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プロフィール
コメント数 1208
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 61歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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61.  劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン なぜか世間で評判の高いヴァイオレットエヴァーガーデンですが、個人的にはその良さがわかりません。 もちろん本放送時にリアルタイムで観ていたわけですが、あまりに底の浅いありふれた設定やくどいまでの感動の押し付けにシラケてしまってテレビ版は正直観てられませんでした。「京アニの中でも出来が悪く観る必要のないアニメ」が当時の私の評価です。 で、この劇場版しばらく前にテレビで放送されていたので観たわけですが「テレビとなんも変わんねー」以上の感想はありません。 京アニですからクオリティ自体は高く話に破綻もありませんし多分スタッフも真面目に作ってるんでしょうから客観的には低い点をつけるアニメでもないんですが…個人的な好みでは正直4点くらいです。さすがにそれはアレなので客観性も少し加味して+1点。 で、その京アニ製作のアニメ内で比べてもたとえば「日常」なんかの方が個人的には圧倒的に好みですし…まぁとにかくこれは肌にあわない、それにつきます。 世間と個人の評価のずれを感じる一本ですね。[地上波(邦画)] 5点(2022-05-19 16:45:22)(良:1票) 《改行有》

62.  カット/オフ 《ネタバレ》 あちこちで「拾い物のサイコホラー」みたいな評価がされてるようなので観てみました。 このジャンルの映画は本当に沢山製作されていますから、新しく作るとなるとどんどん凝った内容にいかざるを得ないのはわかるんですが…さすがにこれはちょっとやり過ぎ凝り過ぎでしょう。 たとえばリンダの冒頭のシーンは導入部として観客をミスリードさせ、かつリンダという人物の状況説明になっていて、製作サイドとしては「うまく作った」つもりなんでしょうが、ぶっちゃけいらないと思うわけですよ。いきなり解剖室からはじめた方が客の引き込みとしては絶対いいと思うんですよね。 リンダについては「ジョギング中にたまたま通りすがっただけ」みたいな感じで作劇上も全然問題ないはずで、ここに「元カレからのストーカー行為で逃げてる」みたいな設定をいれちゃうから「盛りすぎ」になっちゃうわけです。実際この元カレ、話に全くからみませんし。 全編がそんな感じの「意味のない凝り方」に満ちているので、映画の半分もいくと食傷気味でイヤになってきます。 とにかく「凝りすぎ」「やり過ぎ」。そのせいで当然ツッコミどころも多くなるし、その際たるものが「いくら電話で言われてもリンダが解剖なんかしないでしょ」という点。 さらに「スマホで写真撮って送れるでしょ。つか写真撮れるスマホもってないのは作劇上のご都合主義かよ」とか、とにかく「そこがないと映画が成立しない」ような点が軒並みご都合主義的で強引に「そういうもの」ですまされちゃうんですよね。 それはダメだ。 今やこのジャンル「普通の(猟奇犯罪的に普通の)」ストーリーじゃもたない…というのもわかるんですが、だからと言って非現実的なレベルでやりすぎこりすぎにされても観てて冷めてしまいます。 あと普通だったら黒幕的立ち位置でずっと映画に出てるインゴルフ、この手の映画を見慣れてる人なら「黒幕は絶対こいつだよね」と思うキャラで、実際私もずっと「こいつが黒幕」だと思いながら見てました。 で普通の映画なら最後に「俺が黒幕だ」となるわけですが…この映画ではラスト前にあやしいカメラワークでインゴルフの後ろ姿を追うシーンを長々と見せるだけで終わらせてしまいます。 ここ怪しい効果音(BGM)もついてますから、確実に「こいつ黒幕」「これから何かあるぞ」を意味してるシーンなんですが… 結局、詳細は何もわからないまま観客は放り出されてしまうため「えええ」って思いが抜けません。これがこの映画一番の「無意味な凝り過ぎ」の典型かもしれませんね。[インターネット(字幕)] 6点(2022-05-08 15:03:04)(良:1票) 《改行有》

