みんなのシネマレビュー
あばれて万歳さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1199
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960

821.  アルゴ 実話をもとに丁寧に作られた映画なのはよくわかりますし、特にクライマックスでの映画的な翻案も許容の範囲でしょう(というかこれくらいしないと多分退屈です)。 でも観ていて特にドキドキワクワクを感じない映画でした。という事で6点。 [地上波(字幕)] 6点(2013-10-17 22:05:13)《改行有》

822.  アベンジャーズ(2012) 結構評判がいい映画だったので期待して観たんですが…うーん、個人的には特に面白くありませんでした。アメコミ大好きでこのお祭り感が好きな人なら楽しいんだと思います。でも、それぞれのキャラを映画や表面的な知識でしか知らない私にとっては、ストーリーも面白くないし想像以上に地味だし、正直言ってただ長いだけの映画でした。[地上波(字幕)] 5点(2013-10-17 21:55:11)(良:1票)

823.  塔の上のラプンツェル 「アナと雪の女王」を観た後にこちらを再見したのですが、あらためてこの映画のすごさを思い知りました。 会話のセンスや気の利いたユーモア、何より目を離せない完璧なストーリー展開は「アナと雪の女王」では足元にも及びません。特にストーリーは…アナは穴だらけすぎて…って駄洒落言ってる場合じゃないっす。 アナが上回るのは、楽曲と吹替え声優の質くらいしか思いつかないです。 欠点らしい欠点がなくほとんど非の打ち所のない完璧な出来の本映画は現代のアニメーション映画の金字塔と言って過言ではないと思います。いえ、断言します。現代アニメーション映画の金字塔です。断言しました。やりました。僕だってやるときはやります。 そもそも映画とは人に夢と希望を与えるべきものだ、と僕は思っているのですが、その映画としての魅力が目一杯に詰め込まれすぎた宝石箱のような素敵な映画です。 本当に大好きです、この映画。 (というレビューを書いてるのが50歳の男性だという怖さったらもう!) [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-10-17 21:38:41)(良:1票) 《改行有》

824.  モンスター・ホテル 話がありがちですし、登場人物にイマイチ魅力を感じません。 ヒロインはあごがしゃくれすぎだし、ヒロインが惚れる人間は単なるアホで声がキャラにあってないのも気になります(これはオリジナルの話。日本語吹き替えだともっといい感じなのかも) 登場する有名な各種モンスターも凡庸で面白みにかけます。 何がいけないかというと、シーンシーンが退屈なこと。話自体がつまらなくてもシーンや台詞回しが面白ければそれはそれで楽しめるんですが、そういう要素も全然なし。 致命的につまらないとはいいませんが、じゃぁ面白いか?と聞かれると「退屈」だとしか答えようがない映画でした。同時期のアニメでもたとえば「ラプンツエル」あたりとは大きな差を感じる映画です。 [地上波(字幕)] 4点(2013-10-17 21:31:04)(良:1票) 《改行有》

825.  デイ・オブ・ザ・デッド サラ可愛いよサラ!!!  …こうですか?わかりません。[地上波(字幕)] 6点(2013-10-14 06:26:13)

826.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 何人かのレビューにもありますが「夢落ち」(一種の夢落ちですから)とわかってからの視聴テンションの下がり方は異常。 そこまではおもしろかったんだけどなぁ…。そりゃ超常現象じみた事もおきますよね…夢(みたいなもの)なんだもん。 ところで、判事の人はあんな芝居じみた行動を見ただけで独断で死刑を延期しちゃダメだと思うんだけど…アメリカってそうなの??あんな簡単に死刑の延期とかできるものなの?? [地上波(字幕)] 7点(2013-10-14 01:46:58)《改行有》

