みんなのシネマレビュー |
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842. 96時間 レクイエム 《ネタバレ》 つまらないとは言いませんが、皆さん書いてられるとおりに典型的なシリーズ化失敗例ですかね。しかも、主役級をいきなり死なせちゃうのはいささか飛び道具ではないでしょうか?これが単独の作品なら(1と2が無いとして)そこそこ高評価しても良いとは思います。でも、特に1が秀作だっただけに身内に足を引っ張られた感が否めません。父娘による第4弾はやめましょうね。リーアムおじさんに敬意を表して甘めの7点献上です。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-23 13:16:05) 843. 山猫は眠らない5 反逆の銃痕<OV> 《ネタバレ》 やっぱトムさんが出ないと作品が締まらない。そういう意味では原点復帰の今作品。クライマックスの敵スナイパーとの闘いが、ちょっとばかりスッキリしないものの、久々に本格的マニアック戦争アクションを見て満足。でも、「6」は作らない方がいいかもね。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-07 00:09:26) 844. ワイルドカード(2014) 《ネタバレ》 もう、ひとつの型が出来上がった感じのジェイソン君。今作でもお約束通りに最強ぶりを発揮してくれます。 が、イマイチ残らないですね…その辺りが残念。作り手は彼のカッコ良さを大切にして欲しいな。アクションスターは皆それぞれに「型」がありますけれど、あまりに「型」にはまりすぎてしまうと飽きられてしまう。コアなファンだけのヒーローになって欲しくない。頑張れジェイソン君。おまけの7点献上です。[DVD(字幕)] 7点(2015-12-06 23:26:10)《改行有》 845. エクスペンダブルズ3 ワールドミッション これでもかというキャスティング。面白くないわけないじゃんという粗い期待感に見事に応えてくれる超豪華B級アクション大作。回を重ねる度に内容も充実して来てるんじゃないかという感じもあり、この際やれるだけやってちょうだい!と言わせていただきます。細かい感想は既に皆さん書き尽くしてくれてるので補足なし!ただ単純に面白かった!超おまけの8点献上です。[DVD(字幕)] 8点(2015-11-01 23:14:08) 846. スウィング・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ゾンビ系の作品にはどんでもないものが数多ありますが、この作品は一風変わった人間ドラマとして作り手の意欲を感じます。 主役の二人は、ありがちな凸凹コンビ。仲が良いんだか悪いんだか、しょっちゅうぶつかりながらも支え合って世紀末を生きている。そこには悲壮感や飢餓感は表出しておらず、只管お気楽な日々が描かれている。でも、よくよく考えると、ゾンビ蔓延、孤立無援という状況の中では、この二人の在り方もある意味現実的じゃないかと思えてきます。コメディなのかというと、ちょっとヒューマン系にシフトしている。笑えるシーンもたくさんあるけれど、笑いに特化したゾンビ映画じゃない。このある意味中途半端な雰囲気は、ストーリーが進むにつれ着実に作品世界に感情移入させられていく上での重要なポイントだと思います。 ラストシーンはいろいろ意見が分かれるところでしょうね。なんでその選択?みたいな。でも、それもよくよく考えればありなのかもしれない。ボルボのステーションワゴンに籠城した二人が、どうせ外に出るのなら何故そこまで粘った?きっと本当にあんなシチュエーションになったら、大抵の人は同じ選択をするのかもしれない。追い詰められて追い詰められて、人は最後の選択が出来るのかも。 これ、意外なほどの意欲作と思いました。ちなみにグロシーンは非常に少なく、比較的ゾンビが綺麗なのも特徴かな?