みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
61. 男はつらいよ 柴又慕情 冒頭の夢のシーンが味があってなかなか良い。偶然に偶然が重なって進んでいくストーリーも、そこがないと喜劇にならないから、不思議に許せる雰囲気になってしまう。すれ違いでイライラさせちゃいけない。まさかぁ~ハハハ。っと言ってもらわないと成功しないからね。吉永小百合は当時アイドルですよね。結婚とか恋愛とかピンと来ないイメージだなあ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-05 23:37:51) 62. 男はつらいよ 寅次郎恋歌 見ている誰もがマドンナが子連れの独身である事が前提なのに、「でも、その人が何で後家さんだって解ったんだ?」という突っ込みは、絶妙です。たこ社長、上手い。池内さんのイメージは、奥さんよりお母さんです。この喫茶店の作りは、ほんと、スナックですね。食堂やラーメン屋なんかもあるかな。喫茶店には見えない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-30 23:03:09) 63. 男はつらいよ 奮闘篇 青森に始まって青森で終わる珍しい構成ですよね。集団就職列車って時代を感じるよなあ。相変わらず寅の勘違い、感覚のズレが笑いを誘うけど、さくらのまともな感覚はほっとする。このマドンナは珍しいですよね。フラれた訳でもないし、一方的な片思いではない。青森まで追いかけていって、幸せなら安心して身を引くって、ほのぼのとする話だよなあ。顔で笑って心で泣けか。すぐ忘れるのは寅さんらしい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-22 18:42:47)(良:1票) 64. 男はつらいよ 純情篇 森繁さんとのからみはなかなか味があった。たこ社長の家の様子も面白い。子供が4人っていうのが、しかも小さな子もいるし。後に出てくるリリーみたいに一緒になって欲しいと思えるようなマドンナってあまりいないですね。この若尾さんも生活感がない分、当然寅とは似合っていない。最初から浮いてる分、先が見えてて、さくらの一生懸命兄を思う気持ちなんかと相容れない感じだなあ。一方、さくらの存在は良いですね。倍賞さんはぴったりだ。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-15 08:37:23) 65. 男はつらいよ 望郷篇 再び山田洋次監督となった作品。珍しく、堅気になる努力をしている。んだけど、やっぱりねえ。油まみれになって汗水たらして、って言われるとその通りの意味しか取らないし、例えばって言うと、さっき見てきた職業しか思い浮かばない。ギャグの基本だ。庶民の暮らしもまだまだ豊かとはいえないな。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:43:51)(良:1票) 66. 新・男はつらいよ あとでぼちぼちレビューしようかなと思っていたんですが、同じ登場人物に同じようなストーリーで、どれがどれだか解んなくなりそうで、こまめにレビューしとこう。この作品も監督が違っているんですよね。財津一郎の泥棒のシーンはバカバカしいんだけど笑える。ハワイ旅行が30万円てそんなにしたのか。大卒の初任給が3~4万だって。旅行会社の社長が金を持ち逃げしちゃうわけだ。その気持ちがわかる自分が恥ずかしい。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:29:44) 67. 男はつらいよ フーテンの寅 当時は高度経済成長真っ只中ですねえ。団子屋はずっと変わらないけど、出てくる車や庶民の服装には時代を感じます。後期の作品と雰囲気が違っているのは、監督が違うこともあるんですね。いくら腹違いとは言え、さくらと寅が兄妹って、顔見たらすごい無理を感じるよな。性格もそうだし。まあ、そこが面白いところなんだけど。[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:15:29) 68. 刑事コロンボ/美食の報酬<TVM> けっこう、最後はハラハラしました。犯人が珍しくコロンボに殺意を抱いており、いつ毒をワインに入れるのか、あっ、の、飲んでいいのか?うわっ、そう来たか。と言うわけで、なかなかの作品。イタリア料理と並んで日本料理も楽しめるし、それほど変な日本描写でもないのは、LAは日本人が多いからかもしれない。警部の料理する姿は、まさに、かみさんに逃げられた甲斐性なし亭主みたいだ。失礼。[DVD(吹替)] 7点(2005-05-23 18:35:53) 69. 刑事コロンボ/死者のメッセージ<TVM> 何とも素敵な老推理作家だ。姪の復讐と言うのも同情を誘う。コロンボのスピーチも味があった。まあ、一つひっかかるとしたら、鍵となる謎のメッセージを残したのが、ぼんくらの被害者という点か。なかなか味わい深い作品ではある。[DVD(吹替)] 7点(2005-05-22 16:33:35) 70. 華麗なるギャツビー(1974) 眠気を我慢すれば、見所はけっこうある。当時の風俗の見事な再現。人間の身勝手さ、特にあの夫婦。ギャツビーの一途な愛とその実現に向けた壮大な計画と実行力。カレン・ブラックの死んだ顔。鳶が鷹を産んだような父親。