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プロフィール
コメント数 2257
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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801.  Vフォー・ヴェンデッタ 《ネタバレ》  クソつまんねー。90年代や00年代って、こーゆー不思議ちゃん映画が多い気がします。  ストーリーわかりづらい。それぞれの人物の目的がはっきり見えない。ばっきばきのSF設定に不自然なリアリティをねじこもうとして、凄い不協和音を感じる。近未来ならではの面白さはまるでない。とゆーか、たとえ未来のことはわからないとはいえ、SNSが浸透している現代から考えて、こんな時代錯誤な世界になるわけがないと思っちゃいます。  もし百歩譲ってこんな世界になったとします。だったらもっと勧善懲悪ストーリーの痛快活劇にせんかい、という超個人的な希望。そのほうがこちらも『夢のある娯楽作品だから。』と割り切って見ることができます。  では、悪口を言います。  無駄に暗い。  無駄にシリアス。  無駄なコメディ。  無駄に難解。  無駄に長い。  こーゆー作品が好きなひとはもちろんいるでしょう。私は無理。もう変化球すぎて無理。  観る人を選びすぎる映画。私の中ではカルトムービーの位置づけです。  私は『未来世紀ブラジル』系が大嫌いなのです。  ここでのレビューを拝見しまして、この映画とソリが合わない理由がなんとなくわかりました。[ブルーレイ(字幕)] 2点(2019-05-10 13:57:20)《改行有》

802.  インサイド・マン 《ネタバレ》  まじで難解。難しすぎ。最期まで見たのに全然スッキリしない。まったく、スパイク・リーはいつもいつもやってくれます。この監督とは本当に相性が悪いみたいです。  真相が気になるから集中はきれない。かといって、クライマックスまで突き進んで、その真相がわかるかと言うと、わかる人にしかわからないようになっている。ちなみに私にはわからない。悲しい。3割くらいしか理解できていない。いや、3割も理解できてんのか?  まず、強盗グループの目的は、アーサー・ケイスの所有しているダイヤ、指輪、書類の3点。指輪だけ刑事のためにあえて残す。ダルトンの『指輪は信頼できる人間に預けてきた』というのは、フレイジャー刑事のことでしょう。ちなみにこのセリフは相当好き。  4人のうち3人は人質に紛れて脱出。フレイジャー達からの尋問も受けている。ここでもしその3人が誰か見抜けるような人であれば、相当面白いのでしょう。私は誰が誰やらピンと来ていない。  ダルトンは事件の1週間後に堂々と正面から出て行きます。そのための工事だったんだね、とここでわかります。いや、もちろんわかる人はもっともっと前にわかっているのでしょう。  とにもかくにも、アーサー・ケイスの隠したかった闇歴史の部分がクローズアップされずに映画が終わっちゃうので、『大山鳴動してねずみ一匹』という感想しかでてきません。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-05-09 03:41:59)(良:1票) 《改行有》

803.  ダイ・ハード3 《ネタバレ》  名作との呼び声高い1作目。期待はずれの2作目。そして今作。あまり高い評価は受けていないようですが、個人的にはかなり好き。  まずプロットが好きです。オープニング。まだ曲が流れている最中なのに突然起る大爆発。最高のつかみ。核心からスタートするようなスピーディーな展開に惚れ惚れ。犯人の手がかりをつかもうと、警察署内はパニック状態。そんな中、おちょくるようにかかってくる犯人からの電話。冒頭10分足らずでこの映画は最高だと確信。  マクレーンとのゲームを要求。警察とFBIをふりまわし、頭のイカれた復讐犯を演じるテロリスト。真の目的は1400億ドル相当の金塊。真の目的が明らかになったとき、サイモングループにしびれましたね。このテロリストグループがまた一癖も二癖もあるのが良い。ラストでは仲間まで欺き、金塊をマクレーンもろとも海に沈める偽装工作。この徹底振りが最高。悪の華満開。だからこそ、マクレーンがサイモンの策略を全部見抜いちゃってサイモンを追い詰めていくのが痛快。  細かい伏線から大事な伏線まで練りこみ具合がいい塩梅。お気に入りはダンプ14台の盗難。それに、『警察なんか一人もいないじゃん。盗み放題だぜ』って、めっちゃわかりやすく教えてくれる万引き少年。このときのマクレーンの表情と音楽が超ベタで大好き。  とにかくストーリーの面白さで魅せてくれます。その一方でビル爆破、地下鉄爆発、地下の洪水など、ビジュアル面でも大迫力。  忘れてならないのが相棒ゼウス。演じるはサミュエル・L・ジャクソン。マクレーンの個性を奪わない正にベストバランスのキャスティング。バディものが大好きな私にとっては、二人の掛け合いは最高に楽しいひととき。電話ボックスの『爆発するぞー。逃げろー。』で、ゼウスがお金をめぐんでもらうシーンが笑い転げます。  サイモンと女テロリストの最期が盛り上がりませんでしたが、娯楽性の高いアクションムービーとして、私は完全にアリです。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-05-07 10:05:23)(良:1票) 《改行有》

