みんなのシネマレビュー |
|
81. ファインディング・ドリー 《ネタバレ》 期待せずに見たし、酷評の人も多いけど、正直、私は前作より好きです。 ドリーが何もかもすぐに忘れてしまうのは生まれつきだったんですね。現代の人間にあてはめていえば、生まれつきの記憶障害というところでしょうか。そんなドリーを愛情たっぷりに育ててくれたご両親のことを思うと、前回のマーリンと同様に、親の無条件の愛情がベースになっているシリーズなんだなと感じます。 前作以上に、「そんなバカな、いったいどうやって帰れるんだろう」という転換ですが、お約束のハッピーエンド。前作同様、子どもにも安心して見せられる映画です。ラストの展開は、大人でも楽しんで見られました。 あと、エンドロールの後まで必ず見てくださいね。爆笑のシーンがあります。「ファインディング・ニモ」を復習に見ておくと、より笑えます。[CS・衛星(吹替)] 8点(2017-07-09 14:43:10)《改行有》 82. 美女と野獣(1991) 《ネタバレ》 びっくりするほど男尊女卑な時代後れのストーリー。1940年代くらいの作品? と思いきや、1991年ですか。本好きな主人公のベルが、女のくせに本を読むなんてと変わり者扱いされたり、頭が空っぽの男に女たちが夢中だったり、ベルのお父さんに村人たちが意地悪をしたり、とにかく不愉快なシーンが多い映画。[CS・衛星(吹替)] 4点(2017-07-05 18:41:11) 83. 塔の上のラプンツェル いくらでも難癖がつけられる、子ども向けのおとぎ話。このサイトでは大人たちが高い評価をつけているが、なぜか理解できない。[地上波(吹替)] 5点(2017-04-18 20:57:04) 84. 名探偵コナン から紅の恋歌 《ネタバレ》 おもしろくなくはないんですが...。昨年の映画が黒ずくめの組織の話だったのに比べると、平次が活躍するカルタの話ですからねえ。な~んか緊迫感に欠けるんですよね。平次が出ていても「迷宮の十字路」はおもしろかったんですが。カルタがよくなかったのか。 ほかの作品に比べると、阿笠博士、灰原、蘭、少年探偵団、園子、毛利探偵の出番が異様に少ないです。「迷宮の十字路」では怪しげな刑事だった綾小路警部がただのコナンたちの協力者に成り下がっていて面白みに欠けます。警視庁もFBIも黒ずくめの組織も出てきません。ひたすら平次と和葉がたくさん出てきて、あと今回だけのキャラの大岡紅葉が濃いキャラでたくさん登場します。 犯人は最初から検討がついていたので、意外性がなかったです。過去の劇場版コナンと比べると、レベルが低かったかなと思います。 映画本体よりも、エンドロールのあとの来年の映画の予告が謎めいていて興味を引かれます。ネットでもウワサが飛び交っています。来年の予告をお見逃しなく。 [後日追記]来年の映画の予告→ゼロの執行人、見てきましたが、予告とちょっと違う感じでした。 あと、大岡紅葉は平次の嫁になることをひたすらあこがれてて、和葉は平次をとられまいとしてカルタのにわか修行をするわけですが、....今の若い人はそんなこと考えるんでしょうかねえ。なんか大人から見ると、とってもバカバカしいんですが。嫁っていう言葉は関西では今もよく使うんでしょうか。関東の人間には古くさいことばに聞こえます。「ウチの未来の旦那さん」なんて関西の高校生は普通に言うんでしょうか。 大岡紅葉が長年勘違いしていた平次の言葉を聞いたときも、「今どきの小学生の男の子だったらそんなこと言うかな?」「今どきの小学生の女の子だったらそんなこと言われて喜ぶかな?」と思いました。 上記で「今回だけのキャラの大岡紅葉」と書きましたが、今後も出てくるようです。[映画館(邦画)] 6点(2017-04-18 20:40:42)(良:1票) 《改行有》 85. アナと雪の女王 《ネタバレ》 ストーリーは平凡。映像はものすごくキレイ。映画館で見たらさぞかしすごかったでしょう。エルサの魔法の力は消えていないので、何の解決にもなっていないガ気がしますが、あれでいいんでしょうか。最初はエルサを魔女扱いして恐れていた民衆が、ラストシーンではエルサの作った氷の上で楽しそうにスケートしてるのはなぜ?? 吹替えで見たら、神田沙也加がとてもよかった。[地上波(吹替)] 6点(2017-03-06 22:22:03)《改行有》 86. 奇跡のリンゴ 《ネタバレ》 話は感動的だけど、暗い場面が長くて正直疲れた。阿部サダヲさんという俳優を知らなかったが、すごくなりきって演じていたと思う。菅野美穂は好演だと思うが、津軽弁が下手に見えた。本物の津軽弁をよく知らないが、阿部サダヲさんは上手に見えた。[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-03-05 16:51:55) 87. 鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス 《ネタバレ》 相変わらずおもしろいけど、今回はちょっと退屈するシーンもありました。有名人はあんなに出さなくていいです。ギャグに徹してほしかったです。[インターネット(邦画)] 6点(2017-02-26 17:21:19) 88. 