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プロフィール
コメント数 826
性別
メールアドレス sankei_o@olive.freemail.ne.jp
自己紹介 あたしは見ている映画は数あれど、
思い出せずにREVIEWが出来ません(笑)
我が心の師である、淀川長治氏の”愛ある批評”を目指していますが
ストレスが溜まってるのか、最近は毒舌が多くなりました(笑)
そんな愉快な奴ですが、お見知り置きを

好きな映画ジャンル
 戦争映画、コメディ映画、ドキュメンタリー映画
 スポーツ映画、実話系映画、

苦手な映画
 スプラッタ系ホラー映画
 (子供の頃に失神して以来、トラウマなんです)
 最近のハリウッド系映画

”特に”好きな映画監督
 チャールズ・チャップリン、黒澤明
 80年代前半までのスピルバーグ、ジョン・ランディス
 マイケル・ムーア、井筒和幸、大林宣彦

好きな役者
 懐かしい名前しか出てこないので書きません(笑) 

好きな映画評論家
 淀川長治(本当に評論家の究極な方でした)
 荻 昌弘(視点と分析力、好きな映画への熱弁が素敵な方でした)


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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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81.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 最近、こうした物凄く気楽に観られる映画って少なくなった気がします。変に複雑な構成なんぞしなくとも、十分に楽しめるっていうのは、こういう映画なんじゃないかな? まぁ、アクションやエフェクトに不自然な部分は沢山あるけど、アメコミだからOK!もうちょっとモーガン・フリーマンには活躍して欲しかったけどね。[映画館(字幕)] 6点(2011-02-15 12:41:40)《改行有》

82.  ジーン・ワルツ 《ネタバレ》 海堂尊作品に関してはあたしは他の物を見る気になれなくて、これが初めてなんですが、思ったほど悪くないかな、と思いました。シナリオの展開が非常にステロではあるけど、産科医療の現場を端的に見せるというやり方としては、合格点を与えてもいいと思います。エンターテインメントとしてこうした問題をさらっと扱う部分は上手いと思いますし、何よりも、出産をこれだけ神々しく扱い、そこにクライマックスを充てるというやり方は普通にこういう事に興味の無い人も思わず感動させる力を持っていると思います。 しかしながら、話の展開のさせ方が雑ですね。後日談の形式で生まれてきた子供たちとその親を見せるまでは良かったと思いますが、肝心の主人公の目指していた産科医療がどうなったのか、という所までは全然見せていないし、そもそも代理母に着床させた卵子のはともかく、精子はどうやって採取したのか、とか(多分、劇中で主人公が一度セックスしているけど、そのフローバックを採取したとしか思えない・・・物凄く下衆な話だけど、大事な問題です)、その辺の話が何も解決を見せないまま終わらせるというのは、この映画の根本的な問題では無いかと思います。[映画館(邦画)] 6点(2011-02-14 15:31:20)《改行有》

83.  毎日かあさん 《ネタバレ》 これ、ネタ的に「毎日かあさん」というよりは、西原が以前自分のサイトでやっていた「日々日記」をネタにしたような感覚が強いですね。西原漫画の魅力って壮絶であろう自分や家族、その周辺の人々の生き様を軽く受け流して描く所にある訳で、「毎日かあさん」に至っては、これまでの西原漫画以上に軽く、明るく受け流して描いている筈なのですが、この映画に関して言えば、そうした受け流しをかなり深刻に受け止めて作っているという風に感じました。でも、それって「毎日かあさん」かと言うと、あたしにはちょっと違う気がするんですよ。 物語の主題の置き方の問題かもしれませんが、やたらとCMで感動という部分に力を入れるのは間違っているんじゃないでしょうかね。どうしても鴨志田氏のアルコール依存症と死に重きを置いて見に行っている人が多いと思うのだけど、この映画は、本来はそうした映画では無いと思う訳です。その意味では映画自体は鴨志田氏の描写はさらっと流してくれてはいましたが、もっと軽くても良かったのかな、とも思います。 小泉今日子の西原役というのは、実に本人っぽく無くて、実はそれが「毎日かあさん」の西原っぽくて良かったと思います。逆に永瀬正敏の演ずる鴨志田って物凄く迫真の演技ではあるのだけど、「毎日かあさん」での鴨ちゃんという感じがしないので、これが映画として成功しているのかというと、実に難しい所です。この映画と「酔いが~」に関しては両方見ると立体的に見えるのではと「酔いが~」の方のレビューで書いたのですが、原作の主題を考えると、それは間違いであったと思います。その意味でもこの映画の後半はあまりにも鴨ちゃんに話が寄り過ぎるのは、違うと思うし、エンドロールでの鴨志田氏の撮った戦場写真を使うのもやっぱり違う気がしました。別にこの映画は鴨ちゃんの映画では無いからね。永瀬自身の撮った写真はギリギリセーフかな。でも、こういった写真は「酔いがさめたら、うちへ帰ろう」で使われる方がいい気がするんですよね。 ここ数年で西原漫画の映画化が多くされている中では、この映画こそ、家族で明るく笑いながら観る映画で良かったと思うのだけど、そうした雰囲気は最初だけで、後半の重さを見てしまうと、ちょっと余計な力が入っちゃったかな?という気がしないでもありません。 [映画館(邦画)] 6点(2011-02-06 09:40:56)《改行有》

