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81.  街の灯(1931) 人間の優しさ、美しさ、残酷さ、いい加減さ、やりきれなさ、冷酷さ、全てがあのラストに凝縮されている。しかも、それを爆笑の中で描いてることが凄い。目が見えるようになった娘の花屋のウィンドウのガラスの使い方がさり気ないが絶妙。人間の心の機微を知り尽くした者でないと創れない映画だ。けどあのラスト・・・・。何て優しくて美しくて酷いラストか。言葉を失くします。娘が金持ちの紳士だと思ってた人が目の前の浮浪者だとわかった時の、あの表情。彼女の顔に浮かぶ感謝と幻滅の入り混じったような複雑な表情。でも、チャップリンは、「いいんだよ。人間はそういうものさ」と、自分に献身してくれた人への薄情すら、優しく、ほとんど諦観ギリギリのところで許しているんだなと思う。どん底を生き、人間の裏も表も見尽くした人でないと、あんなふうには描けない。甘いなんてとんでもない。チャップリンで、すっごく優しくて、すっごく怖い人なんだと思ったと爆笑問題の太田さんがコメントしてたけど全く同感。甘いなんて・・・・・とんでもない。怖いくらい酷いラストだよ。それを、こんなに優しく美しく描けるなんて。 宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の中の「デクノボウ」って、この映画の中のチャーリーみたいな人間なのかなって思いました。10点(2004-05-23 01:13:22)(良:2票)

82.  キッド(1921) これは本当に素晴らしい映画です。言いたいことが、たくさんありすぎて、かえって書けません。素晴らしい!それに尽きます。10点(2004-05-23 00:56:37)

83.  デッドコースター なかなか、面白い。期待しないでレンタルしたんだけど、うまくつなげてるな。友達同士ワイワイ言ってポップコーン食いながら、頭空っぽにして、次はどんな風に死ぬのかって当てっこしながら見たらいいんじゃないかな。前半の車のクラッシュ場面は迫力あったな(笑)最後は「あ~、やっぱりそう来たか」のお決まりのオチなんだけど、この手のB級作品はこうでなくちゃね。趣味のいい映画じゃないけど面白かったです。料金分は見せてくれます。7点(2004-05-21 22:10:55)

84.  エクソシスト 怖いと同時に、とことん面白い映画を創ろうという監督以下スタッフの意気込みが伝わってくる。特撮は今の見ると、いろはのような素朴なことをやってるけど、CGのない時代に、よくぞこれだけの映像をこさえた。フリードキンのドキュメントタッチのカメラも秀逸。汗と工夫、手作りの勝利。 ただ悪魔に対する解釈が浅いと作家の遠藤周作氏が指摘していた。あんなのが悪魔だと言ったら、悪魔が怒るだろうと。悪魔はもっと狡猾で、もっと目立たないと。この指摘は鋭いと思うよ。8点(2004-05-21 15:54:20)

85.  エクソシスト ディレクターズカット版 酷評されてるけど、よかったと思うよ。客席から、何度か悲鳴があがった。ただ仏教の国に生きる人間にはピンと来ないかもしれない。僕がキリスト教の人間ならもっと受け止め方が違うだろう。でも、好きです、この映画。8点(2004-05-21 15:48:12)

