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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2100
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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781.  ローマ法王の休日 《ネタバレ》 この邦題はちょっと違うのではないか?という気もしますが、あの不朽の名作を思い出す邦題です。 アン王女のローマお忍び滞在と、一方こちらはコンクラーベで選ばれた新ローマ法王がそのプレッシャーに耐えられず、 バチカンを抜け出したローマでのお忍び滞在。何となく共通点はあるのかな。 何と言っても、このローマ法王を演じた名優ミシェル・ピッコリの味わいのある演技が見応え充分です。 ローマ法王と言えどもやはり一人の人間。この苦悩のローマ滞在には笑いの要素はほとんどありませんが、 バチカンで法王の留守を預かるナンニ・モレッティ自らが演じる精神科医と、バチカンの人々の人間模様はなかなか面白い。 なぜここで?という思いはあるのですが、突如開催されたバレーボール大会inバチカンも可笑しかった。 そしてあのラスト。冒頭、コンクラーベの会場で候補者が口々に「どうか私が選ばれませんように…」と祈っている姿が印象的。 この先も新ローマ法王選出の度にコンクラーベが開催されていくことになるのですが、 いつかあんなことが起こってしまう時がくるのでしょうか? 万が一そんなことがあれば、この映画が一気に注目されることになるのかもしれませんね。[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-29 15:11:42)《改行有》

782.  トップガン 今でも十分にカッコいいトム・クルーズ。 しかしこの頃、一気にスターへの階段を駆け上がった、まだ若いトムがキラキラしていて、爽やかでカッコいい作品。 空中戦シーンは迫力満点なのですが、一旦飛び立てば死と隣り合わせの戦闘機パイロットのお話にしては軽い。 こういうテーマの映画では、男臭い映画の方に分があるとは思いますが、 全編にわたり爽やかトムの魅力が出まくっている映画だから、まあ仕方ないですね。 サントラが素晴らしく懐かしい。 この頃はフットルースに本作に、サントラの申し子のようだったケニー・ロギンスの“danger zone”に、 これも大ヒットしたベルリンの“take my breath away”も懐かしいです。 ついでにケリー・マクギリスも懐かしい。80’s・ハリウッド・トレンディ映画。[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-25 21:19:23)《改行有》

783.  ダーク・ブラッド 《ネタバレ》 リバー・フェニックスが撮影中に急逝してしまったため、お蔵入りとなっていた作品。 大病を患った監督が、何とか生きているうちにリバーの最後の姿を世に送り出したかったのだと監督自身が冒頭で語っています。 例えるなら、2本脚の椅子だと。 そこにもう1本脚を付け足して3本脚にして何とか立てる状態にしたと。 しかし4本目の脚は永遠に欠けたままだと監督が語る作品です。 とある俳優夫婦が週末ドライブ中、砂漠の真ん中で車が故障してしまい、 何も無い核実験跡地の荒野の一軒家に住むリバー演じる青年、ボーイに助け出されるところから話が動き出します。 美しくもどこか影があるところを感じさせる本作のリバー。やはり存在感があります。 ボーイと夫、ボーイと妻、それぞれの関係を描いたサイコサスペンス。 ボーイの妻は癌で早死にしたというから、恐らく被ばくが関係していると思われます。 また、先住民族の血をひくという設定ですが、これらの設定はあまりうまく機能していません。 これは仕方が無いのですが結構肝心と思われる所がナレーションになっており、 やはり4本目の脚が必要な部分があったのかもしれません。 「スタンド・バイ・ミー」や「マイ・プライベート・アイダホ」のラストのリバーの姿。 今にこれらの作品のリバーの姿を見直すと、何とも言えない感傷的な思いが湧いてきます。 そして本作の最後のリバーの姿についても、それらと同じ思いが湧いてくるのです。[DVD(字幕)] 6点(2014-11-24 12:15:37)《改行有》