84.  バーレスク 映画というよりは気の利いたミュージック・クリップって感じかな。そのぐらい音楽に関しては抜群に良いですが、映画自体はシナリオが、かなり取って付けた感じが強くて、それを役者の上手さでなんとかカバーしてるかな、という感じが強いですね。映画を楽しむというよりは音楽を楽しむという感覚で観るのが一番いいかな、と思います。 劇場で見た方がショー的な雰囲気や、音楽の力強さを感じられて良いので、テレビで観ると、かなり雰囲気が変わるかもしれません。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-24 12:29:27)《改行有》

85.  アイルトン・セナ ~音速の彼方へ 《ネタバレ》 あたしは当時、セナに偏ったフジテレビのF1中継に嫌気が差し、F1を離れた身なので、セナの功績は認めるものの、それほどセナに思い入れが無く、この映画に対しても達観して観ることが出来たと思っています。 映像としては予想以上にFIAの公式記録映像以外の映像があって、面白いと思います。 かなりセナ寄りのドキュメントになっていて、特にセナに熱狂的だった母国ブラジルの放送局と日本のフジテレビの映像を象徴的に扱っている部分は大変に興味深いです。セナのファン、セナを知らない人はこうした映像を見せ付けられたら、間違いなく引き込まれるでしょうね。 同時に、編集操作がとにかく上手くて、プロストのセナに対する発言、セナに批判的であったピケの発言や、ジャッキー・スチュワートとの有名なインタビューを入れる事で、セナの考え方の危うさや、精神性なんていうものも皮肉的に見せる所は面白く、さらにセナの死に至るまでの経緯についても、その前段として車の電子化に対する苦言を入れるなど、半ば皮肉にも取れるような映像の重ね方をして、この辺のバランスは上手いな、と思いました。 反面、分かりにくい部分も沢山あって、その典型がプロストとの確執の部分でしょう。 ここに関して言えば明らかにプロスト非難と取れる映像しか使用していなくて、特に90年の日本GPでのリタイヤ劇では一見するとセナには全く過失が無いどころか、ある意味悲劇の勝者という様な扱い方をして、さらにプロストの攻撃的な発言を重ねて悪者に印象付けています。 そうした編集をしておきながら、ラストにセナ財団の管財人としてプロストの名を出すのは、見ている側に不自然さを残す結果となっています。申し訳ない程度にこうしたフォローを見せるぐらいなら、あと数分尺を伸ばして、セナとプロストの最後の公式的な会話やセナへの追悼コメント(これらはマスコミの情報として残っている)を加えるだけで、もっと大きな意味を見出したと思うのだけど、そうしなかった理由がさっぱり分かりません。 あたしみたいに多くの情報を集めた上で分析的に映画を見る人は稀有だと思いますが、セナの実像を捉えるという意味でのドキュメンタリーを期待してたあたしとしては、よく出来たドキュメントではあるけど、十分では無かったと言わざるを得ないので、少々厳しく採点させていただきました。[映画館(字幕)] 6点(2011-01-12 13:04:34)(良:1票) 《改行有》

86.  THE LAST MESSAGE 海猿 今年はろくなテレビドラマの劇場版が無かったせいか、比較的まともに見えたんだよね。勿論、ツッコミ所も沢山ありますよ。でも、物語に破綻が無くて(というか、破綻を生み様が無いのだけど)、子供から大人まで観られるエンターテインメントとしてはしっかりしているから、その部分は評価出来ると思うんだよね。残念なのはどこかで観た様なシーンやカットが沢山観られる事。勿論、このドラマのシリーズである訳ではなくて、別の映画の何かだよね。そういう印象を抱かせてしまうというのはちょっと残念です。[映画館(邦画)] 6点(2010-11-14 16:23:46)