7点(2005-02-26 22:42:11) 71. 刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 外交官特権は、如何ともし難いので、逮捕はさすがに無理かなあという雰囲気に持っていって、あの展開ですか。意外性ではなかなかの作品。状況証拠とは言え、犯人も所々ドジふんでるのは、どうせ逮捕されないという安心感かな。動機に説得力が欠けていたけど、遠慮気味のコロンボ節はいい味出してます。7点(2005-02-19 11:25:44) 72. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM> 捜査権限がないコロンボは、いつものいやらしさとしつこさが半減。見事な引っ掛けはありましたが、控えめに、地道にやっていましたね。犯人は、奥さんに浮気がバレて離婚される事を恐れるあまりの犯行、コロンボはせっかくの休暇を楽しむどころか奥さんを気にしてばっかり。他人事とは思えなくて、妙に納得する話だ。辛いよね、お互いに。7点(2005-01-30 23:34:42) 73. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM> 恥をさらすようだが、練られたストーリーだとは感じたが観終わった時はピンと来なかった。何で靴の紐ごときで、と思ったのですが、皆さん(特にNo1の方)のレビュー拝見して、なるほどとだいぶ遅れて関心した次第です。言い訳ではないが、観ていたときは眠くて、終わったら寝ることだけ考えてたもんで。(立派な言い訳だって?)相変わらず、犯人に思わず同情しそうになるぐらい、これでもかと、犯人の気分を逆なでするコロンボ節が炸裂しています。7点(2004-12-24 18:44:53)(笑:1票) 74. 続・猿の惑星 少なくとも、平均点5点以下の作品には思えないのだが。見所も多いが、何といっても地下人間達の登場は、核に汚染される恐怖を直接的に表現している。そしてラストは、前作とは違った衝撃を与えている。惜しむらくは、続編を作り続けることはまったく念頭になかったため、「新~」への繋がりが不自然になってしまったこと。余談だが、仮に「猿の惑星サーガ」を作るとしたら、どこが最初でどこが最後か非常に悩ましい。誰かトライしないかな。7点(2004-12-01 19:25:31) 75. 刑事コロンボ/アリバイのダイヤル<TVM> 途中まで、完全犯罪の雰囲気で、コロンボがどう解決するのか興味深い作品、になるはずだったのに。まずアイスクリーム屋の変装は、スタジアムを出るときと戻るときだけで良かったのに。それと、アリバイ工作とは言え、電話をかけすぎ。実に惜しい。でも、そうしたら、さすがのコロンボもお手上げだったのかな。なかなかだが、名作の一歩手前的作品か。7点(2004-11-23 21:41:43) 76. 最後の猿の惑星 発展的な終わり方は、後味はいいです。映画史に残るシリーズを上手くまとめた感じ。この邦題は、すっかり馴染んでいるんだけど、内容的には第2作のものという気がしている。変えるなら「猿の惑星最終回」でしょう。バートン監督のは「猿の惑星番外編」か。7点(2004-11-18 18:42:30) 77. 刑事コロンボ/黒のエチュード<TVM> 舞台になったハリウッドボールは、ビートルズなんかも公演してますよね、たしか。それは、いいとして、あの少女が犯行当日犯人を目撃したと言うところで、だまされてしまいました。憎い演出だ。決め手も、全然思い浮かばず、私の鈍感さを思い知らされる作品となりました。犬がここで登場したのか。警部、注射は苦手ですか。7点(2004-11-14 23:54:11) 78. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM> 犯人をどうやって追い詰めるのかに加え、何処に死体を隠しているかも興味を引き、なかなかの作品でした。すんなり死体が出てこないとは思ってましたが、一見無駄な作業がポイントにもなってます。コロンボが監督までやっていますね。お役所仕事を皮肉っているのも笑えます。アメリカでも同じなのか。7点(2004-11-14 05:10:37) 79. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM> たしかに、被害者は宗教に気持ちが染まってしまって、それが人生の全てでは、宗教感が薄い夫はたまりません。やはり、犯人の閉塞感と第一線の歌手としてのプライドは理解できます。まあ、ちょっと女癖の悪いところは目をつぶるとして、スパースターらしい生活はしないとね。弱みを握られ、それを何かにつけてネタにされれば、魔がさします。警部、あんな素晴らしい歌を歌える人は悪人ではないですよね。7点(2004-07-19 00:41:37) 80. 刑事コロンボ/愛情の計算<TVM> 父親の盲目的愛情が動機であり、解決のポイントにもなっています。被害者の奥さんの精神科医や犯人の息子、さらに天才子供もみんな人間らしく悩みを抱えているところが国家のシンクタンクを舞台にしているわりには、庶民的な雰囲気を作っている要因になっています。もちろん犯人もそうですね。父親としての気持ちはよくわかりました。7点(2004-07-17 08:21:17)
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS