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プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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61.  1917 命をかけた伝令 マッドマックス怒りのデスロードの有名なレビューに「行って帰ってくるだけの映画」というのがあるわけですが、それに習えばこの映画は「行くだけの映画」という事になります。 売りである全編ワンカット風映像の見せ方や工夫は確かにすごいのですが、しかし観ているうちにそこはかとなく感じる安っぽさ。 「なんでだろうなぁ?」と思いながら観ていて途中で気づきましたが、これ全編ワンカット風で見せる事により結果的に「主人公視点の3Dゲームを俯瞰視点でプレーしてる感覚」に極めて近いからだと気づきました。 つまりめちゃくちゃ「ゲームっぽい」物として観ちゃってるんですよ。 バイオハザードの間のムービー部を延々と観ているようなそんな感覚です。だからなんか安っぽく感じちゃうっていう、そこが残念ではありました。 しかしD連隊に追いついてからカンバーバッチに会うまでのクライマックスは「これが映画のクライマックスだよ!」とばかりに引きずりこんでくれる圧倒的な圧。サムメンデスさすがです。 とはいえ、売りのワンカット風にこだわった結果として映画全体としては一定の枠を超えられなかった感はいなめず…この全編ワンカット風はもうちょっと安いB級映画とかでやってこそだよなぁ…と思いつつ、でもそれをあえて超大作でやったとこに価値あるんだよな、とあらためて思い、じゃぁもうこの映画はこれで十分な出来なんだよな、とそう思う事にしました。 …なんかまとまってねーなこの感想笑[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-20 03:05:43)《改行有》

62.  天気の子 劇場公開時、評判を知ろうとレビューを軽くみると「恐ろしいほどのセカイ系」とのレビューが多数。 あぁ新海、今回は自分の趣味全開でやらせてもらえたのね…と思いつつどストレートなセカイ系はさすばにちょっと…と思い(&声優じゃない有名俳優女優のキャステイングも気にくわなかったので)劇場に脚を運ばなかったわけですが、今回地上波放送との事で視聴。 後半、覚悟していたその想像を上回るほどのど直球なセカイ系っぷりにはちょっとびっくりで、逆にここまでセカイ系だといっそ清々しい…と感心するレベル。 普通に評価すれば6点とかなんでしょうが、いまどき「セカイの命運より君一人が大事」というセカイ系特有の青臭いテーマをどストレートに描く姿勢はわりと嫌いじゃないのでプラス1点です。 とはいえ映画の出来としては「君の名は」には遠く及びません。 同じセカイ系であっても、一般の人が観る劇場映画なんだからあれくらいうまくそれを隠してほしいのですよ、えぇ。 あとは映画について細かい事をちょこちょこ書くと… まず前作よりさらに具体的に描かれる細かなリアル東京の姿には感動しました。 描かれる街があまりに具体的なので東京の地理に明るいかどうか…で受ける印象がだいぶ変わってくるのではないでしょうか? たとえば、冒頭の病院のシーン、彼女が新宿南口のあの病院から小田急の踏切を渡って代々木のビルに行くシーンわけですが、あのシーンで実際に「この踏切閉まると長いんだよな」とか「ここ右まがったひつじ屋おいしいんだよな」なんて事が頭に浮かぶかどうかでだいぶ映画の印象変わるんじゃないかな、と。 そう思うくらい具体的なややマニアックな新宿池袋田端近辺の街が描かれていて、個人的には好きでした。東京好きなんで。 あとどうしても言いたい日本の劇場アニメでよくある「興業のために声優を使わない事」に関しての問題です。 個人的には「キャスティングが嫌だからアニメ映画を観にいかない」人もいる事を制作会社には強く訴えたいのです。 平泉はネタとして割り切るとしても、本田翼はかなり残念。小栗の役は「これが平田だったら…」といちいち思わせてくれるし、じゃぁジブリのように声優嫌いなのかというと、花澤綾音というオタ向きな声優いじりして遊んでくるし、もうどうしたいのよ?と。 主要キャストについては知名度の高い俳優を使えという製作会社の意向なんでしょうが、こういうのはほんとーにやめていただきたい。 そんな中、主演の二人の演技はなかなかよかったと思います。 特に昨今売れてる森七については、今後普通に声優の仕事普通にやってけるよなぁ、と感心するほど。 まぁ主役の声がひどいと例えばプロメアみたいに「観てらんない」ような事態に陥る可能性が多分にあるわけで、そこはさすがに配慮したんでしょうけどね。[地上波(邦画)] 7点(2021-01-04 02:45:06)(良:1票) 《改行有》