87.  ちょんまげぷりん 《ネタバレ》 面白いと思います。 日本のファンタジー要素を持った映画は正直、あまり上手いものが少ないのだけど、コレに関して言えばかなり上手かったと思います。侍の行動とのギャップを見せる手段として、現代社会のシングルマザーを使うというのは意外と面白かったですね。良い話でもあって、侍が菓子職人という取り合わせも上手い使い方だったと思います。 但し、難点はいくつもあります。例えば細かい部分の処理があまり上手く無いという事。 侍の髷の襟足の処理が杜撰であったり、車を追う時の走り方であるとか、侍の姿や振る舞いを見せる部分で気を遣っていないから折角のファンタジーなのに物語と関係ない所で現実に引き戻される部分があり、勿体ないんですよね。演出も折角コメディ要素としてキンコメの紺野を使っているのにギャグをハッキリさせていなかったり(あれだけ繰り返すならもっと後の処理を考えるべき)、喧嘩するのに安易にパレットナイフを手渡したり、そもそもチンピラがどもが銃刀法違反を訴える前に、オマエらの持っているナイフも十分違反じゃん、とかね。観ている側に説得が感じられないんです。こうした所をもっと丁寧に作っていれば、もっと良かったんじゃないかな? [映画館(邦画)] 6点(2010-11-14 12:52:23)《改行有》

88.  エクスペンダブルズ 《ネタバレ》 この映画自体がタイトルの様に”消耗品”扱いになっているスター達の自虐的な映画だというのが判れば、それで十分です。シナリオなんて関係ありません。そういう映画だもんね。これだけロートルの俳優が出てきてアクションをかますだけでも十分に楽しいじゃん。 おまけにシュワちゃん捕まえて、あいつは大統領を狙ってるって、キツいジョークだよね。 [映画館(字幕)] 6点(2010-11-03 22:14:00)《改行有》

89.  ナイト&デイ 《ネタバレ》 典型的なアメリカン娯楽映画ですね。巻き込まれ型の、ちょっとお馬鹿な女性(しかも金髪)が出てきて、そこにミステリアスな男性が出てきて、世界をまたに駆けた大騒動になるというだけで、この映画の観方は決まったも同然。ドラマ性や迫真の演技なんて追及する事は愚の骨頂。男にやるなと言われたことを尽くやって被害を大きくする様なんて、熱湯風呂を前に「押すなよ!」と言っているダチョウ倶楽部そのものな訳で、こうした映画はポップコーンでも頬張りながら、英語が苦手なあたしでも分かるような、ベタなアメリカンジョークをガハガハ笑いながら見てればそれでOKです。 しかし、この映画のトムのギャラは全部サイエントロジーに寄付なんだろうねぇ。[映画館(字幕)] 6点(2010-10-23 15:48:24)《改行有》

90.  キャタピラー 《ネタバレ》 うーんかなり評点が低いですねぇ。悪く無いと思うのだけどね。 戦争を銃後だけで、これだけ端的に捉えた映画って少ないと思いますよ。「火垂るの墓」なんてのもあるけどね。 ただし、皆さんの言っている事も納得出来るんだなぁ。とにかくディテールの荒いんだよね。的外れな批判とか論理のすり替えと受け取られていた方も居る様だけど、決して的外れな訳ではないですよ。でも最近の人が戦争体験が無く、まともな近代史教育も受けていないのに、描き方として非常に情報が少ない上にそれを説明出来るだけの時間や構想が出来ていないというのがこの映画についてのネガティブな評価になるんだろうね。 とか言ってはみたものの、やっぱり役者の演技は良いものの(脇役では特にクマさんが良い)、それ以外がかなりお粗末なのは事実だよね。 何しろツッコミ所が多くて、例えば、あの時代の眼鏡であんなに径のでかいのなんて無いし(そもそも、あんなフレームあり得ない)、それに「軍神 黒川少尉」とか言っておきながら、階級章は金モールに二本線(これは佐官)。こんなのがゴロゴロとでてくるしね。余程制作費が少なかったのかな?その割には特殊メイクは金かけていた気がするのだけどね。うーんそれもちょっと信じられないね。 それと気になったのが、スーパーの使い方。玉音放送のスーパーは現代人に判りやすい様にという配慮なんだろうけど、どうなんだろう?あの言葉の意味って、あの意訳では意味は判ったとしても、あの言葉の重みって伝わるのでしょうかね?また、それまでさんざスーパーの文字を縦書き数行で表示していたのを、あそこだけ突然スクロールにする意味も判らないですね。 全体的にみると、作品としての意義はあると思うけど、良い映画かというとちょっと首を捻っちゃうかな。[映画館(邦画)] 6点(2010-10-20 02:22:37)《改行有》

