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781.  アリラン 面白かった。思わず2度見てしまった。キム・ギドクのことをちょっとでも知りたいって人には絶対オススメできる作品。 冒頭、山小屋内にテントを張って暮らしているギドクの生活が淡々と描かれる。食事したり、テレビを見たり、ネットやったりと完全に引きこもりだ。このまま何も喋らないで終るのではという私の不安をよそに、突如「レディー、アクション!」の掛け声と共にカメラに向かって語り始めるギドク。それは俳優についてだったり、自身の映画に対する思い、何故今映画を撮れないのかといった事。 自分の中で、2人のギドクがいて、一人は撮影中に死を感じたことで、作品に対する考えが変わってしまい、自分を追い込む弱い人格。もう一方の自分は自分を冷静に分析し、さめた目で観ている自分だ。この映画の面白い所はこの2人のギドクはそれぞれ別の自分として存在している所だ。ヒントはコーヒーメーカー。 私が思ったのは、なぜこの映画を撮ったのだろうかという事。それはきっと自分の事をわかって欲しかった。わざと弱い自分を見せる事で同情を引きたいという気持ちもあったかもしれない。とにかく、3年間引きこもって鬱積した思いをぶちまけたかったからに違いない。 特に興味深かったのは、何の為に映画を撮るのか、国家の為?と自問自答する所。 最終的にはカメラも1台あればいいし、スタッフも要らない。映画を撮れないから自分を撮る。自分をドラマとして撮る。さっき泣いたのはドラマ的な演出のためかもしれないと正直に言ってのける。また、映画祭でグランプリを取りたいという正直な欲望も語られ、それは非常に説得力があり引き付けられた。 そして、映画のラスト、自暴自棄になったギドクは拳銃を手に狂ったようにアリランを絶叫しながら車で何処かへ向かうのだった。そして鳴り響く銃声…。 それにしても監督自身がここまで自身の映画内で熱唱&号泣しまくる映画があっただろうか。監督曰くアリランを歌うと何もかも理解できるらしい。もしかして、テレビに映っているギドク自身が虚構であり、それを見ているギドクが現実なのだろうか。だとしたらそれまで語られた本音は何処までが本音なのだろうか。それはギドク本人にしかわからないだろう。 これはドキュメンタリーでありながら、ドラマであり、ファンタジーでもある。[DVD(字幕)] 8点(2014-09-18 07:40:46)《改行有》

782.  苦役列車 《ネタバレ》 ラストのマキタスポーツのあの登場!主人公と共に呆気にとられしばし固まってしまった。そして沸き起こる笑い笑い笑い。つっこむのもためらうほどの堂々たるその風貌たるや、もはや格好良さすら漂うほど。この映画の主人公はその瞬間、自分の中で何かが弾けたのだろう。これまで約2時間、駄目な主人公の駄目すぎる生き方をダラダラと見せられ続け、ようやく感動できる瞬間だった。もう映画が終わるという頃、やっとこの物語の主役が輝き出すのだ。ここまでのダラダラはむしろその瞬間を見届ける為の壮大な前フリだったのだ。どうしようもないクズで馬鹿だけど、最後にちょっとだけその奇跡を目の当たりにできてなんだか胸がスッとした。[DVD(邦画)] 7点(2014-09-16 18:54:13)

783.  まほろ駅前多田便利軒 主役2人のキャラクターが良かった。真面目なんだけど常に冷めた態度の多田と、ふてぶてしく常にやる気がないがお節介の行天。そんな2人の掛け合いが絶妙でいつまでも観ていたい気にさせられた。ただ、ドラマとしては面白みに欠けたかな。笑いも感動も中途半端な感じで。それよりも、あの仕事内容で生計を立てていることに驚き。一体報酬どれだけ貰っているんだ?[DVD(邦画)] 6点(2014-09-16 15:49:05)

784.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 解説サイトとか見てると色々な解釈があるんだなぁと思った。人によって色々な解釈ができる所がエヴァの魅力でもあるんだろう。私が思ったのは、結局この『Q』以降がやりたかったんだなって事。ただ、いきなりこれを新作として公開したんじゃあマニア受けしかしないだろう。総集編という手はもう使えないし、じゃあ新しく『序』『破』を作って今度は解りやすいでしょ、エヴァ見たことない人も見にきてねという作戦さ。それが大ヒットしたもんだからもう後はやりたい放題。ついてこれる人だけついて来いというスタンスだ。実に巧だ。私もまんまと乗せられて全部劇場で観ている一人なわけで……これがエヴァの呪縛か。[映画館(邦画)] 7点(2014-09-12 19:13:48)

785.  フルートベール駅で 《ネタバレ》 何気ない黒人青年の一日を追ったドラマが淡々と続き、お母さんの誕生日を祝う為に買い物する様子や、刑務所に服役した過去が明らかになるにつれ段々とこの主人公に感情移入していった。彼の家族に対する愛情や気遣い、将来に対する不安などに触れ、精一杯生きようとする姿に感動した。 それ故に突然起こった悲劇に対して、ただただ衝撃を受けた。 この一人の人物の生涯を鮮やかに描き出した事で、この事件を永遠に忘れさせてはいけないという強いメッセージを感じた。[DVD(字幕)] 8点(2014-09-12 18:23:42)(良:1票) 《改行有》

786.  ペコロスの母に会いに行く 凄く心温まる映画でした。岩松了をはじめとするキャストの演技も素晴らしい。短い出演シーンながら強烈な存在感を放つ加瀬亮もはまり役。竹中直人は存在自体がネタだが、面白いので良い。 ただ、ストーリー的にはよくある感動ものの枠を出てない感じ。良く言えば手堅く王道のストーリーが展開される。私にとっては実体験も無いし全く未知の世界の話である為入りずらかったのかもしれない。こういうファンタジーもあるんだなという視点で観てました。もっと歳を重ねてから観たら全然違う点数を点けるかもしれない。[DVD(邦画)] 6点(2014-09-12 14:39:36)(良:1票) 《改行有》

787.  LUCY ルーシー 《ネタバレ》 SFそのもの。 と言ってしまえば身も蓋も無いが、これはSFっぽさを抑えた宣伝にやられました。ベッソンだし、どうせいつものクライムアクションだろうとタカを括っていたら、まさかの展開。どんどん話が大きくなっていって、これ収拾がつくのか?という私の不安をよそに物語は着地点を探すが見つからず、無理矢理な所に着地したなという感じ。さすがベッソン。期待を裏切らない幼稚すぎる展開がサイコーだ。 終盤、脳が覚醒してトンデモナイことになってるというのに、泥臭い銃撃戦を繰り広げるフランス人刑事とチェ・ミンシクと千原ジュニア似の奴らには、今それどころじゃねえよ!と怒鳴りつけてやりたくなりました。 スクリーンが暗転した直後、劇場内のポカーンとした空気は何とも言い難い空気感でした。ベッソン嫌いなのに何で観に行ったんだと聞かれれば、スカヨハが好きだからという他ない。彼女だけはカッコ良かったので、そこは満足です。[映画館(字幕)] 2点(2014-09-01 17:03:53)(笑:1票) 《改行有》

788.  HK/変態仮面 《ネタバレ》 よく宣伝文句で、映像化不可能と言われた原作の奇跡の映画化!みたいなのありますが、この映画にこそ相応しい文句だと思いました。リアルタイムでジャンプで読んでいた私は素直に驚きました。よく実写化したなぁと。相当なこの作品に対する愛がそうさせたんだなぁと思います。 ↓下のレビュワーの方々もこんなアホな映画を真剣に考察されていて驚かされます(失礼)。10点を付ける事への葛藤や、パンティーを本当に脱いでいるかどうかのリプレイでの検証等々。凄い変態への愛が伺え頭が下がります。 私はというと当然10点など付ける勇気もなく、しかし面白くなかったわけではないので6点という中途半端な点数になりました。自分をさらけ出す勇気もないヘタレ野郎ですよ。 変態同士によるバトルは私なんかの想像の範疇を遥かに超越したレベルのものでした。驚いたのは変態同士が昼間闘っていたはずなのに、次のカットではいきなり夜になっている。どういう事だと思ったら、半日も放置プレイを味わっていたわけですね。そりゃ強いわ。サラっとそんなことをやってのけるんだから勝てるわけがありません。参りました。ひたすら屋上で放置プレイを味わい続ける安田顕を想像したらもう笑いが止まりません。[DVD(邦画)] 6点(2014-08-30 13:48:51)(良:3票) 《改行有》

789.  イノセント・ガーデン 《ネタバレ》 こんな中途半端なミステリーサスペンスにするくらいなら、もっとエロを増やして残酷描写も増量してだね、おもいっきりB級なノリにすれば面白くなっただろうに。全体の雰囲気はいいんだけどね。展開がありきたりすぎて先が読めてしまいます。少女の微妙な心の変化を丁寧に描いている点は評価できるが…。 あと、邦題も全然駄目。面白みがない。なので私が勝手に考えてみました。『ストーカー/狙われた母と娘』もしくは『リベンジ/愛と復讐の晩歌』。どうでしょう、B級所かC級感満載ですね。おまけにパクリも入ってるし、、すいませんでした。『イノセント・ガーデン』でいいです。[DVD(字幕)] 6点(2014-08-29 14:04:46)《改行有》

790.  ペンギン夫婦の作りかた てっきり、石垣島ラー油の誕生を描いたサクセスストーリー的なものを想像していたら、外国人である夫の帰化申請が通るかどうかがメインのストーリーとなっていて、ラー油はほんのおまけ程度だったことに驚かされる。帰化申請の面接のシーンと共に石垣島にきてからの物語が語られていきますが、殆ど食べるシーンばかりなので内容は薄いです。私の場合、食後に観たのですが、それでもあまりに美味しそうな料理の数々に、またお腹が減ってきちゃいました。ラー油って何にでも合うんですね。[DVD(邦画)] 3点(2014-08-28 20:06:01)

791.  海炭市叙景 ひたすら暗く、起伏に乏しい物語が延々と繰り広げられます。長いです。昼寝をした後だったおかげで最後まで寝ずに観ることができたようなもんです。見所としては函館の風景くらいしかない。雰囲気はとてもいいです。ただ、延々とつまらない不幸話を聞かされても気が滅入ってくるばかりで、私にはこの映画は合いませんでした。[DVD(邦画)] 3点(2014-08-27 23:30:23)

792.  トランスフォーマー/ロストエイジ 『ホットロード』を観に行こうとシネコンへ行ったら、土壇場で心変わりし本作を鑑賞。こういうことってよくありますよね?(ない?)何故急に心変わりしたのか分析するに、お盆は仕事が忙しくやっと明日休みという時に、たしかに能年ちゃんを見れば癒されるだろう事は間違いない。しかし、今の私はもっと非日常を求めていた。それもスカッとするようなやつを・・・。スカッとしたければ迷わずマイケル・ベイだろう。そういう訳さ。 だが、私はこのシリーズを1つも観たことがなかった。迫力のある映像が観られればそれでいいのでストーリーは大体分かればいいだろうと。どうせロボットが悪者と戦う勧善懲悪モノでしょ?と完全に舐めきったスタンスで鑑賞。 ところがいざ始まってみると、発明家で娘想いのボンクラな父親を演じたマーク・ウォルバーグに感情移入しまくり。家は失うわ、金は無いわ、娘は彼氏といちゃつくわで、散々な目に合うちょっと情けない父親で思わず「頑張れ!」と叫んでしまった。さらに雄大なアメリカの風景と共に哀愁のある映像で一気に画面へ引き込まれました。なんだ、人間ドラマ部分もしっかりしてるじゃん。お見それしました。 そのまま最後まで行ってくれれば良かったんですけどね。後半はかなりドラマ部分がおざなりになり、ひたすらバトルバトルの連続でお腹いっぱい。CGがとにかく凄すぎてちょっと酔ってしまいました。私的ハイライトは父親と悪友と娘とその彼氏で逃げるカーチェイスシーンでした。まず、娘の彼氏の登場の仕方がタイミング良すぎ!父親と彼氏の会話がいちいち面白い!ビルからの大ジャンプで逃げ切りやっほーい!って馬鹿すぎるだろう。でもこういうノリ大好き(笑) [映画館(吹替)] 8点(2014-08-20 20:58:36)《改行有》

