みんなのシネマレビュー |
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962. バカヤロー!3 へんな奴ら 今までのシリーズの中でも面白くない話はあったけど、今回は4戦全敗。 1話目はどう考えても男と女が逆で、トイレでバカみたいに並ばされるのは常に女の方だと思う。 正直、男なら立ちションで解決する話だし、それがマナー違反というなら、ラストのオチだってマナー違反だろうに。 原日出子が我慢できずに・・・という話なら歓喜したと思うよ。 2話目だけは辛うじて面白くなりそうな雰囲気はあったけど、ラストが意味不明。 短編という制約があるのは理解できるけど、もうちょっとまともに話を纏めようよ。 3話目は役者が下手なのか、そういう演出なのかよくわからないけど、登場人物が気持ち悪かった。 4話目はもう役者が下手と断定してもいいくらい酷かった。[DVD(邦画)] 3点(2013-09-24 11:41:00)《改行有》 963. バカヤロー!2 幸せになりたい 1話目は自業自得という印象で共感できなかった。 会社での上司との力関係なんて家族は知らないし、どちらかと言えば家族の方が被害者。 しかも、飲み屋の姉ちゃんにも呆れられるくらいの最低人間で、バカヤローって言う資格なし。 2話目は話の本筋が片想いにあるのにバカヤローと言わなくちゃいけないルールの為に無理矢理他の迷惑客を絡めたのが敗因だろうか。 片想いの話だけに焦点を当てて、最後に裏切られてバカヤローで良かったんじゃないかなぁ。 3話目は同じ道を辿ってきた者としては共感せずにはいられないテーマ。 僕の場合はレコードじゃなくてMDだったりするんだけど、世の中の都合でどんどん消え去っていく規格に翻弄され続けてる。 最近、新しいテレビに買い換えようと思ったら、i.LINK端子を装備した機種が既に生産されていなくて愕然とした。 僕のHDDレコーダーどうなっちゃうの??? 4話目はもうコメディじゃなくて、ちゃんとした人間ドラマになってて感心した。 尺の短い作品ではあるけど、女性の置かれた社会状況が的確に描かれていて、バカヤローの理由に心から納得できた。 ラストのオチも清々しくて気持ち良かったです。 [DVD(邦画)] 8点(2013-09-22 23:33:36)《改行有》 964. バカヤロー! 私、怒ってます 1話目は主演の相楽晴子が可愛くて体型もスリムだから成り立つ話だけど、監督が渡辺えり子だと思うと皮肉が利き過ぎててじわじわ来る。 2話目は今とは随分違う恋愛事情に古風さを感じる。 門限を守るのが当たり前という前提が逆に面白い。 3話目はタクシーあるあるとして今でも通用する面白さがある。 やり過ぎないラストのオチも良くて、4作品中でいちばん面白かった。 4話目はあんまり面白くはなかったけど、今も昔も日本人は英語が苦手という状況は変わらないなぁなんて感慨深く観賞しました。 4作品どれも手堅い構成のコメディで大爆笑するような感じはないけど、こういう気軽に見られるコメディ作品は好きです。[DVD(邦画)] 7点(2013-09-22 22:41:41)(良:1票) 《改行有》 965. その夜の侍 やられたらやり返す!倍返しだ!!とは言わないけど、そんな復讐のお話。 かなり重い話なのにコントみたいな笑いをぶっ込んでくるセンスは好きです。 笑わせ所だけじゃなくて、泣かせ所も意表を突いてくる。 お前が泣くのかよ!って突っ込みながら、僕も一緒に泣いてました。 話の展開はどう考えてもハッピーエンドは望めない流れなのに大逆転でハッピーエンドなのか?!って少し期待させる終盤も良かったです。 ハッピーなのかどうかよくわからない意味不明な結末でしたけどね。 あと、下着姿で頑張った安藤サクラより、謎の行動する谷村美月の方が100倍エロかった。 谷村美月主演でその夜の女も映画化してください。[DVD(邦画)] 8点(2013-09-22 17:40:32)《改行有》 966. 刑務所の中 ストーリーらしきものは皆無。 ただひたすら受刑者の日常を覗き見するだけの作品。 それでも、なんとも言えない味わいがあって、じわじわと来るものがある。 