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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1440
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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781.  痴人の愛(1934) 《ネタバレ》 淀川長治さんが著書の中で、この映画のべティ・デイビスを激賞されていたので観てみました。彼女の主演作は代表作「イヴの総て」「偽りの花園」後年の怪奇路線映画を何本か既に観ていて、やけにアクが強い癖のある女優だったんだって印象。特に「イヴ」での女優プライド演技はすさまじかった!んで、この映画での若かりし頃の彼女・・・、いやあ「若草物語」のキャサリン・ヘプバーンといい彼女といい、後年まで長期間活躍した女優さんっていうのは、やっぱ輝きが全然違うわ。相手役の、線が細いだけの二枚目レスリー・ハワード氏なんか、吹き飛んでしまう毒々しい存在感、まさに彼女一色に塗りつぶされてるって映画でしたね。このヒロインってすっげー嫌な女なんです、嫌な女なんだけど・・・、ラスト醜く崩れた顔の一瞬のワンショットで、彼女の哀れさを観客に納得させてしまうほどの迫力ある名演技でした。とにかくこれは、怪女優べティ・デイビスの為に一見の価値有る作品です![ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-26 12:05:02)

782.  若草物語(1994) マーチ夫人がスーザン・サランドンという事で、これまでの目立たない淑女的イメージとは違う破天荒な母親像になるのかと思ったら・・・意外に普通のお母さんでしたねW。この最新版の功績は、↓皆さん既に指摘されてますがローリー役にクリスチャン・ベールを持ってきた事でしょう![ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-25 11:28:25)

783.  若草物語(1933) 《ネタバレ》 さすがに昔の映画好きの自分としても、ここまで時代が下がってしまうとキャサリン・ヘプバーン以外の、姉妹役女優さんの区別が全くつきませんW。最新ウィノナ版をリアルタイムで観た方が、49年度版マーヴィン・ルロイ監督バージョンを観た時に持つ印象と同じかもしれません。そんだけキャサリンの役者としての個性が突出しているとも言えますが・・・。何回も繰り返しリメイクされるだけあって、やっぱりストーリーはしっかりしてますよね。でも自分としては、何度も読み返してみたくなる、豪華見開き絵本みたいな49年度版がやっぱ一番好きだなあ・・・。[ビデオ(字幕)] 6点(2006-09-25 11:16:13)

784.  プラダを着た悪魔 《ネタバレ》 「プラダを着た悪魔」っていうより「プラダを羽織った白雪姫の悪い魔法使い」っていうイメージでしたね、御大貫禄メリル女史は。ワンシーンのみ、ノーメイクで堂々と素顔をさらした勇気には感服。日本だとこの役は、三田佳子あたりがやればベストか。最先端ブランドモードや小物類で精一杯新しく装ってはいるものの、中身はなんだか古臭い女同士の争いでした。もっとアタマ使った、ドロドロネチネチ口撃合戦が繰り広げられるのかと思いきや、大人気ない小手先理不尽嫌がらせばかりでその点では失望。悪魔→結局はいいひとってオチも大女優メリルを起用する以上しょうがないのかな?自分は男だからかもしれないけど、この手の変身ものの元祖「麗しのサブリナ」でも、オードリーは変身前の方が断然魅力的だと思ったものですが、この映画のアン・ハサウェイも同様でしたね。安いパーカーとか無造作に着てるシーンとかのが何気にカワイイし。おそらくタイアップやらブランド大好き女性誌記事での大プッシュ的取りあげ等、公開前かなり話題になるような気がするんでそこそこヒットはするでしょ。でもこれ観る限りじゃ20年位前の「ワーキングガール」の頃から、アメリカ女性の意識ってあまり変わっていないような気が・・・。鑑賞後の後味はいいので一点プラス![試写会(字幕)] 6点(2006-09-23 16:01:31)(良:1票)

785.  スピード(1994) 自分、サンドラの声を吹き替えた松本梨香さんの声がとにかく好きなんです!少し鼻にかかったような、美人である事をちょっとばかり常に意識してる元気で活発な女の子の役柄がぴったり。この映画での免停女、サンドラのキャラクターにもうまくハマッてましたね。観るつもりじゃなかったけど、ブラウン管から彼女の声が流れてきたので、結局最後まで観てしまいました。どうせならキアヌの声もかつての名コンビ小杉十郎太さん(←このヒトの声も好き)に・・・、いや、それだとワイルディスティック・キアヌになっちゃうか・・・。[地上波(吹替)] 7点(2006-09-23 12:20:29)