91.  オカンの嫁入り 《ネタバレ》 いわゆる、家族・人情物の映画なんだと思うのですが、基本的に泣かせに行かないのが良かったのではないかと思いますね。その意味で、個々の役者がみんな上手い具合に嵌るような演技をしているので、それがこの映画の妙なのかな。前々から注目してたのだけど、桐谷健太は本当にいい役者になりましたね。ある意味どんな役でも嵌ってしまう器なのかもしれないですね。大竹しのぶや宮崎あおいの演技を賞賛する人は多いと思うけど、桐谷がこの二人を引き立てるような演技をしっかりしているから演技が映えるんじゃないかな、と思う次第です。 残念なのは、脚本や演出が非常に雑なんじゃないかな、と思った事ですね。月子がPTSDになっているというのを見せるのに、障害の状況を映像で表現しながら回想に持っていく訳なんだけど、はっきりいって上手くいっているとは思えませんでした。それとやっぱり原因となった同僚に対しての会社の対応があまりにも不自然なんです。サラリーマンの経験があれば、こういうのはすぐに気が付くはずなんだけど、映画ではそのまま流されてしまっている訳です。こうした部分をもっと丁寧に作ってあげれば、映画の内容自体は至極まっとうな良い映画だと思うけど、そうなってなかったのが残念です。[映画館(邦画)] 6点(2010-10-04 12:46:49)《改行有》

92.  君に届け 《ネタバレ》 原作の9巻ぐらいまでの重要な部分を纏めたシナリオになっているという感じですが、役者は頑張っていたと思います。風早と吉田を除けばキャスティングも非常に原作の漫画のイメージに合っていたと思うし(三浦春馬よりも真田龍役の青山ハルの方が風早みたいな爽やかさがあったんじゃないかな? それに吉田役の蓮佛美沙子は可愛すぎ(笑)、もっと線の細い、目のキツメな感じの方が役としては良かったと思う・・・結果的には楽しんでたけど(爆))、多部に関しては演技の掴み方がちょっと危なっかしい感じはあったものの、要所で間の取り方とか表現力があって良かったね。ピン役のARATAも怪演していたし、雰囲気が原作とは全く違うのだけど、父親役の勝村政信とか富田靖子も非常に良かったです。 但し、シナリオは詰め込み過ぎって感じですね。約10ヶ月を2時間ちょっとでやるって言うのにはちょっとイベントが多くて、その結果としてひとつのエピソードが非常に希薄になってしまうという問題があります。 「君に届け」というタイトルは、最後の風早の言葉へのフックというだけでなくて、それぞれのエピソードに必ず入っているのだけど、丁寧に描かれていないから、折角の思いが希薄に見えてしまうんです。 個人的には原作で一番好きな爽子・千鶴・あやねの3人の仲が結実する話は3人が自発的に行動に出る事に大きな意味があって、爽子のピンチに風早が2人に声を掛けて・・・という流れは、話の意味が大きく変わってきてしまいます。時間の都合もあるだろうけど、このエピソードの流れに使った時間とカットを考えると、十分に表現できる時間はあったと思うので、何を丁寧に描くかが原作をキチンと汲み取っていないんじゃないかと思う訳です。 クライマックスのクリスマスから大晦日までの流れは時間的に仕方ないかなって気がします。でも折角の爽子の誕生日というフラグが立ててあったにも拘らず、完全に忘れられてる感じは残念でしたね。 それ以外にも、肝試しのシーンで両手を陰にかざしてみたいな演出とか、明らかに光量の多い場面を使ったというのがやっぱり変ですね。だって「リング」を知る世代な訳だし、爽子自身もどうやれば皆が怖がってくれるかを考えていた筈なんだから、あれは不自然過ぎなんです。どうも、脚本を作る事が優先されて、物語の扱いについて、キチンと考えたとはお世辞にも思えなかったようにしか見えないのが非常に残念ですね。[映画館(邦画)] 6点(2010-09-30 12:45:54)(良:1票) 《改行有》