63.  パリより愛をこめて いかにもリュックベッソン原案らしい安定の娯楽映画。 めちゃくちゃ褒める要素もないけど、娯楽と割り切ったわかりやすくよどみのない展開は、ほんとーに安心して観ていられる暇つぶしに最適の娯楽映画です。 まぁ逆に言えばわざわざ見る必要もないわけで、そこが弱いっちゃ弱いわけですが。 ハゲのトラボルタはなかなかかっこいいかも。まぁキャラのたて方が極端すぎて漫画チックですが、そこもまさにリュックベッソン印。 個人的にはちょい甘めで7点。 ところでこの映画ロッテントマトあたりでは酷評されてるのに日本ではまぁまぁ評判いいんですよね。 国民性の違いなんでしょうか?[地上波(邦画)] 7点(2020-12-04 15:51:50)《改行有》

64.  ボヘミアン・ラプソディ 日本で予想外の大ヒットをしたときに「Queenをよく知らない人もハマる」みたいな言われ方をしてましたが、少なくともそれは一部嘘です。 なぜなら私はハマらなかったから。 実際に映画を観た感想としては「わりとよくできたバンドの伝記物」であり、それ以上でもそれ以外でもありません。 映画としては起承転結もわかりやすくしっかり丁寧に作られていると思います。 しかし、あのクライマックスのライブエイドのシーン、あれ実際のライブエイドの演奏に合わせた物でしょうが、あそこでぶっちゃけ「なげーよ」と感じちゃうわけですから、明らかに私は映画にハマってません。 あそこで「ウォー!」と昂れるような人にとってはきっとすごく面白いんだろうなぁ…と思います。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-22 02:07:14)《改行有》

65.  ザ・フォーリナー 復讐者 私がこの映画をわざわざ吹き替え版で観た理由はシンプル。 ジャッキーチェンの声はやっぱり石丸博也じゃないと!だからです。 世代的にこのイメージはもう絶対固定なのです。 石丸博也もジャッキーも当然のように年を取ったわけですが(なにせ石丸博也は来年80歳)、しかしその健在っぷりは観ててうれしくなります。 で、映画ですが、ジャッキーらしいコミカルな動きのアクションはこの重厚な内容とちょっと折り合いが悪いかな、と思ったりもしますが、真摯な作りで合格点。 私が観たのは日本(中国)公開版なのですが、劇中に出てくるIRAがなぜかUDIという謎の組織名に置き換えられていたので頭の中で「UDI→IRA」という変換が必要なのが困り物でした。 西洋公開版ではそのままIRAらしいのですが、なぜアジア版は名前変えてるんでしょうか??不思議です。[インターネット(吹替)] 7点(2020-11-19 04:17:13)《改行有》