793.  GODZILLA ゴジラ(2014) 私の行く映画館では公開初日だろうといつも席がガラガラなのだが、今日はレイトショーながら結構人が入っていてビックリ。やっぱり未だにゴジラ人気は根強いんだなぁと安心した次第です。ふと、前の席を見るとジュースを飲んでいる青年(オタクっぽい)のコップの蓋の部分がゴジラのフィギュアになってるではないですか。こんなのがあったとは・・・ちょっと羨ましくなりつつ上映開始。結果から言うと期待外れというのが率直な感想です。理由は↓の方々が書いてらっしゃるのと大体同じです。ストーリーがつまらないの一言に尽きますね。序盤の方で日本の学校の教室内に『蛾の一生』というポスターが貼ってあるのを発見して、これはモスラ登場の伏線だなと勝手に盛り上がっていたのですが、実際はmutoとかいう変な悪役しか登場せずガッカリでした。続編でキングギドラを希望する声もあることから、きっと続編はゴジラ対モスラ対キングギドラで決まり!(違うか)[映画館(字幕)] 4点(2014-07-28 00:15:34)

794.  ぱいかじ南海作戦 全くもって↑のramoさんのレビューの通り。この映画について実に簡潔に述べられている。ほんと、どうでもいい映画です。リアリティを追求したりすると途端に面白くなくなるので注意。 え?展開が都合よすぎる?けっこう。私にとってそんな些細な事はどうでもいい。だって、阿部サダヲ演じる主人公が南の島で繰り広げる珍道中というだけでもう面白いじゃないか。海の青さに感動し、浜辺でビールを飲んだり、食べ物を葉っぱに並べたり、魚を捕ったりして、毎日自由に過ごします。あらゆる事に素直に感動するサダヲが常にハイテンションで最高だ。初めて海でトイレをするシーンが素晴らしい。『人生どこでもトイレットですよ』という謎の名言まで飛び出し、何かよくわからないけど感動的である。 夏の暑い日にちょっと暇つぶし程度に観るのが最適。 [DVD(邦画)] 8点(2014-07-26 16:13:04)《改行有》

795.  ムード・インディゴ うたかたの日々 『エターナルサンシャイン』の監督という事ですが、これ以降はよくわからない映画ばかりとってる感じですね。今作も相当よくわからない映画だと思います。いきなりオープニングから飛ばしていて、ストップモーションを多様した摩訶不思議映像が繰り広げられます。蛇口からウナギが出てきてそれを調理したり、小人が出てきたり、変な空飛ぶ乗り物が出てきたり、シュールすぎる世界観です。しかも、最初だけかと思ったら全編に渡って繰り広げられるので凄いです。きっと、監督が思い付いた事をそのまま次々と映像化してったんだろうなぁ。CGからセットに至るまで相当金かかってますよこれ。ちゃんと元は取れたんだろうかと心配になりました。オドレイ・トトゥは相変わらずの不思議ちゃん。もう『アメリ』の呪縛からは逃れられないんだろうなぁきっと。 ともあれ、凝りに凝った映像世界は一見の価値あり。ジャン・ピエール・ジュネ作品が好きな人とかにはオススメですね。[DVD(字幕)] 7点(2014-07-23 22:01:01)

796.  ポテチ 《ネタバレ》 近くのレンタル屋の90分コーナー(90分以内の短い良品を集めたコーナー)にて手に取り、お、伊坂幸太郎原作もので68分か。これは間違いないな、ポテチでも食べながら気軽に見るか。と、何気なく観はじめた本作。これが観はじめるやいなや一気に引き込まれた。通常、スナック菓子等を食べはじめた場合10分位で全部無くなる私が、今回はポテチを食べるのも途中で忘れ、食べ切る前に映画が終わっていた位だから、如何に集中していたかがわかる。ほんと無駄を削ぎ落として極限までコンパクトにまとまった作品だと思う。それでいて、先に急いだ感は全然無く伏線も張りまくっているところに驚かされる。濱田演じる主人公がとにかく魅力的で共感できた。彼の母親に対する愛情には感涙。そして、人の気持ちが分からないと言っていた黒澤のとった行動には参りました。いやいや、充分すぎるほど人の気持ちが分かっているよアンタ。格好付けすぎなんだよ馬鹿やろう![DVD(邦画)] 8点(2014-07-16 10:44:02)

