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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1440
性別 男性
自己紹介 初めてこちらのサイトに投稿させていただいたのが2004年の1月。間もなく15年目の節目を迎える事に。
何かきっかけだったのかなあ・・・と思い返してみると、モンゴメリー・クリフト&エリザベス・テイラー主演「愛情の花咲く樹」(1957)が、なんで作品登録されてないんだ!って義憤(?)に駆られ投稿を始めたことを思い出しました。
レビュー数、今日現在1337本。自分が投稿した作品のレビュー読み返してみると結構気恥ずかしいことをつらつらと、とりとめもなく書いてるなあと反省しきり。
でも「冷たい熱帯魚」(2点)と「パッセンジャーズ」(6点)「3時10分、決断の時」(8点)なんか我ながら良くこんな文章書けたなと感心。
これからも宜しゅうお願いいたします。

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801.  奇跡の夏 《ネタバレ》 難病プラス極めて感じの良い子役プラス実話ネタ、この三つセットにすれば、もうこの手の映画は5割方成功したようなモンでしょう。なんとか国際映画祭にて最年少で賞を受けたという、次男役の少年の好演と存在感がとにかく決定的。押し付けがましくもない割りと淡白な演出、後半の一種御伽噺的箇所(←日本タイトルの「奇跡」部分かな?)も好印象。地味だけど夏休みに親子連れで観に行くにはお勧め。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-07 10:38:01)

802.  森のリトル・ギャング ピクサーの「カーズ」も凄かったけど、ドリームワークス製作のこの映画も動物たちの質感とか立体的で超リアルで◎、どっちも丁寧な仕事してますねえ。ジャンクフードを人間たちから奪うっていう本筋ストーリーに、一匹狼的主人公が擬似家族に組み込まれていく様を巧く絡めた展開もなかなかです。懐かしの「トム&ジェリ」を思い起こさせる追跡シーンも自分好み。内容自体は小学生低学年向き、でも精神年齢がコドモな大人(←自分のような)なら見て後悔する事はないかなあと。けど、来年あたりに彼らが冬眠から目覚めたら、森はすでに破壊され彼らの住処は遅かれ早かれ失われてしまうんだろうなあ・・・という危惧を覚えるのが、映画の中ではハッピーエンドな結末だけに一寸悲しい。[映画館(字幕)] 6点(2006-08-06 10:24:45)

803.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 オリジナルとは全く別物だけど、これはこれで単なるアニメの枠を遥かに超えた青春映画の秀作だと思います。・・・実は、自分はオリジナル大林宣彦=原田知世バージョンについて、過剰な程MAX最大級クラスの思い入れがある人間なので、ちょっとでもアラを見つけたら酷評するつもりで満員立ち見御礼、都内唯一の封切り館「新宿テアトル」にて鑑賞してきました。でもそんな自分の姑息な思いなど吹っ飛んでしまう位、原作のテーマを損なわず、しかもオリジナルのファンをも失望させない素晴らしい仕上がりになってましたね。最大の勝因は新ヒロインをいまどきの「ポシティブシンキング」な少女に設定し直した点だと思います。原作(←わりかし幼稚)ともオリジナル(←可憐だが受動的)とも異なる、全く新しいヒロイン像の創造、これに尽きます!思えばオリジナル公開当時でもすでにアナクロニズムに近かった、芳山和子という少女、あのヒロインは尾道という一種ユートピア的舞台設定と原田知世という稀有なる透明感の女優を得た事よって辛くも成り立っていた人物でした。それを20余年経た今、同じ性格の女の子を主役にするっていうのはやはり到底無理が有る。監督も脚本家も頭良いです!「未来で待ってる」や「前向いて走れ!」とかツボにはまる台詞も多数。シーンの合間に挿入される、学校の何気ない日常風景にも癒されます。唯一の減点は、真夏の日差しの様にキラキラ輝く彼等の聖三角関係が、オッサンに片足突っ込んでいる自分にはまぶしすぎ、軽い疎外感というかジェラシーを感じてしまったから。主人公と同年代の方で、今この映画に出会えた方が本当に羨ましいです。自分もそろそろ原田知世という女優さんを「時かけ」=「芳山君」という呪縛から解放してあげなければいけないよなあ・・・。[映画館(邦画)] 8点(2006-08-04 17:55:10)(良:3票)