ちょっと入ってみたいなんて思ってしまうのもどうかと思うけど、なんだか刑務所での生活も悪くないような気がしてくる。 登場する食事もやけに美味しそうに思えてくる。 ほとんど洗脳みたいな感じだけど、キャストが無駄に豪華なので説得力があるんだな。[DVD(邦画)] 7点(2013-09-01 15:06:09)《改行有》 967. HOME 愛しの座敷わらし 《ネタバレ》 田舎に引っ越したら家族のありとあらゆる問題が解決するというファンタジー。 正直、この話に座敷わらしは必要ない。 タイトルもHOME愛しのマジックマッシュルームでもいいくらい。 実際には座敷わらしなんて居なくて、家族揃ってキメてたという解釈も成り立つ。 前に住んでた外人の置き土産だったのかな? まあ、映像が異常に綺麗という以外には特筆することのない平凡な作品ですね。 でも、ラストのオチがいい感じに嵌ってたのは爽快でした。 スザンヌお前もキメてたのか?![地上波(邦画)] 6点(2013-08-11 23:23:04)(良:1票) 《改行有》 968. 八月のかりゆし 従姉妹が眼鏡美少女という萌え設定に心躍る序盤だったけど、意味不明なファンタジー展開に置いてけぼりにされてしまう。 しかも、終盤には最後の希望だったはずの眼鏡すら外してしまう。 途中から乱入してくるカメラ女子はいまいち萌えないし、もう何を希望にして生きていけばいいのかよくわからないよ。 あと、マリンだと思ってた眼鏡美少女が実はマレニでした。[DVD(字幕)] 4点(2013-08-08 17:55:48)《改行有》 969. 推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 これは意外にもちゃんとした推理作品になっていて驚きました。 エドガー・アラン・ポーの死の謎を原案にした作品ですけど、死の謎を解明するという方向性ではなく、死の謎をベースに新たな作品を創作しているのが面白い。 しかも、ポー自身にその作品を書かせるという構成が上手いですね。 序盤はポーの作品を模倣した快楽殺人かと思わせる展開でしたが、やがて犯人の目的は殺人ではなく、ポーに新たな作品を書かせることが本当の目的なんだとわかってくる。 新聞の売り上げを増やす為の犯行なんてことも推測されたけど、やっぱりポーの熱狂的なファンがポーに新作を書かせようとしてると考える方が辻褄が合う。 そこまで推理できると犯人はほぼ絞られてしまうんだけど、きちんとヒントを散りばめながら犯人の正体が明かされるので、やっぱりこいつでしょ♪といった感じの気持ちいい結末でした。 まあ、作風はどう考えても気持ち悪いですけどね。 推理のヒントのいい具合のさじ加減と心理的な怖さを感じる動機の揃ったポーらしい推理作品に仕上げた脚本家には拍手を送りたいですね。 ポーの遺作を映画化したと言われたら信じてしまいそうです。[映画館(邦画)] 8点(2013-08-03 15:38:26)《改行有》 970. くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~ 原作は知らなかったけど、なんとなく見たことはあったくまのぬいぐるみのアニメ。 これはただひたすら可愛いですね。 しかも、何故かジャッキーが際立って可愛い。 どいつもこいつも似たようなくまなのにね。 あと、ねずみも可愛かったです。[地上波(邦画)] 5点(2013-08-02 10:43:10)《改行有》 971. 今日、恋をはじめます 出会って、付き合って、喧嘩して、仲直りして、やっちゃう。 そんな感じの薄っぺらい話だったけど、意外と見られました。 この程度のつまんない話を最後まで根気よく見られるようになった自分を褒めてあげたい。 ヒロインが地味で真面目な女の子という設定で、しかも見た目が武井咲という完璧超人。 妹が糞ビッチということさえ気にしなければ何の文句もないはずだったのに話が進むに連れて、この女ちょっと面倒臭いかもって思えてくるのが面白い。 これなら妹の方がまだマシかも。 途中から乱入してくる中学の同級生もややビッチだけど、こっちでもいいかもと心が揺れ動く。 