797.  エンド・オブ・ザ・ワールド(2012) ストーリーがただただつまらない。 地球が滅亡するというストーリー自体もう手垢の付いたような設定だ。今更それを観客に見せるということは既にハードルをだいぶ上げる行為に違いない。そこで如何に観客を驚かせる事が出来るか、もしくは独自色を打ち出せるかがポイントになるだろう。 しかし、この映画においては予想を上回るような展開も無く、すべてが予定調和。誰でも思い付けるような脚本と、リアリティのない映像。シリアスにしたいのか、コメディにしたいのかも謎で中途半端すぎる内容だ。登場人物にもあまり魅力を感じられないし、何処に面白さを見出だせばいいのか私にはわかりませんでした。[DVD(吹替)] 2点(2014-07-14 19:12:40)《改行有》

798.  リトル・マエストラ 《ネタバレ》 有村架純が史上最高のかわいさ。適当に指揮棒を振って「皆さん大変お上手です」とにっこり微笑む彼女にヤラレテしまいました。しかし、そんな天使のような微笑みも最初だけ、急に素人オケをメタクソにこき下ろします(笑)コケにされて怒ってオケを辞めると言い出す蟹江敬三はステレオタイプな頑固オヤジでとても良い。釈由美子はキャラが中途半端な印象でした。変に真面目というか、マエストラを連れ戻そうとバスに走って追い付いて、長時間バスを止めて彼女を説得したり(どんだけ田舎?)、屋上に上がってマエストラに皆を説得させたり、自由過ぎる行動が目立ちました。ストーリー的にも後半に行くにしたがって粗が目立ちました。そんなに練習してる場面が無いのに急に皆上手くなっているし、唐突なバスケの試合のシーンは取ってつけたような印象でした。なので、ラストの別れのシーンでも全然感動はありません。有村架純が可愛いくて良い表情をしていただけに非常に勿体ない作品だなと思いました。[DVD(邦画)] 4点(2014-07-10 05:04:10)

799.  旅立ちの島唄 ~十五の春~ 島で暮らす若者が巣立っていく姿を描いた青春物語というジャンル。この手の映画に共通するのは、島を離れる事への不安や期待、将来に悩む若者の姿が島の雄大な風景とともに描かれる事だろう。この映画もまた、そういった枠組みから外れる事無く、王道とも言えるストーリーを展開して行きます。良かったのは、単純に感動に走ったり、ただの観光映画になっていないこと。 沖縄本島から360キロ離れたこの島では高校が無く、多くの若者は15の春で島を出る。中には家族を養わなければならず、島で一生暮らす覚悟を決める者も居て、将来の事で悩む若者達のリアルが非常に良く描かれていた。特に映画初主演の三吉彩花が素晴らしい。三線を披露する場面での真っ直ぐ前を見据えた真剣な眼差しが忘れられない。非常に目力のある女優さんだと思う。彼女の演技のおかげでこの映画は半分以上成功してると言っても過言じゃない。[DVD(邦画)] 9点(2014-07-10 03:20:32)(良:2票) 《改行有》

800.  くちづけ(2013) 《ネタバレ》 舞台劇を映画化したという事で、皆やけに大声で怒鳴っていたり、オーバーリアクションが目立つ。また、何でもかんでも台詞で説明しすぎている。でも、ほぼ同じ建物の中で繰り広げられる人間ドラマはテンポがあって非常に入り込みやすかった。何より良かったのはー ・貫地谷しほりと竹中直人の演技が素晴らしい。 ・宅間はウザいんだけど憎めない愛すべきキャラ。 ・橋本愛ちゃんの別れの時に見せる涙は最高だ。 ・グッバイマイラブの使い方が反則。 ・悲劇でありながら、最初から結末を明かしてしまうという試みは斬新。 最後の点については賛否あると思いますが、私は最初からわかっているという事で心の準備が出来たので、逆に気楽に観られて良かったかな。あまりにも泣ける泣けるという宣伝でしたので、不意打ちで強引に泣かせに来るのかと思ったけど、意外とそんなにしつこくなかったので良かったです。 [DVD(邦画)] 7点(2014-07-07 21:31:10)《改行有》

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