86.  ハンテッド(2003) まずまず。トミーリージョーンズの老け方が、ちょっと痛々しかったのと、この手の映画で90分強は、ちょっと短すぎないか?師匠と弟子という構図は黒澤映画のそれを思わせる。もっとジックリ見せてほしかったな。アッサリし過ぎ、ちょい薄味の感は否めないのが残念。殺人マシーンのデルトロが家族思いという人間らしさを加味したのも少し邪魔かな・・・。もう徹底的な冷血殺人マシーンのほうがいい。2人の知恵比べみたいな部分ももう少し欲しかったなぁ。よかったのは、殴りあったり、ナイフで斬り合ったりと、リアルな「痛み」に拘ってるところ。そこんところは、さすがテレビドキュメンタリー出身のフリードキン。面目躍如というところか。CGテンコ盛りで、一度に数百万人が派手に死んでも、こっちに痛みは、ちっとも伝わらない昨今のハリウッドの大作に対する危機感や異議のようなものがあったのかも。2人の演技は文句なし。でも、やはりトミーリージョーンズ、ちょい痛々しい(笑)でも、こういう映画に出てくるFBIって本当に無能だな。あの威勢だけはいい女性捜査官も邪魔なだけ。こういうのってお決まりなのかな・・・・。でも、骨子は西部劇だと思えば納得が行く。老いた保安官と、かつての部下で、いまは冷血なお尋ね者のガンマン、それを取り巻く無能な騎兵隊・・・・。やっぱり西部劇だよ、こりゃ。 でも、どなたかも書いてたけど、男の持っている獣性、その凶暴性、それでいて、どこかフェアな精神、男性的な良きアナクロニズムの復権を逆説的に描いた。ちょっと気になる佳作ってとこでしょうか。北方謙三の小説と似た質感が好ましい。 高架線を走る列車を使ってのアクションは「フレンチコネクション」のセルフパロディか?7点(2004-05-20 22:25:47)(良:1票)

87.  ゴッドファーザー PART Ⅲ ラストは、良かったけど、星一徹みたいなアル・パチーノがなあ・・・。気に入らないことがあると卓袱台引っ繰り返して「出入りじゃあ!!」って叫びそうだな。6点(2004-05-16 15:38:19)

88.  レッド・ドラゴン(2002) レンタルで見たけど、3本中もっともオーソドックスで地味な印象。不満としては、クライマックスに行くにつれて、普通のサイコサスペンスになったきらいはあるかなというのが残念。もっと、エドワードノートンとレクター、そして犯人の知恵比べみたいな部分が欲しかった。盲目の女性が圧巻だった。犯人が、なんか食われてたな。なんだかんだで、一応水準点クリアってとこかな?まzまずでした。7点(2004-05-16 15:37:10)(良:1票)

89.  ハンニバル(2001) グロいわりに印象は薄い。全体的に大味な感じがする。アンソニー・ホプキンスは圧巻だがそれだけ。頭を開いて料理された自分の脳味噌を食べるところなんて、ほとんどギャグの世界。悪趣味だが。6点(2004-05-15 21:39:25)

90.  羊たちの沈黙 すごい緊迫感。レクター博士の紳士的な風格、品格、深い洞察力、猟奇的な悪魔性と、突き抜けた狂気と残虐性を完璧に表現してるアンソニー・ホプキンスに脱帽。人間の感性が病むところまで病むと殺人すら芸術にしてしまうのか。人間の知性とか、文化、文明って何だろうって思ってしまった。たいがい現実の方が映画より凄まじいのだが、この映画について言えば、現実がこの映画に追従してるように思う。日本も、こんな殺人鬼が、どこかで息を潜めているのかな。ああ、こわ・・・・・。8点(2004-05-15 21:33:30)

91.  プライベート・ライアン スピルバーグは「シンドラーのリスト」でホロコーストを、そしてこの映画で、ノルマンディをテーマパークにした。それはそれでいいけど、「反戦」なんて言わないで欲しい。イラクを攻撃したブッシュの大儀とどっか通じるものを感じる。詭弁だ。これは「戦場映画」で「反戦映画」ではない。戦争の悲惨さを描いてはいるが、これでは、ただの解説。こういうリアリズムはある種、映画にとっては堕落だと思います。それにやっぱり物欲しげ。この人は映画には「省略」という節度が必要なことを忘れてしまったようだ。子どもの感覚で撮った、リアルなリアルな「戦場ごっこ映画」。 しかし、商売上手な人だとは思う。「西部戦線異状なし」「七人の侍」「史上最大の作戦」をうまくミックスして、本当に商売人だぜ。でもホロコーストもノルマンディもこの人がやると、どっかテーマパークみたいになってしまうところが・・・・・これで、いいのかなて思ってしまう。 これは反戦映画じゃないよ。「戦場映画」だよ。「ジュラシックパーク」で恐竜をどこまでリアルに描けるかってのを、今度は戦争でやりたかったんだな。ストーリーも、テーマも後付の理屈って感じがするよ。だから嫌いなの、最近のスピルバーグは。 確かに初めて見たときは、ラストで泣いてしまった。でも、後で思ったよ。「ちくしょ~、スピルバーグのやり口にまんまとやられた!」と。観客の生理を熟知している監督だからなおさら泣いた自分が悔しかった。5点(2004-05-13 23:42:40)