804.  ネバー・サレンダー 肉弾凶器 《ネタバレ》  走る。殴る。走る。殴る。時々撃つ。爆破。ギャグ。  プロローグ⇒ジョン・トライトンの強さ、魅力際立つアクション。文句なしです。  前半⇒悪者グループ登場。策士かつ武闘派。クールで容赦の無さがgood。ジョン・トライトンの相手として申し分なし。  中盤~後半⇒失速。まずトライトンが不覚を取るシーンが結構多い。冒頭の鬼神のような強さをインプットしちゃったせいで、期待はずれ感や物足りなさを感じてしまいます。また、単調な追いかけっこに終始しすぎてしまったので、多少の飽きがきちゃったのは事実。ついでに言うと、後半になるにつれて強盗グループのくだらない諍いが増えて、萎えます。仲間を撃っちゃうのはダメ。雑魚がもっといっぱいいるような組織なら良いけど、こじんまりとしたパーティーなんだから全部トライトンに始末させなきゃ。  プロローグから前半にかけては展開がスピーディなうえ、肉弾凶器も強盗グループも大変魅力的に描けています。このノリで最後までいってくれたら8点~10点くらい。ただしクライマックスは再び盛り返します。なので全体としてはクオリティ高めなB級グルメとして、幅広い世代に味わえる作品となっています。シンプルイズベストとはまさにこのこと。アクション好きな人なら観て損はないし、暇つぶしには最高な一品じゃないでしょうか。[DVD(字幕)] 7点(2019-05-06 04:19:42)《改行有》

805.  恋するマドリ 《ネタバレ》  ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。パリン。え?なになに?ちょっとだけ急展開。ちょっと面白くなってきた。そんでそんで?ええ?えええ・・。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。助けて。引越し屋。空港。パパ。告白。おばちゃんかっこいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ねえちゃんブサイク。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーにっこり。私はぐったり。  『問題。ガッキーかわいいって何回言ったでしょーか。』[DVD(邦画)] 4点(2019-05-05 05:32:49)(笑:1票) 《改行有》

806.  100年後... 《ネタバレ》  しっとり系。でもホラーの雰囲気は抜群。恋とホラーは雰囲気作りが命。前半から中盤にかけての雰囲気作りはB級作品とは思えない凝りよう。廃墟系の建物が多いのがまた良いですね。  『正体不明系ホラー』はその正体がわかると途端に恐怖が半減してしまうものも少なくありません。ですがこの作品は子供ゾンビが出た後も、一定レベル以上の恐怖クオリティーを保っています。恐怖演出が上手なのかもしれませんね。  『血縁関係には手を出さない。』『でも興奮すると手がつけられない』このあいまいなルールが非常に良い。こちらの振る舞い方次第で助かるかもしれない。でも絶対に安全と言うわけではない。だから気が休まらない。だから助かったときの開放感が大きい。これ大事。恐怖は希望と背中合わせになっているからこそ、より一層輝きを増すのです。  地主を徹底的にクソ野郎に描いているのも重要。最後の犠牲者なわけですが、変なカタルシスまで得られる始末。復讐とは無関係な人、気の良い若者達などかわいそうな犠牲者たちがいるため、ハッピーエンドとは言い難い。子供ゾンビの肩をもつわけにもいかない。でも母娘が助かるので、見終わったあとの満足感は高いです。  B級ホラーにありがちな、『夜のシーンがみづらい』っていうのは、この作品も例外ではありません。いや、この作品は特に見えづらい。とゆーかもう真っ暗でほとんど何も見えない。そんなシーンが結構いっぱいあります。そこだけ減点。[DVD(字幕)] 7点(2019-05-05 01:42:04)《改行有》

