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61.  ホームレス中学生 《ネタバレ》  なるほど、これまで評されているように、ホームレス生活中はもっと小汚いはずだし、悲壮感にいまいち欠ける、主演がイケメンすぎる、など美化されすぎているという点は、たしかにそう思う。けれども、ホカホカのご飯が、おかずのフライが、みそ汁の豆腐が、一杯の牛丼が、こんなにおいしく、ありがたく見えた映画はなかった。観たあとのなんのことない食事を、これまでないほど幸せに感じさせてくれるにちがいない。また、脇の出演者たちがいい味だしてよかった、という意見にも賛成する。[DVD(邦画)] 7点(2009-09-14 18:14:23)(良:1票)

62.  おくりびと  お話の展開がよぉーくできていて、たぶん脚本の時点で十分完成されていたのだろうと思う。しかし、話がしばしば安直に流れるといえばそうかもしれないし、ときに演出がベタだ。なかでも、銭湯の女主人のお棺が火葬炉で点火され、火に包まれるカットに、野の鳥の群れが飛び立つシーンがオーバーラップされるところなど、ベタすぎて、こちらが気恥ずかしくなるくらい。とはいえ、納棺という、誰でも一度通ることになる人生の通過点に、はじめて焦点をあてたところは10点。くわえて、小津安二郎同様、古今東西をこえて世に普遍的な、親子の葛藤という誰にも身に覚えのあるドラマに、観る者をひきずりこむ。このキタナイとさえいえるやり方に、泣くな、と言われるほうがむつかしい。そんなわけで、演出のベタさに1点減点して、9点。[DVD(邦画)] 9点(2009-08-27 15:33:25)

63.  地球が静止する日 《ネタバレ》  レンタル店でオリジナルの1951年版(監督ロバート・ワイズ)もいっしょに出ていたので、オリジナル版を先に観る。こちらは、東西冷戦、原子力爆弾競争に世界が突入した時期で、それに発する人類滅亡の危惧とストレスが背後にあったとみえます。ところが、半世紀後のこのリメイク版では、当然問題もちがっていて、東西対立でなく、地球環境のためには人類が滅亡するのが一番、という環境問題にテーマがシフトしておりました。映画としては、たいした出来でもないと思いますが、ここの問題意識の変化が、いかにも現代という時代をあらわしているのでしょう。[DVD(字幕)] 5点(2009-08-24 00:54:55)(良:1票)

64.  ガス人間第一号  わたくしめの見るところ、これは東宝円谷ものの隠れた最高傑作のひとつ。地味だけれども、ほかにはちょっとない深い悲劇性があって、すばらしい。なんといっても八千草薫の凛とした美しさ、くわえて左卜全のおちぶれた哀愁.....。本多猪四郎監督の誠実な演出があいまって、結構でした。 のちテレビ番組『ウルトラQ』に転用されることになる宮内國郎の音楽も、なかなか結構でした。[DVD(邦画)] 10点(2009-07-30 07:10:23)(良:1票)

65.  隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS  オリジナルは、黒澤明最大の駄作、というのが個人的意見だけれども、ひょっとするとこのリメイクのほうが、クロサワっぽさを脱臭し、そのぶん痛快娯楽ものに徹して、意外にもよろしい気がする。[DVD(邦画)] 7点(2009-07-29 04:55:32)

66.  20世紀少年 《ネタバレ》  どうやら基本的な構図としては、1960年代頃の、ある個別的な集団の、および世界ニュース的な出来事が、2000年頃の恐ろしい危機的事件を発生させることになった。その間をつなぐ関連の証しが、例のマークだというわけだ。まるで非線形科学のいう「バタフライ効果」のように。このお話には、1990年代のオウム事件というカルト教団の起こした、「世界征服」への野望が、下敷きになっているとみえる。『三丁目の夕日』的なノスタルジーと、謎解きのサスペンスと、カルトがひきおこす得体の知れぬホラーとが、ないまぜになった世界。これはたしかに新機軸と思うけれども、ちょっと話が複雑すぎて、ついてゆきかねた。[DVD(邦画)] 5点(2009-04-13 01:24:55)

67.  クライマーズ・ハイ(2008)  『金融腐蝕列島・呪縛』 (1999年)、『突入せよ!あさま山荘事件』 (2002年)、『魍魎の匣 』(2007年)、とこの監督の作品を観たけれども、あいかわらずの上すべりな描き方には、いいかげんうんざりしてしまう。結局、この監督は致命的にセンスが悪いのだ、という結論に達した。この監督には、もう一度人間の根本から出直してみることをおすすめしたい。[DVD(邦画)] 3点(2009-03-24 09:45:21)

68.  山のあなた 徳市の恋  オリジナル版は観てないけれども、おそらくもっとテンポがあったろう。話はたわいもないが、わざとテンポを出さないような、ゆったりと流れる時間がよろしゅうございました。昔は、どこにもこんな時間があったのだ。今日の宿屋と比べてみると、はっきり違うのは、そうだテレビがない、ということだと気づく。テレビだけが原因というわけでもないにはちがいないが、テレビひとつで、時間の流れ方も変わってしまうのも確かだ。くわえて、現代ではネットと携帯が......。そういうものがまだなかった古き良き時代の時間を描いて、なかなか佳作となりました。[DVD(邦画)] 8点(2009-03-19 23:41:32)(良:1票)