92.  恐怖の館(1972)<TVM> 偶然テレビで見て、えらい怖かったのを覚えてる。そうかスピの字、お前だったのか。傑作ではないが、やるじゃねえか、お前ってとこですな。7点(2004-05-13 23:27:39)

93.  JAWS/ジョーズ スピルバーグは、こういうのを作ると冴える。妙に賞狙いのドラマなんぞ作ると物欲しげな品の無さが見え隠れして嫌なのだが、この手の映画をやらせると、何だかんだ言っても上手い。いきなり鮫を見せずに、襲われた人間や群集のパニックの怖さをキッチリ見せて、そこからジワジワと小出しに見せるその見せ方が抜群に上手い。鮫退治に乗り出す3人の中で、いちばんキャリアがあって頼もしいロバートショーが真っ先に呆気なく死んじゃって、普通のど素人のろロイシェイダーとリチャードドレイファスが生き残るという設定は、なかなか皮肉でよろしい。このパターンは、その後もプラベート・ラインに至るまで受け継がれている。即物的な恐怖を描かせたら、やはりこの人はぴか一ですな。8点(2004-05-13 23:25:09)

94.  死に花 傑作。いや主演4人の爺さん達がカッコいいね。あんなジジイになりたいよ、あやかりたい。老人の性やボケ、戦争のことも、ちゃんと描かれていて、若い人でも、充分楽しめる。誰かも指摘してるけど、007のモジリがあったり、ちゃんと遊び心があるね。銀行を横倒しにするという発想は、もしかするとマルクス兄弟の「デパート騒動」のパロディじゃないかな。とにかく映画が大人だよ。冒頭も、いきなり棺桶からはじまる。マクラなしでいきなり噺に入る落語みたいだ。「むむ、できるぞ!」と思わせる。さり気ないけど、すごい自信だ。森繁は、台詞たった一言なのにすごい存在感だ。ラストの山崎努が切ないなぁ・・・・・。9点(2004-05-11 22:06:06)(良:1票)

95.  海は見ていた 黒澤監督が女性を主人公にしたということで、すごく期待してたんだが・・・・ガックリ。物語はすごくいいし、それだけに残念、勿体無い。熊井啓監督はもちろん大巨匠なんだけど、クライマックスの大洪水の場面を除けば彼向きの題材ではないと痛感した。生真面目な中学生が、精一杯背伸びして作ったような、あるいは新劇の舞台を見てるような窮屈さ、気恥ずかしさを台詞の一言一言にかんじてしまう。色町の「粋」や「いなせ」が全然出ていないんだもの。ああ、熊井監督ってモダンボーイじゃないんだなと思ってしまった。一言で言うと、台詞から演出からすべてが「野暮」なんですよ。江戸っ子が本当に言いたいことでも、わざとちょっと外して言う。ストレートに言うのを照れる。そんな江戸っ子のシャイから来る屈折した美意識のようなものが全く無視されていて、演劇見てるようだった。音楽もトランペットでしょ?江戸の色町の話なんだから長唄、端唄、小唄や三味線でやってよ。それから無理に現代の感覚を盛り込もうとしてるのも見てて邪魔だった。監督は最近の若い女性に映画を見てもらって、彼女らの意見を参考に撮ったというが、そんなことしなくていいの。今時の女性の感性やら意見だのは無視していいの。女性の感性=優れているっていう思い込みが仇になってるよ。江戸時代の価値観をいまの価値観で裁断するのはいいことだとは思えないし、キツイ言い方をすれば「卑怯」とすら言える。不毛です。「アメリカの西部劇はインデアンを差別してるからよくない」と「今」の価値観で裁断しても意味がないのと同じ。やはり黒澤演出で見たかった、あるいは愛弟子の小泉さん、他に適材がいっぱいいると思うよ。山田洋次監督も女性を描くの上手いから彼が撮ってたらもっと感動的な映画になったかもしれない。結果論だけど。それにしても満点の星空のラスト「野良犬」へのオマージュのつもりなのかもしれないけど、あの流れ星のセンスは頭が痛い・・・・。本当は3,4点にしたいんだけど、洪水のさすがの迫力に免じて6点。6点(2004-05-11 21:54:36)(良:1票)