63.  ザ・スイッチ 今や自分の中で「外れの無い監督」筆頭、クリストファーランドンの新作です。 前作の「ハッピーデスデイ」シリーズが死に戻り物だったわけですが、今回は「僕たち」「私たち」「入れ替わってる!?」系。 娯楽映画として間違いなく面白いんですが、一方で「もうちょっと面白くできたんじゃないかな…」とも思ってしまうのは観る前に勝手に設定したハードルが高すぎたからかもしれません。 点数としては「ハッピデスデイ」シリーズには及ばず、その前作「ゾンビワールドへようこそ」と同じくらい…かなぁ。 「ハッピーデスデイ」と同じ世界線の映画なのでミリーとトリーはいずれ出会うかも…と監督が言ってるのが個人的にめちゃくちゃ期待なんですが、ただそのころトリーはめちゃくちゃ老けてそうです…[インターネット(吹替)] 7点(2022-05-05 17:07:08)《改行有》

64.  ホテル・ムンバイ 《ネタバレ》 大袈裟な演出がなく淡々と状況が描かれているせいか同種の映画と比べて頭1つ抜けた緊張感がすごいです。 BGMもない静かなホテルの中に死体がゴロゴロ転がっている風景の緊迫感がすごいんですよね。 最後が記録映像で〆られるのも実話ベースならでは。 犯人たちの最後のシーン、ちょっと「明日に向かって撃て」のラストのようでした。意図されたものではなく私が勝手にそう感じただけなんでしょうけど。 人質のメイン層の好感度がいちいち低いところが観客にとっては救いなわけですが、これホラー映画で殺される若者がだいたい好感度が低いのとある意味一緒の手法ですよね。 映画とはいえ、いい人が無為に殺されていくのを見るのはきついだろうからなぁ… インドにきて「牛肉食わせろ」と空気を読まずに言うとか、下品に商売女を呼びつけるとか…そういうのは全部フラグだったというわけです。[インターネット(字幕)] 8点(2022-05-05 03:32:28)《改行有》

65.  キューティ・ブロンド アメリカではブロンド美人は頭が悪いというイメージがあり(日本でB型人間が協調性がないと言われるのと同じような物です)、そしてこの映画は主人公がそのブロンド美人である事が大前提になっているわけですが…しかしブロンド信仰のない、というかブロンドとブルネットの区別すらつかないような私からすれば、このやたらアゴの出た、なんならうちの妹にちょっと顔の似てるウィザースプーンが美人で魅力的だとはどうやっても思えないのです。 極めて私的な理由ではあるのですが、「主人公がルックスだけは魅力的」な事が大前提で作られたストーリーで、その主人公を全く魅力的だと思えない以上、映画を観てるあいだずっと、どうにも違和感が残り続けてしまいます。 しかも弁護される女優がアリラーターで、彼女が出る度にファイナルディスティネーションが頭にちらつくのです。 あげくに元彼役が照英に似てるよなぁ…とかなんかもう余計な事ばかりが頭をよぎってしまって全然集中できないっていうね。 ストーリーは、見返してやる系ストーリーの定番。ややご都合主義が目立ちすぎるとはいえ起承転結をきっちり抑えて大団円。 よくまとまっていて楽しめる映画だと思います。 これで主人公が魅力的だったら面白かったんだろうなぁ…個人的にはそう思わざるをえません。 …まぁ映画が面白いかどうかなんて極めて個人的なものですから別にいいんですけどね。[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-30 22:13:50)《改行有》

