の『オズの魔法使』に思い入れがない人はあんまり楽しめないのかしら??なんてちょっと心配になりつつも、セオドラ! エキゾチックで意地悪そうな顔立ちがとっても魅力的なミラ・クニスにしちゃ、なんだか世間知らずでバカっぽそうなつまんない役ねーとか思ってたら、ナルホドそういうことだったのね! 緑の魔女になってしまった経緯が切なくって…1939年の『オズの魔法使』の緑の魔女までなんだか可哀想に思えてきちゃったわよ。 ミラ・クニス、やるわね。 だってこの映画ではこの役が間違いなく一番オイシイでしょ、役者として。 ちゃんと押さえてるわー。 …笑い皺が若干気にはなるけどジェームズ・フランコもかわいかったし、レイチェル・ワイズも陰険な魔女役がとってもお似合いで。 ただ…グリンダ役はもうちょっと美人でも良かったかもね。 ミッシェル・ウィリアムズが嫌いってわけではないんだけどさ。 …まあ全体的によくまとまった娯楽作品になってたと思うわ。 ウン。[映画館(字幕)] 7点(2013-03-24 07:51:20)

77.  ドライビング Miss デイジー 《ネタバレ》 ユダヤ系未亡人と黒人運転手の友情を描いたこの映画、確か大昔に一度見たことあるはずなんだけど、こんなにステキなお話なのに全然印象に残ってなかったってことは…当時のアタシが若すぎたのね、きっと。 「あなたは一番のお友達よ」っていうセリフも感動するんだけど、アタシ的にはじんわり響くラストシーンが一番のお気に入りよ。 実の息子をさっさと厄介払いしてホークとの時間を楽しもうとするMissデイジー、大昔の会話とまったく同じやりとり…25年の歳月をかけて少しずつ心を通わせていった2人の絆の深さがホントよくわかるわ。 偏屈ばあさんに根気よく付き合ったホークも器がデカくてとっても立派だし、口ではなんだかんだ言いつつも実は人種関係なく本質をしっかり見てたMissデイジーも、あの時代のアメリカ南部の老人にしてはずいぶん進んでると思うのよね。 それにしても当時80歳のジェシカ・タンディ! 痴呆症にかかってからのMissデイジーなんて、ほんとにジェシカ・タンディ自身がボケちゃったんじゃ…って周りも気が気じゃなかったに違いないってくらい迫真の名演技だし、モーガン・フリーマンの大らかな雰囲気も相変わらず味があってとってもステキ。何気にダン・エイクロイドもいい仕事してるし…ホントよくまとまった感動作よね。 もうちょっと年とってからまた見てみたいわ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-01-14 17:50:13)(良:1票)

78.  モーリス 《ネタバレ》 同性愛と階級差を扱ったこの映画だけど…イヤー、切ないわ。 上流階級出身で将来政治家になる予定のクライヴ、保身のためにモーリスを棄てたようにも見える彼だけど…アタシはクライヴの「愛」に偽りはなかったと思うのよね。 だって「モーリスには彼女がいるはず」って奥さんが言ったときのアノ淋しそうな顔…モーリスには「安心したよー」みたいなこと言ってるけど、内心とっても複雑だったんじゃないかしら? モーリスの妹と結婚しようかっていう話も、そうすればせめてモーリスと家族にはなれると彼なりに悩み抜いた結果のような気が…。 結婚って言っても世間体を考えての偽装結婚みたいなもんだし、お互いに別々の家庭を築きながらも、モーリスとは友達以上恋人未満な関係を一生保っていきたいって漠然と望んでたんだと思うのよね。 でも…乙女なモーリスは、身分とか世間体とかどうでもいいからちゃんと愛してほしい!と望んだわけで…難しいわね。 クライヴの「大人」な対応にずっと振り回されてきたモーリスの心にスッと入り込んだのが、下流階級出身ゆえに失うものもほとんどなく直情的な使用人スカダーなわけだけど…アルゼンチン行きの船に乗らずにモーリスとの未来を選んだスカダーは確かに彼を愛してはいるんだろうけど、アタシからすると「モーリス、クライヴに振り向いてもらえないからって…アンタ本当にいいの??」みたいな。 …なんか自暴自棄になってるだけのような気がしないでもないのよね。 ラストで窓の外を眺めるクライヴも、永遠に失われてしまったモーリスとの関係を心底悔いてるみたいにも見えるし…結局2人とも幸せにはなれないような気がするわ。 それもこれも「風紀紊乱罪」なんていうわけのわかんない刑罰のせいよね。 他人に迷惑かけてるわけじゃなし、別にいいじゃないのよ!ってなもんで。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-25 18:03:27)

79.  ジュリア 《ネタバレ》 最後まで救いのない映画なのね…。 せめてジュリアの娘さんを見つけて引き取ることができてれば…って思わなくもないけど、このラストだからこそ成り立つ映画なのかも。 お金持ちのお嬢さんなのに反ナチ運動に没頭して結局は暗殺されてしまうジュリアだけど…アタシは特別立派な人だとは思わないわ。 だって自分が好きで選んだ道でしょ? 脚を失って松葉杖になっても、寝てる間に襲われて殺されても、自分の信念貫いて本望なんじゃないの??ってことで。 リリーにしても、ユダヤ人なのにナチス統治下のベルリンに乗り込むなんてホントどうかしてるわよ。 薄情なアタシは「いくら大好きな親友の頼みだって言っても、アンタいい加減にしなさいよ!」なんて思ってたんだけど…そこまでしてあげたい!と思える親友にめぐり会えたリリーが羨ましくもあるのよね。 だってそんな出会い、一生に一度あるかないかよ。 ってことで…スパイみたいな現金輸送にもハラハラしたし、ダンディなダッシュもステキだったけど、この映画のテーマはやっぱり「かけがえの無い友情」だとアタシは思うのよね。 ところで…ガッツリ脇役のメリル・ストリープにアタシもビックリ! この映画がデビュー作なのねえ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-16 20:27:50)

80.  幸福の黄色いハンカチ 《ネタバレ》 泣いたわー。 澄んだ青空に黄色いハンカチがヒラヒラ舞ってるラストではアタシもご多分に漏れず大号泣! これはまさに映画史に残る名シーンね。 妊娠した時みたいに1枚だけでもいいものを、運動会の万国旗なみにたくさん飾った女心がカワイイわー。 …序盤はウザすぎる武田鉄矢とイモっぽくてカワイイ桃井かおりにどうしても目が行きがちだけど、島さんの過去が明らかになる後半はやっぱり健さんの独壇場! 渋くて影のある雰囲気と存在感はサスガよね。 倍賞千恵子の幸薄い感じもピッタリだし、寅さんの人情味溢れる警察官っぷりも良かったわー。 それにしても…アタシは女優(キャラ)「桃井かおり」の完成度にビックリ! 姐さんったら若い頃からホントにあんな喋り方だったのね。 オホホ。[CS・衛星(邦画)] 7点(2012-11-26 13:27:59)(良:1票)

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