786.  男はつらいよ 望郷篇 ここでの長山藍子さんは本人自身無意識無自覚、残酷度シリーズ中ナンバーワンマドンナですね。源ちゃんじゃなくったって、あの夏の夜の告白アプローチは、逆プロポーズと取らなくて一体どう解釈したらいいんでしょう?長山さんはテレビ版でさくらを演じた女優さんという事で倍賞さんとどこか似ている雰囲気、だからこそ余計に始末に負えないw。いや、でも寅さん映画のマドンナは、こういう人じゃなくちゃいけないんです!こういう残酷マドンナに恋するからこそ、寅さんの滑稽で愚かだけどおかしくも愛すべきキャラクターが一層際立つんです!シリーズ第五作目にして寅さん映画の、ある意味完成形に達した感のある逸品。[DVD(邦画)] 8点(2006-09-17 11:07:36)(良:2票)

787.  ステイ 《ネタバレ》 何がなんだか俺にはさっぱり理解できませんでした。結構食指をそそる、なかなか良さげなキャストなのに、ひっそりほとんど話題にもならず公開されちゃいましたよねえ。映画館もガラガラだったし。よくわかんなかったにもかかわらず、あえてもう一回DVDで見直したいとも思えない種類の映画。ユアン兄とナオミ嬢はともかく、肝心のキーパーソン、いつもいつでも泣きべそ顔ライアン君、俺やっぱこのヒトが出てる映画ってことごとく駄目みたいだぁ・・・。相性悪いんかなあ・・・?[映画館(字幕)] 2点(2006-09-16 15:13:40)

788.  人間の証明 《ネタバレ》 角川映画中後期映画群によって映画の愉しさに目覚めた自分は、当時角川印のいわゆる超大作が公開されるたんび、世論で大バッシングが起きるのを不思議な気持ちで見守ってました。今回初めて「犬神家」に続くこの鳴り物入り大作を観るに及んで・・・こりゃ春樹プロデューサー、もっと叩かれなくちゃいかんかったわw。いや監督も脚本家も原作もひどいな、これは。ありえない偶然の連続。この内容のどこが「人間の証明」なんでしょう?「ストウハ」→「ストローハット」→「麦わら帽子」「キス・ミー」→「霧積温泉」って超強引な発想の転換がいともたやすくなされた時点で、ああこれはサスペンスでもミステリー映画でもないんだって思いっきり興醒め。もしかしたら「タモリ倶楽部」の担当者はこの映画によって「空ミミアワー」の企画を思いついたんじゃないのか?いや絶対そうに違いない!!←断定形。金曜深夜の長年の楽しみを提供してくれた事に免じて→[DVD(邦画)] 3点(2006-09-15 11:17:02)

789.  イルマーレ(2006) 《ネタバレ》 「ラストのあの幕切れのセリフがない!(怒) 途中強引に二人を逢わせて、あれやこれやさせちゃいけないんだよお・・・(泣)え~?原題イルマーレをこんなこじつけにしちゃってええん?(惑)」etc・・・。チョン・ジヒョン主演のオリジナル版を偏愛してやまない自分としては、ショウビズで予告編を観た時点で、何かヤな予感は最初からしていたので、それなりの覚悟はしてたけど意外や意外、予想を下回るほどの酷い出来でもなかったです。でも大スターキアヌ&サンドラを出来る限り一つの画面に収めないと、商売にならないと言わんばかりのハリウッド式商魂の逞しさが、シンプルなオリジナルの良い箇所を削ぎ落としてしまったという感は否めません。美しく盛り付けられた韓定食にケチャップを振りかけちゃったって印象。サンドラは人生と生活に疲れた女医という設定にはピッタリだったと思います。主人公たちの年齢設定をおよそ15歳位引き上げた事で、また違う味わいの出来になった事は認めるけど、この題材はやっぱりもっとフレッシュなキャストで作ってもらいたかったなあ・・・。レイチェル・ポートマン(サイダーハウス・ルール)の音楽は相変わらずいいですね。大爆笑シーン、キアヌのクシャミ。[試写会(字幕)] 6点(2006-09-10 11:10:59)

790.  カサブランカ この映画で一番感動的な部分は、めでたく友情成立ラストシーンでも、顔デカボギーのキザったらしい科白でも、バーグマンの憂いに満ちた画面からこぼれ落ちそうな大きな瞳でもない。「ラ・マルセイエーズ」のイントロが流れた瞬間、ドイツ将校にしなだれかかっていた自堕落フランス女や、豊満な流しのギター弾きの女性ほか、酒場にいた連中が誇らしげな表情で歌声を張り上げるシーンだと思います。甘っちょろいメロメロドラマには弱い自分ですが、この映画についてはまあ悪くはないけど、神格化されるほどの名作にはどうしても思えません。[地上波(字幕)] 7点(2006-08-27 17:22:03)

