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プロフィール
コメント数 606
性別 女性
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/nohara-gogo/
年齢 53歳
自己紹介  映画とこのサイトには本当にお世話になっています。
 読み返すと稚拙で恥ずかしいレビューもありますが
 どうぞご容赦下さい 。

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61.  小さいおうち 《ネタバレ》 秘密云々も淡い思い出。あれほど愛した人々や赤い屋根の家を戦争でズタズタにされ、なお長い時を経てひとり平成の時代を生きることをタキおばあちゃんは泣いたのだ。平井のご主人が乾いた口調で「つまらないことをするね。」と言っていたのがしみじみ思いだされる。全体的に丁寧に作られた作品で、働き者のタキちゃんが口数少なに家事をする姿一つ一つが愛らしかった。けれど、回想である昭和10年代のシーンのお芝居がみんな昭和初期の名画みたいな台詞回しと身のこなしなのが受け入れ難く、もっと普通の演出でいいんじゃないか?と途中苛立った。まあ思い出だから仕方ないのだろうか。お雑煮食べたい、とんかつじゃなくて。[DVD(字幕)] 8点(2014-09-13 23:06:33)

62.  風立ちぬ(2013) なんとロマンティックな!男のロマンそのままの映画でしょうか。幼い頃から心酔していた飛行機と歩む時間と、お姫様のような女の子との恋愛。宮崎監督がナウシカの頃から持っている「ヒーロー」のかたちに、やはり昔から一貫して持っている「生き抜け」というテーマを添えています。アニメならではの視点も多く楽しく美しい画も魅力的でした。まあ、この世を生き抜くにはもうちょっとパワーが必要かなと思いつつ、優しい色彩に彩られた夢物語を堪能しました。[DVD(字幕)] 8点(2014-07-08 10:55:27)

63.  ウォールフラワー 学内ヒエラルキーから早々にはじき出されたチャーリー。鋭い感覚を持ちながらひっそりそしてフワフワと過ごす彼と少し変わった仲間達との思春期の日々が描かれる。愛情ある家族と仲間のなかにいながらどこかジンジンと痛む傷を感じさせるこの主人公と、80年代の心疼く曲が「ドニー・ダーコ」を連想させた。プールの深い部分、足の付かないこのエリアをどう渡りきるかという、リリカルな17歳に漏れなく課せられる人生初の課題を、優しく見守るような目線で追っていた。涙溢れることはなかったけれど静かに浸みる佳作。役者はみんな良かったけれど、思いやりと素敵な笑顔を持つパトリック、エズラ・ミラーが素敵。若い今のうちにどんどん映画に出て欲しい。[DVD(字幕)] 8点(2014-06-14 09:29:40)(良:1票)

64.  クロニクル 《ネタバレ》 短い時間で主人公の置かれた状況を伝え、力を手にしてから高揚し爆発する姿を凄いスピードで見せる。己の力をコントロールできなくなる、暴走する主人公を助けるのは友だち、と「AKIRA」の影響がちらちらと見える。なかなか実写版が出来ないもんだから、若い力がこんな面白い映画を作ってくれた。監督の次回作が楽しみ。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-10 22:15:30)

65.  ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区 《ネタバレ》 タイトルにあるギマランイスという町で行われる文化フェスティバル用に作られた映画とのこと。ポルトガルに縁のある(カウリスマキがポルトガル在住だったとは!)監督がそれぞれ短編を作ってそれを束ねています。短い時間のなかに、美しい映像とそれぞれの個性が生き生きとしていました。エリセ監督の作品はドキュメント仕立てで、人は誰でも物語を背負っていることをしみじみと思わせるもの。人々の語るそれぞれの時間のなかに、人間の血と肉の持つ熱を感じました。ドキュメントはどうしてもフィクションを超えて感じ入ってしまうので少し点数を下げますが、どれも味わい深く見応えがあります。[DVD(字幕)] 8点(2014-05-10 21:40:49)(良:1票)