784.  マダム・イン・ニューヨーク 《ネタバレ》 何だろう?このボリウッド映画が持つ特有の人生に対する前向きパワーは! 本作は何と言っても主人公のシャシを演じた女優さんの魅力に尽きると思う。 美しくてチャーミング。彼女が身にまとうカラフルな民族衣装サリーもいいアクセントとなっています。 彼女を見ているだけで元気が出るようであり、励ましてあげたくなるようであり、切なくなるようであり。 この人の出ている映画をもっと見てみたいと思いました。 彼女だけでなく、NYの英会話学校の先生と、国籍も年齢も様々な個性的なクラスメート達がいい。 見事に全員の個性が生きています。 挿入される音楽そのものもいいのですが、その使い方も絶妙。 挿入曲にのせて、彼女の日常をポップにオシャレにちょっと早送り気味で見せてくれる。テンポもとてもいい作品です。 また、飛行機で隣り合わせた粋なおじさんや、NYに着いてすぐの頃のファーストフード店でのエピソードも効いています。 結婚式と重なり、受けられないはずの卒業試験はそうきましたか!その彼女のスピーチが感動的。 序盤からの彼女をとりまく全てが凝縮されたような見事なスピーチの内容。それを聞く夫と娘の表情が印象的です。 クラスメート達のスピーチも聞いてみたかったですけどね。 ラストもボリウッド映画らしく登場人物みんなで陽気に踊って、作品を締めくくってくれました。[DVD(字幕)] 9点(2014-11-19 23:21:38)《改行有》

785.  あなたを抱きしめる日まで 《ネタバレ》 実話をベースにしたこういう映画を見る度に、宗教とは何だろうと思ってしまう。 苦しむ人の心に安らぎを与えるものでありながら、逆にそれで苦しむ人もいる。 信じる神が違っても、神を信じない人にとっても、親が子を思う気持ちや、子が親を思う気持ちは不変。 今はもうこの世にはいない息子の思いがしっかり伝わるように描かれていたのが嬉しかった。 ジュディ・デンチの静かな、素晴らしい演技が感動的です。[DVD(字幕)] 8点(2014-11-15 14:18:28)(良:1票) 《改行有》

786.  シンプルメン 《ネタバレ》 ハル・ハートリー。僕にとってこれまで馴染みがなかった監督ですが、こういう作風、好きです。 作品に漂う空気に初期のヴェンダースや、あるいはカウリスマキの作品を思い出しました。 全編に響く乾いたギターの音色。作品にはほとんど笑顔が無い。 父親探しの旅に出た兄弟とその旅で出会う人々との、 ギターの音色のように、最初はちょっと乾いた感じもするのだけど、ちょっと可笑しな人間模様。 その父親は元メジャーリーグのスター選手にして国防省爆破事件の犯人であるという全くもって謎の人物像。 犯罪者の兄とちゃんとした学生の弟。そして彼らが出会う、いかにもひと癖ありそうな人々。そんな可笑しな設定がたまらない。 兄弟と彼らが出会う女とのロマンス。 孤独だった兄が最後に感じた確かな心の触れ合い。 そのラストシーンがとても印象に残ります。[DVD(字幕)] 8点(2014-11-13 22:20:37)《改行有》

787.  グランド・イリュージョン もたつく時間帯も無くスピード感あふれる展開で見る者を全く飽きさせない。 作品全体がフォー・ホースメンのステージと同じく、華やかなショーのようで楽しかったです。 ですが、これはもうマジックの域を逸脱してしまっているし、フォー・ホースメンのキャラが弱いもの痛いところ。 ラストのオチ、登場した意外な黒幕の正体もちょっと・・・。 確かに意外でしたが、見る者に予測がつかないどんでん返しだけが目的のような感じがします。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-11-11 22:39:20)(良:1票) 《改行有》

788.  ナッシング・トゥ・ルーズ 《ネタバレ》 大柄なティム・ロビンスと小柄なマーティン・ローレンス。いいコンビでしたね。2人が思いっきり弾けてくれます。 特にティム。エリート然としているけど、ちょっと天然。その風貌も含め本作のキャラに見事にはまっていました。 序盤の大きなクモに怯えるティムのダンス?には大笑いでした。あと、ダンス警備員にも! 大した中身は無い典型的アメリカン・ドタバタコメディなんですが、 旅の途中にローレンス演じる小悪党の家に立ち寄るエピソードの挿入がいい。 失業中の身で、職を得るために努力している姿、愛すべき家族の姿を見せる。それがラストの結末にもちゃんと結びついている。 これが無くても面白いコメディだったとは思いますが、序盤には思いもしなかった作品の美味しい隠し味となっていました。[DVD(字幕)] 7点(2014-11-07 20:20:14)《改行有》

