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プロフィール
コメント数 2146
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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901.  夜の訪問者 フランス映画ですが、あまりフランス映画には見えず、作品のテイストはむしろアメリカ映画という感じです。 ブロンソン好きでもない限り、まず手を出さない映画かもしれませんが、ブロンソン好きにとっては、最高にシブくてタフなブロンソンが堪能できる作品です。 終盤にブロンソンと妻子を切り離したことによるサスペンスはなかなかの面白さです。 終盤のカーアクションも見所の1つですが、ブロンソンのあの運転の後部座席で悠然と居眠りしている先生が本作の登場人物の中で実は一番の大物だったりして。 相変わらずブロンソンとご共演のジル・アイアランド。ブロンソンと仲睦まじい役も多いですが、本作はちょっと微妙な役どころでしたね。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-17 22:20:55)《改行有》

902.  カルテット!人生のオペラハウス 《ネタバレ》 同じ年に製作の、本作と同じくイギリス映画「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」と同じく、(両作品ともにマギー・スミスが出ています)イギリスのベテラン俳優のアンサンブルが楽しめる作品です。 ただ本作の場合、トム・コートネイとマギー・スミスが演じる、かつては夫婦であった2人がストーリーの軸になっているのですが、作品の中では非常に地味な役どころになってしまっています。 対して、カルテット(四重奏)のあとの2人の方が登場人物のキャラとしては魅力的で、実際にストーリーの軸になる2人よりもかなりキャラが立ってしまっています。年をとるということを時にコミカルに、時にシリアスに見せてくれるのもこの2人です。 また、こうした音楽モノのラストはやはり、主役がステージに顔を揃えてのパフォーマンスの様子を見せてくれて、観客の拍手の中感動のフィナーレを迎えるというのが定番だと思うのですが、本作にはそれが無いのも残念なところです。[DVD(字幕)] 5点(2014-04-16 20:15:43)《改行有》

903.  クロワッサンで朝食を 大女優ジャンヌ・モロー。本当に久しぶりに彼女の新作映画を見ました。 もう80代も半ばに差し掛かる2012年の作品ですが、大女優の貫録と、その年齢を感じさせない力強い演技に圧倒されます。 序盤のエストニアの冬の寒々しい風景。パリに舞台が移ってからも晴天よりも曇天の空模様が印象的。 そして2人の寂しげなパリのエストニア人女性。しかしラストの偏屈な老婦人を演じるジャンヌの、微笑みを浮かべながらの一言「ここはあなたの家よ」に心が温まる。 さて、この邦題でどんな作品が思い浮かぶでしょうか?「ティファニーで朝食を」、あるいは「プルートで朝食を」という映画もありました。 この2作品が思い浮かんだ僕は軽妙なコメディを期待しての鑑賞でしたが、少し重さやホロ苦さのある、どこかすきま風を感じる人間模様が印象的。 確かに何度かクロワッサンは出てくるのですが、邦題としては微妙なところです。[DVD(字幕)] 7点(2014-04-16 20:10:32)(良:1票) 《改行有》

904.  ニューヨーク、アイラブユー パリからニューヨークへ舞台を移して、「パリ、ジュテーム」の続編のような感じですね。 本作はそれぞれが撮った短編をただ順番に見せるだけでなく、次の作品へのつなぎが洒落ていて、うまく次の作品にバトンタッチされていきます。 僕はプロムの話が良かったですね。最後はちょっとしたどんでん返しまで用意されていて、キレイにオチが決まりました。 また、イーライ・ウォラックとクロリス・リーチマンの老夫婦のお話など、男優も女優も、多くのベテランがそれぞれにいい味を出しています。 「パリ、ジュテーム」、「ニューヨーク、アイラブユー」に続いて、今度は「トーキョー、アイシテル」なんていかがでしょうか・・・?[DVD(字幕)] 5点(2014-04-12 19:08:25)(良:1票) 《改行有》