804.  インサイド・マン 《ネタバレ》 全体の構成が意外に単調で、前半しばらくはかなり退屈。襲撃された銀行内部→取調べシーンのインサート→警察車両内部シーンの反復。面白いキャラクターがあまり出て来ないのもその平坦展開に拍車が。ようやくジョディが登場し、クライヴ・オーウェンと対面するシーンあたりから画面に緊張感が漲ってくるけど、所詮彼女は今回、脇役に毛が生えた程度の扱いなのでそれ以上の活躍は望めず。クリストファー・プラマーって確か「サウンド・オブ・ミュージック」でトラップ大佐演じた役者さんですよねえ。ナルホド、あの映画で無事スイスに逃れた後、いつの間にやらちゃっかりナチス協力者になって(←マリアとは離婚?)巨額の富を得たのだね彼は・・・。なんてベタな後日談を映画観てる間に連想しちゃった程、正にこのレビューの「可もなく不可もない」5点という得点にふさわしい映画かと思いました。[映画館(字幕)] 5点(2006-08-04 11:20:33)

805.  パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち 《ネタバレ》 現在公開中、大ヒット中の続編「デッドマンチェスト」が、自分にとってはあまりに期待外れだった為、当時観た記憶をまさぐりつつ比較検討などを。①起承転結がはっきりしていてメリハリが利いていた(→中盤グダグダで無駄に長い)②ジョニー=スパロウ船長のキャラがとにかくキテレツ大百科で、全編を引っ張るだけの吸引力があった(→キャラ継続しているが新鮮味は薄れた)③骸骨の怪物海賊軍団との戦いが、終盤四分の一位からでその分集中白熱していた(→割りと初盤から登場するイカ軍団にはもう食傷の極地、もういりません、いい加減にして下さい状態)④ラスト、海上死刑台でのエピローグの処理が爽快感いっぱい(→あのラストはひどいよお・・・)というわけで、もともと7点でしたが、続編観たことで映画自体の印象悪くなったので▲1点引かせて頂きます。[映画館(字幕)] 6点(2006-07-30 10:52:48)

806.  M:i:III 《ネタバレ》 悪役に巧い役者を持ってくれば映画全体が面白くなるという方程式の、正に王道をゆくハリウッド娯楽大作の成功例。およそ得体の知れない風貌を生かしたフィリップ・シーモア・ホフマンが実に良い。組織内部に真の悪人がいるっていうパターンには、正直言ってま~たかいってゲンナリしたけど・・・まあいいでしょ。次回はロケ地日本?で汐留あたりのビル群使って、トムに大いに跳ね回ってもらいたいです。[映画館(字幕)] 7点(2006-07-29 10:53:47)

807.  ダンサー・イン・ザ・ダーク 《ネタバレ》 このヒロインをなにがなんでも、不幸のドン底に突き落とさなければ映画自体成立しないと言わんばかりの、作者の独善的開き直りっぷりがすごく不快です。「母性愛」って自分自身が犠牲にならない限りは発揮出来ないものなの?おぬし、テーマを描く為の手法を明らかに勘違いしてるぞなもし! [映画館(字幕)] 2点(2006-07-28 17:22:37)(良:1票) 《改行有》