807.  スターダスト(2007) 《ネタバレ》  「流れ星を取ってきたら結婚して」で始まる、かぐや姫みたいな物語。その流れ星もまた女の子。そして男は流れ星のほうを好きになってしまうスーパーファンタジー。  悪い王子たち。魔女。海賊。ファンタジーならではの面々が大活躍。予算の関係なのか、1つ目の巨人やら大ダコやらドラゴンやら、モンスターの類はほとんど出ません。モンスターあってこそのファンタジーアドベンチャーと考えている人にとっては少々物足りないかもしれないですね。その代わり、魔女たちは魔法で結構魅せてくれます。  ストーリーそのものはひねりがなく単調。私はなぜか飽きなかったのですが、人によっては退屈に感じるかも。ロマンス中心。アクション、バトルは添え物。そっち方面の期待はしないほうが無難。  主人公のトリスタンは情けないうえに自己中。この人、確かに1回だけイヴェインの命を救う。でもそれ以外ではマイナスファクターしかないのに、なぜかトリスタンに心引かれるイヴェイン。  ストーリーの転換期はロバート・デ・ニーロ演じるキャプテン・シェイクスピアが出てきてから。この人たまに変な脇役やるんだけど、この人が出てくるだけで、映画そのものがぐっと面白くなることがよくあります。トリスタンはキャプテン・シェイクスピアとの交流を通して、ビジュアル、剣術、精神面、そのすべてにおいて成長します。急に魅力的な主人公へと生まれ変わる。これがなければ、このどうしようもない主人公に共感できないまま、ラストのハッピーエンドを冷めた目で見ていたでしょう。  とは言え、決して『カタルシス』や『感動』を与えてくれる映画でないことは確か。過剰な期待は禁物です。[DVD(字幕)] 6点(2019-04-30 11:48:19)(良:1票) 《改行有》

808.  レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》  天才ねずみシェフと素人コックの変則バディもの。二人の友情が温かく、サクセスコメディが面白い。  背景、食材、調理器具など、無機物のビジュアルは実写と見まがうレベル。  レミーの天才っぷりが最高。どんな料理でどう盛り上げてくれるのか、終始わくわく。  レミーは人間の言葉は理解できても、自分の言葉は通じない。すべてジェスチャー。この度が過ぎないファンタジーの匙加減が絶妙。前半から中盤にかけての面白さ、神懸かっています。  中盤以降はややサスペンス色が強くなりすぎてしまっただろうか。店のシェフを悪人に仕立て上げすぎたことで、ぼやける主題。もちろんこーゆー人が出てくることに反対はしないけれど、ちょっとくどい。原付でひたすらおっかけっこするシークエンスなんか、面白いけどちょっとやりすぎです。もっとレストランでの料理やお客さんがらみのエピソードで盛り上がってほしかったかな。  レミーの家族、ねずみの社会を描いたのは良かったと思います。シンプルだからこそ、ねずみ目線でのねずみ社会と人間社会の対比構造がぐっときます。レミーのお父さんがレミーを『害虫駆除の店』に連れて行くシーンなんか衝撃的。人間に置き換えればホラーレベル。人間目線。ねずみ目線。立場が違えばそこから見える景色の意味合いも全然違うものですね。こーゆーメッセージ性の強さっていうのは、子供が見るアニメだからこそ大事なのかもしれません。  ラストのネズミ達が料理するシーンは、画的には面白いのですが、ストーリーの味付けとしては好みではないです。正直に秘密を打ち明け、レミーと仲間たちに謝罪するリングイニ。『なんだそうだったのか』と、レミーもふくめ再び仲間たちは手をとりあい、最高の料理でイーゴとスキナーをもてなす。店は再び最盛期の輝きを取り戻す。・・・そーゆーありきたりなプロットでも良いと思うんですけどね。お客さんたちがいるのに厨房出て行くコックたちの無責任さにがっかりです。  保健所の調査員だって、レミーのスーパー料理で納得させるとか、そーゆーところでこそ、スーパーファンタジーパワーを使ってほしいものです。  ねずみたちの待遇が良くなっているエピローグは最高。[ブルーレイ(吹替)] 7点(2019-04-30 04:23:36)《改行有》