93.  恋するナポリタン 〜世界で一番おいしい愛され方〜 《ネタバレ》 内容的にどこかで見たな、という感じがたっぷりのファンタジーです(あえて名前は挙げないけど)。ひねりがあるのかと思ったら殆ど直球勝負でしたね。マキダイの演技は非常に微妙です。多分1人で2役という事で、声の高低と表情で演技を変えていたと思うのだけど、それが返ってうそ臭くなるんです。表情で変えるのでなくて、言葉の言い回しやイントネーションの置き方、間の取り方で十分それは伝わると思うのだけど、なんでそっちの方向で持っていかなかったのだろう?演出の意図なのかな?だとすれば演出のミスだし、そうでなければ役者の表現下手って事になります。どちらにしてもあまりいい事では無いと思います。あと、演出が非常に下手だと思いました。多分、分かりやすくする為なんだろうけど、見ていて物凄く不自然なので、ちょっとどうかと思います。 [映画館(邦画)] 6点(2010-09-27 12:47:03)《改行有》

94.  ダブル・ミッション 普通にみていて普通に面白かったです。 ものすごくありがちな設定で、ジャッキーらしい、コミカルで楽しい映画になってるね。 非常に気楽にみられて、気楽に楽しめる。ジャッキーの映画っていうのはこれでいいと思います。内容などを考えると、流石に絶賛は出来ないけど、普通に良い評価をして良いと思うし、ツッコミ所もあるけど、それもジャッキーの映画の魅力に見えてしまいますね。[映画館(字幕)] 6点(2010-09-21 12:47:26)(良:1票) 《改行有》

95.  さんかく 面白いのだけど、なんか腑に落ちない。 メインの3人は物凄く良いのだけど、脇がグズグズで、もうちょっとこの辺を何とかしたら名作にもなり得たと思うのだけど、ちょっと中途半端かな。シナリオ的には最初の数十分を見てしまって後半が予想出来ちゃうほどのペラペラ感があります。まぁ、これが現代の若者の感覚や感情にマッチするって事なのかな?役者的には小野恵令奈って言うんですか?あの妹役の子は。演技は兎も角、中途半端な美人って感じがとても子供っぽくて良かったと思います。演技の面では高岡蒼甫と田畑智子がちょっと今まで観た事の無い様な演技で非常に良かったと思います。[映画館(邦画)] 6点(2010-09-04 15:25:24)《改行有》

96.  てぃだかんかん~海とサンゴと小さな奇跡~ 《ネタバレ》 実話を基にした映画って事で、どんなもんかな?と思いながら観ました。 物語としては、10年間くらいの話なんだろうけど、それにしては主人公の二人が 歳相応には見えなかったし、見せる努力もしてない気がしました。 だから、実話なのに、あまり説得力を感じないんですよ。 それと、ステロタイプで登場する銀行員とか投資家、大学教授なども 物凄く胡散臭くなってしまっている。短い時間で分かりやすく表現するという意味では 間違ってないと思うけど、その為に説得力が無くなってしまっては本末転倒のような気もします。 役者的には岡村も経験はあるとは言え、慣れない主役という事で、 仕方ない部分があるにせよ、そこそこしっかりとした演技をしてますね。 脇を固める役者も面白い演技が出来ていて悪くなかったと思います。 物凄く惜しいと思ったのは、要所でギャグを入れてたことかな。 こうした実話ものでクスっと笑うような笑いはあっても、物語の間になるので、物語を邪魔する事は少ないと思うのですが、この映画の場合は、フリがあってボケるという完全なギャグが結構使われているのですけど、こうしたギャグって、物語を断ち切ってしまう印象が強くあります。 折角のいい話なのに、変な笑いで流れを壊してしまうようなギャグはこういった実話を扱う映画ではちょっと向かない気がします。 [映画館(邦画)] 6点(2010-07-12 01:44:03)《改行有》

97.  天国からのエール 《ネタバレ》 この話、映画化される前から知っていたから、不安半分、期待半分という状態で見に行きました。そうしたら、まさにその通りの映画になっちゃったんだよね。阿部寛は好演しているのがホント、よく分かる。でもあの情熱の傾け方って、実際の大城氏とは少し違う気がしたんだよね。あたしの住んでいる地域は田舎だから、ああいったおせっかいは当たり前の様に残っています。だからこそ共感も出来たのだけど、同時に変換な違和感も感じたのも事実です。多分、それは脚本家や監督自身がこうしたおせっかいの経験が少ないゆえの結果だと思うんだよね。その辺が残念かな。[映画館(邦画)] 5点(2012-03-24 06:11:34)