長ぐつをはいたネコ(2011) 《ネタバレ》 シュレックが未見のせいか、全然おもしろくありませんでした。一緒に見ていた子どもは「「長ぐつをはいたネコ」ってこんな話だったっけ?」と言っていました。 IMAX-3Dで見るとすごいのかもしれませんが、テレビで見るとそれほどの迫力も感じません。 本当は正義漢のプスが最後まで誤解が解ききれず、お尋ね者のままなのが気分が悪かったです。[インターネット(吹替)] 5点(2017-02-21 22:16:04)《改行有》 89. ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 《ネタバレ》 マンネリだとか、ワンパターンだとか、大英博物館の設定を活かせてないとか、いろいろ批判があるようですが、そんなことはどうでもいいんです。マンネリというより、お約束です。かつての水戸黄門と同じです。いつものパターンでいつものように進行するので安心して見られます。 ただ、違うのは、作を重ねることに、それぞれのキャラが確立されて行ったこと、そして心が通い合い、すばらしいコンビネーションが生まれたこと。さらに、どんな仕事も続かないダメ男で、動く展示物にうろたえていたラリーが、展示物と心を通わせ合い、息子とも信頼関係が復活し、立派な人物になったこと。父親を軽蔑しきっていた小学生の息子が、自分の道を自分で選ぶ青年になったこと。そして、ロビン・ウィリアムスとミッキー・ルーニーがもうこの世にいないこと。 そうやって、過去の思い出にひたり、亡き人に思いを寄せて見る映画だと思います。展示物のそれぞれに、ラリーが別れを告げるシーンも胸を打ちます。エッシャーの絵も効果的に使われています。 【以下、ネタバレ注意】石板を手放し、毎夜の饗宴を終わりにすることを自然史博物館の展示物たち自身が選んだ。そして、大英博物館の特別展が開かれ、戻ってきた石板の魔法で、自然史博物館と大英博物館の展示物が入り交じっての大騒ぎ。しかし、ラリーは高卒であることを息子に指摘されて大学で学び直し、今や教職の身。石板が戻ってきて、展示物たちが夜に騒いでいることを知っていても、遠くからそれを見つめ、博物館の中には入っていかない。そして、ロビン・ウィリアムスとミッキー・ルーニーに捧ぐの字幕。ああもうこのシリーズは本当に終わってしまったんだな、もう作られないんだな、そんな余韻を残してお別れです。 【子どもに安心して見せられるか】前の2作を見た子どもなら、安心して見せられます。[インターネット(吹替)] 7点(2017-02-03 21:34:31)《改行有》 90. イルカと少年 《ネタバレ》 実話というのが信じられないほど、よくできたお話です。人畜無害で元気が出るお話なので、落ち込んでいて元気になりたい人におすすめです。子どもに安心して見せられる映画、というよりも子どもがメインターゲットであり、それでいてお子様向けにありがちなくだらなさがない映画です。[インターネット(吹替)] 7点(2017-02-02 22:13:32) 91. ヒューゴの不思議な発明 《ネタバレ》 とにかくすばらしいの一語に尽きる。ほかの人も書いているように、「ニュー・シネマ・パラダイス」を思い起こさせるが、私は「ニュー・シネマ・パラダイス」が苦手だが、この作品は見事だと思った。そして、映像が美しい。 ミステリアスなオープニング。主人公のヒューゴも、パパ・ジョルジュも謎が多く、興味がかきたてられる。ストーリーが進むにつれ、謎が解きあかされていき、ラストへとつながっていきます。これから見る人のために、詳しくは書きません。暗い雰囲気の映画ですが、最後は明るく終わるので安心して見てください。 【子どもに見せて大丈夫か?】ヒューゴとイザベルの子ども2人を中心に進むが、お子様向けではなく、むしろ古い映画を知っている大人のほうが楽しめると思う。10歳児と最後まで見たが、子どもはあの良さをどこまで理解できただろうか。長さにやや疲れていたよう。子どもに見せたくないシーンは「本当にあなたの子ですか、最後に寝たのはいつです?」と電話で会話するシーン。この会話と長さが気にならなければ、子どもに見せても大丈夫です。[インターネット(字幕)] 9点(2017-01-29 21:14:15)《改行有》 92. 耳をすませば(1995) 《ネタバレ》 ここまで描くことはないのにと思うくらい、細かく描かれた昭和の雰囲気たっぷりの団地の中の様子。そこまでリアルにこだわったのに、現実味のないストーリー。好きになれませんでした。 家の中にあるティッシュやコーヒーなどは、商品名がはっきりわかるデザイン。「鷹の爪」シリーズを映画で見たことのある人なら、画面の右側でバジェットゲージが上昇していくような気がするでしょう。 雫のお父さんのセリフが棒読みすぎて、心にしみてこない。これから家族で大事な話をしようっていうときに、うっかりタバコを吸ってしまう父は、人にどうこうしろっていう前にニコチン中毒をどうにかしたら? 図書の貸出カードに名前を書くなんて、今の時代にはあり得ないし、個人情報の垂れ流し。お姉ちゃんの使ってたワープロがパソコンじゃないって言っても、今の子にはわかんないだろうな。