809.  ルイスと未来泥棒 《ネタバレ》  ルイスが母の姿を思い出したいという一心で、発明・研究に取り組むオープニング。このオープニングで心を鷲掴み。このシチュエーションに弱い私。ルイスのこの発明がルイスの未来へとつながり、ルイスが一番欲しかった家庭へとつながっていくわけですね。さすがハッピーエンドを作らせたら右に出る者のいないディズニーです。  幸運だけではない。研究、発明、勉強に没頭するルイス。一心不乱な姿。ひたむきな情熱。その姿を映すからこそ、ラストで幸運が感動へと昇華されるのでしょう。  未来に行ってからは、しばらくはちゃめちゃでどたばた。もちろん、この未来こそがこの映画の見所だと思います。ですが、個人的にはちょっと度が過ぎる感じが肌に合いません。  『未来を変えたらドリス(帽子ロボット)だって消滅するじゃん。』『未来を変えたはずなのに、なんでタイムマシンだけ残ってるんだよ。』とか、そんな野暮なつっこみを入れる気は毛頭ございません。  ただ一つだけ。ヘアスタイルを見るまでルイスと気付かないなんて、あんまり。特に奥さんと養父母!あんたたちはルイスを子供の頃から知っているんだからそこは気付けよ。あんたらのルイスのイメージは髪型だけかい。と、そこはつっこんでおきます。  小さい伏線も大きい伏線もラストに向けてきれいに回収していく鮮やかなプロット。自分のことばかり考えて周囲の迷惑を考えないことの怖さ。発明がもたらすのは恩恵ばかりではないという警鐘。そして失敗なくして成功はありえないという最高のメッセージ。視覚に頼り過ぎない完成度抜群のアニメーションムービー。ラストは不覚にも感動して目がうるんじゃいます。ルームメイトのグーヴに幸あれ。[ブルーレイ(吹替)] 8点(2019-04-29 00:31:33)(良:1票) 《改行有》

810.  クローズZEROII 《ネタバレ》  昨日の敵は今日の友。これぞマンガ的黄金パターン。前作で死闘を繰り広げたGPSと芹沢軍団がタッグを組み、強大なライバル校と一大決戦。少年ジャ○プでいうところの『魁!○塾』的展開。昭和生まれの人間で、この展開にアツくならない人間がいるのだろうか。いや、いないでしょう。  とにかく層の厚い鈴蘭。生半可な相手では太刀打ちできません。そういった意味では、鳳仙高校は文句なしに合格。統率がとれた強大なライバル校鳳仙。頭の鳴海や漆原凌の存在感抜群。幹部クラス意外は全員ハゲにして、幹部の存在感を際立たせる嬉しい気遣い。更に鈴蘭の主要メンバーを各個撃破して病院送り。大ピンチ鈴蘭。鈴蘭は鳳仙との決戦に備えなんとか1つにまとまろうとするが、なにせ我が強い。なかなか1つにまとまらない。このもどかしさがたまらないです。さんざん焦らされたあとの最終決戦は否が応にも盛り上がります。  個人的には、リンダマンや1年メンバー、三浦春馬もバトルに参加して欲しかったのですが、仕方ない。  前作にあったヤクザとの友情ドラマ。黒木メイサとの恋愛。こういった不純物を極力そぎ落とし、純粋なヤンキーケンカバトルとして大分楽しめます。  『だったら一発やらせろよ』『いいよ、ここでやる?』黒木メイサはすっかりエロマスコットに成り下がったわけですが、そのエロマスコットぶりが前作よりかなり好きだったりします。[DVD(邦画)] 8点(2019-04-28 04:10:16)《改行有》