最終的にはヒロインが改心して面倒臭さが薄れてハッピーエンドといった感じでしょうか。 あと、どうでもいいことだけど、挿入歌が無駄に豪華。[DVD(邦画)] 5点(2013-08-01 13:09:45)《改行有》 972. 鍵泥棒のメソッド 冒頭からいきなり面白いんだけど、後の話に繋がるぎりぎりの変人設定が絶妙でしたね。 あまりにも変人過ぎると感情移入が難しくなるけど、許せる範囲の異常さで良かった。 前半はちょっといい話にほんわかさせられて、シナリオの構成としては意外と普通なのかなと思ったけど、後半はきっちり騙されましたよ。 葬式でちょっと泣きそうになったり、人殺しとは結婚できないよなぁって心配したり、広末目線で楽しませてもらいました。[DVD(邦画)] 8点(2013-07-30 12:14:21)《改行有》 973. テッド 《ネタバレ》 設定が斬新な割にストーリーは特に捻りの無いオーソドックスなものでしたけど、テッドそのものはよく出来てたと思います。 ほんとに生きてるように感じられて違和感はまったくなし。 耳をもがれるシーンでは一緒になって痛がってしまったので、かなりテッドに感情移入して見てしまってたようです。 ネタ自体はアメリカ的なものが多くてイマイチ笑えなかったけど、ときどきくまモンとかぶっ込んで来るので油断できません。 30分ドラマくらいのフォーマットでテンポよく笑わせてくれた方が合ってる感じだけど、これはこれで悪くない作品だと思います。[DVD(吹替)] 7点(2013-07-29 16:04:49)《改行有》 974. ファインディング・ニモ シンプルな構成の物語だけど、登場キャラがみんな個性的で魅力がありますね。 特にドリーが良かった。 物忘れが酷いナンヨウハギという設定は単純に面白かったです。 あと、やっぱり映像がとても綺麗で感動しました。[地上波(吹替)] 7点(2013-07-25 08:42:10)《改行有》 975. 009 RE:CYBORG 前半はちょっと面白そうという雰囲気はあったけど、中盤以降はどんどん駄目になってくね。 核攻撃を命懸けで食い止めるのはいいけど、既にドバイが滅んじゃってるだけになんだかなぁって感じだし、ラストのオチも意味不明。 ゼロゼロナンバーを平等に扱えとまでは言わないけど、せめて能力の紹介くらいしてあげても良かったんじゃないかな。 とりあえず008が不遇過ぎる。 せめて海底調査くらいの設定にしてやって欲しかったよ。 あと、003はエロ過ぎ。 まあ、その点はプラス評価してもいいけど。[DVD(邦画)] 3点(2013-07-22 16:22:05)《改行有》 976. ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 三部作の序章の割には1つの作品としてよく纏まってたんではないでしょうか。 タイトルはホビットだけど映像の9割以上はドワーフで埋め尽くされてましたね。 髭のおっさん好きには堪らない作品に仕上がってるんじゃないでしょうか。 ドワーフ王のツンデレ設定にやられてラストはちょっと泣きそうになりましたよ。 僕は髭のおっさん好きではないので萌えはしなかったけど。 裂け谷や指輪とゴラムのエピソードはシリーズのファンとしては嬉しいご褒美といった感じ。 最後にドラゴンのちら見せで次に引っ張る演出もかっこ良かった。 あと、いろんなクリーチャーがCGで登場したけど、ハリネズミのクオリティがいちばん高かったような気がする。 どう見てもCGとは思えないほど愛らしかった。 というか、あれがCGじゃなくて、よく調教されたハリネズミの演技だったとしたら、それはそれで凄いけど。 それから、前シリーズ第一部にも登場してた石化トロルだけど、DVDを引っ張り出して確認したらどう見ても別人、というか、別トロルだね。 違うトロルがたまたまあそこで石化したとしか思えないくらい似てない。 というか、夜になったらまた動き出すんじゃないの???[DVD(吹替)] 7点(2013-07-13 15:11:19)《改行有》 977. アルゴ この作戦を思い付いたメンデスは天才脚本家としか言い様がない。 