98.  イヴ・サンローラン(2010) 簡単に言ってしまえば、サンローランの生涯をドキュメンタリーにした映画で、基本的にサンローランに詳しい人には全く新味のない映画です。もうちょっと彼の側面を伺わせるような話が出るとか、彼のデザインを鮮やかに見せるなどの工夫があれば面白いと思うのだけど、何か中途半端な感じがしました。昨今のドキュメンタリー映画では最も退屈に感じた映画かもしれないです。[映画館(字幕)] 5点(2011-11-03 00:13:24)

99.  世界侵略:ロサンゼルス決戦 《ネタバレ》 これねぇ、先ず邦題が悪過ぎます。ロサンゼルス決戦って言いつつ、勝利の一片でしか無いじゃない。タイトルでインパクトを狙おうと思っているのかもしれないけど、観た結果看板に偽りありでは興ざめも良いところです。 内容的には完全なるプロパガンダ映画ですね。設定的にロサンゼルスが侵略の地に理由としては漠然としすぎているとか、エイリアンが明確な形で示されないとか、物語に一応の決着は付けているけど、この後が本当の戦いなんだよ、と匂わせる様な脚本になっていたりと。もうちょっとSF色を見せるのかと思えばそんな事も全くなかったしね。こういうのを観ていると、あぁ、アメリカ人ってこういう映画で多分、エイリアンが倒されたり宇宙船が破壊されるのを観て歓声をあげるんだろうな、とヘンな納得の仕方をしながら観ていました。 こういうのを見せられる位であれば、もっと戦争映画として特化してくれた方があたしには良かったです。[映画館(字幕)] 5点(2011-10-02 08:43:50)《改行有》

100.  日輪の遺産 《ネタバレ》 ネタ的にはいわゆる「M資金」をネタにした感動話なわけだけども、物語としてはかなり中途半端なのは否めないですね。映画を見ていると、非常に無駄が多いんですよ。例えばマッカーサーの通訳だった元将校に対する取材に日系人を使う必要性、その取材者の素性(仕事)。物凄く中途半端なんだよね。例えばこういう過去を語ってもらう取材の場合、ある程度事前情報を調べておく事は大事なんだけど、そうした素振りも見せなかったり、話を引き出す上で、自分が感動して泣くというのはあるにしても、あんなに感傷的にはインタビュアーはならないと思うんだよね。でなければ、恐らく取材者として失格じゃないかな?。同時に、別方向から同じ話を繋げていくのは浅田次郎の小説の特徴でもあるのだけど、律儀にそれを映画化する必要性を感じられませんでした。同じ事をやるのであれば、話の繋ぎ方として冒頭に入れる必要性はあまり無いです。 資金を隠す方法や場所も問題があります。最初から隠し場所の指定がされていたり、隠す為に秘匿兵器名を騙って見せたり(そもそも、何で本土決戦間近と言われていた時期に隠す必要があるのかも不明)資金隠しにしてはあまりにも杜撰でしか無いんだよね、まるですぐに見つけてください、といわんばかりに。その割には戦後になって中々見つからないというオチまで付いていたりしてね。 それと一番がっかりだったのはラストで同級生と先生の霊を家族で観てしまうところだよね。多分ラストの泣かせの部分だと思うのだけど、あれは祖母だけに見えた方が良かったんじゃないかな?孫まで見せてしまう事で個人的にはすっかり興ざめでした。 映画の興業的な部分を言わせて頂ければこの映画の舞台となる時間が終戦間近の時期の筈なのに、何で興行の時期を9月以降にしたのかが判りません。おそらくは映画の興業的なスケジュールという事なんだろうけど、それを努力するのが配給会社なんじゃないかな?これ自体は映画そのものの問題ではありませんが、映画で作られた時間を劇場演出すれば、もっとこういう映画は効果が高い筈なんだよね。こういう部分をちゃんと出来ないというのは、日本の配給会社の怠慢であり、商業的な部分も含めて良くないのでは無いかと思います。 まぁ、興業的な部分を除いても、戦争をネタにした映画としてはあまり出来が良くないと思いますので、5点とさせて頂きます。(興行部分を含めたら、4点かなぁ)[映画館(邦画)] 5点(2011-09-27 12:40:10)《改行有》

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