みんなのシネマレビュー |
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941. ダイ・ハード 《ネタバレ》 物騒でタフなお話のクセに、クリスマスムービーでもある。お得な作品である。個人的には屋上からボヤキながら飛び降りるB・ウィリスがなんとも言えず、不憫で愉快。吹替版の野沢那智のボヤキも秀逸だったりします。「もぉやだ!」感が、とてもイイ。8点(2004-11-12 17:25:01) 942. ターミネーター 改めて観てみるとソコハカとなくB級で、緊張感に欠けるとも感じるが、結構コダワリを感じる設定もチラホラ。骨格が金属&血管がコード?な、アレとか。何処となくコミックなエッセンスとでもいうか・・・です。で、個人的に何となくだが、筒井康隆の「サラリーマンが大関に追いかけられる話」に、似てなくも、ないかな・・・(似てねぇよ)6点(2004-11-12 17:19:17) 943. リトルマン・テイト フレッド・テイトの最後の締めくくりは、何かキュートでしたよ。シカシ、父親の不在についてあまり語られなかったのは、寂しい九割、ズルイ一割な後味。7点(2004-11-09 17:33:05) 944. ほしのこえ 「トップをねらえ!」のパクリ!とまでは言わない(しかし、カブリ気味)が、この作品、地道に丁寧に編み上げた手作りマフラーみたいで、捨て難い。クリエイターには頭が下がります。でも、「遠い宇宙に出兵する僕の恋人」は切なげでいいが、ロボットで戦う異星人間戦争である必要は、無かったかも。5点(2004-11-09 17:11:04) 945. スリーピー・ホロウ 耽美(衣装ビラビラ~)、グロ(なまくび~)、エンタテイメント(はりうっど~)のバランス取りって、難しい。でもやっぱ、このテの映画をまとめるセンス、ティム・バートンの真骨頂なのかも。個人的には嫌いな作品ではないが、人様におススメ出来るほど面白いわけでもない。観る側を選んでるっぽさは、強いめでキツいかも。6点(2004-11-09 16:56:42) 946. テキサス・チェーンソー 怖い。重たそうなチェンソーを軽々と扱いダッシュ!アタック!TPO完全無視で、コミカルさ皆無!レザーフェイスのブッチギリさも恐ろしいが、取り巻く環境(湿気っぽいトコとか)、家族(組織化された犯罪グループっぽさ、とか)、トリワケ保安官のごっつサイコなキャラなんかも、もっスゴイ絶妙な盛り付け具合。いやぁ、やっぱこういう映画、貴重です。8点(2004-11-09 16:42:58) 947. エスカフローネ 総集編でもなく、アナザーストーリーとも言い難く、変に明るくない展開が何か気味悪い。TV版とののギャップというより以前に、何か言いようのないアンバランス感。でも、オープニングの戦闘シーンは、確かにイイ。けど、それがどうした?と、言われると、ツライ。御新規さんには、尚、ツライでしょうよ。4点(2004-11-02 00:35:37) 948. 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness 「映画化するTVシリーズアニメは、それなりに面白い」という個人的なジンクスに従いTVシリーズを制覇。内容、まあまあ。で、本作!・・・ジンクス追記。「でも、後でできた劇場公開作に秀作無し」でした。同窓会感覚で作ってしまった典型的あっち側向けアニメ。2点(2004-11-02 00:27:40) 949. うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー 劇場「うる星」のエアスポット的存在な本作ではありますが、主題歌は後期「うる星」にしては秀逸だったりします。絵的には「リメンバーマイラブ」よかソリッドで、すきなんですが・・・。4点(2004-11-02 00:14:22) 950. 踊る大捜査線番外編 湾岸署婦警物語 初夏の交通安全スペシャル<TVM> 内田有紀、いいよなぁ・・・・。と、思わず漏らして恥ずかしい笑み。スンマセン。何というか、内田有紀の「元気溌溂!ガッツ!はみ出し婦警!」役って、ハマリ過ぎて、何か不思議です。で、青島不在の「踊る~」は、カツ丼だと思ってたらハムカツ丼だった!畜生!あれ?デモ、これはこれでまたイケるかも・・・な、違和感でしたね。6点(2004-11-02 00:04:15) 951. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ! ヒドイ出来ではなかった気がします。無論、いかりや長介に追悼の意を評した点数でもなければ織田裕二のヘルニアを慮ってでもなく、面白い。アットホームな2.8人前な刑事たちが踊るように活躍し、さり気にあり得ない程度のフィクションっぽさとリアルさが入り交じった世界観、友情?→不信!