791.  タッチ(2005) 《ネタバレ》 何だよ~、これさ、思い切って原作の後半ブッタ斬って、カッちゃんが亡くなるトコまでにしとけば良かったんじゃないの?でもまあ、原作をリアルタイムで読んでいた世代ではなく、「タッチ」の輪郭だけは何となく知ってますっていう長澤ファンの10代がもともとターゲットだったっていうんであれば、そんなに腹も立ちません。あの主題歌が流れるタイミングがあまり良くなかったんで、クライマックス試合のシーン「♪ね~え、だ~れか彼につ~げて 愛がずっとひとりぼ~ち、よっとおおお~!♪(←曲名未詳)」とマイBGMでひとりぼっちで盛り上げちゃいました(←寂しい・・・)  [地上波(邦画)] 4点(2006-08-26 11:23:14)《改行有》

792.  エデンの東(1955) 巷の評価と同じくジェームズ・ディーン三部作は、このレビューでもやっぱり本作→「ジャイアンツ」→「理由なき反抗」の順になっちゃうんですね。自分はエリザベス・テイラーとディミトリ・ティオムキンのテーマ曲の大ファンという事もあって「ジャイアンツ」を特別ヒイキにしてるんですが・・・。んでこの映画、内容云々よりテーマ曲のが印象的です。昔、NHKで一年に一度やってた「映画音楽大全集」で「風と共に去りぬ~タラのテーマ」と毎回トップ争いをしていたのを思い出します。今あの番組が製作されたら、「タイタニック」あたりが断然トップに来るのかな?カザン監督のシネマスコープを意識しての緻密に計算された鋭角的なカメラワークは、ブラウン管で観た場合効果は殆ど上がっていないような気がします。やはりこれは、大画面で見てこそより深い感銘を残す映画のひとつ。「サリナス」っていう地名や「キャル」「アブラ」といった登場人物の名前の語呂がやけに良く、レタス畑の風景とともに郷愁をそそるんですよ。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-25 15:30:00)

793.  男はつらいよ 寅次郎と殿様 「男はつらいよ」シリーズの中で、影の薄いマドンナベスト3は「寅次郎頑張れ!」の藤村志保、「春の夢」の香川京子、そしてこの作品の真野響子だと個人的に思ってます。(作品・女優としての評価とは全く別です)この三作品において彼女たちに共通して言えるのは、人間としての性格が殆ど与えられていない事。あるいは脇にもっと強烈なキャラクターが控えてたとか。真野さんは淡白でアクのないおキレイな女優さんなので、ごくごく淑やかな女性という設定になってしまったのかと思うんですが、でもそれだけじゃねえ・・・。寅さんとのやり取りもイマイチ弾けないし。マドンナの陰影が濃ゆければ濃ゆい程、作品自体の出来も必然的にUPするっていうのは、シリーズ全作品を通しての法則だったと思います。でもまあ、この頃の寅さんはまだ気力充実、元気一杯で観ているだけで楽しいから良しとしましょう。[DVD(字幕)] 6点(2006-08-20 10:54:14)

794.  プラハ! 珍しくも中欧チェコ産ミュージカルという事で、失礼ながらどうにも垢抜けない泥臭さ丸出しの映画かとタカくくってたんですが、意外や意外コレお得な拾い物でした。無名な俳優さんばかりのせいか男優陣はことごとく魅力に欠けるし、展開もたどたどしい部分もあるんだけど、何か憎めない愛すべき作品に仕上がってます。最初に流れてくる曲がお気に入りの「DOWNTOWN」だったせいかなあ・・・、もう自分はその時点で「これ、好き!」と直感で判断、そのままの流れで最後まで行っちゃったって感じですね。時代設定を「プラハの春」にした事ものどかな村に忍び寄る暗い影を巧みにストーリーに溶け込ませていて、違和感特になし。唯一キレイ系ヒロインの衣装も何だかキャンディボックスみたいな色合いのカラフルさで楽しかったです。莫大な予算がかかってるハリウッド製「シカゴ」「オペラ座の怪人」並みのセットや展開を期待しちゃうと拍子抜けすること請け合いなのでご注意あれ!![映画館(字幕)] 6点(2006-08-19 13:43:44)

795.  ROCK YOU! ロック・ユー! 昨日テレビでやってたんで久々に観ました。おハナシもかなりド忘れしてたんでかえって新鮮に楽しめましたね。何かどこかで観たような既視感・・・と思ったら脇で出ていたポール・ベタニーのコスチューム!確か「ビューティフル・マインド」でも最近の「ダ・ヴィンチ・コード」でも裾の長~い寝間着姿で画面を右往左往してた記憶が・・・。この映画でも同じようなシルエットのガウンで主役ヒースを喰う程の活躍。自分でこういう格好が似合うと自覚してるのなら、ある意味彼はすごい役者ですね。スーツ姿がイマイチ板についてなかった感のある「ファイヤーウォール」が不発だったのはそれが原因か?[地上波(吹替)] 7点(2006-08-19 10:40:43)