808.  ユナイテッド93 《ネタバレ》 面白かった!とか、手に汗握るとかいう単純な言葉でくくる事は到底出来ない重い映画では有ります。セミドキュメンタリータッチの切れ先鋭い演出、ノンスターの強みがこれほど存分に効果を発揮した映画は近年稀かと。あくまで仮定に基づいての「あの時間の」機内の状況ではあるけれど、短時間にこれだけの反撃が出来たとしても決しておかしくないと、観客に納得させてしまう力技的描き方に脱帽です。テロリストたちを極めて客観的に描いていたのも印象的。ラストカットも過剰にセンチメンタルに陥る事を極力避けていたように思えます。もちろん何度も見返したくなるような種類の映画ではないけれど、21世紀初頭どんな形であれ、この事件を目撃し立ち会った人間ならば、記憶の片隅には残さなければならない映画だと思いましたね。衝撃を受けたという点では本年度NO1! [試写会(字幕)] 8点(2006-07-28 11:23:38)《改行有》

809.  パリで一緒に とりとめがなく全体的に盛りあがりもなく、コメディなのに演出にもセンスが欠けている、つまらなくはないけど正直あまり語る事がない映画。出演作品の選定にとりわけ慎重だったオードリーが、何でこの映画をチョイスしたのか非常に理解に苦しみます。名作「サブリナ」のホールデンとの再共演に興味を惹かれたのかなあ・・・?勢い一番印象に残ってしまうのは、エンドクレジットで流れる「ミス・ヘプバーン香水担当 ジバンシー」という、大雑把な作品なのに何故かそこだけ細心な表記だったりする。[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-24 10:54:29)(良:1票)

810.  バンドレロ! 《ネタバレ》 この監督の作品って、ブルック・シールズ主演の大凡作「サハラ」しか観た事がなくって、巷での「ジョン・フォードの直弟子」とかいう評価については、一体コイツのどこがやねんっ!って今までずっと思ってました。でも全盛期のこの正統派ウエスタンを観るとショットの鮮やかなつなぎ、大西部の風景の捉えかたにフォードの弟子としての片鱗をうかがい知る事が出来ます。珍しくも半悪人役、ジェイムズ・スチュアートは言わずもがな、ディーン・マーチンも大好きな役者なので(全然似てないこのお二人が兄弟という信じられない設定!)面白く最後まで観る事が出来ました。特に汗に手を握るような緊迫したシーンもないけれど、追う者追われる者それぞれが「パンドレロ」という先住民に付け狙われるという設定はまあまあイケます。↓へちょちょさんもおっしゃってますがラスト、バンドレロの退散の仕方があまりにあっけなさ過ぎるのが不満なのと、ジョージ・ケネディ扮する保安官に対する保安官助手青年の態度に、尊敬以上の微妙な感情が見え隠れしていたのが自分には何か印象深かったです。特に秀作でもないけれど、ウエスタン好きならそれなりに楽しめるはず。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-21 13:56:38)

811.  先生のお気に入り 主題歌がもう最高です!ドリスに例のハスキーヴォイスで「♪ティ~チャ~ズ・ペット、アイワナビー、ティ~チャーズ ペット~♪」って歌われちゃったら、僕みたいに従順なM男なら否応なくドリス講師様のペットになるしかないでしょう!「荒馬と女」ではもう老いがカラダ全体から滲み出てた感の有るゲーブル氏ですが、この映画じゃまだ「キング」の呼称に相応しくキビキビした動きを見せてくれていて頼もしい限り。意外なコメディセンスにもびっくり。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-17 11:19:22)

812.  イン・ザ・ベッドルーム 《ネタバレ》 とにかくこれは暗い映画です。この映画と「ミスティック・リバー」「息子の部屋」「ムーンライトマイル」「衝動殺人・息子よ」「オール・アバウト・マイ・マザー」を連チャンで見れば、愛児を他人に理不尽に殺された後残された家族が立ち直るまでの葛藤、そこに至るまでのアプローチの方法が映画作家やお国柄によって、色々と違いが出てて非常に興味深いかと思います。私自身は世評に反して評価がやたら低い「ムーンライトマイル」が好きなんですけど・・・。[映画館(字幕)] 5点(2006-07-17 10:38:19)

