みんなのシネマレビュー |
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61. イギリスから来た男 どうでもいいような話ではあるが、なぜか最後まで見れてしまう。それがこの映画の魅力なのか、それとも短いからだけなのか。しかし仇役のピーター・フォンダがなんとも軽くていただけません。どうみても最初から勝負は見えている。とてもスリリングとは言えません。最後の銃撃戦もなんでこうなるのといった感じで、ダサイです。5点(2004-01-24 01:32:54) 62. プルーフ・オブ・マイ・ライフ 《ネタバレ》 前半部分がもったいない。父が死に、必要な時に手を差し伸べてくれなかった姉が現れる。そして後半、あるノートが見つかることにより、崩れる恋人との関係。必要以上に葬儀とパーティーや姉との再会部分に時間をさいてしまった為に話がぼやけてしまった。もっと父との生活を振りかっえってもらわないと、父娘がどんな気持ちで暮らしていたのか伝わってこない。もちろん恋人との再生も描ききれていない為に唐突すぎる。そもそもキャサリンが証明したかったことと、ハロルドが証明したかったことはあまりに違い過ぎるのではないか。[DVD(吹替)] 4点(2006-11-26 23:04:43) 63. 姑獲鳥の夏 実相寺昭雄監督?どこかで聞いたことがある。あっ帝都物語。超個性派、嶋田久作しか覚えてない。姑獲鳥の夏もまた喜怒哀楽、どの一つの感情もないまま終わった。[DVD(邦画)] 4点(2006-11-11 15:31:14) 64. ローレライ ずーっと原作は漫画で、かわぐちかいじだと思っていました。こんなこと言ったら、かわぐちかいじファンの方に怒られるかなあ。[DVD(邦画)] 4点(2006-11-11 14:09:44) 65. エミリー・ローズ 《ネタバレ》 キャリーのシシー・スペイセクばりのジェニファー。女を捨ててます。演出に緊張感はないが、実話であることでこの映画の価値を高めているのは事実。観る者の想像力に委ねられているだけに、映像の力は強く、観る者は彼女は悪魔に憑かれたと思わざるを得ない。この裁判自体、神父の無罪は明らかで、有罪という陪審の裁定に疑問が残る。医学的治療をストップしたのもエミリー本人の判断であり、神父はただ単に依頼されただけ。[DVD(字幕)] 4点(2006-11-05 10:15:48)(良:1票) 66. フォー・ウェディング ちっとも素敵な話じゃなかった。離婚することは間違いない。二人とも軽薄で、人を見る目がなく、流されやすい。ブリジット・ジョーンズの日記の方がスッキリした。幾ら何番目のあなたは素敵と言われても男は結婚してから引きずるよー。[DVD(字幕)] 4点(2006-09-16 16:43:16) 67. -less [レス] 《ネタバレ》 まず最初にオチありきでしょう。その上で、これはつじつまが合う合わないの消去法をしていく。その意味では非常に常識的な演出である。大した見せ場もなく淡々とひとりひとり連れ去られることもうなずけます。車から離れられない意味も。ただ、結末を悟られた時点で映画の愉しみはほぼ失われます。最初に居眠りをするのは当然として、その後もう一度居眠りをしますよね。あれは必要のない演出だと思う。その行為がこの映画のキーワードである以上、危険性も高い。[DVD(吹替)] 4点(2006-04-08 11:49:47) 68. ハウルの動く城 《ネタバレ》 本当はもっと単純なお話だったんでしょうね。メルヘンチックな。歳をとると誰しも説教臭くなり、色んな事が言いたくなる。でも、それを入れ過ぎるとまとまらなくなる。そんな気がする。なんでお話の途中、ソフィーはおばあちゃんになったり、元に戻ったりするのか分からなかった。友人に聞くと、あれは素直になるともどれる、そういう魔法だと教えられた。へぇ~、そうなんだ。それじゃぁ魔法をかけられた時、彼女は自分に正直ではなかったのか。魔法の事、忘れちゃうよねぇ。色んな事を詰め込み過ぎて、あの観賞後の宮崎アニメ独特の心地よい余韻がこの作品にはなかった。[DVD(邦画)] 4点(2006-04-08 11:22:45) 69. ロボッツ かなり小さなお子ちゃまなら、ただロボットが動いてるってだけで楽しいかも知れないが。だいの大人がこのストーリーとこの映像で満足は出来ない。私がいつも映画の価値基準にしているのは、その映画を観ると観ないでは違いがあるかないか。これを観ている時間がとても惜しかった。大量消費社会のアメリカ人がこの映画を観て何を得るのだろうか。[DVD(吹替)] 4点(2006-04-08 08:50:15) 70. 世界の中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 確かに叫んでいました。ローカル空港で・・。CMでやってたときは、なんかあの「誰か助けてください」でウルときたが、映画の中ではここでこの台詞はおかしいだろと思ってしまった。刺されたのならまだしも突然の病気じゃないんだから。世界の中心に行けなかったという前に東京にも行けなかったんでしょ。[DVD(邦画)] 4点(2006-03-12 18:00:19) 71. 激流(1994) 《ネタバレ》 大自然を舞台に激流というタイトル通りの展開だが、最終的に拳銃でパンでは芸がない。[地上波(吹替)] 4点(2006-03-12 12:58:44) 72. エイリアンVS. プレデター 不必要なところに時間をかけ過ぎてる。氷の下の遺跡に辿り着くまでが長い。遺跡なんかどうだっていい。衛星が発見し云々もいらない。エイリアンとプレデター、戦ったらどっちが強いんだろうっていう、子供に聞かれたんですよ的発想の作品なんだから。