827.  シャーク・ナイト 《ネタバレ》 普通こういうホラー系の映画は、犠牲になる若者たちがビッチというか「まぁ死んでもしょうがないよね」という馬鹿ばかりなのが定番。だって、ほんとにいい人ばかりがひどい死に方をしていく映画とかさすがに見ててつらいじゃないですか。 ところがこの映画、なんと主人公たちは結構いい人なのです。わりと好感度の高い若者たちなのです。それがサメにやられちゃうわけで、ちょっとかわいそうな映画です。そして闘う相手も人間。結局内容的には悪党と学生の争いになっていて、ある意味普通にサスペンス映画なんですね、これ。 サメをたとえば、車や銃に変えても普通に成立する映画だと思います。 そういう意味で「サメが人をわっさわっさと食べる映画が見たいんだ!」なんて人にはおそらく不人気だと思いますが、私個人はそこそこ面白い映画だと思えました。 そして本編ぶち壊しの最後のバカラップ。この映画の白眉はココです!!製作者スゲー![地上波(字幕)] 6点(2013-10-14 01:42:48)(良:2票) 《改行有》

828.  マンイーター 《ネタバレ》 この映画はひどいです。映画の基本がなってません。 たとえば映画の後半、反対側の岸に渡った女の子が叫びながら走り出して大人があわてて追いかけるシーンがあります。普通こういうシーンは、その後で、追いかけてる大人がトラブルに見舞われたりするのが定番なわけですが、この映画は何もありません。 子供が逃げて大人が追いかけて…その後どうなったかは描かれません。ちょま!おま! 思わず突っ込んでしまいますが、一事が万事その調子で「え、この人いつのまに反対側の岸に渡ったの?」とかそんな疑問が頭に浮かぶシーンの連発。簡単で地味なストーリーなのに、見てる人が話の内容を追いかけるのが大変というひどいレベル。 あと、ヒロインが自分勝手で魅力がなさすぎるのも大きな減点ポイント。そして犬… [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-10-14 01:35:00)(良:1票) 《改行有》

829.  キック・アス 《ネタバレ》 映画中に主人公のモノローグでも語られますが、「大いなる力には大いなる責任が伴う」というスパイダーマンのセリフへのアンチテーゼが本映画の最大のテーマだと思います。 「大きな力には大きな責任が伴う…じゃぁ力のない者には何の責任も伴わないのか?」 もちろん実際にはそんな事はないわけで、力があろうとなかろうと、人間が生きている限り何かの責任は常にとらなくてはいけないわけです。 そうは言っても力はないわけですから、責任とか言われてもかなり困るわけですが…人生ってほんとに大変ですよね。 [地上波(字幕)] 9点(2013-10-14 01:27:20)《改行有》

830.  宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式 《ネタバレ》 あんなイケイケな格好をしているくせに、あの女性はエッチするまで時間かかりすぎです。って日本人の僕でもそう思うんだから米国の人は絶対そう思いそうな気がするんですが…偏見でしょうか。 さて、XとYの人たちのかけっこがたまらない魅力を放っているこの映画ですが、これってどこかで見たな…そうそう、ウッディアレンのあの映画だ! ウッディアレンのあの映画や、ラリィニーヴンの小説「スーパーマンにおける子孫存続に関する考察」がお好きな方には絶対的におすすめできる映画です。[地上波(字幕)] 8点(2013-10-14 01:17:34)《改行有》