813.  パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト 《ネタバレ》 あ~あ、これすっげー楽しみにしてたんだけどなあ(ためいき)・・・。途中で飽きちゃいました・・・。だって長すぎんだもん。イカだかタコだかのこけ脅し的怪物軍団も、デップ=スパロウ船長と握手するくだりまでは、気味悪い造形にゾクゾクしたけど、最後の方になると食傷気味で、もう出てこなくていいよって感じでした。危難を逃れる→一同ほっと一安心→タコ集団の逆襲という、知恵のないパターンの繰り返しにもてんで工夫がなくうんざり。海洋物らしい爽快感も殆ど感じられず、観終わった後残ったのはひたすら徒労感のみ。既に製作が進められているという第三作の宣伝の為とはいえこのエンディングは、この作品こそを期待して待ってたファンを舐めてるとしか思えません。この出来じゃあ多分もう次の続編は期待出来ないなあ・・・。同じ手をかつて使って大成功を収めた「BTTF」シリーズがいかに観客の側に立って作られていたかが再確認出来た次第。オーランド君は前作より若干貫禄が付いてきたかも。[映画館(字幕)] 4点(2006-07-15 15:13:14)(良:1票)

814.  新幹線大爆破 健さんが演じると、この手の犯罪者ですら何かいわく有りげな過去を背負った立派な人格者に見えてくるから不思議。にしても、健さん以外の共犯者若干二名が間抜けすぎで興醒めです。という事は、結局は彼らを統括してる健さんに問題有りという事になるのかもしれないけど・・・。ヒロシの過去やら、山本圭との出逢いやら、回想シーンに無駄が多すぎてせっかくガーンと盛り上がりそうな、新幹線内のパニック描写の流れを堰き止めているような気がしてなりません。志穂美悦子や多岐川裕美の扱いなんて最近の「イン・トゥ・ザ・サン」栗山千明並みに酷い。予告編じゃあ台詞があるちゃんとした役どころのように思わせておいて実は・・・っていうのが、昔から豪華キャストが呼び物の超大作を売る為の映画会社のやり方なんですね。[DVD(邦画)] 6点(2006-07-14 17:25:20)

815.  巴里の空の下セーヌは流れる 《ネタバレ》 これすっごい昔にNHK教育テレビで観ました。途中、ずっとヒロインだと思って観てた女性(「泥棒成金」で怪盗猫を演じたブリジット・オーベール嬢)が殺されちゃうんですよ、確か。別にサスペンス映画でもスリラーでもなく、スケッチ風のオムニバス的淡々とした展開だったんで、非常にその事だけが突出した印象で残ってしまってる映画です。主題歌(アコーディオンか何かの演奏→)「♪何たら~かんたら~ファファファン、パリ~フ~ン♪」(←これじゃ意味不明)もいかにも「巴里」の映画らしくて好き。仔細有りげな「巴里は今眠っている・・・」から始まるエスプリ溢るる(?)ナレーションも効果的だった記憶有り。なんだかんだ言って結構覚えてるモンですね。[地上波(字幕)] 6点(2006-07-14 14:14:18)

816.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道 うんうん、これは至極まっとうな仕上がりの伝記映画だと思いますね。好きなシーン、結構有りました。特に刑務所ライブの後、深夜の移動バスの中で寝惚けたジューンにしつっこいくらいに迫りまくるプロポーズシーンが良かったです。ホアキンのトボけた味がうまく生かされてました。多分脚本上の問題だと思うけど、ソリが合わない父親はともかく、主人公が成長してから母親が時たま画面に現れるだけの「ただいるだけのひと」になってしまって、何の性格も与えられていない人物なのが観ていて自分には不可解でした。これは彼のバンドのメンバーについても同じ事が言えるんですが・・・。一番身近にいた人物だけに、もう少し描きこんでもらいたかったかなあ。特に友情なんかも育まれないままただ時が流れていった風にも見えるし。ジョニーみたいな人物と組むなら大なり小なりの軋轢はあったはずだと思うんですけどね。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-14 13:21:52)(良:2票)

