みんなのシネマレビュー |
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822. プロメテウス 《ネタバレ》 「エイリアン0じゃん!」「登場人物が身勝手でアホ」「ロボットの目的不明」という悪評があるという予備知識だけをもって映画を観始めましたが、いや確かに「エイリアン0じゃん!」「こいつら身勝手でアホすぎるだろ」「ロボットの行動原理が謎すぎる」という感想だけが残る映画でした。(あと、吹き替えに関する不満も聞いてましたが、というかそれが一番多い不満だった気がしますが、私が見たのは字幕版なのでそれについてはノーコメントです。とはいえあの女の役を剛力がやったのか…と思うと、感無量です。なぜそんなキャスティングが行われるのか…ある意味人間創生の秘密より謎です。) 唯一、ザンボット3の「ブッチャー最後の日」を彷彿とさせる突撃シーンだけはかっこよかった。あそこだけで映画にすればいいのに。無理だけど。 あ、あとシャーリーズセロン、スノーホワイトでも「白雪姫より女王が美人じゃダメだろう」というストーリーの根幹に関わる問題をひき起こしていましたが、この映画でもヒロインより明らかに魅力的という問題を起こしています。美人すぎるのも問題ですね(てかこの映画の場合、別にヒロインより魅力的でもいいんですが、だったらサービスシーンを入れろよ、なんて下種な事をどうしても思ってしまうのが避けられないからです。ちゃんとサービスシーンをいれてください) [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-24 15:48:30)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》 823. ギフト(2000) 《ネタバレ》 きわめてフツーのサスペンス物。特筆する部分もあまりないこの映画、一番の見せ場はケイトブランシェットが子供のペンキでこけたときにピンクのパンツが一瞬見えるところのような気がする。[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-23 12:25:57) 824. バトルシップ(2012) 《ネタバレ》 この映画ってボードゲームの『Battleship』をもとにした映画なんですよね。 僕らの世代なら子供の頃遊んだ事がある人もいるでしょうが、最近の人はそもそもそのゲームを知らないんじゃないでしょうか。 映画の途中で座標を使って砲撃するところがありますが、あれがゲームの「バトルシップ」のプレーです。 さて、映画の内容ですが、とにかく主人公の好感度の低さが致命的です。 何人かの方が書いてますが、ダメ人間がたまたま上手くいくことがあってもおそらくその本質は変わらないわけで、そもそもヒロイン(提督の娘の方)がなぜあの男が好きなのか理解に苦しみます。 それからスペックを読み違えて設計されたアイオワについて「世界最強の戦艦だった」って台詞がありますがそれはもちろん事実と違います。大和級のスペックがアメリカに知られてなかったので、ずっとそう思われていただけで、戦艦としての能力は大和級が断然上。 それなのに世界最強だと主張してしまう、そのあたりがきわめてアメリカンだなぁ、と。 そういえば浅野が日本語でしゃべってる箇所の台詞がやたら棒読みに聴こえるんですが、アメリカ映画だからなのか本人の芸風なのかちょっとわかりません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-22 11:49:01)《改行有》 825. ヒドゥン・フェイス 全体の構成等、なんだかアドベンチャーゲームを見てるような映画でした。 女性二人が脱ぐんですが、両方とも日本人でももうちょっと…と思うような貧乳っぷりだったのが、さすがスペインコロンビア映画ってとこでしょうか(違うよ) [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-22 11:41:03)《改行有》 826. トールマン 《ネタバレ》 途中までのまったく想定できないストーリー展開には驚きました。「ちょ、ま!超展開すぎるだろ!」的な。 その結果として感情移入先を失ってしまい映画に入り込む形での鑑賞が難しくなり、しかもある程度話が落ち着いてから後は、ほとんどの人が予想できた通りのラストにつながってしまうため終盤のサプライズがまったくないというちょっと残念な映画になってます。 ラストの「あぁやっぱりね感」たるやもう…[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-22 11:35:16)《改行有》 827. ヘンゼル&グレーテル 《ネタバレ》 あれから15年、魔女にお菓子を沢山食べさせられたヘンゼルは糖尿病になり、グレーテルはおっぱいがむにむに動く呪いにかけられてしまいました。 小気味よく無駄のないストーリーで結構面白い映画。まさに痛快娯楽作品といった趣で、エドワードは知り合いの誰かによく似ています。「エドワードって誰だよ?」というヘンゼルと同じ疑問を抱いた方は本編をごらんください。[地上波(字幕)] 7点(2013-10-19 22:29:35)(笑:2票) 《改行有》 828. 英国王のスピーチ イギリスが凋落する直前のイギリス王室を描いたイギリス映画。だから当然と言えば当然なわけですが、全編を覆うイギリス感がとにかくすごい。