905.  朝食、昼食、そして夕食 《ネタバレ》 「星の旅人たち」や「サンジャックへの道」でも描かれた巡礼の旅の目的の地であるサンチアゴ・デ・コンポステラが作品の舞台。ただ、作品の多くの時間が食事が絡むシーンなので、あまり巡礼の町を感じることはありません。 邦題の通り、朝昼夜、3回の食事をめぐり様々な人物が登場する群像劇です。ですがグルメ映画のように料理を見せる映画ではなく、料理自体にはほとんどスポットが当てられていません。あくまでも食事の場に会する人々のドラマが軸になっています。 夕食でそれぞれのドラマが完結していく流れですが、その多くが悲しさや別れを感じさせるものになっているのが寂しくもありますが、朝から晩までラウラという彼女のために料理を作り続けてずっと彼女が来るのを待っていたある男。彼女は一向にやって来ない。しかしラストでその男の家のチャイムが鳴る。このラストはちょっと嬉しかったですね。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-10 23:02:09)《改行有》

906.  ウォルト・ディズニーの約束 《ネタバレ》 「メリー・ポピンズ」を初めて見たのは子供の頃。以降、何度か見ている僕の好きな映画の1つです。その制作秘話である本作、すごく楽しみにしていたのですがようやく見ることができました。 映画は何度か見ているのですが、原作に触れたことは無く裏話的なことも何も知らない上での鑑賞でした。原作者のP.L.トラヴァースさんとお父さんとの少し悲しい思い出を含んだお話でしたが、それを抜きに「メリー・ポピンズ」は語れない作品だったのですね。 その一方で、シャーマン兄弟の作曲シーンの楽しさ!脚本家やウォルト氏の秘書も絡んでの「メリー・ポピンズ」で歌われる歌が誕生していくシーンの数々は楽しさと共に感動的でもありました。 彼らとトラヴァースさんとの時にシリアスでもありますが、コミカルな絡みも楽しかった。トラヴァースさんが「歌に造語なんて入れてはいけません!」と一喝。すると究極の造語の歌である“スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス“の楽譜を慌てて隠すシャーマン兄弟。なんてシーンもたまらなく楽しかったです。また、運転手役を演じたジアマッティもいい味を出していました。 そして本作、エンドロールが始まっても席を立たないでください。当時、実際に録音されていた打ち合わせでのトラヴァースさんの肉声を聞かせてくれます。当時の写真もふんだんに挿入されていて、何とも素敵なエンドロールとなっています。 「メリー・ポピンズ」が好きな方、ぜひご覧になってください。[映画館(字幕)] 8点(2014-04-10 22:40:53)《改行有》

907.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 仕事で会社に大損害を与え、クビに。挫折のどん底にあった男が人生をもう一度再生していくストーリー。 こんな辛い時、やはり人の優しさに触れたいと思うし、家族や身内っていいものだなと気付かされます。オーランド演じる主人公の男が心の傷を癒し、人生を再出発するまでの全編を通して流れる、穏やかで優しい空気がいい。 そこに流れる音楽。やはりキャメロン・クロウの映画の音楽のセンスはいいですね。その中でも、スーザン・サランドンが舞台でジョークを飛ばし、名曲”ムーン・リバー“が流れる中、決して巧いとは言えませんがタップダンスを踊るシーンにはジ~ンときました。前半の長電話のシーンも、2人の会話を挿入曲がかき消しますが、その挿入曲と2人の電話をしている様子を見ていると2人の心の距離が縮まっていくのが分かるようです。 終盤のプチロードムービー的な展開も良かった。ちゃんと助手席のミッチにもシートベルトを締めてあげる。こんなさりげない優しさもいいですね。旅の最後には誰が待っているのかバレバレなんですけど、こういう映画にはこんなベタなハッピーエンドがいいと思います。[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-03 21:29:04)(良:1票) 《改行有》