796.  セントラル・ステーション 《ネタバレ》 「因業ババア」という言葉を、正に全身全霊カラダごと体現させているかようなドーラという初老女が、いかにフツーの人間(←決してイイヒトでないのがミソ)へと変化していくのかが、この作品の一番の見所。封切り当時一度観た後、かなり年月が経っているにもかかわらずキョーレツに記憶に残っているのは、このヒロインのいかにも業の深そうな迫力顔と存在感あってこそ。「おんな」部分を突如としてさらけ出す口紅を塗るシーンも侘しいけれど、少年との旅の終着地にて、村の人々が簡素なキリスト像に祈りを捧げるシーンもやけに印象深いっす。[映画館(字幕)] 8点(2006-08-18 17:36:20)

797.  Mr.インクレディブル 《ネタバレ》 一体何なんだろう、観終わった後のこのモヤモヤ感は・・・?面白かったっていやあまあそれなりに面白かったんだけど、なんかしっくりこない気分になったので、取り敢えず皆さんのレビューを拝見させて頂きました。そしたら既にno_the_warさんが自分の気持ちを代弁して下さってました。要するに自分は、シンドローム君はただ操られているだけのチンピラ小悪党で、背後にもっと巨悪が待ち構えてるとずっと思いながら観てしまったので、もともとヒーローに憧れてた少年をこんないびつな形で成長させ挙句の果て完膚なきまでにぶちのめされるっていう構図が納得いかなかったんだなあって。おそらくこの映画を高く評価されている方は「まっとうな人生」を歩まれている方が多いんではないかって気がします。寄り道ばかりのひねこびた生活を送っている自分のような欠落人間は、アニメーションとは言えストレート過ぎる「父の愛、母の愛、家族愛万歳!」映画には斜に構えて、ついつい余計な反撥を覚えてしまった訳です。[DVD(字幕)] 5点(2006-08-18 12:16:04)(良:1票)

798.  九月になれば 南イタリアの風光明媚なロケーションもメチャクチャ綺麗やし、大金持ちロック・ハドソンの別荘をオフシーズンのみちゃっかり高級ホテルとしてオープンさせてるっていう導入部もすこぶる面白くなりそうな設定。最初ワクワクしながら観てたんですが、何かうまくトントンと話が弾んでいかないのはどうしてなんだろう?ロック&ロロブリジータの大人(げない)カップルとボビー・ダーリン&サンドラ・ディーの若い世代との、プライド賭けた意地の張り合い合戦が繰り広げられるんですが、何かコメディとしては線が細いというかおっとりし過ぎてる展開なんですよね。「避暑地の出来事」以来のサンドラとの再会、この映画ではちょっとほっそりした感じで、プクプク「ペコちゃんほっぺ」から若干遠のいた感が有るのはちょい残念。同監督なら自分は二年後の「マンハッタン物語」の方が好きです。「元みかん」様、お先にすみません![DVD(字幕)] 6点(2006-08-13 11:37:42)

799.  打撃王 文部省推奨的、オーソドックスな作りのヤンキース打撃王ルー・ゲーリック伝記映画。野球選手というよりは、たまたまプロ野球選手という職業を選んだ一人の男の人生行路といった趣です。わかっていながらも、ラストの引退セレモニーシーンは目頭が熱くなってきました。クーパーは若い頃より、当時の実年齢に達して衰えの見え始めた頃からぐっと良くなりますね。そもそも彼は腰がデンと据わってないような感じなので野球選手にはまるで見えないのは辛いんですが・・・。晩年の、苦渋に満ちた表情や痛々しさが目立つ(「真昼の決闘」「昼下りの情事」あたり)彼しか知らなかった自分にとっては、颯爽とした姿が見られるだけでも嬉しかったです。妻役テレサ・ライトも好演。野球選手の映画で嫁姑問題が絡んでくるとはまさか予想も出来んかったがW。[DVD(字幕)] 7点(2006-08-12 11:17:53)

800.  ハチミツとクローバー もちろん原作は未読ですが、これが今一番人気がある少女マンガという事なら画ズラは多少変わったとはいえ、自分が姉貴の「別マ」を隠れ読んでいた二十余年前(くらもちふさこや槇村さとるあたり)とあまり内容自体は進化していないような気がします。登場人物は全員なんだか「植物性乳酸菌」ぽい。原作じゃ多分一番魅力的に描かれてるキャラに違いない悪ぶってる伊勢谷先輩ですら、野獣化する事もなくいともご清潔な言動に終始。不思議系蒼井優も「大和」の方が数倍魅力的でした。男女のキレイな部分だけの上澄みを掬い取ったような感じ。原作ファンなら満足するかもしれないけど、映画ファンとしちゃちょっと物足りないです。それにしても美術大学の構内って毎日が文化祭の前の日みたいですね。何か楽しそうだなあ・・・。[映画館(邦画)] 5点(2006-08-11 11:42:36)

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