811.  マイアミ・バイス 《ネタバレ》  酒飲む。おどる。ボート乗る。身の上話する。いちゃいちゃする。本筋と関係ないやりとりがだらだらだらだら。あくびが出ます。  本編のストーリーは新しさがなくありきたり。でもそれでもいいんです。王道、正統派の『良さ』があれば、ありふれたプロット大歓迎です。ところがその『良さ』もない。  要所要所で目をひくシーンは確かにあります。イエロ達との交渉シーン。仲間の救出シーン。その緊迫感がなかなか良い。FBIの中でも、優秀なプロフェッショナル集団。それを窺わせる突入シーンは凄く良い。  でもそれくらいかな。野球に例えるなら、良いプレー、良いバッティングはあったけれど、単発ばかりで結局点に結びつかない感じなんです。  FBI、麻薬取締局、その他各機関にそれぞれ異なる曜日で情報を提供。内通者をあぶり出す、シンプルかつ合理的な機転の利かせ方が最高。結果FBIに内通者がいることが判明。これは面白くなってきたぞと思ったのに、そこはなぜか掘り下げません。なぜ?どうでも良いエピソードにはたっぷり時間を使ったくせに。  結局誰がどうやって何の目的で情報を流していたのかすべて不明。イエロは死んだけどモントーヤは放置。これだけの長尺を頑張って見た結果、なんだか全然すっきりしない終わり方。いまいちです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-27 04:31:01)(良:1票) 《改行有》

812.  コールドプレイ 《ネタバレ》  雪山。山荘。若者。殺人鬼。定番。王道。定石を踏む安定感抜群のスラッシャーホラー。恐怖演出の数々。アメリカ産にはないノルウェー産の雰囲気◎。  殺人鬼は一人だけ。怪力だけど、蹴ったらひるむ。銃はある。スキー板もある。密室でもないし、出口はいっぱいある。どうとでもなりそうなのに、結局どうにもならないこの感じがもどかしくて良い感じ。人を怖がらせるのに一番大切なのは、『助かるかもしれない』という希望なのでしょう。これぞ正統派ホラー。  まずはミカルとイングが別行動。ちょっとしたことで諍い。ミカルが飛び出て、迷って、やっぱり一人みんなのところに戻っちゃう。この『やっぱり部屋に戻ろうか』と逡巡させるのがポイント。で、イングンは一人ぼっちに。最初の犠牲者。この流れが王道にして完璧。  私は個人的に、ホラー映画は『登場人物=犠牲者』が多いほうが好み。この映画は少なめ。ですが、この映画に関して言えば、少なめにしていることがプラスに働いています。まず瞬殺はされません。なにせ人数が少ないですから。あがくあがく。それがいい。エンタメホラーに過剰すぎないリアリティを添えます。  また、今回のメンバーが、若者特有のチャラさがありつつも、微妙に良い人たちってのが大事。感情移入しちゃうんですよね。だから悲劇、惨劇の衝撃が5割増し。一人でも生き残ってよかったと思う反面、殺人鬼と仲間たちの遺体がクレバスの底に横たわっているのが凄く悲しい。  忘れ物置き場のように並べられている、今までの被害者の戦利品。新聞の切り抜き。こういった小道具の使い方にも抜群のセンスが見え隠れ。掘り出し物とはまさにこうゆう映画を言うのでしょう。  なぜ少年は両親から虐待を受け殺されなければならなかったのか。そしてなぜ殺人鬼になってしまったのか。焼け焦げた部屋でいったい何があったのか。いくつかの謎が放置されたままなのが惜しい・・・![DVD(字幕)] 8点(2019-04-25 07:10:20)《改行有》