もっと戦うべきだし、エイリアンやプレデターのもともとの性質はちゃんと描くべきでしょう。エイリアンは卵を産みつけてから超早くなってるし、ふ化も早い。プレデターはなぜか透明でなくなってるし、もちろん友好的じゃない。はいやり直し。[DVD(字幕)] 4点(2005-09-04 02:14:56) 73. コール 犯人達の『顔』がはっきりと見えてしまう誘拐ほど興がさめるものはない。こういった話は犯人との駆け引きが命。ドラマティックな展開を期待してしまうもの。犯人達の目的が金ではなく、復習だったという展開も、出し所を考えて欲しい。両親が強いというよりも犯人達のモチベーションが低すぎる。4点(2005-01-27 23:03:29) 74. 解夏 原作は未読ですが、さだまさしさんの才能を感じる良い話でした。視力を失う事への恐怖、その恐怖から解き放たれることを解夏ととらえる。すべての病に通じるこの考え方は、私を癒してくれた。ただ実際にこの病気でない私と違い、主人公の苦悩ははかり知れない。その彼を愛する女性の悲しみも同じく。良い話といったのは、映画としては、その辺のあたりがまったく伝わらなかったからである。いろいろ理由はあろうが、最大の原因は石田ゆり子の抑揚のない演技。恋人にではなく、まるで近所の子供に投げかけるように単純に放つ言葉の数々。どうせなら、さだ氏自身がメガホンをとり情熱的に演技指導すべきでは。いや彼にそんな時間はあるはずがない。しかも石田ゆり子に演技指導は無駄というべきか。4点(2004-12-28 01:13:24) 75. オーシャンズ11 この大仕事やれるか、やれないか。やれなければ話が始まらない。つまり細かい事は抜きにして、作り手のやりたい放題なのだ。しかしそれも度を越すと映画として×です。まあ限度ギリギリでしょう。ところで彼は両方を手に入れたのでしょうか?女と金。女は、あっちがダメならこっちがあるさというタカビーなサル女。この先大変です。金は、ベネディクトに一生付け回され使えない。11人も仲間がいれば、誰かがぼろを出し、口を割り、前科者だけに警察にも当然マークされます。つまり金も女も失う訳です。4点(2004-11-07 04:31:49) 76. 人間の証明 最近、過去の映画やドラマがやたらとリメークされてるでしょう。それでまあ観ようかなぁと思った訳で。それだけです。これを選んだのも松田優作が出てるからで。それだけです。それだけ、それだけ‥。4点(2004-11-07 04:01:25) 77. ザ・コア DVDで見た予告編ですが、オリジナル版では思いっきりアメリカによる計画で核が停止したと言ってましたねぇ。アメリカ人は分かりやすいのが好きなんですね。この映画の失敗は「アルマゲドン」のように単純化してしまったところではないでしょうか。しかも、「アル‥」の主人公達はヒーローであったのに対して、こちらは軍の尻拭いとまでは言いませんが、殺されかけて捜索もすぐに打ち切られ、地球を救ったのに、原因が暴かれればおそらくバッシングを受けるでしょう。地球の核の停止という過去にない題材にスポットをあて、その知られざる原因と対処方法に興味が湧くところ。その原因がアメリカの軍事兵器でその対処法が核爆発による核の始動。核と言うのは巨大な発電機のようなもので、熱と磁気を発生させているそうです。やはり磁力を発生させるには電気ではないでしょうか。それを失った地球がどうなっていくのか、その辺をもっと描いて欲しかった。私的には「ディープインパクト」のようにいさぎよいのが好きです。人間の力で地球の核を動かす?しかし、アントニオ猪木氏ならこう言うでしょう、元気があればなんでも出来ると。4点(2004-05-29 12:02:33) 78. HANA-BI 夫のしてきたこと、そして自分の余命を彼女は当然分かっていた。岸本加世子の最後の言葉は、2人で死ぬことへの理解だった。北野氏がこのようなテーマを描くとやはりこうなってしまうのかと残念にも思った。期待を裏切らないというか、予想通りなのだ。しかもたけしの元刑事役には違和感ありですね。始まって早々にたけし達はヤクザだと思ってしまった。彼等は他の組のヒットマンを探し出し、殺す為に張り込んでいるのだと。これまでたけしが演じてきたキャラクターが邪魔をして、しかも払拭できていないんです。映像作家はあまり多くを語らない。それが誤解を生む場合も多々ある。良くも悪くも。良い結果はヴェネチア国際映画祭の受賞。芸術性重視の映画祭としての評価だと思う。当然出品した時点で賞ねらいなのは仕方ないだろう。自称マザコンだけに誉められることに弱いのだろうか。だが賞は中毒性がある。海外や賞にに捕われすぎると、方向性を見失う場合もある。そろそろ彼も日本に帰ってきてほしい。大好きな作品もあるし、映画は観客に指示されてこそ映画だと思うから。4点(2004-04-10 12:34:28) 79. ターミネーター3 アーノルド・シュワルツェネッガーの映画なんて観るの何年ぶりかなぁ。ってくらい観てません。相変わらずですね。異常なくらい筋肉ムキムキで彼に役づくりはあり得ないのでしょうか。痩せてみるとか、演技の勉強するとか(笑)。ちなみにアイルビーバックって流行語なの?記者会見でも言ってたし、やたら気に入ってるみたいですね。それとT-Xってあややじゃないよねぇ。4点(2004-03-27 01:28:36) 80. エリザベス 戦場と城の中ばかりが描かれて、民衆に彼女は何をしたのか分からない。ジェフリー・ラッシュは、「シャイン」だけだったのか。作品に恵まれないのか。それだけが気になった。4点(2004-02-14 10:23:12)
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