831.  劇場版 マクロスF 虚空歌姫 ~イツワリノウタヒメ~ 人気が出たテレビアニメを劇場版に..というアニメは1977年の宇宙戦艦ヤマト(劇場版)が最初だったと思います。 中1のときにそれをリアルタイムで観て以来実に32年。数え切れないほど製作されてきた「テレビで人気が出たから作ってみた劇場版」アニメの中に正直「コレ!」というものは一本もなかったと思っています。別の言い方をするならすべてが「テレビでいいじゃん」レベル。あるいは「劇場版でぶち壊し」。 そんなひたすら無駄な32年に及ぶ「テレビを劇場化しましたアニメ」史の中でついに出会った「テレビで好きだった人があらためて観る価値のある劇場版」。それがこれじゃないかと(主観) 出会うまで32年もかかってしまった僕は今や加齢臭がぷんぷん。32年..長いっす。でも死ぬ前に出会えてよかった。 テレビの単純な再編集や安直なダイジェストではなく、かといってまるで違うものをつくるものでもなく、映画という枠を考えた上でキャラクター、ストーリーの再構成をきっちりと行ない、テレビを観ていた人があらためてwktkしながら2時間の長尺を楽しめるようにするというのは相当に難しい事なんだな、と、32年目にしてついに出会った成功例(つまりこれ)を観て思いました。今回は、薄幸の銀河の妖精その人を明確に主演に据えたのも成功した理由の一つでしょう。 ちなみに「テレ(中略)劇場版」で中途半端に「映画として完結したものを作ろう」なんて考えても失敗するのは過去の例を見てもあきらか。この映画は「ここでライオンktkr!!」と思える人でないと楽しめないモノになっていますが、逆に言うと「ここでライオンktkr!」な人には猛烈に楽しめるモノになってるわけで「テレビ版フアンへのサービス版」的側面の強い「劇場版」としてこれは全くもって正しい方向性でしょう、うん。 この映画で、唯一残念なのは「作画」。破綻してるわけではないですが「テレビ後半で作画がマシな回」レベルの作画を劇場のスクリーンで見せられるのは正直厳しいです。時間や予算はそれなりにあったと思うのですが..そこは本当に残念。が、逆に言うと文句をつけるのはそこくらい。それくらい見事な「劇場版」だったって事ですね。 そうそう(アニメフアンという特殊な客層だというところもあるんでしょうが)エンドクレジットになっても帰ろうとする客が一切いない映画は久しぶりでした。[映画館(邦画)] 8点(2009-12-09 19:33:13)《改行有》

832.  アルマゲドン(1998) さっきテレビでやってたのを見て「あー、僕はこの映画のレビュー書いてなかったんだ」という事実に気づきました。 僕がはじめて見たのは5年程前だったと思いますが、他の人と違って個人的にはアメリカ万歳とかそういうのはほとんど気にならないかった..てかそこまでたどりつけなかったというのが本当のところ。 バカでウザイだけの極端なキャラ達と、無駄に煩いだけで何がおきてるんだかよくわからないシーンの連続。 なんでこんなに極端なキャラで極端なイベントばっかりにしちゃうんでしょうか? それだけでもうウンザリしてしまって、映画を映画としてまともに見ることができないのですよ、えぇ。てか各種突っ込みどころに突っ込む元気もなくなるわけで、突っ込みすらできないとなるともはやどういう方向性でもこの映画を楽しむ事はできません。 誰かマイケル米にワビサビの心とかを教えてあげてくださいよ....orz... [DVD(字幕)] 3点(2007-10-15 00:04:57)(良:1票) 《改行有》

833.  キサラギ 《ネタバレ》 すでにここのレビューで語りつくされてる感はありますが...「12人の怒れる男」を彷彿とさせる緊張した密室劇。場面こそひとつですが、しかし感情面では笑い泣きまた笑いと激しく感情をゆぶられるすさまじいまでのジェットコースタームービーです。一つの部屋の中での5人の芝居だけで観客を釘付けにしたまま映画の最後までひっぱるんですからその完成度は破格。 確かにたとえばユースケの正体なんて話の相当早い部分でほとんどの観客にはモロバレだろうし、個々の伏線は比較的簡単なもの。でもそれがきっちり処理されていくところがやっぱりたまらなく面白いわけで、しかも最後まで見ると、あら不思議、当初はわりと微妙に思えた登場人物達をなんだか好きになってる自分に出会えちゃうじゃないですか。これってかなりいい映画だったって事ですよ。 後半のプチプラネタリウム以降は映画を振り回しすぎの感があって興ざめですが、でもアイドル映画としてwwあの応援ダンスシーンは有かとww とはいえ、やっぱり最後はやりすぎ....orz...[映画館(邦画)] 9点(2007-10-06 19:50:43)《改行有》

