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プロフィール
コメント数 1989
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  華麗なる賭け 《ネタバレ》 今宵は「トーマスクラウンアフェア」祭り。 第1弾は、まずは本家の「華麗なる賭け」の方から。 う~ん、この賭けとは女心を試す賭けだったんでしょうね。 マックゥイーンの「シンシナティキッド」のポーカーから、このタイトルが考えられたんでしょうか? 本当に最後のフェイダナウェイの何とも言えない泣き顔が印象的です。 俺をとるか、正義をとるか。 女性にこの選択をせまる男こそ、本当のワルといえるでしょう。 マックゥイーンには、そのワルが実に似合う。 画面を割る映像の演出も、オシャレな雰囲気も、まさにワルな映画にこそ似合いますね。 女性の強くなった時代、こんな映画もまぁ出てこないでしょうね。 60年代アメリカ映画の傑作です。[ビデオ(字幕)] 7点(2018-11-18 20:26:13)《改行有》

62.  風の視線 《ネタバレ》 清張映画。 いや~、清張の映画ってはまるね。 聞き取りやすいセリフに、分かりやすい展開。 昭和の女は、どこか影をひきずっているのだ。 その裏には、不倫などのいけない関係があるからだ~。 面白い。 エリートが身勝手に振る舞い、最後まったく恋愛と関係ない犯罪でつかまる。 清張はこんな風にして、昭和の格差社会に溜飲を下げていたんだろうね。 大人の知恵だ。 また演技もなかなか浮いてなくて良かった。ま、話題づくりかな?(笑)[ビデオ(邦画)] 7点(2018-11-05 21:49:58)《改行有》

63.  アルジェの戦い 《ネタバレ》 アルジェリアの独立に至る経緯を描いたドキュメンタリー風である。 非常に映像的にも見やすく、見応えのある場面で構成されている。 がしかし、何と何の対立で、という説明があまりにもされておらず、白紙のままで見ると、 ちょっとついていけない場面もある。 あの居酒屋でのテロは、ヨーロッパ居住区でおこなったのであろうか? 検問をくぐりぬけたから、恐らくそうだろう。 平和ボケの日本にいるためか、ピンと来なかった。 映画の途中で史実を確認して観ると、すっきり来た。 英雄(?FLNのやり方にはちょっとついていけないとこもあったが)アリの爆死を 国民が見守り、静かな怒りとなり、ラストの大暴動へとつながる。 本作はコスタガブラスや「無防備都市」などのような政治スリラーである。 見応えある一本。[DVD(字幕)] 8点(2018-06-30 23:39:46)《改行有》

64.  黒部の太陽 《ネタバレ》 三船敏郎、石原裕次郎!監督は熊井啓! この日本映画の全力投球ぶり! すごいっよね~! ゼネコン土建屋の現場の凄まじさが分かる。 まるで戦場のような緊迫感。 束ねる人間も半端じゃ務まりっこない。 破砕帯との戦いがメイン。 死闘する現場に、上の者も命がけで打開策を探す。 平成の今はよく知らないが、この頃はトップも猛者が揃ってたんだね。 もうただただ頭が下がります・・[DVD(邦画)] 7点(2018-05-03 15:10:51)《改行有》

65.  若者のすべて 《ネタバレ》 なんのこっちゃ~!?! ビスコンティの映画は変な映画ばっかりのように思う??? この作品、なんらかの神話をベースにしているのかもしれないが、人間のニオイのしない人物たちに ついていけないんです。 アノ場面から、もうこんな映画に金を使うこと自体、貴族趣味だと感じて、しょうがなかった。[DVD(字幕)] 5点(2018-04-07 15:00:45)《改行有》

66.  アラバマ物語 《ネタバレ》 名作として有名な本作を鑑賞。 法廷で有罪判決が出るとこに、話の設定である時代の黒人差別の厳しさを思い知る。 正義と一言で言えぬアメリカの良心がよく描写されてる。 「大統領の陰謀」の社会派アラン・J・パクラが製作に名を連ねているのに、鑑賞後、納得した。 何より、観終わって、この映画のレビューを読むと勉強になることが多い。 自分の鑑賞能力不足を補ってくれる、このサイトに感謝![DVD(字幕)] 7点(2018-04-01 00:12:24)(良:1票) 《改行有》