→やっぱ友情!なテーブル進行、やっぱり事件は現場で起きてんだよ!・・・って、前回と一緒やん!でも、まぁ、予定調和的な面白さってジャンルじゃないですか。こういうの。作品的には善戦したと、ゆ~ことで。7点(2004-11-01 23:51:05) 952. 7月7日、晴れ ラブ!ファンタジー!トレンディー!ドリカム!大好き!!という訳にはいかんのよ。オッサンには。萩原聖人は、嫌いじゃないんだけどね。俺も「週末、少年になる。」みたいな純真さの欠片(胡散臭い目な)でもあったら面白く観れたのかな?みたいな。で、バス釣りとかで少年っぽさ演出されてもな。あれだな。酸っぺぇのよね。2点(2004-10-26 19:38:44) 953. 太陽がいっぱい 《ネタバレ》 ラストシーンの「天網恢々租にして洩らさず」みたいなバッサリ感は、かくや名刀の如く。すんごい切れ味。「悪い事はなぁ~でけへんよぉになっとるんやぁ!」と、何でか親と一緒に観てて、説教めいた一言を戴いてしまった記憶が。しかしハイスミス原作って、映画に外れが無いですよ。原作も一回読まなきゃなぁ~…。9点(2004-10-10 00:34:47) 954. L.A.コンフィデンシャル 社会正義って、一体何なんだ?と、銃撃の多さに悩んだり、死体の数に指折りしたりとか、根詰めたり理詰めたりする映画じゃないですよね。人間ドラマといえば胡散臭いが、感情移入し易さは抜群。出演キャラのキラリ光る個性に見事ハメこんだキャスティングなんかも、最高です。ミステリ要素は意外とマイルドなんで、ミステリファンの方には、物足りないかもしれないです。ナヌ?ガイ・ピアーズファン?なら、観とこう。7点(2004-10-10 00:21:22)(良:1票) 955. “アイデンティティー” 《ネタバレ》 物語中の10人のキャラクター性、ハッキリし過ぎ?と、少しヒネて観てたら吃驚。何だそうか!アイデア賞!こりゃウッカリやられた。こういう脚本、本当にスキ~。と、感心していたら二重落ち!迂闊にも騙されました。エヘ! で、10番キーからのカウントダウンっていうセンスのいいギミックや、助演ともいえる豪雨にも、拍手。 でも、最後の土中のキー、順番的に「2番」じゃねぇ?とか、イチャモンつけてみたり。否、言いがかり的なレベルですが。8点(2004-10-07 13:43:52)《改行有》 956. ザ・カンニング〔IQ=0〕 な~んで何気に人気があるのか、イマイチ理由もつかない。が、日曜の午後とかに、な~んとなく気だる~く観てると、チャンネル、替えられない。そんな引力感じます。6点(2004-10-04 19:18:16) 957. キングコブラ ま、一応忠告しておきましょう。奇跡的なオチのつまらなさには他の追従を許さないブッチギリのしょっぱさです。寝起きにイキナリ口一杯の岩塩を放り込んだかのようなしょっぱさ。怖いもの観たさにヒネクレ者は観ちゃうかもしれませんが、保証の限りではありません。チナミに、大蛇の被害者は両手で余る位のパニックぶりです。どーん!1点(2004-10-04 19:12:50) 958. イノセンス 攻殻機動隊のアナザーストーリー(と言うか、続編)だと言うことで観る人の選別をしてしまっている作品と言うことと、難解(人それぞれですが)なセリフ回しや、世界観の複雑さが、如何に贔屓目に見ても失点では、ある。しかし、現実と夢想の境界が希薄になっていく感覚は、サスガ押井守監督のお家芸と言ったところ。音楽、色彩美、小道具、云々の美しさも、眩むような圧倒的。そして一点の、小粒ではあるが硬質で揺るぎのない、そして切ないラブストーリーのエッセンスが、コ憎い。失点を補うに余りある・・・けど、一応失点扱い。惜しい!押井。(あ!駄洒落オチ!)8点(2004-10-04 18:51:16) 959. 気まぐれな狂気 V・ギャロといえばついつい「グンゼのブリーフ、今日も調子サイコー?」と勘繰ってしまう今日コノゴロですが、相変わらず格好良いですねぇ。オープニングの演出なんかもエライ渋く、「24」くらいしか馴染みのない(無知ゆえに)K・サザーランドなんで、改めて氏のの多才振りに驚かされました。内容は「格好良さvs切なさ」の具合が絶妙で、イイ感じでした。7点(2004-10-02 14:39:21) 960. 鳥(1963) 子供の頃に「沢山のモノに人間が襲われる映画」といえば、コレ。な~んとヒッチコック。その名も「鳥」だ。まんまだ。でも、こええ。一寸生活のタガが外れれば、パニックは簡単に起きやがるんだぜ!といったニュアンスの何かを、当時のマイ子供心は認識した。都会のカラスの群れを見るたびに思い出させるんだもんなぁ。軽いトラウマっていや、言い過ぎじゃないかもね。7点(2004-10-01 17:56:10)
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