69.  ザ・マジックアワー 三谷作品は結局、「ラヂオの時間」が最高傑作だったようだ、少なくともこれまでところは。しかし、だんだん悪くなってきた。ますますお金がかかっていそうなのに、まるで反比例して......。この人の作は、映画というより、本質的にお芝居だ。著名な芝居演出家の撮る映画は、なぜかよくないことが多い。 それにくわえて、おそらくこの作家には、プロットの面白さだけがあって、なにかこれを世に問いたいというような、主張性がないのだ。この映画のつまらなさも、要はそこにあるのだ。[DVD(邦画)] 3点(2009-03-15 12:15:41)(良:1票)

70.  アヒルと鴨のコインロッカー 退屈で、話に無理があるうえに、登場人物と全体の雰囲気が軟弱なところが、たまらなく嫌だ。好きになれない。[DVD(邦画)] 3点(2009-02-22 02:19:37)(良:1票)

71.  楢山節考(1983) 《ネタバレ》  正直いって、今村昌平の映画は好きじゃない。猥雑な底辺の人間臭さ。そんなもの、わざわざ映画で見せつけられてもしかたがない。けれども、ここまで強烈に描かれては、脱帽する。若い醜男がなんとまあ、犬に夜這いかけて獣姦する。ちょっと前まで死にかけていた老女が頼まれて相手してやる。......漁港ではエイを、ヨーロッパでは牧童は羊を代用にして姦するという話を聞いたことがあるけれども、犬もありか。犬との獣姦シーンを観たのは初めてだ。そんな強烈な猥雑さと、貧しさゆえの残酷さ。しかし、それだけじゃなくて、神の山で死ぬということが、病気などで在宅で死ぬのとちがって、崇高な死に方なのだという信仰がちゃんと描かれていた。ひょっとすると、この老婆のように、昔の貧しい山村の生き方では、死に時と死に場所の選択が、おのれの意志にもとづいて、案外しっかりおこなわれていたのかもしれん。現代のわれわれには、意志いかんにかかわりなく、むりやり病院で、それもぎりぎりまで延命治療で生かされて、不自由に死んでゆくことしか許されていないのだ。はたしてどちらが崇高な死に方か。こんなふうに、猥雑さと残酷さにくわえて、崇高さも描かれているこの作品は、今村昌平の最良の作とお見受けする。[DVD(邦画)] 9点(2009-01-24 03:54:42)

72.  ハンティング・パーティ  これがジャーナリストの心意気だ、というお話を作ったつもりなのだろうが、それにしては話の描き方がボスニア側からの一方的な勧善懲悪のフィクションとなっていて、事実に公平であるべきジャーナリスト精神と、そこがまったく両立していない。おなじく描き方の一方的な戦意高揚映画と、あるいはランボーのような娯楽B級映画と、結局ちがわないのとちがうか? まじめな映画と思い込んではいけない。[DVD(吹替)] 4点(2009-01-21 04:39:04)

73.  ウィッカーマン(2006)  わけのわかりにくい映画。それもそのはずで、どうやらこれは、キリスト教徒から見た先住民ケルトの異教の世界を、恐怖をもって描いたものらしい。おぞましく邪悪な異教の世界。それでこの映画全体が、異教への恐怖に満ちた妄想をなしている。妄想でできた映画。キリスト教徒にしてみれば、こんな最高のホラーはないのかもしれないが、キリストもケルトもないわれわれには、「なんのこっちゃ」と、ただのわけのわからん映画でおわる。ただ、映像はきれいでした。 (と、当初辛口に4点をつけたのでしたが、不思議にもだんだんもう一度観たい気がしてまいりました。そこで7点献上に訂正させてもらいます。)[DVD(吹替)] 7点(2009-01-04 22:49:40)

74.  長い長い殺人 へたな演出、ぱっとしない画面、めりはりのない話。[DVD(邦画)] 3点(2009-01-04 22:42:53)

75.  鬼畜  『砂の器』と比べると、話と舞台のスケールがなんとも狭苦しいのだけれど、映画の完成度としては、こちらのほうが上なんじゃないだろうか。しかし、主演が緒方拳でなかったとしたら、はたしてどうだったろう。地をはうように世俗的な欲望に生きる人間像は、原作の松本清張のお得意の世界だ。松本清張には、人間精神の高貴さとか高尚さとか尊厳などというのは、卑近な欲望の嘘くさい変形にすぎない。正直言って、私はこんな松本清張の世界は好きじゃない。だから、この映画も好きじゃない。芥川也寸志の音楽も、いつものように泣かせの意図がまるみえで、安っぽい。ただ、緒方拳へのオマージュと、野村芳太郎の清張ものの最良作として、7点はつけておきましょう。[DVD(邦画)] 7点(2008-12-21 07:06:55)