66.  海底47m 古代マヤの死の迷宮 《ネタバレ》 前作と直接の関係のない2作目ですが、原題の2を表す副題は「Uncaged」と前作を受けたなかなかのセンスあるもの。 それに対して邦題は直接的すぎてセンスを疑います。 内容は前作と全く関係ありません(そりゃみんな死んでるから当然ですが) 造りは大幅に変わっていてシンプルな構成だった前作と異なり今回はてんこ盛りアトラクション状態でとにかく忙しい。つか47mかどうかも怪しいですし(移動しまくるので深度は関係ない)、登場人物も増えている上に海底の暗い遺跡の中が舞台、その上全員ダイビング姿という事で、誰と誰が今どうなってるのか…という細かい状況が非常にわかりづらいのが難点です。 とはいえ、きっちりストーリーが追えさえすれば、そこはてんこ盛りアトラクションストーリー、オーソドックスな娯楽映画として楽しめます。 まぁクライマックスの洋上のシーンでは「やっぱり明るくて状況がちゃんとわかるのって大事だな」と思うわけですが。 冒頭のいじめっ子のキャサリン、最後のオチでなんか罰的なものがあるかと思いきや特に何もなかったのはちと残念でした。 前作のオチを知っている人からすれば今回のクライマックスも酸素切れ妄想オチの可能性が高い事が心配になって素直に楽しめないわけですが…今回さすがにそうでなかったのはよかったです…が、また酸素キレ落ちかも…という疑惑を抱えたまま見るクライマックスはどうしても斜めに見てしまうので全く爽快感もなく、これはシリーズとしての構造的問題かもしれません。 …いや映画に出てないだけで「実は」という可能性もなくはないですが。 それにしてもメキシコの女子高生というのはあんなに普通に車に乗りまわしみんながダイビングの基礎知識とかあるものなんでしょうか…というのが個人的には気になります。 あと姉のサーシャ、なかなかスタイルがいいんですが(特に尻)、それを活かすシーンがあまりないのは個人的に非常に残念です笑[インターネット(字幕)] 6点(2022-04-23 14:20:22)《改行有》

67.  必殺!恐竜神父 アマプラで観たそばからここに登録されてる! 先日amazonプライムの画面を開いたら「あなたへのおススメ映画」にこの映画が出てきて「これはいったいなんだよ」と思ったわけですが、私はアマプラにどう思われてるんでしょうか… それはさておき、レビューです。 馬鹿映画の中には「ほんとにくだらないし全く評価できない」馬鹿映画(これが実に多い)と「なんか愛すべき」馬鹿映画の2種類があると思うんですが、これはどちらかというと後者にあたる映画で、そこは悪くありません。 しかし、2022年の今、この1980年代90年代テイストなインディーズ映画(にしか見えない)ただの馬鹿映画をそこまで素直に評価できるか…というとこれもまた違うかな、と思うのです。 暇な人が昔懐かしき馬鹿映画ぽいものを観たいという需要にはぴったりですが、しかしそれ以上ではない。そういう映画だと思います。点数はつけようがないので中央点を捧げたいと思います。[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-19 23:40:54)《改行有》

68.  劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん 実話ベースなわけですが、ドラマ化にあたり作成されたストーリーはお約束まみれのオーソドックスかつベタベタな内容なので文句をつけるところがほとんどありません。 これリアルではお父さんをゲームに誘ったマイディさんがガンで死んじゃっていて、この映画を観る人はその事実を知ってる人が多いですから、余計複雑な気分になる不思議な映画です。 この映画に限らずネトゲとリアルを絡めたストーリーで実写化されたものはいくつかありますが(ゆうべはお楽しみでしたね、とか)、途中でゲームのアバターで演じられるシーンがアクセントになるおかげで、通常の実写ドラマでは味わえない独特の雰囲気になっていると感じます。 実写じゃなくアニメ化の場合(アニメの場合どっちも絵で表現されるので)この面白さは表現できず、これに関しては実写独特のアドバンテージだなと個人的に思っています。 リリース直後あまりの不出来さに大問題となりスクエニの社長がお詫びする事態にまでなったFF14が復活した経緯なんかも知っていて観るとなお面白いんですが、まぁそれは本編とあまり関係ありませんね…いやFF14が大ゴケしたまま終了してたらこの話は生まれてないから実はそれ重要な事なのか。[インターネット(邦画)] 7点(2022-04-17 03:06:16)《改行有》