それって低予算というだけの理由じゃないと思うのです。作り手の意図を感じました。[DVD(字幕)] 8点(2015-10-24 12:37:53)(良:1票) 《改行有》 847. ザ・レイド GOKUDO 《ネタバレ》 確かに長い!長過ぎ!ストーリーに厚みを持たせたいがために、ちょっと詰め込みすぎたかな?でも、やっぱカッコいいな。このアクションは他の追随を許さないレベル。一体どれだけ病院送りになったんでしょ?心配です。 もう少しシンプルならば、更に高評価したいところですけれど、ちょっとダレたので7点献上。 ところでヤクザさんたち、イマイチ存在感がなかったかも。最後の最後に美味しいとこ取りしてるけど、あの後一体どうなったんだろ?義理人情の世界で行くなら、ラマさんセーフだよね??[DVD(字幕)] 7点(2015-09-26 17:23:41)《改行有》 848. REC/レック4 ワールドエンド 《ネタバレ》 シリーズ完結編にしてシリーズ無視的作品です。1作目だけが良かった、ということを確信させてくれる1本とも言えますね。 話が別物になってますよ。なんで宇宙から?の寄生生物なの?2作目の段階で宗教的雰囲気プンプンで3作目に繋いだのではなかったの?これは完全に、「バイオ」化を筆頭に、既視感バリバリのオリジナリティ無視の作品ですよ。 とは言え、予算と気合のこもった本作は、決して退屈極まりない1本ではありません。スピーディな展開と緊張感あふれる演出は、観る者を飽きさせることはないです。微妙な点数になったのは、逆に言えば、良いとも悪いとも取れてしまうからです。採点難しいっ![DVD(字幕)] 5点(2015-08-31 00:48:15)(良:1票) 《改行有》 849. インド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 「きっとうまくいく」的な設定に既視感たっぷりの展開。コテコテのコメディはお約束的に安心して観れますね。 惜しいのはダンスシーンが殆どないこと。それが織り込まれれば+2点は献上出来るんだけれどなぁ。その辺がちょっと残念![DVD(字幕)] 6点(2015-08-30 10:05:04)《改行有》 850. 最強ゾンビ・ハンター 《ネタバレ》 ダニー・トレホが斧を担いで恐ろしい形相で睨み付けるジャケットを見たら、そりゃあ借りずにはいられませんでした。 で、観賞。うぅぅ・・・何ともチープ。でも、何ともポップ。グラインドハウス系を気取って、タランティーノかロドリゲスか、てな作品世界かと思いきや、一見見た目はそうなんだけれども、中身はあれもこれものテンコ盛り。マッドマックスっぽくスタートし、バイオハザードっぽいクリーチャーが登場したり、そうかと思えば「こんなところにジェイソンが!?」みたいだったり・・・とにかく制作者の思いのままに詰め込んでしまいました的な1本です。 ま、ストーリーとかテーマ設定とか細かいことは気にせずに、皆でツッコミ入れながらワイワイ観るにはいいかも。あっさり途中リタイアのトレホ@マチェーテおじさんに敬意を表してこれでも甘目の4点献上です。[DVD(字幕)] 4点(2015-08-10 00:46:31)《改行有》 851. ローン・サバイバー 《ネタバレ》 実話ものというのは、それが実話だと言うことで全てが説明されてしまう。それでいいのだけれど、それだけに虚しい。だって結末は確定してしまっているから。 あぁすれば良かったとか、こうすればこうなったのでは?などなど、思いを巡らせることは簡単に出来るけれど、実際に戦死した人々の結末は変わらない。 一人ひとり感想は違うにせよ、ここからどんな反省を共有できるのか?それが問題じゃないのかなぁ… この作品、決して「アメリカ万歳」ではないような気がします。[DVD(字幕)] 8点(2015-07-27 00:39:43)(良:1票) 《改行有》 852. ザ・ベイ 《ネタバレ》 POVによるモキュメンタリーとしては、非常に丁寧に作りこまれている作品です。他の同手法の作品は、びっくり箱的だったり、やたらゴチャゴチャしてることが多いですが、この作品はかなりハイレベルにリアリティを追求してます。 ただ、それだけに寄生虫の造形はどうなんだろうなぁ…?他の方も書いてますが、やっぱリアルな寄生虫が良かったんじゃないでしょうか?クリーチャーものになっちゃいますよ。 それと、仕方ないとは思うんだけど、登場人物の多くが無防備すぎ。てか、考えなしで浅はかすぎ。そうじゃなきゃ物語が始まらないってのは解るんだけど、そのあたりのお約束感がやっぱ不自然。リアリティが揺らぐんです。 そんな訳で少し減点です。[DVD(字幕)] 6点(2015-07-22 00:04:34)《改行有》 853. オール・ユー・ニード・イズ・キル 《ネタバレ》 原作未読、未見なので純粋にこの作品についてです。 いかにもハリウッドのSFアクション大作というこの作品、はっきり言って面白い。キャスティングも演出も文句なし、ちょっぴりコミカルな小ネタを交えたスピーディな展開は全く飽きさせることはありません。丁寧な作り込みです。みんなでワイワイ観るも良し、ひとりでじっくり観るも良し。かなりハイレベルなエンターテインメントですね。 ただ、冷静にストーリーを考えてみると今ひとつ釈然としないものが…それは本作の中心を成している時間のループ。あたかもゲームのように、幾度もリセットしては少しずつ先に進むストーリー(現実的に考えれば、ひとりループを体感している主人公は、超人的な忍耐力の持ち主としか言いようがありません。)が展開しているところは良いのですが、最後の最後になんでそこに戻るんだろうか…?過去を変えてしまうことによる現在への影響を描いたタイムパラドックスものとは真逆な結末。未来を変えて過去が変わるというのはどうも腑に落ちない…まっ、いっか楽しいんだから。 あっ、それともひとつ。邦題は原作の題名みたいですが、本作の原題の方が作品内容を映していてカッコいいかな?[DVD(字幕)] 8点(2015-07-21 23:40:22)《改行有》 854. ザ・イースト 《ネタバレ》 緊迫感に溢れた社会派サスペンスの良作ですね。テロ集団の描き方がカルト集団的だったり、報復手段が過激すぎたりするので、批判的感想を抱きたくなる方も多いでしょうが、次第に感情移入していかされる演出は秀逸です。 ただ、ヒロインが最愛の恋人がいながらも、少しずつテロリストのリーダーに惹かれていって結局ゴールインってのにはイマイチ共感が出来ず(鋼鉄のような意志を持つ毅然としたキャラじゃないのね…)、やっぱエンターテインメント性は必要なのかなぁ、と思いつつ鑑賞してました。 とは言え、見応えのある1本でした。エンディングを「どんでん返し」と見るか「予定調和」と見るか、ちょっと迷うところですが…。[DVD(字幕)] 7点(2015-05-06 10:19:34)(良:1票) 《改行有》 855. カリフォルニア・ゾンビ逃避行 《ネタバレ》 酷評する気にはなれず、かと言って褒め称える気にもならない作品。早くレビュー書かないと忘れてしまいそうな存在感です。 CGは使わず特殊メイクのみで演出とありますが、かぶりつきシーンとかのグロさは押さえ目なのであまり意味のない主張かと… さりとて、基本、青春路線でちょびっとコメディタッチが入っている本作は、ある意味安心して観ていられる良作でもあります。ま、そのあたりがゾンビ作品を期待して観る方には相当消化不良を起こしそうですが、予定調和の嵐と言うか、お約束だらけなのでゾンビ嫌いの方にも抵抗感は少ないかと…てか、無理して見る必要もないのですが…(汗) 超狭い世界観の中であっさり再会するあんまり可愛くないヒロインが、お約束どおり主人公の犠牲のもとに生き残る訳ですが、ワタシ的には途中出会って突然あっさり食われてしまう少女キャラの方が魅力的で、主人公がなんでその少女と逃避行しないのかイラついてました。 暇つぶし用には手頃な1本に無難に5点献上です。[DVD(字幕)] 5点(2015-05-06 09:39:20)(良:1票) 《改行有》 856. LIFE!(2013) 《ネタバレ》 ストーリー自体はホントにベタなんだけれど、妄想というスパイスを効かせた上に美しい絶景を並べ立てた映像は、ストーリーさえも壮大なラブロマンスに思わせてしまう素晴らしさ。それに、なんと言ってもベン・スティラーがいいですね。こういう役はハマリますね~。思わず8点献上です。 ちなみに、主人公の妄想癖で「めぞん一刻」の五代君を思い出してしまいました。これって、程度の差はあれども誰にでもありませんか?[DVD(字幕)] 8点(2015-03-15 23:17:34)《改行有》 857. 変態小説家 《ネタバレ》 なんとも不思議な作品。大笑いするほど可笑しくはないけれど、決して飽きさせないツボを押さえてるって感じ。 前半、サイモン・ペッグの独り舞台かと思いきや、後半は何ともレトロ感溢れるドタバタコメディ。かなりの低予算? イギリスコメディ映画独特のセンスと雰囲気は、じめじめしていて陰鬱な感じさえするんですが、どこか軽やかなノリがあって後味は悪くないです。 ちょっと引いてしまう邦題には首を捻りますが、ヒロインの可愛らしさと粋な台詞におまけの6点献上です。[DVD(字幕)] 6点(2015-03-15 23:03:25)《改行有》 858. ディス・イズ・ジ・エンド 俺たちハリウッドスターの最凶最期の日 《ネタバレ》 予備知識なしで観て吃驚の作品。自分の中の「良い人」にとっては倫理観、道徳観などなどから限りなく0点的作品。でも、自分の中の「悪い人」が評価したら高得点必至の大爆笑作品。迷うところですが、ここは高得点ということで。 爆笑ポイントは作品全体に溢れてますが、個人的にはチャニング・テイタムのシーンが衝撃だったかな? この作品はNG集が欲しかったな~。大真面目に撮ったんだろうけれど、作品全体が冒頭のパーティの続きみたいな作品です。[DVD(字幕)] 8点(2015-03-09 02:25:06)《改行有》 859. グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 純粋に面白いと思います。映画だからこその世界。今風のイリュージョンで概ね再現は出来そうなだけに、VFXと思うこともなく魅入ってしまいました。 冒頭4人のマジシャンが謎の男に集められていくところなんか、いかにも王道を行く感じのRPGの実写化っぽい展開なんですけど、そこからは単にスーパーマジシャン大活躍ってわけでもなく、謎の男の復讐譚に繋がっていくのも結構意外性ありでしたよ。 ま、なんにせよ完全に娯楽作品。割り切って作品世界に入り込めば、満足間違いなしの1本でした。 ちなみに配給会社さん。予告編の金庫のシーンで大鏡の割れるとこ出しちゃダメでしょ![DVD(字幕)] 7点(2015-03-01 19:14:02)《改行有》 860. セッションズ 《ネタバレ》 少ないレビュー数ながら、ほぼ語り尽くされてる感じなので余計なことは書きません。 人間と愛について、これほどまでに等身大に描ききった作品に久しぶりに出逢いました。「18禁」になってますが、観終わった後、清々しくもあり心を洗われるような感動があります。 シェリルと夫との関係やマークとスーザンの生活、ヴェラのマークへの感情などなど、もう少し語って欲しかった部分は多々ありますが、そのあたりは観る者の感性に委ねて正解かも。 障がい者と性と言う切り口で、実話ベースとは言えある意味レアケースを題材に、各方面の批判も恐れず創り上げたスタッフに賛辞を献上します。 追記。エンドロールに「Cat Terry」と猫の名前が。そんな小技にも和みますね。[DVD(字幕)] 9点(2015-03-01 15:08:25)《改行有》
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