813.  デスバーガー 《ネタバレ》  冒頭のドライブスルーでのやりとり。厨房に入ったら真っ暗で誰もいない。注文の品を作っている様子もない。オープニングのこの演出が最高です。期待に胸が高鳴ります。  でもそこから先は何もかもが期待はずれ。  ジャンルは『不死身系殺人鬼もの』。ぶっ飛んだバカピエロのスラッシャー。だったら無差別にしてほしいです。もっと理不尽な暴力を希望します。  過去との因縁めいたものにするなら、ミステリー仕立てにしてほしい。『実はフィッシャー(彼氏)が犯人だった。』『店長が犯人だった』何でも良いのです。先読みされてもいい。ベタでもいい。サプライズあってこその因縁。  ホラー演出がチープ。『何かが起こったとき』ではなく、『何かが起こる前』の雰囲気づくりが大事。学校でのピエロ襲撃は本当にひどい。  全編通してシーンがぶつぎり。淡白な登場人物たちのなか、母親の迫真の演技だけが妙に浮く。ちぐはぐで、クソ面白くないC級作品です。[DVD(字幕)] 1点(2019-04-23 14:28:39)(良:1票) 《改行有》

814.  ローラーガールズ・ダイアリー 《ネタバレ》  スポーツ映画ならではのカタルシス・・・なし。青春映画ならではの爽快感・・・なし。恋愛映画ならではのドキドキ感・・・なし。ないない尽くし。可も無く不可もなく。退屈はしません。ただこの映画ならではの取り柄がないだけです。  こーゆージャンルはベタで良い。ストレートなストーリーのほうが個人的に好ましい。この映画はやや変化球気味。このスポーツ自体が白昼の爽やかなものではなく、夜のアンダーグラウンドな世界。これがそもそも思っていたイメージとなんか違うのです。爽やかで可愛らしいパッケージとなんか合致しないのです。  そしてルールがいまいちピンとこない。メジャーなスポーツではないのかもしれない。だからこそ誰が見ても盛り上がれるような工夫が欲しいです。  映画という限られた時間。だから主人公は最初から才能がある。それはいいよ。よくある話だし。天才系は嫌いじゃないし。でもだったらもっと盛り上げてください。周囲の人間がもっと驚くような演出なりパフォーマンスを入れてください。中途半端な才能は期待はずれになっちゃいます。  それは家族も同様。父親が突然娘の擁護にまわっちゃう不自然さ。ここを不自然に感じさせないのが大事。母親までもがラストは感動しちゃって娘を応援するような、そんなスーパープレイやドラマチックな演出が欲しいです。  彼氏の存在は、今作ではブリスの好感度を下げる効果しかないので要りません。  友人がパクられた原因をブリスのせいにするのは逆恨み。しかもそれに対しブリスが謝っても許さないシークエンスが不愉快です。こーゆーエピソードって必要だったのでしょうか。  エレン・ペイジをはじめとした主要人物の魅力、個性はよく描けていると思います。  ドリュー・バリモアとジュリエット・ルイスの二人が完全に脇に徹していて、なんだか世代交代の波を感じますね。[DVD(字幕)] 5点(2019-04-23 01:53:49)(良:2票) 《改行有》

815.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》  実話。でも映画としての味付けにより、エンターテイメント性のある物語へと昇華されています。『実話』という大義名分におんぶに抱っこではなく、ちゃんと娯楽作品にしてくれているのが嬉しい。  感動を促す音楽が好き。ベタだけど良い。愉快なシーンで笑い、感動的なシーンでじーんとなる。映画としてのバランス、見せ方がじつに良い。  あまりにも出来すぎた家族。強く優しい母リーアン。冷静に温かく見守る父ショーン。美人で優しい娘コリンズ。元気で明るいS・J。コリンズが図書室でマイケルのところにやってくるシーン。S・Jとマイケルがアメフトのトレーニングをするシーン。父ショーンがマイケルの緊急連絡先を自宅にしちゃうシーン。リーアンは言わずもがな。家族の温かさ。人の善なる部分。そういったものをさりげなく感じさせてくれる演出がとても良い。  序盤はマイケルが心を開かずほとんどしゃべりません。親切にしてもらいながらちょっと失礼じゃないかと思っちゃう心の狭い私。でもそれが後になって効いてくる。相変わらず口数は少ないものの、テューイ一家と普通に会話するシーンが、日常の1コマにすぎないのに感動を呼び起こす。  派手ではない。毒気も無い。でも笑って感動して、家族で見るのにベストな映画だと思います。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-04-20 13:30:00)(良:1票) 《改行有》