789.  サザン・コンフォート/ブラボー小隊 恐怖の脱出 未公開に終わっているウォルター・ヒル監督作。キャストも地味で派手さは無く、作品としても全体的に地味。 久々にピーター・コヨーテを見たなあ・・・。と思っていたらあっという間に殺されてしまいました。 戦争コメディのような軽いノリから作品はスタートしますが、それははじめだけ。 画面を通して伝わってくるかのような、どこまでも続く湿地帯、欝蒼とした森のジメジメ感。兵士たちの焦燥感。 姿の見えない敵から命を狙われ次々と命を落としていく小隊の恐怖を、 派手さは無いですが余計なものを削ぎ落としたような迫力ある演出で見せる。 ジョン・ブアマンの「脱出」を彷彿とさせる作品です。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-11-06 21:14:52)《改行有》

790.  マリリン・モンロー 最後の告白 《ネタバレ》 晩年のマリリンに大きな影響を及ぼしたとして有名な精神科医ラルフ・グリーンソン。 その彼とマリリンの生々しい肉声が残された録音テープが残されていた・・・。 そこから浮かび上がる晩年の彼女の様々な人間関係と死の真相という触れ込み。 となると、晩年のマリリンを語る時避けては通れないジャックとボビーのケネディ兄弟などとの関係をはじめ、 彼女の周りでは一体何が起こっていたのか新事実を期待してしまうのですが、 残念ながらあまり突っ込んだものは無く、これまでに読んだ本などで触れられているものとは大きくは変わりませんでした。 「グリーンソン医師とマリリンの肉声テープ」という割には、その肉声はほとんど聞かせてはくれず、 彼女の周りにいた人の証言が挿入されることもない。全編にわたりナレーターの語りで構成されているのも残念でした。[DVD(字幕)] 5点(2014-11-05 21:47:54)《改行有》

791.  マンハッタン お馴染みのアレン・ワールドが全開の作品。 相変わらずNYのインテリ男女が理屈っぽい会話を繰り広げるアレン流ラブコメ群像劇。 勿論その中心にいるのはアレンです。この手の理屈っぽいアレン映画には、まず俳優アレンの存在が欠かせません。 どんなに芸術も人生も知り尽くしたような口をきくインテリっぽい人間にとっても、時にどうにもならないのが男と女の関係。 事あるごとに子供扱いしてきた17歳の彼女に駄々をこねるようなアレン。 最後は彼女に諭されてしまいながらも神妙な顔でそれを聞くアレンのラストの表情が何とも印象的。 モノクロで撮られた美しいNYの街とガーシュウィンの音楽が何とも素敵な作品です。[DVD(字幕)] 8点(2014-10-31 22:47:22)《改行有》

792.  荒野はつらいよ~アリゾナより愛をこめて~ 《ネタバレ》 寅さんが好きな僕にとっては、この邦題、見に行かずにいられませんでした。 邦題だけじゃなく、キャストもなかなか魅力的な顔触れが揃っています。 オープニングから古き良き西部劇を思わせるクレジットに音楽。 そして雄大な西部の風景が広がる。セスさん、きっと西部劇が好きなんだな。 ただ、冒頭から下ネタ(エロ系にグロ系に…)がバンバン挿入されます。 ちょっとこれがしつこくもあるのですが、他にもパロディにギャグも満載、結構笑わせてもらいました。 全く西部劇の主人公らしからぬセスをはじめ、豪華キャストがうまく機能している。 特筆すべきはシャーリーズ!本作のシャーリーズは本当に魅力的。 西部のならず者を演じるリーアム・ニーソンもいい。 アマンダのちょっと嫌な女役は初めて見ましたが、特徴的な目も思いっきりネタにされながらも頑張っていました。 セスとシャーリーズのロマンスが軸となっているストーリーは意外でしたが、 シャーリーズの好演もあってロマンスとしても楽しめるコメディ・ウエスタンです。[映画館(字幕)] 6点(2014-10-31 07:59:30)《改行有》