66.  アルバート氏の人生 《ネタバレ》 ただただ悲しい映画。 「君の名前は?」 「アルバート」 「いや、本当の名前は?」 「……アルバート」 生き抜く術として男となった2人の悲しい会話に唇を噛む。 妻をめとってささやかに生きようとするも何かしらぎくしゃくするアルバートに、 自分を解放しろ、とドレスを着せるミスター・ペイジ。 不格好な2人と曇り空の海岸線に泣けてくる。 金、病気、労働階級と色々な立場での「弱者」がこの作品には多く出てくる。 ふた言目には「アメリカへ…」と遠い地に夢を馳せるアイルランド人達。 真面目に生きてもそれが幸せに繋がらなかったアルバートの姿は、 この時代の疲弊した社会をそのまま投影しているようだった。 新しく生まれた男の子には、せめて明るい光が差し込むことを祈るばかり。 グレン・クローズは、こういった苦しみを抱える人物が当たり役としか言いようがない。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-29 14:33:23)(良:1票) 《改行有》

67.  ゴッド・ブレス・アメリカ 《ネタバレ》 主人公フランクは人と交わるのが苦手。今風の物でも宗教でも、何であろうと自分と違うスタンスを持つものは両手をかざしてはじき返してしまう。そんなことをしていたら居場所を失い命まで危なくなったので、決行。「オレが死んだ方がいいと思うヤツはみんなやっつける作戦」だ。無論このやり方マズいんだけど、なぜか爽快。やっぱりフランクに同意しちゃってるから、きっと自分に似てるから胸がスッとする。そして今時アリス・クーパーが好きだと叫ぶ少女は70年代映画の優等生風な横顔で、この社会生活的マイノリティの2人組は獲物を探してはやっつけて行く。それも、どうにもならないほど暴れ回るんじゃなく、情緒的な画や言葉を挟みながら意外と静かに物語は進んでいて、頬を押さえながらうっとりと見入る自分に気がつく。ラスト、あれだけ嫌ったTVで見せた説教はちょっとテンション下がったけど、結局「踊った」のは誰だったか気がついたときの笑顔。ジョエル・マーレイ最高![DVD(字幕)] 8点(2013-03-23 18:10:50)(良:1票)

68.  少年は残酷な弓を射る エヴァ母さんが「あたくしとケヴィンは、ええ、あの子が生まれたときから……」と裁判で証言しているような、そんな映画だった。息子との距離の取り方を探りつつ試しつつ、という、どこかよそよそしく一歩下がったスタンスの母親に、常に向けられる赤くて太い矢。この先この親子に一切光が差すことはないだろうけど、ケヴィンの想いはいつか成就するのだろうか。監督リン・ラムジーの感覚は、鮮やかな色彩で二人を包みながらもずっと「第三者」の視線を保った冷ややかなもので、この残酷な世界にはぴったりに感じた。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-09 01:05:12)

69.  ハロルドとモード 少年は虹を渡る 《ネタバレ》 出自と明日を呪って生きる小僧を、屈託のない笑顔で引っ張っていくモード。嫌というほど死を見てきたであろう彼女が、まさに捨て身で彼の心を開いて癒す様は、制作当時、それでもまだ戦争をしているアメリカに向けた言葉にも思えた。全編コミカルで軽いテンポの世界に、素敵な音楽がよく浸みていた。ラストは難しいな。ハロルドの目が覚め、少年時代が終わった、と思いたい。[DVD(字幕)] 8点(2012-10-20 19:11:04)

70.  キャリー(1976) 70年代の空気に充ち満ちている。時折映されるむっちりとした男女のスクールデイズはなかなか楽しい。だからこそ、そこに馴染まない細くて青白いキャリーの佇まいがスタートから悲しく映る。あのお母さんが放出する狂気や、真っ赤に染まって目を剝くキャリーの醸し出す異質な恐ろしさにはちょっと胃が痛くなった。登場人物みんなの心理描写が気になって鑑賞後いろいろ考えてしまい、後引く怖さにも気付いてしまって、やーんまいったな。[DVD(字幕)] 8点(2012-10-13 18:38:59)(良:1票)