834.  バイオハザードII アポカリプス 《ネタバレ》 そうか、この映画のレビューを書いてなかったんだ。    すでに語りつくされてますがジル・バレンタインがめちゃ綺麗でオリジナルのイメージをよく再現しています。 恋しそうなくらい素敵です。 (でも僕は喫煙者とは付き合わないから煙草はやめてもらわないとw...いやしかしこの映画のジルなら主義を変えても付き合うな、きっと)   ゲームそのままの水色チューブトップは微妙にコスプレティストですが..とにかくこのジルの存在がこの映画の意義でしょう。 ただしイマイチ弱くて(いや人間としては十分に強いんでしょうが)あんまり活躍しないのがイマイチですが。 対象的にミラの動きははもはやオッサン。 オッサン対美女。 ということで今後はずっとジルをフォーカスした映画製作でお願いしたいのですが、その願いはついにかないませんでしたw 映画の内容自体は.... 原作はゲームだからこそ、あの設定やシナリオでいけてるんだなぁ、と映画の脚本としては設定やストーリーが粗すぎなんだなぁ、と映画として見て思いました。 が、考えてみればこれは典型的B級映画。今回くらいの馬鹿っぽい話でいいのかもしれません。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-09-01 12:00:15)(良:1票) 《改行有》

835.  逆境ナイン ところどころ少し笑える部分もあったが、それだけ。 キャラ造詣も演技もシナリオも演出も何かと鼻につく感じで正直厳しい...。 こういうのはもう少しリアルに撮った方がよほど面白いと思うんだよねぇ.. [DVD(邦画)] 6点(2006-09-01 11:54:50)《改行有》

836.  時をかける少女(2006) 小品だからできること、ジャパニメーションだからできること、今の日本の風景だからできること.... この作品はそういった要素の積み重ねが偶然作用してできた小さな奇跡だと思います。 それを象徴するのが真琴の「わーーーーん!!(泣)」(←「わ」と「ん」には要濁点)という豪快なまでの漫画泣き。 あんな絵に描いたような見事な漫画泣きはここ20年見たことがありません。 そしてこの作品はそのヒロインのストレートで豪快な漫画泣きが本当によく似合うど真ん中速球一本勝負な青春漫画映画です。   ケレンに満ちた大作を見慣れている中、これだけシンプルに、それはもう気恥ずかしいまでにまっすぐに、豪速球ど真ん中ストレート勝負な映画を見る快感といったら、もう、ねぇ。[映画館(邦画)] 8点(2006-08-13 21:59:20)《改行有》

837.  カーズ 「車」というまさにアメリカを代表するテーマで、ある角度から切り取った古典的なくらいにベタベタなアメリカを描いたまさに「ザ・アメリカ映画」で、ピクサー&ディズニーってことで小さい子供を連れて見に行ったりしたら子供は退屈して偉い事になりそう。  この映画、出てくる車がほとんどすべて実在の車で、その車種で人種や人格まで表現されてるので車の事が少しわかった方が楽しめると思います。たとえば、タイヤ店のオーナーはフィアット500なわけですが(そうカリオストロの城に出ていたあの車です。)で、イタリア訛丸出しなイタリア系移民の店でフェラーリ信者という設定なわけですよね。古いイタリア車(しかもしょぼい大衆車)である事実で彼のキャラ設定を説明しています。  ちなみにヒロインは966型ポルシェ911。ゲルマン系に美女なし..と思ってる僕にとって不満が残る設定なわけですがw車だからいいや。ポルシェ好きだし。  惜しむらくはベタでお約束が得意のピクサーのわりに、マックィーンが街になじむ過程も恋に落ちる過程も描き方に少しづつ何かが足りない事。そこが不足してるだけにカタルシスの爆発が少し弱いんだなぁ...という惜しさがあるので7点....のはずだったんだけど、試写会後、SHOWBIZ でのカーズ特集を真剣にドキドキして見てる自分に気付き、どうやらこの映画がかなり好きらしい自分を発見したので8点。何かを発見するって大事だね。 [試写会(字幕)] 8点(2006-06-25 08:44:53)《改行有》