67.  8 1/2 《ネタバレ》 フェリーニの良さは自分には分かりにくかった。何故かというと、彼の映画のイメージのセンスは、影響を受けた後のいろんなジャンルの創り手によって、進化しており、それを観てきた私には分かりにくかったのだ。これは映画だけでなく、マンガ、小説においても言える。噂に聞いた伝説の作品をいざ、観てみると、ちょっと物足りなかったりする感じ。しかしこの作品は、にもかかわらず、風格がある。有名な映画である。最初は戸惑った。いつになったら物語がはじまるのか?しかし慌てない。これは「去年マリエンバードで」か?それならと思い、肩に力を抜いて、観てみた。最後まで見て、トリュフォーの「アメリカの夜」よりも、正直な映画創りの実感だろうと思った。映画は一人ではできない芸術だ。混乱の内に映画作りが始まってしまう芸術家の正直な感情の吐露だろう。そう思うと、ちょっとユーモアのある作品だ。それにしてもフェリーニって巨大な建築物や船を映画に出すのが得意ですね。さらにニーノロータの名曲が冴える。この映画の彼の曲は特に好きだなぁ。 (再見) 画面から目をそらさせぬ演出にうなった。これは映画の教科書だったんだ!大筋の分かってた2度目の方が面白かった。[ビデオ(字幕)] 7点(2018-03-10 13:21:57)《改行有》

68.  魚が出てきた日 《ネタバレ》 ブラックですね~。 漫画家の大友克洋氏が何度も観てるDVDのなかに本作があったので、鑑賞。 軍人や軍事兵器が絡む割には、登場人物はみんなどこか間が抜けている。 それであれよあれよという間に、最悪の展開に。 タイトルの「魚が出てきた日」はこういうことかという展開になる。 終わってみると、笑えないブラックさに、クールと思える人もいるだろうなぁと思った。 面白い娯楽作品ではありますが、うすら寒い終わり方です。 派手なアクションに飽きた人には、おススメかも・・[DVD(字幕)] 7点(2018-02-18 22:06:26)《改行有》

69.  瞼の母 《ネタバレ》 山田洋次の「男はつらいよ」は、これが原型だったんだろうね。 寅さんの母親のミヤコ蝶々のイメージは、これがヒントじゃなかろうか、と思った。 寅さんのしゃべり方って、腕っぷしが強くないのをのぞいたら、股旅のそれだもんね。 そういう気づきがありました。 で、本編なんだけど、分かりやすい話に、分かりやすい展開。 大事にしたいよね、こういう分かりやすい演出。 人情ものってしみじみしてて、いいなぁ。 この映画の後、おふくろに優しく接しちゃったもの(笑)[ビデオ(邦画)] 8点(2018-02-13 00:40:51)《改行有》

70.  鞄を持った女 《ネタバレ》 クラウディア・カルディナーレ。そうか!この女優か!有名な人だけど、若いころの彼女の映画は初めてだ。薄幸な女性を見事に演じている。悪い男に騙されても、自分をしっかり持っている女性。その男のウブな弟が恋心を抱くも、イタズラ心は起こさず、真摯に向き合う。 彼女の顔にイタズラっぽい笑みは似合わない。 その後、元カレから暴力を受けたり、その上司に口説かれても、決して堕ちていかない。ただ目力がどんどん失われていく様子がしっかり描かれている。 ボロボロの彼女はトボトボと駅を歩いて、FINである。 悪い男がどうなるとかそんな展開はない。ただ観客はボロボロになっていく彼女が悪い女にならぬよう思いながら、スクリーンの手前でじっと観ている。 このような映画は、昔の汚い映画館がよく似合う。鑑賞後、シミのついた映画館の廊下を歩いて、彼女を思いながら帰路につくのが似合っている。 そんな映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2018-01-06 18:54:50)《改行有》