96.  ドリームキャッチャー あれれ?ずいぶん酷評されてるな(笑)充分面白かったですがね。 いや上出来の部類に入ると思うぞ。「スタンド・バイ・ミー」「ボディ・スナッチャー」「遊星からの物体X」「エイリアン」の要素をミックスして、実に上手くまとめたB級SFの秀作だと思う。確かにエイリアンとイソギンチャクのお化けみたいなモンスター、エイリアンのイタダキみたいなミミズの怪物は、あららてなもんではあるが、それはこの映画の「遊び」、車のハンドルの遊びの部分にあたるんじゃないかな。実力タップリの俳優を使って、実に丁寧にB級のテイストをキープしている。場面転換も、いまどき珍しいワイプを、さり気なく使って、すごいオーソドックスな、むしろ古めかしい手法を使ってるところも頼もしいよ。知的障害を持った超能力少年がいいねえ。あんな友人がいたら、絶対守ってやるね。苛められたら許さないよ。SFホラーでありながら、ホロリとさせるところもあって、大サービス。いやいや、けっこうなもんでした。 それにしてもモーガン・フリーマンの軍人、いかつかったな。軍人ていうより大工の棟梁みたいだったぞ。角刈りで、黒人の星一徹かと思った。8点(2004-05-11 21:49:56)(笑:2票) 《改行有》

97.  新・悪名 テレビで見たんだけど、勝新はもちろんだけど、田宮二郎が出色。彼の大阪弁のカッコいいこと、小気味いこと。水を得た魚みたいで、それでいて、すっごく自然!芝居も何もしてないんじゃないの?って言いたくなるくらいだった。勝新は江戸っ子なのに、大阪弁が、これまた違和感なくて、さすが勝新とあらためて感心。8点(2004-05-11 13:56:00)

98.  座頭市物語 冒頭、市が丸木橋を四つん這いで渡るところから惹きこまれる。斬り合いは少ないけど、シャープなモノクロ画面の美しさ、端正さ、 ニヒリズムと人懐っこさと殺気と優しさと不気味さが同居した市の存在感がたまりません。天地茂の平手神酒も出色。ラスト、市を斬ろうとしたヤクザがバランスを崩して川で溺れ死ぬのを「どうせ、ロクなもんじゃねえ」と呟く市が痺れるほどカッコいい。やくざたちの描写もリアルですね。10点(2004-05-11 13:50:19)(良:1票) 《改行有》

99.  我輩はカモである チャップリンがあくまでリアリズムに徹した笑いなら、とことんナンセンス、アナーキーな笑いの代表がマルクス兄弟。そのギャグの発想の途方の無さ、シュールさは、ある部分チャップリンを凌いでいる。これはビデオで見たけど、一度絶対映画館で見たい!いや~笑った、笑った。10点(2004-05-09 23:46:28)

100.  ジュラシック・パークIII テレビで放映されていたのを、さっき見終わったところ。薄味な感じがしたな・・・・。 こういう映画には、必ず空気の読めない邪魔者が出てくる。あの母親がそうだが。まあ、お決まりなんだろうな。50年代60年代のB級SFに必ず肌も露な美女が出てきて、大声出したら、あかんところで大声出すし、行ってはいかんところに一人でホイホイ行きよるし、いざ絶体絶命になるとキャーキャー言うだけで役に立たないし、そのくせ自己主張のかたまりで、空気が読めない。ようは、ただのアホなんやけど、客をハラハラドキドキさせる小道具みたいな存在なんだろうな。でも、それにしても使い方が下手だから、ただ見ていて不快で、イライラしただけだった。お馴染みなのはサムニールくらいで、あとは地味な俳優ばかり。予算も、1,2よりは安上がりだったんじゃないの?なんか、盛り上がりそうで、盛り上がらないうちに終わった印象で、ちょい大目に見てこの点。本音は5点くらい。7点(2004-05-09 23:43:52)《改行有》

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