908.  噂のギャンブラー 仕事を求めてラスベガスにやって来たはずが、ひょんなことからスポーツブックの世界に足を踏み入れた女の子を元気一杯に演じた主演レベッカ・ホールが大健闘です。ブルースも頼りになるようでならない?伝説のギャンブラーを肩の力を抜いておもしろ可笑しく演じています。 しかしギャンブルものとしては、大金がかかって、さあどっちに転ぶ?といったハラハラドキドキ感や痛快さはほとんど無く、中だるみの時間帯も長いです。 スポーツブックのお仕事風景を軽~く見せる程度なので、ギャンブルものとしての面白さには物足りなさを感じる作品です。[DVD(字幕)] 4点(2014-04-02 21:22:04)《改行有》

909.  ワン・デイ 23年のラブストーリー 《ネタバレ》 アン・ハサウェイとジム・スタージェス。お似合いだったし、20代から40代までを自然に演じた2人のいい演技を見させてもらいました。 2人が演じるエマとデクスター、この2人の23年間のある1日を時系列に沿って切り取って描かれていく。人生、そんなに大事件が頻発するものでもない。でも、なんてことの無い日々を過ごしているようでも、1年、2年…と経過していけば日々の生活も、周りの人間関係も、少しずつ変化していく。そんな人生というものが巧く描かれていたと思います。 サクサクと進む作風だけに、エマがどうしてあそこまで遊び人デクスターを思い続けるのか、そのあたりが伝わらないのが難点。終盤の大事件に関してもこういう展開はあまり好みではありません。でも、それまでのなんてことの無い日々の中にも、やはり2人の間には色々なことがあった訳で、生きてきた年月の重みを感じました。 ラブコメには持っていかずに上品にまとめられた作品ですが、本作にはそれが良かったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2014-04-01 22:22:17)(良:1票) 《改行有》

910.  メリー・ポピンズ 初見はまだ子どもの頃、多分TVで見たのだと思います。本当に楽しくって、よく笑ったのを覚えています。それからも何度か見ていますが、何度見ても楽しい映画です。 数々の楽しい特撮やアニメと実写の合成が微笑ましく、歌の方も、本作を見ていない人も一度は聞いたことがあると思う“チム・チム・チェリー”が最も有名ですが、他にもいい歌が沢山あります。 ジュリー・アンドリュースが登場して初めて歌う歌“お砂糖ひとさじで”に込められたメッセージもいいし、“スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドージャス”でのジュリーとディック・ヴァン・ダイクとアニメの登場人物たちとの楽しい競演も好きなシーンです。何となく淋しげなメロディが印象的な“チム・チム・チェリー”。だからこそ、その後に続く“踊ろう調子よく”での煙突掃除人たちとの陽気なシーンがいいですね。 本作と翌年の「サウンド・オブ・ミュージック」で一気にスターの座を掴んだジュリー・アンドリュース。やはり彼女と可愛い子ども達との絡みは陽気で楽しい。この2作の後あたりから時代がミュージカル映画が衰退していく時期に入っていくのが残念ですが、彼女に関しては、僕にとってはこの2本があれば十分と思えるくらいに両方とも好きな映画です。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-03-30 14:33:21)《改行有》

911.  ミステリー、アラスカ 《ネタバレ》 小さな田舎町を揺るがすような大きな出来事に対して、一致団結して立ち向かう町の人々の人間模様をコミカルに描く。こういうベタな映画に弱いんです。 アラスカ州ミステリー、この北の町の凍えるような極寒の冬に、寒さを忘れてしまうようなスポーツものの熱さと、人情喜劇の温かみがうまく絡みあう。 田舎町のホッケーチームのベテラン選手兼コーチ。ラッセル・クロウのこういう役、いいですね。名匠ジョージ・ロイ・ヒル監督作「スラップ・ショット」でポール・ニューマンが演じた男の役を思い起こさせます。そしてバート・レイノルズ。「俺がもっと若ければ選手として出たのになあ…。」なんてウズウズしたんじゃないでしょうか。 そしてNHLのスター軍団相手に真っ向勝負。試合の結果なんていいじゃないですか。最後は実にいい清々しさがある。そして中盤までは色々複雑だった様々な人間関係も最後には丸く収まりますが、本作のような単純な映画はそうでなければならないと思います。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 21:52:08)《改行有》