66.  残酷で異常 《ネタバレ》 最近特に増えた感のある「死んでループ」系映画の一つなわけですが、この映画が斬新なのは「死んですぐループ」ではなく、そこに一つ「謎のグループセラピー」みたいな要素が挟まってるとこです。 そしてこの一見グループセラピーに見える物、実は全然セラピーじゃなく、その実態は「酷い事をした人がそのシーンを永遠にループ」させられるという、一種の「追体験型ループ地獄」である事です。 死んでループではなく、地獄での追体験なので基本的に参加者はループから脱出できません。まさに地獄。 そういう意味では「一見「死んでループ系」なんだけど実はその構造は全然違う」映画なわけですが、そこは地獄の超パワー。 なんと死んだ後に過去の出来事を変更できたり、関係ない人も送り込めたりするわけです。 すげーな地獄! 目隠シストさんはこの地獄システムを「バグ」と解釈してますが、あれはバグじゃなく「反省をしっかりして他人に助けてもらえると褒美でやり直しさせてもらえる」系のシステムじゃないか、と。 つまり自殺して戻った彼も、新しくきた新人に助けてもらって真のやり直しさせてもらえる、っていう意味を含んだラストなんじゃないかと思ったり。 序盤で最終的に自殺する木の事にふれていて、明らかなご近所さん伏線なわけですが、となるとあそこにいる人、実は全員わりとご近所さんでうまくすると関われる人単位で部屋にまとめられてんのかな、とか思うのです。 地獄にくる犯罪者の数としては圧倒的に少ないので、多分細かく地域単位でまとめられてるのかなぁ、と。 だからうまくかかわると脱出のチャンスがある、的なものかな、と個人的には思います。 なかなか上手にまとめてるとは思います…が、芥川の蜘蛛の糸じゃないですが、地獄脱出物はどうしても説教臭くなるのが玉に瑕ですな。[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-18 13:41:50)(良:2票) 《改行有》

67.  ファイナル・スコア ダイハードは大量の安直模倣映画を生み出したわけですが、しかしその多くは当然のように駄作です。 そもそも「マネしよう」という志の低さの時点で傑作が生みだされるわけがありません。 しかしそんなダイハードパクリ映画の中にも「意外と悪くない映画」という映画が少数ながら存在します。 で、この映画はまさにそれです。 スタジアムを舞台にしたダイハード模倣映画といえばヴァンダムが消防士のアレを思い浮かべる方が多いと思いますが、この映画は少なくともアレよりは格段にマシな映画になっていて、いくつもの伏線の回収やらお約束のキャラ展開やら、もはや既視感の嵐のような内容ではあるのですが、しかしお約束は強し。 恥ずかしげもなくベタなキャラを配置しまくった本映画は、結果的にダイハードフォロー映画の中では一番面白い映画になってるんじゃないでしょうか? それにしても重要キャラである姪っ子の魅力の無さには驚くばかり。そんなとこでリアル追及しなくてもよくないですか?[地上波(吹替)] 7点(2020-09-24 15:55:10)《改行有》

68.  ジャック・リーチャー NEVER GO BACK 《ネタバレ》 ジャックリーチャーシリーズ2作目のNEVER GO BACK。 このシリーズ、邦題は最悪の付け方をされていて、映画1作目のタイトルはただの「アウトロー」なのに、なぜかこの2作目は「ジャックリーチャー NEVER GO BACK」 これじゃ知らない人はシリーズかどうかがわかりませんがな。 原題であれば「ジャックリーチャー」と「ジャックリーチャー NEVER GO BACK」ですから、明らかにシリーズものなのがわかるんですが… 映画自体は非常に堅実な作りで、既存のいろんなお話を集めて焼き直したような映画で、大きな破綻もないかわりに驚きもない、よく言えば安心して観る事ができる映画になっています。(悪く言えば地味で月並みです) トム主演の他のアクション映画、たとえばミッションインポッシブルなんかと比べるとはるかに地味で地に足のついた映画です。それがいいのか悪いのか…は好みによるでしょうが。 この映画で特筆すべき点があるとすれば、ターナー少佐を演じるコビースマルダーズの美しさでしょう。 モデルだった10代のころは「数十年に一人の逸材」と言われていた彼女ですが、モデル時代の3サイズは(当時のデータによると)82-54-80。 身長が175ある事を考えればいかにもモデルらしいほっそり体型だったわけですが、しかし女優に転身後は出る映画にあわせてビルドアップ。 この映画でもいかにも軍人っぽいがっしりボディを披露してくれていて、モデル時代のスペックと比べると別人のような鍛えられっぷりです。 しかし端正な顔立ちが変わるわけはなく、鍛えられた身体もむしろ魅力的。 あまり特徴のないこの映画であえて見るべき点があるとすれば、彼女の美しさ。 そこにつきると思います。 え、娘? いやあれもっと可愛ければね…[インターネット(字幕)] 7点(2020-09-01 10:37:30)(笑:1票) 《改行有》