イギリス、イギリス、イギリス…あぁきりがない! [地上波(字幕)] 7点(2013-10-19 00:52:24)《改行有》 829. アタック・ザ・ブロック 《ネタバレ》 ミュージカル映画好きな僕がウエストサイド物語を嫌いなのは、出てくるのがチンピラだから。そんなチンピラ嫌いな僕がこの映画を観ても「こいつら死ねばいいのに」くらいな感想しか抱けないわけで。 だいたい、最後にチンピラが街を救いました!ヒャッハー!!ってなってますが、そもそも本人がメスを殺したことが原因なわけで完全なマッチポンプ。巻き込まれて死んだ警官等への責任は全然とってないわけで、それでヒーロー気分じゃほんとにダメでしょ。 [地上波(字幕)] 5点(2013-10-17 22:28:18)(良:1票) 《改行有》 830. アルゴ 実話をもとに丁寧に作られた映画なのはよくわかりますし、特にクライマックスでの映画的な翻案も許容の範囲でしょう(というかこれくらいしないと多分退屈です)。 でも観ていて特にドキドキワクワクを感じない映画でした。という事で6点。 [地上波(字幕)] 6点(2013-10-17 22:05:13)《改行有》 831. アベンジャーズ(2012) 結構評判がいい映画だったので期待して観たんですが…うーん、個人的には特に面白くありませんでした。アメコミ大好きでこのお祭り感が好きな人なら楽しいんだと思います。でも、それぞれのキャラを映画や表面的な知識でしか知らない私にとっては、ストーリーも面白くないし想像以上に地味だし、正直言ってただ長いだけの映画でした。[地上波(字幕)] 5点(2013-10-17 21:55:11)(良:1票) 832. 塔の上のラプンツェル 「アナと雪の女王」を観た後にこちらを再見したのですが、あらためてこの映画のすごさを思い知りました。 会話のセンスや気の利いたユーモア、何より目を離せない完璧なストーリー展開は「アナと雪の女王」では足元にも及びません。特にストーリーは…アナは穴だらけすぎて…って駄洒落言ってる場合じゃないっす。 アナが上回るのは、楽曲と吹替え声優の質くらいしか思いつかないです。 欠点らしい欠点がなくほとんど非の打ち所のない完璧な出来の本映画は現代のアニメーション映画の金字塔と言って過言ではないと思います。いえ、断言します。現代アニメーション映画の金字塔です。断言しました。やりました。僕だってやるときはやります。 そもそも映画とは人に夢と希望を与えるべきものだ、と僕は思っているのですが、その映画としての魅力が目一杯に詰め込まれすぎた宝石箱のような素敵な映画です。 本当に大好きです、この映画。 (というレビューを書いてるのが50歳の男性だという怖さったらもう!) [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-10-17 21:38:41)(良:1票) 《改行有》 833. モンスター・ホテル 話がありがちですし、登場人物にイマイチ魅力を感じません。 ヒロインはあごがしゃくれすぎだし、ヒロインが惚れる人間は単なるアホで声がキャラにあってないのも気になります(これはオリジナルの話。日本語吹き替えだともっといい感じなのかも) 登場する有名な各種モンスターも凡庸で面白みにかけます。 何がいけないかというと、シーンシーンが退屈なこと。話自体がつまらなくてもシーンや台詞回しが面白ければそれはそれで楽しめるんですが、そういう要素も全然なし。 致命的につまらないとはいいませんが、じゃぁ面白いか?と聞かれると「退屈」だとしか答えようがない映画でした。同時期のアニメでもたとえば「ラプンツエル」あたりとは大きな差を感じる映画です。 [地上波(字幕)] 4点(2013-10-17 21:31:04)(良:1票) 《改行有》 834. デイ・オブ・ザ・デッド サラ可愛いよサラ!!! …こうですか?わかりません。[地上波(字幕)] 6点(2013-10-14 06:26:13) 835. “アイデンティティー” 《ネタバレ》 何人かのレビューにもありますが「夢落ち」(一種の夢落ちですから)とわかってからの視聴テンションの下がり方は異常。 そこまではおもしろかったんだけどなぁ…。そりゃ超常現象じみた事もおきますよね…夢(みたいなもの)なんだもん。 ところで、判事の人はあんな芝居じみた行動を見ただけで独断で死刑を延期しちゃダメだと思うんだけど…アメリカってそうなの??あんな簡単に死刑の延期とかできるものなの?? [地上波(字幕)] 7点(2013-10-14 01:46:58)《改行有》 836. シャーク・ナイト 《ネタバレ》 普通こういうホラー系の映画は、犠牲になる若者たちがビッチというか「まぁ死んでもしょうがないよね」という馬鹿ばかりなのが定番。だって、ほんとにいい人ばかりがひどい死に方をしていく映画とかさすがに見ててつらいじゃないですか。 ところがこの映画、なんと主人公たちは結構いい人なのです。わりと好感度の高い若者たちなのです。それがサメにやられちゃうわけで、ちょっとかわいそうな映画です。そして闘う相手も人間。結局内容的には悪党と学生の争いになっていて、ある意味普通にサスペンス映画なんですね、これ。 サメをたとえば、車や銃に変えても普通に成立する映画だと思います。 そういう意味で「サメが人をわっさわっさと食べる映画が見たいんだ!」なんて人にはおそらく不人気だと思いますが、私個人はそこそこ面白い映画だと思えました。 そして本編ぶち壊しの最後のバカラップ。この映画の白眉はココです!!製作者スゲー![地上波(字幕)] 6点(2013-10-14 01:42:48)(良:2票) 《改行有》 837. マンイーター 《ネタバレ》 この映画はひどいです。映画の基本がなってません。 たとえば映画の後半、反対側の岸に渡った女の子が叫びながら走り出して大人があわてて追いかけるシーンがあります。普通こういうシーンは、その後で、追いかけてる大人がトラブルに見舞われたりするのが定番なわけですが、この映画は何もありません。 子供が逃げて大人が追いかけて…その後どうなったかは描かれません。ちょま!おま! 思わず突っ込んでしまいますが、一事が万事その調子で「え、この人いつのまに反対側の岸に渡ったの?」とかそんな疑問が頭に浮かぶシーンの連発。簡単で地味なストーリーなのに、見てる人が話の内容を追いかけるのが大変というひどいレベル。 あと、ヒロインが自分勝手で魅力がなさすぎるのも大きな減点ポイント。そして犬… [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-10-14 01:35:00)(良:1票) 《改行有》 838. キック・アス 《ネタバレ》 映画中に主人公のモノローグでも語られますが、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というスパイダーマンのセリフへのアンチテーゼが本映画の最大のテーマだと思います。 「大きな力には大きな責任が伴う…じゃぁ力のない者には何の責任も伴わないのか?」 もちろん実際にはそんな事はないわけで、力があろうとなかろうと、人間が生きている限り何かの責任は常にとらなくてはいけないわけです。 そうは言っても力はないわけですから、責任とか言われてもかなり困るわけですが…人生ってほんとに大変ですよね。 [地上波(字幕)] 9点(2013-10-14 01:27:20)《改行有》 839. 宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式 《ネタバレ》 あんなイケイケな格好をしているくせに、あの女性はエッチするまで時間かかりすぎです。って日本人の僕でもそう思うんだから米国の人は絶対そう思いそうな気がするんですが…偏見でしょうか。 さて、XとYの人たちのかけっこがたまらない魅力を放っているこの映画ですが、これってどこかで見たな…そうそう、ウッディアレンのあの映画だ! ウッディアレンのあの映画や、ラリィニーヴンの小説「スーパーマンにおける子孫存続に関する考察」がお好きな方には絶対的におすすめできる映画です。[地上波(字幕)] 8点(2013-10-14 01:17:34)《改行有》 840. 劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~ 人気が出たテレビアニメを劇場版に..というアニメは1977年の宇宙戦艦ヤマト(劇場版)が最初だったと思います。 中1のときにそれをリアルタイムで観て以来実に32年。数え切れないほど製作されてきた「テレビで人気が出たから作ってみた劇場版」アニメの中に正直「コレ!」というものは一本もなかったと思っています。別の言い方をするならすべてが「テレビでいいじゃん」レベル。あるいは「劇場版でぶち壊し」。 そんなひたすら無駄な32年に及ぶ「テレビを劇場化しましたアニメ」史の中でついに出会った「テレビで好きだった人があらためて観る価値のある劇場版」。それがこれじゃないかと(主観) 出会うまで32年もかかってしまった僕は今や加齢臭がぷんぷん。32年..長いっす。でも死ぬ前に出会えてよかった。 テレビの単純な再編集や安直なダイジェストではなく、かといってまるで違うものをつくるものでもなく、映画という枠を考えた上でキャラクター、ストーリーの再構成をきっちりと行ない、テレビを観ていた人があらためてwktkしながら2時間の長尺を楽しめるようにするというのは相当に難しい事なんだな、と、32年目にしてついに出会った成功例(つまりこれ)を観て思いました。今回は、薄幸の銀河の妖精その人を明確に主演に据えたのも成功した理由の一つでしょう。 ちなみに「テレ(中略)劇場版」で中途半端に「映画として完結したものを作ろう」なんて考えても失敗するのは過去の例を見てもあきらか。この映画は「ここでライオンktkr!!」と思える人でないと楽しめないモノになっていますが、逆に言うと「ここでライオンktkr!」な人には猛烈に楽しめるモノになってるわけで「テレビ版フアンへのサービス版」的側面の強い「劇場版」としてこれは全くもって正しい方向性でしょう、うん。 この映画で、唯一残念なのは「作画」。破綻してるわけではないですが「テレビ後半で作画がマシな回」レベルの作画を劇場のスクリーンで見せられるのは正直厳しいです。時間や予算はそれなりにあったと思うのですが..そこは本当に残念。が、逆に言うと文句をつけるのはそこくらい。それくらい見事な「劇場版」だったって事ですね。 そうそう(アニメフアンという特殊な客層だというところもあるんでしょうが)エンドクレジットになっても帰ろうとする客が一切いない映画は久しぶりでした。[映画館(邦画)] 8点(2009-12-09 19:33:13)《改行有》
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