912.  レオン(1994) リュック・ベッソンが本作を思いついた時、この年齢のナタリー・ポートマンがいた。特に可愛いとか奇麗だとかは感じませんが、数年後でも数年前でもない、この年齢にしか出せない微妙な幼さと大人っぽさや危うさを見事に醸し出す。映画のタイトルは「レオン」ですが、僕にとっては「マチルダ」でもいいと思うくらいにナタリーが強烈に印象に残る作品です。勿論ジャン・レノのシブさに、脇を固めるゲイリー・オールドマン、地味ですがダニー・アイエロもいい味を出しています。冷酷な殺人者の心に少しずつ変化が生じていく様と、レオンとマチルダの時に切なく時にコミカルな心の触れ合いの見せ方がいい。ストーリーはそれ程好きな映画ではないですが、それでも何度か見ています。やはりこのキャストも含め魅力を感じる作品です。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-25 21:43:06)

913.  モネ・ゲーム 絵の真贋を巡る騒動など、もう少し絵を使ったエピソードの挿入があっても良かったと思いますが、コリン・ファースとキャメロンの共演が十分楽しめます。 ズボン無しのマヌケなシチュエーションでも、彼独特のマジメな可笑しさというか、堅い演技で笑わせてくれるコリンと、キャメロンのいつもの陽気なアメリカン・コメディのノリがいい感じで融合。本作のキャメロン、かなりお年を感じてしまいましたけど、彼女が登場するだけでパッと場が明るくなるようなコメディエンヌとしての存在感は衰え無しです。 中盤以降登場する日本人の一団。洋画に登場するこういう日本人を見るといつも思うのですが、欧米人の目には我々日本人はどんな風に映っているんだろう?やっぱり、こんな風に映っているからこんな風に描かれてしまうのかな・・・。[DVD(字幕)] 6点(2014-03-21 19:42:34)《改行有》

914.  愛しのローズマリー 何度フラれても美女への突撃を繰り返す序盤はジャック・ブラックの濃いキャラクターが全開。しかし話が本題に入って以降は、ラブコメという形ではあるのですが笑えませんでした。本作のように人間の容姿をテーマにするのって本当に難しいと思う。結局はこれしか落としドコロは無いというハッピーエンドに行き着いてほっとしましたが、デートの食事中に彼が席を外したすきに彼の料理まで食ってしまうとか、ケーキのくだりとかは実際笑えないし、こういうバカにしたような描写は不要だったと思います。[DVD(字幕)] 4点(2014-03-20 22:41:50)

915.  ミッドナイト・ガイズ パチーノとウォーケン。既にもう70歳を超えている。さすがに年をとったと感じます。彼らが演じるのは、アメリカのどこかの小さな町の裏社会で、恐らくは下っ端として生きてきたような男たちです。 幾つもの彼らの全盛期の映画を見ているので、その老け具合が切なく感じます。また、演じる役も田舎町の裏社会で生き続けてきて年をとった男たちの悲哀を感じさせます。リアルな彼らの姿と、演じる役の姿が重なり、全編を通して切なさを感じる作品です。そこに少し遅れて登場するアラン・アーキン、彼もまた同じく。 久々に顔を合わせ、3人組になった彼ら。一気に若さをも取り戻したかのような一夜限りの大暴れ。時折挿入されるユーモアも、「娘」、「孫娘」の挿入もいい。一夜の出来事にしては相当盛り沢山になっていますが、全体的には悲哀を感じさせつつも、老いた男たちの友情が熱い人間ドラマです。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-16 18:20:35)《改行有》

916.  現金に手を出すな この頃から特に60年代以降、遺作の「脱獄の報酬」に至るまで、いくつものフレンチ・ノワールで印象に残るギャングの大物や老ギャングを演じたジャン・ギャバンですが、このジャンルでの代表作はやはり本作になるでしょうか。 ほとんど表情を変えない中に見せる喜怒哀楽。女への少々キザな台詞も、何気ない1つ1つの所作も、その全てが渋くカッコいい。威圧感・凄味と品を見事に両立させてみせます。そしてまだ新人のリノ・ヴァンチュラも見事にギャバンの相手役を演じています。 そんな裏社会に生きる男たちのドラマに時折、そして実に効果的に挿入される“グリスビーのブルース”。そのどこか哀愁を帯びたハーモニカの音色がたまらない。 相棒も金塊も取り戻す痛快なラストもいいのかもしれませんが、こんな結末もまた、フレンチ・ノワールにはよく似合うと思います。[DVD(字幕)] 8点(2014-03-15 20:17:58)《改行有》