雫は長編小説をノートに手書きで書いてる! そんな細かい点がいちいち気になってしかたがなく、ストーリーは特に意外感も感動もない。見なくていい映画だと思います。[地上波(邦画)] 5点(2017-01-29 10:14:16)《改行有》 93. ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ> 《ネタバレ》 前作以前は一切見ずに、タートルズシリーズを初めて見ました。そこそこおもしろく見られましたが、そもそもの設定がわからない、たとえば、何で亀? 何でニンジャ? という疑問が残ったままです。 ミュータント・タートルズでもよさそうなのに、あえて忍者と名乗っているのは、表に出ない日陰の身だから? ほかの人も書いてましたが、まるで妖怪人間ベムですね。 忍者がグロい亀で、悪役のシュレッダーと手下が小刀?を振り回す日本人風のキャラ、ということで、日本人への偏見ぽいものを感じました。[インターネット(字幕)] 6点(2017-01-28 22:00:02)《改行有》 94. あたしンち 《ネタバレ》 人が入れ替わっちゃうという、最近では「君の名は。」で使われた、現実では絶対ないけど映画ではよくあるパターンと、バックトゥザフューチャーの雷のエピソードをまぜこぜにして「あたしンち」流にした映画。 そこそこおもしろいんですけどね、映画館に見に行くほどの話ではないです。たった95分なのに、間延びして感じました。[インターネット(字幕)] 5点(2017-01-26 00:01:49)《改行有》 95. ブラザー・ベア 《ネタバレ》 ラストから見て、言い伝えか伝説をもとにして作られているような感じでした。そうでもなきゃ、あのラストはないでしょ。[DVD(吹替)] 6点(2017-01-23 22:35:46) 96. 風の谷のナウシカ 退屈でつまんないです。ストーリーに全然入り込めず、風の谷がどうなろうが、途中からどうでもよくなりました。若い女性がみんな同じ顔をしているのは、絵が下手なのか、人間への関心が薄いのではと思いました。ナウシカは超高潔で、悪役たちはおバカで、深みのない話だと感じました。[地上波(邦画)] 4点(2017-01-22 10:05:21) 97. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~ 《ネタバレ》 バカバカしくて好きです。【だみお】さんの言っているように、エンドクレジットの後、衝撃の事実が明らかになるので、必ず最後まで見てください。[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-16 23:13:52) 98. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE II ~私を愛した黒烏龍茶~ 《ネタバレ》 バカバカしすぎて大笑いできます。意外にもストーリーがきちんとしていて、前半のバカバカしいギャグの数々が伏線だったことがわかり、感心しました。下ネタが多くて、子どもと見るとごまかすのに苦労します。相変わらず島根県がバカにされていますが、これって島根でも上映されたんでしょうかね。[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-15 17:19:51) 99. 秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~ 《ネタバレ》 チープな絵、間髪入れずに続くセリフ、シュールな展開、というノリになじむまで少し時間を要しましたが、慣れた後は笑いっぱなしでした。バカバカしいものを見て、ただただ笑いたい気分のときに超おすすめです。息子も食事を吹き出して笑い続けてました。 でも、島根県をあそこまでバカにしちゃっていいんですかね。一応、世界を救ったということで英雄視もされているのかな? まあ、バカにされているのは島根県だけじゃないし、ああいう映画ですから許されるのかな。[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-13 18:53:39)《改行有》 100. 森のリトル・ギャング 《ネタバレ》 ひどい映画です。あれでめでたしめでたしのつもりでしょうか。 動物を毛嫌いするオバサンはいなくなったけど、動物たちが危機的状況にあるのは変わらず。ジャンクフードの味を覚えた動物たちは、人間から奪い続け、追われ続け、狭くなった森の中で逃げ場もなく、つかまるのは目に見えています。RJの罪は重い。改心したからといって、家族として迎え入れるのは間違っていると思います。 それに、あのオバサンは極端な人ですが、動物たちに家に侵入され、食べ物を奪われた被害者でもあるのです。違法な皮はぎ機を仕掛けたかもしれませんが、家を全壊され、警察に逮捕されるほどの罪でしょうか。 このようにまじめに考えて見る映画ではないのかもしれませんが、何とも後味が悪いです。[インターネット(字幕)] 3点(2017-01-11 20:42:57)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2025 JTNEWS