817.  ディープ・ブルー(1999) 昨日の「日曜洋画劇場」にて鑑賞。主人公の吹き替えが小杉十郎太さん、しかもブレンダという名前の女性も出てる!いまや希少数かと思われるかつての「ビバヒル」ファンにとっては、粋な声優さんのキャスティングかなと。んで肝心の映画ですが、これたぶん映画館で観てたら今やってる「ポセイドン」より、もしかしたら面白かったんじゃないかと思われるほどの、水とサメの迫力恐怖映像がてんこ盛りでした。ディラン「ブレンダ~!!」カンバーーック、ビバヒルメンバー一同!(出世魚ヒラリー・スワンク除く) [地上波(吹替)] 6点(2006-07-10 10:19:36)(笑:3票) 《改行有》

818.  2番目のキス 《ネタバレ》 この兄弟の過去作品「メリー」や「ローズマリー」なんかと比較すると、アクや毒気が抜けてしまっていて、何か裏が有るんじゃないかと勘繰ってしまう位フツーに面白いラブコメに仕上がってました。でも自分は彼らの底意が見え透いていた上記ニ作品より、この映画の方が好きです。ただあんまり引っ掛かってくる部分がないと言うか、あらゆる意味で無難なコメディ。アメリカの男っていうのは、野球帽かぶると何故かサマになる ヤツが多くてマジうらやましい。ドリューも問題なく好演。ただクライマックスのグラウンドでの彼女の突飛な行動は、どう考えてもブーイングの嵐のはずと思ったんだけど、場内大喝采だったのにはビックリ仰天。アメリカ人ってスタジアムにいる時だけは意外と懐が深いのか??? [映画館(字幕)] 6点(2006-07-09 10:19:29)《改行有》

819.  男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋 この映画のいしだあゆみって、枯山水のお庭の隅のジメジメした所に生えてる白くて美しい隠生植物みたいな雰囲気なんですよ。ひょろひょろとはかなげなのに実は毒を含んでる、みたいな。他作品じゃ類をみないタイプのマドンナという事で非常に印象深いです。ロケーションも、丹後あたりの入り組んだ入り江の家屋の情景が美しかった。でも・・・、数あるシリーズ他作品と比べて好きかって聞かれると・・・実はそうでもないというのが自分の意見。吉永小百合=歌子マドンナ同様、寅さんが言葉につまって黙りこくってしまうのをみてるのが、多分自分には辛いんだと思います。鎌倉あじさい寺での満男を含んだやり取りとかも、何かもどかしくてスカッとしない。異色作として鮮明に記憶には残るけど、あまり観返したくはない作品のひとつ。[DVD(邦画)] 7点(2006-07-08 13:00:38)(良:1票)

820.  ゲド戦記 《ネタバレ》 なにしろジブリ作品って「猫の恩返し」しか観た事のない自分にとっては(←友人にそれは根本的に間違ってるとゆわれました)他の作品と比較してどうかとか、父親の世界観と比べてどうかなんて事は論じられません。アニメとしてフツーに楽しめました。岡田准一、田中裕子、その他の声優陣の方は文句なし、特に相当努力されたとおぼしきアレン=岡田君のキャラクターとの一体化は素晴らしかったです。ただ・・・ゲド役の菅原文太さんが・・・、自分、役者としての文太さんは尊敬してますが、作品に箔をつける為とは思われるけど正直この起用は失敗だったと思います。しゃべるたんびに文太さんのお顔がちらついてちらついて・・・。冒頭アレンが父王を殺した理由について、もっともっと、心理的に複雑な理由やら事情でもあったのかと思いきや「世界全体の均衡が崩れてきてる」とか「自分の中のもう一人の自分が・・・」という内容の台詞には唖然。これじゃ某殺人事件の容疑者が、「自分の中に悪魔が入ってきて云々」と同じ言い分じゃんかとつい鼻白んでしまいましたね。ジブリ作品としてどうか等は他のレビューワーさんにお任せします!![試写会(邦画)] 6点(2006-07-07 14:42:29)

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