英語教師作戦や自転車作戦のリアリティの無さや困難さを的確に指摘しておいて、自分はアルゴ作戦なんて途方もない提案をするというのがなんとも滑稽だったけど、準備を進めていくうちになんだかやれそうな気になってくるのが面白い。 実話で、しかも人の生死に関わる問題ということもあって、娯楽作品として楽しんだら不謹慎なんじゃないかと理性が邪魔しそうだったけど、そんな考えも吹き飛んでしまうくらいに嵌り込んでしまった。 実話なので結末はわかっているんだけど、それでもハラハラドキドキしてしまう。 映像がリアルでドキュメンタリーのような臨場感があるし、多少コミカルな演出で笑わせてもくれる。 終盤は緊迫感の連続で、一緒になって脱出してる気分にもなる。 イスラム教の禁酒に引っ掛けた伏線の張り方が上手くて、ラストは思わず涙が溢れそうになりました。 あと、エンドロールのそっくり振りにも感心してしまいましたよ。 あそこまで徹底して作り込まれていたというのが、この作品の完成度の高さを物語っていますね。[DVD(吹替)] 9点(2013-07-07 19:50:36)《改行有》 978. ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略 前作と比べると多少尺が伸びて、百人斬りからのドルドレイ攻略と見所も満載なので充実感はありました。 前作は総集編的な駆け足感があったけど、今回は描くところは重点的にそうでないところはあっさりカットという方針に切り替わったんでしょうかね。 おっぱいも増量でPG12指定に格上げされているけど、三部作それぞれのレーティングが違うというのはどうなんでしょうね。 僕としては全編R40指定でも問題ありませんけど。 それにしても、なんで120分じゃなくてこんな中途半端な上映時間なんだか謎です。 6時間あればこんなにばっさりカットしなくても、もっと盛り込めただろうに。 それでも、おっぱいをカットせず描き切った判断に点数は増量しておきますね。[DVD(邦画)] 7点(2013-07-06 13:48:32)《改行有》 979. 風立ちぬ(2013) これは風立ちぬと思って見たら拍子抜けするパターンだろうか。 堀越二郎物語の中に風立ちぬの設定を盛り込んでみましたといった感じ。 零戦7割、風立ちぬ3割くらいの配分なので、風立ちぬを期待して見ると多少淡白に感じるかも。 ヒロインはなかなか登場しないし、やっと登場しても出番が少ない。 まともに風立ちぬし始めた後半は名作の勢いだったので、零戦の話を極限まで削って、風立ちぬに重点を置いた構成にしておけば、間違いなく名作になってたと思う。 まあ、それなら最初から零戦の話なんていらないじゃんってことになってしまうけど、それじゃこの作品を作るモチベーションというか、溢れ出る飛行機愛のやり場に困ってしまうんだろうな。 登場人物はみないい人で好感が持てたし、もう少し尺を使ってそれぞれの登場人物の関係性を丁寧に描けば感動に繋がったのかも知れない。 少年期の夢に始まって最終的に零戦を設計するまでの過程は異常に丁寧に描かれてたのに対して、風立ちぬの物語はかなり端折られた印象。 それでも、そんなおまけみたいな扱われ方でもこの夫婦愛には惹かれるものがあったし、ラストはなんだか切ない気持ちにさせられました。 あと、主題歌のひこうき雲がこの作品の為に作られたかのような嵌り具合で良かったです。[試写会(邦画)] 7点(2013-07-04 22:41:23)《改行有》 980. アダプテーション こういう捻りの効いた作品は好きですよ。 ジャンルとしてはコメディというより、パロディなんでしょうね。 ハリウッド映画を小馬鹿にした後半の展開が逆に面白くなっちゃうのがいいです。 名言らしきものがちらほらあって、不覚にも終盤はちょっと泣いてしまいました。 どこまでが実話で、どこからが脚色なのかよくわからないけど、少なくともカウフマンの妄想だけは事実なわけで、よくもまあそんな脚本書けるもんだと感心してしまう。 [DVD(吹替)] 8点(2013-07-01 16:32:55)《改行有》
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