69.  ハードコア(2015) レビュー書いてなかったようなのでとりあえず点数つけておきますが、FPSというゲームジャンルを知っているかどうかで印象が変わる映画かもしれません。 プレーしたことがある人なら、「まんまかよ!」と思わず突っ込んでしまうまんま映画。 今の感覚で言えば「ゲーム実況者無しでの配信を100分見せられる」ような感じのわけで、ゲーム実況って大事なんだな…と思わせてくれる映画です。そりゃEIKOはゲーム配信で人気でるわけだよ(笑)[インターネット(字幕)] 5点(2022-04-14 14:25:12)《改行有》

70.  水曜日が消えた 序盤、なんか邦画らしからぬ洋画のミステリー系小品ぽい雰囲気でずいぶん期待を持たせてくれます。 これどういう風に展開してオチをつけてくれるんだろう…と期待しながら観てたわけですが…うーん、途中から微妙にそうじゃない感が漂いはじめ最後は凡庸なオチ。 マジメに設定を考えればツッコミどころ満載ですが、そこはファンタジーって事でスルーするにしても、もうちょっと驚かせてくれるオチにしてくれるとかなかったんでしょうか 多重人格を扱った映画で面白い物といえば、たとえばアイデンティティーは2003年の映画です。そこから20年近く後にここまで凡庸なオチでまとめられてもちょっとなぁ…[インターネット(邦画)] 6点(2022-04-11 14:16:59)《改行有》

71.  ウルフズ・コール 導入エピソード、対潜ヘリが潜水艦を攻撃するのになぜか銃撃!?するという謎のシーンで目が点になったんですが、残念ながら本編全体がだいたいそうクオリティでした。 やたら厨二的でいきってるキャラ設定とかストーリー展開とか、まるで安いコミックみたいな内容だよな…と思ったら、この映画の原作&監督がフランスのコミック作家だそうで…。 なるほど…そりゃこんな内容だよな、と納得したわけです。 海外での評価はまぁまぁらしいのですが、感性が日本人と違うんでしょうか…[インターネット(吹替)] 4点(2022-04-07 03:29:47)(良:1票) 《改行有》

72.  ディレイルド 脱線 巷にあふれるC級ホラー映画の中には「何かあると思わせて何も起きない」退屈なだけの映画も多いだけに、逆に無意味にイベント過多なこの映画はそれらに対するアンチテーゼなのかも…と思えなくもないですが…いやバランスよ。 何もなくてもつまらないけど、消化しきれないくらい設定やイベントを詰め込みすぎてもそれはそれでつまらないという事を教えてくれる教訓のような映画です。 明らかに設定もイベントも過剰で、前半で出てくるいろんな設定ってストーリー上全部不要で全く存在意義がないんですよね… 映画製作開始時に出てきたいろんなアイデアを実際の脚本に落とし込むとき普通だったら当然カットするような要素を全くカットせずに全部脚本にねじ込んだかのようなめちゃくちゃさ。 ちゃんとした映画を作るための反面教師用サンプルとしては非常に優秀な映画かもしれません。 「おもしろそうに見えるアイデアもちゃんと取捨選択しないとこうなっちゃうんだよ」的な。[インターネット(吹替)] 2点(2022-03-31 21:48:35)《改行有》