69.  ラスト・クリスマス(2019) 《ネタバレ》 エミリアクラークという女優は、ルックスといい表情といいリアクションといい、漫画チックというかアニメチックというか、まるでディズニーアニメから抜け出てきたようなキャラの濃さが印象的で「世界一キライなあなたに」ではそのキャラが非常にうまく生かされていたわけですが、ファンタジーな本映画でもその魅力は存分に発揮されていたと思います。 序盤のダメ人間っぷりは同じロンドンを舞台にするブリジッドジョーンズあたりを彷彿とさせるわけですが、なんでしょうか、イギリスが舞台だとこういう女性が受けるんでしょうか? さて、演じている役者は魅力的、音楽も素敵な本映画なんですが、残念ながらこの映画には問題があります。 それはあまりにも小品すぎる事で、内容が薄い。 話を要約すると1行でほぼ全部説明できちゃうってのはあまりに内容がなさすぎます。 2019年のイギリスを舞台にしているだけに今のイギリスの世相(バスで移民は出ていけ的な事を言う客がいるシーンとかね)やブレグジット問題が反映されているのは「新しい!」と思いましたがしかしそういう枝葉を除けばストーリーらしいストーリーがありません。 「落ち込んでてダメ人間になっていた彼女が不思議な体験で見事復活する」ほんとにそれしか内容がないのです。 心臓移植の話が出た時点で、彼の正体は完全にネタバレしているわけですが、話のキモがそこしかないんですからもうびっくり。 普通はもう一捻り二捻りするでしょ…と思うんですが、それがない。 店主の恋なんかのサブエピソードも主人公の話と特に絡むわけでもなく、単独で無意味に浮いています。 ワムのラストクリスマスから着想を得て映画化する…というのは今公開中の「糸」と全く同じ構図のわけですが「歌詞をベースにオリジナルなストーリーを構想する」というのが無理があるというか難しいんだと思うんですよね。 役者もいいし音楽もいい、これでシナリオがよければ相当いい映画になったと思うんですが…残念です。 客観的に評価しての映画の出来としては6点程度だと思いますが、後味は悪くないですし、クリスマスプレゼントの意味も込めて7点で。[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-26 06:22:09)(良:1票) 《改行有》

70.  アンロック 陰謀のコード 《ネタバレ》 2020年夏の今観ると、この映画の「客はロンドンからアメリカへウイルスを持ち帰り広めるんだ」「アメリカはウイルスへの対応が脆弱すぎる」というクライマックスでの犯人サイドの主張がリアリティありすぎて怖いくらいです。 むしろこのバイオテロが成功した方がよかったんじゃないか、とすらちょっと思わなくもない説得力。 ワクチンだって実際に不活性のウイルスを入れて抗体を作る行為わけで、結局人間って実際に何か起きないと真剣に対策って行われないんだろうな、と。 さて、マイケルダグラス、ヒロインが最初に頼っていって助けてもらうわけですが、この手の映画でこの立ち位置の人間はだいたいにおいて黒幕と相場が決まってます。この映画でも当然のようにそうなんですが、しかしこれ、もはや定番のお約束という事でこれはこれでいいんじゃないでしょうか。 そういう意味でオーランドブルーム、一周回って実は味方…という展開がありそうなのにそれはなくあっさり退場。おいおい…そこは定番じゃないのかよ、と。 そしてノオミラパス。この人、パッとしないのであまり好きな女優ではないんですが、しかし出演する映画は自分のキャラによくあっている役が選ばれていて毎回見事だな、と思います。 この映画でも泥臭いCIA局員を熱演。行動も泥臭ければアクションシーンなんかも泥臭くいかにも彼女だからこそ。配役の妙ここにあり、です。[地上波(吹替)] 7点(2020-08-19 15:58:02)《改行有》