793.  シュア・シング 《ネタバレ》 「スタンド・バイ・ミー」の前年の製作、ロブ・ライナーの青春ロードムービー。 日本でも公開されているようですが、知名度の低い作品です。 もし本作が「スタンド~」の翌年だったらもっと知名度のある作品になっていたかもせれませんね。 冒頭の学校生活から全く気が合いそうにない男と女がひょんなことからロスまで2人きりでヒッチハイクの貧乏旅行をすることになる。 この2人がどうなるかは青春映画のお約束の展開ですが、こういう映画ではむしろそうならなければならないと思います。 旅の道中のアクシデントもテンポ良く挿入される。 2人が旅の途中、一瞬離れ離れになるかと思いきや、ちゃんとすぐに2人を一緒にしてくれる。 それら1つ1つの描写がベタなんですが、それも青春映画らしくていい。 この頃のジョン・キューザックの青春映画では「セイ・エニシング」を思い出しましたが、 ちょっと不器用でダサくもあるけど勢いがあるのがいい。 この頃のジョン・キューザックにはこういう役が似合います。[DVD(字幕)] 6点(2014-10-25 20:43:56)《改行有》

794.  明日を夢見て 《ネタバレ》 トルナトーレが故郷シチリアを舞台に、もう1つ「映画」を取り上げた作品を撮っていたんですね。 代表作「ニュー・シネマ・パラダイス」以外にもシチリアを舞台にした映画を何本も撮っているトルナトーレ。 本作も彼のそれらの作品と同じく、ノスタルジックなモリコーネの音楽にのせてシチリアの風土が伝わってくるかのようであり、 ユーモアを交えシチリアの人々の人間模様が綴られていきます。 「あなたを映画スターにしてあげる」という甘い誘い文句でオーディションらしきことを行い、 1500リラを手数料として騙し取る詐欺師、ジョー。 彼が覗き込むカメラの前で老若男女、様々な人々が語るシチリア。 ある者は人生について語り、ある者は日々の暮らしや仕事について、またある者は過去の戦争について語る。 そんな人々の語りからは1950年代のシチリアの人々の暮らしが今に伝わってきます。 詐欺師ジョーと、彼を愛した1人の女。その結末は・・・。 トルナトーレは時に残酷な結末を用意しますが、 本作もまた、彼が過去のシチリアをノスタルジックに描いた「マレーナ」の結末を思い出させられました。[DVD(字幕)] 7点(2014-10-25 18:47:01)《改行有》

795.  ハート・オブ・ウーマン 《ネタバレ》 新しく会社にやって来た、やり手の職場のボスとなるヘレン・ハントと、 彼女に立場を奪われたメル・ギブソンの恋を軸にしたラブコメ・ファンタジー。 何と言ってもヘレン・ハントが醸し出す大人な雰囲気がとても素敵で、この2人の大人の恋の雰囲気もいい。 その一方でひょんなことがきっかけでメルが周りの女の心の内が全て声になって聞こえるようになったものだからさあ、大変というコメディでもあります。 この心の内が声になって聞こえてしまうという設定、ロマンスとしては×だと思うけど、コメディとしては面白い。パニクるメルの演技も可笑しい。 ヘレン・ハント演じる職場のボスに、コーヒーショップの店員のマリサ・トメイ。 その他にも職場の部下の女性たちに、娘に・・・。 ちょっとメルと絡む女性が多すぎましたかね。この内容で2時間越えは長く感じます。 でも、終盤のメルと職場の内気な女の子のエピソードは心温まるものがありました。[DVD(字幕)] 5点(2014-10-19 20:05:25)(良:1票) 《改行有》

796.  ブラジルから来た少年 オリヴィエとペック、2人の名優が顔を揃えながらも未公開に終わっている作品です。 やはり製作当時、その内容が問題視されたのでしょうか。 敢えて地味な作風となっていますが、 その分ナチ・ハンターと元ナチスの狂気の科学者を演じるオリヴィエとペック、 名優2人の存在感が引き立っており見応えのある作品となっています。 中でも見どころは大熱演を見せる、悪役が似合わないペックの怪演でしょう。 一方オリヴィエは「マラソンマン」では本作とは逆の元ナチスの博士という役で実に不気味な雰囲気を醸し出していました。 オリヴィエとペック、このキャストが入れ替わっていたらどんな作品になっていたでしょうか? それも見てみたかった気がします。[DVD(字幕)] 7点(2014-10-18 15:36:33)《改行有》