71.  処女ゲバゲバ 《ネタバレ》 若松孝二監督の初期の作品。晩年「キャタピラー」や「実録連合赤軍」など社会派を撮っている監督である。昭和の激動の時期、社会でもがき苦しんでいる若者の叫びの如く、スクリーンに激情をたたきつける監督である。ゲバゲバのゲバとは国家など大きな存在への暴力などによる実力行使のことらしい。ここでも非力な二人の恋人(女性の方は元ボスの女という設定)の大きな存在の前でもてあそばれる様を描いている。タイトルは大島渚によるもの。一見、眉をひそめるようなタイトルではあるが、ギリギリのところで人間を描いている。レンタルビデオ屋に一角を占めるAV(アダルトビデオ)とは志もメッセージも違う。エロはエロでも、一人の人間がもがき苦しむ過程で獣になる一歩手前の煩悶を描いている。人間が獣ではない、獣になったらお終いだというのをメッセージとして伝えてこそのエロこそ、文化と言える。AVは文化ではない。[DVD(邦画)] 7点(2017-12-09 15:36:02)

72.  幸福(1964) 《ネタバレ》 アニエスヴァルタは女性監督なので、女性の側から見た人生の不安を描く。「冬の旅」では女性の野垂れ死にを、この映画では男の身勝手さへの怯えを描いている。当時は珍しく、女性側の視点は衝撃的だったろうと思う。自分の意見としては、この男は二人の女性を従えた王様みたいな気分になって、舞い上がっている馬鹿にしか思えない。このまま、ハッピーエンドで終わるはずがないのだが、この映画の言いたいことは、女性は怯えているというとこなので、このラストも致し方ないのかなぁと思う。[DVD(字幕)] 7点(2017-11-27 11:10:37)

73.  地獄に堕ちた勇者ども 《ネタバレ》 かねがねビスコンティの女性像はおかしいと思ってはいたのだけど、この映画はそんな歪んだ女性像から発展した、歪んだキャラクターを主人公に置いている。フリードリッヒの狂気は凄まじい。「時計仕掛けのオレンジ」並みの狂気だ。しかもそういう狂気をユーモアを混ぜず、ストレートに描いてくるから、始末におえない。ビスコンティが狂っているか、彼の属した貴族社会が狂っているか、どちらかだ。多分、ビスコンティがおかしいんじゃないかなぁ。でも恐るべきは、彼は歪んだなりに、映画としての体をなしているかのような作品を創り上げる、その気品だ。歪んでいても、しゃんと立っている貴族のプライドというか・・。ビスコンティが自分でも気づいていたとしたら、天才だね、こりゃ。[ビデオ(字幕)] 6点(2017-08-08 01:06:16)

74.  トパーズ(1969) 《ネタバレ》 確かにヒッチコックらしさは薄い。らしかったのは、亡命劇、花屋での密談や政府高官のなかに混じってるスパイのふてぶしく食事をとるところくらい。複雑なストーリーには、ヒッチコックの演出が生きてこないのだ。複雑なストーリーテリングも映画がこなしはじめてる頃、ヒッチコックはかなり苦戦してる。が、結局ヒッチらしく、ユーモアいっぱいに撮ったのが遺作「ファミリープロット」だ。彼らしい作品が遺作で良かったと思う。[ビデオ(字幕)] 6点(2017-05-21 13:00:13)

75.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 007をショーンコネリーがやるんだから、男ポールニューマンも負けてはいられないとスパイ映画。しかしヒッチコックらしい、ゆる~いスパイもの。前半はらしさがないものの、後半一気に加速する。特に東ドイツ(古!)からの脱出劇からヒッチコック演出のオンパレード。偽装バスが本物バスに追いつかれそうになったり、絶体絶命の劇場からの脱出や、保証人になってくれとせがむ老婦人とか、とても普通のスパイ映画じゃ見られないような展開。ヒッチコック映画は疲れているときとかも、気軽に観られるのでいいね。最近の映画は集中力を求められるので、気楽に観られないし・・。それにしてもジュリーアンドリュース、素敵です。美人ものでも知られるヒッチコック。ここでも手腕を発揮、彼女らしさを損なうことなく、安心して観てられました。時たまジュリークリスティとごっちゃになってしまう小生ですが・・。[ビデオ(字幕)] 6点(2017-05-05 00:27:42)