73.  Mr.ノーバディ 現代基準のおしゃれなバイオレンスアクション映画だなぁ…という感想。 ストーリー的には古典的なお約束の範囲を一歩もはずれず非常にシンプルなものですが、逆に言えば結局一番面白いのはまさにその手垢のついた定番ストーリー。 その古典的お約束なお話をスタイリッシュな映像と音楽で描くことで2020年レベルの映画に仕上げていると思います。 そもそもこのタイプの映画に求められているのは純粋な娯楽なわけで、そういう意味ではこの映画の出来は満点に近いんじゃないでしょうか。 逆に言えば、それ以上の物は本当に何もありませんが。[インターネット(字幕)] 7点(2022-03-29 14:50:05)《改行有》

74.  リメンバー・ミー(2017) 《ネタバレ》 ピクサー作品の良さというのは喜怒哀楽のバランスの良さにあると個人的には思います。 お約束のストーリーを、多彩な小技で観客を楽しませながら最終的に期待通りのラストに着地させる。 そこにピクサーの良さがあると個人的には思っています。 (たとえばモンスターズインクなんかがその典型です) 本作品でも「写真の高祖父の顔がなくて誰かわからない」「ヘクターは写真を飾ってもらえないから消えそう」という点で「ヘクター=高祖父」なのが観客には早々にバレバレなのですが、しかしピクサー的にはそこはバレバレでもいいところ。 観客はそれはわかった上で、この映画がどんな解決をしてくれるのか…そこに、ピクサーらしいお約束な展開を期待して観るわけで、そういう意味で本作品は観客の期待にきっちり応えていて、まさにピクサーの大王道。 減点法で評価したときにほとんど非の打ちどころがありません。 そういう意味で非常に完成度は高い映画だと思うのですが、しかし一方でキャラクターや音楽の魅力という面で突き抜ける要素があまりないのも確かで、お約束からもう一歩突き抜けた何かがほしいな…と思ってしまうのも事実。 そういう意味では「とてもいい映画ではあるけど大好きというには一歩足りない」惜しい映画になっていると個人的には思いました。[地上波(吹替)] 8点(2022-03-09 02:45:53)(良:3票) 《改行有》

75.  ミッドサマー オードリー春日がアフリカあたりの村に行き現地の祭りに参加して仲間になって帰ってくる…みたいな番組が、コロナ前にはちょくちょく放送されてましたが、あの春日の行動こそがフィールドワーク的に正しい姿。自分の常識は捨てて現地の風習を全力で受け入れ仲間になって参加する。これが文化人類学的に正しい行動です。 その真逆の行動を取って殺されてたのが、かつて太平洋の小島にまで上陸してキリスト教を布教しようとしてた宣教師のみなさん。 現地の価値観総否定なわけですから、それこそフィールドワーク的にやっちゃいけない行動の典型。そりゃ当然の帰結なわけです。 …なんて事を考えさせてくれる本映画。なんか文化人類学とかをやってる界隈で(いろんな意味で)好評だそうで、フィールドワークなんかをやってる方が観るととても面白いんだとか。 で、私自身はフィールドワークをやってるわけでもないので、この映画に関するそういう逸話を面白いなぁ…とは思うんですが、この映画自体は…「この監督の作品ですよね…」としか言いようがありません。 とりあえずめちゃくちゃ映画が長く感じます。[インターネット(字幕)] 5点(2022-02-07 16:51:45)(良:2票) 《改行有》

76.  劇場版 SHIROBAKO いろいろ書きたい事はありますが書くとキリがないので全部端折って、とりあえず一番好きなシーンは小笠原さんの「違うから!」です。[インターネット(邦画)] 8点(2022-02-05 17:30:56)