816.  ピアノの森 《ネタバレ》  天才系の映画って面白い。作品の出来不出来に関わらず、単純に自分はこのジャンルが好きなんだろうと思います。  雨宮修平と一ノ瀬海というW主役の設定も好き。秀才タイプの人間が、何の努力もしてこなかった天才に嫉妬する。何も知らない天才に、『元天才』が師としてめぐり合う。もう何もかもがベタすぎて、でもベタだからこその味わいもある作品。  更にはコンクールでの女の子の登場が、エンターテイメント性をより強くしましたね。  雨宮君が弾いた後、女の子が弾きます。演奏の描写とピアノの音が凄く良くて、ざわつく会場。審査員が身を乗り出して、『今年はレベルが高いですね。』の一言。そしてここで海君の登場。このシークエンスが全部好き。否が応にもテンションがあがります。  海くんだけ予選落ちになるのは予想通り。阿字野先生が海をより広い世界へ連れて行こうとうするラストも予想通り。すべてが予想の範囲を出ないステレオタイプの作品と言えそうですが、安心して楽しめます。  海くんは天賦の才があります。でも楽譜が読めません。曲は聴いたら1回で覚えちゃいます。これって、まんま『の○め』と同じキャラ。どうしても既視感はついてきます。それをふまえても魅力的。雨宮君も女の子も先生も、登場人物それぞれの魅力が描けている作品。  子供同士の殴り合いに若干引いてしまう部分はありますが、それ以外に嫌なシーンは一つもありません。毒気は足りませんが、ささやかな高揚感につつまれて、なんか頑張ろうと気持ちにさせてくれる良作です。[DVD(邦画)] 7点(2019-04-17 14:08:43)《改行有》

817.  16ブロック 《ネタバレ》  巻き込まれ型サスペンス。好きなジャンル。ブルース・ウィリスも好き。でもなぜかノレない。なぜか。  まず第一にエディがうるさすぎる。見つかったらやばいっていうシチュエーションで、ずっとしゃべり続ける無神経。このキャラがうっとおしすぎます。話し方もなんか嫌い。理屈ではありません。舌ったらずな話し方が好きになれないのです。  そしてストーリー。無理がありすぎます。検事に電話を入れて事情を説明したタイミングで、この案件は解決になるはず。すくなくとも、ここからバスジャック犯にされるなんて無理矢理すぎます。  ブルース・ウィリスの『くたびれたおっさん』『でもここぞというところでめっちゃ頑張る』というスタイルが好きなんですが、さすがにジャックはくたびれすぎですね。最初誰だかわからなかったんですけど。  ラストはジャックが撃たれて、テープレコーダーで真実が明るみに出るという展開だと思い込んでいたので、こんなハッピーエンドになるなんて意外です。おかげで万事めでたし、のどごし爽やかな味わいです。キレとコクは足りんけどね。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-17 03:36:16)(良:1票) 《改行有》

818.  クローズZERO 《ネタバレ》  原作未読。でもヤンキー漫画は好き。少年漫画系のノリも好き。だから単純にこの映画は自分の好みに合います。  本来登場人物の多い映画は苦手です。でもこのタイプの映画は別。強い人がいっぱい出てきて楽しい。性格。闘い方。ビジュアル。ファッション。ポジション。みんな個性爆発で最高。この辺が漫画原作の良さでしょうね。  ただし、漫画原作だけあって、リアリティのかけらもない。ヤクザをやたらリアルに演じる遠藤憲一と岸谷五朗が浮いちゃうくらい。でも良いんです。これで。  きっとヤンキー漫画に興味ない人には一切受け入れてもらえないんだろーなー。でもこーゆー作品を作ってくれる寛容さがあることが嬉しいです。だってあまりにいろいろつめこみすぎて、ストーリーとしては散漫な印象を受けちゃいます。ですから、映画として完成されているとは言い難い。更には黒木メイサのパートが個人的に要らない。ラストで歌いだしたときには寒いったらなかったです。そーゆーの求めてない。武装連合や阪東や、1年3人組もこんな中途半端な扱いにするくらいなら、入れないほうが良かったかも。そうすれば30分くらい短縮できて、よりスピード感のあるストーリーにできたんじゃないかな。  ラストの大乱闘が雨ということもあって非常に見づらかったのは残念です。[DVD(邦画)] 7点(2019-04-15 00:29:40)《改行有》