76.  サムライ(1967) 《ネタバレ》 面白い!「恐るべき子どもたち」の監督か。う~む・・女性を描ける人がハードボイルドを描くと、こんなに上質な作品になるとは、一つの発見だったなぁ・・。警察があくどいので、黒幕と警察がごっちゃになりそうだったが、これも演出だったとすら思わされてしまう。この監督、メルヴィル、恐るべし。もっとこの監督作品を観てみたくなったぞ。映画とはこれなんです!という雰囲気と品格を最後まで失わない、この上質さ、癖になりそう(笑)。クールな一匹狼の殺し屋をアランドロンが好演。そして出てくる女性たちがみな自分を失わない。このアランドロンを見守る若い女性は、姑息な警察に一歩も退かない。そして黒幕の愛人であるこのピアニストも大したタマで、銃を向けられても平然とピアノを弾いてる。そしてあのラスト。しかしアランドロンの銃には弾が入ってなかった。もうこうなることを覚悟してたということに、あの愛人は何を思うのか。結局、女性にモテモテのアランドロンは、黒幕の女性の心すらわしづかみにして、この世を去る。モテモテで一生を貫くとは、大変なんだなぁ・・(泣)。[DVD(字幕)] 8点(2017-04-29 21:11:33)

77.  仮面/ペルソナ 《ネタバレ》 演じるのが仕事の俳優と、自分を見失って日常を演じているような(仮面をつけてるような)状態の看護師とのやりとり。面白いのは、病人の俳優よりも看護師の方が病気が深刻だよ、といった設定。難解と評判であったので、身構えて観たが、そうでもなかった。やはり難解映画のナンバーワンは「去年マリエンバードで」ではないか、と個人的に思ってる。ベルイマンはツボを押さえると分かりやすい。(宗教が絡んだ映画は別)[DVD(字幕)] 7点(2017-02-21 11:54:12)

78.  マーニー 《ネタバレ》 サスペンスの要素が少なく、ヒッチコックらしくないようで、ヒッチコックの映画になってる風変わりな作品。精神分析っぽいとこは、確かに「白い恐怖」を思わせる。女性の心理に迫った「赤い恐怖」。この頃の映画ってこういう女性の心理に迫る作品が多かったような気がする。しかしこの映画の本質は、苦労している女性を自分のものにしようとする金持ちの男性のいけ好かなさにある。この映画のストーリーになる過程では、とんでもないストーリーも組まれていたという。泥棒したとき、男が女性に乱暴するとか、ラストお母さんはもう亡くなっていて、彼女は知らない男性と寝たりするとか・・。(ヒッチコックの「映画術」より)よくここまで抑え込まれて、何とか観られる作品になって良かったよ。[ビデオ(字幕)] 6点(2016-12-23 21:17:16)

79.  憎いあンちくしょう 《ネタバレ》 こんなルリ子、初めて観た!リリーでもなく、他の名作の浅丘ルリ子とも違って、若さが弾けてる!お化粧しなくても、かわいいじゃん!話はかわいい都市型カップルの愛の成長過程をロードムービーで見せるといった、日本では面白い趣向。東京から熊本だから、今ではなんてことない距離。それを石原裕次郎がボロジープで、浅丘ルリ子がスポーツカーで追いかけて、途中山道でスポーツカーが大破しちゃうという劇的な盛り上がりがあるなんて・・(笑)。当時の名作って言えば、キネマ旬報なんかで調べると、暗い作品ばっかりなんだけど、こんな楽しい娯楽作品あったんだね。そりゃそうだろうね。寅さんだけのはずないもんね。昔の作品って言えば、名作ばかり辿りたがるけど、昔の娯楽作品も観てみようと思いました♪[DVD(字幕)] 7点(2016-07-17 19:23:11)

80.  セコンド/アーサー・ハミルトンからトニー・ウィルソンへの転進 《ネタバレ》 ブラックなところが面白い。でも見覚えある感じ・・。そう、藤子・F・不二雄の「ドラえもん」や「オバQ」とは別の、もう一つのダークな作風に近い。あぁ当時の漫画家は、こういう作品見て、ヒントを得たんだなぁと感心。しかし、主人公が自分を見失う葡萄酒づくりの場面は、ニコラスローグの「錆びた黄金」を思い出した。こんな乱れたことを当時の人たちはやってたんだろうなぁ、珍しくなかったんだろうなぁとゲンナリ。なんていうんだろ。人(男)の考え得る、「幸せな世界」ってこんな乱れたもんになっちゃうんだろうね。なんだかなぁ、「普通」が一番幸せってことなんだろうなぁ・・。[DVD(字幕)] 7点(2016-06-07 21:21:35)

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