838.  バトル・ロワイアル 《ネタバレ》 宮部みゆきが、何かのインタビューで「自分が対抗意識を持っているのはコミック。下手な小説じゃコミックに勝てない」てな発言をしていて、実際彼女の場合、小説ならではの技法を駆使してコミックに負けない小説を発表し続けているわけであるが、 全く逆に、コミックをそのまま小説にしてみましたというのが原作の「バトルロワイヤル」。 コミック(やゲーム)の面白さをそのまま小説にもってくるという宮部みゆきとは全く逆のアプローチをとった現代的な小説だといえる。 良くも悪くもコミック的な現実感のないドライに娯楽のみを追求した点がウリの小説だ。  そのコミック的ドライな娯楽小説を映画化するにあたり、深作監督による製作というのはあまりにも間違いだったと言えよう。あまりにも古くて変にウエットなとこが鼻についてしまい原作のよさを総消しにして悪い面だけが際立ってしまっている。 これはパズルゲームのような殺し合いを純粋に楽しむための話なのに..老人が若者向けに変なメッセージ性を入れようとするから、保守的な青臭さが全編に漂ってしまっていて娯楽として映画を楽しめないのだ。なんなんだあの変な字幕は。「走れ」って..プププのプー。   まぁ、小説を映画化するときに「作家性」というものが入るのは当然なわけだが(でないと映画化する意味ないもんね)やはり、アニメゲーム世代(あるいはその感性の理解できる人)に製作させる映画だったと思うんだよねぇ、この映画は... [DVD(邦画)] 4点(2006-05-08 14:51:54)《改行有》

839.  ショーン・オブ・ザ・デッド モンティパイソンの「馬鹿オリンピック」並に放送禁止テイスト満載のラストシーンまで鑑賞して..で本当に思うわけですが、これって良くも悪くもほんとにイギリス映画ですよね。 「ゾンビ映画」というお題を前に、イギリス映画っぽい解釈&回答で映画制作してみました、と。そんな感じ。 ロメロへのオマージュとしてアメリカの若手が作ると「ドーンオブザデッド」で、イギリスで作ると「ショーンオブザデッド」。 そういう観点で見ると、この2つの作品はいろんな意味で面白いです。 純粋に映画としてみると、空気読めないキャラ達が馬鹿すぎますし..事態に対して斜めに構えたままの姿勢もあまり好きではないので(そこがまさにイギリス映画なわけですが)..イマイチ入り込めない自分がいるわけですが。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-08 17:48:53)《改行有》

840.  プロデューサーズ(2005) 試写会のときの事、映画を最後まで見終わり御大の捨て台詞を聞いた観客席から沸き起こったのは試写会を見に来た人達の拍手の音でした。   たしかに最後に勢いで拍手しやすいタイプの映画ではあるのですが、とはいえ試写会で観客席から拍手がおきる映画なんてそうそうあるもんじゃございません。新鮮な体験でした。(もちろん僕も拍手していたうちの一人だったわけですが)   笑いというジャンルの場合、ときに内容に多くの毒を含む事もありますし、とことん下品だったりもします。そのため頭の固いヒトからは往々にして迫害の対象にあったりするものです。 この映画も、なんせメルブルックス爺の映画ですから「トニー賞12部門受賞」という金看板からは想像もできないくらい下品で毒を含んでいて(その毒もレベルが低い)くだらない映画です。 「子供に見せたくない番組」にリストアップされるようなお下劣プログラムを敵視する類の人には噴飯物の映画だと思います。 しかしほんとにくだらない映画であれば、試写会の最後に拍手なんかおきるわけありません。   僕らも「八時だよ全員集合」「裏番組をぶっとばせ」「クレヨンしんちゃん」etc.. が低俗というレッテルを貼られながら視聴者に支持されてきた事を身近な例でよく知っています。 そのプログラムが下品だとかくだらないかどうかなんて事は、面白いかどうかに比べれば瑣末な事です。 ほんとに面白ければどんなレッテルを貼られても観客は拍手で答えてくれるという事をこの映画は証明してくれました。  低俗万歳、お下劣万歳、毒万歳、ハイルエリザベス!すべてのゲイに祝福を! [試写会(字幕)] 9点(2006-04-05 23:27:24)(良:1票) 《改行有》

050.42%
1100.83%
2171.42%
3625.17%
413711.43%
523319.43%
632326.94%
725521.27%
81089.01%
9352.92%
10141.17%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS