みんなのシネマレビュー |
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861. 生きたい 俳優・女優は頑張っていると思います。しかし、原作・脚本のなんだか良く訳の分からないリアリティ欠如の設定が、全てをぶちこわしています。日本では、こういう「なんだか良く訳のわからないリアリティ欠如の設定」というのは許されているようなので、この映画だけの責任とは思いませんが。2点(2004-10-24 10:30:10) 862. ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ デボラが素敵な夜の後に乱暴されるのが、とてもせつないです。少女時代のデボラが数段良いな。7点(2004-10-24 00:42:55) 863. レナードの朝 とにかくデニーロがうまい。映画もよくできています。しかし、原作者が、今なら医療過誤(エルドパの超過剰投与)を、この映画でも誤魔化している分を5点マイナス。5点(2004-10-24 00:26:37) 864. エイリアン 20年たってもまだ現役の映画だな。「帝国の逆襲」は辛いのに、大したもんだ。やっぱりリドリースコットは違うな。7点(2004-10-24 00:22:53) 865. テルマ&ルイーズ 悪くない女性のロードムービー。意図的なつくりこみに、やや角があるのは、リドリースコットらしくないけど。7点(2004-10-24 00:20:06) 866. アンドロメダ・・・ 昔、SFって、ドラマの背景ではなくて、その設定自身を楽しんでいたんだったねえ…とノスタルジーに浸れます。5点(2004-10-18 13:23:23) 867. 本日またまた休診なり 赤ひげとして描かれているが、カネのかかる趣味に明け暮れ、戦後間もない人々が餓えに苦しむ時代に糖尿病(多分2型)で倒れるってのは、どこかで阿漕な儲け方をしているのに違いないのだが…。山城新吾のマスターベーションの映画です。他の役者さんも、よく、こんな映画に出たなあ。4点(2004-06-25 20:30:39) 868. 氷点 船越英二が実にうまく演じておりました。小説にも脚色にもない啓三という人格を、見事に演じておりました。その他は、小説レベルよりも落ちますので、映画としては、うまくないです。5点(2004-06-05 01:17:18) 869. 心の旅 あんな簡単に回復されると思われちゃあリハビリやる人も大変だなあ。リハビリ神話って、日本だけじゃないのか。◆最初の性格の方が、愛すべき人間だった。どうやって、生活するんだろ、この一家。5点(2004-05-25 11:41:17) 870. 海と毒薬 もっと人間の内面を描いた方が、訴えるものが大きかったと思う。この映画だと、単に「社会派」とか「反戦映画」と評価するしかない。原作が切り込めなかった部分に切り込む気迫は感じられない。◆奥田瑛二は、遠藤周作=熊井三部作のいずれにも出ていますが、少なくとも、これは下手です。自分が演ずる人間の内面理解に至ってないんじゃないかと拝察します。田村高廣がうまいですね。なぜ、岡田真澄をあんな役で使ったのだろうか、映画が台無しになっている。5点(2004-05-05 08:44:42) 871. カンゾー先生 ロベール・アンリコの「冒険者たち」みたいに作ろうとした映画じゃないかと思うのだけど、麻生久美子の大根っぷりと、今村監督の「照れ」がそれを阻んでいる。何も、あそこまで空想の世界とダブらせることはないと思う。悪い映画じゃないけど、二度みたい映画ではない。 ◆東大の物療内科って、大正15年開設だと思うのだけど、昭和29年に創設30年パーティってどういうこと?4点(2004-05-05 08:43:59) 872. ハート イギリス映画っぽい。母親と息子の近親相姦的な感情をもう少し表に出すと、もっとおもしろかったかな。マリア(サスキア・リーヴス)はうまいと思うけど、今ひとつ内面が描けていない気もする。◆ゲーリーの主治医がなぜ、マリアを知ることになったのかが分からなくて、?になった。6点(2004-05-04 18:14:06) 873. 病院狂時代 ポリスアカデミーを思い出すギャグ。でも、ポリスアカデミーの方がこの映画の後なんですね。この手の映画の結構元祖かも。本格デビュー前だと思うけど、デミ・ムーアが主人公達の下のインターンでちょっと出演していてびっくりしました。5点(2004-04-25 14:58:49) 874. コーマ 《ネタバレ》 臓器移植用の昏睡患者を作り出すための陰謀という原案の良さを、脚本と俳優が殺している。◆邦題は「昏睡」の方が、社会サスペンスのテイストがうまく表現できるのでは。エド・ハリスのデビュー作がこれ。そのほか、トム・セレックモも出ている。みんな若い。5点(2004-04-25 14:58:14) 875. 病は気から 病院へ行こう2 いやあ、ひどいなあ。本当にひどい。初めて0点つけることになりました。どうしたんだろう。こういう映画にスタッフみんなが疑問を感じながらやったのかな。やるんなら、もっと徹底的にやってB級を追求しないと。ひどいし、良心の方には激怒されるし…。笑える場面はほとんどなく、しらけるばかり。設定がむちゃくちゃな割に、妙に正確な部分が散見されてよけいに悲しくなる。こんなへぼい映画でも際だつ下手さの三上博史ってどうなんだろう。小泉今日子も10年前は、まだこんなに可憐だったのか。2点(2004-04-25 14:53:58) 876. 愛する(1997) 設定、考証が全てにおいてアンバランスすぎる。ハンセン病を中途半端な描き方するのは、「表現」として破綻している。制作側が何かを試みようとした形跡の臭いがする(外の世界が全くリアリティを欠如した結果、本来リアリティのない療養所の風景がかえってリアリティをもって見える)が、意図は全く伝わらない。◆それにしても、人物が全く描かれていないのがひどい(これも、上で述べたと同様、ハンセン病元患者の人々のリアリティのなさに、リアリティが生じるという奇妙な印象は受けるが)。このレベルになると、怒って投げ出さなかった俳優の意識が問われる。もっとこれは、設定や考証で解決できる気もする。遠藤周作の一番つまらない面を、熊井監督自身の一番冴えない表現によって、つまびらかにした作品。1点(2004-04-25 14:53:17) 877. 火星のわが家 《ネタバレ》 駄作というのもはばかれる駄作。全てできが悪い。主演の鈴木重子(ジャズボーカリスト)だけなら、なんとかしようもある。しかし、姉役のちわきまゆみ、父役の藤田敏夫と、堺雅人以外主要どころみんな素人。見させられる方以上に、日本の俳優がなめられているよなあ。ま、日本の本職俳優がそんな素人芸水準ってことなんだろうな。そんなこんなで、「週に2回しか医者の来ない区の保健施設」なんてないよ!とか、気にしなくても良いような設定の甘さが随所に気になる。◆しかし、まあ、身体がいうことをきかなくなった親と、その面倒をみる子ども精神的な葛藤を、なんとか表現はできていると思います。もちろん、なぞっただけとはいえ、あの世代の身勝手なオヤジのむかつき度はリアリティあるし(経験者)。◆それにしても、姉ちゃんとやっちゃった男でも良いのか??2点(2004-04-25 14:52:50) 878. グリーンマイル 原作は、全くおもしろくなかったけど、これは、映画としての水準をクリアしてると思うけどな。5点の中の5点=「損も得もしてないっすね。」5点(2004-04-25 14:51:17) 879. パンチライン スティーブンがライラに惹かれるところがもう少し描かれないので、唐突感あり。「コンペティション」と筋が酷似している部分があり、脚本の力量を疑う。しかし、この脚本・監督のヘボぶりをトム・ハンクスの演技でカバーしていると思います。 あと、アメリカ人でないと分からないんだろうなというギャグ満載のため、ついて行けない残念さが残る。5点(2004-04-25 14:34:39) 880. 天国までの百マイル 評価できるところもあるのだが、良い映画になりそうで、なっていない。多分、俳優さんが、自分の演じる役のことを理解できていないからではないかと思う。もちろん、大竹しのぶは、こういう役柄をやらせると天下一品、その分、八千草薫を筆頭として人物の薄っぺらさが気になる(入院患者が常にお化粧をしているという時点で、相当「変」)。 この設定に思い入れがないと、ついていけない。4点(2004-04-19 17:21:20)
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