71.  アメリカン・スナイパー イーストウッド監督の作品っていつも重くて遊びがないんですよね。 だからとにかく圧が強い。 もう少しユーモアとか余裕とかそういうのがないと観てる側はきついわけですが、しかし扱うテーマが毎回重めなのでそうそう遊ぶわけにもいかず… とにかく真面目に作ってるのはわかるので一定以下の評価にはできないですが、すごく面白い!とはとても言えません。 そもそも冒頭の女房ほっといて浮気されてるところからして、主人公の好感度がとてつもなく低いんですよ。 非は明らかに自分にあるのに女房に一方的に責める、いやいや… アメリカ南部的な男は嫌いです、はい。[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-07 13:25:04)《改行有》

72.  女神の見えざる手 《ネタバレ》 あのメガネが実は内通してるだろうことは多くの人が予想していたと思うので(逆に内通してない方がびっくりするレベル)、多分クライマックスのときには「そらきたぞ」くらいにしか思わなかった事でしょう。自分もそうでした。で、そう読めちゃってるとクライマックスはちょっと弱いですよね。 もっともあれであのメガネが内通してなくてスローンが普通に罪に問われてたら悪い意味で逆びっくりでめちゃくちゃつまらないわけで、たとえミエミエであってもお約束って大事なんだと思います。 このテーマを扱う場合、もうちょっと銃社会の在り方について語る内容になるかと思いきや、完全にロビー活動の戦いに主眼が置かれていたのは娯楽映画としてはよかったと思います…が、残念ながら典型的日本人の私はこういうロビー活動について知識が乏しく、ロビー活動をする人というのは裏でこっそり動くものだと思ってたので、マスコミつかテレビ番組にまで出て普通に討論することに驚きました。めちゃくちゃ表だってるじゃん! なかなか緊迫感があっていい映画だとは思うのですが、ロビー活動に対する自分の認識の薄さが足をひっぱる点と、何よりこれ主演のジェシカに完全におんぶにだっこの映画の成り立ちがちょっと残念なので6.5点くらいの映画かな、という印象です。[インターネット(字幕)] 7点(2020-08-04 15:51:55)《改行有》

73.  68キル 面白いか面白くないかで言えば間違いなく面白い映画、しかしかなり人を選びそうです。 観ようによってはカタルシス大爆発の癒し系映画だと言えなくもありません。特に女難の方には。 「やばい女総進撃」みたいな本映画の中で誰がいいかと聞かれれば、顔も体も(性格も)ヴァイオレットがナンバーワン。 そりゃそういう立ち位置ですから当然かもしれませんが。 ちなみに一番笑ったシーンは、雑貨店のモニカに店で舐めさせられたあと運転中に口に残った毛を出すシーン あるある笑[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-28 16:55:01)《改行有》

74.  劇場版 幼女戦記 幼女だの魔導だの…というギミックを外してみれば、驚くほど王道の第二次大戦近辺の欧州を扱った架空戦争映画。 ただ出てくる兵器から考えて時代設定は数年前倒しされてるように感じます。 劇中、コミーコミーと差別用語が連呼されるあたり(100回以上言ってのでは…)いっそすがすがしいほどで、ぱっと見の印象やタイトルからは想像つかないほど硬派な映画。意外といろいろ歴史的な知識が要求されます(が、なくても多分大丈夫)。 ただ戦争映画自体に興味ない人は本当につまらないと思います。戦争映画ですから。 それにしても悠木碧は、こういうちょっと狂ったような役をやらせたら本当にオンリーワンですね。芸達者すぎます。 多分テレビアニメから繋がってる話なんだと思いますが、テレビアニメ版をちゃんと観てない自分が観ても問題なかったので一見さんが観ても大丈夫ではないかと思います。 まぁ一見さんがこれを観るとは思えませんが。[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-20 17:47:25)(良:1票) 《改行有》