917.  ボブ&キャロル&テッド&アリス 2組の夫婦が愛とセックスの解放を求めて夫婦交換!?ついでにドラッグなんかもサラリと登場してきますが、こちらはよく使われるフレーズですが精神の解放ということでしょうか。当時の時代背景や文化を感じる、やたらと開放的な作品ですが、そのお陰もありまして、あのナタリー・ウッドさんもかなり開放的なお姿を見せてくれます。少々理屈っぽい感じもありますが、新しい愛のカタチに挑む4人の姿をコメディタッチで見せており、そのテーマの割には見やすさのある作品です。[DVD(字幕)] 6点(2014-03-13 21:36:57)

918.  男はつらいよ 寅次郎の告白 満男&泉ちゃんシリーズ第3弾。寅さんの存在感が薄かった前作と比較すると、寅さんと若い2人との絡みもいいし、マドンナの吉田日出子さんが本当にいい味出していて、出番は少ないながらも作品の中で見事な存在感を出しています。 寅さんと一緒の時間は短かったですが、その中にも昔2人の間に何があったのか、その光景を十分に思いめぐらすことができるし、2人の心の触れ合いも感じることができました。それだけに、もう少し吉田日出子さんの登場シーンを見たかった気もします。 前作でも満男はますますおじさんに似てきたなあ・・・と思っていましたが、本作でも友達と出かけようとしていたところに泉ちゃんがやって来る。「あれ?お前出かけるんじゃないのか?」「何言ってんだよ父さん、今帰ってきたとこじゃないか」寅さんが若い頃、おいちゃんやおばちゃんと全く同じようなやりとり、何度もありましたね。本人自身がそれを自覚したような、最後の満男の心の声が良かったです。[DVD(邦画)] 6点(2014-03-10 21:15:39)(良:1票) 《改行有》

919.  ルビー・スパークス 《ネタバレ》 架空の人物が現実の世界に飛び出してきて、恋に落ちるというファンタジー。例えばウディ・アレンの「カイロの紫のバラ」のような映画を思い出す作品です。あるいは最近見た映画では、「(500)日のサマー」にもどこか雰囲気が似て、男の独りよがりを軸にしたラブストーリーでもあります。恐らくは切ない結末が待っているのかな・・・。と思いながらの鑑賞で、実際にそんな感じでストーリーは進行していきますが、ラストがよかった。さて、このラストはどう解釈すべきかと思いますが、見る者それぞれに色んなハッピーエンドのその先を楽しく想像することができる、なかなか洒落たラストシーンだったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-10 21:06:54)(良:1票)

920.  (500)日のサマー 《ネタバレ》 普通ラブストーリーは2人が出会って、恋に落ちて、そしてその結果別れたりゴールインしたり…というラストまでの日々を順番に描いていくのですが、本作は○日目、その次はずっと時は進み○日目、かと思ったら元に戻って○日目という具合にその日々をかなりバラバラに組み替える。 そんな中に独特のテイスト、センスの良さを感じます。特にホール&オーツの“you make my dreams”に乗せて見せるミュージカル調のシーンや、「理想」と「現実」を2分割で見せるシーンが面白い。 また、本作は徹底的に男の立場から描かれたラブストーリーであり、思い起こせば恥ずかしき、若い頃の自分のとある恋愛を久々に思い出したりしてちょっと苦い思いもしましたが、それもまた良し。終盤は湿っぽくなりますが、それを忘れさせるような500日→1日目に戻るラストが素敵でした。[DVD(字幕)] 7点(2014-03-05 21:48:49)《改行有》

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