76.  あしたの私のつくり方  『トニー滝谷』もそうだったけれども、映画というより、映像付き朗読というのが、どうやら市川準作品のスタイルらしい。しかも描き方がサラサラしていて、あえて表面にとどまって、深くわけ入ってもゆかない。どこかの名監督の作品のように、粘りけもなければ、エグ味もドロドロさもない。そんな市川準の世界とスタイルに、心地よく酔うことのできる観客が、少なからずいるのは確かだと思うが、私には残念ながら退屈で、もう一度観てみたいという気にどうもなれません。[DVD(邦画)] 5点(2008-12-06 05:08:00)

77.  北京の55日 《ネタバレ》 そうか、1960年代前半には、アメリカは大金をかけて、こんなアメリカ中心の歴史スペクタルものを、さも当然のように制作していたのだな。デヴィッド・ニーヴン演じる英国公使が、愛する息子を反乱勢力に狙撃されて、中国進出を自省するシーンがちらと描かれているけれども、当時のアメリカはといえば、ベトナムにいよいよ本腰いれて介入しつつあったのだ。このあと60年代も末になると、大人たちの偽善ぶりに怒れる若者たちが、強く反抗しはじめる。この映画の主役、戦闘を指揮するアメリカ軍少佐を演じたチャールトン・ヘストンは、その後右派の武器業界全米ライフル協会の表看板となり、彼が応援にたって当選に貢献したというブッシュ政権は、イラク攻撃につっこんでいくことになる。そんな歴史のなりゆきを、今一度調べかえしながら観ると、この映画は皮肉にもそれを予感していたようにも見えてくる。ところで、描かれる1900年当時の新興国で、映画制作時の「敗戦国」であった日本の、なんと影の薄いこと。[DVD(字幕)] 4点(2008-11-24 15:36:10)(良:1票)

78.  IZO 《ネタバレ》 まあ豪華役者陣と、とても優秀と思える撮影・美術スタッフでのぞみながら、みごとにコケてくれた大駄作。よくこんなもん撮れたな、とかえって感心する。かえって点数つけるのに悩んでしまう。この悪趣味きわまるもの凄い物語世界は、あきらかに寺山修司か唐十朗あたりの、かつてのアングラ芝居の観過ぎ。その反体制ぶりは、松田龍平扮するところの天皇までも、とうとう斬って捨てるのかと思いきや、なんと天皇の息の一吹きで、さすがに退散しなければならなかった。面白いところは随所にあるのだけれど、作ってるほうでも整理できていなかったのじゃないか。友川かずきの歌に関しては、どうやら大多数の皆さんには悪評のようだけれども、小生にはこんな歌い手がいるんだと知ることができたのが、この映画の唯一といっていい収穫だった。歌うというより呻吟、うめくといったほうがいいような、ど暗く悲痛な魂の叫びは、さすがに東北出身。ジョン・リー・フッカーでもかなわないような強烈な歌いっぷりに魅かれました。もしこの映画から友川かずきを抜いたなら、もっと評価の点数は下がったはず。[DVD(邦画)] 5点(2008-11-24 05:02:25)

79.  明日への遺言  これまで小泉堯史作品を観てきて、この作家が実に誠実で、良心的で、真面目な人だというのがよくわかった。けれども、そういう人がこういう主題で撮ると、作品は避けがたくこうなってしまうのか、と悲しい気がした。なにを隠そう、小生も戦後東京裁判史観は明らかに偏っていて、おかしいところがあったと思うし、戦後の進歩的知識人たちの自己欺瞞的といえる自虐史観にはうんざりだけれども、かといってこれを単に真逆にしただけの、ニュー・ライトのナルシスティックで手前味噌的な主張にもついてゆけない。こんな描き方ではニュー・ライトがのどを鳴らすだけだ。この主人公のような非常に立派な君子も、上官に一人や二人はきっといたにちがいないが、どんな戦争にも必ずあるはずのきたならしいところは、ここに限ってはまるでありませんでしたと言わんばかりに、画面の外にうっちゃってあるのが、まるわかり。部下の兵士たちも、生真面目一辺倒の好青年ばかりというのは、なんとも不自然。これを観ていて、勝新太郎と田村高廣コンビの、『兵隊やくざ』シリーズがもう一度観たくなった。あのフィルムは多少不真面目かもしれないが、軍隊の実態とおぼしきものが描かれてあったと思う。[DVD(邦画)] 3点(2008-11-20 00:58:31)

80.  ALWAYS 続・三丁目の夕日 《ネタバレ》 そう、昭和三十年代はみんな貧乏だったけど、純朴な人情があった。もちろん悪い奴もいたが、今ほど理解を超えた非道ぶりでもなかった......。物語は、なんとなく先の読める展開だけれども、それでいいのだと思える予定調和でした。登場人物に少々家族のような親しみがわいてきました。続編をお願いします。[DVD(邦画)] 8点(2008-11-20 00:46:22)

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