75.  華氏119 マイケルムーアは、わかりやすすぎるくらい左寄りな人で(映画の中でもそう言ってますし)、しかしちゃんとそのスタンスで作品を撮るので逆に安心して観ていられるし面白いんですよね。 ニュースであれば「公平で客観的に!」という努力をすべきですが、これはニュースじゃなく映画なんだからスタンスが明確でないと面白くありません。 で、この映画、例の華氏911のタイトルをいじったファッキンなトランプ批判映画かと思いきやそうじゃなくて、なぜファッキントランプが大統領になれてしまうのかというアメリカの政治選挙制度や現在のアメリカの政治的状況を問題にしている作品です。 日本人にはなじみがない話題も多いんですが、人のふり見てわがふりなおせ…じゃないですが、自分の国に置き換えていろいろ考えさせられる映画なんじゃないでしょうか。 あ、ブッシュは相変わらずちょいちょいいじられます笑[インターネット(字幕)] 7点(2020-07-07 22:41:07)《改行有》

76.  カルト 《ネタバレ》 三浦涼介と言えばもちろんアンクで知られているわけですが、もう一つネットで名前があがる有名な役があり、それがNEO様。 そしてそのNEO様が活躍する映画がこのカルトなわけです。 さてこの映画の、テレビのカメラマンとタレントが現場に行き…というフェイクドキュメンタリーな構成は、たとえばあの「REC」などと全く同じなわけで、本来立派な映画のはずです。 しかしそのタレントがあびる優や岩佐真悠子(もちろん本人役)というリアルすぎる配役なため、海外のそれと比べるとめちゃくちゃ安っぽく感じる「ザテレビ番組」という仕上がりになっています。 もちろん特殊効果がちゃちだから安っぽく見える…という点はあるのですが、多分これ日本人が日本のテレビを見慣れている(海外のは見慣れてない)からそう感じるだけで、しかも「テレビっぽい」と感じさせる事はフェイクドキュメンタリーとして成功なんですから、安っぽいテレビ番組っぽく見えるのはアリなんでしょうね。 脚本も意外とがんばってましたし割り切ってみればなかなか面白い映画でした。 例えば自分で飼い犬を食い殺しておいて直後に「楽しく暮らしてまーす」とかビデオで言ってるのがおかしいと思っていたわけですが、あれも洗脳(憑依?)されてたから…だったり、実はいろいろ疑問点とかを回収してくれています。 あまりにもはっきりしたオレタタエンドなのは笑いましたが、3部作だからしょうがないんでしょうし。 (そもそも他の2本を観た事ありませんが)[インターネット(邦画)] 7点(2020-07-06 18:51:47)《改行有》

77.  キック・オーバー 《ネタバレ》 こじゃれ系クライムアクション映画。なんとなくテイストは西部劇風。 気軽に観られる映画のふりして構成や伏線は結構複雑で、たとえば妻の浮気相手の名前を偽名として主人公がずっと使ってたから、最後に造船会社の社長が誤ってそいつを射殺するシーン(現実か妄想か不明だけど)とか流して映画観てたら、意味がわからないんじゃないだろうか? あと、私が見落としてるのかもしれないんですが、結局のところ主人公は何者なの?ただの犯罪者? 一番驚いたのはあの映画用に創作された風刑務所、あれ2002年まで実際にメキシコにあったんですね。 ビバメヒカ![インターネット(吹替)] 7点(2020-07-02 13:35:13)《改行有》

78.  クロール -凶暴領域- 《ネタバレ》 昨秋に劇場公開されていたバリバリの新作映画ですが、もうアマゾンプライムで無料配信されててびっくり。 そうですよね、アメリカでは普通に散歩中の人がワニに襲われて死んだりしてますもんね…という事を改めて思い出させてくれる映画です。 というかそういう事をニュースで知ってる日本人からすれば、なぜ途中で出てくる人があんなに無警戒で食われるのか不思議です。 (実際、映画中にも「ワニ危険」の看板が出てるっていうのに) さてこの映画、系で言えばロストバケーションと同ジャンル。孤立した女子がモンスター戦う系映画です。 サメ→ワニ、孤島→売れ残りの家、ブレイクライブリー→カヤスコデラリオ、カモメ→お父さんでだいたい同じになります。 (いやカモメは犬じゃないか?) わりと序盤に戦って足を怪我するとかそういうとこも同じ。 腕を怪我しちゃうと後の展開が困るし無傷なのも不自然だし…とりあえず脚でもやっとく?…という作劇上の都合感バリバリです。 救助の期待をもたせてくれる人が餌食になっちゃう流れとか、もはやテンプレか?と。 あちらと違うのは父子の絆的な奴で、中にはそこを評価する向きもあるようですが、僕としては父の存在はロストバケーションのカモメと同程度にしか思えません。 ちょっと気持ちを通じ合わせて怪我を治してあげる…という意味ではバリエーションの域を出ないと思うんですが… タイトルからしてどっかでクロールでワニと競争するんだろうな…というのは誰でもわかるわけですがしかしそこがクライマックスでもなくカタルシスもないってのはちょっとダメかな、と。 わりとあっさりボートにたどりついて…そしてすぐ、それ無駄骨だったん?となるっていうのは予想外。 とはいえ、そこからの展開はなかなか緊張感あふれていて観ていて飽きさせませんでした。 そのあたりは結構真面目にちゃんとした映画を撮る監督の手腕でしょう。 ピラニア3Dなんかあんな映画なのにわりとちゃんとしてたし。 ま、あの映画みたいなエロっぽいシーンを期待して観ると全然そんな事はなくてそこは残念なんですが… 総合すると「基本をきっちり押さえて丁寧に撮られたモンスター映画。ただしそれ以上ではない」といったところでしょうか。[インターネット(吹替)] 7点(2020-07-01 02:11:00)《改行有》

79.  ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 《ネタバレ》 あのマクドナルドの映画でこんなにワクワクできるなんて!と序盤は思ってたんですが、しかしうさんくさい上昇志向満載の主人公が本格的に動きだしてからはガラリと映画の性格がかわります。 いまでこそ「えー、マクドナルド…」なんて思っちゃうマクドナルドなわけですが、しかしこの映画を見れば(本来の)創業店は画期的で意識の高いとてもいい店。 それが上昇志向満載のろくでもない男に乗っ取られて今のような「マクドナルドかぁ」な店になった、その過程が描かれる反マクドナルドな映画になっていて、そりゃタイトルに「マクドナルド」名乗れませんよね。これ完全批判映画だもの。マクドナルドがこの映画を認めてないのもよくわかります。 少なくともこの映画を観て今のマクドナルドを食べたくはなりません。というか2度といかないぞ…くらいの気持ちになりかねません。 そもそも私は上昇志向の強い男性が大の苦手ですから、この映画の主人公には嫌悪感しかもてないですし。 まぁこの映画に限らず職人対ビジネスマンはどこでも見かける構図で結局バランスが大事なわけですが、しかし多くの場合ビジネスマンが勝利し大事な何かが失われていってしまう…それをあらためて実感させてくれる映画です。[インターネット(字幕)] 7点(2020-06-28 19:03:18)(良:1票) 《改行有》

80.  アデライン、100年目の恋 《ネタバレ》 ラスト20分前まで、この映画はどこに着地させるんだろう…とワクワクしてたわけですが、…しかしアデラインが夜の道を疾走して「もう逃げない」と事故フラグをたてたところで、あそっちに落とすんだ、とほぼラストまで読めました。 ハッピーエンド…とはいえ考えうる一番安直なラストに持ち込んでくれて、正直ちょっとがっかり。 そりゃ恋愛映画はハッピーエンドがいいに決まってますが…しかしこの映画の場合もっと別のラストを選ぶ手もあったんじゃない?…とどうしても思ってしまいます。 さて個人的がっかり女優ブレイクライブリーですが、なんとこの映画の彼女はよかったんです。 はじめてブレイクライブリーをいいと思いました。 いままで観た彼女、たとえばビキニでサメと戦ったり、悪党一味のヒロインやってたりするような役が地味な彼女に全く合ってなかっただけで、ちゃんと彼女に合う役あるんじゃん、とこの映画で思いました。 それからハリソンフォードも味があってよかったな、と。 若い時を演じてる役者さんの口元がハリソンフォードに似てて「お、これは若い時役で納得できるな」と。 全然似てなかったリヴァーフェニックスの悪夢はもう繰り返しませんよ、ええ![インターネット(字幕)] 7点(2020-06-17 21:12:09)《改行有》

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