797.  デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~ こういうハチャメチャ・ロードムービーは好きなんですが、本作は基本的にはテンションが高い割にあまり笑えませんでした。 車中でオ○ニーも笑うまでには至らなかったのですが、油断してたらその直後、犬にはまんまと笑わされましたよ。 性格は真逆、2人ともひと癖あるけど根は悪い奴じゃない。 そんな2人がアクシデントにもめげず、いがみ合いながらも、少しずつ心の距離を埋めながら目的地を目指す。 そんなロードムービー定番の流れは良かったのですが、ちょっと暴力的なエピソードの挿入は事情の絡め方もうまくいっておらず不要だったと思います。[CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-14 21:16:58)《改行有》

798.  大統領の料理人 《ネタバレ》 厨房の煩わしい人間関係(これも最初のうちは多少あってもいいと思いますが)よりも、 もっと料理を美味しく堪能するミッテラン大統領と、その料理人の関係、信頼関係が生まれていく過程を見たかったと思います。 大統領官邸のパートで人間的に魅力がったのは紳士的な振舞いを見せる給仕長。 煩わしい人間関係の中で、こういう登場人物が1人入っているのは良かったです。 大統領官邸のパートの間に時折挿入される南極料理人としての彼女の姿がいい。 食堂のお客さんは皆、自分が腕を振るった料理が出てくるのを今か今かと待ちわび、とても美味しそうに料理を食べる。 やはり料理人が見たいのはこういうお客さんの姿なんですね。大統領官邸とは対照的に、彼女も実に楽しそう。 大統領官邸でも、もっとこういう姿を見たかったんだろうなと思います。[DVD(字幕)] 5点(2014-10-10 23:32:10)《改行有》

799.  南極料理人 全体的にコメディタッチでユルい作風でまとめられていますがそんなユルさの中にも、 南極勤務への複雑な思い、家族と離れて暮らす淋しさ、ストレス、厳しさが巧く織り交ぜられています。 もっと厳しい事は一杯あると思うけど、作品が重くなりすぎないちょうどいいところで描かれています。 日本でも一緒に働いていた気心の知れた仲間ではなく、 それぞれの専門分野で企業や研究所から派遣されてきた、男だけで寝食を共にする寄り合い所帯の難しさなんかも。 ムシャクシャしても飲みに行く所も娯楽施設も何も無い南極。日々の食事が最も大きな楽しみの1つであり、 今日の夕飯の食材が伊勢エビだと分かると作業しながら「エビフライ!エビフライ!」とみんなで合唱するくだりや、 終盤のラーメンからはそれがすごく良く分かります。 時には季節ごとの行事や誰かの誕生日をみんなで祝い、御馳走を食べる。 食事って空腹を満たしたり栄養をとったりするだけじゃないんだな。 そんな当たり前の食の大切さ、ありがたさに改めて感謝したくなる。 長かった南極勤務が終わり、空港での家族との再会と「清水さん」の登場が良かったですね。 ラストの堺雅人の「旨っ!」も。[DVD(字幕)] 7点(2014-10-07 23:08:47)《改行有》

800.  ザ・ドライバー 序盤のカーチェイス。顔色一つ変えずにクルマを滑らせ警察の追跡をかわすライアン・オニール。 夜の街にクラクションとタイヤの音が響く。そしてクラッシュ。 繰り広げられる熱いカーチェイスの中、1人クールなライアン・オニールがカッコイイ。 以降は終盤まで派手なカーアクションを抑え気味ですが、 中盤も熱いブルース・ダーンとクールなライアン・オニールが心理戦の火花を散らす。 そして美しいイザベル・アジャーニの存在が効いています。 1つ1つの台詞が短い。誰もベラベラ喋らない。ほとんど音楽も使われず、登場人物には名前さえ無い。 熱くもありそれでいてクール。独特の世界観もまたカッコいい作品。[DVD(字幕)] 7点(2014-10-05 01:34:39)《改行有》

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