77.  MORTAL モータル 《ネタバレ》 北欧の神トールと言えば、サブカル系でよく名前を見かけるため日本でもその知名度はギリシアの神々並にあるわけですが、トールハンマーだのミョルニルハンマーだのという武器の名前だけの登場も多く(for EX銀河英雄伝説とか中二病でも恋したいとか)強い雷神だ、くらいしか知らない人がほとんどだと思います(まぁそれについてはギリシアの神々とか他の有名神(シヴァとかガネーシャ)でもいっしょですが) しかし、そんな浅い理解でも何も困りません。 なんか望まずしてそういう神になっちゃった男の話、という程度の理解で何も困らないからです。 ミョルニルハンマーもちゃんと登場しますし(チャチいですが) そして、この映画、困った事にかなーり退屈です。 映画らしい外連味が不足していて、なんか地味ーな話がだらだらスローテンポで進んでいくだけだからです。 半分の時間で撮れますよね、この内容。100分は長いよ… 途中あのチンピラの馬鹿親にはイラっとしましたが、ぶっちゃけ観てて感情が動いたところはそこくらい。 多分、真面目に作り過ぎてるのがいけないんでしょうが…娯楽映画にはやっぱ外連味って大事ですよ!という教訓を与えてくれる映画って事でひとつ。[インターネット(吹替)] 4点(2022-02-04 03:08:55)《改行有》

78.  デンジャラス・ラン デンゼルワシントン主演&製作総指揮の映画だそうですが、彼の「こういう映画の俺、かっこいいだろ」的なナルシズムがプンプンと漂ってきて正直観ていてつらいです。 もはや伝統芸レベルでありふれたストーリーの底の浅さも相当で、開始30分で「多分こいつが黒幕だな」と誰もが思う奴がシンプルに黒幕だったりして、その何のひねりもないストーリーに逆にびっくりしてしまうレベル。 さらに国の隠蔽体質やらマスコミへの暴露…となれば、最近洋画を観始めた高校生に書かせたの?と思えるほどの安っぽさで…こうなると製作陣の知能指数にすら疑問を持たずにいられなくなります。 (まぁ実際各種レビューサイトや海外の批評家の評価も低いようで、そういう意味では安心ではあるのですが) まぁ逆に言えば、基本をはずさずオーソドックスな展開なので、あまりこういうジャンルの映画を観た事がない人が暇つぶしに観るには十分な出来…だと言えなくもないですが、決して絶対にそれ以上ではありません。4点か5点か迷いますが観始めた後の落胆の大きさで4点でしょうか。[地上波(吹替)] 4点(2022-02-03 16:01:56)《改行有》

79.  セイント 映画自体は、テンポもセンスを悪い凡庸な出来ですが、ここではヒロインを演じるエリザベスシューについて。 私、ピラニア3Dのレビューで、「BTTFの頃より年齢を重ねたこの映画の彼女が全然魅力的」と書いたわけですが、こちらセイントでの彼女は年齢的にちょうどBTTFとピラニア3Dの中間くらい。 まさに魅力的になりつつある途中…といった雰囲気なわけで、エリザベスシューの進化図の途中が垣間見えたようで、個人的にちょっとうれしく思えました。[地上波(吹替)] 4点(2022-02-02 19:02:58)《改行有》

80.  アルキメデスの大戦 《ネタバレ》 このラストシーンだと、歴史に詳しくない人だとそのまま冒頭のシーンに繋がって沈んだと思う人もいるような作りになってるなぁ…とちょっと疑問に思ったんですが、実際の大和の戦歴を考えれば就航→中略→沖縄特攻しかないので、その理解でも実は大筋で正解だな…と思いなおしました。 それくらい大和は実戦で何もしてませんからね。 (映画冒頭で旧式化扱いされる金剛級が大戦中に一番活躍したのは皮肉なところです) 原作は未読なので細かい違いはわからないんですが、映画用シナリオとしてうまくまとめていて手堅い娯楽映画になってると思います。 細かい事なんですが、山本五十六などは実在の人名が使われている一方で、ライバル側の造船技師の人が(おそらく平賀造船局長をモデルにした)平なんとかというフィクションの人物になっていたり、そのあたりのリアルとフィクションのバランスが終始不自然で気になりました。 大人の事情??[インターネット(邦画)] 7点(2022-01-08 21:30:36)(良:1票) 《改行有》

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