71.  ル・アーヴルの靴みがき 《ネタバレ》 冒頭、筋に関係ない殺し屋があっけなく始末される。今回のカウリスマキ映画には必要ないから。苦いとか酸っぱいとか悲哀は脇に置いとこうってことだ。そんな殺し屋にも「ちゃんとお金くれたのに。」と優しい台詞が送られる。それからは、優しい人々が優しい表情を見せて、綺麗な瞳の少年を何とかしてあげようとするお話となった。全編溢れる優しさとカティ・オウティネンの爽快な表情の存在、そしてささくれに引っかかるような痛さの不在は確かに今までと違うものを感じる。でも、みんな素直で優しいこの世界もまあいいんじゃないかな、と私は思えた。監督は、北欧の冷たい海と違って、フランスの海の煌めきが撮ってみたかったのではないか。コンテナの中で不安を覚えてじっと座る移民たちの、胸を締め付けるような無言の訴えに、優しい気持ちで手を伸ばしてみたかったのかな、と。最近、もらうのも与えるのも明らかに優しさが足りない私には、最後の桜は滲んで見えた。[映画館(字幕)] 8点(2012-05-06 16:01:15)(良:1票)

72.  ヤング≒アダルト 《ネタバレ》 うわ!面白い!アメリカ的偽善を映画丸ごとで睨み返している。ダレダレな生活を通して、場違い且つしおれかけの大輪の花メイビスの哀れさを浮き彫りにしている。でも、側に来れば煙たい存在なのは間違いないけれど、負け犬が彼女なのかへたくそ嫁さんバンドなのか、田舎で小さくやり過ごしている私には正直判断がつかないよ。シャーリーズ・セロンの「モンスター」以上の熱演と「あなたはここにいなさい。」のシーンの辛子たっぷりの味わいに痺れ、これまた見よう!と心に誓った映画だった。[映画館(字幕)] 8点(2012-04-13 22:06:55)(良:1票)

73.  ANA+OTTO/アナとオットー 全編、青い霧に包まれたような映像。かといってあまり冷たさを感じないのは、アナとオットーの想いが溢れているからか。でも、後半になって唯一無二の片割れを追い求める狂おしさにブレーキが掛かってしまう。偶然の持つ神秘性も、越えられそうで越えられない稜線を感じてしまった。それでもやはり、二人がお互いに感じている強い引力が眩しくて羨ましい。[DVD(字幕)] 8点(2012-02-06 21:28:33)

74.  タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 楽しい楽しい、スピードとアクションと笑いも挟み込んで、大海原もサハラ砂漠もガンガン飛び回る力強い映画でした。至る所に気の利いたエピソードを盛り込み、さすがのスピルバーグ!という感じです。でもね、実写でやってくれたらもっとワクワクしたんじゃないか、タンタンやアドック船長役の俳優がお気に入りに仲間入りしたに違いない…という思いもあります。制作に関する情報は皆無で見ましたが、粒ぞろいのキャラクター達が実写と見まごうような画面の中で活躍するのを見て、なぜこういう形で映画化したのかな、と不思議な気持ちでした。スノーウィ君は確かに実写じゃ無理ですが。[映画館(吹替)] 8点(2011-12-11 20:27:55)

75.  ローラーガールズ・ダイアリー 《ネタバレ》 ベタ。王道。スポーツの熱を借りて、デキる役者の力をいっぱい借りて爽やかな話を作ればそりゃ面白い作品も出来る。ずるいっちゃずるいけれど、幼い頃からショウビズの世界で色々経験してきたドリューが改めて「女の子」を見つめて作ったこれは、ちょっとツーンとくる何かも味わい深かった。「31歳でローラーを始めた。好きなものを見つけるのにそれだけ時間が掛かった。」(しかもジュリエット・ルイスに言わせるという!)だって。それでいいんだよ全然。この言葉を欲している大勢の大人や子どもが、この作品に早く出逢えますように。[DVD(字幕)] 8点(2011-05-15 17:24:28)