819.  ヒルズ・ハブ・アイズ2 《ネタバレ》  前作ほどではないにしろ、今作もドキドキを堪能できる良作ホラー。正直、ホラーとして楽しめるかどうか不安でしたが、十分すぎるほどのクオリティ。前作と違って『武装した兵士』では戦力がある分、怖さが半減すると思ったのですが、『頼りないひよっこ新兵』という絶妙なバランス。更には『岩陰』と『洞穴』がいたるところにあるため、いつ何が飛び出してくるかわからない恐怖。前作が得体の知れないものへの恐怖心を喚起させるものとしたら、こちらは『お化け屋敷的びっくり箱』といったところ。  兵士達にとっては迷路でも、クリーチャー達にとっては『庭』。地の利が圧倒的に不利な状況が怖さを引き立てます。  いつの間にか消えるロープやライフル。精神的な追い詰め方、プレッシャーのかけ方が良い感じですね。  知らん俳優さんばかりで、『誰が生き残るのか』『それとも全滅パターンか』それさえも読めないから面白い。  こーゆータイプのホラーでは、犠牲者達のアホな行動にイライラさせられることもしばしば。特に『単独行動』は愚の骨頂なんですが、この作品ではその辺結構うまくて、自然に部隊が分断するような流れを構築。『本部への連絡係を2人残す』『ケガした隊員を引き返させる』など自然に危険なシチュエーションを作り出しています。  一番頼り無さそうだった人が一番活躍。女の子に1人すごくかわいい娘がいる。などなど、そーゆーところも自分好みでした。  [DVD(字幕)] 7点(2019-04-13 04:19:57)《改行有》

820.  ファイヤーウォール 《ネタバレ》  わかりやすい。テンポ良い。手に汗握る優良サスペンス。完全な商業用エンターテイメントですが、こーゆーのが好き。ハッキングも誘拐も使い古されたネタですが、それが良い。このストーリーだったらネットとかハッキングとかよくわからなくても全然楽しめます。  ひたすらやられっぱなしだとストレスがたまります。ですが、ジャック(ハリソン・フォード)もその家族もやられっぱなしではありません。現状を打開しようと悪戦苦闘。一度は地下室からの脱出に成功したかのように見えましたが、結局失敗。でもこーゆー流れは悪くないです。  そんで敵のボス、ポール・ベタニー。素晴らしい悪役顔。男の子のひざを砕こうとしたり、ピーナッツ食わせてアレルギー引き起こさせたり、脅迫の手段が容赦ない。やはりこーゆーエンタメ色の強い映画ではなかなか子供を殺せません。実際人質家族はだれも殺されません。でも誘拐犯としての恐ろしさは演出する。それって結構難しいことだと思います。で、なかなかどうして、その辺の恐ろしさってのはよく描けていたのではないでしょうか。  犯人グループがちょっと間抜けな見張りや優しいハッカー、クールなイケメンなどバラエティに富んでいたのも良い。脇は秘書のジャネットや合併企業のゲイリーが良いスパイスを効かせています。人材配置に無駄がないと思います。  好きなシーンやネタも多い。本来は敵同士。でも共通の目的のために一時共闘。そーゆーシチュエーションが好き。主に銀行から金を取るシークエンスが最高。  いろいろと個人的嗜好に合う作品でした。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-04-11 15:24:25)(良:1票) 《改行有》

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