76.  クレイジー・ハート 《ネタバレ》 年を重ねるごとにいろいろ良くなるかと思ったら、だんだん糸が絡まってどうしようもなくてどうしちゃったのよオレ…、という、哀愁漂うおじさんカントリー歌手が再生していく話。「レスラー」に似ている設定だけれど、それほど悲壮感はなく爽やかな物語で、アメリカの風景と優しいカントリーのメロディが全体を包んでいる。手放せない酒、今までの人生でないがしろにしてきたものへの想いという人生の苦さと、手をさしのべてくれる友人や後輩の存在、愛する人を持つ幸せなどの人生の魅力が、美しい風景と一緒に胸の内に浸みてくる。黒い涙を流すシングルマザージーンも可愛く、ラストは多少胸が痛んだけれど、それもまた人生。ジェフ・ブリッジスのちっちゃな瞳とカントリーの音色がいつまでも心に残る良品。[DVD(字幕)] 8点(2011-02-13 11:51:27)(良:2票)

77.  闇の列車、光の旅 《ネタバレ》 「明日」など遠い未来。次の一瞬を迎えることさえ命懸けのギャングと少女の道行きは、常に熱気を帯びていた。まだほんの子どものスマイリーが、生き抜く手段としてギャング業にしがみつく姿もまた然り。望んだ明日を掴むのとはほど遠い、最後それでも足を踏み出す若者の姿、その目の光がこの映画のパワーとなっている。ラストの“ms”は、ニッと笑うと見えるように彫ったのかな。どのみち待ち受けるのは張り詰めた瞬間。サイラもスマイリーも。[DVD(字幕)] 8点(2011-02-11 12:18:00)(良:1票)

78.  ある公爵夫人の生涯 《ネタバレ》 重い重い女の性。時代が古いとは決して言い切れない、現代だってこれと同じような出来事で沸き立つ波に飲まれていく人は大勢いる。ひとつひとつ踏みしめながら日々を生きるジョージアナの人生を静かに見守った。友人エリザベスとの関係も、不思議に思いつつお腹の底で何となく理解できた。田舎で産んだ娘の名前(イライザ=エリザベスの愛称)で、翻弄される女同士の見えない絆を感じる。この大河ドラマの主役はキーラ・ナイトレイには重荷かと思ったけれど、どうしてどうしてラストで貫禄さえ感じる姿を見せてくれて、なかなかの頑張りだった。そしてどこかほころびやつれた悲しい公爵が、今のレイフ・ファインズにぴったりの役柄なんだと確信した。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-12-25 01:19:54)

79.  ぼくのエリ/200歳の少女 《ネタバレ》 エリとオスカーの外見の対比、雪景色と血の惨劇の対比がとても美しい。自分自身の記憶でもそうだけれど、二人くらいの年齢の内面ってバランスがおかしくてどこか夢の中を歩いているような危うい部分がある。思春期の入口に立った彼らの雰囲気、それが画面によく出ていた。「こんな自分を受け入れて欲しい」と言う永遠の12歳と、旅立ち生きる覚悟をした少年。二人はあの後どこに行ったんだろうと考えると切なさがこみ上げてくる。血まみれの悲しいキスシーンには完全に参った。[映画館(字幕)] 8点(2010-11-16 17:01:56)

80.  運命のボタン 《ネタバレ》 内外でひどい評判の本作。話の終始がつかずに崩壊したトワイライト・ゾーンのような映画、と説明すればわかってもらえるだろうか。そんな作品にエンドロールまでただ黙って見入ってしまい、時間が経つのを忘れた自分がちょっと怖い。言葉では説明しづらいけれど、リチャード・ケリーの持つねじれた感覚がいろいろな場面で儚く切なく光っていた。寂しげにふにゃっと笑うキャメロン・ディアスや「箱」に対する語り口調も孤独感いっぱいで、この監督の醍醐味を充分味わえた。やっぱり目の離せない存在だ。[DVD(字幕)] 8点(2010-10-23 02:10:59)(良:2票)

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